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メーサーエレファントキャンプ。チェンマイで象乗りをするならここしかない!

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鼻から水を噴射している象

タイ国内にはエレファントキャンプやエレファントヴィレッジと呼ばれる、象乗り体験を楽しめる観光スポットが各所にあります。

アユタヤのエレファントキャンプの記事でも書いたように、タイでは昔から象が戦争や森林伐採において人間の役に立っていました。

現在、戦争や森林伐採は行われなくなったため、象達は人間の手で飼育されながら、エレファントキャンプで観光客を相手にショーやトレッキングを行い仕事を得ています。

 

チェンマイにあるメーサーエレファントキャンプも、象の飼育・保護を目的として、同時に観光客向けのショーや象乗り体験を行っている、タイ北部で有数の大規模エレファントキャンプです。

メーサーエレファントキャンプでは、主に

  • 象乗り体験
  • 象との記念撮影
  • 赤ちゃん象への餌やり
  • エレファントショー

が楽しめます。

自分は過去にアユタヤホアヒンのエレファントキャンプにも行ったことがあります。

各エレファントキャンプとも、それぞれ異なる見所はありますが、今のところ会場の規模やショーの迫力においては、メーサーエレファントキャンプが群を抜いています。それだけに感動も大きかったです。

過去に象乗りの体験がある人でも行ってみる価値はあるかと思います。

また、メーサーエレファントキャンプの付近には首長族の村などもあり、合わせて1日で観光が可能です。チェンマイに行った際は、是非とも足を運んでみてはいかがでしょうか。

今回は、メーサーエレファントキャンプの詳細や、チェンマイ市街からの行き方を紹介します。

チェンマイのメーサーエレファントキャンプ

メーサーエレファントキャンプの看板

メーサーエレファントキャンプは、チェンマイ郊外のメーサー渓谷けいこくという場所にて、1976年4月8日にオープンしました。

郊外の谷という立地にあるため、エレファントキャンプ内はさながらジャングルのようで、雰囲気が象とマッチしています。

メーサーエレファントキャンプ内

(エレファントキャンプの入り口付近。まだ象の姿は見えないが、遠くから甲高い象の鳴き声が聞こえてくる)

 

キャンプ内は結構広く、観光客が楽しめるエリアは大きく分けて4つもあります。

(エレファントキャンプ内のMAP)

いずれのエリアも入り口から歩いて行けます。キャンプ内は、まるでちょっとしたテーマパークのように広いですが、各場所への案内板があるので迷うことはありません。

案内板

キャンプ内にはレストランもあり昼食も取れます。

メーサーエレファントキャンプは車椅子の人も入場可能なので、同行者に足が不自由な人がいても気兼ねなく楽みましょう。

 

キャンプ内を歩く象

象は普段各エリアにいますが、たまにエリアからエリアへの移動のため、観光客のいる道中を堂々と歩いています。もちろん調教師が常に上に乗っているので安心なのでしょうが、間近で見ると近寄りがたいほどの迫力があります。

メーサーエレファントキャンプの4つの見所

食事中の象達

メーサーエレファントキャンプでは、上の地図に記載しているように

  • 象の水浴びエリア
  • トレッキングエリア
  • エレファントショーエリア
  • 赤ちゃん象エリア

という4つのエリアに別れています。

下記で各エリアの特徴を記載していきます。

象の水浴び

象の水浴び

1頭に1人の調教師が付き、数頭の象がキャンプ内の川で同時に水浴びを始めます。調教師達は象の大きな体を洗ってあげるのですが、あまりにも体が大きいので、まるで壁でも洗うかのようにブラシで象の体をゴシゴシやっているのが面白いです。

 

象の水浴び2

象の水浴び3

体を洗ってもらって気持ち良さそうな象達。

 

象の水浴び4

調教師は疲れたら象に座って休憩します。

 

象の水浴び5

象の水浴び6

鼻から水を噴射するパフォーマンスを見せてくれたり、水浴び後は観光客の元に近づいて一緒に写真を撮らせてくれます。

 

水浴びエリアの向かいには、象と記念撮影ができる場所もあります。象の鼻に包まって写真が撮れるので中々面白いです。象の数が多いので、あまり順番待ちせずに撮影できるのも良いですね。

