この記事には広告を含む場合があります。広告の場合は、紹介している「商品の購入」「サービスの利用」によって、当サイトに売上の一部が還元されることがあります。
※取材協力 / タイ国政府観光庁
アンパワー水上マーケットとは、サムットソンクラーム県に位置する大規模な水上マーケットです。
タイで一番有名なダムヌンサドゥアック水上マーケットは完全に外国人向けですが、アンパワーは比較的タイ人向けの場所と言えます。
英語こそ通じにくいですが、チャーターするボート代金や、屋台のご飯やお土産が全て現地人価格です。
(雑貨屋や飲食店の殆どがローカルプライス)
安価に楽しめる上に、押し売りのように商売船が寄ってくる煩わしさがありません。
また、アンパワー水上マーケットには、従来の水上マーケットにはない以下3点の魅力が存在します。
- 【昼】寺院を巡るボートクルーズ
- 【夜】蛍鑑賞ボートクルーズ
- 【早朝】ボートで各家を回る僧侶の托鉢
早朝・昼・夜で異なる姿を持つ面白い水上マーケットです。特に、夜の蛍鑑賞ボートクルーズツアーは必見。
(撮影成功した蛍の光。若干だが輝いているのが分かる)
アンパワー水上マーケットは、バンコクからミニバス(ロットゥー)を利用して、日帰りで観光可能です。
しかし、蛍ツアーに参加すると、帰りのミニバス最終便に間に合いません。そのため、蛍を鑑賞したい人は日帰り蛍鑑賞ツアーを利用するか、アンパワー周辺のホテルに1泊するのがおすすめです。
今回の記事では、アンパワー観光を計画している人に向けて
- アンパワー水上マーケットの見どころ
- バンコクからの行き方・帰り方
- バンコク発日帰り蛍鑑賞ツアー
- アンパワー周辺のおすすめホテル
- アンパワー周辺のおすすめカフェ
について、詳しく記載しています。
アンパワー水上マーケットの営業日は、金土日のみです。
アンパワー水上マーケット(Amphawa floating market / ตลาดน้ำอัมพวา)
アンパワーは、大きな運河の上を多数の商売船が行き来している町です。
丁度、運河の合流地点になっているため、17世紀頃から通商の拠点として発達しました。
その重要な役割は現在では陸上の交通機関にとって代わられていますが、それでも古い良きタイの風情を感じられる場所として、多くのタイ人に愛されています。
川辺の水上マーケット
アンパワー水上マーケットでは、メークロン川という運河の両脇に雑貨屋や飲食店等が約700mにかけてズラッと並んでいます。
調理器具を積んだ屋台船や、商船をイメージした調理場があったり、歩いて見て回るだけでも面白いマーケットです。
しかも料理は驚くほど安いです。上写真のクイッティアオ(タイの麺料理)は、なんと20バーツ。外国人観光客向けのエリアではありえないほど安い金額です。
1個49バーツの安価なアイスクリーム屋などもある。
水上マーケットの客層は3割〜4割は外国人ですが、半数以上はタイ人です。
タイ人によれば、このノスタルジックな雰囲気が実家を思い出すようで、アンパワー水上マーケットに来るだけでとても気持ちが落ち着くのだと。
タイのローカル市場が水辺にて開催されている不思議な場所。地元住民の昔ながらの水上生活の様子も眺められて、雰囲気はバッチリです。
【昼】寺院を巡るボートクルーズ
アンパワー水上マーケット周辺には、水辺に建てられた寺院が複数点在しています。マーケットでは、ボートに乗ってこうした寺院を5軒〜7軒巡るクルーズが開催されているのです。
(チケット売り場は川岸に複数ヶ所ある。探さずとも見つかる)
ボートクルーズの参加料金は、たったの50バーツ。アンパワーでしか見られない美しい造形の寺院を巡るので、是非参加してみましょう。
昼のクルーズ開催時間は9:00〜15:00頃まで(チケット売り場によって開催時間や料金に若干の違いあり) 。
貸し切りでクルーズするプライベートツアーも可能です(料金は400バーツ〜500バーツ)。クルーズ時間は2時間前後です。
(クルーズ用のボート)
必見の寺院「ワットバーンクン(วัดบางกุ้ง)」
昼のボートクルーズで巡る寺院の中で、「これだけは見逃すべからず」と言える魅力的な寺院が、
