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サンダルは海外旅行の必需品です。身軽な上に開放感を感じられ、靴と違ってサッと履けてサッと脱げます。日本では街中でサンダルを履いている大人は見かけませんが、海外に行くとビックリ。
日本人でも老若男女サンダルを履いています。持参していない人は「買っておけば良かった」と思うでしょう。
ただ、近年はサンダルも多様化が進んでいて、用途によっておすすめできるサンダルが大きく異なります。
そこで今回の記事では、
- バックパッカー向けサンダル(海、遺跡、山と幅広い用途に対応できる)
- ビーチリゾート用サンダル
- 長時間履いても疲れない街歩きに特化したサンダル
- 飛行機内やホテル室内履きにおすすめのサンダル
という上記4つの用途に分けて、海外旅行用のおすすめサンダルを紹介していきます。
サンダルは、旅行が終わっても日常生活で使用できる機会が多いです。頻繁に旅行しない人でも、持っていて邪魔になることはありません。この機会に是非。
バックパッカー旅行におすすめのサンダル
数ヶ国を周遊したり、山も行けば海も行くようなバックパッカースタイルの旅行者なら、一足で幅広いシーンに対応できる万能タイプのサンダルを持参するのがおすすめ。
中には「自分はビーチリゾートしか行かない予定だからビーサン一足でいい」という人もいますが、バックパッカーのような長期旅行中は、気分次第で行き先が変わることが珍しくありません。
上記を踏まえると、以下で紹介するキーンのユニーク(KEEN/UNEEK)は、バックパッカー向けのサンダルとしては特におすすめ。
幅広く使える高い機能性に加えて、TPOをわきまえる必要がない見た目です。汎用性の高さナンバーワンのサンダル。
キーンのユニーク
キーンは「つま先を衝撃から守る」をコンセプトにサンダルを開発する、アメリカはオレゴン州発のブランドです。
キーンの特徴は、ナイロン製の伸縮性コードを編み込みこんで作っている点。
足の大部分が編み込まれたナイロンコードで覆われています。
そのため、カンボジアの遺跡など、崩壊が進んでいる足場の悪い場所を散策しても岩や石が足に当たりません。自分もアンコールワット遺跡観光にこのサンダルを履いていきましたが、何の衝撃も感じずに安心感を持って散策できました。
一方で、編み込みの隙間から風が入り込んでくるので、従来のサンダル同様に開放感を感じられます。
サンダルと靴の言い部分だけを足して2で割ったようなアイテムです。
アウトソール(靴底)は厚いので、凸凹道を歩いても足が疲れません。スニーカーと同様の頑丈さ。
ドローコードで楽々フィット
調整も簡単。靴紐代わりにドローコードが付いているので、きつめと緩めどちらでも履けます。フィット感が良いので、サンダルなのに全速力で走れます。
水中でも使用可能
また、速乾性は決して高くないですが水中での使用も可能です。一晩ベランダで干せば乾きます。
足回りが解放されているビーチサンダルに比べると、水中での機動性は低いです。しかし、つま先がしっかりプロテクトされているので、海中の岩などにつま先をぶつける心配をせずグイグイ進めるのがメリット。
サンダルに砂が付着しても、水でサッと洗えば簡単に落ちます。そのため、キーンが1足あれば、ビーチ用に別のサンダルを持って行く必要はありません。
荷物を軽減できて楽です。
ファッション性も良し
靴下も履けば靴にしか見えません。これならドレスコード有りの場所でも問題なく足を運べます。
TPOを気にせず履き回せる便利なサンダルです。バックパッカーはこれ一足でどこへでも行けます。
自分の足サイズは26cmですが、27.5cmで丁度良かったです。)
【トレッキング&遺跡観光特化モデル】キーン ニューポートH2
上述したキーン・ユニークのファッション性を低下させ、代わりにトレッキングや遺跡観光に適した機能を向上させたモデル。
現在、筆者は遺跡観光やトレッキングをすることが多いので、このニューポートH2モデルを使用しています。
