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バンコクの郊外や県外には、タイ文化が濃く残る興味深い史跡や寺院が多いです。
旅番組で紹介される絶景スポット、ビーチリゾート、動物と触れ合える観光地の多くもバンコク郊外や県外にあります。
都会の光景に飽きた人には、県外や郊外への日帰り観光はおすすめです。
県外・郊外への公共交通機関の料金は格安(場所によっては片道たったの100バーツ程度)なので、気軽に日帰り観光できます。
ただ、公共交通機関ではアクセスできない(自家用車もしくはツアー利用必須の)場所にも魅力的な観光地は多々存在します。
また、自力で行けないこともありませんが時間がかかるため、できればツアー利用を推奨する場所もあります。
そこで今回の記事では、バンコクから日帰りで観光できるおすすめスポット22ヶ所を
- 自力で行ける観光地15ヶ所
(公共交通機関だけでアクセス可能) - 自家用車やツアー利用必須の観光地7ヶ所
に分け、バンコクから近い順に紹介します。
各観光地へのアクセス方法・所要時間に加え、ツアーが催行されている場所はおすすめツアーも記載しています。
以下はこの記事で紹介する各観光地の場所を記した地図。
- 左上の 地図上の全項目をリスト表示します。
- でお気に入り登録、 で各SNSやメールで共有できます。
- 右上ので拡大地図を表示します。
- ❶〜⓯ / 自力で行ける観光地
- ❶〜❼ / 自家用車もしくはツアー利用推奨の観光地
自力で行ける日帰り観光地15ヶ所
❶ のどかな田舎「クレット島」でサイクリング
- バンコクから片道30〜40分
- 路線バス23バーツ + モタサイ(バイクタクシー)10バーツ
クレット島(Koh Kret / เกาะเกร็ด)は、バンコクの隣県ノンタブリーに位置する島のような形をしたサイクリングスポットです。
「島」とは言われているものの離島とは異なり、周囲をチャオプラヤー川に囲まれているためクレット「島」と呼ばれています。
クレット島で楽しめることはサイクリングです。島内は「都会のオアシス」と呼ばれるほど自然に溢れていて、週末になると多くの飲食店やカフェが営業します。
(自然が溢れるサイクリングコース。自転車は島の入り口でレンタルできる。1日40バーツ)
単純にサイクリングするだけでなく、飲食店やカフェで一息つき、田舎の空気を味わながらサイクリングを楽しめるところが人気の理由です。
また、クレット島は「お菓子と素焼き」が名物としても有名。島内には多くの素焼き工房やお菓子を販売する店があります。
島内には巨大な寺院や綺麗な湖畔があるわけではありません。この記事で紹介する日帰りスポットの中で最も地味な場所に感じられるでしょう。
しかし、このタイ独特のセンチメンタルな気持ちにさせてくれる田舎の風景は中々面白いです。
美しい田園風景や、島内に住む人々の暮らしの様子を目の当たりにすれば、バンコクでは見られない新たなタイの魅力に気づきます。
(クレット島の見どころの一つ。アユタヤ時代からあるムタウ仏塔。侵食により傾いている。クレット島の守り神)
都会の喧騒を逃れたい人は是非。体を動かしながら自然を感じたい人におすすめです。
土日に行くのがおすすめ
クレット島内にある店の多くは週末のみ営業しています。
平日でもサイクリングは可能ですが、多くの店が閉まっているため閑散としています。行くなら土日がおすすめです。
アクセス
写真付きでの詳しいアクセス方法は、以下の記事を参考にどうぞ。
❷ エレファントショーが楽しめる「サンプラン象園」
- バンコクから片道1時間前後
- 路線バス24バーツ
サンプラン象園は、バンコクの隣県ナコンパトムに位置する、象とクロコダイルのパフォーマンスショーに特化した動物園です。
従来の動物園とは異なります。象に乗ったり、ショーを見たり、餌をあげて楽しむテーマパークのような場所です。象乗りできる場所としてはバンコクから最も近いです。
(旅番組でよく見るクロコダイルショーはハラハラドキドキ)
(アユタヤ時代の戦いを表現したエレファントショー。凄い迫力)
(園内では象乗りトレッキングも楽しめる。一人600バーツ)
分かりやすいショーやアクティビティが満載なので、子連れの観光客に特におすすめです。
筆者は彼女と二人で行きましたが、ショーを見て餌あげを体験して、象に乗って、半日楽しめました。
サムプラン象園は外国人への知名度が高くないです。そのため、中国人の団体客が少なくてゆったりできるのも良いです。
ショーの開催時間
各ショーのタイムテーブルは以下の通りです。平日は各ショー1日2公演。
平日 | |
ワニのショー |
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マジックショー |
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象のショー |
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象乗りトレッキング |
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虎との記念撮影 | 11:00〜15:00まで |
詳細はサムプラン象園の公式サイトも参考にどうぞ。
ちなみに「マジックショー」とは、象のショーと同じ場所で公演される、余興のようなショーです。
(マジックショー)
土日祝における各ショーの開催時間は以下の通り。各ショーは1日3回公演します。
土日祝 | |
ワニのショー |
|
マジックショー |
|
象のショー |
|
象乗りトレッキング |
|
虎との記念撮影 | 11:00〜15:00まで |
土日はお化け屋敷も営業する
ちなみに、土日限定ですが、園内のお化け屋敷が営業します。
見た目はチープですが、雰囲気は怖いです。実際にその場に行くと、中々一歩を踏み出す勇気が出ません。筆者はビビりなので中には入りませんでした。勇気ある人はどうぞ。1人50バーツで入れます。
営業時間
営業時間 / 毎日8:30〜17:30まで
入場料金
- 大人600バーツ
- 子供(身長130cm以下)350バーツ
- 身長90cm以下は無料
ワークパーミット(労働許可証)を持っている人であれば、以下のタイ人料金が適用されます。
- 大人100バーツ
- 子供60バーツ
アクセス
- MRTラックソン(Lak Song)2番出口のバス停より、黄色の84番バスに乗車
- サムプラン象園の前で下車 / 運賃は24バーツ
(サムプラン象園へ行く黄色の84番バス。方向幕に「ปอ.84」と表示されている)
旅慣れていない人は、以下の日本語ガイド + 送迎付きのツアーの利用がおすすめです。
[contact-form-7 id=”65261″ title=”Veltraツアー(サムプラン象園)”]サムプラン象園の詳しい様子や、写真付きでの詳しいアクセス方法は、以下の記事を参考にどうぞ。
❸ タイで二番目に巨大な涅槃仏がある「バンプリー百年市場」
- バンコクから片道約40分
- BTSサムローン(Samrong)からソンテウ10バーツ
バンプリー百年市場(Bangplee old market / ตลาดโบราณบางพลี)は、その名の通り百年以上続く歴史的な市場です。
