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この記事では、チェンマイ観光を計画している人に向けて「初めてのチェンマイ旅行で絶対に行きたいおすすめの観光地」を紹介します。
チェンマイはバンコクほどではありませんが、巨大な観光都市です。郊外の観光地も含めると、見所は多岐に渡ります。
筆者は、かれこれチェンマイには7回ほど旅行していますが、それでもチェンマイに存在する観光地は1/3程度しか回れていません。
そのくらいチェンマイには多くの見所が点在していますが、中には雰囲気がローカルすぎて、初めてチェンマイを訪れた人からすると「なんだか微妙だな〜」と感じる観光地も少なくないです。
例えば寺院一つとっても、チェンマイ市街だけでも軽く50を超える「観光名所とされる寺院」が存在しています。
(街中には沢山の寺院が点在している)
こうした観光名所の中には、写真で見ると面白そうでも、実際に足を運んで見ると微妙な見た目の観光地もあります。
そこで今回の記事では、初めてチェンマイに行く人・タイやチェンマイの歴史に詳しくない人でも楽しめる観光地全22スポットを
- 寺院 × 3軒
- ナイトマーケット × 2軒
- 買い物スポット × 2ヶ所
- インスタ映えスポット × 3ヶ所
- 動物系スポット × 4ヶ所
- 温泉 × 2ヶ所
- 山岳民族の村 × 1ヶ所
- 自然景観・絶景スポット × 2ヶ所
- 洞窟 × 1ヶ所
- 珍スポット × 2ヶ所
に分けて紹介します。いずれも、わかりやすい見た目で写真映えもする観光地です。
歴史や背景を知っていると尚楽しめますが、「とりあえず行ってみよう」くらいの気持ちで足を運んでも楽しめます。
各観光地では英語が通じやすく、現地ツアーも開催されています。初心者でも安心して観光できます。
絶対行くべきおすすめ寺院3軒
チェンマイ観光のメインとなるのが寺院。チェンマイ仏教会によれば、県内には1,708以上もの寺院が存在しているとのこと。
もちろん、全ての寺院を巡るわけにはいきませんので、まずは「ここだけは絶対に行ってみて欲しい!」と思うマストスポット3ヶ所を紹介します。
ドイステープ寺院(Wat Phra That Doi Suthep / วัดวัดสุเทพ)
ドイステープ寺院(Wat Phra That Doi Suthep/วัดพระธาตุดอยสุเทพ)とは、チェンマイ郊外に位置するステープ山の山頂、標高1,073mに位置する、黄金の仏塔が建つ寺院です。
チェンマイがまだ独立国だったランナータイ王朝時代の1383年に、「インドから釈迦の骨を運んできた白色の象が、ステープ山の山頂で息途絶えた」という伝説を基に、当時の王クーナ王により建設されました。
インドから来た白い象…?
ぶっ飛んだストーリーに聞こえますが、タイではこうした伝説を背景に建設された寺院は少なくありません。そして、こうした我々日本人からすると俄かには信じがたいストーリーのある寺院ほど、人々から信仰を集めています。
実際、ドイステープ寺院はタイ北部で最も神聖な寺院、かつチェンマイの守護寺とも言われていて、タイ人も外国人沢山の参拝者が毎日訪れています。チェンマイといえばドイステープ寺院!ここに行かなければ始まりません。

上空から見たドイステープ寺院
ドイステープ寺院の見所その1:ナーガが彫刻された306段の巨大な階段
ナーガとは、ブッダを守護する蛇神です。
タイの寺院では、入り口や屋根にて彫刻されているナーガをよく見かけます。
ドイステープのナーガは、とにかく巨大です。寺院へ続く参道の階段(306段)両脇にはナーガの彫刻が伸びています。
こういった巨大な彫刻はやっつけ仕事のように雑な造りの物も多いですが、ドイステープ寺院の彫刻は豪勢かつ完成度が高いです。近くに寄って見ると分かりますが、非常にきめ細やか。
まずは、山頂までナーガの胴体が伸びる306段の階段を登りましょう。
階段を登るのがきつい人は、ケーブルカーを利用して登れます(有料:20バーツ)。
ドイステープ寺院の見所その2:山頂に鎮座する黄金の仏塔
山頂に到着すると、高さ22mの光り輝く仏塔が鎮座しています。
この仏塔がドイステープ寺院の主役。上述した白い象が運んできた釈迦の骨は、この黄金の仏塔に収められているとの言い伝えがあります。釈迦様の骨がこの中に!つまり、宗教的に非常にご利益がある仏塔なのです。
(仏塔でお祈りをしているタイ人達。毎日たくさんの参拝者が訪れる)
山頂独特の冷たい風と乾燥した空気が相まって、より宗教的な雰囲気を醸し出しています。
筆者が訪れた時は雨上がりだったため、仏塔が放つ光に雫が反射して、より神秘的な雰囲気が強まっていました。とても神秘的、そして山頂の綺麗な空気と涼しさも相まって清々しい気持ちになれました。
間違いなく「来て良かった」と思える素晴らしい寺院です。歴史や宗教的価値云々を抜きにしても、見た目のインパクトだけで圧倒されます。
お参りをしよう!