上写真のワット・バーンクン(英:Wat Bang kung/タイ語:วัดบางกุ้ง)。
アンパワー水上マーケット近くで絶対に行きたい寺院
「ワットバーンクン(??????????)」アユタヤ時代に建てられた寺院で、仏堂全体が菩提樹で覆われている
アンコール遺跡のような姿が神秘的仏堂の外から見える仏陀が有名
アンパワーからバイタクで70バーツ
もしくは7つの寺院を回るツアーで行ける pic.twitter.com/4mshHQBs9R? ri-(リー)@タイ一択 (@AsiaThailand208) February 22, 2019
ワットバーンクンはアユタヤ王朝時代(1351年-1767年。日本で言えば室町〜江戸時代中期頃)に建てられた寺院です。
ワットバーンクンが他の寺院と異なるのは、仏堂の外壁全体に菩提樹が侵食している点。まるで、カンボジアのアンコールワット遺跡群のようです。
元々、ワットバーンクン周辺はアユタヤ王朝時代末期より、外敵(ビルマ軍)を防ぐための海軍基地、要塞として発展していました。しかし、アユタヤ王朝はビルマ軍によって徹底的に破壊されます。
その後、ワットバーンクンは長い間人々から忘れ去られていたのです。長い間、誰も手入れをしていなかったため、菩提樹が建物全体を侵食しました。
(仏堂の窓から見える仏陀像)
カンボジアのアンコールワット遺跡と異なり、ワットバーンクンは”生きている”寺院です。
現在でも多くのタイ人が参拝に訪れています。
神秘的な姿です。アンパワー周辺に限らず、タイ全土を見渡しても特徴的な寺院と言えるでしょう。一見の価値あり。
ボートクルーズツアーに参加する前に
昼のボートクルーズでは、5軒の寺院を巡るツアーや7軒の寺院を巡るツアー、周辺の運河を回るだけのツアーなど、複数のツアーが存在します。
中にはワットバーンクンに立ち寄らないツアーも存在するため、クルーズチケット購入前に必ずワットバーンクンに立ち寄るかを聞いておきましょう。
ワットバーンクンへは、水上マーケット周辺に待機しているバイクタクシーに乗ってもアクセスできます。
水上マーケットからワットバーンクンへのバイクタクシー運賃は片道70バーツです。
ワットバーンクン周辺にはバイクタクシーがいないので、必ず往復チャーターして行きましょう。
【夜】蛍鑑賞クルーズ
蛍鑑賞クルーズは、アンパワー水上マーケットのハイライトです。こちらもボートクルーズの料金はわずか60バーツ。
チケット売り場によって開始時間や料金に若干の差がありますが、開始時間は18:30頃からです。どのチケット売り場でも18時30からのクルーズには「Fire Flies(蛍)」と書いてあります。
この蛍見学がまたロマンティックでよかったです。何枚か写真で撮ってみましたが、光が小さすぎて綺麗に写っていなかったのが残念でしたが。
ちなみに、タイの蛍は日本の蛍と違って一定時間光っているのではなくて、常に光を点滅させています。蛍は外部からの刺激(写真のフラッシュなど)を与えると光を閉ざしてしまうので気をつけて下さい。
おかまいなしにフラッシュをたきまくっていた中国人観光客が、他の乗客から不満を買っていました。
蛍が多く発生する時期は5月〜10月です。
蛍鑑賞クルーズ自体は1年中開催されていますが、上記ベストシーズン以外だと蛍の数が少ないこともあります。
ちなみに、自分が上の蛍写真を撮影したのは2月です。2月でも満足できるくらいの数はいました。
また、ちょうど日が落ちて、岸沿いの商店の光やライトアップされたお寺が、より一層幻想的な雰囲気を作り出します。
ライトアップされた寺院。
マーケット周辺には派手な建物もいくつか存在します。
日が暮れると水上マーケットの雰囲気が一層ロマンチックになる
日が暮れてくると人の賑わいが昼間より増し、周辺の露店に灯が灯され、昔のタイの風情を感じられる町並みは、より一層エキゾチックになります。
上写真は17時頃のアンパワー水上マーケット。昼と比べて風が涼しくて気持ち良かったです。
運河の両岸には海鮮系の食材を使った食堂がたくさんあります。蛍鑑賞クルーズに参加する前に、海鮮物とビールで気分を高めましょう。
(運河の岸の様子。昭和を思わせる作りの家が並んでいる。「オールウェイズ3丁目の夕日」のよう。)
