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タイは旅をするのにおすすめの地です。
なぜなら治安はもちろん、交通機関やネット使用においても一人旅をしやすい環境がすでに整っている国と言えるからです。
また、世界中から集まってくる旅人達との交流を含め、容易に異文化を体験できるなど、タイを旅することによって得られる経験は多いです。
気軽に海外に行ける時代だからこそ、機会があれば躊躇せず旅に出てみるべきでしょう。
今回はタイを一人旅する上で必要な荷物と予算、モデルコースをまとめてみたので、これから旅を始める人が参考にして頂けたらと思います。
尚、今回は日本人がビザなしでタイに滞在できる、30日間の長期旅行を目安にしています。
一人旅に必要な持ち物
荷物は意外と多くありません。でも、バックパックの大きさに余裕は持っておきたいです。
バックパックとサブバッグ
サブバッグ(左)と、30Lのバックパック(右)
タイの歩道は日本ほど舗装されていないので、衣類や生活用品を入れるのはキャリーバッグではなくバックパックのがおすすめです。
サブバッグには現金等の貴重品やガイドブックなど、滞在地での街歩きや観光の際に必要な物を入れておきましょう。
バックパックの容量
バックパックの容量は40L(リットル)から50Lの間がおすすめです。
自分は最初、30Lのバックパックを使用していましたが、常に荷物をコンパクトにまとめなければならなかったので大変でした。お土産を入れることも考えると、やはりスペースに余裕がある40〜50Lのバッグがいいでしょう。
荷物をつめた状態の重量は、大体10〜15キロくらいになります。
自分は、旅行だけではなく日常生活でも使えるバッグじゃないともったいないと思い、最近3wayバッグを購入しました。(今更だけど買ってよかった。海外旅行以外でも活躍する3wayバッグ。)
旅行期間ごとに適切なバックパックの容量やサイズの選び方については、以下の記事にて詳しく解説しています。
サブバックには防犯性が高く収納に余裕があるパタゴニアのアトムを使っています。
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衣類
自分の場合は、Tシャツ・靴下・パンツをそれぞれ5枚ずつと、短パンを2枚、ドレスコードに備えてチノパンを一枚持って行きました。
毎日洗濯するのは面倒だという理由でこの枚数になりましたが、もっと少なくても問題はないでしょう。
足りないと思ったら買えばいいだけなので、着替えは3日分もあれば十分です。
バス車内などでは冷房が効きすぎている場合があるので、羽織れる薄手の長袖もあると役に立ちます。
目立ち過ぎない適当な服を
タイ人は日本人に比べるとあまり服装に関心がない為、お洒落をしすぎると浮いてしまいます。
過度なお洒落はお金を持っている短期旅行者と勘違いされ、強盗などのトラブル被害を招く原因にもなりえます。
それに旅中は、服が汚れる可能性も高いです。
長時間歩けるサンダル
タイは一年を通して気温が高いので、足が蒸れないようにスニーカーではなくサンダルで行動するのがおすすめです。
ただ、ビーチサンダルや現地の露店で販売している安物のサンダルでは、長時間歩くと足が痛くなってしまいます。
一人旅中は時間がたくさんあるので、歩いて散策をしている時が多いです。
そのため、しっかり足にフィットして、負担がかかならない通気性の高いサンダルを一足持って行くのがおすすめです。
旅行用のサンダルは種類がたくさんありますが、その中でもキーン(KEEN)のユニーク(UNEEK)は長時間歩けて遺跡観光にも使えるので一人旅におすすめです。
キーンを含め、海外旅行中のシーンごとのおすすめサンダルについては、以下の記事を参考にどうぞ。
南京錠とワイヤーロック
