タイの美しい寺院16選。絶対行きたいフォトジェニックスポットを厳選。

タイのフォトジェニック寺院アイキャッチ画像

この記事では、タイ全土に存在する合計16軒の美しいフォトジェニック寺院をまとめて紹介しています。

いずれも実際に筆者が足を運んで、感動したり面白いと思った寺院です。

中部(バンコク・アユタヤなど)・東北部(イサーンと呼ばれる地域)・北部(チェンマイなど)・南部と分けて紹介しています。

ただ、筆者の住まいが中部であるため、寺院の半数は中部にあります。

そのぶん旅行で来た人がアクセスしやすい立地の寺院が多いです。

中には「正確には寺院と呼ばない建築物」も含めています。

しかし信仰に属する建物という意味で寺院として紹介しています。

紹介する寺院の場所を記した地図

Google Mapの使い方
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  • ❶〜❽…中部の寺院
  • ❶〜❸…東北部の寺院
  • ❶〜❸…北部の寺院
  • ❶〜❷…南部の寺院

タイ中部の美しい寺院8軒

定番のワットパクナムはじめ、バンコク外にあるマイナー寺院も含めた8軒。

ワット・プラケオ(バンコク)

ワット・プラケオ(Wat Phra Kaew)の本堂とモンドップ

タイで最も美しい寺院と言えば、絶対に挙げるべきはワットプラオケ(Wat Phra Kaew / วัดพระแก้ว)です。

ワットプラケオは、1782年に現タイ王朝(チャクリー王朝)がバンコクに首都を置くと同時に建設した寺院です。

タイ王室の護国寺でありタイ国内で最高の格式を誇ります。

現タイ王朝における歴代の各王との結びつきも強いです。国家的な寺院と言っても過言ではありません。

バンコク定番の観光地としても知られてます。

ワット・プラケオ(Wat Phra Kaew)の仏堂とチェディ

ワット・プラケオ(Wat Phra Kaew)の本堂

ワットプラケオには、多くの人が抱くパブリックなタイ寺院のイメージが集約されています。

タイ寺院の美しさの象徴と言えば、きらびやかな装飾、黄金の仏塔、祀られている神々など。

ワット・プラケオ(Wat Phra Kaew)本堂入り口の黄金の装飾

(金箔で彩られた本堂)

ワット・プラケオ(Wat Phra Kaew)のキンナリー像

(キンナリー像wiki

ワット・プラケオ(Wat Phra Kaew)本堂に並ぶ112体のガルーダ

(本堂の四方を取り囲む112体の黄金のガルーダ像)

寺院内は見事に黄金色世界です。青空によく映えます。

初めて訪れた時は、「金がかかってるな〜。なんて豪華な寺院だ」と感動したのを覚えています。

 

ワットプラケオ本堂内のエメラルド仏
ワットプラケオ本堂内に安置されているエメラルド仏も必見。タイのみならず東南アジア各地から巡礼者が訪れるタイで最もあがめられている本尊仏です。

この仏像、とにかく伝来が凄い。

まず、エメラルド仏はインド古代聖典に登場するインドラ神と配下が作った仏なのです。神話の中に登場した仏像ということ。

神によって作られた仏は、各国の王達の思惑により以下の国・地域を今日に至るまで転々と移動してきました。

最初は古代インド都市→スリランカ→カンボジア→アユタヤ→カムペーンペット→チェンライ→チェンマイ→ルアンパバーン→ヴィエンチャン→バンコク。

神話の話から現在に至るまで、破壊されることなく広範囲を移動してこれたとは、まるで仏像が意思を持ち生きているかのようです。

>> エメラルド仏の詳しい歴史(Wikipedia)

(ワットプラケオはエメラルド仏にちなんで「エメラルド寺院」とも呼ばれています)

エメラルド仏の背景も含め、ワットプラケオはタイに存在する寺院の中で一番美しく見応えがあります。

定番の観光地なので行ったことある人も多いですが、美しい寺院の代表なので紹介しました。

バンコクの王宮

(ワットプラケオに入場すると、隣に建っている王宮も一緒に見学できる)

開放時間と入場料
服装に注意

ワットプラケオ境内にある服装の注意書き

ワットプラケオではタンクトップや半ズボン、ミニスカートなどの肌を露出した服装での入場を禁止しています。

ロングパンツ・半袖など肌の露出が少ない服装で行きましょう。

ワットプラケオへの行き方

ワットプラケオの最寄り駅は、MRTサナームチャイ(Sanam Chai)です。MRTから徒歩10分程度。

同じくバンコクの観光名所であるワットポー(巨大な涅槃仏のお寺)・ワットアルン(巨大仏塔がある寺)と合わせて観光できます。

ワットプラケオへの詳しいアクセス方法は、以下の記事を参考にどうぞ。

バンコク三大寺院
バンコク三大寺院への行き方。ワットプラケオ、ワットアルン、ワットポー。

ワット・パクナム(バンコク)