近年、タイ国内ではレトロブームも相まって、全国各地で百年市場が再開発・観光地化されています。
中でもバンプリー百年市場は、バンコクから気軽にアクセスできる距離にありながら、市場以外にも水上マーケットや巨大涅槃仏のある寺院が近く(歩いて行ける距離)にあるため人気。見どころが多いです。
(バンプリー百年市場。1857年に開設した。チーク材で作られた古びた店舗が並ぶ。レトロカフェのような雰囲気)
(百年市場には水上マーケットが隣接している。ボートツアーも楽しめる面白い場所)
バンプリー百年市場から徒歩約15分の場所に位置する寺院「ワットバンプリーヤイクラーン(วัดบางพลีใหญ่กลาง)」は絶対に見ておきたいハイライト。
高さ15m・長さ53mのタイ最大級の涅槃仏が安置されています。ワットポーの涅槃仏よりも巨大です。カメラに収まらないほどの迫力。ご利益に授かれること間違いないでしょう。
土日に行くのがおすすめ
バンプリー百年市場の営業時間は、毎日8:00〜15:00です。しかし、平日は多くの店が閉店しているため、土日に行くのが良いです。
アクセス
- BTSサムローン(Samrong)へ
- BTSサムローン3番出口を降り、テパラック通り(Thepharak Rd)からBig Cバンプリー店行きのソンテウに乗る(乗車料金10バーツ)
- Big Cバンプリーで下車。Big Cの裏手に百年市場がある
写真付きでの詳しいアクセス方法は、以下の記事を参考にどうぞ。
❹ タイ全土の有名建築物を1日で観光できる「ムアンボーラン」
- バンコクから片道約40〜50分
- BTSケーハ(Kheha)からソンテウで10バーツ
ムアンボーラン(Mueang Boran / เมืองโบราณ)は、バンコクの隣県サムットプラカーン県に位置する世界最大級の屋外博物館です。
1.2キロ平方メートルもの巨大なに敷地内に、タイ全土に存在する有名建築物(宮殿、寺院、遺跡)はじめ、タイ民間伝承に登場する架空の建築物が実物大や1/3スケールで建てられています。その数、なんと120以上。
(サンペット宮殿のレプリカ。アユタヤ王朝時代に存在した。現在は土台しか残っていないが、考古学者や歴史学者が遺跡に残る物的証拠に基づき実物に近く再現した)
全ての建築物はレプリカなわけですが、これが中々精密に再現されているため見応えがあります。特に、民間伝承に登場する架空の建築物は本当に心を惹かれます。
(須弥山と周りを囲む巨大怪魚アノーンをイメージした架空の建築物)
なんせ架空の建築物なのです。そのためか、ファンタジー要素と言いますか、現実味を帯びない面白い姿形をしています。
日本にも他国にもない、タイ独自のファンタジー要素を帯びた面白い建築物の数々を見学できます。
(敷地内では象乗りトレッキングも楽しめる。遺跡レプリカを眺めながらの象乗りは、ムアンボーランならではの楽しみ方)
寺院や遺跡など、タイ独自の建築文化に惹かれたという人なら絶対に足を運ぶ価値がある場所です。
建築物だらけなだけに写真好きにもおすすめ。インスタ映えスポットとしても認知されているので、写真が好きな人は是非。
入場料
- 大人 / 700バーツ(約2,400円)
- 子供(6〜14歳)/ 350バーツ(約1,200円)
しかし、以下の割引チケットであれば【自転車レンタル料金 + 昼食】を含めて、
- 大人 / 約1,450円
- 子供 / 約1,100円
で入場できます。
営業日
- 毎日9:00〜18:00
- 公式サイト
- 公式Facebook
アクセス
- BTSケーハ(Kheha)へ
- BTSケーハの3番出口を降りた場所から36番の白ソンテウに乗車
写真付きでの詳しい行き方については、以下の記事を参考にどうぞ。ムアンボーラン特におすすめの8ヶ所の建築物も記載しています。
❺ 世界一の巨大仏塔。ナコンパトムの「プラ パトム チェディー」
- バンコクから片道約1時間30分
- クルンテープ・アピワット中央駅(別名:バンスー中央駅 / 英:Krung Thep Aphiwat)から列車で61バーツ
ナコンパトム県は、世界最大の仏塔「プラ パトム チェディー(Phra Pathom Chedi)」があることで有名な町です。
プラ パトム チェディーの高さは120.45m。かの有名なミャンマーのシュエダゴン・パゴダよりも実は巨大なのです(しかもバンコクのエレファントタワーよりも高い)。
色合いは地味ですが、さすが世界最大の仏塔だけあって迫力は凄いです。周辺には他に高い建物がなく、街中の中央に鎮座しているためか、余計に神秘的に感じられます。
ナコンパトムのランドマークであり、守り神のような存在と言えるでしょう。世界一巨大と言うならば見ないわけにはいきません。絶対に記憶に残る素晴らしい建築物です。
プラ パトム チェディー周辺にはこれと言った見どころはありません。また、ナコンパトムは英語が一切通じないローカルな町。
ただ、それでもプラ パトム チェディーを見るためだけに来る価値があるかと聞かれれば、絶対にあります。
(仏塔内に安置されている涅槃仏)
世界遺産に登録されてもなんら不思議ではない迫力と神秘さを兼ね備えていました。
開放時間
毎日8:00〜17:00
アクセス
バンコクのクルンテープ・アピワット中央駅(別名:バンスー中央駅 / 英:Krung Thep Aphiwat)からナコンパトム駅行きの列車に乗ります。
時刻表は以下のサイトで確認できます。
>>>タイ国有鉄道公式サイト(時刻表)
(タイ語表記になっている場合は、英語表記に変更してください)
サイトを開き、以下画面の左側に”Krung Thep Aphiwat”を、右側に”Nakhon Pathom”を入力して検索をかけます。
すると、時刻表が表示されます。
観光所要時間は、昼食等を挟むとなんだかんだで2〜3時間はかかるでしょう。
そのため、日帰り観光を予定している人は、9:20など出来るだけ早い時間の列車に乗ると良いです。
旅慣れていない人、自力で行くのが面倒な人は、以下ツアーの利用がおすすめです。
写真付きでの詳しいアクセス方法、プラパトムチェディー周辺にある博物館等の見どころについては、以下の記事を参考にどうぞ。
❻ 世界遺産遺跡の町「アユタヤ」
- バンコクから片道約1時間30分
- 列車66バーツ / ミニバス60バーツ
バンコク日帰り観光スポットとして最も有名な場所と言えばアユタヤです。
アユタヤは、タイの王朝がバンコクに移る以前、アユタヤ王朝(1351年 – 1767年)が築かれた都市です。現在では旧市街と呼ばれている町内には、かつて王朝が建設した多くの遺跡が眠っています。
アユタヤ遺跡が面白いのは、保存状態が良くて見応えのある遺跡も多い反面、アユタヤ王朝壊滅の原因となったビルマ(現在のミャンマー)からの攻撃で破壊された遺跡の跡もそのまま残してある点。
最も有名なのは上写真。ワット プラ マハータートという寺院に残る首だけの仏像です。ビルマにより破壊された仏像は長年放置され、侵食によって上写真のような姿になりました。
また、アユタヤは日本人にもゆかりがあるのも興味深いです。戦国時代、アユタヤには主君を失った浪人などの日本人が流れ込み、一時は1,500人もの日本人が暮らしていました。
アユタヤ内には、かつて日本人達が暮らした日本人村が今でも残されています。
(アユタヤの日本人村)
