【厳選】バンコクのおすすめホテルガイド

バンコクからカオヤイへの行き方。自家用車がない人でも自由に観光するならレンタカーがベスト。

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カオヤイ国立公園内のヘーウスワット滝

(カオヤイ国立公園内のへーウスワット滝/Haew Suwat Waterfall)

バンコクからカオヤイへの距離は約125km。所要時間は、車で片道約2時間です。

バンコクからカオヤイへ行くには、以下5つの方法があります。

  • おすすめレンタカー(運転手付き/1泊3,500バーツ/日帰り2,800バーツ)
  • レンタカー(運転手なし/レンタル内容によるが1泊2日で1万円弱)
  • タクシー(片道2,000〜2,500バーツ)
  • グラブタクシー(片道2,500バーツ前後)
  • おすすめツアー(日帰り/3,200バーツ〜)

タイ在住日本人の多くは自家用車を利用していますが、日本からの旅行者でタイに自家用車を持っている人は少ないでしょう。そのため、上記手段に自家用車は含めていません。

 

バンコクからバスでカオヤイへ行く方法も存在します。しかし、現実的ではないため自家用車同様に省いています。

参考までに、以下はバンコクからバスに乗ってカオヤイへ行く方法です。

  1. バンコクから:ナコーンラーチャシーマー行きバスに乗り、パークョン郡で下車。
  2. パークチョン・マーケットで国立公園行きロールバスに乗車。
  3. ナコーンラーチャシーマーから:21番バスに乗り、パークチョン郡で下車。
  4. パークチョン・マーケットで公園行きローカルバスに乗車。

タイ国政府観光庁

上記方法なら確かにカオヤイ国立公園前までは行けます。しかし、到着後の移動手段がありません

カオヤイはバンコクと違って、タクシーや路線バスなどの公共交通機関が一切走っていないからです。

カオヤイの街並み

(カオヤイの街並み。歩行者は少ない。コンビニも探さないと見つからない)

カオヤイ国立公園内も、入り口からビジターセンター(Visitor center)まで13kmほどあります(しかも坂道だらけ)。

ロードバイクで登っている人はいますが、徒歩は不可能でしょう。ヒッチハイクでもしなければ到着場所からは動けないと考えておいた方がいいです。

中にはヒッチハイクをしたという人もいますが、危険性がある上に確実性に乏しいので、バスでのアクセスはおすすめしません。

 

今回の記事では、自家用車がない日本からのタイ旅行者でも安全に確実にカオヤイへ行ける方法のみにしぼって解説します。

安全性(海外旅行に慣れていない人にとっての簡単さ)と料金の安さからおすすめ順に紹介しているので、是非参考にして頂ければと思います。

一番おすすめはレンタカー(運転手付き)

バンコクには日系のレンタカー会社が複数存在していて、日本と違って車と運転手をセットでレンタルしている会社が多いです。

タイでの自動車運転に慣れていない人がレンタルするなら運転手付きがベター。

なぜなら、タイの運転マナーは日本より悪く、事故を起こしやすいからです。

また、自分が運転するわけではないので、保険などの余計な心配をしなくて済みます。

アビデックレンタカー(ABIDECK)がおすすめ【日本語対応可】

複数あるレンタル会社の中で、一番安くて対応が丁寧なのがアビデック(ABIDECK)という会社です。

>>>アビデック(ABIDECK)

アビデックレンタカーのホームページ

アビテックの特徴は以下の6点(セダンタイプ1台をレンタルする場合)

  • 時間制フリープランで1日1,500バーツ(基本料金)
  • 24時間日本語対応の緊急用窓口がある
  • 1泊以上する場合は、運転手の宿代として別途1泊につき700バーツ要(運転手が自分で宿泊先を探す)
  • ガソリン代は別途1kmあたり5バーツ(バンコク⇔カオヤイの移動距離とカオヤイ滞在中の移動を合わせて1日合計約220km、1,100バーツ
  • 高速道路料金は別途約200バーツ
  • 見積書のレスポンスが早い

日帰りなら1日2,800バーツ宿泊するなら1泊3,500バーツを要します。

 

