(チェンマイの観光地として名高い「ドイステープ寺院」)
チェンマイは、バンコクに次ぐ第二の観光都市です。
「北方のバラ」とも称される気品のある街並み。そして郊外には自然アクティビティが混在しています。
自分はタイへの渡航歴が30回を超えますが、チェンマイにはまだ足を運んだことがなかったため、「どんな街なんだろう?」と様々なイメージを膨らませて2週間ほどじっくり滞在してきました。
今回の記事では、旅で見て回った、チェンマイ旅行に欠かせない
- チェンマイのマップ
- チェンマイ市街・郊外の観光地
- チェンマイのおすすめホテル
- チェンマイへの行き方
の情報をまとめて紹介します。
これからチェンマイへの旅行を検討している方の参考になれば幸いです。
もくじ
チェンマイとは
(ロイヤル ランナ ホテルから見たチェンマイ市街)
チェンマイは、タイの首都バンコクから北へ約700kmの場所にある中核都市です。人口は168万人。
在タイ日本大使館によれば、チェンマイには現在4,000人近くの日本人が移住していて、その半数近くが60歳を超える高齢者とのこと。
バンコクよりも物価が安いため、第二の人生を謳歌したいという気持ちで移住する人は珍しくないようです。
また、チェンマイは一タイの地方都市とはいえ、そこそこ都会で利便性が高く、一方で山に囲まれて気候も良いです。
バンコクからチェンマイまでの所要時間は、バスなら約10時間、飛行機なら1時間30分ほどです。
(バンコクからチェンマイまでの距離)
チェンマイとバンコクの間には、遺跡で有名な街アユタヤやスコータイがあります。
バックパッカーのように長期の旅行期間がある人は、バンコク→アユタヤ→スコータイ→チェンマイと都市を通過して、さらに北上してラオスへ入る人も多いです。
独特の歴史と景観を持つ街
チェンマイは1296年頃から600年もの間、タイ北部一帯に勢力をのばす「ランナータイ王国」という独立した巨大国家の首都として繁栄していました。
1899年、ランナータイ王国は度重なる戦争の末、正式にタイの一部となりました。
そして現在では、タイ北部における政治・経済の中心地として重要な役割を果たしています。
チェンマイ市街は都会を感じられる一方で、ランナータイ王国時代に建てられた100以上もの古い寺院が今でも残っています。
発展を続ける新時代の景観と古都の景観が入り混じっているのが、チェンマイの魅力と言えるでしょう。
要塞のような形姿をしている寺院ワット・パーパオ。ランナータイ王国時代に建てられました。
タイ人の家族連れ観光客も寺院内の散策を楽しんでいます。
バンコクにもある電脳街「パンティップ・プラザ(PANTIP PLAZA)」のチェンマイ支店。
電化製品やアウトレットの衣類品が安値で売られています。
ターペー通りにある小物雑貨屋「ディー ディー パン パン(Dee Dee Pan Pan)」。
チェンマイにはお洒落な雑貨屋も多いため、街歩きやお土産選びも楽しいです。
メインツーリストエリアであるナイトバザール周辺。
バーガーキングなどのファーストフード店も立ち並び、都会であることが伺えます。
郊外にまで足を伸ばせば、エレファントキャンプや首長族の村、トレッキングや温泉などといった自然アクティビティも楽しめます。
チェンマイのマップ
チェンマイ市街において観光の中心となるのは、市街地の真ん中に鎮座するチェンマイ旧市街と、その左右に位置するチェンマイナイトバザール周辺とニマンヘミン通りです。
チェンマイ旧市街内には、ランナータイ王国時代に残された数多くの寺院が点在しています。
チェンマイナイトバザール周辺とニマンヘミン通りは、観光客向けのホテルやレストラン、雑貨屋などが並ぶツーリストエリアです。
ショッピングモールなども並び、観光客が過ごしやすい環境が整っています。
チェンマイ旧市街⇔ナイトバザール周辺⇔ニマンヘミン通り間は、トゥクトゥクやソンテウでも移動できますし、自転車をレンタルして周ったり、時間があれば徒歩でも街歩きを楽しめます。
空港や駅、バスターミナルから各ツーリストエリアへは、客待ちしているトゥクトゥクやソンテウ、エアポートタクシーを捕まえて移動できます。
料金の目安は、トゥクトゥクやソンテウであれば100バーツ前後。
エアポートタクシーであれば150バーツ〜最大300バーツです。
チェンマイ空港から市内への詳しい移動方法については、以下の記事を参考にどうぞ。

