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バンコクでホテルを選ぶ際に最も重視すべき点は「立地」です。
魅力的な雰囲気や手頃な価格のホテルを見つけることも大切ですが、立地が悪ければ観光の移動が不便で時間を無駄にしたり、治安の悪いエリアに泊まってしまうリスクもあります。
したがって、まずは滞在するエリアを選び、そのエリア内で自分の好みや予算に合ったホテルを選ぶことが大切です。
この記事では、バンコク旅行での滞在におすすめの7つのエリアの特徴を紹介します。各エリアは有名観光地や鉄道駅に近く、コンビニ、飲食店、ショッピングモールが充実しているため、観光や買い物に便利です。
さらに、筆者自身が各エリアに実際に宿泊し、快適さを体験したエリアだけを厳選しています。
バンコクおすすめの滞在エリア7ヶ所の特徴
バンコクには観光客が快適に滞在できる7つの主要エリアがあります。それぞれのエリアの特徴を詳しく見ていきましょう。
GoogleMapで記すと以下のような感じになります。
- スクンビット:バンコクの中心部に位置し、日本人居住区や多くのエンターテイメント施設があります。ショッピングモール、レストラン、ナイトライフが充実しており、BTS(スカイトレイン)のアソーク駅やナナ駅があります。
- シーロム:ビジネス地区としても知られ、夜はパブやバーで賑わいます。BTSのサラデーン駅やMRTのシーロム駅からアクセス可能です。
- サイアム・プラトゥーナム:ショッピングの中心地で、東京の渋谷のような活気を感じることができます。BTSのサイアム駅やチットロム駅が近く、多数のショッピングモールがあります。
- リバーサイド:チャオプラヤ川沿いに位置し、ラグジュアリーホテルが並ぶ落ち着いたエリアです。フェリーを利用して簡単に市内を巡ることができます。
- チャイナタウン:バンコク最大の中華街で、活気あふれる市場や屋台が特徴のグルメ街です。MRTのワット・マンコン駅からアクセスできます。
- 王宮周辺(旧市街):歴史的な寺院が多く、文化的な体験ができる静かなエリアです。夜は閑散としており、落ち着いた雰囲気が楽しめます。
- カオサン通り:バックパッカーに人気のエリアで、安価な宿泊施設が多く、夜通し楽しめるバーやクラブがあります。
以下は、バンコクの各エリアの位置関係を示す最新の路線図です。この地図を使えば、バンコク内の移動が一目で理解でき、滞在計画を簡単に立てることができます。
各エリアに適した年齢層と旅行者層
続いて、各エリアに適した年齢層と旅行者層をまとめた表をご覧ください。これを参考にして、あなたに最適な滞在エリアを見つけてください。
エリア | 年齢層 | 旅行者層 |
スクンビット | 全世代におすすめ | ショッピング好き、ナイトライフを楽しみたい人、 海外旅行初心者など多様な旅行者に対応 |
シーロム | 全世代におすすめ | ビジネス旅行者、夜のエンターテイメントを楽しみたい人、 海外旅行初心者など多様な旅行者に対応 |
サイアム・プラトゥーナム | 20-40代 | ショッピング好き、家族連れ |
リバーサイド | 30-60代 | ラグジュアリー旅行者、リラックスを求める人、ホテルステイ好き、 子連れ |
チャイナタウン | 20-50代 | グルメ好き、文化体験を楽しみたい人、 昔ながらの東南アジアの光景が好きな人 |
王宮周辺(旧市街) | 30-60代 | 歴史や文化に興味のある人、寺院散策が中心の人 |
カオサン通り | 20-30代 | バックパッカー、若者、パーティ好き |
タイ旅行初心者におすすめの安心エリア:スクンビットとシーロム
特にバンコク旅行が初めての方には、多くの日本人が住む「スクンビット」またはビジネスとエンターテイメントが融合する「シーロム」をおすすめします。