南京錠とワイヤーロックは絶対に持って行った方がいいです。
特に南京錠。外出時は必ずドアに南京錠をかけておきたいです。ゲストハウス側が南京錠を用意している場合もありますが、スタッフがマスターキーを持っていると思うとやはり不安です。
100%盗難の被害を防げるとは言えませんが、自前の南京錠をかけておくだけで安心感が全く違うでしょう。
また、飛行機で荷物を預ける場合もバックパックにかけておきたいです。空港係員が盗難を働く可能性だってありえます。
ワイヤーロックは、チケットを並んで買う際など一時的にバックパックから目を離す際、柱やベンチにくくりつけておくのに便利です。
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あると便利な物
圧縮袋
服は意外とかさばるので圧縮袋は持っておきたいです。特に日本が冬の期間、冬服は旅中で全く使用することがありません。バックパックの底にコンパクトに閉まえます。
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洗濯紐と折りたたみハンガー
部屋干しの際に便利。暑い国故、必然的に洗濯回数が多くなるのでかなり重宝します。
持ち運びできる携帯洗濯袋
旅中は洗濯の回数が多くなります。1回1回クリーニングを利用すると費用がかさばってしまうので、携帯洗濯袋を持っておくと少しでも旅費を軽減できます。
シャワーついでに洗濯できる上に、2日分の衣類を10分で洗濯できるので便利。
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携帯洗濯袋の使用方法・レビューについては、以下の記事を参考にどうぞ。
ガムテープ
洗濯紐を固定する際や、万一バッグが壊れた場合の緊急的な補修、食べかけの食料品の口を塞いだりなど、何かと使用する機会が多いです。
虫除けバンド&押すだけベープ
マラリアやテング熱の被害を避ける為にも、出来れば持っていきましょう。蚊が多いです。
トラベル&ソーイングキット
耳かきや爪切りなど。コンビニでも買えるので最悪忘れてもOK。
ペンライト
停電が起った際にあると便利。地方都市に行くと停電は珍しくありません。
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ビニールパケ
使い終わってない石鹸の保管に役に立ちます。
スマートフォン充電用の延長ケーブル
ゲストハウスはベッド脇にコンセントのない部屋が多いです。
そのため、スマートフォンを充電しつつの寝ながらスマホをできない場合が度々あります。
そんな時に長めのケーブルがあると便利。自分は1.8mサイズを購入しました。
中級以上のホテルであれば、大抵はベッド脇にコンセントが付いているので問題ありません。
セキュリティポーチ
パスポートや財布とは別に、持ち歩く現金、クレジットカードなどの貴重品を入れます。
寝る時も肌身離さず身につける人もいるくらいです。
ホテルのセキュリティボックスに入れておいても盗難にあうこのご時世、セキリュティポーチであれば間違いない安心を得られるでしょう。
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変圧器と変換プラグ
日本の電圧が100Vであるのに対して、タイの電圧は220V。日本よりも高いです。
そのため、日本から持ち込んだドライヤーなどの日常的な電化製品をタイで使用する場合には、変圧器を使わなければ故障する可能性があります。
(日本のドライヤーの電圧表示ラベル。100Vとの記載がある。タイで使うには変圧器が必要)
ただし、全ての電化製品に変圧器が必要というわけではありません。
例えば、タイを含め世界94ヶ国で販売されているアイフォン。アイフォンの純正充電器は100V〜240Vに対応しているので、タイでも変圧器なしで充電できます。
