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海外旅行バックパックの選び方|初心者が失敗しないサイズと基準

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海外旅行バックパックの選び方アイキャッチ画像

海外旅行では、スーツケースよりバックパックの方が楽な場面が多いです。両手が空くので動きやすく、駅の階段や悪い道でも扱いやすいからです。

ただ、バックパック選びは意外と難しいです。容量は何リットルがいいのか。機能はどこまで必要なのか。種類が多く、見れば見るほどわからなくなります。

本記事では、バックパッカーとして東南アジアを複数回周遊した筆者が、実際に使った経験をもとに、海外旅行用バックパックの選び方を解説します。初心者が失敗しやすいサイズ選びを中心に、選ぶ基準を整理していきます。

バックパックのサイズを間違えると全てがズレる

バックパック選びで失敗しやすいのは、まずサイズです。サイズが合っていないと、どれだけ機能が多くても使いやすさは大きく落ちます。

大きすぎると荷物を入れすぎて重くなりやすく、小さすぎると必要な荷物が入りません。つまり、サイズを間違えると移動のしやすさも、旅先での使い勝手も崩れます

その点、ポケットの数や細かな機能の差は、荷物のまとめ方や使い方である程度カバーできます。だからこそ、初心者ほど最初に重視すべきなのは機能よりサイズです。

バックパックと収納する荷物

初心者は35〜45Lを基準に選ぶ

海外旅行用のバックパックは、初心者ならまず35〜45Lを基準に考えるのがおすすめです。大きすぎず小さすぎず、移動しやすさと収納力のバランスが取りやすい容量だからです。

40Lのバックパックを背負った日本人男性

40Lのバックパックを背負った場合、サイズ感はこのくらいです。

実際、バックパッカーのあいだでもこの容量帯は定番です。短期旅行はもちろん、東南アジアのように軽装で動ける地域なら、長めの周遊でも十分対応しやすいサイズです。

目安として、35L前後なら荷物を詰めたあとの重さは6〜10kgほど、45L前後なら7〜13kgほどを想定しておくとよいでしょう。ただ、数字では軽く見えても、実際に背負うと負担は意外と大きいです。可能なら実店舗で近い重さを背負ってみると、かなり判断しやすくなります。

バックパックを背負う日本人女性

ちなみに、筆者が初めて使ったバックパックは35Lでした。これで衣類や雑貨を入れ、3カ月ほど東南アジアを旅しました。東南アジアは軽装で過ごしやすく、洗濯もしやすいため、荷物をかなり絞れたからです。

一方で、着替えを多めに持ちたい人や、荷物を減らす自信がない人は40〜45Lの方が安心です。5〜6日分ほどの衣類を持ち歩く想定なら、35Lより余裕を持ちやすいです。

 

ただし、容量は旅行日数だけで決めればいいわけではありません。「1週間分の荷物を入れたいから45Lにしよう」と考えたくなりますが、それだけで決めるのは早計です。実際には、何日旅するかより、どのくらいの頻度でバックパックを背負って移動するのかの方が、旅のしやすさを大きく左右します。

サイズは日数ではなく移動頻度で決める

バックパックで一番きついのは、重い荷物を背負ったまま長く移動する場面です。同じ10kgでも、空港からホテルまで移動するだけならそこまで問題にならなくても、駅の階段を上り下りしたり、バス移動を何度も挟んだり、暑い中を20〜30分歩いたりすると、一気に負担が大きくなります。

タイの国鉄駅構内でバックパックを背負う男女

そのため、容量は「何日分の荷物を入れたいか」だけで決めるべきではありません。大事なのは、その荷物を何回、どんな環境で背負うことになるのかです。

たとえば、一カ所を拠点に観光する旅行なら、移動は空港からホテルまでが中心です。多少重くても、タクシーを使えばそこまで困らないでしょう。こうした旅行なら、やや大きめのバックパックでも問題になりにくいです。

 

一方で、宿を変えながら移動する旅行では話が変わります。この場合は「たくさん入ること」より、「無理なく背負って動けること」を優先すべきです。容量が大きいほど荷物を詰め込みやすくなり、結果として自分で自分の移動をきつくしてしまうからです。