上記2ヶ所のエリアは、以下のような便利な特徴があります
- 言語の利便性:多くの施設で簡単な英語や日本語が通じるため、言葉の壁に悩まされることが少ないです。
- ショッピングと飲食:日本食レストラン、コンビニ、スーパーマーケットが豊富にあります。
- 安全性とアクセス:夜中でも人通りが多く、公共交通機関へのアクセスが良好で、タクシーも捕まりやすいです。
- コストパフォーマンス:リーズナブルで質の高いホテルが多いです。
以下でその他のエリアの特徴も紹介していますが、特にバンコク初心者の方には「スクンビット」または「シーロム」での滞在をおすすめします。
これらのエリアはバンコクの中心部に位置し、生活の利便性が高く、どなたが訪れても日常生活に困ることはありません。また、治安も比較的良好で安心して過ごせます。
筆者自身、日本から来た友人を何度もバンコクで案内してきましたが、彼らが安心して滞在できるよう、常にスクンビットかシーロムのホテルへの滞在を推奨しています。
スクンビットやシーロムはバンコクにおける「新市街」にあたります。これらのエリアは1970年代以降に急速に開発が進み、タイ政府はこれらを新しいビジネスや商業の中心地として発展させてきました。その結果、モダンな施設やインフラが整備され、観光客にも非常に便利なエリアとなっています。
寺院や歴史的建造物といった観光名所こそ少ないものの、鉄道(BTSスカイトレインや地下鉄MRT)が通っているため、どこへ行くにも不便は感じません。また、話題のルーフトップバーや飲食店、ナイトライフスポットなどはスクンビットやシーロム周辺に集結しています。
スクンビットエリアの解説
スクンビットエリアは、バンコクで最も活気ある幹線道路、スクンビット通り(Sukhumvit Road)に沿って広がっています。
一般に「スクンビットエリア」とは、BTS高架鉄道のトンロー駅からプルンチット駅にかけての区間で知られていて、多様なショッピングモール、著名なタイ料理店、そして日本人が多く住む居住区としての顔を持っています。
スクンビットには目立った観光地こそ少ないものの、日本人向けの施設が充実しています。日本語表記のメニューを提供するマッサージ店や飲食店が多いため、海外旅行が初めての人にとって非常に便利です。
さらに、歓楽街の近くに位置しているため、夜のエンターテイメントも楽しめます。
また、スクンビットエリアには、ウォシュレット付きのトイレや日本のテレビ番組を視聴できる設備が備わっているなど、日本人旅行者に配慮した快適なホテルが多いです。
スクンビットは、都会的な雰囲気と伝統的なタイ文化が融合するユニークな魅力を持つエリアであり、現代的な生活と昔ながらのタイ料理食堂が共存しているため、一般の庶民の生活も垣間見ることができるのも魅力です。
(近代的な雰囲気がある一方で、昔ながらのタイ料理食堂なども多々あり一般庶民の生活が垣間見える)
スクンビットのおすすめホテル
広範囲に広がるスクンビットエリアの中でも、BTSアソーク(Asok)から徒歩圏内にある以下ホテルは取り分けておすすめです。
- 相鉄グランドフレッサバンコク
- シェラトン グランデ スクンビット
相鉄グランドフレッサバンコク
2024年に開業した日系ホテルで、駅近でありながら1泊1万円前後のリーズナブルな料金(料金はシーズンによって変動します)。在住者からも評判が高い朝食の和食ビュッフェと綺麗な部屋が魅力です。
宿泊レビュー記事相鉄グランドフレッサバンコク宿泊レビュー!アソークにある日本人向け日系ホテル
シェラトン グランデ スクンビット
BTSアソーク(Asok)に直結する五つ星ホテル。大都会の真ん中に位置しながらも、まるでバンコクとは思えない南国リゾート風プールが魅力です。ホテル内にはミシュランガイド掲載の超有名イタリアンレストラン「ロッシーニ(Rossini’s)」もあります。
