【厳選】バンコクのおすすめホテルガイド

スワンナプーム空港からバンコク市内への行き方。タクシー、電車、バスでのベストルート解説

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スワンナプーム空港からバンコク市内へのアクセス方法アイキャッチ画像

スワンナプーム空港からバンコク市内へ行くには、基本的に以下5つの内、いずれかの交通機関を利用することになります。

  • タクシー
  • エアポートレールリンク(電車)
  • 指定ホテルまでダイレクトにアクセスできるバスサービス
  • 路線バス
  • ロットゥー(ミニバス)

最も多くの旅行者に利用されているのはタクシーです。行き先(ホテル名など)を告げるだけで、ピンポイントで目的地まで行くことが可能だからです。

次いで、タクシーより料金を押さえられる理由からエアポートレールリンクが利用されています。

しかし、滞在先の場所にもよりますが、大抵は目的地まで行くのに乗り換えが必要となるので、タイが初めての人にはタクシーの方がおすすめです。

 

最も上級者向けなのが、路線バスとロットゥーです。一番料金を抑えることができる方法ではありますが、乗り方がややこしい上にローカルな場所に停車する為、上記2交通機関に比べると全くおすすめできません。

 

今回はスワンナプーム空港からバンコク市内へタクシーと電車を使って行く方法を中心に紹介します。

ローカル且つ上級者向けの交通機関である路線バスとロットゥー(ミニバス)でのアクセス方法についても後半にて記載しているので参考になれば幸いです。

空港からカオサン通りへ行くには

スワンナプーム空港からカオサン通りへ直接行きたい人は、以下の記事にて解説している専用のエアポートバスリモバスに乗るのがおすすめです。

>>>スワンナプーム空港からカオサン通りへ行くS1エアポートバス・リモバス乗り方

タクシーや電車よりも安上がりです。

スワンナプーム空港からタクシーでバンコク市内へ

タイのピンク色のタクシー

(タイのタクシー。スワンナプーム空港にいるタクシーは上写真ピンク色の車両か、黄色と緑のツートンカラーの車両が多い)

タクシーでバンコク市内まで行く場合、およその料金は250バーツから350バーツ程度です。

市内までの時間は1時間〜1時間30分程度。渋滞時には2時間近くかかることもあります。

車両は運転手を含めて5人乗りの普通乗用車ですが、荷物が多い場合は7人乗りのミニバンタイプ車両に乗ることも可能。

タクシーの運行は24時間なので、深夜到着の場合も気兼ねなく利用できるのが良い所ですね。ちなみに、タクシー車内は禁煙です。

タクシー利用時の注意点

利用時の注意しておきたい点は以下6点。

重要
  • 有料道路を使用する場合は乗客負担。
  • 降車時は運転手に空港使用料50バーツを別途支払う必要がある。
  • タクシーメーターの初乗りは35バーツからスタートする。
  • 26インチ以上(約66cm以上)以上の荷物が3個以上ある場合、荷物1個につき20バーツ徴収される
  • 女性は深夜に一人でタクシーに乗らないこと。
  • 時間帯によっては混雑する

以下で詳しく解説しています。

❶ 有料道路を使用する場合は乗客負担となる

タクシーでバンコク市内へ行くには、多くの場合、有料道路を通ることになります。

有料道路の利用料金は、経路によって25~70バーツかかり、料金は乗客負担です

なので乗車中に運転手が「50(フィフティー)バーツ!」と言って手を差し出してきた場合は、素直に料金を渡しましょう。

通常は料金所通過後に、下写真のような領収証を渡してくれます。

タイの有料道路使用時の領収証

❷ 降車時は運転手に空港使用料50バーツを別途支払う必要がある

支払い時に別途50バーツを請求されて「このドライバーは何を言ってるんだ?」と思い、揉める人もいるらしいですが、決してボッタクられているわけではないので素直に支払いましょう。