実際、バックパック選びの失敗は、買った直後ではなく、旅の途中で表面化します。店で見た時は便利そうでも、移動が続く旅では「大きすぎた」「重すぎた」と感じやすいからです。

旅行スタイル別の容量目安

ここまで読むと「結局、自分は何Lを選べばいいのか」と迷う人もいるはずです。旅行スタイルごとの目安をざっくり整理すると、次のようになります。リットル表記だけではわかりにくいので、衣類の量に置き換えるとイメージしやすいです。

容量の目安 衣類の目安 向いている旅行スタイル
35L前後 3〜4泊分 宿を変えながら動く周遊旅行。
荷物を減らして身軽に移動したい人
40L前後 4〜5泊分 2〜3都市を回る旅行。
移動もあるが、35Lだと少し不安な人
45L前後 5〜6泊分 一都市滞在型の旅行。
着替えを多めに持ちたい人。荷物を減らすのが苦手な人

※いずれも東南アジアのように軽装が基本で、数日に一度は洗濯する前提の目安です。寒い国や衣類がかさばる旅行では、もう少し余裕を見た方がいいです。

実際に使ってわかった失敗

バックパック選びは、買う前より、実際に旅で使った時に失敗がはっきり出ます。筆者も、容量選びで大きすぎる失敗と小さすぎる失敗の両方を経験しました。

一度、タイを3カ月かけて周遊した時、期間が長いぶん衣類も多く必要だろうと思い、45Lのバックパックに荷物をかなり詰めて旅に出ました。しかし、移動の多い旅行ではこれが失敗でした。外国では駅にエレベーターもエスカレーターもないことがあり、道も凸凹で段差が多いです

ルネッサンス バンコク ラチャプラソーン ホテル(Renaissance Bangkok Ratchaprasong Hotel)目の前のBTSとセブンイレブン

外国の鉄道駅にはエスカレーターすらないことも。

さらに都市間移動で乗ったミニバスにはトランクルームがなく、約10kgのバックパックを2時間近く膝の上に載せたまま移動したこともありました。容量が大きいと安心感はありますが、そのぶん「入るだけ入れてしまう」ため、移動の多い旅ではその重さがそのまま負担になります

そこで次は、一カ所滞在型の旅行で小さめにしようと考え、30L前後のバックパックを使いました。ただ、今度は逆に余裕がなさすぎました。着替えを絞りすぎて服装の選択肢が少なくなり、店によっては必要な服(ドレスコード)が足りない場面もありました。冷房対策の羽織りや現地用のサンダル、おみやげを入れる余裕もなく、少し荷物が増えるだけで一気に窮屈になります。容量が小さすぎると、軽さはあっても旅先での自由度が落ちます

こうした経験から言えるのは、容量は大きければ安心でもなく、小さければ正解でもないということです。大事なのは、旅の長さだけでなく、どのくらいの頻度で移動するのか、どこまで荷物を削れるのか、自分の旅のスタイルに合っているかです。

普通のリュックでもいいのか

普通の旅行用リュックサック

一ヶ所滞在型の短期旅行であれば、普通のリュックでも十分です。荷物を背負って長時間移動する場面が少なく、主な移動も空港からホテルまでに限られやすいからです。実際、このタイプの旅行なら、無理に大きな旅行用バックパックを選ばなくても困りにくいです。

一方で、宿を変えながら移動する周遊型の旅行では、普通のリュックはあまりおすすめできません。短時間なら問題なくても、移動が重なると肩や背中に負担がかかりやすく、荷物の出し入れもしにくくなるからです。

その点、旅用のバックパックは、長く背負った時の負担を減らしやすく、移動中の使いやすさも考えて作られています。移動が多い旅ほど、こうした差ははっきり出ます。

では、旅用のバックパックにはどのような機能が必要なのでしょうか。

絶対に外せない機能は3つだけ

旅用バックパックにはさまざまな機能があります。ただ、初心者が最初から全部を気にする必要はありません。まず見るべきなのは、移動中の負担を減らせるか、旅先で荷物を出し入れしやすいかです。この2点を基準にすると、重視すべき機能は3つに絞られます。

背面とショルダーの通気性

長時間バックパックを背負って歩くと、背中と肩まわりはかなり蒸れます。特に東南アジアのような暑い地域では、汗で不快になりやすく、疲れも増しやすいです。そのため、背面とショルダー部分はメッシュなど通気性のある仕様を選んだ方が快適です。