宿泊レビュー記事シェラトン グランデ スクンビット宿泊記。南国風プールがまるで都会のオアシス!BTSアソーク直結で立地も便利な五つ星ホテル。
その他、スクンビット周辺のおすすめホテルについては、以下の記事も参考にどうぞ。
シーロムエリアの解説
シーロムはオフィス街や歓楽街が入り混じる都会エリアです。
バンコク路線図MAPで言えば、下に記してある2駅。BTSサラデーン(Sala Daeng)とMRT シーロム(Silom)が交わる場所です。
上述したスクンビットエリア同様に、シーロムも海外旅行初心者の滞在拠点としては便利な環境です。
夜遊びできる歓楽街「タニヤ通り」はじめ、マッサージ屋やコンビニ、ショッピングモールや日本食チェーン店が豊富。
(人通りが多くて、夜も賑やか)
観光名所「マハナコンタワー」もシーロムエリアに位置します。
加えて、BTSもMRTも使えるので観光にも便利。スクンビットと並んで、海外旅行初心者が安心して滞在できるエリアです。
シーロムのおすすめホテル
BTSサラデーン(Sala Daeng)、MRTシーロム(Silom)周辺には、コスパが高いホテルが複数点在しています。取り分けて以下2軒のホテルはおすすめです。
- SOソフィテル バンコク
- W バンコク
SO ソフィテル バンコク
シーロム随一のお洒落デザイナーズホテル。各客室は「メタル(Metal)」「ウッド(Wood)」「アース(Earth)」「ウォーター(Water)」の4つのエレメンツから成り立っていて、エレメントにちなんだデザインが施されています。どの部屋も他にはない独自のデザインと世界観でとてもお洒落。写真好きやお洒落なホテルに泊まるのが好きな人にはマストです。
宿泊レビュー記事SOソフィテル バンコク宿泊記。MRTルンピニー目の前!4つのエレメンツからなるお洒落なラグジュアリーデザインホテル。
W バンコク
BTSサラデーンから1駅離れた「BTSチョンノンシー(Chong Nonsi)」のほぼ目の前に位置するホテル。マリオット・インターナショナルが手がけるブランド「Wホテル」が運営しています。このホテルは20〜30代の若年層に大人気で、コンセプトは「デザイン、ファッションなどを組み合わせたスタイリッシュな滞在」。若者好みな派手でお洒落なデザインが随所に施されています。
宿泊レビュー記事W バンコク ホテルの宿泊記。洗練されたプール&アフタヌーンティー体験
その他、シーロムのおすすめホテルについては、以下の記事も参考にどうぞ。
サイアム・プラトゥーナムエリアの解説
サイアム・プラトゥーナムエリアは、BTSチットロム(Chit Lom)とBTSサイアム(Siam)の2駅周辺を指します。BTSのMAPで言えば、以下の2駅が該当します。上で紹介したスクンビットエリアからも近い場所にあります。
上で紹介したスクンビットエリアから近い場所にあります。
サイアム・プラトゥーナムエリアは、バンコク随一のショッピング街であり、バンコクにある巨大ショッピングモールの多くがこのエリアに集結しています。このエリアは、日本で言うと渋谷や新宿のような雰囲気を持ち、買い物目的でバンコクを旅行する人にとって最も利便性の高いエリアです。
ただし、多くのショッピングモールが22:00頃までには閉店するため、夜は意外にも閑散としています。屋台・食堂・パブが少ないため、夜の繁華街の活気を味わいたい若者には少々物足りないエリアです。どちらかと言えば、昼間の活動が中心となる人や、夜出歩かない子連れ旅行者におすすめです。
それでも、コンビニやマッサージ屋が多々あるため、不便ではありません。
サイアム・プラトゥーナムのおすすめホテル「サイアム アット サイアム デザイン ホテル バンコク」