ドイステープはご利益のある寺院であるにも関わらず、タイ人以外でお参りしている人はあまり見かけません。
多くの外国人観光客は、仏塔の写真を撮って帰っているだけです。しかし、それでは勿体無い。せっかくなので、タイ人に混じってお参りしてみましょう。
お参りの方法を記載すると長くなるので、以下のドイステープでのお参り方法を解説している記事を参考にどうぞ。
参考
ドイステープ寺院観光ガイド 見所と周辺観光スポット12選CHIANGMAI43
ドイステープ寺院への行き方
ドイステープ寺院へは、チェンマイ市街各地に点在する「ドイステープ寺院行きソンテウ乗り場」より、ソンテウに乗ってアクセスできます。
詳細は以下の記事を参考にどうぞ。
上記事内では、ドイステープ寺院と一緒に観光したい「モン族の村」「プーピン宮殿」についても触れています。
- 拝観時間/毎日5:00〜21:00まで
- 入場料/30バーツ
- ケーブルカー料金/20バーツ
- GoogleMapで正確な場所を確認する
- 日本語ガイド付きツアー詳細⇒
21:00まで開放しているので、夜にレンタカーやレンタルバイクで訪問するのもおすすめ。夜の姿も美しすぎて感動します。

夜の姿も神秘的
チェンマイ旧市街の寺院「銀の寺」と「ワット チェディ ルアン」

旧市街のランドマーク「ターペー門」
チェンマイ旧市街とは、チェンマイ市街中心にて四方をお堀と城壁に囲まれたエリアを指します。
チェンマイ旧市街は、かつてのランナータイ王国の都が築かれていた場所です。日本で例えると、京都御所周辺のようなエリア。門前町です。
『チェンマイのおすすめホテルまとめ』でも紹介しているように、旅行中の滞在拠点としても非常におすすめのエリア。沢山の仏教施設が点在していて、歩いているだけでチェンマイらしさを感じられます。
チェンマイ旧市街には、ランナータイ王国時代に建てられた格式ある寺院がザッと見ても40軒以上は点在しています。さすがに全部見て回る時間はないので、初めてチェンマイを観光する人に絶対おすすめしたい2軒の寺院を紹介します。
- 銀の寺(ワット シー スパン)
- ワット チェディ ルアン
上記2軒の寺院は、面白い風変わりな姿形をしています。
銀の寺(ワットシースパン/Wat Sri Suphan/วัดศรีสุพรรณ)
ワットシースパンは、別名で「銀の寺」と呼ばれている通り、仏堂の全てが銀細工で作られているという風変わりな寺院です。
記録によれば、寺院が建設されたのは1501年頃。当時は銀細工等は使われておらず、ごく一般的な寺院の姿形をしていたとのこと。
2004年頃より、ランナータイ王国時代より伝統工房の一つとされている銀細工の発展・発足のため、「仏堂全てを銀で覆ってしまおう!」というプロジェクトが始まり、仏堂全てが銀細工で作られました。
仏堂に近づいて隅から隅までじっくりと眺めて見ます。
ブッダの宝冠、瓔珞(ネックレス)、腕釧(ブレスレッド)まで、きめ細やかな銀細工の装飾が施されています。精到とは、まさにこのことを言うのでしょう。
素人目から見ても、そんじょそこらのシルバーアクセサリーより遥かに芸術的。
仏堂の中も凄いです。全てが銀細工。
輝きすぎて眩しいくらい光を放っています。今、写真で見返してもキラキラしているのが感じられるくらい。
決して大きな仏堂ではありませんが、存在感は巨大です。
ワットシースパンは世界初の銀細工で出来た寺院なので、是非チェンマイ観光の際には足を運んでみて欲しいです。
仕来りによって、女性は仏堂の中に入ることができないので要注意。外から写真を撮影することはできます。
- 拝観時間/毎日5:30〜21:30頃まで
- 入場料/50バーツ
- GoogleMapで正確な場所を確認する
重厚な見た目の仏塔「ワット チェディ ルアン(Wat Chedi Luang/วัดเจดีย์หลวง วรวิหาร)」
個人的に大好きな寺院。
どことなくカンボジアのアンコールワット遺跡群を思わせるピラミッド状の仏塔です。各層に佇む象の彫刻が、一層威厳と気高さを身につけされているように感じます。
ワット チェディ ルアンもランナータイ王国時代(1385年頃)に建てられた寺院です。
当時、上写真の仏塔は高さ80m、直径60mの超巨大仏塔でしたが、1545年の大地震により、仏塔のほぼ全部が消滅しました。その後、修復に修復を重ね、現在の姿形となりました。
現在の仏塔は、当時の半分くらいの規模までしか修復が済んでいないとのことですが、この迫力はSF映画に出てきそうなくらい凄い。
日本の古墳にも共通しますが、昔の人って本当に大きくて迫力ある建築物が好きですよね。
(敷地内にある仏堂も見応えある。きらびやかです)
(涅槃仏も安置されている)
- 拝観時間/毎日8:00〜17:00まで
- 入場料/40バーツ
- GoogleMapで正確な場所を確認する
旧市街の寺院巡りはおすすめ
チェンマイ旧市街には、上述したようにザッと見ても40軒近くの寺院が存在します。時間があれば、その他の寺院も回ってみましょう。
以下記事では、実際に足を運んだ筆者が、旧市街の見所ある寺院をまとめています。各寺院は近距離に点在しているため、半日で全ての寺院を巡れます。
チェンマイの夜はナイトバザール。週末マーケットが面白い
チェンマイでは大小含め、数十のナイトマーケットが開催されています。
数あるチェンマイのナイトマーケットの中でも、特にチェンマイ初心者が楽しめるのが週末限定で開催される、以下2ヶ所のナイトマーケット。
- サタデーマーケット(Saturday Market)
- サンデーマーケット(Sunday Market)
上記2ヶ所のナイトマーケットは、週末限定だけあって客足が多くて賑やかです。また、露店の出店数も多く、地元タイ人向け5:外国人観光客向け5と言ったバランスの取れたラインナップなので楽しめます。
サタデーマーケット(Saturday Market)
旧市街の南から伸びる全長約1.5kmのウア・ラーイ通り(Wua Lai Rd)を、一時的に歩行者天国にして開催されるナイトマーケットです。一直線に細い通りの両脇に、露店がずらっと並びます。
(山岳民族のアクセサリー店。1品100バーツ程度。エスニック柄アイテムの数は豊富)
(1着159バーツの激安Tシャツ店)
注目は、山岳民族のエスニック柄アイテムを売る店が多いところ。モン族の刺繍入りポーチなど、バンコクやその他都市では中々見かけないアイテムが多いです。
(飲食店も豊富)
また、個人的に凄く気に入っているのは、一直線に伸びているナイトマーケットなので、必然的に人口密度が高くなっているところ。賑わっている雰囲気が強く感じられます。
昔、子供の頃に体験した屋台街や縁日の雰囲気と言うのでしょうか。どこか素朴なのが愛らしい。
近年のバンコクのナイトマーケットにはない、昔ながらのタイの夜市の良さなるものが出ている気がします。面白い場所なので、週末にチェンマイ観光を予定している人は是非。
- 営業時間/土曜の17:00〜24:00まで