(イカ焼きと貝焼き。どちらも50バーツ。ビールに合う)
【早朝】6時から始まる僧侶の托鉢
『托鉢』とは、僧侶が人々から飲食物の施しを受けて回る行為のことを指します。
仏教の戒律により、僧侶は最低限の生活必需品の所持しか認められていません。
また、生産活動に従事できません。そのため、こうして出家者以外から食料等の施しを受けるのです。
托鉢の光景は特別珍しいものではありません。バンコク含め、タイの各地では毎朝僧侶が一般人から施しを受けている様子を拝見できます。
しかし、アンパワーは水上都市であるため、なんと僧侶がボートを漕いで各家庭を回るのです。これは中々興味深い光景。
(あちこちでボートを漕ぐ僧侶を見られる)
托鉢は朝6時頃に始まるので、アンパワーに泊まる人は早起きして見てみましょう。
アンパワー水上マーケットへの行き方
バンコクから自力でアンパワーへ行くには、ロットゥーと呼ばれるミニバスを利用します。
(ロットゥー。13人〜14人程度が乗車できるミニバス)
アンパワー水上マーケットまでの所要時間は約1時間30分です。
アンパワー行きのロットゥーが出ているバス停は、以下の3ヶ所。
- エカマイバスターミナル(東バスターミナル)
- チャトゥチャック ミニバスステーション
- 旧南バスターミナル
どのバス停から乗車しても、ロットゥーはアンパワー水上マーケット近くの「サムットソンクラーム バスターミナル(Google Map)」に到着します(所要時間は約1時間30分)。
サムットソンクラーム バスターミナルからアンパワー水上マーケットまでは、バスターミナルから発車するソンテウ(乗合バス)もしくは路線バスに乗ってアクセスします(詳細は後述)。
現在地から最も近いバスステーションでロットゥーに乗りましょう。スクンビット周辺からであれば、エカマイバスターミナルが一番利用しやすいです。
旧南バスターミナルは、やや郊外寄りなので遠いです。以下でそれぞれのバス乗り場を詳しく解説します。
エカマイバスターミナルからロットゥーに乗る
エカマイバスターミナル(別名:東バスターミナル)は、BTSエカマイ(Ekkamai)目の前に位置するバスターミナルです。
>>>GoogleMapでエカマイバスターミナルの場所を確認する
上写真に記載しているように、バスターミナルを正面に見て右手側にアンパワー水上マーケット行きのロットゥー乗り場があります。
(アンパワー水上マーケット行きのロットゥー乗り場。スタッフに「アンパワー?」と聞いてみよう)
ロットゥーの時刻表は以下のとおり。
アンパワー行きロットゥー 時刻表 | |
7:10 | 14:40 |
8:25 | 15:55 |
9:40 | 17:10 |
10:55 | 18:15 |
12:10 | 19:20 |
13:25 | 20:30 |
運賃は1人100バーツです。
ただし、スーツケーツや大きめのバックパック等の荷物がある場合、荷物を置くためにもう1人分の座席チケットを購入しなければいけません。
そのため、荷物があると運賃は200バーツになります。
チャトゥチャック ミニバスステーションからロットゥーに乗る
チャトゥチャック ミニバスステーションとは、2018年8月1日より運行開始されたバスステーションです。
場所は北バスターミナル(Mo Chit Bus Terminal = モーチットバスターミナル)の真向かいにあります。
>>>GoogleMapでチャトゥチャック ミニバスステーションの場所を確認する
北バスターミナル周辺の地図
チャトゥチャック ミニバスステーションの場所を記載した拡大図
チャトゥチャック ミニバスステーションの最寄り駅はBTS モーチット(Mo Chit)ですが、駅からは2kmほど離れています。
駅からはタクシーで向かうのがベターです。
ただ、タクシー運転手に「チャトゥチャック ミニバスステーション」と言っても発音等の違いから理解してくれない可能性があります。
その場合は、以下のチャトゥチャック ミニバスステーションのタイ語表記あるいは写真を見せてみましょう。
- タイ語表記『รถโดยสารขนาดเล็ก จตุจักร』