分厚くて頑丈なモデル
キーン・ニューポートH2の素晴らしい点は、何と言っても軽量なのに分厚くて頑丈なアウトソール(靴底)。
本体重量は998g(一般的なビーチサンダルの1.5倍程度)にも関わらず、アウトソールはビーサンの倍以上は分厚いです。
さらに、フットヘッド(中敷)のクッション性が高いのもポイント。そのため、上写真のような遺跡はもちろん、バラスト軌道(線路の砕石があるエリア)のようなゴツゴツしている場所でも全く問題なし。
普通、こんな場所をビーチサンダルで歩こうものなら、足裏が痛くてたまりません。
ハードなトレッキングにも使える
更に感動したのは、上写真のような国立公園でのハードなトレッキングにも問題なく使用できた点。
こうした岩場の多い国立公園では、普通のサンダルだと滑りを恐れて裸足で歩く人もいます。
しかし、キーンのニューポートH2は、靴底に細かい突起と線が入っているため、グリップ性が高いです。
そのため、岩場の多い国立公園でも安心して使えます。バックパッカーであれば、遺跡や国立公園などに足を運ぶ機会は多いでしょう。
キーン・ニューポートH2は、守り神と言えるほどトレッキングや遺跡観光に安心感をもたらしてくれます。
上述したキーン・ユニークに比べるとファッション性は劣るものの、激しく動き回るバックパッカーには最適。
長期海外旅行でも、これ一足あれば十分です。
アウトドアサンダルの最上級モデル。
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自分の足サイズは26cmですが、27.5cmで丁度良かったです。)
もう少し安いサンダルを探している方は、以下で紹介する「アティカ」がおすすめ。
アティカのアウトドアサンダル
3,000円前後で購入できる安価なアウトドアサンダル。
安いものの満足に機能が整えられていて、ハードな環境でも十分に耐えられます。靴底が柔らかかくてよく曲がるので、段差激しい場所や山道でも歩きやすいです。
もちろん、つま先含め足全体がカバーされる作りなので、落ち枝や石で足を傷つける心配もなし。
コスパが高い
また、全体的な質感に高級感こそないものの、靴底のブロックパターンの掘りが深くて「雨道でも滑りにくい」など見えにくい部分もしっかりと作られています。
高価なサンダルだと、高いだけに汚れや傷が心配になりハードな環境では履きたくなという人もいるでしょう。
そういった意味では、アティカは3,000円程度で購入できるので、汚れや傷を心配せずガンガン履けるのが大きなメリットと言えます。
「サンダルなんて履きつぶす物!ガンガン使って買い換えるスタイル!」という方におすすめ。速乾性が高いので、川遊びや遊泳に使っても問題なしです。
ビーチリゾート旅行におすすめのサンダル
ビーチで履くのに適しているのは、やはり定番のビーチサンダルです。
ビーチサンダルはどんな安物であっても、水濡れに強い素材を使っていることと鼻緒(親指と人差し指で挟む部分)を有する草履型であることは共通しています。
各サンダルに機能性の大きな違いはないので、価格とデザインだけで決めて良いというのが正直なところ。
ビーチサンダルは砂浜を歩くため、当然汚れやすいです。そのため、毎年履き替えるつもりで安い物を購入するのがおすすめです。
マリンスポーツを楽しんだり、ビーチでアクティブに動く予定の人なら水陸両用のマリンシューズを持参するのがおすすめ。サンゴのかけらで足を傷つけたりする心配がなくなります。
以下では、おすすめのビーチサンダルとマリンシューズを紹介しています。
ハワイアナスのビーチサンダル
1,000円〜2,000円で買える比較的安価なビーチサンダル。
安価な割には適度に弾力性があり鼻緒も頑丈なので、アスファルトを歩く時でも足裏や指に痛みを感じません。鼻緒に変な癖がつきにくいです。
従来のビーチサンダル同様に素材は天然ゴム。
しかし、他のビーチサンダルよりもゴムのフィット感が心地よく、階段や平地でつまずきそうになることがありません。