- GoogleMapで正確な場所を見る
サンデーマーケット(Sunday Market)
サンデーマーケットは、日曜限定でチェンマイ旧市街内にて開催されている大規模なナイトマーケットです。
サンデーマーケットの面白い点は、マーケットが開催される立地です。
上述したようにチェンマイ旧市街は、ランナータイ王国時代に建てられた多くの寺院が点在するエリア。
マーケット内では、旧市街内に点在する寺院がライトアップされた姿を見たり、寺院敷地内で食事できます。チェンマイならではの雰囲気を味わえます。
(ライトアップされたワット チェディ ルアン。昼間とは雰囲気が異なる)
(寺院の境内で飲食店の露店が並んでいます。寺院を見ながらの食事は新鮮)
雑貨や衣料品の露店、飲食店の他にアーティストのライブステージなども組まれています。
バンコクでもこうしたナイトマーケットはいくつも存在しますが、さすがに寺院が連なる神聖な立地で開催されるナイトマーケットは、サンデーマーケットだけ。
チェンマイ観光に日曜日を挟んでいる人は、是非足を運んでみましょう。
- 営業時間/日曜の16:00〜24:00頃まで
- GoogleMapで正確な場所を見る
チェンマイのナイトマーケットまとめ
その他、ムエタイ観戦を楽しめるナイトマーケットや食事専門のナイトマーケットなど、おすすめのナイトマーケットを以下の記事でまとめています。
買い物やカフェ巡りにおすすめのスポット
チェンマイで買い物や街歩きを散策するのにおすすめのスポット2ヶ所を紹介します。
ニマンヘミン通り(Nimmanhaemin Road)

ニマンヘミン通りのランドマーク「忠犬ハチ公」
ニマンヘミン通りは、チェンマイ旧市街の西側にて伸びる全長約1.6kmの通りです。
ニマンヘミン通りは、チェンマイ市街の中でも一際雰囲気が異なります。
「チェンマイの代官山」とも呼ばれているように、お洒落なカフェや飲食店、ブティックが連なっているのが特徴です。
チェンマイに興味を持っている人の中には、チェンマイ では「カフェ巡り」がおすすめだという情報を目にしたことがる人もいるでしょう。
多くの人がカフェ巡りを行なっているエリアが、ニマンヘミン通りです。
オーナーこだわりのカフェが沢山
ニマンヘミン通りには、チェーン店ではない個人経営による拘りのカフェが多いです。
例えば、バーカウンター形式になっているカフェや、独自のマスコットキャラクターを出したカフェなど。
もちろん、コーヒーや食べ物の味も良し。見てくれだけでなく、チェーン店顔負けの美味しいコーヒーを提供してくれます。
また、ニマンヘミン通りはチェンマイの中でも歩道が広々としていて、ゴミが落ちてなくて綺麗なので、店内でコーヒーを飲みながら一息つくのも良いですが、屋外テラスでのんびりとするのもおすすめ。
お土産選びも捗る
ニマンヘミン通り2つ目のポイントは、かゆい所に手が届いたラインナップ。
ブティックや雑貨店も豊富で面白いのですが、例えばセラドン焼きの専門店や山岳民族のシルバーアクセサリー専門店など、「おっ!タイらしい」と思える面白い店も多いです。
ニマンヘミン通りは半日かけてじっくりと回るのがおすすめ。
お土産選び・食事・カフェ巡り、滞在拠点としてもバッチリのおすすめエリアです。
筆者が実際に滞在して見つけた、ニマンヘミン通りの「面白い!」と思った店については、以下記事にてまとめています。
是非、ニマンヘミン通り散策の参考にして頂ければと思います。
バーンカーンワット(Baan Khang Wat)
バーンカーンワットは、チェンマイ旧市街から車で約40分の場所に位置するクラフトビレッジです。
古民家を模した洒落たカフェや雑貨店が合計13軒ほど建っています。
オリジナルの布製品を扱う店、カレン族・モン族など山岳民族の伝統技術を用いた日常着の店、オリジナル陶器の雑貨店など、他で見ない創造性あふれた品物が並びます。
(ポーチ各120〜490バーツ、帽子950バーツなど。手作りだけあって値段はやや高め)
売られている物も魅力的ですが、自分はビレッジ全体の雰囲気に惹かれました。
身を置くだけで気持ちが落ち着く古民家風の店が並び、趣と温もりを感じられます。どこか懐かしい。
そして一つ一つの店の外観・内装も洒落ています。買い物目的ではなく、散策や写真撮影目的で来ているタイ人も多数見かけました。
ビレッジ内にある洒落たカフェで一息。ほっこりできるおすすめスポットです。
バーンカーンワットの営業時間と行き方
- 営業時間 / 火曜〜日曜の10:00〜18:00
- GoogleMapで正確な場所を確認する
バーンカーンワットへのアクセスはグラブタクシーを利用するのがおすすめです。
>>>タイでグラブタクシー(Grab)を使う方法【登録から簡単な利用方法まで解説】
チェンマイ旧市街やニマンヘミン通り周辺からであれば、バーンカンワットまでは片道100バーツ程度でアクセスできます。
写真好き必見のインスタ映えスポット3ヶ所
チェンマイには沢山の写真映えスポットが存在しますが、中でも見た目のインパクト大!写真好きならマストなスポット3ヶ所を紹介します。いずれもチェンマイ市街から若干の距離があるため、アクセスにはグラブやタクシーが必要です。
プルートー(PL U T O)
タイ人の若者を中心に話題沸騰中のインスタ映えカフェ。まるでアートギャラリーのような外観。カフェ名の「プルートー」とは英語で「冥王星」を意味していて、カフェ内には確かに冥王星のオブジェがあります。
写真スポットが多く、それでいて黒期調でクールな雰囲気がたまりません。その他のカフェとは異なる雰囲気です。

撮影スポット。ここで多くのタイ人がポーズを決めて写真を撮っていました
カフェ内はどこを見てもお洒落。どこで写真を撮っても様になります。デザイナーズホテルのエントランスロビーのようです。

こちらが店名の由来になっている冥王星のオブジェ

もちろんコーヒーも美味しい
クールな写真を撮りたい人は是非。プルートーの写真ギャラリーについては、以下の筆者インスタグラム投稿も是非ご覧ください。
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営業時間と場所
- 営業時間 / 毎日9:00〜21:00
- GoogleMapで場所を確認する
ザ レクタングル コーヒー X タワー(The Rectangle coffee x tower)
チェンマイ旧市街から南方へ約20km、大通り沿いに突如現れる不思議な建物。実はこれ、カフェです。
30年以上も放置されていた廃ビルをリノベーションした面白いカフェ。建物は鉄筋コンクリート造りの6階建てで、フロア全体が半屋外になっています。景色も風通しも良くて、カフェと言うよりコーヒーが飲めるちょっとした展望台みたいな感じで楽しめます。

カフェの入り口
外観も内装も廃墟にしか見えませんが、それがまた面白い。ちょっと珍スポット要素もありますね。面白い場所を求めている人にはたまらないはず!