ワットパクナムの仏舎利塔1

ワットパクナム(Wat Paknam / วัดปากน้ำภาษีเจริญ)は、近年インスタ映え寺院として知られるようになった寺院です。

ワットパクナムがインスタ映え寺院として人気を博している理由は、寺院敷地内の大仏塔5階にある仏舎利と天井画です。

ワットパクナムの大仏塔

(仏舎利塔と天井画が安置されている大仏塔)

妖艶に輝くワットパクナム大仏塔5階に安置されている仏舎利塔

ワットパクナム大仏塔5階の天井画

(仏塔5階の仏舎利塔。派手な色使いなのになぜか落ち着く)

サイケデリックな色合いの天井画と、エメラルドグリーンに輝く仏舎利塔の組み合わせが、怪しい色気を放っています。

 

ワットパクナムは、バンコクにある観光地の中でも、取り分けて日本人観光客が多いです。

ただ、日本人観光客の中には、映える写真を撮るために神聖な場所にあるまじき行為をする人もいるとのことで、一時はニュースになっていました。

そこまで多くの日本人が行くほど、日本人の心をとらえている寺院です。

筆者も初めて訪れた時は、サイケデリックな見た目に唖然としました。また、仏塔の中に仏塔があるのも、よくよく考えたら面白いです。不思議。

ワットパクナムは最寄りBTSウタカート(Wutthakat)から約1.5kmしか離れていないため、バンコク市内から簡単にアクセスできます。

入場料は無料です。院内では日本語のパンフレットをもらえます。

こちらも寺院好きにマストなスポットです。

2020年現在、ワットパクナムの敷地内では高さ69mの巨大仏像が建設中です。完成するとタイで三番目に高い仏像になるとのこと。(ちなみにタイで一番高い仏像はワットムアンの巨大仏像。高さ93m)

ワットパクナムの開放時間

毎日8:00〜18:00

ワットパクナムへの行き方など詳細については、以下の記事を参考にどうぞ。

ワットパクナム大仏塔5階に安置されている仏舎利塔
ワットパクナム。緑色に輝く仏塔が日本人に人気の寺院【行き方・服装も解説】

ワット アソカラーム(サムットプラカーン)

ワットアソカラームのプラ トゥタンカ チェディ1

ワットアソカラーム(Wat Asokaram / วัดอโศการาม)は、1955年に建設された寺院です。

寺院内で最も目を引く場所が、13のチェディで構成される城のような仏塔(名前はプラ トゥタンカ チェディ / พระธุตังคเจดีย์)。

ワットアソカラームのプラ トゥタンカ チェディ2

複数の層で構成されている仏塔はよく見かけますが、こういった中世ヨーロッパの城みたく塔が集合した仏塔を見たのは初めてです。

「白亜の城」と例えられているようですが、まさにその通りだなと。ドラゴンクエストに出てきても違和感ない見た目です。

仏教建築と西洋の建築を融合させたような面白い仏塔です。

仏塔以外には特に面白い見た目の建造物はありませんが、この仏塔だけでもわざわざ見に行く価値ありです。

ワットアソカラームのプラ トゥタンカ チェディとメーチー

寺院が位置しているのはバンコクの隣県サムットプラカーンですが、バンコク市内からBTS(高架鉄道)が伸びているため簡単にアクセスできます。

場所と行き方

ワットアソカラームの場所⇒GoogleMap

まず、BTSケーハ(Kheha)の3番出口を降ります。

BTSケーハの3番出口

3番出口を降りた場所に、36番の白ソンテウが待機しています。

BTSケーハの3番出口にて待機している36番の白ソンテウ

36番の白ソンテウに乗り、ワットアソカラームへと続く通り「เทศบาลบางปู ซอย 60(カタカナ読みするとテーサバン バンプー ソイ ホックシップ)」の向かいに来たら降車します。
(ソンテウ料金は10バーツ)

BTSケーハから乗る36番白色ソンテウの走行ルート

ソンテウ降車場所からワットアソカラームまでの地図

เทศบาลบางปู ซอย 60(テーサバン バンプー ソイ ホックシップ)に入り、待機しているバイクタクシー(10バーツ)に乗ってワット・アソカラームへ行きす。

ワットアソカラームへ続くソイの入り口と看板

เทศบาลบางปู ซอย 60(テーサバン バンプー ソイ ホックシップ)の入り口と看板。

待機しているバイクタクシー

(待機しているバイクタクシー。「ワットアソカラーム」と行ったら理解してくれる)

寺院の開放時間
毎日6:00〜17:00

ワット・プラガーム(アユタヤ)