タイ遺跡だけでなく、こうした日本人にとって非常に興味深い史跡が残されているのもアユタヤの魅力です。
アユタヤ内の遺跡・史跡は密集しているため、レンタル自転車で回れるのも良い。
アクセス
アユタヤへ行くには、以下2つの方法があります。
- 国鉄バンスー中央駅からアユタヤ行きの列車に乗る
- チャトゥチャックミニバスステーションからアユタヤ行きのロットゥーに乗る
列車に乗ってアクセス
国鉄バンスー中央駅から列車でアクセスする場合、予め以下サイトより時刻表を確認しておきましょう。
>>>タイ国有鉄道公式サイト(時刻表)
(タイ語表記の場合は、英語表記に変更してください)
サイトを開き、以下画面の左側に”Krung Thep Aphiwat”を、右側に”Ayutthaya”を入力して検索をかけます。
すると、以下の時刻表が表示されます。
アユタヤは見どころが多いため、なんだかんだで観光には4〜5時間は使います。そのため、上の時刻表で言えば8:20や9:25など早い時間に出発する列車に乗ると良いです。
ミニバスでアクセス
チャトゥチャック ミニバスターミナル(GoogleMap)からミニバス(ロットゥー)に乗ってのアクセスも可能です。
ミニバスターミナルB棟の4番カウンターより、アユタヤ行きのミニバスに乗れます。
(B棟)
(アユタヤ行きの4番カウンター)
ミニバスの料金は60バーツ。乗客がある程度集まり次第出発します。
バンコクからアユタヤの行き方については、以下の記事も参考にどうぞ。鉄道、ミニバン、タクシー、ツアーなどを比較して紹介しています。
日帰りモデルコース
アユタヤには数えきれない遺跡が存在するため、日帰りで全ての遺跡を観光するのは不可能です。
以下では、最も見応えがあり自転車でアクセスしやすい遺跡のみをまとめたモデルコースを記載しています。
アユタヤ日帰り観光を計画している人の参考になれば幸いです。
自力で行くのが面倒、レンタル自転車で回るのもちょっと…という人は、以下のバンコク発日帰りツアーを利用するのがおすすめです。
>>>アユタヤのツアー【バンコクからの送迎 + 日本語ガイド付き】
❼ 三体の巨大ガネーシャがあるチャチュンサオ
- バンコクから片道約1時間
- ミニバス99バーツ
チャチュンサオ県は、三体の巨大ガネーシャ像が安置されていることで有名な町です。
インスタ映えスポットとして一躍有名になった「ピンクのガネーシャ」をはじめ、その他にもガイドブックには載らない見応えのあるガネーシャが安置されています。
また、水上マーケットや黄金の寺院、百年市場に美しい王室寺院など、田舎町とは思えないほど魅力に溢れる観光地が詰まっています。
(黄金の寺院。ワットパクナム ジョーロー)
(百年市場。タラートバーンマイ ロイピー。ノスタルジックな気持ちになる)
(ワット ソートーン ウォラウィハーン。チャチュンサオで最も美しいと言われる寺院。ゆで卵を奉納すると言う面白い光景が見られる)
(奉納するゆで卵)
チャチュンサオが日帰り観光地としておすすめの理由は、これら各観光地の位置が近いため回りやすい点にあります。
徒歩で各観光地を回るのは不可ですが、例えばトゥクトゥクをチャーターしたり、場所によってはチャチュンサオバスターミナルからソンテウが出ています。
観光地の数は多いので、1日で全てを回るのは無理でしょう。そのため個人的には、日帰りで観光する人は、三体のガネーシャを優先的に巡るのがおすすめです。
(ピンクのガネーシャ)
(クローンクアン ガネーシャ公園にいる高さ39mの巨大ガネーシャ)
(ワットプローンアーカートの巨大ガネーシャ。高さ49mでタイ最大級)
見応えのあるガネーシャばかりです。バンコクでここまで迫力のあるガネーシャ像は存在しません。この三体のガネーシャ像は、ガネーシャに魅力を感じる人なら絶対に見ておきたい。
アクセス
- バンコクの東バスターミナル(GoogleMap)からチャチュンサオ行きのバスに乗る。(99バーツ)
- チャチュンサオバスターミナルから各観光地へは、トゥクトゥクないしソンテウ等でアクセスする
チャチュンサオバスターミナルから各観光地へのアクセス方法等詳細については、以下の記事を参考にどうぞ。
旅慣れていない人、自力でのアクセスが面倒な人は、以下のバンコク発日帰りツアーを利用するのがおすすめです。
上記ツアーでは、「ピンクのガネーシャ」「百年市場」「ワットソートン」を観光します。
❽ 夜のクルーズが魅力。「アンパワー水上マーケット」
- バンコクから片道約1時間30分
- ミニバス90バーツ
アンパワー水上マーケットは、バンコクから距離約90km離れたサムットソンクラーム県に位置する大規模な水上マーケットです。
従来の水上マーケットとは大きく異なり、「夜も営業している」「蛍鑑賞クルーズに参加できる」という特徴があります。
マーケットそのもののノスタルジックな雰囲気も相まって、人気の観光地として知られています。
アンパワー水上マーケットでは、大きな運河沿いに、沢山の飲食店・雑貨屋や屋台、そして調理器具を積んだ屋台船が並んでいます。
運河沿いを散策しながら、これら飲食店で食事を楽しんだり、雑貨屋でお土産を購入するのがアンパワーの楽しみ方。
ボートクルーズが面白い
アンパワーの魅力は、運河を巡るボートクルーズにあります。
日中はアンパワー周辺の運河沿いに立つ寺院を巡り、18:00頃からは蛍鑑賞という内容でクルーズを行なっています。
乗船料金は一人たったの60バーツ。どちらかと言えば外国人よりタイ人が多い観光地と言え、破格の安さです。
(ワットパーンクン。日中のボートクルーズで回る寺院。アンコールワット遺跡のように菩提樹が侵食している姿が神秘的)
18:00からのボートクルーズでは、運河周辺に立つライトアップされた寺院や建物を見学します。
そして最大のハイライトは蛍鑑賞。
(蛍の光が小さいので綺麗には撮影できませんでしたが)
バンコクには数多くの水上マーケットが存在するとは言え、ここまでボリュームたっぷりで楽しめるのはアンパワーだけ。水上マーケットに興味がある人なら一見の価値ありです。
営業時間
金曜日・土曜日・日曜日の15:00〜21:00まで
アクセス(蛍鑑賞希望の人はツアー利用推奨)
- チャトゥチャック ミニバスターミナル(GoogleMap)からアンパワー行きのミニバスに乗る。
- アンパワー行きのバスはD棟のD9番カウンターから乗れます。
ただし、アンパワー水上マーケットからバンコクへと帰るミニバスの最終時間は20:20です。
蛍鑑賞ボートクルーズは18:30から開始され1時間〜1時間30分はクルーズしています。そのため、場合によっては20:20の最終バンコク行きバスに乗れない可能性があります。
なので、蛍鑑賞クルーズに参加したい人は、往復送迎付きのツアーに参加するのがおすすめです。
写真付きのアクセス方法や、更に詳しいアンパワーの魅力については以下の記事を参考にどうぞ。
❾ タイ人に人気のローカルビーチリゾート「バンセン」
- バンコクから片道1時間30分
- バス100バーツ + ソンテウ10バーツ
バンセンは、バンコクの隣県チョンブリーに位置するタイ人ばかりの穴場ローカルビーチです。残念ながら海が綺麗ではない(海水浴には向かない)ため、外国人観光客が少ないと考えられます。
しかし、昨今は綺麗なビーチリゾートはどこも中国人をはじめとした外国人だらけ。景観も何もあったもんじゃない、という声をよく聞きます。