ザ レクタングル コーヒー X タワーの写真ギャラリーについても、以下の筆者インスタグラム投稿も是非ごらんください。
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営業時間と場所
- 営業時間 / 毎日9:00〜17:00
- GoogleMapで場所を確認する
昭和の日本が味わえる!?メーカー運河(Khlong Mae Kha / คลองแม่ข่า)
メーカー運河は、元々は家庭排水等で汚れ切ってしまっていた川でしたが、国が4000万バーツもの費用をかけ美しく改装したスポット。なんと日本の小樽運河をモデルに改装したそうで、全長約750mの両脇には和風の飲食店や雑貨屋がずらっと並んでいます。
オールウェイズ三丁目の夕日みたいな、どこか懐かしい雰囲気が味わえて、まるで昭和の日本を見ているようです。散策が楽しいスポット。

どこかレトロなカフェが並ぶ
やきとり屋台もあります。食べ歩きしながら散策を楽しみましょう。
日が暮れてからの雰囲気も良いので、夜に行くのもおすすめです。
メーカー運河の写真ギャラリーについても、以下の筆者インスタグラム投稿を是非ご覧になってみてください。
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営業時間と場所
- 営業時間 / 毎日15:00〜21:00
- GoogleMapで場所を確認する
動物と触れ合えるおすすめスポット4選
タイと言えば象乗りが有名ですが、チェンマイには象乗りを遥かに凌駕する動物スポットが存在します。
象に乗るだけでなく、虎と記念撮影をしたり、象使いを体験してみたり。せっかくチェンマイに来るのであれば、一度は動物との触れ合いを体験したいです。
以下では、チェンマイの中でも特に思い出に残るおもしろ動物スポットを4ヶ所紹介しています。
タイエレファントホームで象使い体験
個人的に、最もおすすめな動物スポット。
タイ・エレファントホームというチェンマイ郊外にあるエレファントキャンプでは、自分が象使いになって象と一緒にトレッキングや水浴びを楽しめます。
普通、象乗りと言えば、象の背中に付けられた椅子に座り、象使いが象を操りトレッキングするものです。しかし、タイ・エレファントホームでは、象に乗るのは自分だけ。
もちろん、プロの象使いがいつでもサポートに回れるよう常に近くにいてくれます。
それにしても、象を操るのは新鮮な体験です。
面白いのが象の操り方。あんなに大きな体の生き物をどうやって操るんだ?と、疑問に思っていましたが、なんと「象使いの言葉」なる象を操る言葉が存在するのです。
象使いの言葉の一つである「マップロン!(”お座り”みたいな意味)」を象に言うと、本当にお座りします。
また、トレッキングだけでなく、象と一緒に水浴びしたり、写真撮影したり。
めちゃくちゃ愛着が湧きますし、「また会いたい」と思えるほど感動の体験になりました。
普通の象乗りよりは結構ハード(半日使ってトレッキングや水浴びを楽しむ)なので、若い人にしかおすすめできません。
「チェンマイで一生に残る体験をしたい!」と思っている人は、是非参加してみましょう。
実際に参加した時の様子を、以下の記事で詳しく記載しています。
注意事項等も詳しく記載しているので、それでも「体験してみたい!」と思った方は、是非参加してみましょう。
タイ エレファントホームでの象使い体験は完全予約制です。
そのため、日本語で問い合わせできる以下の旅行代理店を利用するのがベター。
>>>象使い1日体験ツアー【日本語ガイド + 宿泊ホテル送迎付き】
詳細は上の記事を参考に。
象乗りトレッキングに象のショーも楽しめる「メーサーエレファントキャンプ」
上記の象使い体験は体力が必要なアクティビティですが、「もう少しライトに象との触れ合いを楽しみたい」という人におすすめなのが、メーサーエレファントキャンプ。
メーサーエレファントキャンプでは、主に
- 15分程度の象乗りトレッキング
- 象との写真撮影
- 象のショー
- 赤ちゃん象への餌やり
と言った、あまり体力は使わずに象との触れ合いを楽しめます。「象のテーマパーク」と言った雰囲気。
象乗りトレッキングは、興味がなければ参加しなくても良いです。
なので、年配の方や子連れ旅行者などは、ショーや餌やりだけを体験する楽しみ方もできます。
象乗りトレッキング
エレファントショー
象への餌やり
象の水浴びショーなど
どこもかしこも象!象!象!