ちなみに、手数料50バーツはメーターに加算されるわけではありません。

従ってメーターが表示している料金+50バーツを支払う、ということになります。

❸ タクシーメーターの初乗りは35バーツからスタートする

タイのタクシーメーター

日本同様、タイのタクシーにも初乗り料金が設定されており、金額は35バーツからとなります。

乗車後に運転手がメーターを始動させたか必ずチェックしておきたいです。

自分は今まで出会ったことないですが、メーターを始動させず、降車時に高めの料金を請求してくるドライバーもいます。

❹ 荷物1個につき20バーツ徴収される

2019年末より、26インチ(約66cm以上)の荷物を3個以上積む場合は、荷物1個につき20バーツが徴収されるようになりました。

ただし、バックパックは含まれません。基本的にはスーツケースのみです。

26インチのスーツケースと言えば、およそ2〜3泊用程度の大きさ(容量は60リットル前後と言ったところ)。

1〜2人旅であれば荷物が3個以上になることはないでしょうが、3人以上の旅だと20バーツ徴収される可能性があります。

❺ 女性は夜に一人でタクシーに乗らないこと

女性一人旅で夜に到着する場合は、必ず以下で紹介するエアポートレールリンク(終電は0時まで)を利用しましょう

なぜなら、夜に女性が一人でタクシーに乗るのは危険だからです。

(複数人での乗車や、日中の乗車なら安全)

タイのタクシードライバーは低所得層が多く、中には悪質なドライバーもいます

ただでさえ、日本人は「断れない人種」だと認識されているため、女性が深夜に一人でタクシーに乗ると、ボッタクリに合ったり、最悪身の危険を感じる事件に遭遇する可能性があります。

タイ人女性ですら、夜中に一人でタクシーには乗りません。

エアポートレールリンク終電後に到着する場合には、以下で紹介する空港⇔市内のホテルまでの送迎サービスを利用しましょう。

その他。怪しい運転手には

自分は幸運にも、今まで悪い運転手に当たったことはないです。

しかし、日本人旅行者の中にはとんでもない運転手にあたったことがある人もいるようですね。

乗車中に、もし運転手に不審な空気を感じたら車内にある乗務員証を写真に撮っておきましょう。

タイのタクシー乗務員証

乗務員証を撮るという行為自体が、ボッタクリなどの抑止力に繋がるでしょう。

万が一、何かに巻き込まれてツーリストポリスに駆け込んだ場合、すぐに運転手の特定ができます。

❻ 時間帯によっては1時間以上待つことも…

大混雑しているスワンナプーム空港のタクシー乗り場

(凄まじい混み具合)

タイは東南アジアの中でもいち早くコロナ明け国境再開した国だけあって、旅行者の数が半端ではない多さです。

そのため、時間帯によっては上写真のようにタクシー乗り場に大行列ができます。

特に日中の11:00〜17:00着くらいだと、混雑に巻き込まれる可能性あり。

こうした時、臨機応変に電車移動に変更できる人は問題ありませんが、荷物が多くてどうしても車移動でないといけない人は、あらかじめ空港送迎サービスを予約しておくべきでしょう。

スワンナプーム空港から指定ホテルへの空港送迎サービス(24時間利用可能)

スワンナプーム空港内のタクシー乗り場の場所

タクシー乗り場は空港の1階にあります。

スワンナプーム空港内のフロアマップ

(1階の案内板。”Public Transportations”とタクシーの絵の記載がある)

1階へ降りて

  • 4番出口を出てすぐ左
  • 7番出口を出てすぐ右

の2ヶ所にタクシー乗り場があります。

スワンナプーム空港1階の4番出口

(4番出口を出て左)

スワンナプーム空港の到着ロビー7番出口

(もしくは7番出口を出て右)

タクシー乗り場。

スワンナプーム空港のタクシー乗り場

タクシー乗り場は乗車するタクシーの種類によって、以下3つの列に分かれています。

  • LARGE TAXI = ミニバンタイプ(7人乗り)
  • REGULAR TAXI = セダン(5人乗り)
  • SHORT DISTANCE = 近距離専用。一般旅行者は利用しない

殆どの旅行者がREGULAR TAXIで問題なく荷物を積み込めるでしょう。セダンタイプなので、トランクには中〜大型のスーツケースなら2個、ゴルフバッグなら3個まで入ります。