そんな外国人だらけの場所に嫌気がさした人におすすめのビーチリゾートです。
バンセンは一直線に約4kmも続く大きなビーチです。ビーチ沿いには屋台やレストランなど様々な店が並んでいます。
「泳がないのにビーチに行って楽しいのか?」と思う人もいるでしょう。ただ、外国人がいないせいかタイ独特のローカルな空気が感じられることも相まって、中々癒されます。
お世辞にも綺麗とは言えない水質ですが、タイ人の中には泳いでいる人もいます。気にしない人はタイ人に混じって泳ぎましょう。
また、ビーチ周辺にはタイらしい観光スポットも存在します。
(ワットセーンスック。バンセンで人気の地獄寺。地獄を表現したチープな像が面白い)
(水族館もある。子連れ観光におすすめ)
ビーチ以外にもこうした観光地を巡っていると丸一日は楽しめます。有名なビーチリゾートに比べると地味な場所ではありますが、穴場が好きな人にはおすすめです。
アクセス
- 東バスターミナル(GoogleMap)よりバンセン行きのバスに乗る(100バーツ)
- 到着場所からビーチ行きのソンテウに乗る
写真付きでの詳しいアクセス方法や、バンセンビーチ周辺の観光地については、以下の記事を参考にどうぞ。
❿ 虎と触れ合えるテーマパーク「シラチャータイガーズー」
- バンコクから片道約1時間30分
- バス94バーツ + トゥクトゥクチャーター300〜400バーツ
シラチャータイガーズーは、バンコクの隣県チョンブリーに位置する、虎との触れ合いやパフォーマンスショーに特化した動物テーマパークです。右も左も虎、虎、虎!世界を見回しても珍しいであろう虎だらけの動物園。
シラチャータイガーズーは、飼育されている虎を眺めるだけでなく、文字通り虎と触れ合いながら一緒に遊べます。タイだからこそ味わえる面白い体験が詰まったテーマパークです。
- 赤ちゃん虎とプレイグラウンドで遊ぶ
- 巨大な虎と記念撮影
- 虎のサーカスショー
- その他、クロコダイルや豚、象のショーもある
特に人気のコーナー。生後間もない赤ちゃん虎とプレイグラウンドで遊び、授乳体験もできます。赤いタオルに反応する赤ちゃん虎と追いかけっこ。
タイにはタイガーパークパタヤやチェンマイのタイガーキングダムはじめ、虎関係の観光施設は様々存在します。しかし、いずれも基本的には写真撮影がメイン。
こうして赤ちゃん虎と目線を合わせて追いかけっこまで楽しめる施設はシラチャーターガーズーだけ。
虎のサーカスショー。基本的にはジャンプさせたりお手をさせたりと可愛い芸が中心ですが、日によっては火の輪くぐりを行わせることも。お手や頂戴をする虎の姿は可愛いです。
その他、クロコダイルショーやエレファントショーも楽しめます。いずれも観客がハラハラドキドキするような面白いショーです。
虎に象にクロコダイルに豚、1日でお腹いっぱい動物ショーを楽しめます。
こうしたショー中心の動物テーマーパークは日本には少ないです。そのため、シラチャータイガーズーは日本人からも非常に人気。
旅番組で度々取り上げられています。動物系のスポットに行きたい人は是非。
ショーの開催時間
シラチャータイガーズーでは、動物それぞれのショー開催時間が以下のように決まっています。
各ショーの開演時間が記載された紙を入場時に渡されますが、以下表も参考にどうぞ。
クロコダイル ショー | タイガー ショー | エレファント ショー | ピッグ レーシング |
09:30 | – | – |
|
10:30 | – | – |
|
– | 11:00 | 11:40 |
|
– | – | – |
|
13:00 | 13:30 | – |
|
14:00 | – | 14:30 |
|
15:00 | 15:30 | – |
|
16:00 | – | 16:30 |
|
17:00 | – | – | 17:00 |
以下、公式サイトの各ショー上演スケジュールも参考にどうぞ。
12:00を除けば、どの時間帯に訪れても待つことなく連続でショーを見学できます。
ただし、夕方16:00以降は恐らく客数がまばらになるでしょう。客数が少ないとシラケた雰囲気が出る可能性もあるので、昼過ぎくらいに行くのがおすすめです。
自分が訪れたのは13:00からでしたが、平日にも関わらず大勢の観光客が訪れていて賑やかでした。
営業時間と入場料金
- 営業時間 / 毎日8:00〜18:00
- 入場料金 / 450バーツ
アクセス
- エカマイバスターミナルからシラチャー行きのバス(94バーツ)に乗る
- 到着場所のロビンソンシラチャーからトゥクトゥクを往復チャーターする(300〜400バーツ)
トゥクトゥクは往復チャーターした方が良いです。
なぜならシラチャータイガーズー周辺は流しのトゥクトゥクが少ないからです。帰りの足のことを考えて往復でチャーターしておきましょう。
写真付きの詳しいアクセス方法については、以下の記事を参考にどうぞ。
旅慣れていない人、自力で行くのが面倒だと感じる人は、以下の往復送迎ツアーの利用がおすすめです。
⓫ 神秘の光を目の当たりにできる「カオルアン洞窟」
- バンコクから片道3時間前後
- 列車153バーツ + トゥクトゥク往復チャーター200バーツ
カオルアン洞窟は、ペッチャブリー県に位置する深さ約27メートルの巨大な洞窟です。洞窟内には180体以上もの仏像が安置されていて、僧侶の瞑想修行の場、神々を崇拝する場として機能しています。
タイではこうした”洞窟寺院”の存在は珍しくありません。「洞窟内には必ず仏像が安置されている」と思えるくらい、多くの洞窟で仏像が安置され、観光名所にもなっています。
ただ、カオルアン洞窟が他の洞窟と圧倒的に異なる点は、とても神秘的な光景を目の当たりにできる点。
洞窟上部の開口部からは日光が射し込み、メインホールを照らします。
祈りたくなるほど美しい光です。放射状に射し込み、天の恵?はたまた光のカーテンのようにあたり一体を明るくしてくれています。
開口部から射し込む光は、スポットライトのように丁度仏像に当たっています。この仏像は、ラーマ5世がラーマ4世への敬意と感謝の意を込めて作らせた仏像です。高さ4m。
洞窟という空間は、射し込む光を一層神秘的に感じさせてくれます。
これが人の手で作られた建築物であれば、ここまで神秘的には感じられないでしょう。やはり、洞窟という自然が作り上げた偶然の産物であるからこそありがたみを感じられます。
石でできた柱や、連なる石筍も見応えがあります。神秘的な場所が好きな人におすすめです。バンコクからは片道約3時間かかりますが、時間をかけても日帰り観光する価値あり。
開放時間
毎日8:30〜16:00まで
アクセス
- クルンテープ・アピワット中央駅からペッチャブリー駅行きの列車に乗車
- ペッチャブリー駅からトゥクトゥクを往復チャーターしてカオルアン洞窟の麓まで
- 麓から専用のソンテウに乗って洞窟にアクセスする
写真付きでの詳しいアクセス方法については、以下の記事を参考にどうぞ。
旅慣れていない人、自力で行くのが面倒な人は、以下の往復送迎付きツアーの利用がおすすめです。
⓬ タイ最大の仏像。地獄もある「ワットムアン」
- バンコクから片道約1時間40分
- ミニバス80バーツ + トゥクトゥク往復チャーター200バーツ
ワットムアンは、タイ最大級の仏像(台座含め高さ95m)が安置されている寺院です。