象との記念撮影1

象との記念撮影2

みんな恐る恐る象に近づいて写真を撮っています。最初はみんな、一様に顔が引きつっているのも見ていて面白いです。

トレッキング

象乗りトレッキング1

象の背中に乗って、キャンプ内のコースをトレッキングします。

トレッキングには30分60分のコースがあります。

ただ、アユタヤの象乗り体験でも触れましたが、象の背中は思っているよりバランスが良くないので、長時間乗るのは正直疲れます。そのため、個人的には30分コースの方がおすすめです。

 

象乗りトレッキング2

象乗りトレッキング3

トレッキングでは険しい山道を進んで行きます。

調教師は簡単な英語が話せるので、トレッキング中に乗っている象の年齢や性別を聞いてコミュニケーションを取ってみましょう。

自分が乗った象はヌンという名前の26歳の雄です。

ちなみに、この調教師は象と子供の頃からのパートナーで10年以上の付き合いがあるそうです。

 

象乗りトレッキング4

山頂からは見晴らしの良い景色を眺められます。

 

象乗りトレッキング5

途中で雑草を食べ始める象さん。文字通り、道草を食っていた。

調教師による写真撮影に注意!

トレッキング中、人のいない場所に差し掛かると、調教師が「100バーツであなたのカメラで写真を撮ってあげる」と持ちかけてくることがあります。

 

通常、象に乗っている自分達を撮影してくれるのは、乗り場付近にいる専用のカメラマンのみで、カメラマンに写真をお願いすると200バーツかかります。

また、撮った写真はデジタルデータではなくプリントされて渡されます。

そのため、自分のカメラなりスマートフォンを調教師に渡し、調教師だけが一時的に象から降りて自分達を撮影してくれる方が、安いし保存先にも困らないので良いように思えます。

しかし、この写真撮影には注意が必要です。

象の背中に乗っていた男性が写真撮影を頼んだため、調教師はカメラを手に象の背中から降りたが、その瞬間、象は突然暴れだした。象は牙で調教師を打つと、今度は背中に乗っていた親子を振り落とし、父親のほうを踏み潰すと、さらに牙で打ちのめした。
タイ、象乗りの観光客が踏み潰されて死亡

上の記事はタイ南部で起こった事件ですが、調教師が客のカメラを持って象から降りた瞬間、象が暴れ出し、乗っていた観光客は死亡したというものです。

上記事の事件では、写真撮影を持ちかけたのは観光客の方で、また調教師と象の間には信頼関係が築けていなかったようです。

調教師が普段、自分が乗った象に対してどのような調教をしているのかは、こちらが知る術はありません。

そのため、調教師に撮影を依頼する際は、せめて調教師と象がどのくらいの付き合いがあるのかなどを聞いて、信頼があると判断した上で頼む方が良いでしょう。(ただし自己責任で

 

自分も調教師に撮影を依頼しました。特に問題はありませんでしたが、調教師が降りた瞬間、象は一人で勝手に歩き始め、調教師は何度も象に止まるように命じていました。

少し怖かったのは覚えています。

象乗りトレッキング6

(調教師に撮影してもらった写真。象にポーズまで決めてもらって良い思い出にはなったが、「象が暴れ出したらどうしよう…」と想像している間は怖かった)

エレファントショー

エレファントショー1

メーサーエレファントキャンプでは毎日:08:0009:40、客が多い時は13:301日3回、1時間程度のエレファントショーが行われます。

このエレファントショーは、象が絵を描いたり、ダーツを放ったりと見所が多いです。

メーサーエレファントキャンプに来たら必ず見ておきたいです。象の頭の良さを改めて認識させられます。

 

エレファントショー PK戦

象同士のPK戦。シュート前にポーズを決めるという芸達者な象。

 

エレファントショー ダーツ

観客と象のダーツ試合。どっちが先に全ての風船を割るかを競っていました。

象は鼻でダーツを掴んで、まるで人間の手かのようにダーツを投げます。

ハンデとして象は観客より10メートル遠くからダーツを放ちましたが、それでも象が勝ちました。

 

エレファントショー2

調教師の合図で鼻をブンブン振り回す象。一生懸命なのが可愛い。

 

