メークロン市場という線路の上にある市場。バンコクからの観光方法まとめ。

メークロン市場

メークロン駅 線路上で売られている野菜

(線路脇で売られている野菜)

メークロン市場は、バンコクから70キロ程離れたサムットソンクラーム県にある、タイ国有鉄道メークロン線の終点、メークロン駅の前にて開催されています。

メークロン市場周辺

バンコクからのアクセスは1時間以上かかりますが、日帰りでの観光が可能な為、郊外の見どころとして様々なガイドブックで取り上げられています。

決して”わかる人にはわかる”プラスアルファ的な観光地ではなく、タイ観光の目玉として旅程に組み入れていいくらいインパクトのある観光地の一つです。

メークロン市場の観光

メークロン市場 列車通過の瞬間を写真に撮る人達(列車通過の瞬間を写真に収める観光客達)

メークロン市場の見どころは、市場を通過する電車と、市場の商人達が一斉にテントを畳んでやりすごす様子です。

市場は駅から30メートルくらいの場所で開催されている為、電車は停止体制に入ったスピードで通過します。(時速20キロくらい)

テントを畳み始める商人たち

(列車がくると一斉にテントを畳み始める)

その為、隅に避けてさえいれば、決して危険な場所でなく、目の前をすれすれで通る電車の迫力を楽しめます。

メークロン市場 列車通過の様子

(電車との距離は50cmもない)

通過が終わると、何事もなかったかのようにテントを戻して、商売を再開します。

電車通過後にテントを元に戻し始める商人達

この一連の動作は10分程度で終わるのですが、テレビで見るのと生でみるのでは迫力が全然違います。

数多くのテレビ番組で取り上げられてきただけに、本物を見るとやはり感動が大きいですね。

(列車が通過する様子)

通過する列車の時刻と本数

市場自体の営業時間はAM6:00〜PM16:00です。

また、営業中に市場を通過する列車は1日に7本出ています。

メークロン駅の時刻表

(メークロン駅の時刻表)

ただ、6:26分メークロン着の列車を見るのは、バンコクからメークロン市場に来るまでの移動時間を考えると、現実的ではないと思います。

従って、8:25分メークロン着〜15:36分メークロン発の、計6本が見学できる列車の数となります。

メークロン市場で売られているもの

市場で扱われている商品は、同県の特産品である南国フルーツ類や水産物が主であり、これらの殆どはバンコクでも購入可能な物ばかりです。

メークロン市場の様子3

(生物も多く、観光客にはあまり需要がなさそう)

そして、商品の多くは生物であるにも関わらず常温で保管されている為、購入はおすすめできません。

観光客が買うものと言えば、列車の通過を待つ間に飲むドリンクくらいではないでしょうか。

その為、列車の通過時間以外は地元民しかおらず、平穏な空気が流れていますが、列車の通過時間前後になると、観光客で溢れかえり大混雑がおきます。

メークロン市場 通常時

(地元民しかいない通常時。線路の上ではあるが、雰囲気は普通の市場)

メークロン市場 列車通過前

(列車の通過前。市場は観光客で溢れかえる)

しかし、商店を営むタイ人達は、明らかに商売の邪魔になっているだろう観光客にも笑顔で接してくれるのです。

自分も電車の写真を綺麗に撮れる場所を教えてもらえました。そんなタイ人の微笑みには関心させられるばかりです。

メークロン市場への行き方

メークロン市場へ行くには3通りの方法があります。

  • ロットゥー(ミニバス)で行く方法
  • 電車で行く方法(市場を通過する電車に乗る)
  • ツアーを利用する

ロットゥーはチケットを買って乗り込むだけで直接メークロン市場前まで行ってくれるので、非常に楽なアクセス方法です。

 

電車でのアクセスは、乗り換えが必要でバンコクから2時間以上かかります。

しかし、実際に市場を通過する電車に乗るという、ただ見学するだけでは味わえない楽しみがあります

いずれの方法もそれぞれの良さがあるので、自分の旅行プランに合った方法で行くといいでしょう。

 

滞在時間の関係でタイトな旅程を組んでいる人は、近場のラチャブリー県の観光地であるダムヌンサドゥアック水上マーケットも一緒に回るツアーで訪れる方が良いでしょう。

>>>メークロン市場 + ダムヌンサドゥアック水上マーケット観光。日本語ガイド・送迎付きツアー

どちらもタイ旅行の目玉となる観光地ですが、バンコクからの距離が遠く、通常は1観光地に1日を使ってしまいます。

しかし、ツアーであれば、送迎付きで1日に両方の観光地を巡ることができるので、3泊4日の旅行など滞在時間が長くない人にはおすすめです。

ロットゥー(ミニバス)で行く

メークロン市場行きのロットゥーは、旧南バスターミナル(サーイ・タイ・ガオ/タイ語:สายใต้ เก่า)より発着しています。

旧南バスターミナルの場所

旧南バスターミナル

(旧南バスターミナル)