仏像の他にも、境内には地獄を表現した「地獄エリア」、その他にも鏡張りの礼拝堂もある見応え満載の観光スポットです。
巨大仏像の指。爪だけでも成人男性の上半身ほどの大きさであることが分かります。
控え目に言っても物凄い迫力です。ウルトラマンみたいな巨大変身ヒーローが存在していたら、このくらいの迫力があるのだろうか。iPhoneのカメラでは収まりきらないほどの大きさです。
こうした巨大仏像は、例えば他国の大都会の中なら街の風景に馴染まず、親近感を持たない場合もあるでしょう。
しかし、さすがは仏教国タイ。これほどまでに巨大な仏像があっても異様さのような物は感じられません。純粋にありがたみだけを感じられます。
(それにしても大きい)
また、ワットムアンの面白い特徴は、巨大仏像だけでなく地獄エリアと鏡張りの礼拝堂もあることです。
仏像でありがたみを感じ、礼拝堂で神秘的な気持ちになり、地獄エリアで恐怖を感じ…せわしなく感情が揺れ動く面白い寺院です。
寺院系の観光スポットが好きな人であれば絶対に楽しめるでしょう。
開放時間
毎日5:00〜19:00
アクセス
- チャトゥチャックミニバスステーション(GoogleMap)からアントン行きのミニバス乗車(80バーツ)
- 到着場所アントンのバスターミナルからバイクタクシーを往復チャーター(200バーツ)
アントンのバスターミナルからワットムアンまでのバイクタクシーは必ず往復チャーターしましょう。
なぜなら、ワットムアン周辺には流しのバイクタクシーがいないからです。帰りの足の確保の事を考えて、必ず往復チャーターで。
写真付きでの詳しいアクセス方法解説については、以下の記事を参考にどうぞ。
⓭ 日本との繋がり深い「泰緬鉄道」
- バンコクから片道約4時間30分
- 列車の運賃100バーツ
泰緬鉄道は、太平洋戦争時に旧日本軍がタイ⇒ビルマ間への物資輸送を目的として敷設した約180kmの鉄道です。
当時、イギリス領であったビルマを制圧した日本は、制海権を米軍に握られていたため、ビルマへの物資輸送を困難としていました。
そこで、同盟国であったタイの協力を得て、現在のカンチャナブリーからビルマへと続く鉄道建設を急ピッチで進めたのです。
しかし、鉄道敷設を予定していた場所は、険しい山脈に囲まれたエリア。そこで、旧日本軍は大急ぎで連合軍の捕虜、日本軍の鉄道隊、タイ人、占領地から募ったマレー人、ジャワ人など、合計で約40万人を集め作業を開始しました。
手抜きも良しとした急ピッチの鉄道敷設ですが、過酷極まりない労働環境のせいで、40万人のうち半数近くが餓死、過労死、コレラやマラリアによる感染症で命を落としたとされています。
(強制連行される捕虜)
(カンチャナブリー市街には作業に使役され亡くなった人が祀られている墓地がある)
単に列車の旅を楽しむだけでなく、貴重な史跡として思いを馳せながら列車からの景色を楽しみます。列車からは、旧日本軍の爪痕とも言える箇所がいくつか垣間見えます。
険しい岩場を人手による掘削のみで切り開かれた「チョンカイの切り通し」
手を伸ばせば岩場にタッチできるほどスレスレの道。
木製の橋が架かるアルヒル桟道橋。
アルヒル桟道橋では、列車から降車して自由に歩いたり写真を撮ることも可能です。橋から落ちたら川にドボン。日本では考えられない光景。
個人的には、鉄道敷設の背景も鉄道から見える景色も含めて、最もおすすめの日帰り観光地です。日本人なら絶対に感じるものがあるでしょう。
アクセス
国鉄トンブリー駅(GoogleMap)からナムトック駅行きの列車に乗ります。
時刻表は、以下のサイトで検索可能です。
>>>タイ国有鉄道公式サイト(時刻表)
(タイ語表記の場合は、英語表記に変更してください)
サイトを開き、以下画面の左側に”Thon buri”を、右側に”Nam Tok”を入力して検索をかけます。
すると、時刻表が表示されます。
トンブリー発ナムトック行き列車 | |||
トンブリー発 (Thonburi) | カンチャナブリー駅 (Kanchanaburi) | タムクラセー橋駅 (Saphan Tam Krasae) | ナムトック着 (Namtok) |
6:07 | 7:37 | 8:20 | |
7:45 |
|
| 12:35 |
13:55 |
|
| 18:30 |
泰緬鉄道の見どころは、カンチャナブリー駅からナムトック駅の間に点在しています。
そのため、トンブリーから乗った列車で終点のナムトック駅まで目指します。
片道約4時間30分の長旅です。
泰緬鉄道に関する、もう少し具体的な歴史、列車の乗り方等については、以下の記事を参考にどうぞ。
4時間も列車に揺られるのが面倒だと感じる人、旅慣れていない人は、以下の往復送迎ツアーの利用がおすすめです。
車で移動しながら見どころだけを回るので、自力で行くよりも楽です。
>>>泰緬鉄道 + ナコンパトム観光ツアー【宿泊ホテル送迎 + 日本語ガイド付き】
片道約4時間、往復約8時間も列車に乗るのは正直言ってしんどいです。個人的にもツアー利用がおすすめ。
⓮ バンコクから最も近い透明のビーチ「ラン島」
- バンコクから片道約3時間
- パタヤ行きバス119バーツ + ラン島行きフェリー30バーツ
ラン島はパタヤの沖合に浮かぶ、長さ約4.5km・幅2km程度の小さな離島です。バンコクから日帰りで行ける「美しい水質のビーチ」としては、最も近い場所に位置しています。
個人的には日帰りよりもパタヤあるいはラン島のホテルで1泊するのがおすすめと思っていました。
しかし、最近ツイッターで交流させて頂いている複数のフォロワーさんによれば、案外日帰りでも十分遊べるとのこと。そのため、この記事でも紹介させて頂きます。
ラン島は小さい島ですが、あまり開発されていなくて自然に溢れています。
また、島内には7ヶ所のビーチが存在していて、いずれのビーチへもソンテウないしはレンタルバイクで気軽にアクセスできるのが魅力。
いずれのビーチも「これぞ南国」と思えるくらい、透明度抜群の素晴らしい水質です。また、ご存知のとおりタイは常夏の国なので、一年中いつでもこの美しい海を堪能できるのです。
また、ビーチによってはジェットスキー(30分900バーツ)や、バナナボート(1グループ300バーツ)も楽しめます。
ビーチ周辺にはコンビニや飲食店等も不足なく揃っているため、不便なく過ごせます。
バンコクから日帰りで綺麗な海を堪能するならまず最初におすすめしたいビーチです。
アクセス
- エカマイバスターミナル(GoogleMap)からパタヤ行きのバスに乗車(119バーツ)
- 到着場所のパタヤバスターミナルからバリハイ桟橋へ
- バリハイ桟橋からラン島行きのフェリーに乗る
写真付きでのアクセス方法、フェリーの時刻表詳細については、以下の記事を参考にどうぞ。
公共交通機関を利用しての移動が面倒だと感じる人は、以下の送迎付き日帰りツアーを利用するのがおすすめです。
⓯ タイで最も美しい滝「エラワンの滝」
- バンコクから片道約3時間40分
- カンチャナブリー行きのバス100バーツ + エラワンの滝行きバス30バーツ
エラワンの滝は、カンチャナブリー市街から約40km離れた「エラワン国立公園」に位置する合計7段の巨大な滝です。
タイの国立公園では滝の観光名所自体は珍しくありません。しかし、ここエラワンの滝は数ある滝の観光名所の中でも群を抜いて人気。