- カタカナ読みすると⇒『ロッ ドイ サーン カナー レッグ チャトゥチャック』
(チャトゥチャック ミニバスステーションの外観)
チャトゥチャック ミニバスステーションには、アルファベット順に複数のチケット売り場が存在しています。
アンパワー水上マーケット行きのロットゥーチケット売り場はDの9番カウンターにあります。
(チケット売り場D)
(アンパワー水上マーケット行きのチケットはD9カウンターで購入できる)
アンパワー 水上マーケット行きロットゥーはAM4:20から17:00までの間、30分〜40分間隔で出発しています。
ロットゥーチケットは一人90バーツです。
旧南バスターミナルからロットゥーに乗る
アンパワー行きのロットゥーは旧南バスターミナル(サーイ・タイ・ガオ/タイ語:สายใต้เก่า)からも発着しています。
旧南バスターミナルのロットゥー料金は70バーツ。
(旧南バスターミナル)
旧南バスターミナルの場所
バンコクの中心街から旧南バスターミナルへはBTSやMRTなどの電車が走っていません。
そのため、旧南バスターミナルへのアクセスには、路線バスかタクシーを利用します。
しかし、路線バスは一介の旅行者にとって乗り場や利用方法が中々わかりにくいので、タクシーを利用するのがおすすめです。
BTS ヴィクトリーモニュメント(Victory Monument)からであれば、タクシー料金100バーツ程度で旧南バスターミナルへ行けます。
タクシーに乗る際は、カタカナ読みで「サーイ・タイ・ガオ」と伝えても発音の違いから伝わりにくいので、タイ語表記「สายใต้เก่า」を見せる方が早いです。
旧南バスターミナルの中に入ると、上写真のようなチケット売り場がいくつも並んでいます。
アンパワー行きロットゥーのチケット売り場は左列の手前側にあります。
チケットを買った後は、バスの発車まで席で待つだけです。
チケット購入後15分程度でロットゥーは発車します。
サムットソンクラームバスターミナルからアンパワー水上マーケット行きのソンテウ(もしくは路線バス)に乗る
(サムットソンクラーム バスターミナル)
サムットソンクラーム バスターミナルに到着したら、上述したようにアンパワー水上マーケット行きのソンテウ(乗合バス)もしくは路線バスに乗車します。
運賃はいずれも10バーツ。
ただ、注意しておきたいのが、アンパワー水上マーケット行きのソンテウや路線バスは、行き先の記載がタイ語表記のみです。
そのため、バスターミナルにいるスタッフに、どのソンテウ(もしくは路線バス)がアンパワー水上マーケット行きなのかを確認しましょう。
(アンパワー水上マーケット行き路線バス)
ソンテウ、路線バスいずれもアンパワー水上マーケットまでの運賃は10バーツです。
運賃は降車時、運転手に直接支払います。
帰りの最終便の時刻に要注意
アンパワーからバンコクへ帰るには、サムットソンクラームバスターミナルからバンコク行きのロットゥーに乗ります。
バンコク行きのロットゥー時刻表は、以下のとおりです。
バンコク行きロットゥー 時刻表 | |
5:00 | 12:00 |
6:00 | 13:15 |
7:00 | 14:30 |
8:15 | 15:45 |
9:30 | 17:00 |
10:45 | 18:15 |
(バスターミナル内のバンコク行きロットゥーカウンター。ここでバンコク行きのチケットを購入する。ロットゥーはエカマイバスターミナルまで行く)
帰りのロットゥーの最終時間は18:15です。
これに乗り遅れるとバンコクへ帰ることができなくなる可能性があります。
しかし、上述したようにアンパワー水上マーケットでの蛍鑑賞クルーズは、18:30頃から始まります。
つまり、自力でアンパワー水上マーケットに行く人で、かつ蛍鑑賞クルーズを楽しみたい人は、後述する日帰りのツアーを利用するかアンパワー周辺のホテルに宿泊するのが必須となります。
アンパワーの蛍ツアー【バンコク発】
ツアーであれば、往復送迎 + 日本語ガイドがついてます。何かと安心です。
帰りの時刻を心配しなくて良いですし、日本語ガイドからタイやアンパワーに関する知識などを教えてもらえるので移動時間も楽しく過ごせるでしょう。
