チェンマイの象使い体験レポート。タイ・エレファントホームで象と水浴び。

タイエレファントホームで象と泥浴び

(象の泥浴び)

タイではエレファント・トレッキングと言う、象の背中に乗って15分〜30分ほどトレッキングを行うアクティビティが各地に存在します。

アユタヤやパタヤなどの観光都市では人気のアクティビティなので、ご存知の方も多いでしょう。

通常、上記のような一般的な象乗りでは、観光客は象の背中に設置された輿こしという二人がけの椅子に乗ります。

現地の象使いが象の首部分に乗り、象を操るのです。

パタヤエレファントビレッジの象乗り1

(一般的な象乗り)

今回の記事で紹介する「象使い体験ツアー」は、こうした一般的な象乗りとは一線を画します。

 

象使い体験ツアーでは、我々観光客が象の首部分に乗り、象を操ります
観光客一人につき、一頭の象をまかされます)

初めての象使い体験

(もちろんプロの象使いが近くにいて、いつでもフォローに回ってくれる体制になっている)

更に、トレッキングだけでなく

  • 象の泥浴び
  • 象と一緒に水浴び
  • 餌やり

も楽しめます。無料の写真撮影サービスもあり。

一般的な象乗りよりも、何百倍も象を身近に感じられます。

象との水浴び

(何から何まで非日常すぎて大満足の体験だった)

象使い体験の所要時間は約5時間(朝9時頃〜14時頃まで)。

象乗りに興味がある人は、是非参加してみて欲しいです。

この記事を書いている現在、実際に象使い体験をしてから4日ほど経っていますが、未だ興奮が冷めていません。

 

ただ、象使い体験は、一般的な象乗りに比べて物凄く体力を使います。体力に自信のない人は参加しない方が良いでしょう。

自分は、体験後も3日間ほど体の各箇所で筋肉痛が続きました。

また、象乗り体験は要予約です。

この記事では、こういった参加にあたっての注意点必要な持ち物予約方法についても詳しく解説しています。

タイ エレファントホーム(Thai Elephant Home)

タイ エレファントホーム1

今回の記事で紹介するチェンマイで象乗り体験ができる施設は「タイ エレファントホーム(Thai Elephant Home)」という場所です。

チェンマイ中心街からの距離は約55km。アクセスの所要時間は車で片道約1時間程度。

タイガーキングダムがあるメーリム群よりも更に北部、丘陵きゅうりょうに囲まれたメーテーン群という地域に位置しています。

中心街から1時間もある距離なので、流しのソンテウやタクシーを捕まえて行くのは難しいです。

アクセス交通手段も考えて、後述するようにツアーを予約するのがベター。

タイ エレファントホーム周辺の村々

(周囲は山があるだけ。所々に山岳民族の村々が見える)

 

タイ エレファントホームは、山に囲まれた巨大なキャンプです。

現在、合計で20頭のアジア象(大人14頭、子供6頭)をプロの象使い達が世話しています。

水浴びをしている子供の象

(元気な子供の象。水浴び中に乱入してきた)

タイ各地には、こうした象の飼育・保護を目的としたキャンプが数多く存在します。

多くのキャンプでは、冒頭で述べたようなトレッキングや象のショーをメインとしていますが、
タイ エレファントホームにショーなどは存在しません。

出来るだけ自然に近い環境で象を飼育・保護することを、一番の目的にしているとのこと。

象使い体験開始!象を恐れずに心を開こう

象使いの衣装

(まずは象使いの衣装に着替える)

象使い体験を始める前に、まずは象使いの衣装に着替えます。

タイ エレファントホームにはシャワールームと鍵付きロッカーが設置されているので、
象使い体験中に使うもの以外(貴重品など)は、全てロッカーに閉まっておきます。

タイ エレファントホームのロッカー

自分は、スマートフォン以外は全てロッカーに閉まっておきました。

2本の水が支給されるので、スマートフォンと水を、衣装と一緒に貸してもらえる肩がけバッグに入れておきます。

まずは象に関する基本的な知識の講習。象を操る「象使いの言葉」も学ぶ

タイ エレファントホームのミーティングルーム

象に乗る前に、20分ほど基本的な基礎知識を学びます(解説は全て英語)。

例えば、アジア象とアフリカ象の違い、象の性格、象の寿命や食べ物、生息地域など。

そして、象使いにとって重要な、以下五つの「象を操る言葉」も教わります。

カタカナ読み意味文字
マップロン座るแม๊บลง
ルック立つลุก
バイ進むไป
ベン曲がるเบน
ハウ止まるฉาว

(タイ語もあれば山岳民族カレン族のカレン語もある)