まず、ドライバーの身元がハッキリしている上に、24時間日本語対応の緊急用窓口があるので、タイに慣れていない人にとっては最も安心できる会社でしょう。

もちろんレンタルの手続きや問い合わせも全て日本語対応可能です。

バンコクからパタヤへ(片道約150km)のタクシー料金が片道約2,000バーツであることを考えると、運転手付きでこの料金なら十分納得できる金額。

見積書の返信が早い

また、アビデックは問い合わせに対する返信が早いのも安心できます。

アビデックホームページの「問い合わせ」より、

  • レンタル希望日
  • 希望車種
  • 行き先

を記入して料金を問い合わせると、翌営業日に見積書を送ってくれました。あくまで概算ですが。

アビデックから送られた見積書

(アビデックが送ってくれた見積書)

自分は最終的にタイ在住友人の自家用車で行ったのですが、自家用車の使用が確実ではなかったため、最後までアビデックを利用することを検討していたくらいです。

ホームページにて「タイで一番安い」と書いているように、確かに複数社と比較して一番安いのが何よりも魅力。

運転手付きでレンタカーを検討している人ならアビテック一択でしょう。

 

タイでの運転に慣れている人、ドライバーに気を遣いたくない人は、以下で紹介するレンタカー(運転手なし)を検討すると良いです。

レンタカー(運転手なし)(要国際免許証)

運転手なしのレンタカーは上述の運転手付きレンタカーよりも安いです。ただし、レンタル時や万が一事故が発生した時に備えて、ある程度の英語力は必要です。

おすすめのレンタカー会社は、以下のRentalcars.comというサイト。複数のレンタル会社を比較できて、日本語対応の窓口もあります。

>>>Rentalcars.com(海外レンタカー比較サイト)

レンタル料金は、1泊2日で1万円弱(保険の特約オプションをつけて)。

ちなみに、チャイルドシートやナビ(Google Mapがあるので必要ないが)のオプションをつけることも可能です。貸し出し時はガソリン満タン。

 

レンタル場所・返却場所にはドンムアン国際空港やスワンナプーム国際空港もあります。分かりやすい上に、タイ到着早々レンタカーでカオヤイへ行けるのが良いです。

ただし、先述したようにタイでの運転に慣れていない人にはおすすめできません(タイは『世界で最も交通事故が多い国トップ10』に堂々ランクインしている)。また、万が一事故にあった場合の保険について懸念を抱く人も多いでしょう。

以下でレンタカーの保険について解説します。

保険はどこまで適用されるのか?海外旅行保険とは別途で加入する必要があるのか?

外国人がタイで車をレンタルする場合、保険において細かい違いはありますが、大まかには日本と共通しています。

タイで車をレンタルするなら、海外旅行保険と合わせて営業所で追加保険にも必ず入るべきと言えます。

まず、ざっくり言うと、Rentalcars.comで車をレンタルする場合、以下2つの保険があります。

  • 車にかけられている保険(日本で言う自賠責保険。レンタル料金に含まれている)
  • 追加の保険(車両の故障や盗難の補償、鍵の閉じ込め・紛失、レッカー費用などの補償)

 

加えて、Rentalcars.comとは別に、自身の怪我等に備えて海外旅行保険に加入する必要があります(クレジットカードにも付帯されている)。

当然ながら飲酒運転や自身の管理方法などに問題が遭った場合、各保険は適用されないので要注意。

レンタル料金に含まれている保険(日本でいう自賠責保険)

Rentalcars.comの自賠責保険

レンタル料金に含まれている自賠責保険は以下の通り。

  • 自車両損害補償保険 = レンタル車に対する損傷(あくまで車体のみ。窓ガラスやタイヤ、内装などの細かいパーツ部分は別。追加保険で補償される)
  • 第三者傷害保険(TPL) = 対人対物の強制保険。相手に怪我をさせてしまったり、建物や相手の車を破損してしまった場合の保険
  • 盗難保険(TP) = レンタル車両が盗難に遭った場合の保険

免責は自動車両損害補償保険も盗難保険も共に8,560バーツ。

※上記は車種やレンタル会社によって異なる場合あり。要確認。

特約のオプション(フル・プロテクション)

Rentalcars.comでの追加保険(フル・プロテクションと呼ばれる)は殆どの内容をカバーしています。

オプションは1日6,500円前後(車種やレンタル会社によって変わる場合あり)。

以下はフルプロテクションの内容です。

  • エクステリア(外部)やメカニカル(機械)部品へのダメージに対する請求、含まれる物:
    • ボディーワーク、屋根、車体下部
    • ウィンドウスクリーン、窓ガラス、ミラー
    • ホイール、タイヤ、ハブキャップ
    • エンジン、クラッチ、バッテリー
  • ‘営業保証料’ (車両修理中に貸出ができない為、それを補償する費用)
  • 故障や事故に伴うロードサイドサポートに関連する費用
  • 車内に鍵を入れたままロックした場合や鍵の紛失に伴う費用
  • 車両の盗難保険ポリシーに基づいてレンタカー会社に請求する費用
  • これらに関係するレンタカー会社の事務手数料.

