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(ワット・アルン)
この記事では、これからバンコクへの旅行を計画している人に向け
- バンコクの地図・交通手段
- 市内のおすすめ観光地
- 郊外のおすすめ観光地
- バンコク旅行に役立つコラム
を紹介します。「これだけ知っていればバンコクを制覇できる」という観光地情報・移動方法を全て盛り込みました。
バンコク旅行の参考になれば幸いです。
バンコクの観光地図
バンコクには、以下の地図に記している6ヶ所の主要観光エリアが存在します。
- 旧市街 = 現バンコク王朝の王宮はじめ、ワットプラケオなどの有名寺院が点在するエリア。日本で例えると皇居周辺
カオサン通りというバックパッカー向けの安宿街もある - チャトゥチャック = 世界のバイヤーが集う巨大マーケット「チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット」がある
- サイアム・プラトゥーナム = バンコク随一のショッピング繁華街。大型のショッピングモールが多い
東京で言う渋谷・原宿のようなエリア - チャイナタウン = 規模の大きな中華街。中華の飲食店や豪華な中華寺院が多い
- シーロム = 日本人向けの飲食店が多数並ぶ他、夜遊び向け歓楽街もある。高級ホテルが多い
- スクンビット = 在住外国人の居住区。日本人向けの飲食店、歓楽街などがある。ホテルも多い
以下は6エリアの場所を記したBTSとMRTの路線図。
全てのエリアには24時間流しのタクシーが走っています。加えて、BTSとMRTも走っているので、各場所への移動は簡単です。
初のバンコク観光には、まず上記6エリアの存在と、上の路線図さえ知っていれば全ての場所に簡単にアクセスできます。
BTS・MRTの他にも、タクシーや路線ボート(川沿いの観光地へ行くための交通機関)といった公共交通機関が存在します。
市内で利用できる全ての公共交通機関の解説と乗り方については、以下を参考にどうぞ。
バンコクの公共交通機関を解説
バンコク市内では、以下7つの公共交通機関を利用できます。
- BTS(高架鉄道)
- MRT(地下鉄)
- タクシー
- トゥクトゥク
- チャオプラヤーエクスプレス
- 路線バス
- バイクタクシー(モーターサイ)
ただ、路線バスは短期の観光客にはおすすめできません。
行き先の表記がタイ語であることが多く、アナウンスもタイ語だからです。
地元民やタイに慣れている人向けのローカル公共交通機関です。
そのため、本記事でも詳細は省いています。
路線バスを乗りこなしてみたいチャレンジャーな人は、以下の路線図アプリを利用すると良いです。
ViaBus
Intouch Marsvongpragorn無料posted withアプリーチ
BTSとMRT
(上:BTS/下:MRT)
BTSは高架鉄道、MRTは地下鉄です。利用方法は日本と同じです。
券売機で行き先のチケット(BTSはカード型、MRTはコイン型)を購入して、改札をくぐり電車に乗ります。
(発券機の画面は英語表示可能)
運行時間は、BTS・MRT共に6:00前後〜0:00前後まで。
運賃は16バーツ(約55円)〜最大44バーツ(約150円)程度。安い上に5分〜10分置きに来るので使い勝手は抜群です。
タクシー移動よりも早く目的地へ到着できます。
バンコクの路線図、新たに複数駅が延伸しましたね
これからバンコク行く人は「バンコックメトロ」という無料アプリを使うと便利ですよ
各駅から駅への所要時間、運賃、乗換案内を表示してくれます
しかもオフラインで使えます
新しい駅も随時追加されてます
ネットで拾う路線図より正確で便利です pic.twitter.com/GYzUx3UwSz? ri-(リー)@タイ一択 (@AsiaThailand208) December 16, 2019
バンコックメトロ
Federico Zanetello無料posted withアプリーチ
上記アプリがあれば、オフラインで「路線図の確認」「乗り換え案内」「運賃の確認」が出来ます。便利。
タクシー
タクシーはバンコク市内では相当数が走っているのでいくらでも捕まえられます。
止め方は日本と一緒です。
上写真のように「空車」表示をしているタクシーを見かけたら、手を挙げて止めます。
日本と勝手が違うので注意
ただ、下記4点において、日本のタクシーとは異なるので要注意。
- まず行き先を告げて、運転手が承諾してはじめて乗車する(乗車拒否されることもある)
- メーターは35バーツ(約120円)開始
- 観光地や歓楽街周辺では交渉運賃になることが多い
- 深夜に女性一人では絶対に乗らないこと
メーターについては初乗り35バーツで、以降は距離と時間で運賃が上がる仕組み。
運賃の目安としては、25km走って190バーツ前後(約650円)なので相当安いです。
(メーターを改造している運転手もいるので、乗車時に35バーツ開始になっているか必ずメーターをチェック)
タクシーの安さはタイの魅力の一つと言っても過言ではありません。
この記事で紹介するバンコク市内の観光地全てへは、タクシーでアクセスしても大した金額にはなりません。
ただし、観光客相手にはメーターを使わず交渉運賃(メーターよりも割高)で乗せたいドライバーも多いです。
観光地周辺や歓楽街周辺で客待ちしているタクシーに乗る場合、ほぼ間違いなく運賃は交渉になると思っておきましょう。
交渉して納得できない金額なら、メーターを使ってくれるタクシーを探すか、以下で紹介するグラブを利用しましょう。
また、タイのタクシードライバーは悪質な人も多いです。そのため、女性が深夜に一人で乗るのは絶対に避けるべし。
タイ人女性も深夜に一人では乗りません。
Grab(グラブ)は東南アジアを中心に浸透しているタクシー配車アプリです。
無料でダウンロードできる他、アプリ内での課金は一切なし。
グラブタクシーであれば、流しのメータータクシーとは異なり乗車拒否や料金の交渉が一切ありません。
ドライバーの身元もハッキリしているため安心・安全。海外旅行に慣れていない人は絶対にダウンロードしておくべきおすすめアプリです。
Grab: 配車&デリバリー
Grab.com無料posted withアプリーチ
利用方法については、以下の記事にて記載しているので参考にどうぞ。
トゥクトゥク
トゥクトゥクとは、タイで普及している三輪タクシーです。
客席の側面が開放されているため、乗ると風が当たってとても気持ち良い。
トゥクトゥクは主に観光地周辺で見かけますが、完全に観光客向けです。
短距離でも100バーツ200バーツは当たり前に取られるので、思い出用に数回乗るくらいが丁度良いです。
チャオプラヤーエクスプレス
チャオプラヤーエクスプレスとは、バンコク旧市街近くを走るチャオプラヤー川を行き来するボートの公共交通機関です。
主に川沿いに位置する以下観光地へのアクセスに利用します。
- バンコク三大寺院
- カオサン通り
チャオプラヤーエクスプレスの乗り場は、BTSサパーンタクシン(Saphan Taksin)に併設されています。
(ピンク色の四角で囲んでいる駅がBTSサパーンタクシン)
BTSサパーンタクシンの2番出口を降りると、サトーンピア(Sathon Pier)という名前のチャオプラヤエクスプレスボート船着場があります。