チェンマイの道(特に旧市街の中)は入り組んでいて、初めて旅行に来た人は迷いやすいです。
旅行中はスマートフォンでGoogle Mapを使えるようにしておくと便利でしょう。
また、空港や駅、バスターミナルから指定したホテルへ向かう際は、GPS機能を使い、ドライバーが遠回りしていないかを自身で確認しながら移動すると良いです。
タイでスマートフォンを使う方法については、以下の記事を参考にどうぞ。

郊外も含んだチェンマイのマップ
郊外も含めると、チェンマイの観光地は広範囲にわたって点在していることがわかります。
ただ、チェンマイでは、バンコクのようにBTSやMRTなどの電車が走っていません。
そのため、郊外観光地へのアクセスにはトゥクトゥク、ソンテウ、タクシーのいずれかを往復チャーターするか、ツアーを利用して周るのが効率的です。
>>>チェンマイの見所を凝縮した鉄板コースツアー【日本語ガイド + ホテル送迎付き】
ツアー内容によっては、宿泊ホテルまでの送迎 + 日本語ガイドが付いています。
海外旅行自体が初めての人でも安心して利用できるでしょう。
滞在期間が3泊や4泊などの短い人も、その都度乗り物をチャーターするより、ツアーで一遍に周る方が時間を有効に使えます。
チェンマイ市街の観光地をまとめたGoogle Map
この記事で紹介するチェンマイ市街の観光地は全て、下記マップに場所を記載しています。
- 左上の 地図上の全項目をリスト表示します。
- でお気に入り登録、 で各SNSやメールで共有できます。
- 右上ので拡大地図を表示します。
- 茶色で囲んでいる場所 = チェンマイ旧市街
- 紫色のライン = ナイトバザール周辺
- 赤色のライン = ニマンヘミン通り
- 紫色で塗っている場所 = ワロロット市場(チャイナタウン)
- MAP上の各アイコンをクリックすると、詳細が表示されます。
チェンマイ旧市街
(旧市街にある寺院。ワット チェディ ルアン)
チェンマイ旧市街の中には、ランナータイ王国時代に建てられた寺院が大小含め40〜50近い数あります。
殆どの寺院は入場料が無料です(一部20バーツ程度徴収する寺院もある)。
(ワット・スアンドーク。旧市街で見所となる寺院の一つ)
いずれの寺院も、古都チェンマイの風情と長い歴史を感じられる独創的な見た目です。
ただ、中には見応えのない小さな寺院もあるので、ある程度どの寺院を周るかの予定を立てておいた方が良いかと思います。
旧市街で見応えのある寺院については、以下の記事で詳しくまとめているので参考にどうぞ。

旧市街の中は、条例により高層建築の規制がかけられていて高い建物がありません。
そのため、チェンマイの中で最も旧時代の名残と雰囲気を感じられます。
ナイトバザール周辺
(チェンマイナイトバザール)
ツーリストエリアでもあるチェンマイナイトバザールには、毎日18時〜24時までの間、500mほどの通りに700店舗近くの露店が並びます。
露店の他にも◯◯ナイトバザールや◯◯マーケットという名前のモールや市場がいくつも並んでいて、敷地内にも土産物屋がびっしりと連なっています。
(ナイトバザール通りにあるアサヌーン市場。フードコートがあったり、ニューハーフショーが行なわれている)
店を冷やかしたり食べ歩きをするのは面白いエリアです。
また外国人が一番多いエリアでもあるので賑やかな雰囲気。
ただ、この辺りで売られている物の殆どはバンコクでも頻繁に見かける上に、観光地価格で少し高めの料金設定です。
何か購入する際は、値切るのをお忘れなく。
チェンマイで開催されている観光客向けナイトマーケットについては、以下の記事を参考にどうぞ。