サイアム アット サイアム デザイン ホテル バンコク(Siam @ Siam Design Hotel Bangkok)は、BTSサイアム(Siam)から1駅のBTSナショナルスタジアム(National Stadium)より、距離約180m・徒歩2分程度の場所に位置するデザインホテルです。
このホテルは、「アートが溢れるお洒落な空間」「各ショッピングモールに近い立地」という2点を兼ね備えています。
1泊の宿泊料金は8,000円〜9,000円(シーズンによっては7,000円前後まで下がることもある)で、比較的リーズナブルな料金です。芸術家による洒落たアートが施されていることから、女性のグループ旅行での滞在地として人気があります。
リバーサイドエリアの解説
リバーサイドとは、バンコク市内を南北に走るチャオプラヤー川沿いのエリアを指します。
リバーサイドエリアの特徴は、川沿いの風情と高級ホテルの充実した設備です。しかし、チャオプラヤー川という大きな川が流れているため、移動の際にはホテル専用のシャトルボートを利用する必要がある点が少し不便かもしれません。
リバーサイドエリアのホテルは専用の船着場を持っており、ホテルからBTSサパーンタクシン駅に併設された「サトーンピア(Sathon Pier)」へシャトルボートで移動できます。シャトルボートは10分〜15分ごとに出航し、BTSへのアクセスを確保しています。
多くのリバーサイドホテル周辺にはBTSやMRTなどの鉄道が存在しないため、便宜をはかってシャトルボートを運用しているというわけです。
なので、他エリアに比べると移動がやや面倒ではありますが、一応BTSは利用できます。
大した不便は感じません。それどころか、リバーサイドならではの風情が感じられておすすめです。
各シャトルボートは、10分〜15分に1本が出航しています。
リバーサイドのホテルは、リバービューのレストラン、巨大な南国風プール、充実したキッズスペースなど、施設が非常に充実しているため、ホテルライフを楽しむのに最適です。宿泊料金は他エリアよりも高めですが、その分豪華な施設内容が提供されています。
ホテルで多くの時間を過ごしたい「ホテルライフ好き」や、子連れの家族旅行に向いています。
リバーサイドのおすすめホテル
数あるリバーサイドのホテルの中でも、ロイヤルオーキッドシェラトン ホテル アンド タワーズは料金がお手頃かつ設備が充実していて特におすすめです。
全客室がリバービューであり、タイの伝統的なスタイルと現代的なモダンなデザインが融合した美しいホテルです。宿泊料金は1泊15,000〜20,000円前後で、どの部屋からもチャオプラヤー川の素晴らしい景色を楽しむことができます。客室は広々としており、モダンながらもタイの伝統的なデザイン要素が取り入れられています。
宿泊レビュー記事 全室リバービュー!ロイヤルオーキッドシェラトン宿泊レビュー。ホテルから望むチャオプラヤー川の絶景
その他、リバーサイドにある全てのおすすめホテルについては、以下の記事を参考にどうぞ。
チャイナタウンエリア(ヤワラート)の解説
チャイナタウンのメイン通り「ヤワラート」は、MRT ワットマンコン(Wat Mangkon)・MRT ファランポーン(Hua Lampong)周辺に広がる中華街を指します。バンコク内で最も癖の強いエリアの一つであり、独特な雰囲気を持っています。
バンコクでは消えつつある路上屋台が多く並び、路地裏には香辛料や発酵食品の匂いが鼻をつく市場が広がっています。東南アジアの雑多な雰囲気が好きな人にとっては、「これだよこれ」と言いたくなる味のあるエリアです。
東南アジアの雑多な雰囲気が好きな人であれば、これだよこれと言いたくなる味のあるエリアです。
ただ、交通マナーが悪かったり、道端で頻繁に鼻を突く香辛料の香りがするという欠点もあります。そのため、海外旅行慣れしている人や変わった場所が好きな人におすすめです。
(夜になると多数の中華料理・タイ料理の屋台が並びます。屋台料理が好きな人にとっては天国のような場所です)