ワット・プラガーム(Wat Phra Ngam)のアーチ状の門

ワットプラガーム(Wat Phra Ngam / วัดพระงาม)は、世界遺産遺跡が点在するアユタヤ旧市街の北東に位置する遺跡です。

いつ建てられたかはハッキリとしていませんが、アユタヤ時代の初期頃に建てられたのではないかと推測されています。

ワット・プラガーム(Wat Phra Ngam)のアーチ状の門を侵食している菩提樹

ワットプラガームのアーチ状の門は、100年以上もの時を経て成長した太い菩提樹に侵食されています。

カンボジアのアンコールワット遺跡群を思わせる見た目です。

 

菩提樹がここまで絡みつくほどアーチ門が放棄されたのは、ビルマがアユタヤを壊滅したからです。

1767年にビルマがアユタヤ王朝を崩壊した後、アユタヤは放棄された町となりました。

その後、放棄された寺院や仏像に菩提樹が侵食しました。

ワットマハタートにある首だけの仏陀

(ワットマハタート。同じくアユタヤにある植物が侵食した遺跡)

アユタヤ崩壊により遺跡は忘れ去られた存在になったものの、植物が侵食したおかげで時を経て人気の観光地になったとは。

アンコールワットを見た時もでしたが、こうした遺跡を見ると「もし崩壊することなく繁栄を誇っていたら、今頃どんな姿だったのだろうか?と想像を巡らせます。

視覚情報から様々な想像を膨らませられるのも遺跡の面白さ。

ワット・プラガーム(Wat Phra Ngam)の仏塔

(門の奥。静かな空間に仏塔がポツンと立っている。寂れた雰囲気も良い)

場所と開放時間

ワットプラガームはアユタヤ旧市街から約3km離れていますが、自転車で回れる場所に位置しています。

ワットプラガームの場所(Google Map)

以下で紹介している、アユタヤ日帰り観光ルートの遺跡と合わせて回るのがおすすめです。

ワットマハタートにある首だけの仏陀
アユタヤの日帰り観光。バンコクからの半日ツアーを使わないモデルプラン。

寺院の開放時間 / 24時間

ワット・バーンクン(サムットプラカーン)

ワットバーンクンの仏像

ワットバーンクン(Wat Bangkung / วัดบางกุ้ง)は、上記のワットプラガーム同様に寺院に菩提樹が侵食した観光地です。

寺院が位置している場所は、アンパワー水上マーケットから車やバイクで5〜10分の位置です。

アンパワー水上マーケットでの昼のボートクルーズでは、ワットバーンクンに立ち寄るのが目玉になっています。

ワットバーンクンの外観

ワットバーンクンも建設時期はハッキリとはしていませんが、アユタヤ王朝時代に建てられたと言われています。

上記のワットプラガーム同様アユタヤ崩壊後、放棄されたことによって菩提樹が侵食しました。

正面から見たワットバーンクンの仏像

ワットバーンクンが神秘的だと感じる理由は、現在でも仏像に大勢の人がお参りに来ていることです。

過去の人間の営為えいいを残した遺跡、と言うより現在も生きている寺院と言うべきでしょう。でも外観だけは古い時代の残存物。

なんだか不思議な場所です。それがまた美しい。

寺院の場所と開放時間

寺院の場所⇒GoogleMap

ワットバーンクンへはアンパワー水上マーケットのボートツアーで回れます。

その他、水上マーケットからバイクタクシー(片道70バーツ)でもアクセス可能です。

バイクタクシーでアクセスする人は必ず往復チャーターしましょう。寺院周辺には帰りの足がありません。

アンパワー水上マーケットへの行き方、ボートツアーの詳細については、以下の記事を参考にどうぞ。

アンパワー水上マーケット
アンパワー水上マーケットを100倍楽しめる観光ガイド。蛍鑑賞に早朝の托鉢【行き方も解説】

開放時間 / 24時間

ワットパクナム・ジョーロー(チャチュンサオ)