(BTSサパーンタクシン2番出口にある船着場サトーンピア)
(サトーンピア内のチケットカウンターでチケットを購入する)
チケットカウンターには以下のような路線図が表示されています。路線図を指差してチケットを買うだけです。簡単。
(チャオプラヤーエクスプレスの路線図。BTSサパーンタクシンの船着場から川沿いの有名観光地に行ける)
主にワットアルンやワットプラケオといった有名寺院の他、アジアティーク ザ リバーフロントやアイコンサイアムへのアクセスにも利用できます。
運行時間は9:30〜21:30。概ね5分〜10分置きに一便が出航します。
運賃は行く場所によって変わりますが50バーツ(約170円)程度です。
アジアティークやアイコンサイアムに限っては無料のシャトルボートが出ています。
(アジアティーク行きのシャトルボート運行時間は夕方のみ。毎日16:00〜23:30の間、約20分に一回)
行き先を告げると係員が乗り場を案内してくれます。
モーターサイ(バイクタクシー)
主に近距離の移動に利用するバイクの交通手段。
渋滞の中でも車を抜けてスイスイ移動できるので便利。多くのタイ人が利用しています。3ケツしての移動も可能。
ただ、個人的にはあまりおすすめしません。なぜならヘルメットを着用しないことが殆どですし、事故が非常に多いです。
乗っていると怖くなるくらいスピードを出して、細い小道でも遠慮なく抜けて行きます。
バイクに慣れていない人は乗らない方が良いです。
料金は行き先にもよりますが、約3kmで60バーツほど。
市内のおすすめ観光地
以下で紹介する市内のおすすめ観光地は、全て上述した公共交通機関でアクセス可能です。
バンコク市街の観光地を記したGoogle Map
- 左上の 地図上の全項目をリスト表示します。
- でお気に入り登録、 で各SNSやメールで共有できます。
- 右上ので拡大地図を表示します。
(各リンクをタップすると紹介文へ飛べます)
旧市街(バンコク三大寺院とカオサン通り)
現バンコク王朝「チャクリー王朝」が都を築いたタイ王都発祥の地。
仏塔や寺院が街の所々に点在している街並みに、ステレオタイプなタイらしさ・風情を感じられます。
旧市街でおすすめの見どころは、以下3ヶ所です。
- バンコク三大寺院(ワット・プラケオ、ワット・アルン、ワット・ポー)
- シリラート病院
- カオサン通り
バンコク三大寺院
(上:ワットポー/左下:ワットプラケオ/右下:ワットアルン)
三大寺院は、バンコクにある寺院の中で最も格式が高く、見た目のインパクトも大きい以下3軒の寺院を指します。
- ワットプラケオ(王室寺院)
- ワットポー(巨大涅槃仏)
- ワットアルン(巨大仏塔)
日本の寺院に寺格(寺院の等級)が存在するように、タイの寺院にも「第一級」「第二級」「第三級」などの格付けが存在します。
ワットプラケオは王室”専用”の寺院であるため格付けには含まれていませんが、ワットポーとワットアルンは第一級寺院です。
バンコクには第一級に格付けされた寺院が10寺存在しますが、その中でも外国人観光客から見て最も美しいとされているのがワットポーとワットアルンです。
三大寺院はタイに来たら必ず足を運ぶべき観光地と言えます。
ワットプラケオ
ワットプラケオは、現タイ王朝の守護寺院として建設された寺院です。
タイ国内で最も美しい寺院とも言われています。
ワットプラケオは観光用に開放されている他、度々タイ王室専用の仏教儀式が行われています。
ワットプラケオの見どころは、黄金の装飾が施された本堂と、本堂に祀られているインド古代神話に登場するインドラ神が作ったエメラルド仏です。
ワットプラケオ境内の黄金に輝く仏舎利塔(プラ・シー・ラタナー・チェディ)。
ワットプラケオの本堂。黄金の金箔で装飾されていて、緊張感があります。
とにかく輝きが眩しい。これほどまでに輝く寺院はタイ国内で他にありません。タイをイメージする「きらびやかな寺院」を代表する場所と言えるでしょう。
ワットプラケオ本堂の中にはエメラルドに輝く仏像(本堂内での写真撮影は不可)が安置されていることから、ワットプラケオは通称エメラルド寺院とも呼ばれています。
(本堂外から撮影したエメラルド仏)
エメラルド仏はインド古代聖典に登場するインドラ神と配下が作った仏です。信じ難いですが、神話の中に登場した仏像なのです。
神によって作られたエメラルド仏は、各国の王達の思惑により以下の国・地域を今日に至るまで転々と移動してきました。
最初は古代インド都市→スリランカ→カンボジア→アユタヤ→カムペーンペット→チェンライ→チェンマイ→ルアンパバーン→ヴィエンチャン→そして現在はバンコクへ。
神話の話から現在に至るまで、破壊されることなく広範囲を移動してこれたという物凄い伝説があります。まるで仏像が意思を持ち生き歩いてきたかのようです。
- 開放時間 / 8:30〜15:30
- 休館日は存在しないが、祝日や行事の際に本堂のみ立ち入り禁止となる。本堂の立ち入り禁止日(2021年)はワットプラケオの公式HP(英語サイト)を参考に
- 拝観料金 / 1人500バーツ
ワットプラケオでは肌を露出した服装での拝観を禁止しています。
ノースリーブやハーフパンツ、ショートパンツ等は着用できません。
男性なら、半袖と長ズボンであれば絶対に問題ないです。女性は、Tシャツにロングスカート、あるいはタイパンツや七部丈パンツ、その他マキシワンピやガウチョなどで問題ありません。
ワットポー
三大寺院の中で一番”分かりやすい”インパクトのある寺院がワットポーです。寺院内には、高さ15m、長さ46mの巨大な涅槃仏が安置されています。
タイではこうした涅槃仏(釈迦が悟りを開いていることを表現している)を様々な寺院で見かけます。その中でも、ワットポーの巨大涅槃仏の迫力は最大級。狭いお堂の中に安置されているためか、凄みすら感じます。
この涅槃仏、仏像という神聖な信仰対象であるにも関わらず横たわっている、というギャップがなんとも興味深いです。
(涅槃仏の顔。慈悲の眼で衆生を見つめる優しい表情)
(境内に並ぶ多くの仏陀像にも注目です。エキゾチック)
タイと言ったら涅槃仏。涅槃仏と言ったらワットポー。
絶対行くべき寺院の一つです。
- 開放時間 / 8:30〜16:00
- 休館日なし
- 拝観料金 / 1人100バーツ
ワットアルン
ワットアルンは、アユタヤ王朝期(もしくはそれ以前。正確な建設日は不明)に建てられた第一級王室寺院です。
ワットアルンの見どころは高さ75mもの巨大な仏塔。大都会の中心にデン!と巨大な仏塔が鎮座している様が何ともタイらしい。エキゾチックです。
この巨大仏塔がチャオプラヤー川沿いに佇む姿は、バンコクを代表する風景として、メディア等で度々紹介されています。
(ライトアップされたワットアルン。この姿を拝むことができる川沿いのホテルも人気)
ワットアルンの大仏塔を見る時は、単に迫力に圧倒されるだけでなく、仏塔の表面に装飾されている繊密な神々の装飾にも注目したいです。
大仏塔の表面には、ガルーダやインドラ神などの姿が見受けられます。神秘的です。
また、仏塔の中央の階段からは頂上に登ることが可能です。頂上から見えるチャオプラヤー川の絶景です。是非とも見ておきましょう。
- 毎日 8:00〜18:00
- 休館日なし
- 拝観料金 / 1人50バーツ
バンコク三大寺院への詳しいアクセス方法については、以下の記事を参考にどうぞ。