底もビーチサンダルにしては十分厚いため、コンクリートやアスファルトなど人工的な地面からの衝撃もさほど感じないです。
数あるビーチサンダルの中ではかなり上質。一度履くとハワイアナス以外のビーチサンダルはもう履けないという人もいるくらいなので、試してみる価値ありです。
クロックスのビーチサンダル
従来のビーチサンダルよりも足裏がフィットしやすいよう、足底に凸凹があるサンダル。
クロックスの強みであるクロックスが独自開発したクロスライト材を使用しているため、バクテリアの繁殖や臭いを防ぎます。また、時間の経過と共に足に馴染んでくるのが大きな特徴。
子供にも安心して履かせられます。また、水切れが良いです。ビーチで履いてても、水分や砂が落ちやすいので気に入っています。
上で紹介したハワイアナス同様に従来のビーチサンダルより底が厚めに作られているため、岩場やテトラポットの上を歩いても足裏が疲れません。
2,000円前後の価格の割には、全体的に質が良くて「さすがクロックス」と思えるビーチサンダルです。
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マリンシューズ(ウォーターシューズ)
マリンシューズとは、つま先から甲まで靴のように足をカバーしつつ、靴よりも軽量で履いたまま泳げるよう作られたシューズです。
シュノーケリングスポットでは石やサンゴが多く、裸足で歩くと足裏を怪我する可能性があります。
しかし、ビーチサンダルで水中を歩くと脱げてしまうこともしばしば。そこで、水中散策を中心にビーチを楽しむ人であればマリンシューズを履くのがおすすめ。潮干狩りでも重宝します。
このマリンシューズはくるぶし部分がしっかりと閉まるため、ビーチで履いていても砂が入ってこないのでストレスなく履けるのがポイント。
また、シュノーケリングの足ヒレをシューズの上から履けるので、用途の幅が広いです。
片足の重さは150g。従来のビーチサンダルより少し軽いくらいなので、歩きやすいです。
もちろん水中用に作られているだけあって水はけも良し。
通気性も良く、日常生活でも使える便利なアイテムです。他社メーカーよりもカラフルでお洒落なところも気に入っています。
【歩きやすくて疲れない】海外での町歩きにおすすめのサンダル
街歩き散策がメインの人は、
- 履き心地が良い
- 足にフィットする
- 長時間歩いても疲れない
- 適度にお洒落
なサンダルをチョイスするのがおすすめ。特に「適度にお洒落」なのはポイント。
都会を歩く時はキメキメなのも考えものですが、適度にカジュアルで街に溶け込んだサンダルの方が変に目立ちません。
以下は、そんな性質を兼ね備えたおすすめのサンダルです。
サヌーク(SANUK)
オーダースーツなどでよく使われるジャージー素材の布が足首に巻かれている変わったサンダル。
ジャージー素材は伸縮性に優れていて、肌触りの良いしなやかさがメリット。
エスニックな見た目でお洒落
個人的には布が見た目のアクセントになっていて、エキゾチックな東南アジアぽさを演出しているところがお洒落だと思っています。
タイパンツのようなエスニック柄物との相性抜群。一味違う”夏っぽさ”を演出できます。
(お洒落だけど飾らない自然なデザイン)
底の部分にはヨガマットと同じ素材を使っているため、弾力感があり滑りにくいです。グリップ力があると言うのでしょうか。
ヨガマット特有の柔らかさがあり、サンダルだけれどもフワフワしていて、長時間歩いていても疲れません。
お洒落で機能性も高い良くできたサンダル。エキゾチックさもあるので、東南アジアへ渡航予定の人はシチュエーションにバッチリはまるでしょう。
暑いからサンダル😵💦
サヌークの欲しくて買って今日、初めて履いた‼?履きやすくていいよ(^^)#サヌーク pic.twitter.com/1Z98XALrwk? I?きしまつ (@kishimatsusan_i) 2017年5月23日
チャコ
アメリカ発のアウトドアサンダルブランド。
甲の部分がベルトになっているため、ガッシリと足をホールドできるのが特徴。