その理由は、「タイで最も美しい」と言われるほど水が綺麗だからです。
上述したラン島のようなビーチリゾートに比べると濁っています。しかし、躊躇なく泳げるレベル。
合計7段の滝壺には、岩で出来た天然の滑り台があったり、野生のドクターフィッシュなどもいて、自然との調和を感じられる心身ともに清々しい気持ちになれるスポットです。
(天然の滑り台)
(ドクターフィッシュ)
単に滝壺で泳ぎトレッキングするだけでなく、自然生み出した圧倒的なスケールをも感じられるおすすめ観光地です。
カンチャナブリー郊外の人気スポット「エラワンの滝」に行ってきた
ここは合計7つの滝壺がある自然公園で、滝壺で泳げる
変形した岩が天然の滑り台になっていたり、滝壺の中にいる天然ドクターフィッシュのマッサージを楽しめた
入場料300バーツですが、その辺のウォーターパークより全然楽しい pic.twitter.com/1oXCCSErZ4
? ri-(リー)@タイ一択 (@AsiaThailand208) June 21, 2019
開放時間
毎日8:30〜16:30まで
入場料金
300バーツ
アクセス
- バンコクの南バスターミナル(GoogleMap)からカンチャナブリー行きのバス乗車(100バーツ)
- 到着場所のカンチャナブリーバスターミナルからエラワンの滝行きのバス乗車(30バーツ)
エラワンの滝へ行くバスは、8:00〜17:50までの間、約1時間間隔で1便が出発しています。
正確な時刻表は以下の通り。
エラワン行きバス時刻表 | |
8:00 | 13:00 |
8:55 | 14:10 |
9:50 | 15:25 |
10:45 | 16:30 |
11:50 | 17:50 |
(エラワンの滝へ行くバス。車体に「KANCHANABURI ERAWAN」と書かれている)
エラワンの滝の詳細については、以下の記事も参考にどうぞ。
自力で行くのが面倒だと感じる人は(アクセス所要時間が長いので結構面倒です)、以下の送迎付きツアーを利用するのがおすすめです。
>>>クウェー川鉄道 + エラワンの滝 + 象乗りトレッキング日帰り観光ツアー【日本語ガイド + 往復送迎付き】
自家用車やツアー利用が必要な日帰り観光地7ヶ所
❶ ナコンパトムにある赤蓮の池「レッドロータス水上マーケット」
レッドロータス水上マーケットは、バンコクの隣県ナコンパトムに位置する水上マーケットです。
従来の水上マーケットとは異なり運河を整備した場所ではなく、赤蓮が咲く池を改装して水上マーケットになっています。
タイで蓮池を見るには、これまではウドンタニのタレーブアデーンまで行くのが一般的でした。しかし、タレーブアデーンは日帰りできる場所になく、気軽に行けない場所に位置しています。
そこで人気が出てきたのがレッドロータス水上マーケット。
(サッカーコート4面分くらいの面積に多くの蓮が咲いている)
レッドロータス水上マーケットでは、手漕ぎの船に乗って蓮池内を巡るだけでなく、ドローン写真を撮ってくれるという粋なサービスも展開しています。
しかも、蓮は365日いつでも見ることができます。バンコクからも程よく近いため、気軽に蓮池を楽しむにはマストな観光地なのです。
そういうわけで、レッドロータス水上マーケットは、近年インスタ映えする観光地として人気を博しています。
蓮池の周りには、池を眺めながら食事できるレストランが並んでいます。コーヒーを飲みながら綺麗な蓮池を眺めていると心が癒されます。
綺麗な場所、フォトジェニックな場所が好きな人にはおすすめの観光地です。
料金
- 入場料金 / 無料
- 乗船料金 / 1人100バーツ
- 日傘レンタル(1本10バーツ)/ 麦わら帽子レンタル(1個5バーツ)もあり
- ドローンでの空撮サービス / 40バーツ
営業時間(土日に行くのがおすすめ)
営業時間は毎日8:30〜17:00までですが、蓮池周りの多くの店が閉店しているため閑散としています。
そのため、土日どちらかに行くのがおすすめ。
日帰りツアー
バンコクからさほど遠くはありませんが、公共交通機関が充実していないため、ツアー利用推奨。
グラブタクシー(使い方)でもアクセス可能です。
レッドロータス水上マーケットの詳細については、以下の記事も参考にどうぞ。
❷ タイで最も巨大なサファリパーク「カオキアオ動物園」
カオキアオ動物園は、チョンブリー県に位置するタイで最も巨大な動物園です。
特徴は、従来の動物園とサファリパークを足して2で割ったような見学方法にあります。
カオキアオ動物園では、見学する動物(例えばキリンやシカなどの比較的大人しい草食動物)へは、餌やり体験ができる他、動物のショーも開催されています。
(ヨチヨチ歩きが可愛いペンギンのショー)
(珍しい象の水中遊泳ショーも見られる)
(キリンに直で餌をあげられるのも面白い)
ターミンジジカ。非常に大人しいので囲われたエリア内で放し飼いされています。餌に飽きているのか、餌を持っていてもグイグイ寄ってこないのが良い。差し出したらムシャムシャと食べてくれる。
その他にもサイやカバと言った、従来の動物園で見かけるお馴染みの動物さん達が勢揃いしています。
やはり直で餌をあげられるのは面白いです。動物は本当に美味しそうに食べてくれるので、やりがいがあります。
(ハイエナなども間近で見学できる。こちらをジッと見つめていたため迫力があった)
園内は自家用車かカートで回る
カオキアオ動物園の面積は広大なため、徒歩では絶対に歩いて見て回れません。
そのため、自家用車(乗り入れ料が発生する)あるいはカオキアオ動物園が用意する以下乗り物(有料)で回ります。
種類 | 料金 |
自家用車 | 乗り入れ料80バーツ |
ゴルフカート |
|
| |
団体用トラム | 無料 |
園内の道路は舗装されています。また、坂道等は少ないです。
自家用車で来ている人は、乗り慣れている自家用車で回ると良いでしょう。ツアー等で来る人はゴルフカートで回ります。
営業時間
毎日8:00〜18:00
入場料金
大人250バーツ / 子供100バーツ
アクセス
カオキアオ動物園まで直接公共交通機関が存在しないため、基本的には自家用車かツアー利用推奨です。
上記の送迎付きツアーでは、上述したシラチャータイガーズーも一緒に回ります。動物系スポットが好きな人であれば充実した観光となるでしょう。
その他、カオキアオ動物園の詳細、動物ショーのスケジュール等については、以下の記事を参考にどうぞ。
❸ タイの世界自然遺産「カオヤイ国立公園」
カオヤイ国立公園は、総面積が東京都とほぼ同じ(2,168キロ平方メートル)という、とてつもなく巨大な国立公園です。
広大な敷地内に野生の象はじめ、約300種の鳥類、約70種の哺乳類(見たことはないが虎も生息しているとか)、約24種の両生類、約2,000種の植物が生息しています。
タイの自然と言えばカオヤイ。手付かずで現代文明から離れた世界が広がっているのです。
また、国立公園内には滝や貯水池などのヒーリングスポットの他、トレッキングコースやビューポイントも存在します。
自然観光地が好きな人なら絶対に足を運んでおきたい場所です。圧倒的大自然を目の当たりにすると、自分の悩みが小さく感じます。そのくらい壮大。
(1.2km程度のお手軽なトレッキングコースもある)
(大自然を一望できるビューポイント)