シリラート病院(Siriraj Hospital/タイ語:โรงพยาบาลศิริราช)の死体博物館
1888年に開設された歴史ある病院。
王族も利用していてバンコクでは有名な病院ですが、観光客のお目当は病院敷地内に設置されている法医学博物館と解剖学博物館。
通称「死体博物館」
本物の死体を使った数々の標本が展示されています。
弾丸を受けた頭部を真っ二つに開いた標本(中に弾丸が入っている)や、人体から動脈や毛細血管だけを取り出した標本、3枚におろされた人体の標本、寄生虫、水頭症の子供、シャム双生児…
耐性があると自負している人でも、思わず「おぉ〜…」と唸り声を上げてしまうような標本ばかりです。
言い方は悪いですが、あまりにもグロい標本が多すぎて、終盤になると内臓を見たくらいではビクともしなくなります。
風変わりな場所ですが一見の価値あり。
博物館は「シリラート医学博物館」「法医学博物館」「解剖学博物館」など複数の建物に分かれています(建物は隣接している)。
- 各博物館の開館時間は月曜〜土曜の9:00〜16:00(12:00〜13:00は休憩)。祝日(2024年カレンダー)や年末年始は休館するので要注意
- 入館料金は200バーツ
シリラート病院のアクセスには、BTS サパーンタクシン(Saphan Taksin)よりチャオプラヤーエクスプレスを利用します。
N10のワンラン(Wnag Lang)船着場を降りてほぼ目の前。
チャオプラヤーエクプレスの乗り場で、係員に「シリラートホスピタル」と言えば案内してもらえます。
病院内のでは至る所に博物館の方向を示す日本語の案内板があります。それだけ日本人からの隠れた人気を持つ。
カオサン通り(Khaosan Road)
70年代後期から2000年代初頭にかけて「バックパッカーの聖地」として、格安ゲストハウスや旅行代理店目当の旅人から愛されていたエリア。
現在ではスクンビットはじめバンコク各地に安宿があり、旅行代理店を通さなくてもパソコンで航空券を手軽に購入できるようになったため、全盛期より少なくなったものの、まだまだ旅人は健在。
今のカオサンは旅人が情報収集のために集まるエリアというよりも、ディスコやバーが連なるクラブ街といった感じで夜に盛り上がりを見せます。
昼間も観光客が少しはウロウロとしているものの、閑散とした雰囲気。
(昼間のカオサン通り)
(カオサンの名物、パッタイの屋台)
(お土産になる雑貨や衣料品の露店も多い)
夜になると、バーから大音量のクラブミュージックが流れ、路上がクラブと化し外国人が一斉に踊り出します。
夜中の3時くらいまでは爆音が鳴り止まないため、観光地というよりもディスコのような場所と思って行くと良いです。
MRTサナームチャイ(Sanam Chai)よりトゥクトゥクで100バーツ。徒歩約20分。
スワンナプーム国際空港やドンムアン国際空港からも直通バスが出ている。
詳細は以下の記事を参考にどうぞ。
チャトゥチャック
チャトゥチャックは、東南アジアで最も大きいと言われるチャトゥチャック・ウィークエンドマーケットが開催されるエリアです。
チャトゥチャックウィークエンドマーケットでは、東京ドーム約2.5倍の敷地内に合計1万5千軒以上の店舗
- 衣料品店
- エスニック・アジアンファッション
- タイ雑貨
- アンティーク用品
- 天然石
- 陶器
- インテリア
- 絵画・彫刻
といったカテゴリーの店が一斉に開店します。
高級デパートのような世界的に有名なブランド品こそ少ないですが、タイらしい物を買いたいのであればチャトゥチャックにさえ行けば全て事足ります。
例えばエスニック雑貨や、タイ人デザイナーが設立したブランド服など、こうした商品は街中や高級デパートでも買えないことはないですが、種類の豊富さにおいてチャトゥチャックの右に出ません。
(タイパンツをはじめとしたエスニック・アジアンファッションは日本人に人気)
アーミーグッズや古着などといったバイヤーが買いそうな物も豊富です。「タイに買い付けに行く」という人のほぼ100%がチャトゥチャックを目的としているのです。
デパートと違ってエアコンが効いていないので長時間歩き回れないのが欠点ですが、以下記事にて掲載しているMAPを参考に目星いセクションのみを回れば、効率よく買い物できます。
バンコク旅行で買い物を楽しみたい人は、必ず行くべき場所です。
営業時間/土日のみ8:00〜18:00まで
チャトゥチャックウィークエンドマーケットへは、BTSモーチット(Mo Chit)の1番出口を出て徒歩5分でアクセス可能。
サイアム・プラトゥーナムエリア
サイアム・プラトゥーナムエリアとは、BTSチットロム(Chit Lom)とBTSサイアム(Siam)周辺のエリアを指します。
この辺りは高級デパートや高層ホテルが連なるバンコク屈指の繁華街です。
東京で言えば渋谷・新宿に例えられるような場所。
街歩きのメインは買い物となりますが、タイ最新のトレンドに触れられるのが面白いところ。パワースポットとして有名な「エラワンの祠」があるのもこのエリア。
おすすめの買い物スポット及び観光地は以下の3ヶ所
- プラチナムファッションモール
- サイアムスクエア
- シーライフ オーシャン ワールド
子連れおすすめ
プラチナムファッションモール(Platinum Fasion Mall)
プラチナムファッションモールは、バンコクで最もセンスの良いショッピングモールです。
女性物7割:男性物3割で主に洋服を扱っているのですが、どれもが露店と同等の価格。1着300バーツや200バーツが主。
しかし、安いと言っても露店のような適当なパチモノ服ではありません。日本でも十分着られるデザイン性に優れた物ばかりを取り揃えています。
メイド イン タイのオリジナルサンダル。1足190バーツ
エスニックアイテムも豊富。バッグは1個280バーツ。
チャトゥチャックウィークエンドマーケットよりは品揃えとカテゴリーの幅は圧倒的に少ないですが、平日も営業している上にモールなのでエアコンが効いているのがポイント。
また、ファッションに特化しているので、服にしか興味がない人ならプラチナムファッションモールの方が効率買い物できるでしょう。
毎日9:00〜20:00
プラチナムファッションモールのフロアガイド等の詳細については、以下の記事を参考にどうぞ。
サイアムスクエア(Siam Square)
サイアムスクエアはBTSサイアム(Siam)目の前にて広がるファッション街の名称です。
上記で紹介してきた買い物スポット「チャトゥチャック」や「プラチナムファッションモール」との大きな違いは、1着4・5,000円はするような、日本でもお馴染みのブランド品の店とタイらしい格安のファッション店が混合しているところ。
(安い衣料品店)
ブランド品はシュプリームやステューシーはじめ、日本でも人気の10代後半〜20代前半向けの物が中心です。
その他、マンゴーフルーツ専門のカフェ「マンゴータンゴー」や日本食レストラン、韓国料理などランチに丁度良い店が多国籍に並んでいるのが特徴。
原宿のような雰囲気の場所です。買い物に来ているタイ人もお洒落な若者が多くて驚きます。
店舗によって異なるが、大抵の店が22:00くらいまで営業している
サイアムスクエアも女性向けの店舗が多いです。おすすめエリアと地図については以下記事を参考にどうぞ。
シーライフ オーシャン ワールド バンコク(Sea Life Ocean World Bangkok)子連れマスト!