それ以上の荷物がある場合はLARGE TAXIを利用しましょう。

レギュラーサイズとラージサイズのタクシー

上:REGULAR TAXI
下:LARGE TAXI

タクシー発券機

乗り場には下写真のような発券機があります。

タクシーチケット発券機

発券機の画面にタッチしましょう。

スワンナプーム空港のタクシー発券機の画面

すると、下写真のような紙が出てきます。

スワンナプーム空港のタクシー乗り場チケット

紙に書いてある番号(上写真の場合なら22番)のレーンに行くと、ほどなくしてタクシーがやって来きます。

タクシー乗り場のレーンナンバー

あとは運転手に行き先を告げるだけです。

行き先が有名なホテルであれば、ホテル名を告げるだけでドライバーが場所を理解してくれますが、マイナーなホテルやゲストハウスだと理解してくれないこともあります。

そのため、ホテルの予約バウチャー等(住所・電話番号が記載されているもの。英語とタイ語表記両方がのぞましい)は必ず持っておきましょう

エアポートレールリンク シティラインの車両

エアポートレールリンクとは、スワンナプーム空港とバンコク市内を繋ぐ全8駅の各駅停車路線です。

観光客用のホテルが多いエリアに直接停まることはありませんが、途中で停車する駅にてBTSやMRTに乗り換えればバンコク市内の主要エリアにアクセスできます。

日本の電車システムと要領は同じなので、簡単に乗りこなせるでしょう。

エアポートレールリンクの特徴は以下の5点

  • 渋滞に巻き込まれない(主要エリアに50分弱で到着できる)
  • タクシーより運賃が格段に安い(終点まで乗って45バーツ
  • ただし、朝夕の通勤・退勤ラッシュ時間帯(07:00~09:00、16:00~18:00)は混雑するので座れない
  • 運行時間は05:30〜24:00
  • 1時間に3本~5本が発着している

エアポートレールリンク シティラインの様子

(エアポートレールリンクの車内)

ピンポイントで目的地へ行けるタクシーと異なり、エアポートレールリンクは決まった駅にしか停車しません。

そのため、エアポートレールリンクを利用する場合は、滞在ホテルの最寄り駅を必ず確認しておきましょう。

もちろん、最寄駅から滞在ホテルまでのアクセス方法も確認しておきます。

下の写真はバンコクの路線図。

バンコクの路線図

青色のラインがエアポートレールリンク

乗り換え案内を表示してくれる無料の路線図アプリ

エアポートレールリンクやBTS、MRTの乗り換え方法がいまいち分からない人は、以下の無料アプリをダウンロードしておきましょう。

バンコックメトロ

Federico Zanetello無料posted withアプリーチ

上記アプリでは、各駅から駅への乗り換え案内と運賃、所要時間を確認できます。

また、常に最新のバンコク路線図が表示されます。しかも、オフラインで利用できます。バンコク旅行者必須のアプリです。

操作方法は至ってシンプル。

例えば、スワンナプーム空港駅からBTSサイアム(Siam)駅へ行きたい場合。

バンコク路線図アプリの画面1

  1. スワンナプーム空港駅を選択
  2. 「ナビゲーション」をタップ
バンコク路線図アプリの画面2Siam(サイアム)駅を選択する
バンコク路線図アプリの画面3すると、運賃・所要時間・乗り換え案内が表示されます

観光の際にも役立つアプリなので、ダウンロードしておくと便利です。

 

以下では、より具体的に電車の利用をイメージできるよう、写真付きでエアポートレールリンクからBTSへの乗り換え例を解説しています。

エアポートレールリンクの時刻表

以下はスワンナプーム空港発、パヤータイ駅行きのエアポートレールリンク時刻表です。

053347
060116304050
0700102131394857
0805142331404957
09061523344454
10041524344555
11051526364656
12061627374757
13071728384858
14081829394959
150919304050
16001020314151
17011121324253
1803132231394857
19061423314252
20031323344454
210414263850
220214264156
23112641
0000N

乗り換え例その1:空港からBTS アソークやBTS ナナへ行きたい場合

  1. スワンナプームからマッカサン駅(Makkasan)まで行く
  2. マッカサン駅でMRT ペッチャブリ(Phetchaburi)に乗り換える
  3. MRT ペッチャブリからMRT スクンビット(Sukhumvit)へ行く
  4. MRTスクンビットでBTS アソークに乗り換える

バンコク路線図(スワンナプームからアソークへの乗り換え)