ナイトバザール周辺(地図上黄色のライン)には、お洒落なファッション雑貨の店も並んでいます。
昼間も散歩がてら買い物を楽しめます。
MAP上黒のバッグマークの雑貨店「ディーディー パンパン(Dee Dee Pan Pan)」
アロマオイルや石鹸、手作りのオリジナルバッグやアクセサリーなどの小物が売られています。
女性受けしそうな商品が多いです。
・営業時間 毎日10:00〜20:00
その他にも、可愛い雑貨や衣類を扱う店舗が多々並んでいます。
ニマンヘミン通り
ニマンヘミン通りは、チェンマイの代官山・原宿とも例えられるお洒落ストリートです。
ニマンヘミン通りにも、観光客向けのホテルや雑貨屋、レストランが並んでいますが、ナイトバザール周辺とは雰囲気が打って変わり、露店ではなく店舗を構えています。
どの店舗も外観や内装にこだわりがあり、歩いていると次々と魅かれる店が見つかります。
また、バンコクでは中々見かけない店舗オリジナルの商品が多いのも特徴です。
ニマンヘミン通りは、雑貨屋以外のカフェやレストランも若者受けするお洒落なデザインの店が多いです。
カフェの内装やカップ容器デザインも可愛い。
ニマンヘミン通りの詳細やニマンヘミン通りにあるおすすめの店舗詳細は、以下記事に詳しく記載しているので参考にどうぞ。

ワロロット市場(チャイナタウン)
チェンマイ市民に親しまれている大規模な生鮮食品市場。
別名をカート・ルアンとも言います。
食料品などが山積みで売られていて、東南アジアらしい雑多な空気を感じられます。
中華系のお菓子、ドライフルーツ、タイ料理の材料(タマリンド、こぶみかんの葉など)なども売られていて、食品系のお土産を買うのに良い場所です。
ワロロット市場には、チェンマイのチャイナタウンやモン族市場が隣接しているので、併せて散策を楽しめます。
(チャイナタウン。バンコク同様に金の販売店がある)
東南アジアに住む少数民族モン族の市場。独特な柄の衣装やバッグが売られています。
刺繍が施された布やリボンなどの可愛い手芸品も揃っているので、女性の買い物客が多いです。
ピン川(リバークルーズ)
ピン川とは、ワロロット市場の東側にてチェンマイ市街を南北に横断する大きな川です。
ピン川沿いにはレストランやカフェ、ホテルも少々並び、チェンマイのリバーサイドエリアとして近年旅行者から注目を集めています。
そんなピン川で人気のアクティビティがピン川でのリバークルーズ。
(ピン川のクルーズ船)
バンコクでもチャオプラヤー川のクルーズが旅行者から人気ですが、チェンマイのクルーズはバンコクのそれとは雰囲気が大違い。
なにせ、ピン川沿いにはバンコクのチャオプラヤー川みたくライトアップされた寺院や大型の五つ星ホテルは存在しません。
チェンマイの素朴さと趣のある静けさを象徴するような大人しい雰囲気です。
川沿いで遊ぶ地元の子供達の姿を見たり、カヌーに乗っている人、雄大な自然を眺められます。
(クルーズ船から見るピン川)
また、船についても、豪華なクルーズ船ではなく大型の木製ボートです。
バンド演奏などの豪華な演出もなく、静けさのあるピン川を素朴にクルーズします。
チェンマイが初めての人であれば物足りなさを感じるでしょうが、チェンマイの静寂さや素朴さに惹かれている人は楽しめるでしょう。
クルーズは昼のデイクルーズと夜のディナークルーズの2部に分かれています。
乗船料金はデイクルーズが450バーツ、ディナークルーズが650バーツです。予約制なので要注意。
クルーズの様子やディナーの内容、日本語が通じる予約方法については以下の記事を参考にどうぞ。

