【厳選】バンコクのおすすめホテルガイド

バンセン観光の完全ガイド。バンコクから最も近いローカルビーチの見所を紹介。

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夕方のバンセンビーチ

バンセンとは、バンコクから車で約1時間の場所に位置するビーチリゾートです。

タイのビーチリゾートと言えば、パタヤやホアヒンのように外国人観光客で溢れているイメージが強いでしょう。

しかし、バンセンに来る観光客の8割はタイ人です。外国人にはあまり知られていないローカルなビーチなのです。そのため、日本のガイドブックには載っていません。

バンコクから近い上に外国人が皆無のバンセンは、穴場のビーチリゾートと言えるでしょう。

バンセンは、近くにブラパー大学があることから学生街としての要素も帯びています。そのため、思ったより開発されていて、レストランバーなどの娯楽的施設も多いです。

夜のバンセン

(夜のバンセン。若者で賑わっている)

タイ人が多いローカルなビーチリゾートとは言え、外国人も楽しめる要素が多いです。外国人ばかりのビーチに飽きた人や、バンコクから手軽にビーチへ遊びに行きたい人は足を運んでみる価値があります。

今回の記事では、バンセンビーチの様子はじめ

  • バンセンのおすすめ観光地
  • バンセンでの移動方法

を詳しく記載していきます。

バンセンビーチ(Bangsaen Beach)

昼間のバンセンビーチ

バンセンビーチは、一直線に約4kmも伸びる長いビーチです。ビーチ沿いには屋台やビーチチェアがずらっと並んでいます。

バンセンビーチ沿いに並ぶ屋台

バンセンビーチに並ぶビーチチェアの店

バンセンビーチ沿いの屋台で食べたタイ料理

(ビーチチェアではタイ料理を注文できる。カオパッド150バーツ、プーパッポンカリー300バーツなど)

海水浴には向いていない

バンセンビーチで遊んでいるタイ人観光客達

残念ながら、バンセンビーチの水はお世辞にも綺麗とは言えません。ゴミは漂っていませんが、水の濁り具合は湘南と同じレベル。

バンセンビーチの水

そのため、海で泳いでいる人は少ないです。

もう少し足を伸ばせばラン島サメット島など、透き通るほど水が綺麗なビーチはいくらでもあります。海水浴が目的の人は、上記の島へ行くほうが楽しめるでしょう。

そんなわけで、バンセンビーチにはバナナボートやジェットスキーなどのアクティビティもありません。

雰囲気を楽しみリラックスする場所

夕方のバンセンビーチ2

ビーチ沿いのチェアーに腰掛け、気ままにリラックスして過ごすのがバンセンビーチでの楽しみ方です。海風を体で受け止め、水平線の美しさを感じ、広大な砂浜に癒されましょう。

バンセンビーチで飲んだビール

(ビーチで飲むビールは格段に美味い)

バンセンのおすすめ観光地

バンセンにはビーチ以外にも地獄寺や水族館などの見所が何ヶ所か存在します。

以下は、バンセンのおすすめ観光地の場所を記載した地図です。

Google Mapの使い方
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  • バンセンビーチは青色のパラソルマークです。
  • 黒丸❶〜❹はバンセンのおすすめホテルです。
    バンセンのおすすめホテル
  • その他アイコンは、各おすすめ観光地です。

<地図上紺色の魚マーク>バンセン海洋科学研究所(Bang Sean Institute of Marine Science)

バンセン海洋科学研究所の入り口

バンセンビーチから距離約1.3km。ブラパー大学の敷地内にある小ぢんまりとした水族館。この水族館、個人的にはかなりおすすめのスポットです。

筆者は昔、パタヤの水族館に足を運んだことがあるのですが、まあショボくてがっかりしました。

しかし、バンセンの水族館は規模こそ小さいものの(30分くらいで見終わる大きさ)、上記ツイートでも述べているように、クラゲやタツノオトシゴと言った生態が気になる生き物の展示が豊富。

加えて、見せ方が面白いです。

バンセン海洋科学研究所のクラゲエリア1

バンセン海洋科学研究所のクラゲエリア2

バンセン海洋科学研究所に展示されているクラゲ

クラゲは複数の色にライトアップする水槽の中に展示されています。赤や黄色、青などライトの色が変わるたびに、クラゲの色も変わっていくのです。

クラゲの展示エリアではEnya(エンヤ)のような幻想的な音楽が流れていて、癒されます。

 