このように、物によって変圧器の必要有無が変わります。持ち込む電化製品の対応電圧を確認した上で、必要であれば変圧器を持参しましょう。
次にコンセントプラグ。
タイのコンセントプラグの形状は、日本と同じAタイプが主流です。しかし、日本では見かけないCタイプのコンセントを使用している建物もあります。
バンコクやチェンマイ、パタヤといった外国人が多い観光都市の宿泊施設であれば、殆どがAタイプのコンセントを使用しています。
しかし、地方都市のゲストハウスなどに行くとCタイプのコンセントしかない場合もあるため、念のため変換プラグも持っておくと良いです。
ややこしいと思った方は、以下の変圧器付きの変換プラグを一つ持参しておけば問題ありません。
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100v〜240vまで利用可能で、タイを含めた150ヵ国のコンセントに対応しています。
その他の便利グッズ・アプリ
海外旅行全般に役立つ便利グッズ。バックパッカーにとっても重宝するであろうアイテムをまとめています。
海外旅行に役立つ無料のアプリ。タイでは主流となったグラブをはじめ、外貨計算アプリなど必須のアプリをまとめています。
一人旅に必要な予算
必要な予算は往復航空券約4万円+生活費約16万+海外旅行保険約5,000円の
計20万5,000円。では見ていきましょう。
航空券
現在はLCC(ローコストキャリア・通称「格安航空」)の発足により、安い金額でタイに行くことができます。
東京(羽田or成田空港)⇔バンコク(スワンナプームorドンムアン空港)間で、4万円前後。
福岡(福岡空港)⇔バンコク(スワンナプーム空港)間であれば、3万前後で航空券が取れます。
もちろん、これらは時期によって変動しますが。
安い航空券を探す
一番安く航空券を買えるのは、LCC各社のキャンペーン料金で買う場合です。
LCCの会員(無料登録)になれば、各LCC会社からキャンペーン情報やセール情報のメールが届きます。
キャンペーンやセールは、3・4ヶ月先の航空券である場合が多く、予約が埋まるのも早いので決して使い勝手がいいとは言えません。
場合によっては片道1万円という、驚きの価格で買うこともできるのです。
以下に代表的な2つのLCCを載せたので、是非確認してみて下さい。
スカイスキャナーやサプライスも利用する
LCCだからと言って必ず安く航空券を買えるわけではありません。場合によっては、通常の航空会社より高い時期もあります。
また、一つ一つのLCC各社ホームページで、料金を確認して比較するのは非常に面倒な作業とも言えるでしょう。なので、スカイスキャナーの利用もおすすめします。
スカイキャナーは、LCC・大手航空会社・旅行代理店などで出している航空券を簡単に比較できる総合サイトです。出発地や復路等を入力して検索するだけで、全世界の航空会社の料金が出てきます。
LCCのキャンペーンやセール期間の航空券を取れなかった場合には、スカイスキャナーで料金を比較してみて下さい。
スカイスキャナーやSurprice(サプライス)という航空券検索サイトを使って、海外航空券を最安値で買う方法を以下記事にてまとめています。
是非、航空券を買う前に参考にして頂ければと思います。
宿泊費
タイには様々なグレードのホテルがあります。
一人旅などの長期旅行者の場合は、主に宿泊費が安いゲストハウスに泊まることになるでしょう。
ゲストハウスの宿泊費は、一泊300バーツ(約1,050円)〜600バーツ(約2,100円)前後。また、地方のゲストハウスやドミトリーなどの相部屋であれば更に料金を抑えることができます。
初日の宿泊先は予約しておくのがベター