本当はもっとたくさんの言葉があるらしいです。

しかし、体験で教わるのは、上記基本的な五つの言葉のみ。

これら言葉は、頑張って覚える必要はないです

自分を含め、参加者は皆んな一生懸命覚えようとしていましたが、いざ象に乗ると緊張感で言葉なんて全部忘れます

言葉を覚えていなくても、プロの象使いが適宜フォローしてくれるので心配は不要です。

お座りをする象

象の耳を軽く掴んで「マップロン!」と言うと、本当に座ります。ちょっと感動。

コツとしては、お腹から声を出すこと。犬相手に「お座り」と言う時のテンションだと、象は認識してくれません。

 

エレファントホームで乗った象

自分のパートナーとなった象。メーカー(แม่คา)ちゃん。メス。41歳。

ちなみに、象使い体験で乗る象は全頭メスです。オスは凶暴らしく、牙を持っているためです。

トレッキング、泥浴び、水浴び

無事に象に乗れた参加者達

最初は緊張しますが、徐々に慣れてきます。

慣れてくると、参加者同士で象の上に乗ったまま会話をしたり、思ったより自由に楽しめます。

ただ、常に気は抜けないです。

象は歩くと酷く上下に揺れるので、落ちないよう最低限の注意は払っておきたいです。

山道、一般道、川などをトッレキング

象使い体験のトレッキング1

タイ エレファントホームのトレッキングコースは面白いです。

山道もあれば、川もあり、一般道も歩きます。

トレッキング中に草を食べている象

通常の象乗りであれば、全て象使いにまかせていればいいので、大した緊張感はありません。

しかし、今は自分が象使い。

たまに自分の象がトレッキングコースを外れて勝手に何処かへ進んだり、時には周辺の草木を食べ始めたり、時には大声で唸る時もあるのです。

めちゃくちゃビビります

 

象使い体験で乗った象の頭部

象使い体験で乗った象の耳

なので、象の頭をさすったり、耳を軽くマッサージしてあげたり、コミュニケーションをはかりながら進みました。

象使い体験で乗った象の鼻

すると、象も応えてくれるかのように、鼻を自分の所に上げてくれました。鼻と握手できます。

こうしてコミュニケーションを取っていくと、徐々に愛着が湧いてきます。

昼食は参加者みんなでパッタイ

象使い体験の昼食

昼食のパッタイ

昼食はタイ エレファントホーム側でパッタイを用意してくれています。

正直、味は全然美味しくなかったですが、食事なんておまけ。どうでもいいです。

食事中は、他国の参加者と話して交流を深めました。

象の泥浴び

タイ エレファントホームでの象の泥浴び

食後は、メインイベントの一つである象の泥浴び。

自分は今回の体験で初めて知ったのですが、象は虫や直射日光から肌を守るために日常的に泥浴びを行います。

この象使い体験では、参加者が象の体のあらゆる部分に泥を塗る体験ができるのです。

 

象使い体験での象の泥浴び2

足裏にも泥を塗ったり

象使い体験での象の泥浴び3

鼻にも泥を塗ってあげます。

泥にはスクラブ効果もあるのでしょう。

象は気持ち良さそうにスヤスヤと眠ってしまいました。可愛い一面です。

象と水浴び

象使い体験での象との水浴び1

泥を塗った後は水浴び。参加者も川に入り、象の体を綺麗に洗ってあげます。

象との水浴び

自分で水浴びする象さん

象は自分の鼻で水浴びをしたり、時には鼻水鉄砲でこちらに水をかけてくることもあります。

もう濡れようが御構い無しで、象と水の掛け合いを楽しみました。

 

象の目やにを洗っている様子

目やにも綺麗に洗ってあげて

象の口

口の周辺も綺麗に洗います。下唇は意外とプニプニして柔らかかったです。ゴムみたい。

象使い体験中に撮影してもらった全ての写真はメールで送ってくれる

タイ エレファントホームにEメールで送ってもらった写真

この記事で使用している全ての写真は自分のスマートフォンで撮影したものです。

しかし、象使い体験中は、至る所で一眼レフを持ったカメラマンの方が参加者を撮影してくれています。

そのため、自分のスマートフォンやカメラで写真撮影することはあまり考えなくていいです。

 