ワット・パークナーム・ジョーロー(Wat Pak Nam Cholo)の外観1

ワットパクナム ジョーロー(Wat Paknam Jolo / วัดปากน้ำ โจ้โล้)は、チャチュンサオ県に位置する小さな寺院です。

屋根から柱から土台まで何もかもが金塗料で塗られています。全てが金。

「全てが金」という言い方だと成金趣味みたいでイメージ悪いですが、美しい寺院です。

ワット・パークナーム・ジョーロー(Wat Pak Nam Cholo)の外観2

ワット・パークナーム・ジョーロー(Wat Pak Nam Cholo)のナーガ

棟飾りなどの装飾、ナーガ象などが繊細に作られています。そのためか佇まいに品があります。

そしてカッコいい。あくまで”塗料”なのが少し残念ですが、それでも個人的には今まで行ったタイの寺院の中で10本の指に入る美しさです。

ワット・パークナーム・ジョーロー(Wat Pak Nam Cholo)の仏堂内1

ワット・パークナーム・ジョーロー(Wat Pak Nam Cholo)の仏像

もちろん、仏堂の中も真っ金。抜かりありません。タイの金閣寺とでも言うべきしょうか。

調べたところ、なんとタイで全てが金色の寺院は唯一ワットパクナム ジョーローだけなんだと。

ますます美しい寺院に入れない理由はありません。

タイの寺院が好きな人であれば、ここも本当に足を運ぶ価値あり。

場所と開放時間

寺院はチャチュンサオ県のバスターミナルから約25km離れています。

寺院の場所(GoogleMap)

地方の外れにある寺なので、足がない人にはアクセスし辛いのが欠点です。

足がない人は、チャチュンサオバスターミナルからトゥクトゥクをチャーターして、ガネーシャ公園など他の観光地と合わせて回るのがおすすめです。

バンコクからチャチュンサオへの行き方、他のチャチュンサオおすすめ観光地、各観光地へのアクセス方法は以下の記事を参考にどうぞ。

チャチュンサオの三大ガネーシャ
チャチュンサオのおすすめ観光地7スポット。三大ガネーシャに王室寺院。パワースポットだらけの穴場都市。

開放時間 / 毎日8:00〜17:00

サンクチュアリ・オブ・トゥルース(パタヤ)

サンクチュアリ オブ トゥルースの外観1

ビーチリゾートのパタヤに存在する、アートと宗教が混在したビックリ建築物。

パタヤに来たら絶対足を運ぶべき面白い観光地です。遠目からではただの大きな寺院にしか見えませんが、近づくとビックリします。

サンクチュアリ オブ トゥルースの外観2

サンクチュアリ オブ トゥルースの入り口

屋根から柱から更には階段の蹴込けこみまで、あらゆる場所におびただしい程の数の彫刻がビッシリと掘られています。

サンクチュアリ オブ トゥルースに彫刻されているヴィシュヌ神

驚くべきは、彫刻一つ一つのポーズや表情が異なっている点。

こういった彫刻や像が多い寺院では、大抵同じ姿形の物がずらっと並んでいることが多いのですが、サンクチュアリ オブ トゥルースのそれは一つ一つの表現が確実に異なっているのです。

まるで鍾乳石のよう。人が作った物なのですが、まるで一つ一つの像が自らの意思を持ち発生したかのように思えます。躍動感がある像です。

サンクチュアリ オブ トゥルースの第二ホール

中も凄まじいほどの像がビッシリ。

もう一つ驚くべき点は、なんとサンクチュアリオブトゥルースの全ての像はチーク材などの木材で作られているとのこと。そのため、常にメンテナンスを必要とします。

ただでさえ一つ一つ異なる表現の像を作っていて、そのうえ常にメンテナスが必要だとは。なんたる手間。

そして更に驚く点は、なんとこのサンクチュアリオブトゥルース、まだ完成していません。建設が開始された1981年から現在までいまだ建設途中にあるのです。

サンクチュアリオブトゥルースの像を作る人達

(各所で像を掘る人の姿が見受けられる)

サンクチュアリオブトゥルースの入場時に着用するヘルメット

(未完成の建築物なので、入場時にはヘルメットを着用する)

そういうわけで、サンクチュアリオブトゥルースは、別名で「パタヤのサグラダファミリア」とも呼ばれています。

アートと宗教が混合した面白い建築物です。パタヤを代表する観光地なので一見の価値あり。

場所・入場料・営業時間
  • 場所はパタヤビーチから車で約10分。
    GoogleMap
    パタヤビーチ周辺のモーターサイ(バイクタクシー)で片道100バーツでアクセスできます
  • 入場料 / 1人500バーツ
  • 営業時間 / 毎日8:00〜18:00

サンクチュアリオブトゥルースの詳細については、以下の記事も参考にどうぞ。

サンクチュアリ オブ トゥルースの外観1
サンクチュアリオブトゥルース。パタヤのサグラダファミリアと呼ばれる真実の聖域。

ワット・ブーンヤワッド(チョンブリー)

ワット・ブーンヤワッド(Wat Boonyawad)のチェディ1

ワット・ブーンヤワッド(Wat Boonyawad / วัดบุญญาวาส)はチョンブリー県(ほぼラヨーン近く)に位置する寺院です。

初めて見た時の印象は、タイ版の千本鳥居…?地上から仏塔が立つ頂上にかけて伸びる階段に、20面近くもの屋根が連なっています。

ワット・ブーンヤワッド(Wat Boonyawad)のチェディ2

なんかこう、ダンゴムシの胴体に似てません?体節が重なっているあの感じに。

ツイッターで写真を載せた時は、「バッドトリップしたような寺院だ」と面白い例えをしているフォロワーさんもいました。

とにかく珍しい。タイの寺院を全て知り尽くしているわけではありませんが、少なくとも今までこうした造形の寺院は見たことない。

(空撮を見ると更に異質さが伝わる。これで四方にお堀があったらアンコールワットみたいだ)