シーライフ オーシャン ワールドとは、BTSサイアム(Siam)に直結しているショッピングモール「サイアムパラゴン(Siam Paragon)」の地下に位置する巨大な水族館です。
意外にも小さな子供でも興味を持てる観光地が少ない市内において、子連れでも楽しめる数少ない観光地と言えます。
シーライフオーシャンワールドが子連れにおすすめな理由は、海洋生物の展示・演出方法に”子供ウケ”を狙った多くの拘りが見られるからです。
例えば、グラスボトム(床がガラス)エリアの下にはサメが泳ぎ、壁にはプロジェクションマッピングで映し出されたCGの魚が泳いでいたり。
子供が見たら入らずにはいられないだろうミニ水中トンネルなどの演出もあります。
底がガラスになったボート(グラスボトムボート)での水槽観察もあれば、視覚的にインパクトのある海洋生物(タツノオトシゴやタカアシガニなど)の展示も豊富。
そして何より素晴らしいのが、美しい模様の魚達とサンゴ礁を組み合わせたカラフルな水槽。
筆者はバンコクのみならずタイ全土の様々な観光地を巡ってきましたが、ここまで日本人の子連れ旅行者が楽しんでいた場所はシーライフ オーシャン ワールド バンコクが初めて。
子連れでのバンコク観光には絶対マストです。行ってみる価値はあります。
水族館内には所々にカフェ等の休憩所が設けられているため、歩き疲れや子供が駄々をこねる心配も少ないでしょう。
- 営業時間/10:00〜21:00(最終入場は20:00)
- 入場料金/大人1,090バーツ・子供(3歳〜11歳)890バーツ
- グラスボトムボート/別料金一人350バーツ
- 日本の水族館に比べて入場料が高いので1人2,300円前後で入場できる
を購入するのがお得
シーライフ オーシャンワールド バンコクはサイアムパラゴン(Siam Paragon)の地下1階に位置しています。
アクセス方法含め、水族館の詳しい内容については、以下の記事も参考にどうぞ。
チャイナタウン
チャイナタウンとは、MRTファランポーン(Hua Lamphong)前を走るヤワラート(Yaowarat)という通り周辺に広がるタイ最大の中華街です。
チャイナタウンの面白い所は、バンコクの中でも別世界と言えるような雑多でゴチャゴチャとした小道が多いところ。
通りを走る運転手のマナーが悪かったり、「そんなにたくさん絶対運べないでしょ」と言いたくなる量の荷物を持って歩いている人。
典型的な東南アジアをイメージする光景が全て詰まっています。
もちろん、中華系らしい派手に輝く寺院や、中華系の屋台も豊富。
(ワット・トライミット。チャイナタウンを代表する寺院)
バンコクでは少なくなってきた、規模の大きな食べ歩き屋台街もあります。
昔ながらの東南アジアを体感したい人は行ってみましょう。街歩き以上だけで半日以上楽しめます。
チャイナタウンの中にある見所やエリア地図については、以下の記事を参考にどうぞ。
シーロム(Silom)
シーロムはBTS サラデーン(Sala Daeng)とMRT シーロム(Silom)の2駅が交わるバンコクにおけるビジネス街です。
在住の日本人サラリーマンも見かけるオフィス街ですが、観光客にとっては夜遊びできる歓楽街という一面も持っています。
シーロムエリアの主な見所は、以下の4ヶ所
- タニヤ通り&パッポンの二大歓楽街
- スネークファーム
- シロッコ
- マハナコンタワー
タニヤ通りとパッポン通り
(パッポン通り)
タニヤ通りとパッポン通りはBTSサラデーンのほぼ目の前に広がる歓楽街です。
タニヤ通りは日本語を話せるタイ人ホステスが集まるカラオケ(タイではお持ち帰りできるキャバクラのような場所)がメインで、パッポン通りは水着姿の女性がステージで踊るゴーゴーバーがメイン。
タニヤは程度に差はあれ日本語での意思疎通ができて、外見も日本人好みのホステスが多いので、特に中年以上の男性に人気のスポット。周辺には日本食レストランも多いです。
(餃子の王将・すき家など、見慣れた日本食チェーン店が並ぶ)
いずれの歓楽街も、ガッツリ遊ぶなら一晩10,000バーツ(約34,000円)は用意しておきたいです。タイとは言え、外国人向けに特化した歓楽街なので決して安くはないのが欠点。
ボッタクリが横行しているので注意も必要。
スネークファーム(Snake Farm)
スネークファームはMRTシーロム(Silom)から距離約700mの場所にある蛇の研究機関です。
タイを含め東南アジアでは日本以上に毒蛇被害が多いため、噛まれた時のワクチン・血清を生産するための施設と建設されました。
(たくさんの蛇が展示されている)
観光客向けに数多くの毒蛇を展示している他、飼育員と本物の毒蛇の格闘ショーが見所。
毒蛇を素手で掴み、噛みつかれるギリギリの所で交わしたりと、明らかに”ただの飼育員ではない”格闘家並みの反射神経を持った人達がエキサイティングなショーを見せてくれます。
ショーの後半では巨大なビルマニシキヘビ(毒がなくて噛みつかない蛇。沖縄の観光地でよく見かけるやつと同類)との記念撮影時間もあり。
分かりやすいショー内容なので、大人はもちろん子供も楽しめるスポットです。
- 月曜日-金曜日(祝日を除く) / 8:30〜12:00、13:00〜16:30
- 土日・祝日は休み
- 詳細は公式サイトも参考にどうぞ。
- 公式Facebook
- ショー開催時間/平日のみ11:00と14:30
- 入場料金は大人200バーツ、子供50バーツ
スネークファームの詳しいショー内容やMRTシーロムからの行き方説明(写真付き)に関しては、以下の記事を参考にどうぞ。
シロッコ(Sirocco)
シロッコは、BTSサパーンタクシン(Saphan Taksin)より距離約500m、徒歩約6分の場所にあるルーフトップバー(高層ビルの屋上にあるバー)です。
現状、ルーフトップバーとしては世界で一番高い場所にある(高さ約247m)上に、映画「ハングオーバー!2」の撮影場所として使われたことから大人気スポットになりました。
ビール1本400バーツ(約1,350円)という、値段もとてつもなく高いのが特徴。
しかし、ここの景色は特別。惚れ惚れするような大都会の夜景を見晴らすのは気持ち良いものです。何より、自分がVIPになれた気がして気分が高まります。
経済発展が著しいバンコクにおいて現在最もハイソな空間です。夜飲みに行くのなら絶対におすすめするスポット。
毎日18:00〜1:00まで
シロッコでは以下3点のドレスコードを設けています。
- サンダル禁止
- ハーフパンツ禁止
- 女性のミニスカートも禁止
ドレスコード違反していると入場拒否されるので要注意。
シロッコへの詳しいアクセス方法(写真付きで解説)については、以下の記事を参考にどうぞ。
マハナコンタワー(King Power MahaNakhon)
マハナコンタワーは、BTSチョンノンシー(Chong Nonsi)目の前に位置するバンコクで一番高い展望台です。78階建で高さは314m。