市内での移動方法
チェンマイ市内の移動手段には、巡回しているソンテウやトゥクトゥクを利用するか、レンタルサイクル・レンタルバイクを利用できます。
(チェンマイでタクシー的な利用ができるソンテウはボディが赤色)
ソンテウを利用する際は、流している車両を停め行き先を告げて乗り込みます。料金は交渉制です。
旧市街⇔ナイトバザール⇔ニマンヘミン通り間であれば1回20バーツ〜50バーツ程度です。
郊外の観光地へは、場所によって料金が異なります。以下の目安を参考にどうぞ。
- ドイステープ寺院:片道50バーツ程度(専用の乗り場あり。後述)
- エレファントキャンプや首長族の村があるメーリム方面:1ヶ所につき150バーツ〜200バーツ程度。チャーターして数カ所を周る場合は600バーツ前後
- サンカムペーン通り周辺:150バーツ程度。
- チェンマイ動物園:片道40バーツ〜50バーツ程度
- サンカムペーン温泉(専用の乗り場あり。後述)
レンタルサイクルショップは、ナイトバザール周辺に並んでいます。
レンタルサイクルの料金は1日50バーツ程度です。
借りる時にデポジット1,000バーツもしくは、パスポートを店に預けます(パスポートはコピー不可)。
旧市街などの観光には、レンタルサイクルを利用するのが便利で安上がりです。
また、殆どのレンタルサイクルではバイクも貸し出しているので、国際免許を申請している方はバイクも選択肢に入れておけます。
バイクのレンタル料金は1日250バーツ程度です。
バイクも自転車同様にデポジットかパスポートを預けます。
郊外の観光地(ドイステープ寺院、メーリム、エレファントホーム、ボーサーン、サンカムペーン温泉)
郊外の観光地については、特におすすめのスポットを全部で6ヶ所紹介します。
それぞれの概要やアクセス方法も記載しているので、気になった場所には是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
ドイステープ寺院(ワット プラタート ドーイステープ)
ドイステープ寺院は、標高1080mもあるドイステープ山の頂上に建つ寺院です。
チェンマイを代表する観光地の一つであり、タイ北部で最も神聖なお寺として認識されています。
チェンマイを象徴する寺院と言っても過言ではありません。
ドイステープ寺院は、チェンマイに行ったら絶対に外せない観光地なので、必ず足を運びたいです。
ドイステープ寺院最大の見どころは、上写真にある黄金の仏塔です。
300段以上もある参道の階段を登り(ケーブルカーでも登れる。※料金は20バーツ)土足厳禁の境内に入ると、仏塔がきらびやかな光を放ちながら迎えてくれます。
(参道の階段。300段以上ある)
(ケーブルカー車内。頂上まではケーブルカーで登れる)
自分が行った時は、丁度雨が上がって日が差したタイミングでした。
回廊の雫に光が反射し、より一層神秘的な雰囲気が漂っていたのを覚えています。
ドイステープ寺院への行き方
ドイステープ寺院へは、流しのソンテオを捕まえて行けますが、交渉しても往復で400バーツ程度の金額を提示されます。
しかし、特定のドイステープ行きソンテオ乗り場からであれば50バーツ程度で行けるので、ソンテオ乗り場から乗るのがおすすめです。
ツーリストエリアから近いドイステープ行きソンテオ乗り場は、チェンマイ旧市街のチャンプアック門付近とニマンヘミン通りのSoi7付近にあります。
(チャンプアック門付近。ドイステープ寺院行きソンテウ乗り場)
以下の記事にて、チャンプアック門付近とニマンヘミン通り付近ドイステープ行きソンテウ乗り場の詳細を記載しています。