以下で乗り換え方法を写真付きで解説しています。

❶ マッカサン駅からMRT ペッチャブリへの乗り換え

MEMO

スワンナプーム空港からマッカサンまでの所要時間は22分。料金は40バーツです。

マッカサン駅からペッチャブリ駅への乗り換えは、構内各所にある案内板に沿って連絡通路を渡るだけです。

ペッチャブリ駅の方向を示す看板1

ペッチャブリ駅の方向を示す看板

(マッカサン駅のホームに降り立ったら、あらゆる場所にペッチャブリ駅への方向を示す看板がある)

マッカサン駅からMRTペッチャブリの乗り換え所有時間は徒歩で約7分(約500メートル)。

高低差がある場所にはエスカレーターが付いています。荷物がたくさんある人でも心配いらないでしょう。

エスカレーター

案内板通りに進んでいくと、MRT ペッチャブリ駅の1番出口に到着します。

MRT ペッチャブリ駅の1番出口

(MRT ペッチャブリ駅の1番出口)

MRT ペッチャブリからMRT スクンビットまでは1駅です(料金は16バーツ)。

❷ MRTスクンビットからBTSアソークへの乗り換え

MRT スクンビット内にも、各所にBTS アソーク方面を示す案内板があります。確認しながら進みましょう。

MRT スクンビットから地上に上がると、更にBTS アソークへの乗り換え通路があります。

MRT スクンビットからBTS アソークへの連結通路

(MRT スクンビットからBTS アソークへ続く連絡通路)

乗り換え例その2:空港からBTS サイアムやBTS チットロムへ行く場合

  1. スワンナプームからパヤータイ(Phaya Thai)駅まで行く
  2. パヤータイでBTSに乗り換える

スワンナプーム空港からBTSサイアムまでの路線図

スワンナプームから終点のパヤータイまでの所要時間は約30分です。

以下は写真付きの乗り換え方法。

❶ パヤータイ駅からBTS パヤータイへの乗り換え

ARLパヤータイとBTSパヤータイの連絡通路

(BTS パヤータイへ続く連絡通路)

パヤータイ駅からBTS パヤータイ駅への乗り換えも要領は一緒です。パヤータイ駅のホームに降りると、各所にBTS への方向を示す案内板があります。

パヤータイ駅からBTS パヤータイへは、駅の改札を出て階段を降りるだけです。5分もあれば乗り換えできます。

スワンナプーム空港内エアポートレールリンク乗り場の場所

エアポートレールリンク乗り場も、タクシー乗り場同様、空港内の至る所に案内板があります。

スワンナプーム空港のフロアマップ(B1階)

(エアポートレールリンク乗り場は地下1階)

 

まず、空港の地下1階まで降りて下さい。降りた後は案内番の表示に従って進みます。

下写真は、地下1階にあるエアポートレールリンク乗り場への案内板

シティラインへの案内板

改札前に発券機があるので、行き先を押してチケットを買います。

下写真は発券機。

シティラインの販売機

シティラインの発券機画面

発券機は両路線とも英語かタイ語での表記です。

空港から指定のバンコク市内ホテルまでダイレクトに行くバスサービス

使い勝手は良いわけではありませんが、2023年よりサービス開始したバス「エレファント エアポート エクスプレス(Elephant Airport Express)」も選択肢に入れるのもあり。

このバスは、スワンナプーム空港から指定したバンコク市内のホテル(指定可能のホテルは300軒以上ある)までダイレクトにアクセスできます。

しかも料金は180バーツ。決して高くありません。

一見、めちゃくちゃ便利なサービスじゃん!と思われますが、一つだけ注意点があります。

それは「道中に乗客一人一人の指定ホテルに寄る」ということ。乗客全員が指定したホテルへ1軒1軒寄るため、ルートの都合上、自分のホテルが最後になる場合、最悪3時間くらいホテル到着に時間がかかる可能性は否定できません。

とは言え、上記のデメリットを除けば、「確実かつ楽にバンコク市内のホテルへアクセスできる手段」なのは確か。

雨季などの閑散期であれば利用人数は少ないでしょう。個人的にはタクシーやエアポートレイルリンクの方がおすすめではありますが、興味がある人は利用してみてはいかがでしょうか。

実際に利用した体験談、利用方法については、以下の記事で詳しく紹介しています。

路線バス、ロットゥー(ミニバス)でバンコク市内へ行く

路線バスとロットゥー

上:路線バス 下:ロットゥー(ミニバス)

スワンナプーム空港の敷地内には、パブリック トランスポーテーション センター(Public Transportation Center)と呼ばれる路線バス、ロットゥー(ミニバス)乗り場が存在します。