見どころたっぷりのチャイナタウン
- チャイナタウンにあるミシュラン掲載のおすすめグルメ:ミシュランガイドに掲載されているレストランも多く、美味しい料理を楽しめます。
- チャイナタウン(ヤワラート)観光の完全ガイド:観光スポットも豊富で、歴史的な寺院やマーケットなど見どころがたくさんあります。
チャイナタウンのおすすめホテル「シャンハイ マンション バンコク」
チャイナタウンの中心に佇むデザイナーズホテル「シャンハイ マンション バンコク (Shanghai Mansion Bangkok)」は、一見ホテルとは思えない見た目が特徴的です。外観も内装も全て中華世界をモチーフとしており、西洋人からは「インスタ映え」ホテルとして知られています。また、英語圏の旅行雑誌でも度々紹介されています。
ホテル周辺は屋台通りなので、中華以外の風情も十二分に感じられます。ちょっと変わったデザインのホテルに泊まりたい人におすすめです。
王宮周辺(旧市街)エリアの解説
旧市街は、バンコクで最も有名な観光地の三大寺院(ワット・プラケオ、ワット・ポー、ワット・アルン)や、現タイ王朝の王宮などが並ぶ格式の高い場所です。日本で例えると皇居周辺のようなエリアです。
都会的な要素は極めて少なく、夜は閑散としています。ショッピングモールやマッサージ、コンビニは少ないため、夜に出歩かない人におすすめのエリアです。観光客向けのカフェやお土産ショップはあるものの、19時頃までには人通りが少なくなります。
ただ、ライトアップされた巨大な仏塔や豪華絢爛な寺院など、「タイならでは」の光景が楽しめるのが大きなメリットです。
(ホテル客室から見えるライトアップされたワットアルン)
また、仏具店や寺院が多く、タイらしい景観を形成しています。地元民が利用する食堂・屋台や川辺に連なる高床式住居など、どこを見てもタイの文化を感じられます。都会的な場所よりも、タイの文化を感じられる場所に滞在したい人におすすめです。
旧市街の見どころバンコク旧市街の散策で行くべき寺院8軒。タイの歴史が詰まるラタナコーシン島の魅力。
旧市街のおすすめホテル「ナイト ハウス バンコク」
バンコク旧市街の有名観光寺院「ワット・プラケオ」から徒歩約10分の場所に位置する、たった2部屋のみのブティックホテルです。ラーマ5世時代(在位 / 1868年10月1日 – 1910年10月23日)から存在していたバーバーショップをホテルに改装したもので、1階がカフェ、2階と3階にそれぞれ1部屋ずつがある構造です。
このホテルの素晴らしい点は、旧市街の寺院観光に非常に便利な立地であること。
(バンコクの有名寺院へは徒歩でアクセスできます)
また、たった2部屋の個人経営ブティックホテルにしては、ホスピタリティも客室のレベルも非常に高く、五つ星ホテルそのものの居心地の良さです。
都会的な要素はそこそこに、昔ながらのバンコクの良さを満喫したい人におすすめのホテルです。
カオサン通りエリアの解説
カオサン通りはバンコクで最も国際的な雰囲気を味わえる場所の一つで、世界中からのバックパッカーや旅行者が集まります。昼間はお土産店やレストランが並び、節約志向の長期バックパッカーから短期旅行者までを魅了しています。
一方、夜にはクラブやバーから大音量でダンスミュージックが流れ、ストリートは活気に満ち溢れ、旅行者たちは夜通し踊り明かします。
また、虫料理屋台、バー、タトゥーショップ、パチモノのお土産屋などが多く、外国人ウケするものが溢れています。また、山岳民族の売り子も見られ、異文化交流も楽しめます。
夜は特にそのエネルギーが増し、治安に少し注意が必要な場合もありますが、日本人旅行者には比較的安全な場所とされています。刺激的な体験を求める若者や異文化交流を楽しみたい旅行者には特におすすめのエリアです。