バンセン海洋科学研究所に展示されているタツノオトシゴ

タツノオトシゴ

 

バンセン海洋科学研究所の巨大魚展示エリア1

バンセン海洋科学研究所の巨大魚展示エリア2

若干ですが、巨大魚を展示しているエリアもあり。

外国人で混み合っていない水族館なので、のんびりと見学できました。入場料220バーツでそれなりに楽しめるので、十分満足できるレベルです。

バンセンで一押しのスポット。

営業時間

入場料金

  • 外国人(大人220バーツ/子供120バーツ)
  • タイ人(大人80バーツ/子供40バーツ)
  • ※ワークパーミットを持っていけばタイ人料金で入場できます

<地図上緑色の仏塔マーク>【地獄寺】ワットセーンスック

バンセンの地獄寺ワットセーンスックに立つ2体の餓鬼2

ワット・セーンスック(英:Wat Saen Suk/タイ語:วัดแสนสุข)は、バンセンビーチから約1.5kmの場所にある地獄寺です。

タイに複数存在する地獄寺同様、地獄の様子を表した様々な像が敷地内に立っています。

バンセンの地獄寺ワットセーンスックにて獄卒に甚振られる亡者達の像

バンセンの地獄寺ワットセーンスックにある審判中の閻魔大王と罪人達の像

獄卒に甚振いたぶられる亡者達の像が、サッカーコート1/2面くらいの敷地内に所狭しと並んでいます。目を覆いたくなるほど痛々しい光景です。

 

こうした地獄寺はタイ全土に複数ヶ所存在します。

そもそもは、子供に「悪いことをすると地獄に落ちる」という教育・しつけの一環で作られた寺院ですが、
日本では絶対にありえないグロテクスな光景が人気を博し、現在では珍スポットとして有名になりました。

バンセンの地獄寺ワットセーンスックにある獄卒と亡者の像

(像の作りはチープだが、こんなストレートな表現は日本では見られない)

確かに面白い光景です。常軌じょうきいっしていると言っても過言ではないでしょう。

ビーチリゾートに地獄寺とは、不相応な感じもしますが、一度足を運んでみる価値はあり。

開放時間と入場料
  • 開放時間/毎日6:00〜18:00
  • 入場料/無料

地獄寺・ワットセーンスックの更に詳しい様子は、以下の記事を参考にどうぞ。

<地図上青色のカメラマーク>飲み助(Nomisuke Ramen)

飲み助(Nomisuke Ramen)1

2021年10月にオープンして以来、バンセンで最も注目を集めているインスタ映えカフェ。日本の大衆屋台、信号、駅名表示板、工事中看板などがカフェ内のあらゆる場所に設置されています。

飲み助(Nomisuke Ramen)の屋台

飲み助(Nomisuke Ramen)2

飲み助(Nomisuke Ramen)3

飲み助(Nomisuke Ramen)の横断歩道

近年、タイではこうした「なんちゃって」ではない本格的な日本を表現したカフェや施設が大人気。バンコクの建物カフェ原宿タイランドなど、日本人が見てもビックリするクオリティの施設が続々とオープンしています。

タイ人がこうした日本の文化を好んでくれていることが、日本人として嬉しくなりますね。

飲み助(Nomisuke Ramen)のメニュー看板

(メニュー看板。写真だけを見ると、本当に日本の居酒屋だと錯覚してしまう完成度)

飲み助(Nomisuke Ramen)のたこ焼き

飲み助の看板メニューが、上写真のタコ焼き(6個入り85バーツ)とたい焼き(60バーツ)。味は普通ですが、完全に日本の雰囲気で食べるせいか、中々美味しく感じられました。

飲み助(Nomisuke Ramen)のトイレにある注意書き

トイレの中にある注意書きすらも日本語。これ、タイ人の方々は理解できるのでしょうか…?