バックパックの背面とショルダー

背面とショルダーはメッシュ仕様。長時間背負った時の蒸れを抑えやすい

見た目では地味な違いですが、実際に背負いて歩くと差が出ます。短時間の移動なら気にならなくても、暑い中を20〜30分歩くような旅では無視しにくいポイントです。

ウエストハーネス

バックパックのウエストハーネス

ウエストハーネスは、腰まわりを固定するベルトです。これがあると、荷重を肩だけでなく腰にも分散しやすくなります。移動が多い旅ほど、この差は大きいです。

普通のリュックが長時間の移動でつらくなりやすい理由の一つもここです。荷物が重くなるほど肩だけで支えるのはきつくなるので、周遊型の旅行では特に重視したい機能です。

開閉のしやすさ

旅先では、荷物をきれいに収納できることより、必要な物をすぐ取り出せることの方が大事です。そのため、上からしか開かないタイプより、前面が大きく開くタイプや、荷物にアクセスしやすい構造の方が使いやすいです。

前面が大きく開くタイプのバックパック

ポケットの数が多いことを重視する人もいますが、実際はポケットが多すぎても管理が面倒になりやすいです。大切なのは数ではなく、必要な物を迷わず出せることです。

ここまでの3つが揃っていれば、初心者向けの旅用バックパックとしては十分に実用的です。逆に言えば、ポケットの多さや付属品より先に、この3つを優先して見た方が失敗しにくいです。

では、実際にどのバックパックを選べばよいのでしょうか。次に、こうした基準を踏まえて、初心者でも選びやすいおすすめのバックパックを紹介します。

初心者におすすめのバックパック

Osprey Farpoint(オスプレー・ファーポイント)

いちばん無難な本命です。40L前後で使いやすく、背負いやすさや旅用バックパックらしい構造もしっかりしています。外側のポケットに加え、背面側にはタブレットやノートPCを入れやすい薄型ポケットもあり、空港で出し入れしたい物を分けて入れやすいのも強みです。はじめて海外旅行用バックパックを買うなら、まず候補に入れたい一つです。

ストリームトレイル Dry Tank/40L

STREAM TRAIL(ストリームトレイル)
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防水性を重視するなら有力候補です。背負ったまま水に入っても中身が濡れにくいほど防水性が高く、雨季の東南アジア旅行とも相性があります。ただし、収納はかなりシンプルで、細かい荷物を分けて入れたい人には不向きです。雨対策を最優先したい人や、旅行後も普段使いしたい人向けです。

CabinZero(キャビンゼロ) Classic Pro 42L

CabinZero(キャビンゼロ)
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35Lだと不安、45Lだと大きいと感じる人にちょうどいい中間です。42Lなので、着替えを少し多めに持ちたい人でも使いやすく、短期旅行から中期の旅行まで対応しやすいです。40L台前半で探している人にとって、かなり選びやすい候補です。

海外旅行用バックパック選びのまとめ

海外旅行用のバックパック選びで迷ったら、まずは35〜45Lを基準に考えれば大きく外しにくいです。移動が多い周遊型の旅なら小さめ、ホテルを拠点に動く滞在型の旅ならやや大きめを選ぶと失敗しにくくなります。

また、機能は多ければいいわけではありません。初心者がまず見るべきなのは、背面とショルダーの通気性、ウエストハーネス、開閉のしやすさの3つです。この基準で見れば、必要以上に迷わず選びやすくなります。

迷った時は、旅の長さより「どのくらいの頻度で背負って移動するか」を基準にしてください。そこが決まれば、自分に合う容量はかなり見えやすくなります。

もし最初の一つで大きく失敗したくないなら、40L前後の定番モデルから選ぶのが無難です。まずは自分の旅行スタイルに合う容量を決め、そのうえで使いやすい一台を選べば十分です。

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2 COMMENTS

ピサロ

コメント失礼します
自分がバックパックしたあとにホームページを作ろうと思っているものです。
このホームページが素晴らしく、真似したいと思い連絡させて頂きました。ホームページを作る際に利用した本等がございましたら教えていただきたいです。

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