カメラマンが撮影してくれた全ての写真は、後日Eメールにて送信してくれます。

そのため、Eメールアドレスは必ず準備しておきましょう。

撮影や送信など、写真に関係する全てのサービスは無料です。他の観光地みたく、1枚につき◯◯バーツなんてことは言われません。

なので、カメラマンにはチップを渡してあげたいですね。

象使い体験に必要な持ち物

象使い体験には、以下4つの物を必ず用意しておきたいです。

  • サンダル(もしくは汚れていい靴)
  • 着替えのパンツとTシャツ
    使用済みの服を入れるビニール袋
  • 虫除けスプレー
  • 帽子

サンダル(もしくは汚れていい靴)

途中の泥浴びなどで、履いている物は泥まみれになります。

なので「体験が終わったら捨ててもいい」くらいの物を用意しておきましょう。

個人的にはサンダルの方がおすすめ。靴より脱着が簡単なので動きやすいです。

着替えのパンツとTシャツ

水浴び中に全身濡れます。なので着替えのパンツとTシャツは必須です。

使用済みの服を入れるビニール袋も忘れず持参しましょう。

タイ エレファントホームのシャワールーム

ちなみに、タイ エレファントホームにはホットシャワー付きのシャワールームがあります。

シャンプーとボディソープも完備しているので、アメニティを持参する必要はありません。

虫除けスプレー

トレッキング中に歩く林は蚊が多いです。念のためスプレーを塗っておきたいです。

帽子

トレッキングコースは陽の当たる場所が多いので、熱中症対策として必ず持参しましょう。

象使い体験の注意点

冒頭に記載したように、象使い体験は結構な体力を使います。

体験中は、なんだかんだで合計2時間30分以上は象に乗っています

象に乗るには、常に体の重心(特に下半身)バランスを保つ必要があります。

なので、「股関節周りに痛みを感じている人・異常がある人」「お尻回りに異常がある人」は参加を控えた方が良いでしょう。

自分は象使い体験後、股関節周りとお尻に筋肉痛を感じました。筋肉痛は、象使い体験が終わって3日間は続きました。

象使い体験中は興奮して気づていませんでしたが、バランスを保つために下半身の筋肉を相当使っていたようです。

普通の健康な人であれば、何ら問題はないでしょう。

自分が参加した時は40代の女性もいましたし、スタッフに聞いた話だと50代以上の人も参加するそうです。

年齢制限は無い

象使い体験は何歳でも参加可能です。

年齢が低いほど参加費は安いです。

象使い体験の予約

冒頭に記載した通り、象使い体験は完全予約制です。

なので、日本語でも問い合わせ可能な、以下の旅行代理店を通すのがベターです。

>>>象使い体験ツアー【日本語ガイド + ホテル送迎付き】

上記ツアーであれば、ホテル⇔タイ エレファントホームまでのアクセスは送迎バンに乗るだけです。交通手段を考える必要はありません。

ガイドは単純に日本語を話せるだけでなく、タイ エレファントホームに顔が効いている人で、各象の名前を覚えているくらい精通している人です。

そのため、分からないことがあれば何でも教えてくれます。

また、ガイドは写真係にもなってくれます。

自分も上記ツアーで象使い体験に参加しました。

 

ちなみに、象使い体験には1泊2日ツアーも存在します。

ただ、個人的には日帰りで十分満足できるかと思います。

象使い体験は、上述したように体力を使うので、1泊2日もあるとヘトヘトになるでしょう。

チェンマイで最高に非現実な体験!良い思い出になった

象使いの修了書

(体験後は自分の名前入りの修了証を貰える)

これまで単なる象乗りは様々な場所で経験してきましたが、今回の象使い体験では比較にならないほどのインパクトと非日常感を得ることができました。

そして自分のパートナーとなった象への愛着がどんどん湧いてきて、最後は「また会えるといいなあ」と思うようになったほど。

タイ エレファントホームでの象使い体験は一生の思い出と言えます。

参加して絶対に損はしません。

ちょっと変わった体験をしたい人、象が好きな人は是非参加してみて欲しいです。

より一層、象やタイへの理解が深まるでしょう。

 

チェンマイで通常の象乗りトレッキングや象のショーを楽しめることで有名な「メーサーエレファントキャンプ」の詳細については、以下の記事を参考にどうぞ。

メーサーエレファントキャンプ アイキャッチ画像
メーサーエレファントキャンプ。チェンマイで象乗りをするならここしかない!

チェンマイにある全てのおすすめ観光地については、以下の記事を参考にどうぞ。チェンマイ観光の完全ガイドです。

チェンマイのおすすめ観光地 アイキャッチ画像
チェンマイ観光の完全ガイド。北方のバラと呼ばれるタイ第二の都市。

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