フルプロテクションに含まれないもの

  • レンタカー会社に承認をされていない修理、ロードサービスやその他のサービス
  • 清掃費用や車内内装(衝突によって応じた場合を除く)
  • チャイルドシートやカーナビやその他のエクストラ商品に対してのダメージや喪失

フルプロテクションに加入していない場合の免責額が8,560バーツであることを考えると、フルプロテクションに入らないわけにはいかないでしょう。

二重加入に要注意

ただ、フルプロテクションには注意すべきことが2点あります。1点目は、フルプロテクションに入っても、実際に車を貸し出す営業所で別途保険を勧められるということです。

なぜなら、フルオプションの加入有無の情報が利用する営業所へ回っていないからです。

そのため、当然ながら営業所は車両レンタル時に追加保険への加入を勧めてきます。これを知らずして、内容は大して変わらないのにフルプロテクションと営業所で勧められる追加保険を二重契約してしまう人が多いそうです。

注意しないといけないのは、実際にレンタカーを借りる時にも保険を勧められるということです。

ちょっと良くわからないと思いますが、Rentalcars.comのすすめるフルプロテクション(RentalCover.com)ですが、営業所には借りる人が保険に入っているかどうかの情報はきていません

そのため、借りる人には営業所から必ず保険の勧誘がきます。

 

これが結構わかっていない人が多く、Rentalcars.comで保険に入り、営業所の保険にも入る二重で保険に入ってしまう人が多いのです。

Rentalcars.comのフルプロテクションがどういう保険か徹底的に調べてみた

 

また、フルプロテクションには『対人・対物』が含まれていません。あくまで自車両のみの保険です。

タイの自賠責保険補償額は最低限となっているそう(負傷者一人あたり8万バーツまで、死亡や後遺症は一人当たり30万バーツ)なので、結局営業所で別途『対人・対物』の保険に入る必要があります。


参考
強制保険(タイの自動車保険 その種類と補償内容について解説します)タイに住んで、食べて、旅して、教えて、ブログ。

タイでの運転に慣れている人であれば、営業所での対応や意思疎通も問題なくできるでしょう。であれば、あえてフルプロテクションには入らず、営業所のカウンターで話を聞きながら保険に加入する方が良いでしょう。

海外旅行保険も必ず入っておくべし

クレジットカードに付帯されている保険の中で、以下3項目はレンタカーを使用していた際にも適用されます。

  • 傷害死亡・後遺障害
  • 傷害治療保険
  • 携行品損害

上述したレンタカーに関する保険と合わせて海外旅行保険にも加入してれば安心と言えるでしょう。

 

ここまで書いてきて思ったのが、保険のことを考えるのは少々面倒ということ。やはり、少しくらい多めの金額を払ってでも運転手付きレンタカーが最も手軽で安全なのは間違いないです。

タクシー(片道2,000バーツ〜2,500バーツ)

タクシーは流しのタクシーやバンコクのホテルフロントにて交渉すればカオヤイまで連れて行ってもらえます。

ただし、料金が相当高くなるのでおすすめはできない手段です。

まず、上述したようにカオヤイには交通手段がありません。そのため、タクシーで行くのであれば1日チャーターすることになります。

片道が2,000バーツほどするので、現地での観光の足と復路を考えると5,000バーツは超えるでしょう。

 

仮にカオヤイで1泊する場合、カオヤイのホテルまでタクシーで行き、カオヤイ内での移動はホテルでタクシーを手配してもらうという手段も取れます。

例えば、カオヤイで人気のホテル『キリマヤ ゴルフ リゾート&スパ」では、1日2,500バーツ〜3,000バーツ(行く場所によって金額は上下する)で、ホテルが用意するタクシーを使えます。