また、上の記事ではドイステープ寺院の近くにあるモン族の村とプーピン宮殿への行き方も詳しく記載しているので、合わせて参考にどうぞ。
(モン族の村)
(プーピン宮殿)
メーリム(メーサー渓谷)
メーリムは、スネークファームやモンキースクール、エレファントキャンプといった自然や動物と触れ合える観光客施設が点在しているエリアです。
かの有名な首長族の村もあります。
チェンマイ市街からメーリムまでは、車で30分〜40分程度でアクセスできます。
以下では、メーリムの中でも特におすすめの観光地「首長族の村」「メーサーエレファントキャンプ」「タイガーキングダム」を紹介します。
首長族の村
首長族の村といえば、チェンマイよりさらに北西にあるメーホーソンにある村が有名ですが、メーリムにも首長族の村があります。
首長族をテレビで見たことがある人は多いと思いますし、一度は会ってみたいと思ったことがあるのではないでしょうか。
山岳民族との交流は新鮮です。チェンマイ旅行の素晴らしい思い出になるでしょう。
チェンマイに来たら是非おすすめしたい観光地です。
メーリムの首長族の村についての詳細は、以下の記事を参考にどうぞ。
アクセス方法なども詳しく書いています。

メーサーエレファントキャンプ
「象が描き上げた世界で最も高価な絵」として、ギネス記録認定の象がいたメーサーエレファントキャンプ。
象乗りトレッキング、象との写真撮影、赤ちゃん象への餌やり、エレファントショーの見学など、象に関わるアクティビティを包括して楽しめます。
自分はこれまでアユタヤやホアヒンのエレファントキャンプにも行きましたが、チェンマイのエレファントキャンプが一番迫力があり、また充実していました。
象乗り経験者の方にもおすすめできるスポットです。
メーサーエレファントキャンプの詳細については、以下の記事を参考にどうぞ。

タイガーキングダム
チェンマイで大人気の動物系スポット。
虎やライオン、ホワイトタイガーと直に触れ合いながら写真を撮影できます。
撮影できる動物のサイズは生後7ヶ月の小さな赤ちゃん虎(上写真)から、触れるのに”決意”がいるほどの大型サイズまで。
虎達は鎖に繋がれているわけでもなく麻酔注射を打たれているわけでもないので、まるで野生動物のようにのびのびとしています。
ただ写真を撮るだけでなく、虎にキスしたり肉球を触ったり尻尾をつかんだり…トレーナーさん誘導のもと様々なポーズを決めて写真を撮れるのが面白いです。
世界を見ても虎とこんなに身近に触れ合って写真を撮れるスポットは中々ありません。
写真撮影は動物のサイズによって異なりますが、799バーツ〜1,200バーツ(約15分撮り放題)。
タイガーキングダムの詳しい様子や魅力については、以下の記事を参考にどうぞ。

タイエレファントホーム(象使い体験ツアー)
タイ エレファントホーム(Thai Elephant Home)は、象使いを体験できるエレファントキャンプです。
上で紹介したメーサーエレファントキャンプとは異なり、我々観光客自身が象使いになって象に乗ります。
(象使いが象を操る際に使う言葉を教わり、象に自由に乗る。1人につき1頭の象をまかされる)
象使いの言葉で「マップロン!(座る)」と言い、本当に象が座ってくれた時は感動します。
最初は象に近くのも恐いですが、慣れてくると象の鼻に抱きついてみたり、象の耳をマッサージしてあげられるようになります。
パートナーの象は本当に可愛くて、最後は「また会いたい」と思えるくらい愛着が湧きました。
また、タイ エレファントホームは象に乗るだけでなく、象の泥浴びや、象と一緒に水浴びできるのも魅力です。
何から何まで非日常的な体験です。
最後には象使いのカリキュラムを終えた修了証が贈られるという演出もあり。
チェンマイでしか味わえない、一生の思い出になる体験です。象と触れ合いたい方は是非体験してみて欲しいです。
タイ エレファントホームでの象使い体験は完全予約制です。
そのため、日本語で問い合わせできる以下の旅行代理店を利用するのがベター。
実際に上記ツアーを利用して象使いを1日体験してきました。
体験の流れや注意点などの詳細については、以下の記事を参考にどうぞ。