可愛い象たちが様々な表情を見せてくれます。
エレファントキャンプ内では、普通に象が歩いています。
写真で見るとそれほどですが、実際に目の当たりにすると凄い迫力。
また、メーサーエレファントキャンプは、敷地内全体がジャングルのような作りになっているのも面白いです。雰囲気があります。
包括的に象との触れ合いを楽しみたい人にはおすすめです。
実際に筆者が足を運んだ時のレポートについては、以下の記事を参考にどうぞ。
- 営業時間/毎日7:00〜15:30
- エレファントショーは毎日8:00と9:40から
- 入場料/200バーツ
- 象乗りトレッキング/30分500バーツ
- 公式サイト
- 行き方/ソンテウまたはトゥクトゥクを往復チャーター。運賃は300〜400バーツ
- GoogleMapで正確な場所を確認する
- 日本語ガイド付きツアー詳細⇒
虎をモフモフして写真撮影できる「タイガーキングダム」
肉食動物とも触れ合えるのがチェンマイ動物スポットの面白いところ。
チェンマイ郊外にあるタイガーキングダムでは、生後7ヵ月の赤ちゃん虎〜触れるのに決意が必要なほど大きいビッグサイズの虎やホワイトタイガーと触れ合って写真撮影できます。
(筆者が写真撮影したのは生後7ヵ月の赤ちゃん虎)
もちろん、全ての虎は生まれた時から人間と一緒に生活しているため、人間に敵意を表しません。
とは言え、やはり肉食獣。生後7ヵ月の赤ちゃんと言えど、触れるのにはそれなりの勇気が必要です。
また、触れてみて初めて分かったのですが、性格が猫っぽくて可愛いです。
なでなでするとゴロニャンしてくれますし、筆者にデレデレしたかと思えば、突然外の何かに興味を示してどっかへ行ってしまったり。
強烈な思い出を作りたい人は、ビッグサイズの虎と記念撮影するのがおすすめ。
ちょっと唸り声をあげたり、あくびしただけでビビってしまうほど巨大な虎達が待っています。
筆者はパタヤにあるタイガーパークで以前にビッグサイズの虎と触れ合いましたが、ビッグサイズの虎との触れ合いは無茶苦茶面白いです!
生まれて初めて虎に触った感想
お腹を撫でるとゴロニャンする。
尻尾がユラユラ横振りする。
肉球は革シート座席がもうちょっと硬くなった感じ。
お腹は柔らかくて温かい。顔を埋めてサワサワすると気持ちいい。完全にデカイ猫って感じだけど、こっち振り向かれるとマジでビビる、腰が引ける pic.twitter.com/Un6P1v21Tg
? ri-(リー)@タイ一択 (@AsiaThailand208) November 25, 2017
ビッグサイズの虎の肉球をプニプニなんて、タイでしか体験できません。
緊張するし、怖いし、面白いし、ビビるし…様々な感情が入り乱れる最高の時間となりました。
タイガーキングダムも「チェンマイで一生の思い出に残る強烈な体験をしたい!」と思う人は、是非足を運んでみましょう。
詳しいレポートについては、以下の記事を参考にどうぞ。
- 営業時間/毎日8:00〜18:00
- 入場料/無料
- 虎との写真撮影料/799バーツ〜1,200バーツ(虎のサイズによって異なる)
- 公式サイト
- 行き方/ソンテウかトゥクトゥクを往復チャーター。400バーツ前後
- GoogleMapで正確な場所を確認する
- 日本語ガイド付きツアー詳細⇒
チェンマイナイトサファリ(ChiangMai Night Safari)
チェンマイ中心街から車で約20分の場所に位置するナイトサファリ。
大人数で乗車できるトラムに乗り、夜の動物の様子を見学できるという典型的なナイトサファリです。
見学時間は約1時間。
トラムに乗りキリンに直で餌をあげたり、サイやシカ、ライオン、ジャガーと言ったお馴染みの動物達の夜の様子を見学できます。
チェンマイ・タイならではの動物は存在しませんが、生息する動物の種類は103種類。生息数は1000頭以上。中々に巨大なナイトサファリです。
ナイトサファリ内ではタイダンスショーやタイガーショーも楽しめます。
全体的に動物のとの距離が近く、生き生きした面白いナイトサファリです。
特にキリンへの餌やりはハイライト。トラムに首を突っ込んで餌をねだってきます。物凄い迫力。
子連れ旅行におすすめのスポットです。筆者が訪れた時もタイ人や日本人、白人の子供達がキリンに大興奮していました。
営業時間・場所・行き方
- 営業時間 / 毎日18:00〜22:00
- 営業時間については、ナイトサファリの公式HP(英語サイト)も参考にどうぞ
- GoogleMapで正確な場所を確認する
- 敷地内に無料の駐車場あり
- 18:30
- 19:30
- 20:30
- 21:30
- 22:00
- 18:00
- 19:00
- 20:00
- 21:00
- 毎日 / 18:00と19:30の2回
- 金・土曜は18:00、19:30、20:30の3回
送迎付きのツアー利用がおすすめ
チェンマイナイトサファリの入場料は、通常800バーツ(日本円にして約2,700円)。
しかし、以下ツアーであれば、チケットだけなら約2,000円、往復送迎を付けても約2,200円で購入できます。
飛び込みで入場するよりはるかに安いので、上記ツアーの利用がおすすめです。上記ツアーは他の旅行会社よりも安いです。
(筆者も往復送迎付きツアーを利用しました。ホテルまで送迎してくれるので楽。それでいて2,200円は安すぎ)
チェンマイで温泉に行くならここ!