 

ただ日本風に装飾したカフェとは言え、とても斬新で面白かったです。バンセンのインスタ映えスポットを探している人は是非行ってみましょう。

営業時間
MEMO

駐車場なし。車で行く場合は近くのビーチロード沿いにて路駐することになります。

<地図上茶色の猿マーク>猿山(Khao Sam Muk)

バンセンの猿山にいる大量の猿

バンセンビーチから約3kmの場所に位置する、通称「猿山」と呼ばれるお寺。高さ45mの小高い丘の上に位置しています。

バンセンの猿山頂上に建つ寺院

丘の頂上には中華寺院や仏像が安置されていて、辺りを見回すと絶景が広がっています。良い景色です。仏像や寺院自体はこれと言って特徴がないので、ビュースポットと思って足を運ぶと良いです。

 

そして、この猿山の特筆すべき点は、何と言っても、周辺に群がる猿の軍団。

猿山を通る車に群がる大量の猿

走っている車にも御構い無しで飛びかかる猿の軍団。右を見ても左を見ても、辺りは猿・猿・猿!猿だらけ。数えきれない程の猿が群れを成しています。

バンセンの猿山で寝ている猿達

歩いていても攻撃されることはありませんが、食べ物を持ち歩くのだけは絶対にやめておきましょう。間違いなく狙われます。

また、車やバイクで来るのも要注意。駐車中に絶対バイクや車に群がります。運が悪ければ傷つけられることもあるでしょう。

筆者達も車で来ましたが、車は麓の猿がいない場所に停めて、歩いて丘まで登って来ました。

開放時間と入場料
  • 開放時間/毎日6:00〜18:00
  • 入場料/無料

<地図上オレンジの寺院マーク>中華寺院(Wihan Thep Sathit Phra Ki Ti Chaloem)

バンセンの中華寺院(Wihan Thep Sathit Phra Ki Ti Chaloem)の外観

バンセンビーチから約6kmの場所に位置するド派手な中華寺院。中国仏教民話に登場する哪吒なたまつっています。

4階建ての、巨大かつ眩しいほど装飾が豪華な寺院が敷地内中央にドデン!と鎮座しています。

横から見たバンセンの中華寺院(Wihan Thep Sathit Phra Ki Ti Chaloem)の外観

とにかく派手。派手の極みです。タイには数多くの中華寺院が存在しますが、ここまでド派手な中華寺院を見たのは初めて。

バンセンの中華寺院(Wihan Thep Sathit Phra Ki Ti Chaloem)にあるドラゴンの装飾

しかも装飾一つ一つの作りが細かいです。柱や屋根には合計で2,800ものドラゴンが装飾されているとのこと。

かなり見応えがあるので一見の価値あり。入場料無料なのも良いです。

開放時間

毎日7:00〜18:00

<地図上紫色のカゴマーク>ノンモン市場(Nongmon market)

ノンモン市場(Nongmon market)の通路1

100店舗近くの製菓せいか材料やお菓子、魚介類、乾製品かんせいひんの店がずらっと並ぶ市場。暇つぶしにふらっと歩くのに最適な場所です。

ノンモン市場(Nongmon market)で購入したカオラーム

上写真は「カオラーム」というタイのお菓子。竹の中にココナッツミルクで蒸した甘いもち米が入っています。

ノンモン市場の名物のようで、至る所で売られています。結構美味しいです。食べたことない人は、是非ノンモン市場に立ち寄った際にお試しあれ。

営業時間

毎日5:00〜20:00

<地図上薄緑色のカゴマーク>ワンムック市場(Wang Mook Market)

ワンムック市場(Wang Mook Market)1

月曜・火曜・木曜限定で開催されるナイトマーケット。

売られている物は、女性向け衣料品7割、食べ物3割(持ち帰りのみ。その場で食べられる食堂は皆無)の構成。

ワンムック市場(Wang Mook Market)2

ワンムック市場(Wang Mook Market)の食べ物売り場

典型的なローカルナイトマーケットです。

バンコクで観光客に人気なナイトマーケットのような特徴は見当たりません。なので、暇つぶし程度にふらっと足を運んでみるくらいで丁度良いでしょう。

筆者達はナイトマーケットで夕食を買って部屋で食べたかったので立ち寄りました。

営業時間

月・火・木の17:00〜22:00

<地図上青色のカフェマーク>もみじ(Momiji Specialty Coffee)

もみじ(Momiji Specialty Coffee)の外観

バンセンビーチから東へ約9kmの場所に位置する和風のインスタ映えカフェ。

続々とインスタ映えカフェが登場するチョンブリーにおいて、数少ない和を感じられるカフェとしてタイ人から人気。カフェ内には、わび・さびを感じられる和風庭園が広がっていて癒されます。