ワット・ブーンヤワッド(Wat Boonyawad)のチェディの階段

階段。数えたら110段くらいだった。

 

ワット・ブーンヤワッド(Wat Boonyawad)の頂上に立つ仏塔

ワット・ブーンヤワッド(Wat Boonyawad)の頂上

頂上の中心には高さ15mほどの大きな仏塔が立ち、四方は回廊に囲まれています。

回廊から見える周囲の山々の景色が良い。

これほど大きく広々とした場所なのに、山の中に位置しているせいか人がいません。とても静か。

それがまた余計に神秘さを増します。

 

ワット・ブーンヤワッド(Wat Boonyawad)にあるウポーサタのホール

ウポーサタ(Wiki)を行うお堂。

この寺院、車やバイクでなければ境内を回れないほど広く、スケールの大きな場所でした。

ただ、場所が山奥なので、アクセスには車もしくはバイクなどの足が必須です。タイで運転する人は是非。

場所と開放時間
  • 場所⇒GoogleMap
  • 開放時間 / 毎日7:00〜17:30
  • ただし、写真の仏塔へ登れるのは16:30まで
  • また、お堂の中へ入れるのは8:00〜12:00まで

タイ東北部の美しい寺院3軒

いずれの寺院も市街から若干の距離があるため、アクセスには車やバイクなどの足が必要です。

❶ ワット・バーンライ(コラート)

ワット・バーンライ(Wat Ban Rai)にある象のお堂1

ワット・バーンライ(Wat Ban Rai / วัดบ้านไร่)は、東北部最大の町コラートの郊外にある寺院です。

タイの有名な高僧「ルアンポークーン」が建てたお寺で、境内ではルアンポークーンの像や像を拝む多くのタイ人が見受けられます。

ワットバーンライ一番の見どころは、境内に立つ象の形をした建物。

ワット・バーンライ(Wat Ban Rai)にある象のお堂1

まるで毒ガエルみたいな派手派手しい色合い。上で紹介したワットパクナムに共通するサイケデリックさがあります。

ワット・バーンライ(Wat Ban Rai)にある象のお堂3

ワット・バーンライ(Wat Ban Rai)にある象のお堂4

また、象の彫刻と装飾も凄い。ビシュヌ神の彫刻やワニなど動物の彫刻。

しかもよく見るとモザイクタイルが使用されています。

この派手な原色系の色合い、タイと言うよりインドにありそうです。BTSサパーンタクシン近くにあるワット・マハー・ウマ・デヴィを思い出しました。

ワットバンライの中

(建物の中)

ワット・バーンライ(Wat Ban Rai)にある象のお堂頂上から見える景色

象の頂上から見える周辺の景色も良い。

美しさあり、そして一風変わった珍スポット的な要素もあります。

色合いも造形もフォトジェニックです。

場所と開放時間
  • 場所⇒GoogleMap
    コラート市内から車で約1時間もの距離があるので車・バイクなどの足必須です。
    足がない人はグラブタクシー(使い方)を往復チャーターするのがおすすめ。
  • 開放時間 / 毎日8:00〜17:00

コラートにあるワットパーヤップなど他の面白い寺院も合わせて観光するのがおすすめです。

コラートのおすすめ観光地については、以下の記事を参考にどうぞ。

タオスラナリ像
コラート観光の完全ガイド。タオスラナリが眠るイサーン最大の都市。

❷ ワット・プー マノーロム(ムクダハン)

ワット・プー マノーロム(Wat Phu Manorom)の巨大ナーガ

ワット・プー マノーロム(Wat Phu Manorom / วัดภูมโนรมย์)は、ムクダハン中心部から車で約10分の丘陵に立つ寺院です。

これまで紹介した寺院はいずれも建築物や仏像の美しさを強調しましたが、ワット・プー マノーロムの美しさは安置されている巨大ナーガにあります。

高さ20m・長さ122mの巨大ナーガ。

青光沢のキラキラした体、細かい鱗、リアルに曲がりくねった胴体はかっこ良くも美しいです。

このナーガ、なんとタイで最大級のナーガであるとのこと。これが生きていたらリトルゴジラくらいは普通に倒せそうです。そのくらいの迫力。

ナーガはムクダハンのランドマークであり、守り神として崇められています。ムクダハンに来たら絶対訪れたい場所です。

ワット・プー マノーロム(Wat Phu Manorom)に安置されている巨大仏像

境内に安置されている巨大な仏陀像も大迫力。この時は修復のブランコ作業している人達が顔面に乗っていました。人が蟻のように小さい。いかに巨大な仏像なのかがよく分かります。