チェンマイ郊外には複数ヶ所の温泉が存在します。
ただ、タイの温泉施設は日本の温泉施設に比べると、かなりレベルが低いです。
観光客向けにある程度は整備されているとは言え、バンコクの銭湯の方が施設としてはしっかり作られていてゆったりできます。そのため、観光地としてのおすすめ度は高くありません。
しかし、一度はタイの温泉を見てみたい!という人は、以下の2ヶ所がおすすめです。
11月〜1月の寒い時期は、特に楽しめるでしょう。
サンカムペーン温泉(Sankampaeng hot spring / น้ำพุร้อนสันกำแพง)
チェンマイ旧市街から車で約1時間、距離約43km離れた場所に位置する温泉。
チェンマイに存在する温泉の中では最も観光地化されていて、設備が整っています。
「個室温泉」「無料の足湯」「温水プール」の施設あり。
チェンマイで温泉と言えば、大抵はサンカムペーン温泉だと認識されています。そのくらい定番の温泉です。
バスタオルや水着のレンタル可。手ぶらで訪問して大丈夫です。
無料の足湯。ポカポカして温かい。
温泉は個室とプールがあります。個室の場合は、上写真のようなバスタブがあるだけの完全個室に入ります。
景観が皆無なのが残念…。ただ、温泉の温度や湯量はバッチリです。
- 個室入浴室(1人用)/ 60バーツ
- グループ用入浴室 / 500バーツ(1時間)
- バスタオル1枚10バーツ
- 水着1着20バーツ
グループ用の入浴室。1時間500バーツ。
また、観光地化された温泉らしく、ゆで卵を作るコーナーもあります。
チェンマイ中心街から最も近く、かつソンテウ等の公共交通機関でもアクセスできるのがメリット。
チェンマイで温泉に入るなら、とりあえずサンカムペーン温泉に行っておけば満足できるでしょう。
一番施設が整っている温泉です。
営業時間と入場料
- 営業時間 / 毎日7:00〜18:00
- 入場料 / 大人1人100バーツ
- GoogleMapで場所を確認する
- 行き方 / ワロロット市場付近から出ている巡回ソンテウに乗る(片道50バーツ)
サンカムペーン温泉の詳細、ソンテウでのアクセス方法を含めた情報については、以下の記事を参考にどうぞ。
日本人が作った温泉!チェンダオ土管温泉
チェンマイ旧市街から車で約1時間20分、距離約75km離れた場所に位置する無料の温泉施設。
緑あふれる自然の中に、7個の土管がドカーンと置かれています。パイプで温泉を引き、土管に流し込んでいるのです。
温泉の温度は体感的に40〜42度くらい。かなり丁度良いです。
ただ、あまり手入れされていないのか、若干(目を凝らさないと分からない程度ですが)垢が浮いていました…。神経質な人にはおすすめできません。
しかし、このチェンダオ温泉は本当に雰囲気が素晴らしいです。周りに緑豊かな自然が広がっているため、景観も楽しめます。
また、温泉の横には綺麗な川が流れています。温泉で体を温めた後、水風呂みたいな感じで川に入れるのがメリット。
ちなみにチェンダオ温泉は、2004年にチェンマイに住む日本人が源泉を発見して、日本人達が共同で出資して、土管等を持ち込み施設を作ったとのこと。そういうわけで、日本語の看板があります。
「日本人が作った」というだけで感慨深いですね。一風変わった温泉に行ってみたい人にはおすすめです。
- 脱衣所が無い
(着替えは敷地内のトイレで) - シャワールームも無い
- 入浴時は水着の着用が必須
- バスタオルは20バーツでレンタルできる
営業時間と行き方
- 営業時間 / 毎日8:00〜18:00
- 温泉入浴料 / 無料
- GoogleMapで場所を確認する
- 行き方 / レンタカーなどの自家用車のみ
アクセス方法を含め、チェンダオ温泉の詳細については、以下の記事を参考にどうぞ。
山岳民族の村を訪ねる
個人的にチェンマイ観光で一番興奮したのが首長族の村訪問。
小さい頃、旅番組等で首長族の特集を見た記憶があり、まさかチェンマイに首長族の居住区があるのを知って、ウキウキしながら行ってきました。
正確には首長族はミャンマーの難民であり、致し方なくタイに住んでいるなどの背景を知って少々悲しい気もしましたが。
とにもかくにも、生で首長族の方々と触れ合えるなんて感動!
首長族の村はチェンマイ市街から車で30分程度の場所に位置しています。
チェンマイの首長族は、外国人観光客用に作られた観光村です。
彼女達は、この観光村に訪れる観光客にお土産等を売ったりしながら生計を立てています。
こうした背景を知ると、正直なところ「何だかよくないことをしている気がする…」と後ろめたい気持ちもありました。
しかし、当の首長族の方々は、とてもフレンドリーでニコニコしてくれます。
簡単な英語なら話せるので、是非コミュニケーションを取ってみましょう。
写真撮影にも気兼ねなく応じてくれるので、出来るだけお土産等を購入しながら、一緒に楽しく写真を撮ると良いです。
首長族の村についての詳細は、以下の記事を参考にどうぞ。首長族の背景についても詳しく解説しています。
- 営業時間/正確な時間は不明だが、日中であれば毎日営業
- 入場料/500バーツ
- 行き方/ソンテウまたはトゥクトゥクを往復チャーター。約300バーツ
- GoogleMapで正確な場所を確認する
- 日本語ガイド付きツアー詳細⇒
自然景観・絶景スポット2ヶ所
いずれもチェンマイ市街から片道1時間前後の郊外に位置しています。
モンチェム(Mon Cham / ม่อนแจ่ม)
モンチェムは、チェンマイ旧市街から車で約1時間の場所に位置する山間の町です。
海抜約1,300mにあり、一年中涼しい気候に恵まれています。
モンチェムの見どころは、緑豊かな山々の壮大な景色です。
山頂には山々の景色が望めるカフェ兼展望台の他、カモミール、アーティチョーク、ローズマリー、スモモ亜属種、イチゴ、トマトなどの様々な植物を育てる畑が複数存在します。
これら花畑やカフェで景色を楽しみ、山頂で一息ついて過ごすのがモンチェムの楽しみ方です。
(沢山の花が咲き乱れる)
(見晴らしの良いカフェ)
(モンチェムで採れたイチゴは甘くて美味しい。是非お試しあれ)
日本の丘陵公園のような場所です。
頂上には4つの大きな花畑があり(入場料が発生する。各20〜30バーツ程度)、それぞれの花畑で景色を楽しみ写真を撮れます。
本当に素晴らしい景色です。ここはチェンマイでは絶対に行きたいマストスポット。筆者も訪れて本当に良かったと思っています。
(木製カートで遊べるアトラクションもある。子供に人気。料金は一人50バーツ)
移動時間も合わせて半日は楽しめるスポット。子連れ客も多いので家族での観光にもおすすめ。
行き方(ソンテウチャーター往復で1,000バーツ)
チェンマイ市街からモンチェムまでは、タクシーやソンテウ以外の公共交通機関が存在しません。
そのため、自家用車やレンタカーなどの移動手段がない人はソンテウを往復チャーターしましょう。
筆者はチェンマイ市街のナイトバザールからソンテウを往復チャーターしました。
チャーター料金は交渉です。筆者が利用した時は、モンチェム観光中のドライバー待ち時間も含め、往復で1,000バーツでした。
モンチェムまでの道中は曲がりくねった山道を進みます。かなり揺れるので、乗り物酔いしやすい人は酔い止め薬を忘れずに!