バンセンビーチからは少々距離があるため、バイクや車などの足がある人にだけおすすめ。

もみじ(Momiji Specialty Coffee)の日本庭園3

もみじ(Momiji Specialty Coffee)の入り口

もみじ(Momiji Specialty Coffee)の日本庭園1

灯篭や石畳もあり、完成度は中々高いのではないでしょうか。外国人が表現する日本は、日本よりも「日本日本」していて本当に面白い。

もみじ(Momiji Specialty Coffee)の店内1

もみじ(Momiji Specialty Coffee)の店内3

カフェ内にも、もみじなどのオブジェがあり雰囲気良し。

 

もみじ(Momiji Specialty Coffee)でオーダーしたクロワッサンとコーヒー

主なメニュー
  • コーヒー / 各65〜120バーツ
  • モクテル / 各90〜95バーツ
  • スムージー / 各95バーツ
  • ティー / 各65〜95バーツ
  • クロワッサンなどの軽食 / 100バーツ前後

インスタ映えを狙ったカフェにしては、そこまで高くない料金です。

驚いたのがコーヒーの種類が多かったこと。40種類以上はありました。アップルグリーンブラック、チェリーブラックなど聞いたことない名前のコーヒーがずらり。

筆者はスタンダードなコーヒーを注文しましたが。挑戦したい人は変わったコーヒーをオーダーしてみてはいかがでしょうか。

もみじ(Momiji Specialty Coffee)の日本庭園2

もみじ(Momiji Specialty Coffee)の日本庭園5

もみじ(Momiji Specialty Coffee)の日本庭園4

コーヒーと軽食を楽しんだあとは、庭園で撮影を楽しみます。インスタ映えを狙った撮影スポットがいくつか用意されていて面白いです。タイ人の皆さんは夢中になって撮影していました。

ただ、そこまで大きな中庭じゃないので滞在時間は30分くらいでした。

チョンブリーのインスタ映えカフェの中では、一番規模が小さかったです。

このカフェは、バンセン観光中にふらっと立ち寄るくらいで丁度良いでしょう。

営業時間

各観光地への移動にはレンタルバイクが便利

バンセンビーチにあるレンタルバイクの店

車を持っていない人が上述した各観光地へ行く場合、レンタルバイクを利用するのが便利です。

バンセンでは一応赤色のソンテウがビーチ周りを巡回していますが、例えば猿山などの少し離れた場所は巡回しません。

タクシーのように貸し切ってピンポイントで各場所へ向かってこともできますが、あまり遠すぎると行きたがらなかったり、結構高い値段を請求されることもあります。

そこで、車がない人はバイクをレンタルしてサクッと行きたい所へ行ってしまいましょう。

上のGoogle Mapにて自転車マークで記している場所は、レンタルバイク屋です。

1日300バーツで上写真のような原付をレンタルできます。レンタル時にはデポジットとしてパスポートを預けるのでお忘れなく。

営業時間

毎日6:30〜22:00

バンコクから最も近いビーチは最高の穴場だった

海から見たバンセンビーチ

バンセンは、正直言ってパタヤやホアヒンなどの外国人観光客も多いビーチリゾートに比べると地味です。しかし、外国人で混み合っていないビーチはめちゃくちゃ居心地が良いです。

多くのタイ在住日本人や、タイに詳しい日本人が「バンセンは良い所だ」と言う理由が良く分かりました。

外国人が少ないというだけで、これほどまでに癒し効果が高まるとは。しかも、バンコクやパタヤから片道1時間30分程度でアクセスできる近さも良いです。

バンセンへの行き方については、以下の記事を参考にどうぞ。

のんびりとビーチリゾートを満喫したい人にとっては、絶対に行くべきスポットと言えます。

週末にでもふらっとバンセンに行ってみてはいかがでしょうか。

時間があれば、1泊以上宿泊して贅沢に時間を使いながらリラックスしましょう。

バンセンのおすすめホテルについては、以下の記事を参考にどうぞ。

バンコクから日帰りで行けるおすすめ観光地については、以下の記事を参考にどうぞ。見応えのあるスポットを厳選して紹介しています。

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