 

路線バスやロットゥーであれば30バーツ前後でバンコク市内の各所へアクセスできます。若干ではありますが、エアポートレールリンクより安い金額です。

ただし、パブリック トランスポーテーション センターは、元々スワンナムープ空港で働く職員用の交通機関として設けられた施設なので、基本的に英語が通じません

バスやロットゥーに記載されている行き先等はタイ語が殆どです。停車場所も旅行者がホテルを取るようなエリアではなく、ローカルな場所や工業団地周辺が中心です。

 

かなりの上級者向け交通機関なので、基本的に旅行者は利用しないものと思っておいた方が良いでしょう。

路線バス、ロットゥー(ミニバス)の行き先は、下表のとおりです。

系統番号
ロットゥー / 路線バス
行き先
549(ロットゥー)
  1. ラートクラバン
  2. ミンブリー
550(ロットゥー)
  1. シーナカリン通り
  2. バーンカピ
551(ロットゥー)BTS ヴィクトリー
モニュメント
552(ロットゥー)BTS オンヌット
552A(ロットゥー)
  1. バーンナート
    ラート通り
  2. サムローン
  3. パークナム
554(ロットゥー)
  1. ラームイントラ通り
  2. ランシット
555(ロットゥー)
  1. ディンディーン通り
  2. ドンムアン空港
559(ロットゥー)フューチャーパーク
ランシット
554(路線バス)
  1. ドンムアン空港
  2. ランシット
555(路線バス)
  1. ディンディーン通り
  2. ドンムアン空港
  3. ランシット
558(路線バス)
  1. バンナー
  2. ラマ2世通り
  3. セントラル
    ラマ2世通り

タイ旅行を何度か繰り返しているリピーターでも「聞いたことくらいならあるけど行ったことはない」という場所ばかりです。

唯一、旅行者にとっても需要がある場所と言えるのが、上表にて太字で記してある551番(BTS ヴィクトリーモニュメント)と552番(BTS オンヌット行き)のロットゥーでしょう。

両方ともBTS駅前に停車するので、人によっては滞在先に近い場合もあるかもしれません。

以下で、路線バスとロットゥー(ミニバス)乗り場があるパブリック トランスポーテーション センターへの行き方と各車両の乗り方を解説します。

パブリック トランスポーテーション センターの行き方

パブリック・トランスポーテーション・センター

(パブリック トランスポーテーション センター。各乗り場に上表にて記載した番号板が掲げられている)

パブリック トランスポーテーション センターは、スワンナプーム空港の到着ゲートから約4km離れているため、1階の8番出口近くから出る無料のシャトルバスに乗ってアクセスします。

8番出口を出て、目の前の歩道橋を渡ります。

パブリック・トランス・ポーテーション行きのシャトルバス乗り場

歩道橋を渡り切ると、右手にテント張りのバス乗り場待合所があります。

無料シャトルバス乗り場

ここで無料のシャトルバスが到着するのを待ちます。シャトルバスは車体が白色です。

無料シャトルバス

乗り場では、パブリック トランスポーテーション センター行き以外の乗り物も発着するので、不安であれば近くの係員に「パブリック トランス ポーテーション?」と聞いてみましょう。

 

オンヌット行きロットゥー乗り場

パブリック トランスポーテーション センターに到着したら、上表の番号を参考に目的の路線バス、ロットゥー(ミニバス)の乗り場にて車両の発着を待ちましょう。

ロットゥー(ミニバス)に乗る際の注意点

ロットゥーの車内

(ロットゥーの車内)

ロットゥーには荷物を入れるトランクが存在しません。

そのため、スーツケースやバックパック等を持ち込む場合は、2席分のチケットを買って1座席に荷物を乗せる必要があります。

BTS オンヌット行き・BTS ヴィクトリーモニュメント行き共に乗車料金は29バーツですが、荷物がある場合は2席分の58バーツを支払う必要があると考えておきましょう。

また、ロットゥー(ミニバス)は狭苦しいです。決して乗り心地は良くないので、やはりローカル向けの交通機関と言えます。

女性一人旅で深夜着の場合は、予約制の空港送迎サービスを利用すべき

スワンナプーム空港からバンコク市内への送迎サービス

世界中から観光客が訪れるタイでは、政府が観光警察の組織を「部」から「局」に格上げするなどして、安全対策を徹底しています。

タイという国は、観光客受け入れの対策が東南アジアにおいてナンバーワンです。向こうから近づいてくる怪しい人間さえ拒絶すれば、不安は殆どないと言っても過言ではありません。