展望台と言ってもカクテル類など多少のアルコールも販売しているため、雰囲気はスカイバーのような場所。
近年、上述したシロッコを抜く勢いで(個人的にはマハナコンタワーがナンバーワンになりつつある)、人気が急上昇している絶景スポットです。
マハナコンタワーが人気を博している理由は、景色が素晴らしい他、ガラス床(スカイウォーク)が存在しているためです。
高さ314mのガラス床から見下ろすバンコクの景色は圧巻。足がすくむほど透き通って見えます。
(夜に来ると凄い。まるでSF世界に入り込んだかのような感覚になる)
また、BTSチョンノンシーに直結しているというアクセス利便性の良さ、何より夜景がロマンチックでカップル向け。
2016年に開業して以来、バンコクのインスタ映えスポットとしても認知されています。
シロッコは上述したようにハイソな空間ですが、マハナコンタワーはカジュアル。サンダルと短パンでも入れます。
気軽に景色・夜景を楽しみたい人におすすめです。
- 営業時間 / 毎日10:00〜0:00(最終入場時間は23:00)
- 入場料 / 1人850バーツ
マハナコンタワーの詳細、入場料金が半額になる割引チケットの購入方法については、以下の記事を参考にどうぞ。
スクンビット(Sukhumvit)
スクンビットエリアとは、BTS ナナ(NANA)、BTSアソーク(Asok)、BTSプロンポン(Phrom Phong)、BTSトンロー(Thong Lo)4駅の区間を指します。
バンコクにおける在住外国人の居住区であるため、ショッピングモールやレストラン、日本食、カフェ、歓楽街が最も充実しているエリアです。
スクンビットの主な見所はターミナル21です。
ターミナル21(Terminal 21)
ターミナル21とは、BTSアソークに直結する巨大なショッピングモールです。
空港をコンセプトとして、各フロアが世界各都市をテーマとした雰囲気造りになっているのが特徴。ロンドンやパリ、サンフランシスコ、イスタンブール、そして我が東京フロアもあります。
(ゴールデンゲートブリッジ@サンフランシスコの巨大オブジェ)
各フロアの雰囲気を味わいながら散策するのが面白いです。
例えば、東京フロアでは山手線の各駅を名前としたショップが連なっていたり、どこか可笑しい日本語の提灯、招き猫や舞妓はんなどのオブジェがあって「外国から見た日本のイメージ」を感じ取れます。
また、外資系ブランドやタイのオリジナルブランド衣料品、日本食レストランや激安フードコートもあり、買い物に食事も楽しめます。
「SEIZE mode of tokyo」という、
日本人デザイナーが手がけるタイ発祥のストリートブランド服がカッコ良くて即買いしました😆デザイン良し、色落ち形崩れしにくい素材です
1着250バーツという安さ👍
3着だと220バーツターミナル21のロンドンフロアで買えます
場所詳細⇒https://t.co/EAyeLw3rjU pic.twitter.com/uij6vRX2Ns? ri-(リー)@タイ一択 (@AsiaThailand208) December 24, 2019
激安フードコート「Pier21」
カオマンガイが一人前たったの32バーツ。
珍スポットとまではいきませんが、日本にはないタイプのエンターテイメントモールなのでワクワクします。フロアガイドとモール内の人気ショップについては、以下の記事を参考にどうぞ。
ナイトマーケット
ナイトマーケットとは、移動販売形式の屋台や衣料品店、雑貨屋などが公園や駐車場といった広いスペースにて集合する市場を指します。
(びっしりと露店が並んでいる)
バンコクでは現在ナイトマーケットブームが起こっています。
ひと昔前までナイトマーケットと言えば単なる屋台の集合体でしたが、現在は各マーケットが差別化を図って独自のテーマを持っているのが面白いところ。
例えばアジアティーク ザ リバーフロントというバンコク最大のナイトマーケット。観覧車や高級レストラン、ニューハーフショーまで併設されていて、もはやナイトマーケットというよりテーマパークのような規模です。
(アジアティーク ザ リバーフロント)
単に買い物や食事を楽しめるだけでなく、地元タイ人達に混じってお祭り気分も楽しめます。
マーケット内にはマッサージ店やバーもあり、老若男女が幅広い楽しみ方できるのが良い点。オールマイティーな観光スポットです。
最もおすすめはアジアティークですが、他にも複数ヶ所のナイトマーケットが存在します。
(インスタ映えスポットとしても有名なナイトマーケット「タラートロットファイラチャダー」)
バンコクにある全てのナイトマーケット詳細については、以下記事を参考にどうぞ。
ホテル近くにナイトマーケットがあれば、夕食がてら足を運んでみると良いでしょう。
ワットパクナム (Wat Paknam)
ワットパクナムは、BTSタラート・プルー(Talat Phulu)より約2km、タクシーで10分程度の場所にある寺院です。
現在、日本人から最も人気のスポットと言っても過言ではありません。インスタグラムをはじめSNSで見かけたことのある方は多いのではないでしょうか。
寺院敷地にある大仏塔内に「宇宙のような天井画」「プラネタリウムのよう」「サイケデリック」などと表現される緑色に輝く仏塔が安置されています。
要はインスタ映えするから人気なわけですが、別にSNSをやっていない人でも一見の価値あり。タイにある寺院の中では異色中の異色と言える、不気味に輝く仏塔は目に焼き付いて離れません。
恐らく、近年バンコクへ旅行する人の8割が行っているかと思われる大人気観光地です。当サイト内でも「ワットパクナム」検索からのアクセスは非常に多いです。
詳細は以下記事を参考にどうぞ。
チャオプラヤーディナークルーズ
バンコク旧市街の西側を走る大きな川「チャオプラヤー」を1時間30分かけてディナーを食べながらクルーズします。
ライトアップされたワット・アルンを眺められたり、外国人向けに味付けされた美味しいビュッフェを食べられて、料金は一人たったの3,000円前後。
(クルーズ船から見えるライトアップされたワットアルン)
日本では絶対にありえない格安ディナークルーズ。しかし、格安だからと言ってあなどることなかれ。
クルーズ中はお洒落なJAZZバンド演奏も行われ、決して安っぽい雰囲気ではありません。むしろ、3,000円以下でリッチな気分を味わえます。満足感の高いクルーズです。
ドレスコードなんて堅苦しいルールもありません。あくまでカジュアル。
事前予約制なので、以下の旅行代理店よりチケットを購入するのがベター。
ディナークルーズ出航場所はBTSサパーンタクシンからタクシーで10分程度の場所にある「リバーシティ」という施設です。
クルーズ出航場所やディナークルーズの詳細については、以下の記事を参考にどうぞ。
郊外のおすすめ観光地