ただ、日本を発つ前にせめて初日の宿泊先だけでも予約しておくのがベストです。
一人旅が初めての人は「ゲストハウスを探す」という行為自体になれていないと思いますし、タイ到着直後に重いバックパックを持ち歩いてゲストハウスを探し回るのは気が滅入ります。
「とりあえず初日は寝場所を確保できている」という状況を作っておくだけで不安要素を軽減できます。
タイの安宿街で有名なカオサンロードを含めた、バンコクの全てのゲストハウス街については、以下の記事を参考にどうぞ。
旅中にWi-Fiを使用する
ゲストハウスやレストランでは無料でWi-fiを利用できます。旅行中にブログやSNSを更新する事も可能ですね。
ただ、場所によっては有料だったりロビーでしか使えない場所もあります。チェクイン前に確認しておきましょう。
タイではゲストハウス含め、Wi-fiを使えるレストランやカフェはそこら中にあるのでWi-fi利用の心配は要りません。
しかし、上記施設外でスマートフォンを使用すると高額なパケット・通話料金が発生してしまいます。
場所に関係なくスマホを使用したい方は以下の記事も是非読んでみて下さい。
食費
嬉しいことに、タイの料理は美味しくて安いです。
屋台であれば一食30バーツ(約105円)〜100バーツ(約350円)で、そこそこ満足できるご飯を食べられます。1日三食きっちり食べたとしても1,000円程度、もしくはそれ以下です。
移動費、その他雑費、観光費を含めた一日の生活費まとめ
上記を踏まえて、余裕を持った生活費のおおよその予算はこうなります。
- ゲストハウス宿泊費(エアコン・バスタブ付きシングル)= 500バーツ(約1,750円)。
- 食費(一食100TB×3食+夜のビールやつまみ)=500TB。
- 移動費(ミニバスで比較的近い他都市へ行く場合)= 60バーツ(約210円)。
- その他雑費= 100バーツ(約350円)。
- 観光費(毎日ではない)= 300バーツ(約1,050円)。
- 合計 = 1日5,110円。一ヶ月で約16万円。
自分がタイで一人旅をした経験から言わせてもらいますと、実際はもっと安く抑えることが可能です。
ただあまりにも節約を考えすぎると、旅自体にストレスを感じる可能性もあります。であれば、多少予算を多めに準備して余裕をもって旅を満喫したほうがいいでしょう。
旅に慣れてくると自分なりの節約術も見つかってきます。
浮いたお金でお土産を買ったり、男性であればたまには夜遊びをすることも考えると、やはり一ヶ月で16万は用意しておきたいです。
海外旅行保険は入っておくべき
海外旅行保険には必ず入っておきたいです。保険に入っているのと入っていないのとでは、安心感が全く違います。惜しまず加入しましょう。
大手の旅行代理店では、31日間の保険は2万円弱で加入できます。
ただ、最近は海外旅行保険が自動付帯されているクレジットカードがあります。
入会費・年会費が無料と考えると、旅行代理店で加入するよりカードを作った方が得です。
上記カードの海外旅行保険補償内容。補償期間は1旅行につき90日間です。
他社クレジットより充実した保険内容なので、作るなら上記クレジットカードがおすすめです。
海外旅行保険や上記クレジットカードの詳細については、以下記事を参考にどうぞ。
現金の所持はどうする?
手持ちの現金は多くても5万円程度がいいでしょう。最悪盗られてもなんとかなります。
自分は、手持ち以外のお金はクレジットカードと海外用プリペイドカードで管理していました。
海外旅行用プリペイドカードとは、前もってチャージした分の金額だけを買い物やキャッシングで使えるカードです。
上記カードは、他社プリペイドよりも為替手数料が安く、タイ国内であればコンビニのATMなど大抵どこでも使えます。
(タイのコンビニのATM)
こちらも入会費・年会費無料で発行の際に審査がありませんので、現金の管理手段として持っておくと便利です。