ただ、日帰りでも観光可能ではありますが(実際日帰りで観光する人はいるしツアーも用意されている)、個人的には1泊以上滞在するのがおすすめ。
なぜなら、カオヤイは避暑地でもあるため、国立公園の周辺には洒落たレストランや子連れ向けの観光スポット、観光牧場なども多々存在します。
これら観光地を包括して楽しむには日帰りではとても時間が足りません。
日帰り観光だと国立公園の自然スポットのみしか回る時間がないでしょう(国立公園にしか興味がない人ならそれもありです)。
国立公園を含めた、カオヤイの魅力あふれる観光地については、以下の記事を参考にどうぞ。
国立公園の入場料金
1人400バーツ(タイ人は40バーツ)
アクセスは自家用車かツアーで
カオヤイへは、バンコクからバス等を利用してのアクセスも可能ですが、カオヤイ到着後の足がありません。
カオヤイにはタクシーなどの公共交通機関が一切走っていないからです。そのため、カオヤイへ行くのであれば、自家用車もしくはツアー利用が必須。
または、どうしても個人で行きたいという人は、運転手付きのレンタカーを利用するのもあり。
上記レンタカー会社は日本語のみで手配できる他、運転手が付いているのでタイでの運転に慣れていない人でも安心です。
カオヤイへの日帰りレンタカー料金は、2,800バーツ前後。ツアーとは異なり自由に行き先を決めて回りたい人はレンタカーを利用しましょう。
アクセス方法についての詳細は、以下の記事も参考にどうぞ。
❹ ビーチやインスタ映えカフェが多い「サタヒップ」
サタヒップは、チョンブリー県に位置する海沿いの町です。
チョンブリーで海沿いの町と言えばパタヤが最も有名。そのため、サタヒップはあまり注目されていません。しかし、パタヤとは全く異なる見どころが満載で面白いです。
また、いずれの場所も外国人は少なくて、殆どがタイ人。ローカルスポットが満載です。陸続きにしては水質の良いビーチ、インスタ映えを狙ったカフェが沢山存在します。
いずれの観光地も近い距離にあるので、自家用車があれば1日で回れるでしょう。
ナンラムビーチ
パタヤから車で1時間、サタヒップのナンラムビーチ(Nang Ram Beach/????????)に来ました。外国人がいないローカルビーチです。
陸続きのビーチなのに透明度が高い。砂浜もラン島には劣るが綺麗。全然泳げます🏊♀️飲食店多数。
ただ、土日は人が多い。平日ならのんびりできそう。アクセスは車のみです。 pic.twitter.com/FxtIDJLzxG? ri-(リー)@タイ一択 (@AsiaThailand208) June 7, 2020
ナンラムビーチは、外国人が殆どいない穴場のビーチです。陸続きにしては海が綺麗で、飲食店も豊富にあるため、ゆったりと過ごせます。
(綺麗さで言えばバンセンビーチ以上ラン島以下と言ったところ)
(休日は多くのタイ人が訪れる)
(陸続きなのに躊躇なく泳げるレベルの綺麗な水質。パタヤビーチとは大違い。ちなみにジェットスキーなどのアクティビティはない)
外国人に人気のビーチは独特のガヤガヤした空気(物売りがしつこかったり、全てが外国人料金だったり)があるものですが、ナンラムビーチはタイ人だけのビーチ。
そのため、一切の不快感なく、綺麗な海を堪能できます。
ビーチ沿いには飲食店も豊富。タイ人向けとは言え、メニューには英語表記もあるのがありがたいところ。
料理の値段は安い物で1品50バーツ〜高くて250バーツ程度。タイ料理に関しては、殆どが100バーツ以下でローカルプライスです。
外国人が多いビーチに飽き飽きしている人は、サタヒップのナンラムビーチがおすすめです。
ビーチにはレンタルのゴザやビーチチェアもあります。その他、水着や浮き輪を販売する店もあり。手ぶらでも遊びに行けるのが良いところ。楽です。
穴場のビーチを探している人は是非。ナンラムビーチの詳細については、以下の記事も参考にどうぞ。
開放時間と入場料金
- 開放時間 / 毎日6:00〜18:00まで
- 入場料金20バーツ
桟橋を改装したインスタ映えカフェ
サタヒップにあるカフェ「Kept Pier Cafe」
名前の通り桟橋を改装したカフェ。
夕陽がすこぶる良かった。海に突き出たソファー席で海を見ながらゆったり。
ここはパタヤ周辺のインスタ映えカフェでは一番良かった!おすすめです。
コーヒー1杯90バーツほど。Kept Pier Cafehttps://t.co/FiVK2fEitc pic.twitter.com/WlrXQrT4KF
? ri-(リー)@タイ一択 (@AsiaThailand208) July 12, 2020
サタヒップにはバンコクやパタヤでは見られない面白いインスタ映えカフェが複数存在します。その中の一つが、桟橋を改装したカフェ「ケプト ピア カフェ(Kept Pier Cafe)」
まるで海と一体化したかのような面白いカフェです。特に海に突き出たソファーが凄い。
海風をダイレクトに感じられます。ビールを飲んでほろ酔い気分でソファーに寝転がると、まるで夢の世界に入ったかのような心地良さ。
これは海沿いの町ならではのカフェでしょう。上述したナンラムビーチからの距離は車で40分ほどですが、ナンラムビーチよりはバンコク側にあります。
ビーチからバンコクに帰る際にでも寄ってみてはいかがでしょうか。
>>>ケプト ピア カフェ(Kept Pier Cafe)の場所(GoogleMap)
主なメニュー
- コーヒー / 各90〜150バーツ
- お茶 / 各100〜130バーツ
- ジュース / 各120〜150バーツ
- ソフトドリンク / 各50〜60バーツ
- ビール / 各120バーツ前後
食事はピザのみ(300〜400バーツ前後)。
営業時間
毎日10:00〜21:00
話題の飛行機カフェも見逃せない
その他、サタヒップには実際にタイ国際航空の国内線で使用されていた航空機を改装したインスタ映えカフェもあります。
航空機をカフェにするという発想も斬新で面白いですが、個人的にツボだったのはカフェの内装。
カフェと言うからにはカフェらしく改装しているのかと思いきや、思い切り飛行機のままです。
座席、荷物棚、トイレ、ギャレーなど、そのままの状態で残っています。
憧れのビジネスクラス。
唯一カフェらしさがあったのが、機内中央にあるカウンター。
ここでオーダーします。
メニューは以下の通り。
- エスプレッソ / 60バーツ
- カプチーノ / 60バーツ
- ラテ / 60バーツ
- キャラメルマキアート / 60バーツ
- モカ / 60バーツ
- アメリカーノ / 60バーツ
- お茶 / 各種60バーツ
- スムージー / 各種80バーツ
など。
そして一番のお楽しみ。コクピットまでもが、ほぼ当時のままの状態で残されているわけです。
これは面白い。バンコクにも飛行機カフェができましたが、サタヒップの飛行機カフェは荒っぽいというか、所々そのままで放置している感じが野暮ったくて素敵です。
珍スポットとしても面白いです。
営業時間
毎日8:00〜20:00まで。
ただし機内のカフェは8:00〜17:00まで。
詳細はCoffee War @ 331 StationのFaceBookページも参考にどうぞ。
飛行機カフェの詳しい様子に関しては、以下の記事も参考にどうぞ。
❺ ラン島の次はここ!「サメット島」