モンチェムの駐車場。利用料金は30バーツ。意外とソンテウチャーターで来ている観光客は多かった。
レンタカーを利用すれば良かったものをソンテウを1,000バーツで往復チャーターして、山道をゆられながらモンチェムへ。でも来て良かった。綺麗でした。 pic.twitter.com/i4XjBeU8aY
? ri-(リー)@タイ一択 (@AsiaThailand208) December 6, 2020
- 営業時間 / 花畑によって異なるが、大体7:00〜18:00。日中に行けば営業している。毎日営業。
- 入場料 / 花畑によって異なる。20〜30バーツ
- ベストシーズンは10月〜2月。一年中花は咲いているが、10〜2月が最も綺麗に花が咲く。筆者が訪れたのは12月
- GoogleMapで正確な場所を確認する
モンチェムの詳細については、以下の記事も参考にどうぞ。各見どころやアクセス方法を詳しく解説しています。
メーカンポン村(Mae Kampong Village / แม่กำปอง)
メーカンポン村は、チェンマイ市街から車で約1時間離れた場所に位置する、総面積約6.22平方キロメートルの小さな村です。
渓谷と小川に挟まれた自然が溢れる村で、日本の原風景を思い出させるような、どこか懐かしい光景が広がっています。
小さな村ですが、村周辺の観光地も含めると見どころは多いです。
巨大な菩提樹が支えるカフェ「ザ・ジャイアントツリー・チェンマイ」や小川と森林に囲まれた寺院、絶景カフェや滝など、様々な自然スポットが点在しています。
どこを見ても、まるで日本の原風景を具現化したような、桃源郷の光景が広がっています。
村全体が撮影スポットです。写真好きならマストな観光地。近年はタイ人からも日本人からも大人気です。
行き方と営業時間
- 営業時間 / 村内の施設によって異なるが大体8:00〜17:00
- 行き方 / 自家用車での訪問がおすすめ。チェンマイ市街のワロロット市場付近からメーカンポン村行きのミニバス(ロットゥー)が毎日4便出ている
- GoogleMapで正確な場所を確認する
メーカンポン村の概要、おすすめ絶景スポット、アクセス方法などの詳細は以下の記事を参考にどうぞ。
チェンマイで最も美しい洞窟
(チェンダオ洞窟)
チェンダオ洞窟は、チェンマイ中心街から車で約1時間30分の場所に位置する洞窟寺院です。
チェンマイで最も美しい鍾乳石や石筍と言った、自然が創り上げた美しい造形が見られると評判が高いスポット。
散策には1時間ほどかかる巨大な洞窟です。洞窟内には、かつてチェンダオ洞窟に1000年以上住んだと言われる伝説の仙人「プロム・ルーシー(พรหมฤาษี)」の像をはじめ、数々の仏像が安置されています。
(伝説の仙人「ルーシー」の像)
また、自然が創り上げた造形美しい鍾乳石も見どころ。
ライオンや蓮の花、蛇の形をした鍾乳石。
こうした美しい造形の数々をガイドと一緒に回りながら見ることができます。
神秘さもゾワゾワする感じも味わえる面白い観光地です。洞窟に興味がある人ならマスト。おすすめです。
営業時間・行き方・入場料
- 営業時間 / 毎日8:00〜17:00
- 入場料 / 40バーツ
- GoogleMapで正確な場所を確認する
チェンダオ洞窟へは、チェンマイバスターミナル1からバスに乗り、途中下車してソンテウを往復チャーターしてのアクセスが可能です。
詳細は以下記事に記載しています。参考にどうぞ。
また、洞窟内は入場料だけで見学できる無料ゾーンと、有料ガイド同伴で回れる有料ゾーンに別れています。
上記事では有料ガイドについても詳しく記載しています。是非参考に。
チェンマイの珍スポット2ヶ所
タイと言ったら珍スポット!もちろんチェンマイにも旅人心をくすぐる強烈な珍スポットが存在します。下記では、中でもインパクトが強い2ヶ所の珍スポットを紹介しているので、変な場所が好きな人は是非行ってみては?
地獄寺「ワット シードーンチャイ パートゥンガーム(วัดศรีดอนชัยป่าตึงงาม)」
タイ名物といえば地獄寺。もちろんチェンマイにも強烈な地獄寺が存在しています。
地獄寺はタイ全土の様々な場所に存在していますが、「地獄のヤバさ」は各寺院によってピンキリ。大したことない地獄寺も存在するわけですが、ここチェンマイの地獄寺は泣きたくなるくらい強烈です。
草木生い茂る広い境内に、これでもかと言うほど地獄に落ちた亡者や門番達の像が並んでいます。コミカルな像もあれば、想像するだけで鳥肌が立つような裁きを受けている像も…。夜に一人で来たら、絶対泣く。
地獄を表現した像達は色落ちや剥げなどもなく綺麗な状態なので、生々しい地獄を体験できます。この記事では載せることができないような地獄も多々表現されていますので、興味がある人は是非足を運んでみてほしいです。
場所と入場料
- GoogleMapで場所を確認する
- 入場料 / 10バーツ
世界でここだけ!タイならではの「寺スタバ」
世界には、その国の伝統文化をモチーフにした様々なスターバックスが存在しますが、ここタイではチェンマイの寺スタバがそれ。なんとチェンマイ独自のお寺(ランナー建築様式)を用いた外観のスターバックスがあります。
外観がお寺というだけでメニューは普通のスターバックスとなんら変わりありませんが、これは生で一度は見ておきたい面白い珍スポットでしょう。
外観だけでなく内装も寺院風。これぞタイを代表するカフェ!と言っても過言ではないでしょう。
営業時間と場所
- 営業時間 / 毎日7:00〜21:00
- GoogleMapで場所を確認する
チェンマイへの行き方
日本からチェンマイへ行くには、以下3つの交通機関いずれかを利用します。
- 飛行機(大阪からであれば直行便あり)
- バンコクからバス(所要時間約10時間)
- バンコクから列車(所要時間約12時間)
短期旅行の方は、飛行機を使えば短い時間でアクセスできます。
旅行期間に余裕がある人や体力に自信がある人は、バスや電車を使うのもおすすめです。
飛行機
最も移動時間を短縮できるのは、言わずもがな飛行機です。