プリペイドカードの詳細や、プリペイドカードを使った海外での防犯方法は下記事も参考にどうぞ。
おすすめのモデルコース
タイでの都市部と農村における格差は日本以上です。
また、各々の都市によって観光資源や外国人観光客数に違いがあるため、地方ごとの特色も当然大きく異なります。1ヶ月も滞在時間があるならば、バンコクだけに留まるのはもったいないです。
山岳部やビーチ、田舎、様々なタイの顔を覗いてみましょう。
以下ではタイ一人旅のモデルコースとして
- 王道5都市周遊コース
- 【女性に人気】北部チェンマイ中心コース
- ビーチリゾートを巡る南部中心コース
- ディープなタイを楽しむイサーン周遊コース
の上記4コースを解説します。あくまでモデルコースなので、自分でアレンジを加えて理想のコースを組み立ててみて欲しいです。
冒頭でも述べたように、タイは都市間を結ぶ交通機関のインフラが整っています。都市から都市への移動は容易です。自由にコースを作れます。
思いつきで動くのもありですが、やはり多少なりとも旅に目的を持たせる方が充実するでしょう。
王道5都市周遊コース
- 初日〜5日目|バンコク滞在
- 5日目〜7日目|バンコク⇒アユタヤ(ロットゥー)。アユタヤで1泊2日
- 7日目〜9日目|アユタヤ⇒バンコク。バンコクで2泊ほど滞在
- 9日目〜14日目|バンコク⇒パタヤ(バス)。パタヤで5日ほど滞在
- 15日目〜21日目|パタヤ⇒バンコク。バンコクの空港から⇒チェンマイ。チェンマイで7日ほど滞在
- 21日目〜26日目|チェンマイ⇒プーケット(飛行機)。プーケットで6日ほど滞在
- 26日目〜30日目|プーケット⇒バンコク(飛行機)。最終日までバンコク滞在
王道5都市周遊コースでは、タイ国内にて最も観光客が集まる「バンコク」「アユタヤ」「パタヤ」「チェンマイ」「プーケット」に絞って組み立てています。
(アユタヤのワットマハタート)
アユタヤの見どころは狭いエリアに点在しているため、バンコクからの日帰りでも十分に観光できます。
インターネットやガイドブック、あらゆる媒体において一番情報が集まりやすい5都市です。海外旅行初心者でも無理なく挑戦できます。
首都、世界遺産遺跡、ナイトスポット、山、ビーチリゾートを全て詰め込んだ、まさにタイ観光の王道と言える旅でしょう。
アユタヤ⇔バンコク⇔パタヤの3都市間は距離が近いため、バス等の陸路で移動します。片道1時間30分〜2時間30分程度。
ただ、チェンマイ⇔バンコク⇔プーケットに関しては、陸路だと10時間以上は余裕でかかります。
そのため、飛行機を利用するのがベター。Air Asiaならチェンマイ⇔プーケット間は片道6,000円弱程度。
プーケット⇔バンコク間は、安ければ片道2,000円程度で行けます。
予算は多めに考えておきたい
王道5都市のデメリットを挙げると、いずれも観光客向けの都市であるため、「物価が高い(悪く言えばボッタクリ価格の店が多い)」ことと「見所が多すぎて観光費が多くかかる」点です。
バックパッカースタイルの旅であれば、上述した予算20万5,000円で十分足ります。
しかし、現地で「アレもしたいコレもしたい」と欲が出てくることもあるでしょう。そのため、王道5都市を周遊するのであれば更に+5万あると安心。
観光や遊び用の軍資金として備えておきたいです。
出会いは一番多い
王道5都市周遊コースは、いずれも世界的観光地なだけあって、自身と同じようなバックパッカー(外国人も日本人も)との出会いが多いです。
ゲストハウス等で意気投合して一緒に街歩きに繰り出す機会は多くなるでしょう。
また、在住の日本人が経営している日本人ゲストハウスなどもあるため何かと安心。
一番思い出に残る旅になるでしょう。
【女性に人気】北部チェンマイ中心コース
- 初日〜5日目|バンコク滞在