バンコクへの帰りの足もホテルにてタクシーを用意してもらえるでしょう(恐らく2,500バーツ以上はする)。

しかし、これでは最初に紹介した運転手付きレンタカーの方がはるかに安く済みます。

であれば、やはり運転手付きレンタカーがベストと言えるでしょう。

グラブの利用はおすすめできない

タイではグラブタクシーという、スマホで配車できるアプリが存在します。

>>>グラブタクシーの使い方

このグラブタクシーを利用して、バンコクからカオヤイへ行くことは自体は可能です。

バンコクからカオヤイへのグラブタクシー 料金は、2,500バーツ前後。

しかし、大きな問題があります。カオヤイ自体にグラブタクシードライバーが少ないという点です。

そのため、タイミングによっては配車に15〜20分以上かかる場合があるのです(バンコクなどの都市部であれば5分以内で配車完了する)。

カオヤイ到着後にグラブを利用しての行動は不便を感じるでしょう。

グラブの予約画面

(参考に、カオヤイの人気ホテルキリマヤ ゴルフ リゾートからカオヤイ国立公園までのグラブ料金は200バーツ程度)

実際、筆者は何度かカオヤイでグラブを利用しましたが、20分近く待たされることが何度かありました。

待たされるだけならまだしも、場合によっては、以下のように「ドライバーが見つからない」という旨が記載された画面が表示されることも珍しくありません。

ドライバーが見つからなかった時のグラブの画面

よって、グラブだけでカオヤイを旅行する場合は、かなりの不便を強いられることを覚悟しなければいけません。

そのため、個人的にグラブでカオヤイを旅行することはおすすめしません。

カオヤイの旅行目的がホテルステイだけなら話は別ですが、多くの人が国立公園や周辺の観光地へも行くことを目的としているはずです。

であれば、グラブでの旅行は論外と言えるでしょう。

日帰りならツアーを利用しよう

日帰りでカオヤイ観光を予定している人であれば、ツアー利用が最もおすすめ。

カオヤイ観光のツアーには以下のようなプランがあります。

>>>カオヤイ国立公園観光 + 象乗りトレッキングツアー【日本語ガイド + バンコク市内の宿泊先ホテル送迎】

上記ツアー会社KKdayは他社より安い上に【日本語ガイド + 往復送迎付き】の商品が多いです。現地ツアー会社の中では一番おすすめ。

催行会社への問い合わせや緊急の連絡も日本語で可能なので、何から何まで安心と言えるでしょう。

KKdayのツアー予約バウチャー

(予約後は上写真のバウチャーがメールアドレスに届きます。バウチャーをプリントアウトするかスマホに保存して持参しましょう)

ツアーであれば、カオヤイ国立公園内の観光に加えて、象乗りトレッキングも楽しめます。また、バンコクのホテルからガイドと送迎が付くので、海外旅行に慣れていない人でも安心です。

カオヤイでの移動方法がない以上、個人が日帰りでカオヤイへ行くならツアーが一番効率的でしょう。

出発時間は7:00なので早起き必須ですが、内容盛りだくさんなので充実したカオヤイ観光になるでしょう。

まとめ

カオヤイにあるエレファントトレッキングの象

(カオヤイ・エレファントトレッキングの象)

今回の記事内容をまとめると、以下の通り

  • カオヤイへ泊まりで行くなら運転手付きレンタカーがベスト(料金はセダンタイプで1日2,800バーツ + 運転手の宿泊費700バーツ)
  • 日帰りならツアーがベスト(日本語ガイド + ホテル送迎 + 昼食付きで3,200バーツ〜)
  • 運転手なしレンタカーは安いが保険に注意が必要
  • タクシーは全てにおいて高くつくので論外
  • バスで自力で行くのも論外。到着後の移動手段がない

ということでした。

カオヤイは国立公園以外にも魅力的なスポットが盛りだくさんなので、都合が合えば運転手付きレンタカーで1泊以上滞在してみて欲しいです。

カオヤイは公共交通機関が乏しいため、まだまだ外国人は中々行かない場所ですが、今後交通機関が発達して、日本からの旅行者も気軽に足を運べるようになると良いですね。

 

カオヤイ国立公園内の絶景ビューポイントや、国立公園周辺のおすすめ観光地については以下の記事を参考にどうぞ。カオヤイ旅行者は必見。

カオヤイのおすすめホテルについては、以下の記事を参考にどうぞ。子連れ向けリゾートからグランピングリゾートまで、幅広く紹介しています。

バンコクから日帰りで行けるおすすめスポットのまとめ。どこも見応え抜群の観光地をまとめました。

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