バンコク市内から旧南バスターミナルへはBTSなどの電車が走っていません。旧南バスターミナルへのアクセスに使えるのは路線バスかタクシーのみです。

しかし、路線バスは一介の旅行者には乗り場の場所や利用方法がわかりにくいかと思いますので、タクシーで向かうのがおすすめです。

BTS ヴィクトリーモニュメント(Victory Monument)からタクシーに乗れば、100バーツ程度で旧南バスターミナルへ行けます。

タクシー運転手に行き先を伝える際、カタカナ読みで「サーイ・タイ・ガオ」と言っても発音方法の違いから通じないことが多いので、タイ語表記「สายใต้ เก่า」を見せる方が良いです。

 

旧南バスターミナルに到着すると、多数のロットゥーチケット売り場が並んでいます。

旧南バスターミナル ロットゥーチケット売り場

メークロン市場行きのロットゥーチケット売り場は、左列の手前側に並んでいます。

メークロン市場行きチケット売り場

アンパワーダムヌンサドゥアック水上マーケット行きのロットゥーにもここから乗れる)

メークロン市場行きのロットゥーチケットは60バーツです。

ロットゥーはチケット購入後、15分〜長くても30分程度で発車します。メークロン市場までの所要時間は1時間30分程度を見ておきましょう。

電車で行く

電車で行く方法は以下のような手順となります。

  1. 国鉄ウォンウィエン・ヤイ(Wongwian Yai)駅から電車に乗り、マハチャイ(Mahachai)駅で降りる
  2. マハチャイ駅近くの渡し船に乗り、国鉄バーレーン(Banlaem)駅へ
  3. バーレーン駅から電車に乗り、メークロン駅

少しややこしそうですが、なんてことはありません。方向音痴の自分でも迷うことなく乗れました。

全ての目的駅は各線の終点なので、一度乗ったら乗りっぱなしで良いという安心感もあります。

メークロン駅到着までの時間はかかりますが、車窓からの風景を楽しめるし、旅をしている感覚も味わえます。

時間に余裕がある人にはおすすめしたいアクセス方法です。

1、国鉄ウォンウィエン・ヤイ駅から国鉄マハチャイ駅へ

まず、国鉄ウォンウィエン・ヤイ駅へ行きます。

国鉄ウォンウィエン・ヤイ駅へは、BTS ウォンウィエン・ヤイ駅を降りて、モーターサイかタクシーで行けます。

(国鉄ウォンウィエンヤイ駅の場所)

運転手には「Wongwian Yai Railway Station」と伝えるか「ウォンウィエンヤイ、ロットファイ(鉄道の意)」と伝えれば理解してくれます。

モーターサイだと料金は20バーツ。

 

国鉄ウォンウィエンヤイ駅のホーム

(国鉄ウォンウィエンヤイ駅のホーム)

 

ウォンウィエンヤイ駅 切符売り場

(ホームにあるカウンターで切符を買う。マハーチャイ駅までの切符は10バーツ。)

 

ウォンウィエンヤイ駅時刻表

(国鉄ウォンウィエンヤイ駅の時刻表。)

電車は5:30から20:10の間、大体1時間おきに出ています。

7:408:359:40のどれかに乗れば、丁度良い時間にメークロン駅に到着できるでしょう。

ちなみに、自分は8:35発の電車に乗りました。

 

電車は発車時刻の30分前にはホームに到着しています。

時間に余裕があれば、ホームの食堂で弁当を買って持ち込むのも良いです。旅風情を感じさせてくれます。

メークロン駅 ホームの売店

(ホームの食堂。)

 

電車内はボックス席とシート席にわかれています。

ボックス席の方が座りやすく、すぐに埋まってしまいます。早めに乗車して席を確保しておきたいです。

エアコンは効いていませんが、天井には扇風機がつけられています。

暑そうですが、走り出すと風が良くあたるので意外と涼しいです。

電車内の360写真。

#メークロン #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA


ちなみに車内にはトイレがありますが、走行中は揺れがひどい為、とても使用はできません。

電車内のトイレ

その為、トイレは乗車前に済ませておきたいです。

乗車後は、終点のマハーチャイ駅までゆっくりと電車の旅を楽しみましょう。

2、マハーチャイ駅近くの渡し船を使ってバーレーン駅へ

マハーチャイ駅からバーレーン駅へ行くには、渡し船を利用しなければなりません。

 

まず、マハーチャイ駅に到着したら、出口から目の前のロータリーへ出ます。

マハーチャイ駅出口。

マハーチャイ駅出口

 

駅目の前のロータリーをぬけて右折する。

マハーチャイ駅前のロータリー

ちなみに、マハーチャイ駅前の線路も、メークロン駅には遠く及ばない規模ですが、小さい市場が開催されています。

マハーチャイ駅線路上の市場

 

ロータリー右折後は目の前に商店街が広がっています。

商店街を200mほど直進すると、左手に渡し船乗り場があります。

商店街。

マハーチャイ駅前の商店街

渡し船乗り場。

マハーチャイ 渡し船乗り場

 