とは言え、少なからず日本より治安が悪いのは確か。海外旅行自体が初めての人であれば、言語や治安の面で不安を感じずにはいられないでしょう。

深夜着や同行者に高齢者がいたり、または小グループ旅行で全員がはぐれないよう行動したい場合など。

特に、女性一人旅で深夜着(エアポートレールリンク終電後)の場合は、必ず送迎サービスを使うべきです。

夜に女性が一人でタクシーに乗るのは、旅慣れている人でもおすすめできません。

>>>ドンムアン国際空港⇒市内ホテルへの送迎サービス【〜10名】

送迎サービスであれば、信頼のおける旅行会社から手配されたガイドが空港まで迎えに来てくれます。

また、上記送迎サービスは他社よりも安いです(他社だと1万円前後)。

催行会社への問い合わせや緊急の連絡も可能なので、何から何まで安心と言えるでしょう。

KKdayのスワンンプーム空港から市内ホテルへの送迎予約バウチャー

(予約後は上写真のバウチャーがメールアドレスに届きます。バウチャーをプリントアウトするかスマホに保存して持参しましょう)

スワンナプーム空港からバンコク市内への行き方総まとめ表

以下は、この記事で紹介した交通機関の運賃と運行時間をまとめた表です。

交通機関運賃運行時間
タクシー250〜
350バーツ
24時間
エアポート
レールリンク
終点まで
45バーツ
  • 06:00~00:00
    (月~金)
  • 06:10~00:05
    (土,日,祝)
  • 1時間に3~5本
エレファント
エクスプレス
180バーツ7:30〜21:30
路線バス30バーツ前後
  • 04:00〜22:00
  • 1時間に3~4本
ロットゥー
(ミニバス)
29バーツ/1席
  • 05:50~23:30
  • 20分に1本
送迎サービス2,700円前後〜24時間

最後に

いずれの公共交通機関を利用するにしても、運賃の支払いは必ずタイの通貨「バーツ」を利用します。

スワンナプーム空港内にはレートの良い両替所がいくつか存在するので(日本で両替するよりレートが良い)、両替は空港に到着してからでも大丈夫です。

空港内のレートが高い両替所は、以下記事にて詳しく記載しているので参考にどうぞ。

 

また、いずれの交通機関を利用する場合であっても、滞在先の住所・ホテル名・電話番号等を必ず控えておきたいです英語とタイ語の2種類用意)。

また、空港内には空港職員や正規のタクシー運転手を装って声をかけてくる業者がいます。

彼らは高額な交通手段やホテルを利用させようとする悪どい人達なので、騙されてついていかないよう注意しましょう。

何か困ったことがあれば、空港内4階の出発ロビー(Departures)に日本語通訳のカウンターがあるので、相談してみるのも良いでしょうね。

日本語通訳のカウンター

 

また、バックパッカースタイルの旅行であっても、旅慣れしている人でない限り、初日くらいは事前にホテルの予約をしておきたいです。

理由は、飛行機疲れをしている状態で、重い荷物を持ったまま宿を探すのは、思ったより体力を消費してしまうからです。

シーズンによっては格安のゲストハウスですら宿泊が困難な場合があるので、早めに予約をしておいて、旅に慣れてきたら自分で宿を探すほうが無難でしょう。

バンコクのゲストハウス探しやホテル探しについては、以下の記事を参考にどうぞ。

それでは、お互い素敵な旅行を楽しみましょう!!

 

スワンナプーム空港からパタヤへ行く予定の人は以下記事を参考にどうぞ。

バンコク市内・郊外にあるおすすめ観光地のまとめ。バンコク旅行者必見。

空港から市内ホテルまでの荷物配送サービス

早朝・深夜着、ホテルチェックイン時間前に空港に到着した人は、スワンナプーム空港から宿泊ホテルまでの荷物配送サービスを利用すると便利。

たったの1,100円前後で荷物をホテルまで配送してくれます。

貴重品以外の荷物は配送してもらい、身軽な状態でそのまま空港から観光なり食事へ繰り出せます。

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