場所

場所⇒GoogleMap

寺院は丘陵に位置しています。麓から寺院へと行く専用のソンテウが出ているので乗りましょう。

ワット・プー マノーロム(Wat Phu Manorom)へ行くソンテウ

(寺院へ行く専用のソンテウ。駐車場の横にある。ソンテウ前で多くの人が待っているのですぐに見つかる)

開放時間 / 毎日7:00〜17:00

❸ プラ・タート パノム(ナコンパノム)

プラ・タート パノム(Phra That Phanom)1

プラ・タート パノム(Phra That Phanom / วัดพระธาตุพนมวรมหาวิหาร)は、ナコンパノム市街から車で約1時間の場所にある寺院です。

タイ東北部の他ラオスでも見る特徴的な形の仏塔がみどころ。

プラ・タート パノム(Phra That Phanom)2

高さ約55m、金の装飾が施された仏塔の存在感は圧巻です。

仏塔はナコンパノムの県章にデザインされています。ナコンパノムを象徴する建物というわけです。

ナコンパノムは静かな田舎町なので、余計に存在感があります。

プラ・タート パノム(Phra That Phanom)の門

外の門も立派。

バンコクやパタヤでは見かけない形の仏塔だけあって、より美しく見えます。

ナコンパノムに来たら是非足を運びましょう。

場所と開放時間
  • 場所⇒GoogleMap
  • 開放時間 / 毎日6:00〜20:00

タイ北部の美しい寺院3軒

ドイステープ寺院(チェンマイ)

ドイステープ寺院の仏塔1

ドイステープ寺院(Wat Phra That Doi Suthep / วัดพระธาตุดอยสุเทพ)は、チェンマイ郊外にあるステープ山の山頂(標高約1,073m)に位置する寺院です。

チェンマイがランナータイ王国として栄華を築いていた1383年、当時の王「クーナー王」によって建立されました。

曲がりくねった山道を登り、2頭の巨大ナーガが彫られた306段の階段の先には、黄金の仏塔(上写真)が鎮座しています。

ドイステープ寺院の306段の階段

ドイステープ寺院の階段に彫刻されたナーガ

(階段の両脇にきめ細かく彫られたナーガ。迫力がある)

ドイステープ寺院の境内

ドイステープ寺院の仏塔2

山頂という開放感と神秘さが増す場所に位置しているだけに、高さ約22mの黄金の仏塔が一際存在感を放っています。

ゴツゴツとした8角形の基部から伸びる蓮華れんげつぼみ状の先端も美しい。

金箔で装飾され眩しいほどに輝く仏塔、仏塔を取り囲むように安置された仏像の数々。巨大ナーガに迫力もあり美しい寺院です。

チェンマイ市街を見下ろす守り神のように鎮座しています。チェンマイにおける定番の観光スポット。一度は見てみる価値ありです。

行き方・開放時間

ドイステープ寺院へは、チェンマイ旧市街のチャンプアック門より片道60バーツの赤ソンテウに乗ってアクセスできます。

ドイステープ寺院行きの赤ソンテウ

(ドイステープ行きのソンテウ)

また、その他にはニマンヘミン通りなどからもドイステープ行きのソンテウに乗れます。

寺院の麓に到着したら上述したナーガの階段を登るか、ケーブルカー(20バーツ)を利用して山頂まで行けます。

ドイステープ寺院のケーブルカー

(ケーブルカー)

ドイステープ寺院へ行くソンテウ乗り場の詳しい場所については、以下の記事も参考にどうぞ。

ドイステープ寺院の境内
ドイステープ寺院へのソンテウを使った行き方。一緒に回るべき観光地「モン族の村」「プーピン宮殿」

ドイステープ寺院の開放時間 / 毎日5:30〜21:00

ワット・シー スパン(チェンマイ)

【銀の寺】ワット・シー・スパン(Wat Sri Suphan)の仏堂

ワット・シースパン(Wat Sri Suphan / วัดศรีสุพรรณ)は、チェンマイ旧市街の南方に位置する寺院です。

この寺院の特徴は、お堂の全てが銀細工で造られている点。外観はもちろんのこと、仏堂の入り口や周辺に立つガネーシャや仏像なども全て銀で造られています。

上述したチャチュンサオのワット・パークナーム・ジョーローがタイの金閣寺なら、ワット・シースパンはタイの銀閣寺。さらに、なんと全てが銀で造られている寺院はワット・シースパンが世界初です。