水上マーケットや象乗りスポットなど、旅番組でお馴染みの観光地は全てバンコク郊外に位置しています。
各観光地へのアクセス所要時間は片道1時間〜1時間30分ほど。各郊外観光地へのアクセス方法は、以下2つ存在します。
- 自力でバス(あるいはミニバス)利用
- 日本語ガイド+往復送迎付きツアー
タクシーでもアクセスできないことはありませんが、郊外に流しのタクシーは走っていないため、往復でチャーターすることになります。
観光中に運転手が駐車場で待つ拘束代も含めるため、タクシーチャーター料金はツアー料金よりも割高になります。
そのため、タクシーを使って郊外へ行く人は殆どいません。自力でバスを利用するかツアー利用がベター。
郊外のおすすめ観光地は、以下の7ヶ所です。
(各リンクをタップすると紹介文へ飛べます)
メークロン市場
メークロン市場は、現役で使用されている線路の両脇に生鮮食品市場が並ぶ不思議な市場です。
列車の通過時間になると、商人達が線路上に及ぶテントを一斉にたたみ、列車の通過をやりすごします。列車が通過し終えると、再びテントを広げ、何事もなかったかのように商売を再開するのです。
メークロン市場を通過する列車の様子。
遠くで汽笛が聞こえたら、超低速の列車がゆっくりと市場を通過します。
めちゃ近いです。50cmくらいしか離れてない距離を列車が通過
で、通過し終わったら、何事もなかったかのように、傘を閉じて営業再開
ほんと不思議な場所だ pic.twitter.com/vJCGY3tHpk
? ri-(リー)@タイ一択 (@AsiaThailand208) October 12, 2019
(電車が通過すると、一斉にテントを畳みはじめる)
なんとも不合理な市場ですが、世界中を見回してもこれほど面白い市場は存在しないでしょう。
テレビで何度も放送されている場所だけあって、生で列車が通過する瞬間を見る感動も味わえます。
メークロン市場へのアクセスには
(初心者向き)
- チャトゥチャックバスターミナルからミニバス(中級者向き)
- 市場を通過する列車に乗ってアクセスする(上級者向き)
という3つの方法があります。タイが初めての人ならツアーが絶対に良いです。
ツアー行動が嫌いという人は、チャトゥチャックミニバスターミナル(バスターミナル名のタイ語表記:รถโดยสารขนาดเล็ก จตุจักร)からミニバス利用がおすすめ。
(ミニバス。タイでは「ロットゥー」と呼ばれている)
外国で公共交通機関を利用した経験のある人なら難なく利用できます。
物好きな旅上級者なら、市場を通過する列車に乗ってアクセスするのもあり。
自分は3つのアクセス方法全て利用した経験があります。説明が長くなるので、以下の記事を参考に、最も自分に合ったアクセスで行ってみて欲しいです。
水上マーケット
水上マーケットとは、ボートに乗り、運河を行き来する商売船と運河上で売り買いを行うタイの伝統文化です。
あくまで観光地化されたマーケットなので、安全なコースに沿って運河を渡ります。
マーケットは地元民が利用するわけではなく、客の殆どは観光客。ローカルな雰囲気は皆無です。
しかし、ボートに乗って商売船と果物や雑貨を売り買いするのは新鮮かつ面白いです。一種のアトラクションと思って足を運ぶと楽しめます。
水上マーケットはバンコクから片道1時間30分程度の場所にあります。
アクセス方法は以下の2択。
- チャトゥチャックバスターミナルからミニバス
水上マーケットに関しては、海外旅行中級者であってもツアー利用がおすすめ。
なぜならあまりにも観光客が多いため、自力で行くとぼったくりに合う確率が高いです。
具体例を出すとボート代。通常は1隻1時間1,000バーツですが、タイに慣れていない観光客だと分かるやいなや、2,000バーツと言われる場合もあります。
加えて、水上マーケットは営業時間が7:00〜14:00まで、しかも午後になると人が商売船が少なくなるので午前中の早い時間に行く必要があります。
早朝に起きて自力でアクセスするのは骨が折れるでしょう。そのため、ツアー利用が最も無難。ボッタクリもありません。
自力でアクセスする方法、もっと水上マーケットのことを詳しく知りたい方は、以下記事を参考にどうぞ。
ピンクのガネーシャ
ピンクのガネーシャとは、バンコク隣県のチャチュンサオに位置するワット・サマーンラッターナーラーム(wat saman rattanaram/タイ語:วัดสมานรัตนาราม)内に安置されている巨大なガネーシャ像です。
高さ22m × 長さ16m。まるで「いらっしゃい。まあくつろいでってよ」と言わんばかりのリラックスしたポーズで敷地内にデンと鎮座しています。
ピンクのガネーシャはひょうきんな見た目とは裏腹に太っ腹です。なぜなら、ピンクのガネーシャに祈願すると、通常の3倍のスピードで願いを叶えてくれるからです。
(願い事はガネーシャの周りに立つネズミの耳に囁く)
「3倍って…そもそも通常がどのくらいの早さか分からないんだけど」「その前に、なんでピンク色なの?」とツッコミどころ満載なガネーシャですが、願いを叶えてくれるという評判は折り紙つき。
タイ人も日本人も「本当に願いが叶った」という報告が後を絶えません。当ブログにも、読者の方より願いが叶ったという報告がありました。
夢を叶えるゾウを読んでピンクのガネーシャに逢いに行きたいと思って行ってきました。
神様がポップでピンクなんて!厳かさとはちがうけど懐の深さは感じました。今回は初めて彼に逢いにバンコクに行きました。また12月年末年始に来れますように。と、お願いしたら12月の始めと年末に2回逢いに行けることになりました。
ガネーシャありがとう
タイ国内において間違いなく5本の指に入る超有名パワースポットです。是非とも参拝しましょう。
ピンクのガネーシャへのアクセスには
- 東バスターミナル(エカマイバスターミナル)よりバスとソンテウを乗り継いでアクセス
という2通りの方法があります。やはりタイ旅行初心者であればツアーが良いです。
ピンクのガネーシャ近辺は田舎町なので英語すら通じにくい場所です。ツアーの方が安心。
ツアーでは、近場にある人気観光地「百年市場」も一緒に回ります。
自力でアクセスする方法、ピンクのガネーシャについてもっと詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にどうぞ。
アユタヤ(Ayutthaya/タイ語:อยุธยา)
アユタヤとは、バンコクに隣接するアユタヤ県内にあるアユタヤ歴史公園を指します。
アユタヤ歴史公園は、もともと現在のバンコク王朝(チャクリー王朝)がはじまる前の王朝(アユタヤ王朝/1351年〜1767年)発祥の地です。世界遺産に登録されています。
日本で言うところの京都に近い存在です。
アユタヤの見所は、前アユタヤ王朝が残した、街のあちこちに点在する多くの遺跡と仏像。