アンパワー水上マーケット到着後は、2時間程度の自由散策行動時間もあります。各自で夕食などをじっくり楽しめます。
メークロン市場もセットで回るツアー
また、ツアーには線路上にある市場でお馴染みのメークロン市場をセットで回るツアーもあります。
タイ滞在日数が3泊や4泊くらいのタイトなスケジュールで旅行に来ている方は、こうしたツアーを利用した方が効率が良いです。
催行会社への問い合わせや緊急の連絡も日本語で可能なので、何から何まで安心と言えるでしょう。
(予約後は上写真のバウチャーがメールアドレスに届きます。バウチャーをプリントアウトするかスマホに保存して持参しましょう)
アンパワーのおすすめホテル4選
個人的に最もおすすめなのは、アンパワーのホテルに宿泊することです。
アンパワーという自然に囲まれた場所でリゾート気分を満喫するのは、バンコクでは味わえない体験です。
また、マーケット散策中に疲れたら一旦ホテルへ戻り、休憩して再度散策することも可能です。そのため、小さい子供がいる方などはホテル宿泊の方が良いでしょう。
バアンラク アムパワー(Baanrak Amphawa)
バアンラク アムパワーは、アンパワー水上マーケットの端に位置しているホテルです。
このホテルをおすすめ理由は、以下の4点。
- 川に面しているので風が気持ち良い
- ホテル共用テラスから蛍鑑賞クルーズに参加できる
- 共用テラスでは早朝の托鉢も見られる
- 朝食・昼食・夕食が無料(おかずの種類は少ないが)
ホテルチェックイン後に、蛍鑑賞ツアーや翌朝の托鉢拝見の申し込みが可能です。
(共用テラスからボートに乗船できる)
アンパワーにあるホテルの中では、最も使い勝手が良いです。
写真の客室タイプはデラックス(Deluxe)。広さは25平米です。
客室前にも広々としたテラスがあります。川に面しているため、心地良い風があって気持ち良いです。
2階のテラス。夕焼けが見えます。
おかずの種類は少ないですが、ご飯は朝・昼・夕の三食無料。こんな太っ腹なホテルは初めてです。
全てに関してパーフェクト。アンパワーで宿泊するなら、絶対にこのホテルがおすすめです。
ホテルは水上マーケット中心部から歩いて10分以内の場所に位置しています。
そのため、夜中にふらっと市場に行ってお酒を飲んだりすることも可能です。
立地的にも便利。宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
バスタブあり!コンビニ目の前!一番オーソドックスなホテル「アンパワー ナ ノン ホテル アンド スパ」
オーソドックスなシティホテルに宿泊したい人は、アンパワー ナ ノン ホテル アンド スパ(Amphawa Na Non Hotel and Spa)がおすすめです。
1泊の宿泊料金は(シーズンにもよるが)6,000円前後と少々高めではありますが、立地、設備共にアンパワー周辺のホテルでは最も利便性が高いです。
ホテルの主な特徴は、以下のとおり。
- アンパワー水上マーケット目の前に位置している
- ホテル前にセブンイレブンがある
- 客室はバルコニー付き
- 部屋タイプによってはジャグジー付きバスタブも完備
- ルーフトップバーもある
写真の客室タイプは、デラックス(バスタブ付き)(Deluxe Room with Bathtub)。広さは22平米です。
今回、筆者はバスタブに浸かりたかったので、バスタブ付きの部屋を予約しました。
客室はごく普通の中級ホテルと言ったところ。特筆すべきような特徴はありません。しかし、清掃は行き届いているし、ベッドは見た目よりもふかふかで快適。
ルームキーはカードタイプで、無料のコーヒーや水などのホテル滞在に必要な物は全て完備されています。
クローゼット内には室内スリッパ、セーフティボックス、ドライヤー、ハンガー、傘を完備。
広くはないですがバルコニーが設備されているのも嬉しい。
一番テンションが上がったのは、なんとジャグジー付きバスタブが完備されている点。
バスタブ自体は広くはないです。膝を若干曲げて浸かることになります。しかし、この価格のホテルでジャグジー付きバスタブを完備しているのは嬉しい…!