【銀の寺】ワット・シー・スパン(Wat Sri Suphan)の仏陀1

【銀の寺】ワット・シー・スパン(Wat Sri Suphan)の銀細工

ワットシースパンの仏像と彫刻。

ブッダの宝冠ほうかん瓔珞ようらく(ネックレス)、腕釧わんせん(ブレスレッド)まで、きめ細やかな銀細工の装飾が施されています。精到せいとうとは、まさにこのことを言うのでしょう。

【銀の寺】ワット・シー・スパン(Wat Sri Suphan)の本堂内

仏堂の中も眩いばかりの銀世界。

大きな仏堂ではありませんが、長時間見惚れていました。それほど美しい寺院。チェンマイ旧市街には多くの歴史的建造物が点在していますが、中でもワットシースパンは一番美しい。

チェンマイ旧市街散策の際は絶対に訪れたい場所です。

注意

女性は仏堂の中に入ることができません。外から写真を撮ることは可能です。

場所・開放時間・入場料

場所⇒GoogleMap

チェンマイ旧市街に点在する他の寺院と合わせて回るのがおすすめです。ワットシースパン含め、チェンマイ旧市街の見どころを以下記事でまとめています。

ターペー門
チェンマイ旧市街で絶対に行くべき寺院。知っておくと楽しい歴史も紹介。

ワットシースパンの開放時間 / 毎日6:00〜18:00。土曜日は6:00〜23:00

入場料 / 50バーツ

ワット・シーチュム(スコータイ)

ワット・シー・チュム(Wat Sri Chum)の仏像

ワット・シーチュム(Wat Sri Chum / วัดศรีชุม)は、スコータイ旧市街に位置する巨大な仏像が安置されている寺院です。

巨大な仏像の名前は「プラ・アチャナ」。高さは約15.6m、幅は約11.3m。スコータイに存在する仏坐像ぶつざぞうの中では最大級の大きさです。

スコータイ仏ならではの女性的で丸みのあるフォルム、細長い鼻、優しく微笑む表情が美しいです。

ワット・シー・チュムの仏像2

仏像が安置されているモンドップ(仏堂)の入り口から覗かせる姿も神秘的。

ワット・シー・チュムの仏像3

仏堂の上部は開放しています。そのため鳥の鳴き声だけが響渡り、いっそう神秘さを増しています。

スコータイは世界遺産遺跡が点在する町でありながらも観光客が少ないです。こうした素晴らしい仏像を静かに見学できます。そのためか遺跡の世界により深く入り込めます。

重厚なモンドップに巨大な仏像。シンプルな組み合わせですが、シンプルだからこそ美しい。

スコータイでは必ず行くべきマストな寺院です。

場所と開放時間

場所⇒GoogleMap

  • 入場料 / 100バーツ
  • 自転車乗り入れ料金 / 50バーツ
  • 開放時間 / 毎日7:30〜17:30

その他、ワットシーチュムの周辺には世界遺産のスコータイ遺跡が点在しています。以下の、ワットシーチュムを含めたスコータイ遺跡の観光モデルルートも参考にどうぞ。

ワット・シー・チュムの仏像
スコータイ歴史公園の回り方と旧市街に点在する遺跡の魅力。

タイ南部の美しい寺院2軒

主にホアヒン周辺に位置する美しい観光地。

カオルアン洞窟(ペッチャブリー)

カオルアン洞窟に射し込む光1

カオルアン洞窟(Tham Khao Luang / ถ้ำเขาหลวง)は、ホアヒン市街から車で北東へ約80km(約1時間)の場所に位置する洞窟です。

深さ約27mの地下空間に降りた先に多数の仏像が並んでいます。最大の見どころは、偶然に出来た上部の空間から差し込む神秘的な光。

カオルアン洞窟内の様子1

放射状に散らばる洞窟内の光

洞窟内に安置されている仏像めがけ、放射線状に光が差し込むのです。まるで光のカーテン。光と影のコントラスト。

『洞窟 × 仏像 × 光』の神秘要素3つが混在した美しい寺院です。

石で出来た柱

カオルアン洞窟のメインホール

洞窟内にてタケノコのように生えた石筍せきじゅん、偶然に出来た柱なども自然の脅威と美しさを感じられます。

カオルアン洞窟内に安置されているたくさんの仏像

(洞窟内には180体以上もの仏陀像が並ぶ)

カオルアン洞窟へは、ホアヒンからもバンコクからも日帰りでの観光が可能です。

比較的簡単にアクセスできます。洞窟系の観光スポットが好きな人は行ってみてはいかがでしょうか。

アクセスと開放時間

場所⇒GoogleMap

  • ホアヒンからの行き方 / タクシーは往復1,400バーツ前後。もしくはミニバス(ロットゥー)でもアクセス可能です
  • バンコクからの行き方 / 国鉄ファランポーン駅からペッチャブリー駅まで行き、バイクタクシーでアクセス可能