カオサン通りはBTSやMRTの駅から離れており、タクシーの利用が主となりますが、メーターを使わない運転手も多く注意が必要です。
カオサンに滞在する人は、明瞭会計でタクシーを配車できるグラブ(使い方はこちら)を必ずダウンロードしておきましょう。
関連記事カオサン通りへの行き方を解説
カオサン至高のタイ料理グルメカオサン通りのおすすめグルメ10選。ミシュラン掲載のタイ料理食堂から唯一の日本食レストランまで
カオサン通りのおすすめホテル「ザ・エンバーホテル・カオサン」
ザ・エンバーホテル(The Ember)はカオサン通りから2本となりの「タニ通り(Tani Road)」にて、2022年に開業したホテルです。
ホテルは中規模でプールはありませんが、カオサンから若干離れている(徒歩4分程度)ため、カオサンからの騒音は一切届かないのがメリットです。
このホテルは部屋が比較的小さいため(広さ20平米程度)、どちらかと言えばカオサン一人旅におすすめです。ホテル全体の雰囲気がモダンで、カオサンの中では一番洗練された雰囲気です。一人旅なら高い満足度を得られます。
1泊の宿泊料金が6,000円台とお手頃なのも魅力です。
総括:バンコクのエリアごとの魅力とおすすめスポット
バンコクは多彩な魅力を持つエリアが点在しており、それぞれがユニークな特徴と利便性を提供しています。
観光や買い物を最大限に楽しむためには、自分の旅行スタイルや目的に合ったエリアを選ぶことが重要です。以下に紹介した各エリアは、旅行者にとって最適な滞在地としておすすめです。ぜひバンコク旅行の参考にしてください。
1. スクンビットエリア
- 魅力:言語の利便性が高く、ショッピングやナイトライフが充実しているエリアです。特に日本人旅行者にとっては、日本語表記のメニューを提供する施設が多く、初めての海外旅行でも安心です。
- おすすめホテル:相鉄グランドフレッサバンコク、シェラトン グランデ スクンビット
2. シーロムエリア
- 魅力:オフィス街と歓楽街が融合したエリアで、夜のエンターテイメントも楽しめます。BTSとMRTの両方が利用でき、交通の便も良好です。
- おすすめホテル:SOソフィテル バンコク、W バンコク
3. サイアム・プラトゥーナムエリア
- 魅力:バンコク随一のショッピング街で、巨大ショッピングモールが集結しています。買い物目的の旅行者にとって最も便利なエリアです。
- おすすめホテル:サイアム アット サイアム デザイン ホテル バンコク
4. リバーサイドエリア
- 魅力:チャオプラヤー川沿いの風情が楽しめるエリアで、高級ホテルが立ち並んでいます。ホテルライフを満喫したい人や子連れ旅行者に最適です。
- おすすめホテル:ロイヤルオーキッドシェラトン ホテル アンド タワーズ
5. チャイナタウンエリア(ヤワラート)
- 魅力:中華街の独特な雰囲気とエネルギーを楽しめるエリアで、屋台料理や異文化交流が魅力です。海外旅行慣れしている人におすすめです。
- おすすめホテル:シャンハイ マンション バンコク
6. 王宮周辺(旧市街)エリア
- 魅力:歴史的な寺院や王宮が集中する格式高いエリアで、タイの文化を深く感じられます。静かな滞在を望む旅行者に最適です。
- おすすめホテル:ナイトハウスバンコク
7. カオサン通りエリア
- 魅力:国際的なバックパッカーや旅行者が集まるエリアで、昼も夜も活気に満ちています。刺激的な体験を求める若者におすすめです。
- おすすめホテル:ザ・エンバーホテル
これらのエリアは、観光や買い物を楽しむのに最適な立地と利便性を提供しています。それぞれのエリアの特徴を理解し、自分に合った滞在先を選ぶことで、バンコクでの旅行がさらに充実したものになるでしょう。どのエリアを選ぶかによって、異なるバンコクの魅力を存分に味わえます。
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