渡し船の料金は3バーツ。船は常時出ています。

料金所。バイクも普通に乗り込んでくる。

渡し船 料金所

 

船の様子。ワットアルン前のチャオプラヤー川を渡る船に似ています。

船の様子

 

対岸へは、わずか3分ほどで到着します。

対岸の様子

 

岸に到着したら、目の前のアーケードを抜けます。

対岸のアーケード

 

アーケードを抜けたらすぐに右折します。角にはバーレーン駅の方向を示す看板が立っています。

アーケードを抜けた角 バーレーン駅方向の看板

 

右折後は、閑静な道を500mほど突き当たりまで直進します。

バーレーン駅に続く道

 

突き当ると、象の置物がある駐車場が右手にあります。ここが目印。

駐車場の次を右折します。

象の置物がある駐車場

 

右折後、道なりに進めばバーレーン駅に到着します。

バーレーン駅

(バーレーン駅。凄くのどかだった)

 

マハーチャイ駅からバーレーン駅までのイメージ図

(マハーチャイ駅からバーレーン駅までの地図。)

バーレーン駅からメークロン駅へ

まずはバーレーン駅ホームのカウンターにて、メークロン駅までのチケットを買います。

チケットは10バーツ。

バーレーン駅のカウンター

 

バーレーン駅発メークロン駅行きの時刻表。

バーレーン駅発の時刻表

1日に4本の電車しか出ていない為、13:30発の電車に乗る予定できた人は、絶対に乗り過ごさないよう気をつけてください。

 

バーレーン駅のホームでも、発車時刻の30分前には電車が止まっています。

ディーゼルカー

この電車から通過するメークロン市場を眺めることができるので、絶対に窓際の席を確保しておきましょう

席を確保したら、後は風景を楽しみながら市場への到着を待つだけです。

メークロン市場までの風景

(メークロン市場までは、のどかな田舎風景が続く)

メークロン市場からバンコクへの帰り方

メークロン市場の観光を終えてバンコクへ帰る方法は、ロットゥー(ミニバス)か電車を利用できます。

ただ、多くの人はロットゥーで手早く帰ることを考えるでしょう。

自分も、電車の旅は行きの時だけで十分だったので、帰りはロットゥーを利用しました。

 

メークロン市場からロットゥーで帰る場合は、南バスターミナル着となります。

メークロン市場から南バスターミナル行きロットゥー乗り場までの地図。

行き方は、まずメークロン市場をメークロン駅とは反対側に突き抜けます。

線路を突き抜けたら左折します。

ロットゥー乗り場への道

左折後、直進すると右手にロットゥー乗り場があります。

赤色の看板が目印です。

ロットゥー乗り場の看板

料金は70バーツ。1時間ほどでバンコクに到着します。

 

雑感

メークロン市場は到着までに何かと時間はかかりますが、絶対に「見れてよかった」と思える観光地です。

タイへ旅行に来た際は、絶対に一度は行ってみることをおすすめします。

市場までのアクセスのおすすめ順としては、一番は時間に余裕があればやはり電車で行く方法。

しかし、滞在時間が短いのであれば水上マーケットも一緒に回るツアーが断然おすすめです。

>>>メークロン市場 + 水上マーケット観光。日本語ガイド・送迎付きツアー

世界でも摩訶不思議と言われる観光スポットを、是非自分自身の目で見てみて下さい。

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メークロン市場を走る電車

5 件のコメント

  • 2017年3月、所用でバンコクへ行きました。この記事・雑感を拝読し、ずっとメークロン市場へ「一度は行ってみたい」と思っていました。バンコク中心部のホテルに泊まり、午後フリーな時間が出来たため、ホテルフロントでメークロン駅までのタクシー運賃を問い合わせたところ、日本語を話せる個人タクシーを紹介されました。午後12時30分にフロントでドライバ―と待ち合わせ「往復1万円以下なら」と思いつつ、あっさり往復2000バーツとのこと。直ぐに出発、市場に13時40分到着、線路内を散策しながら14時30分到着の電車を見学しました。15時市場を後にし、ホテルには16時30分に帰着しました。時間のない方はタクシーもお勧めです。

  • 残念なことに去年(2016年)10月で戦勝記念塔駅にあったロットトゥー乗り場は閉鎖されています。

  • 記事を楽しませていただきましてありがとうございました。
    鉄道ファンとして一言。写真の説明で電車と書かれておりますが、走っているのはディーゼルカーつまり気動車です。最近テレビなどでも機関車に曳かれている列車以外は電車として一くくりされているようで、ちょっと残念というか違和感を覚えます。細かいことを取り上げて失礼とは存じますが、気になりますので申し上げることにいたしました。

    • >>>Hideo sekiguchi様
      コメントありがとうございます。
      おそらく「電車」で検索される方のほうが多いと思い、この記事では全て「電車」で統一させて頂きました。
      仰っていただいた通り、違和感は否めませんが、ご理解の程よろしくお願いいたします。

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