ボーサーン
チェンマイの伝統工芸品である唐傘の直売店と工房が並ぶ町。
チェンマイ旧市街から東に10km程度の場所にあり、ワロロット市場付近からボーサーン行きのソンテウが出ているのでアクセスは容易。
ボーサーンには、日本の和のデザインに通ずるモダンでお洒落な柄をした傘が多々売られています。
傘は1本300バーツ程度とリーズナブルな上に、サーペーパーという丈夫で高品質の紙を使用しているのでお土産として最適。
また、工房では傘が制作される興味深い過程を無料で見学できます。
(傘を制作している工房の様子)
他の観光地に比べると圧倒的なインパクトこそ小さいですが、チェンマイ滞在時間が長い人や伝統工芸品に興味がある人は訪れてみると楽しい場所です。
ボーサーンの詳細やチェンマイ市街からのアクセス方法については、以下の記事を参考にどうぞ。

サンカムペーン温泉
チェンマイ市街から東へ約40kmの場所にある温泉。
敷地全体は公園になっていて、中に全身浴の個室・家族風呂・温水プールがあります。
公園内の温泉沸きだし口では、ゆで卵を作ったり足湯を楽しめます。
公園内の入場料金は100バーツ。各風呂場の利用料金は以下の通りです。
- 個室60バーツ
- グループ用入浴室1時間500バーツ
- 温水プール/子供30バーツ、大人50バーツ
- 貸しタオル1枚10バーツ
全身浴は個室から外の景色を楽しめないので、解放的な気分で温泉に入りたい人は、温水プールに入るのがおすすめです。
サンカムペーン温泉の様子や、行き方、営業時間などの詳細は以下の記事を参考にどうぞ。

人気のホテル
旅行者がチェンマイの物価の安さを特に実感できるのが、ホテルの宿泊料金です。
チェンマイのホテルは、バンコクと同じくらいのグレードのホテルでも、1泊の宿泊料金がバンコクより1,000円〜1,500円ほど安いです。
また、ホテルの数が多いので、予算に都合の良いホテルを見つけやすいです。
上述したナイトバザール周辺と
ニマンヘミン通りがツーリストエリアにあたるので、初めてのチェンマイ滞在であれば、2エリアのいずれかに滞在するのがおすすめです。
とりわけてチェンマイで人気のホテルは、ナイトバザール通りの中心にあるデュシットD2 チェンマイと、ニマンヘミン通りの中心にあるニマン マイ デザイン ホテル チェンマイ バイ コンパス ホスピタリティです。
デュシットD2 チェンマイ (dusitD2 Chiang Mai)<MAP上青色の星>
ナイトバザールの中心地にあり、周辺にはコンビニやスターバックス、ファーストフード店もある好立地のホテルです。
タイの一流ホテルブランド「デュシット・インターナショナル」の系列ということで、スタッフにトゥクトゥクやタクシーを呼ぶようお願いしたら迅速に対応してくれたりと、対応が非常に良くて信頼がおけます。
17時〜19時の間は、ホテル内のラウンジでフリードリンクや軽食のサービスがあるのもGOOD。
リノベーションされた客室は清潔感がありますし、快適なホテルライフを送れるでしょう。
ナイトバザール周辺の街歩きを余すことなく楽しみたい人におすすめです。
宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
ニマン マイ デザイン ホテル チェンマイ バイ コンパス ホスピタリティ(Nimman Mai Design Hotel Chiang Mai by Compass Hospitality)<MAP上茶色の星>
>>>ニマン マイ デザイン ホテル チェンマイ バイ コンパス ホスピタリティ
ニマンヘミン通りの中心に位置する日本人に人気のホテルです。
若者受けしそうなデザインが客室内の各所にちりばめられていて、お洒落なニマンヘミン通りにふさわしい雰囲気を持っています。
カップルや友達同士での宿泊におすすめです。
ホテル周辺にはカフェや雑貨店が多数点在しており、夜でも人通りが多いため夜間の散策も可能です。
チェンマイの街歩きを満喫できるでしょう。
宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
おすすめの格安・中級ホテル
上記2軒のホテルを含め、ナイトバザール周辺やニマンヘミン通りにあるおすすめの格安・中級ホテル(1泊3,000円〜5,000円程度)については、以下の記事でも詳しくレビューしています。
是非参考にして頂ければと思います。