象のお絵描き

絵を描く象達。

メーサーエレファントキャンプでは、過去(2005年)に、同キャンプにて生活する象が縦2.4メートル横12メートルの巨大なキャンパスに「タイ北部の風景」を描き上げました。

象が描き上げた絵は、米国在住のタイ人に150万バーツで買い取られ「象が描き上げた世界で最も高価な絵」としてギネス記録に認定されました。

チェンマイの象 ギネス記録

www.guinnessworldrecords.jp

メーサーエレファントキャンプでは、象による絵画の訓練に力を入れているようで、その絵のレベルは高いです。

象さんが描いた絵

(象さん達が描いた絵)

少なくとも自分よりかは絵心があります。ちなみに、象が描いた絵は2,000バーツ前後で売られます。この時は即座に1枚売れていました。

赤ちゃん象への餌やり

赤ちゃん象への餌やり

まだデビュー前と思われる赤ちゃん象への餌やり。親象と一緒の策の中にいます。

 

赤ちゃん象への餌やり2

餌は40バーツ。

 

赤ちゃん象への餌やり3

本当は集中して赤ちゃん象に餌をあげたかったのですが、親象の方がリーチが長いため、結局餌のほとんどは親象に食べられました…

ただ、側にいる係員に言えば、直接手に持って赤ちゃん象へ渡してくれます。

チェンマイ市街からメーサーエレファントキャンプへの行き方

チェンマイ市街からメーサーエレファントキャンプまでの地図

チェンマイ市街からメーサーエレファントキャンプの距離は約27km。車で40分程度の場所にあります。

チェンマイにはBTSやMRTといった電車は走っていないため、市街からエレファントキャンプへのアクセスには

  • タクシーをチャーター
  • トゥクトゥクもしくはソンテオをチャーター
  • ツアーを利用する

のいずれかの方法で行くことになります。

タクシー・トゥクトゥク・ソンテオの場合、いずれもチャーター代は往復で300バーツ〜400バーツ程度です。

ただし、料金は交渉となります。

チェンマイではグラブタクシー(使い方)を利用できるので、グラブでアクセスするのもありです。

 

もし、エレファントキャンプと合わせて、1日でタイガーキングダムの観光も楽しみたい人はツアーの利用もおすすめです。

>>>メーサーエレファントキャンプ + タイガーキングダム観光ツアー【日本語ガイド + 昼食 + 宿泊ホテル送迎付き】

上記ツアー会社KKdayは他社より安い上に【日本語ガイド + 往復送迎付き】の商品が多いです。現地ツアー会社の中では一番おすすめ。

催行会社への問い合わせや緊急の連絡も日本語で可能なので、何から何まで安心と言えるでしょう。

KKdayのツアー予約バウチャー

(予約後は上写真のバウチャーがメールアドレスに届きます。バウチャーをプリントアウトするかスマホに保存して持参しましょう)

自力で周るより圧倒的に楽ですし、料金も安いです。

日本語のガイドがいるので、海外旅行自体に慣れていない人はツアーを利用した方がメリットは大きいでしょう。

自力でタクシーなりソンテオをチャーターする場合、エレファントキャンプ以外に観光地を周れば周るほどチャーター代が高くなります。また、その都度料金の交渉をするのも面倒です。

ツアーであれば宿泊ホテルへの送迎もあり、またスケジュールや料金が予め決まっているので日程を組みやすいでしょう。

メーサーエレファントキャンプの営業時間

料金

  • 入場料金:200バーツ
  • 象乗りトレッキング:30分500バーツ〜

 

メーサーエレファントキャンプを含め、チェンマイにある全てのおすすめ観光地については、以下の記事を参考にどうぞ。

チェンマイには、象使いを体験できる観光スポットもあります。象好きはこちらも必見。

チェンマイのおすすめホテルまとめ。観光に便利なエリアの解説をあわせて、コスパの高いホテルだけを紹介しています。

2 COMMENTS

きゃのこ

エレファントキャンプの詳細がよく伝わって素晴らしい記事ですね!一生懸命に健気に絵を描く象の感動のショーをいつか見てみたいです!

ri-(りー)

>>>きゃのこ様
コメントありがとうございます。
象は本当に頭が良いんだなとつくづく思わされます。メーサーエレファントキャンプはチェンマイのマストスポットなので、機会があれば是非足を運んでみてください!

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