アユタヤ王朝は最終的にビルマ(現ミャンマー)によって壊滅させられたわけですが、ビルマ軍が中途半端に首だけもぎとった仏像に侵食した植物の姿がなんとも幻想的。
こうした自然の力を感じさせる仏像や遺跡が多くあり、どこか神秘的でノスタルジックな気分にさせてくれます。
その他、アユタヤでは遺跡を眺めながら街中を象乗りトレッキングできます。
アユタヤへのアクセス方法は
- チャトゥチャックバスターミナルよりミニバス
の2択。アユタヤは外国人観光客が特に多い地域なので、それなりに英語が通じやすいです。
旅慣れていない人でも自力で日帰り観光できるでしょう。ただ、遺跡が作られた背景などの予備知識を持っている方が楽しめるのは確か。
そのため、出来ればガイド付きツアーを利用したいところ。
バンコクから自力での日帰り観光を計画している人は、以下の日帰り観光モデルプランも参考にどうぞ。
クロコダイルファーム(Samutprakarn Crocodilefarm and Zoo)
クロコダイルファームとは、バンコクから約30km離れたサムットプラカーン県に位置する動物テーマパークです。
もともとは、ワニ革を取る目的で作られた養殖所でしたが、現在はテーマパークとして運営されています。
クロコダイルファームの見所は、巨大なワニと飼育員が格闘する『クロコダイルショー』です。
2人の飼育員がコント形式で巨大なワニ数頭を相手に、ワニを持ち上げたり口の中に頭を突っ込んだりと過激なパフォーマンスを行います。
テレビの旅行系番組でよく放送される【衝撃!ショーの最中にワニに噛まれて飼育員が致命傷】といった映像は、まさにこのクロコダイルファームで行われているショーによるもの。
見てる観客全員がハラハラドキドキする、日本ではありえないショーです。
その他、クロコダイルファームではワニへの餌やりや大型のトラとの写真撮影、象乗りなども楽しめます。
動物系スポットが好きな人は是非足を運んでみましょう。
- 営業時間 07:00〜18:00
- 入場料 大人 350バーツ / 子供 250バーツ
- クロコダイルショーの開催時間 平日 09:00 / 10:00 / 11:00 / 13:00 / 14:00 / 15:00
- クロコダイルショーの開催時間 土日祝 09:00 / 10:00 / 11:00 / 12:00 / 13:00 / 14:00 / 15:00 / 16:00 / 17:00
バンコクからクロコダイルファームへの、公共交通機関を使った自力でのアクセス方法ついては以下の記事を参考にどうぞ。
シラチャータイガーズー(Sriracha Tiger Zoo)
シラチャータイガーズーは、バンコク中心街から距離約110km、片道約1時間30分の場所に位置する虎を中心としたテーマパーク兼動物園です。
生後7ヶ月の小さな赤ちゃん虎から大人の虎まで数々の虎が飼育されていて、以下の内容を楽しめます。
- 虎との記念撮影
- 赤ちゃん虎とプレイグラウンドで遊ぶ
- 虎のショー
(赤ちゃん虎とのプレイグラウンド)
特に虎との記念撮影は大人気のコーナー。
ハッキリ言って腰が引けます。
噛みつかれたら一発でアウト、あの世行き。そのくらい巨大な口と牙を持った虎と仲良く記念撮影です。もちろん近くには調教師がいるので安心。
基本的に虎は大人しいですが、唸り声をあげたりします。それがまた迫力を増すので楽しいです。
虎の他にも象のショーや豚のショー、クロコダイルショーもあり。家族で楽しめる動物スポットです。
(エレファントショー)
シラチャータイガーズーへのアクセス方法は以下の2通り。
- エカマイバスターミナルよりバスに乗る
動物系スポットが好きな人、子連れ旅行の人は是非遊びにいきましょう。
シラチャータイガーズー内でのショーの内容や自力でのアクセス方法については、以下の記事を参考にどうぞ。
地獄寺【ワット・パイロンウア】
ワット・パイロンウア(Wat Phai Rong Wua)とは、境内に地獄を表現した多数の奇抜な像が立つ寺院です。通称「地獄寺」と呼ばれています。
こうした地獄寺はタイ全国に複数存在しますが、その中でもワットパイロンウアはバンコクから最もアクセスしやすい上に規模が大きくて迫力があるため人気です。
タイ旅行のリピーターや在住者からは珍スポットとして有名。
分かりすいほどに地獄を表現している境内では、罪人達がひたすらに地獄の獄卒や番犬達に甚振られる光景が広がっています。
その光景は決して生易しいものではありません。内臓がえぐれ、目玉をくり抜かれ、地獄の釜に放り込まれ…
地獄寺は、そもそもタイの子供達に「悪いことをすると地獄に落ちる、だから良い行いをして生きていこう」という躾・教育のために作られたのが始まりでした。
日本にも地獄を題材にした子供向け絵本が多々ありますが、絵本と実物ではその迫力は大きく異なります。
やはり地獄寺の迫力は凄まじいです。そして、何と言っても、こんなグロテクスな表現は日本の寺院では絶対にできません。
タイ人からすれば躾や教育のための寺院なのでしょうが、我々外国人からすると、とにかく珍スポットとしての鑑賞的価値が絶大。
タイ独特の「変な場所」に興味を持つ人は、必ず足を運ぶべき場所と言えます。
ワットパイロンウアへのアクセス方法は、以下の2択。
- 南バスターミナルよりワットパイロンウア行きバスを利用する
これまで紹介した郊外観光地同様に、タイ旅行初心者であればツアーを利用するのがベスト。
上記ツアーでは、ワットパイロンウアの他にアユタヤの水上マーケットや近郊の百年市場へも1日で巡ることができます。
いずれもガイドブック等ではピックアップされないマイナー観光地なので、珍しい場所が好きな人にはうってつけのツアーと言えるでしょう。
こうしたマイナー観光地は外国人観光客で溢れていないため、じっくりと観光できるのも良いです。
旅慣れている方や自力でのアクセスを考えている方は、以下の記事を参考にどうぞ。
上記事では南バスターミナルからワットパイロンウアへ自力でアクセスする方法を詳しく記載しています。
世界最大の屋外博物館「ムアンボーラン」
ムアンボーラン(Mueang Boran / เมืองโบราณ)は、BTSケーハ(Kheha)からタクシーで約5分の場所に位置する屋外博物館です。
タイの全32都市に存在する寺院・宮殿・遺跡の他、民間伝承に登場する架空の建築物を再現したレプリカが点在する世界最大の博物館です。
レプリカと言っても、建物によっては実物大です(または1/3程度の大きさで再現されている)。
タイ全土に存在する建築物を1日で全て見て回れるという面白い博物館です。
また、現在では土台しか残っていない古代遺跡などを、考古学者や歴史学者が遺跡に残る物的証拠に基づき限りなく実物に近く再現しています。
「ここでしか見られない建築物」が多く存在するというわけです。建築物が好きな人なら唸ること間違いなしの観光地です。