アクセスについては、以下の記事でも写真付きで詳しく解説しています。参考にどうぞ。

カオルアン洞窟に射し込む光1
【日帰りOK】カオルアン洞窟の神秘的な光と仏像。バンコクからの行き方についても詳しく解説。

開放時間 / 毎日8:30〜16:00

プラヤー・ナコーン洞窟(ホアヒン)

プラヤーナコーン洞窟のクーハーカルハット宮殿

プラヤーナコーン洞窟(Phraya Nakhon Cave / ถ้ำพระยานคร)は、ホアヒンから南方へ車で約1時間の場所に位置する洞窟です。

周囲を山と海に囲まれた場所にひっそりと存在する洞窟。この洞窟の中に鎮座する宮殿が見どころとして知られています。

上述したカオルアン洞窟同様、上部の開口部から差し込む光が神殿を照らし、美しく神秘的な姿を見ることができます。

プラヤーナコーン洞窟に差し込む日光

洞窟内に鎮座する宮殿「クーハーカルハット宮殿」は、1890年にラーマ5世がプラヤーナコーン洞窟を訪問したことを記念して作らた建物です。

大きな洞窟にポツンと立つ宮殿。周囲には仏像や仏堂などは一切存在しません。まるで宮殿だけのために差し込む光。なんとも美しいです。

プラヤーナコーン洞窟へ続く山道

プラヤーナコーン洞窟は山中に位置しているため、洞窟までの道中は中々険しいです。

がっつりトレッキングするつもりで行きましょう。アクセスが大変なぶん、到着した時の感動も大きいです。

こちらもホアヒンに来たら絶対行くべきマストスポット。

場所・行き方

場所⇒GoogleMap

プラヤーナコーン洞窟へ行くには、最初にバンプービーチ / Bang Pu Beach(GoogleMap)へ行きます。バンプービーチが洞窟への入り口になっているからです。

ホアヒン市街からタクシーを利用する場合、往復1,400バーツ。レンタルバイク等だと片道1時間でアクセスできます。

バンプービーチ(BangPuBeach)からプラヤーナコーン洞窟への地図

バンプービーチに到着したら、徒歩(山道を約2kmトレッキング)かボートで洞窟の麓までアクセスします。

ボートの利用料金は一艘いっそう400バーツ。

徒歩でアクセスするつもりの人は、本格的にトレッキングするつもりの格好で行きましょう(少なくとも絶対にシューズを履いて行くこと)。山道はあまり舗装されていないです。

筆者は間違えてサンダルで行ってしまったばかりに大変な思いをしました。

入場料と開放時間
  • 入場料 / 大人200バーツ・子供100バーツ
  • 駐車料金 / 車20バーツ・バイク10バーツ
  • 開放時間 / 9:00〜17:00

バンコクから自力で日帰り観光できないこともないですが、個人的にはおすすめしません。どうしても日帰り観光したい人はツアーを利用するのがおすすめ。

詳しいアクセス方法、バンコクからの日帰りツアーを催行している会社等については、以下の記事にて詳しく記載しています。

プラヤーナコーン洞窟。バンコクから日帰りでも行けるホアヒン最強パワースポットの魅力。

プラヤーナコーン洞窟周辺の山々や無人島を回るボートツアーについても記載しています。合わせて参考にどうぞ。

タイの寺院は本当におすすめ

バンコクの寺院

(ワットサケット。バンコク旧市街の寺院

その他にもタイには数々の美しい寺院が存在しています。今回は16軒のみを紹介しましたが、20軒や30軒とは言わない本当に美しい寺院が沢山存在します。

今回の記事では比較的旅行で来た人がアクセスしやすい立地の寺院をチョイスしました。

特にバンコク・アユタヤ・パタヤ・チェンマイと言った多くの人が訪れる地域の寺院が多いので、是非旅行の際には訪れてみて欲しいです。

この記事を書いていて改めて思いましたが、本当にタイの寺院は素晴らしい。

まだまだ筆者も全てを行き尽くしたわけではないので、今後も美しい寺院を訪問次第、この記事に加えていきたいと思います。

 

美しい場所ではありませんが、見る人が見れば美しいと感じることもあるバンコクの珍スポットまとめについては、以下の記事を参考にどうぞ。

バンコクのマイナー観光地アイキャッチ画像
珍スポット!?バンコクのマイナー観光地。マニアックな15の穴場。

寺院に限定はしていませんが、バンコクの映えるインスタスポットについては、以下を参考にどうぞ。

エラワン博物館の最上階に安置されている像
バンコクのインスタ映えスポット。ど定番から旅行会社も知らないおすすめ19選。

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