チェンマイへの行き方
日本からチェンマイへ行くには、以下3つの交通機関いずれかを利用します。
- 飛行機
- バンコクからバス(所要時間約10時間)
- バンコクから列車(所要時間約12時間)
短期旅行の方は、飛行機を使えば短い時間でアクセスできます。
旅行期間に余裕がある人や体力に自信がある人は、バスや電車を使うのもおすすめです。
飛行機
最も移動時間を短縮できるのは、言わずもがな飛行機です。
日本からチェンマイへの直行便は出航していないため、一度どこかで乗り継ぎをしてチェンマイへ向かいます。
例えば、羽田からであれば羽田→香港→チェンマイと乗り継ぎをします(時期によって航空会社や便は様々)。
バンコクからチェンマイへは、バンコクエアウェイズ、エアアジア、タイ国際航空の便が出航しています。
最寄りの空港からどのような経路で便が出航しているか、また最安値の航空会社がどこかはスカイスキャナーで検索をかけてみるとすぐに分かります。
(スカイスキャナー。LCCも既存の航空会社も含めて最安値の航空券を一括で検索できるサイト)
チェンマイ行きの航空券を最も安くするには、スカイスキャナーに加えサプライスという航空券検索サイトのクーポンを利用すれば最安値で購入できます。
以下の記事にて購入方法の詳細を記載しているので、航空券選びの参考にどうぞ。

バンコクからバスを利用する
(バンコク⇔チェンマイのバス)
バンコクからチェンマイ行きのバスは、BTS モーチット近くにある北バスターミナルより、毎日06:30〜22:00の間、30分おきに出発しています。
バスの料金は片道840バーツ程度です。
バスは乗り心地自体は悪くないのですが、所要時間が約10時間もかかるのでバックパッカーなどの時間に余裕のある人におすすめです。
バンコクからのバスは、チェンマイの長距離バスターミナルに到着します。
バンコク市内から北バスターミナルへの行き方や、バスターミナル内のチケット売り場の場所については、以下の記事を参考にどうぞ。

列車
バンコクのチャイナタウンにあるフアラムポーン駅から、2017年1月現在、毎日5本のチェンマイ行き列車が出発しています。
バンコク⇔チェンマイ間のタイムテーブルは、以下のサイトより確認可能です。
「出発地(Origin)」にBangkok、「到着駅(Destination)」にChiang Maiと入力し、右側の「Check」をタップすると、各列車の出発・到着時間が表示されます。
列車チケットの料金は以下の通りです。
- 2等座席:541バーツ
- 2等寝台:751バーツ(上段ベッド)・821バーツ(下段ベッド)
- 1等個室(1人で使用した場合):1953バーツ
- 1等個室(2人で使用した場合):1453バーツ
バンコクからチェンマイへの寝台列車での旅は、非常に旅風情が溢れていておすすめです。
節約旅行者やバックパッカーは、是非挑戦してみましょう。
バンコクからチェンマイへの寝台列車の乗り方は、以下の記事を参考にどうぞ。

その他チェンマイ旅行に関する情報
その他、チェンマイにあるレートの良い両替所や、チェンマイご当地グルメ「カオソーイ」の名店については、以下の記事も参考にどうぞ。知っておくとチェンマイ旅行がより充実したものになるでしょう。


11月10日から14日までチェンマイに行きます。大変参考になりました。分かりやすかったです。帰国したら又感想を書きます。ちなみにチェンマイの後マンダレー、ルアンパバーン、行くのですが、参考になるホームページありますか?
>>>中島 裕一様
ありがとうございます。チェンマイ旅行楽しんで下さい。ラオス等の情報はガイドブックを見た方が良いかもしれません。
記事を拝読しました。詳細に記載されているので参考になりました。2017年09月23日からチェンマイの探索に行きます。ドイ・ステープ、ウイアン・クム・カーム及びワット・チェディ・リアムなどを見て回ろうと思います。宿は、タマリンドウ・ビレッジに決めました。
>>>谷口様
参考になって幸いです。もうすぐですね。楽しんで下さい^ ^