タイに存在する建築物の中でも選りすぐりの「変わった建物」ばかりが点在しているため、近年ではインスタ映えスポットとしても有名です。
タイ独自の面白い建物を見学したい人は必見。
(敷地内では象乗りも楽しめます)
ムアンボーランへは、BTSケーハ(Kheha)からタクシーまたはソンテウを利用して5分程度でアクセスできます。
郊外とは言えBTSが走っているため簡単にアクセスできるのが有難いところ。
- 毎日9:00〜18:00
- 公式サイト
- 公式Facebook
- 入場料金 / 大人700バーツ・子供350バーツ
ムアンボーランの詳細含め、お得な割引入場チケットや写真付きのアクセス方法については、以下の記事を参考にどうぞ。
バンコク郊外でサイクリング
近年、バンコク在住者を中心に新しい観光として人気が出ているのが、郊外でのサイクリングです。
バンコク市内は大都会でビルだらけ。交通量も多く、自然とはかけ離れている環境です。
しかし、バンコクから公共交通機関で1時間足らずの場所には、エコツーリズムを促進する自然に溢れたスポットが存在します。
こうした場所では道にサイクリングコースが敷設されていて、自然の中でサイクリングが楽しめます。
自転車のレンタル料金は40〜60バーツ / 日。いずれも「都会のオアシス」とも呼ばれているスポットです。自然が好きな人におすすめ。
以下で代表的な2ヶ所のサイクリングスポットを紹介します。
- バーンガジャオ(Bang Krachao)
- クレット島(Koh Kret)
バーンガジャオ(Bang Krachao)
バーンガジャオ(英:Bang krachao/タイ語:บางกะเจ้า)は、バンコクの中心街からたったの30分程度でアクセスできるサイクリングスポットです。
厳密にはサムットプラカーンというバンコクの隣県に位置していますが、感覚的にはほぼバンコク。それくらい気軽にアクセスできるため、週末サイクリングを楽しむ人が多いです。
(バーンガジャオ)
チャオプラヤー川に囲まれていて、川の曲がりによって肺のような形をしていることから「バンコクの肺」とも呼ばれています。
バーンガジャオは単にサイクリングコースが敷設されているだけでなく、サイクリングの道中バーンガジャオ内に位置する様々な観光地に寄れる事がおすすめの理由です。
バーンガジャオ内のおすすめスポットその1。バンナムプン水上マーケット。
自然と一体化した人気カフェ「バンコクツリーハウス」
バードウォッチング塔などがあり、自然に囲まれたシーナコン クエンカン公園。
こうした観光地が点在しているため、カフェで一息ついたり水上マーケットで食事しながらサイクリングを楽しめます。
バンコク近郊のサイクリングスポットでは一番おすすめ。充実した一日を送れます。
バーンガジャオは土日に行くのがベター
バーンガジャオでのサイクリングは平日でも可能ですが、バンナムプン水上マーケットはじめ、バーンガジャオ内の観光地は土日しか営業していない場所が多いです。
そのため、サイクリングは土日に行うのがおすすめ。
バーンガジャオの場所と行き方
バーンガジャオへは、BTSプロンポンもしくはBTSバンナーより、上地図に記している青色2ヶ所の埠頭あるいは港から船に乗ってアクセスできます。
クロントゥーイ港もしくはバンナー埠頭にはバーンガジャオ行きの船乗り場があります。
船は頻繁に出ています。待っても15分程度で出航します。
- クロントゥーイ港 / 10バーツ
- バンナー埠頭 / 4バーツ
それぞれの到着場所で下船したら、目の前にレンタル自転車屋があります。
あとは自転車を借りてサイクリングを楽しむだけ。
自転車のレンタル料金は1日60バーツです。
写真付きで様子やアクセス方法を更に詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にどうぞ。
クレット島(Koh Kret)
クレット島(Koh Kret / เกาะเกร็ด)は、バンコク中心街から車で約40分の場所に位置するサイクリングスポットです。
名前に”島”と付いていますが、離島ではなく周囲をチャオプラヤー川に囲まれて島のような一帯であるためにクレット島と呼ばれています。
(島内には住民の古民家などもあり、ゆったりとした空気が流れています)
クレット島も上述したバーンガジャオ同様に自然を楽しみながらサイクリングを楽しめますが、バーンガジャオとは特徴が異なります。
クレット島は、焼き物とお菓子で有名な場所です。
サイクリングしながら、素焼きを作る様子を見学したり、時には露店でお菓子を買ったりして楽しめます。
上述したバーンガジャオよりはやや地味に感じるかもしれません。
ただ、田舎特有のセンチメンタルにさせる空気があり、どこか懐かしいような子供の頃に戻ったような気分にさせてくれます。
ただ、バーンガジャオと比較すると個人的にはバーンガジャオの方がおすすめ。水上マーケットなどもあり見どころが多いです。
クレット島は、バーンガジャオへすでに行った人におすすめのサイクリングスポットです。
クレット島も土日どちらかに行くのがおすすめ
クレット島自体は平日も開放していますが、多くのお店は土日のみ営業しています。
平日に行くと民家と寺院しかなく、また閑散としています。
クレット島への行き方詳細、島の様子については、以下の記事を参考にどうぞ。
バンコクから日帰り観光できる郊外・県外のスポットまとめ
その他にも、バンコクから日帰りで観光できる範囲には、海がエメラルドグリーンに輝くビーチリゾートや、タイ最大級の仏像がある寺院など、様々な濃い観光地が点在します。
日帰り観光できるスポットに興味がある人は、以下の日帰りできるおすすめ観光地まとめも参考にどうぞ。
バンコク旅行に役立つコラム集
バンコクを観光する上で役立つコラムを以下でまとめているので、合わせて参考にして頂ければと思います。
また、バンコク旅行に欠かせないホテル選びについても、以下の記事にてエリアごとの特徴とおすすめホテルを紹介しています。
1泊5,000円前後の中級ホテルから非日常感のある超高級ホテルまで紹介しているので、初めてバンコクを旅行する方にとっては参考になるでしょう。
その他、更にバンコク観光を深めたい方、ディープなタイを味わいたい方は、「インスタ映えスポット」「珍スポット」に焦点をあてた以下の観光まとめ記事も面白いでしょう。
こんにちは、タイに何度も通っている者ではありますが、本当に参考になる記事でした。
スコータイバンコクは15年ほど前に行きましたが、
駅からのアクセスはイマイチでしたが、
何から何まで素晴らしい世界トップレベルのホテルだった記憶があります。
また行きたいなあ‥。
>>>kagawaさん
コメントありがとうございます!そう言って頂けると本当に励みになります。
スコータイバンコクは調度品などもこだわりがあって素晴らしいですよね。スタッフの方々の対応も素晴らしく、私も良い思い出があります^_^