それでいて鼻緒がないため、従来のサンダルよりもつま先部分の開放感が大きいです。
また、ソール(足底部分)が少々重いですが、硬く丈夫に作られているため安定感があります。そのため、途上国などの道が凸凹している街中を歩いても足裏に疲れがたまりません。
ベルトでシンプルに甲を留めるだけのデザインなので、脱着が楽なのもポイント。海外の寺院やモスクではサンダルを脱がなくてはいけないので、サッと履けてサッと脱げるのは便利。
カラーバリエーションが15色以上あるので、服装に合わせることを考えて購入できます。
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飛行機内やホテル室内履きにおすすめのサンダル(スリッパ)
機内での足のむくみが気になる人、ホテル備え付けの使い回し?と思われるような安っぽいスリッパを使いたくない人。
そういった方は飛行機内やホテル室内で履くトラベルスリッパを持参するのがおすすめ。トラベルスリッパは折りたたみ可能で軽量なので、大した荷物になりません。
コンサイスのトラベルスリッパ
一見何の変哲もないスリッパですが、実は土踏まず(足裏のアーチ形状)に沿ってデザインされているため、従来の室内スリッパよりも格段に楽なトラベルスリッパ。
形だけでなく、素材がフワフワの綿なので触り心地も抜群。
ホテル室内や飛行機内といったリラックスしたい空間でこそ能力を発揮します。こうしたタイプのスリッパにしては作り込み具合が抜群。
また、重量が片足たったの0.11gなので、足元に何の負担も感じません。LCCやエコノミー席で足がムズムズするような感覚とはこれでオサラバ。
個人的には肌触りがあまりにも良すぎて、ホテル室内での風呂上がりに履いていると特に気持ち良かったです。
普段の生活でも使えるので持ってて損はありません。
海外旅行中はサンダルの管理に気をつけよう
諸外国の観光地(特に寺院やモスクなどの神聖な場所)では、お堂に上がるにあたってサンダルや靴を脱がなければ行けないケースが殆どです。
そういった場所の多くが、上写真のように参拝者達がバラバラにサンダルを脱ぎ捨てて参拝しています。
そのため、良いサンダルを放置していたら盗まれる確率が0だとは言い切れません。
人のサンダルを盗むなんて考えづらいですが、売れば多少なりとも金になりそうだと判断されたら、外国では盗まれる可能性はあります。
場所によっては鍵付きの靴箱が用意されています。
しかし、靴箱がない場合は自身で手に持って歩いたり、サンダル用のビニール袋を用意するなどして手から離さず管理しておきましょう。
観光地に限らずマッサージでも、心配であれば目の届く場所に置くように癖をつけておいた方が良いです。
ゲストハウスなどの共同玄関の宿に泊まるときも同様です。心配であれば部屋まで持ち込みましょう。
それでは、良い思い出になるよう旅行を楽しんで下さい!
海外旅行時に持っておくと便利なグッズについては、以下の記事を参考にどうぞ。
海外旅行におすすめのスーツケース。世界一簡単にパッキングできる「ソルガード」の使用レビュー。
海外旅行保険が自動付帯。無料で発行できる有能なクレジットカード。旅行好きなら絶対に一枚は持っておくべし!
こんにちは。
ri-さんのアイテムシリーズのファンです。
バックもこのシューズも、早速、AMAZONでチェックしてしまいました。
年末の一時帰国に合わせて購入予定です。
っていうか、このシューズは、今欲しいです(笑)!!
>>>luuknumさん
こんにちわ。
コメントありがとうございます(・ω・)ノ
いいですよねー!自分も即ポチしちゃいました。サイズが通常の規格より小さめに作られているので気をつけて下さいね!
マラソン頑張って下さい!!
了解です、アドバイス有難うございます。
ネット購入はそこが難しいところですね。ワンサイズ、上で買ってみます。
地元のデパートに販売店があるようなのですが、冬(年末!)にこのサンダルが販売しているのどうか微妙ですよね(笑)
マラソン、応援有難うございます♪♪ 頑張ります。