2023年1月31日より、日本初、ベトジェットにて日本(大阪)とチェンマイの直行便が就航開始しました。
週3回 (日・水・金)、以下のスケジュールにて運行予定です。
- VZ822
チェンマイ発 00.55 → 大阪着 07.55 - VZ823
大阪発 08.55 → チェンマイ着 13:30
ベトジェット就航開始により、チェンマイ旅行がグッと楽になりました。
ただ、現時点で直行便があるのは大阪のみです。他県からチェンマイへ行くには、現時点では乗り換えが必要です。例えば羽田からであれば、羽田→香港→チェンマイと乗り継ぎをします(時期によって航空会社や便は様々)。
バンコクからチェンマイへは、バンコクエアウェイズ、エアアジア、タイ国際航空の便が出航しています。
最寄りの空港からどのような経路で便が出航しているか、また最安値の航空会社がどこかはスカイスキャナーで検索をかけてみるとすぐに分かります。
(スカイスキャナー。LCCも既存の航空会社も含めて最安値の航空券を一括で検索できるサイト)
チェンマイ行きの航空券を最も安くするには、スカイスキャナーに加えサプライスという航空券検索サイトのクーポンを利用すれば最安値で購入できます。
以下の記事にて購入方法の詳細を記載しているので、航空券選びの参考にどうぞ。
飛行機でチェンマイへ行く方は、以下の記事も要チェックです。チェンマイ空港から市内ホテルへの行き方を詳しく解説しています。
バンコクからバスを利用する
(バンコク⇔チェンマイのバス)
バンコクからチェンマイ行きのバスは、BTS モーチット近くにある北バスターミナルより、毎日06:30〜22:00の間、30分おきに出発しています。
バスの料金は片道840バーツ程度です。
バスは乗り心地自体は悪くないのですが、所要時間が約10時間もかかるのでバックパッカーなどの時間に余裕のある人におすすめです。
バンコクからのバスは、チェンマイの長距離バスターミナルに到着します。
バンコク市内から北バスターミナルへの行き方や、バスターミナル内のチケット売り場の場所については、以下の記事を参考にどうぞ。
列車
バンコクのフアラムポーン駅(別名:バンコク駅)から、毎日5本のチェンマイ行き列車が出発しています。
バンコク⇔チェンマイ間のタイムテーブルは、以下のサイトより確認可能です。
>>>タイ国有鉄道公式サイト(時刻表)
(タイ語表記の場合は、英語表記に変更してください)
左側に”Bangkok”、右側に”Chiang Mai”と入力し検索をかけると、各列車の出発・到着時間が表示されます。
列車チケットの料金は以下の通りです。
- 2等座席:541バーツ
- 2等寝台:751バーツ(上段ベッド)・821バーツ(下段ベッド)
- 1等個室(1人で使用した場合):1953バーツ
- 1等個室(2人で使用した場合):1453バーツ
バンコクからチェンマイへの寝台列車での旅は、非常に旅風情が溢れていておすすめです。
節約旅行者やバックパッカーは、是非挑戦してみましょう。
バンコクからチェンマイへの寝台列車の乗り方は、以下の記事を参考にどうぞ。
チェンマイ旅行は女子旅や子連れにもおすすめ
(チェンマイの街並み。程よく自然に囲まれている)
近年、チェンマイは女子旅や家族旅行先として人気を博しています。
その理由は、
- バンコクに比べて程よく田舎で
- いかがわしい風俗店がほぼ皆無(あるにはあるが、バンコクに比べると「殆ど無い」と言っていい)
- 独自の文化があって
- 自然や動物と触れ合えて
- ナイトマーケットなどタイの文化を体験できる場所が多い
- 観光客が多いため治安も良い
からでしょう。個人的に感じたのは、日本で例えると”中洲をなくした”福岡のような街です。
程よくコンパクトで、カオソーイなどの美味しい食べ物がたくさんあって、見所が多い。
(カオソーイ 。チェンマイおすすめのご当地グルメ。チェンマイに来たら絶対食べるべし!)
正直、筆者は実際にチェンマイに行く前までは、それほどチェンマイに興味がありませんでした。なんとなく有名だから行ってみただけです。しかし、今ならチェンマイに魅入られた人達の気持ちが分かります。
近年は「老後(リタイア後)の海外移住先は、バンコクよりもチェンマイがベスト」という声も良く聞きますが、それにも納得。山岳部に近い街なので空気も美味しく、とにかく滞在中は24時間清々しい気持ちでいられます。
また、以下のホテル紹介記事にも記載しているように、お洒落でタイらしさを感じるホテルが安いのもポイント。
何から何までいいこと尽くしの観光地です。
可愛い雑貨店やカフェはタイ国内で一番多いため、女子旅や子連れ旅行ならバンコクよりもおすすめできます。是非、当記事をチェンマイ旅行に役立てて頂けたら幸いです。
チェンマイ観光のお役立ち情報として、以下のチェンマイ市街にある高レート両替所の記事もあわせてどうぞ。
チェンマイに長期滞在するノマドワーカー必見。チェンマイのおすすめWiFiカフェ。
チェンマイにある日本式の銭湯・サウナ。旅行中に綺麗な湯船でゆっくりしたい人は是非。
チェンマイ空港から市内へのアクセス方法については以下の記事を参考にどうぞ。
チェンマイ3泊4日のモデルコース!チェンマイを旅行する人は是非参考に。
記事を拝読しました。詳細に記載されているので参考になりました。2017年09月23日からチェンマイの探索に行きます。ドイ・ステープ、ウイアン・クム・カーム及びワット・チェディ・リアムなどを見て回ろうと思います。宿は、タマリンド・ヴィレッジに決めました。
>>>谷口様
参考になって幸いです。もうすぐですね。楽しんで下さい^ ^
11月10日から14日までチェンマイに行きます。大変参考になりました。分かりやすかったです。帰国したら又感想を書きます。ちなみにチェンマイの後マンダレー、ルアンパバーン、行くのですが、参考になるホームページありますか?
>>>中島 裕一様
ありがとうございます。チェンマイ旅行楽しんで下さい。ラオス等の情報はガイドブックを見た方が良いかもしれません。