サメット島も上述したラン島に同じく、どちらかと言えば1泊以上の泊まりで観光するのが個人的にはおすすめ。ただ、日帰りで観光する人もいれば、日帰りツアーも開催されているため紹介します。
バンコクから公共交通機関(バス等)を利用するとアクセスに時間がかかってしまいます。そのため、日帰りで観光するならば自家用車もしくはツアー利用が絶対におすすめ。
サメット島はラン島と比較されることが多く、大きな特徴としてはレストランや売店、ビーチの数が多い点です。
ラン島には7ヶ所のビーチが存在するとは言え、人気のビーチは共通しているため、多くの人が特定のビーチに集まります。
一方のサメット島は、ラン島より規模が大きく合計15ヶ所ものビーチが存在します。また、泊まりで観光する人が多いため、レストランやカフェなどがビーチ沿いに多々並んでいます。
端的に言えば、ラン島より賑やか。それでいて、あまりゴミゴミしていないです。
美しいエメラレルドグリーンの海。ビーチチェアの数も多く、チェアーに座ったまま飲食を楽しめます。
全然整備されていない岩場だらけのビーチもあります。全く人がいなくて秘境のような雰囲気。
(綺麗なサンセットスポットもある)
すでにラン島へ行ったことがあって、新しい離島を開発したい人におすすめです。サメット島の詳細・おすすめビーチについては、以下の記事を参考にどうぞ。
アクセスは自家用車かツアー利用
自家用車でアクセスする場合は、サメット島行きのフェリー乗り場であるスリ バンペー ピア(Sri Ban Phe Pier)へ行きましょう。
スリ バンペー ピアから120バーツの往復フェリーチケットを購入してサメット島へ行けます。
自家用車無しで日帰り観光するなら、往復送迎付きのツアーがおすすめです。自力で公共交通機関を利用すると移動にかなりの時間を取られてしまうため、ビーチで遊ぶ時間が少なくなります。
サメット島のアクセス方法詳細については、以下の記事も参考にどうぞ。
❻ 神秘的な光が射し込む神殿「プラヤーナコーン洞窟」
プラヤーナコーン洞窟は、巨大な国立公園内に位置する洞窟です。
上述したカオルアン洞窟同様に、洞窟上部の開口部から光が射し込むことで有名。洞窟内には「クーハーカルハット宮殿」という、ラーマ5世の訪問を記念して作られた神殿が鎮座しています。
(クーハーカルハット宮殿)
この宮殿に射し込む光が本当に神秘的。
洞窟内の宮殿が安置されているエリアへ行くには、430mの山道をトレッキングするわけですが、途中で大自然の山々の景色を楽しめるのもプラヤーナコーン洞窟が人気の理由。
(険しいトレッキングコースを歩く。シューズの着用と熱中症対策は必須)
また、洞窟は海に面していて、周囲の島々を巡るボートトリップも楽しめます。
宮殿の見学、トレッキング、ボートトリップと、1ヶ所で三つの事を楽しめるお腹一杯になれる観光地です。
通常はホアヒン宿泊中に観光するのがおすすめですが、自家用車があれば日帰り観光も可能です。また、ツアー利用でも日帰り観光できます。
入場料金
1人200バーツ(タイ人は40バーツ)
アクセス
- プラヤーナコーン洞窟への入り口があるバンプービーチへ(GoogleMap)へ
- バンプビーチから約2kmのトレッキングもしくは洞窟麓までボート(有料400バーツ)に乗る
自家用車がない人はツアー利用がおすすめです。
上記はバンコクで営業している旅行会社です。日本人スタッフが常駐しています。そのため、メールでも電話でも日本語で問い合わせ可能です。
プラヤーナコーン洞窟のツアーは、商品としては存在していませんが、電話もしくはメールで問い合わせてツアー申し込みできます。
スケジュール等は相談すれば都合の良い日にちにアレンジ可能です。
料金の目安は以下の通り。
- ホテル⇔プラヤーナコーン洞窟までの往復送迎付きの9人乗りバン(英語ドライバー)
- 時間は6:00〜20:00まで
- バン1台で8,000バーツ
バン1台で8,000バーツなので、参加人数が多ければ多いほど、一人当たりの金額は安くなります。
プラヤーナコーン洞窟の更に詳しい歴史や様子については、以下の記事を参考にどうぞ。
❼ 北部の世界遺産遺跡が眠る町「スコータイ」
最後に紹介する日帰り観光地スポットは、タイ北部の世界遺産が眠る町「スコータイ」です。
スコータイは陸路で行けば片道6時間はかかる遠い町。しかし、バンコクエアウェイズ(飛行機)であれば実は十分に日帰りでの観光が可能です。
以下は同日日付で検索したスワンナプーム⇔スコータイの発着便。
スワンナプーム⇔スコータイ間を行き来するバンコクエアウェイズの便は、スコータイ9:00着・スコータイ発17:55で稼働しています。
つまり、スコータイでは少なくとも7時間以上は観光に使える時間があるというわけです。利用する交通機関が異なるだけで、アユタヤ遺跡を日帰り観光するようなもの。
そんな短時間でスコータイを満足に観光できるのか?と思われた人もいるでしょう。
スコータイ観光のメインとなる遺跡は、アユタヤ以上に密集しています。そのため、7時間もあれば十分に見どころのある遺跡を回れます。
(ワット・マハータートの仏像)
(ワット・トラパングーン。有名な遊行仏。スコータイ王朝が確立した独自の形式の一つ)
(ワット・シー・チュムの巨大仏像。スコータイ遺跡観光のハイライト)
スコータイもアユタヤ同様にレンタル自転車で回れます。
自転車レンタルは40バーツ。レンタルバイク(200バーツ)もあります。自転車やバイクに乗るのが面倒な人はトゥクトゥクチャーターも可能です。
また、スコータイには遺跡以外で特出するような観光地はありません。
筆者もスコータイ観光の完全ガイドなる記事を書いていますが、基本的に遺跡がメイン。
そのため、実はスコータイは日帰りで十分楽しめる町なのです。(もちろん時間に余裕があるのなら泊まりが良い。スコータイは地味な町ですがホテルの質は非常に高い)
日帰りスコータイ観光では、以下記事に記載している遺跡を巡ることができます。スコータイ観光に興味を持っている人は参考にどうぞ。
日帰りツアーもある
スコータイは日帰り観光を望む人が多いため、日帰りツアー商品も存在します。
>>>【バンコク発】バンコクエアウェイズで行く!世界遺産スコータイ日帰り
ツアーであれば日本語ガイドも同行するため、遺跡に関する歴史を教えてもらうことができます。視覚情報のみで観光するよりも深く遺跡を知れて有意義に感じられるでしょう。
日帰り観光スポットこそ魅力に溢れている
バンコク市内の大都会を散策するのも非常に面白いですが、タイらしく分かりやすい観光地は、やはりまだまだ発展していない郊外や県外に多々埋もれています。
バンコク在住者なら週末にでも、旅行で来た人なら1日は県外・郊外への日帰り観光を旅程の含めるのは本当におすすめです。
バンコクだけでは見ることのできない新しいタイの魅力に触れられること間違いなしです。
バンコク市内の主な観光地については、以下の記事を参考にどうぞ。定番の三大寺院はじめ、バンコク市内で絶対に回っておくべき観光地をまとめています。
バンコク旅行が初めての人は、以下モデルプランも参考にどうぞ。2泊4日・3泊4日・4泊5日に分けておすすめのモデルコースを記載しています。
バンコクのおすすめホテルまとめ。エリアごとの特徴解説とあわせてコスパの高いホテルを厳選して紹介しています。
タイの秘境まとめ!秘密の島やビーチ、絶景スポット、少数民族の村など心踊る秘境を紹介。