- 5日目〜7日目|バンコク⇒アユタヤ(ロットゥー)。アユタヤで1泊2日
- 7日目〜9日目|アユタヤ⇒バンコク。バンコクで2泊ほど滞在
- 9日目〜11日目|バンコク⇒スコータイ(バス)。スコータイで2泊ほど滞在
- 11日目〜17日目|スコータイ⇒チェンマイ(バス)。チェンマイで7泊ほど滞在
- 17日目〜20日目|チェンマイ⇒チェンライ(バス)。チェンライで3泊ほど滞在
- 20日目〜22日目|チェンライ⇒チェンマイ(バス)。チェンマイで2泊ほど滞在
- 22日目〜24日目|チェンマイ⇒パーイ(ミニバス)。パーイで2泊ほど滞在
- 24日目〜27日目|パーイ⇒メーホーソン(ミニバス)。メーホーソンで3泊ほど滞在
- 27日目〜最終日|メーホーソン⇒バンコク(飛行機)。最終日までバンコク
北部チェンマイ中心コースは、その名の通り北部都市が中心の周遊ルート。
タイ北部の特徴は、中心部や南部と比べて標高が高いこと。そのため、年間の最低気温はバンコクに比べ1度〜2度低いです。
12月〜2月の寒気には15度前後と日本の秋くらいまで下がることもあります。年間を通して比較的過ごしやすいのが特徴です。
また、首長族をはじめとする山岳民族の村が点在していたり、お洒落な雑貨屋やコーヒーショップも多いのが北部の特徴です。
スコータイには、スコータイ歴史公園という世界遺産もあります。
自然や遺跡に囲まれた、素朴でゆったりとしたタイを感じられます。
観光の拠点はチェンマイ
(チェンマイのドイステープ寺院)
全ての都市はチェンマイからバスないしは飛行機にて、最大でも4時間程度でアクセスできる距離にあります。
そのため、観光の拠点はチェンマイです。
北部中心コース = チェンマイ旅行+アルファくらいに考えていても良いでしょう。チェンマイという町は、近年日本人女性からの人気が特に高いです。
移住を検討している日本人や長期滞在中のフリーランサーも多く、バンコク並みに情報収集しやすいのがメリット。それでいて、バンコクよりも物価が安いのがチェンマイに人が集まる理由です。
チェンマイのおすすめ観光地については、以下記事を参考にどうぞ。
チェンマイでコスパが高いおすすめのゲストハウスについては、以下の記事を参考にどうぞ。
ビーチリゾートを巡る南部中心コース
- 初日〜4日目|バンコク滞在
- 4日目〜9日目|バンコク⇒パタヤ(バス)。パタヤ滞在中にラン島に1泊
- 9日目〜12日目|パタヤ⇒ホアヒン(フェリー)。ホアヒンに3泊ほど滞在
- 12日目〜16日目|ホアヒン⇒(スラタニ経由)⇒サムイ島(バス&船)。サムイ島で4泊ほど滞在
- 16日目〜19日目|サムイ島⇒パンガン島(船)。パンガン島で3泊ほど滞在
- 19日目〜24日目|パンガン島⇒プーケット(船+バス)。プーケットで6日ほど滞在
- 24日目〜27日目|プーケットから⇒ピピ島(船)。ピピ島で3泊ほど滞在
- 27日目〜最終日|ピピ島⇒(プーケット経由)⇒バンコク(飛行機)。最終日までバンコク滞在
ビーチリゾート、海、離島が好きな人には南部中心のコースがおすすめ。
世界で一番邪悪と呼ばれるナイトスポットビーチリゾート「パタヤ」をはじめ、王室の避暑地として利用される由緒正しきビーチリゾート「ホアヒン」。
タイの秘境と呼ばれた「パンガン島」、タイを代表するオールマイティーなリゾート「プーケット」など、バラエティ豊かにリゾートを周ります。
(プラヤーナコーン洞窟。ホアヒンから行ける人気の観光名所)
ホアヒンはビーチリゾートでありながら、こうした秘境のような観光地や寺院がある特に面白い場所です。
時に刺激溢れる雰囲気を、時に静寂ある素朴な秘境の雰囲気を。感情の起伏が激しくなる面白い旅です。
情報収集が鍵
タイの離島へ行く船は、観光客が多いことから多くの航路が存在します。