最上階にはルーフトップバーもあり。
アンパワー水上マーケットで蛍鑑賞クルーズを楽しんだ後、ホテルに帰ってルーフトップバーでしっぽりお酒を飲むのも良いですね。
ホテル目の前にセブンイレブンがあるので利便性は抜群。
また、ホテル目の前にはトゥクトゥクも待機しています。ホテルチェックアウト後、サムットソンクラームバスターミナルまで帰るのも楽です。
アンパワー水上マーケット周辺のホテルにおいて、利便性と設備を重視するなら最もおすすめのホテルです。
ホテルの詳細については、以下の宿泊レポートも参考にどうぞ。
車で来る人、子連れにおすすめのリゾートホテル「バーン アムパワ リゾート アンド スパ」
バーン アムパワ リゾート アンド スパは、アンパワー水上マーケットから約2.7kmの場所に位置するリゾートホテルです。
徒歩でアクセスできる範囲ではないため、車やバイクなどの交通手段を持っている人におすすめ。
広い敷地内に、タイの古民家風の客室が連なっているのが特徴です。敷地内は広く、中庭の植物は綺麗に手入れされているので気持ちが良いです。
(キッズスペースや浅いプールなど、子供が遊べるエリアもあり)
週末、アンパワーで休暇を過ごすには最適の場所。
上述したバアンラク アムパワーのような立地による利便性は低いものの、リゾートならではの雰囲気や自然に囲まれた環境で過ごしたい人にとっては居心地が良いでしょう。
バーン アムパワ リゾート アンド スパの詳細については、以下の宿泊レポートも参考にどうぞ。
人気のインスタ映えレストランを併設したホテル「ザ バッファロー アンパワー(The Buffalo Amphawa)」
アンパワー水上マーケットから車で約5分の距離に位置する中級ホテル。
このバッファローアンパワーは、宿泊者以外も利用できるインスタ映えレストランがあるということで有名です。
アンパワー水上マーケットからは少々距離があるため、車などの移動手段がないとアクセスし辛いですが、移動手段がある人は是非とも行ってみてほしいです。
こちらがインスタ映えすることで有名なレストラン。ホテルの敷地内にあります。
なんだか宇宙船のような…?金をかけまくった新興宗教団体の施設にも思える特徴的な外観です。
中はとても芸術的な装飾が施されています。
なんでも、この素晴らしいアートは、タイ文化省現代芸術局が毎年傑出した芸術家1人に送るシルパトーン賞はじめ、ASEANデザインセレクション、アジアデザイン賞などを受賞した著名なアーティストチームによってデザインされたアートなんだと!
どおりで素晴らしいわけです。
写真好きな人は是非一度行ってみてほしいです。
ホテルは緑に囲まれておだやかな雰囲気
客室は清潔感があります。また、ホテル敷地内には蓮池があったり、緑に囲まれていてとても雰囲気が良いです。
車を持っている人は是非、宿泊先の候補として検討してみてはいかがでしょうか。
ザ バッファロー アンパワーについては、以下の宿泊レビュー記事も参考にどうぞ。
アンパワー周辺のおすすめカフェ「アンパワー スリ カフェ」
アンパワー水上マーケット周辺には様々なカフェが存在します。
中でも一際異色を放っているのが、水上マーケットから徒歩約10分程度の場所に位置する「アンパワー スリ カフェ(Amphawa Sri Cafe)」。
サイアム+ベニス+ルネッサンスを掛け合わせた「Siam Venaissance」というコンセプトで装飾されている面白いカフェです。
近年、タイ人から大注目を集めていて、多くのタイ人Youtuberやブロガーが取材に訪れています。
写真のギャラリーは、以下の筆者インスタグラム投稿をどうぞ。
この投稿をInstagramで見る
ローマの彫像やら古いピアノやら鉄工所のような螺旋階段など、色々な撮影ポイントがあって面白いです。川沿いに位置していて、風が気持ち良いのもGOOD。
写真好きな人には強くおすすめしたいカフェです。アンパワー水上マーケット観光の際は是非!
営業時間と場所
- 営業時間 / 毎日10:00〜19:00
- GoogleMapで場所を確認する
- 公式Facebookページ
アンパワー水上マーケットの営業時間
- 金土日の10:00〜21:30まで
- Facebookページ
ロマンチックな水上マーケット。カップルでの観光におすすめ
アンパワーは、バンコクから行ける水上マーケットの中では特徴的です。
どこか懐かしい昭和を感じさせる水辺の家屋、綺麗な蛍、安価な飲食店や雑貨。なんだかロマンチックな空間でした。
タイの文化に興味がある人なら間違いなく楽しめるでしょう。
バンコクからのアクセスには片道1時間30分かかりますが、絶対に損はしない場所です。是非ともバンコク旅行の際には足を運んでみて欲しいです。
アンパワー水上マーケットとメークロン市場を行き来するソンテウについては、以下の記事を参考にどうぞ。
その他、バンコクからアクセスできる全ての水上マーケットについては、以下の記事を参考にどうぞ。
バンコク観光の完全ガイド。初めての旅行で行きたいマストスポットをまとめました。
バンコクから日帰りで行けるおすすめスポットのまとめ。見応えある観光地のみをまとめました。