中には陸路のバスと合わせたジョイントチケットも存在しています。
「金さえ払えば問題なくどこへでも行ける」のは確かですが、バックパッカースタイルの旅である以上、交通費はできるだけ安く済ませたいところ。
そのため、最も安く且つ効率的なルートで周れる交通機関の情報収集は必須です。
情報収集も旅の一要素であると強く感じることになるでしょう。
ビーチリゾートは誘惑が多い
全てのビーチリゾートに当てはまるわけではありませんが、タイではビーチとナイトライフはセットである傾向が強いです。
(パタヤのウォーキングストリート)
ナイトライフを楽しむことは良いことですが、出費がかさむ一面があるのは否めません。
「予算を多くする」「極力夜は遊ばない」など、ナイトライフとの付き合い方も考えて旅を楽しむ必要があると言えるでしょう。
特にパタヤは世界的に「夜の街」として有名ですが、実は女子旅でも楽しめる面白い観光地も沢山あります。
ディープなタイ!イサーン周遊コース
- 初日〜5日目|バンコク滞在
- 5日目〜7日目|バンコク⇒アユタヤ(ロットゥー)。アユタヤで1泊2日
- 7日目〜9日目|アユタヤ⇒バンコク。バンコクで2泊ほど滞在
- 9日目〜11日目|バンコク⇒コラート(バス)。コラートで2泊ほど滞在
- 11日目〜14日目|コラート⇒ウボンラーチャターニー(バス)。ウボンで3泊ほど滞在
- 14日目〜16日目|ウボン⇒ムクダハーン(バス)。ムクダハーンで2泊ほど滞在
- 16日目〜18日目|ムクダハーン⇒ナコンパノム(バス)。ナコンパノムで2泊ほど滞在
- 18日目〜20日目|ナコンパノム⇒ノーンカイ(バス)。ノーンカイで2泊ほど滞在
- 20日目〜22日目|ノーンカイ⇒コラート(バス)。コラートで1泊滞在
- 22日目〜最終日|コラート⇒バンコク(バス)。最終日までバンコク滞在
イサーンとはタイにおける東北部。最も田舎な地域です。
場所によっては全く英語が通じず、それどころか観光客の姿を全く見かけません。もし観光客を見かけたら、それだけで親近感がわいて友達になれるほど寂れた地域です。
しかし、見どころは多いです。
他の都市では絶対に目にかかれないような、イサーン独特の寺院や観光地、行事が沢山あります。
(ワットバンライ。コラートにある象の形をした不思議なお堂)
(プラタートパノム。ナコンパノムのシンボル)
イサーンをおすすめする理由
(イサーンでは、バンコクなら1泊8,000円はするであろう高級リバービューホテルが1泊3,000円程度。物価の安さはタイナンバーワン)
イサーンはとにかく全ての物価が安く、それでいて外国人向けに観光地化されていない自然のタイを感じることができます。
物価が安いので、少々良いホテルに泊まって贅沢でのんびりとした時の流れを味わうには最適です。
時には言葉が全く通じなかったり、どこへどうやって行けば良いのか分からなくて戸惑うこともあります。しかし、そんな時こそ「旅をしてるなあ」と思えるものです。
幸いにも治安が悪いわけではありません。安全に冒険を楽しめます。とは言え、かなりディープな旅行になるので、タイの滞在経験が少ない人にはおすすめできません。
本当にタイが好きで好きでたまらない人におすすめです。
まとめ
タイは低価格で一人旅を快適に満喫できる魅力溢れる国です。自分もたくさんの出会いと思い出を作る事ができました。
ここに書いた事はあくまで参考程度にして、自分なりの旅のスタイルを見つけて楽しい旅を実現して下さい。
バンコクで行くべきおすすめ観光地まとめについては、以下の記事を参考にどうぞ。
バックパッカーの聖地「カオサン通り」のおすすめゲストハウスと行き方については、以下の記事を参考にどうぞ。
東南アジアを周遊したいバックパッカーは以下の記事も参考にどうぞ。黄金ルートと各都市の見どころを解説しています。
帰国後のバックパッカーにおすすめのアルバイト。