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2026年現在、タイでは日本人旅行者も大麻を吸えます。ただし、制度上は娯楽用途ではなく、医療用途として扱われています。
そのため現地では「処方箋」「クリニック」「医師の診断」といった言葉が使われています。一方で、実際の運用とはズレがあり、この違いが旅行者の混乱につながっています。
結論から言えば、2026年現在は観光地の多くのディスペンサリーで処方箋を発行してもらうことで、観光客でも購入・使用が可能です。必要なのはパスポートと診断費用のみであり、特定の疾患がなくても発行されるケースが一般的です。
本記事では、こうした現場の実態を踏まえながら、タイの大麻法律と処方箋制度を整理します。あわせて、バンコクのディスペンサリー「Choo Choo Hemp」への取材内容をもとに、実際の運用も解説します。
タイ大麻の法律とルール
個人使用・所持が合法化された。解禁後、旅行者も店舗で販売される大麻製品を問題なく入手・使用できる状況となった。
明確なルールが整備されないままディスペンサリーが急増。観光地では多くの店舗がオープンし、旅行者も自由に購入できる状況が続いた。
旅行者は処方箋なしに購入・所持することが禁止されたが、医療証明を受ければ合法的に入手可能となった。ただし、実際の運用は店舗ごとに差があり、従来と大きく変わっていないケースもある。
公共の場での喫煙も罰則対象となった。違反者には1年以下の懲役または2万バーツの罰金が課される。
また、広告・自動販売・オンライン販売、学校や寺院周辺での販売が禁止された。
大麻は医療用途としての管理が強化され、娯楽目的での使用は認められないという方針がより明確になった。
また、既存のディスペンサリーは医師の診察や処方を前提とした体制への移行が求められている。3年以内(2026〜2028年)にクリニック型の医療管理下での販売モデルへ移行する方針が示された。
まず前提として、現在のタイにおいて大麻は医療用途の「規制薬草」として扱われています。制度上は娯楽目的ではなく、医療目的での使用が前提です。
一方で、タイでは法律上の建前と実際の運用に差があるケースも少なくありません。大麻に関しても、店舗やエリアによって対応にばらつきがあるのが現状です。
例えば、観光エリアのディスペンサリーでは処方箋の発行に対応し、ルールに沿った形で販売している店舗が多く見られます。

しかしローカルエリアでは、処方箋なしでも販売されているケースもあり、運用は完全には統一されていません。ただし、今後はこうした店舗も段階的に医療制度へ移行していくと考えられます。
では、観光客は大麻を購入・所持・使用できるのか?結論としては問題なく可能です。
医療用途として扱われるため、処方箋という仕組みが関係してきますが、実際にはパスポートの提示と診断費用の支払いで発行されるケースが一般的です。
処方箋は必要?ないとどうなるのか

医療大麻の処方箋
現行のルールでは、処方箋なしで大麻を所持・使用した場合、最大で25,000バーツの罰金が科される可能性があります。
ただし実際には、処方箋がないことで当局から罰金を求められたというケースはほとんど聞かれません。
とはいえ、ルールである以上、処方箋がなければ罰則の対象となるリスクはあります。
また、観光エリアのディスペンサリーでは、購入と同時に処方箋を発行する形が一般的であり、結果として発行されるケースがほとんどです。
処方箋の上限量と有効期間
処方箋1枚につき、月に最大30gまでの大麻の購入が認められています。有効期間は30日間です。
処方箋の取得方法と注意点
処方箋取得に必要なものは、主に以下の3点です。
- パスポート原本
- 診断料(店舗により違いあり)
- 診断時間10〜15分程度
多くの場合、ディスペンサリーにクリニックスペースがあり、そこで問診を経て発行されます。店にクリニックスペースがない場合は、オンラインで面談することもあります。
診断については、正直に言うと、不眠症など軽い症状でも発行されるケースが多いです。厳密な診断を求められない場面が多く、極論を言えば「不眠症です」と伝えるだけで発行されます。
注意点
処方箋は形式上の手続きという側面もあり、実際には30日間、大麻の購入・所持が可能になるチケット代わりの仕組みとして運用されているのが現状です。
確かに制度上は必須とされていますが、観光エリアのディスペンサリーの中には、この処方箋発行だけで500バーツ以上の費用がかかる店もあります。
この内容で500バーツ以上は割高に感じるケースも少なくありません。
Choo Choo Hempで処方箋を取得
今回、取材にご協力いただいたChoo Choo Hempは、建物2階にクリニックスペースを設けており、パスポート提示と診断料100バーツで10〜15分ほどで発行してもらえます。

Choo Choo Hempの2階に併設のクリニック
日本人スタッフが常駐している点も安心です。そのまま購入、さらに4階の喫煙スペースで大麻の使用まで楽しめます。

4階に併設の喫煙ラウンジ

100種類を超えるChoo CHoo Hempのラインナップ
タイ到着後、まずChoo Choo Hempで処方箋の取得と必要分の大麻を購入しておく流れはかなり合理的です。
Choo Choo Hempで販売されている大麻の価格帯や取り扱い品種の特徴については、以下の記事で詳しく紹介しています。
>> 安さと種類の多さが際立つ、バンコク鉄板の大麻店「Choo Choo Hemp」
大麻の喫煙可能場所と禁止場所

歓楽街の大麻喫煙可能エリア
タイで大麻を吸える場所は非常に限定的なので注意が必要です。
まず、公共の場所(公園、ビーチ、路上、空港など)での喫煙は認められておらず、罰則の対象となる可能性があります。
一方で、実際に吸える場所については、あくまで「黙認」の範囲ですが、「ディスペンサリーの喫煙スペース」「ホテルのバルコニー」「ホテル敷地内の喫煙所」「喫煙を許可している私有地内」などに限られます。
ただしホテルについては特に注意が必要です。バルコニーがある=喫煙できるわけではなく、大麻の持ち込み自体を禁止している施設もあります。
「◯◯ホテルでは吸える」という情報も見かけますが、多くは単に黙認されているだけのケースです。副流煙によって隣室から通報され、トラブルに発展する可能性もあります。
そのため、ホテルで喫煙する場合は、事前に“ホテルに直接確認する”ことを強く推奨します。

バンコクのホテルにて。大麻の持ち込みは罰金3,000バーツという注意書き
こうした事情から、多くの旅行者はディスペンサリー内や、黙認されているホテルを常宿として利用しています。
なお、カオサン通りのような一部の観光エリアでは、路上での喫煙が黙認されている場面も見られますが、あくまで例外的な状況です。
タイで大麻を吸える場所については、以下の記事で詳しく解説しています。
>> タイで大麻を吸える場所はどこ?公共の場での吸引は罰金刑になる可能性があるので要注意
法改正で進む大麻の品質管理

法改正により、診断や処方箋の発行など、消費者にとって手間が増えた印象はありますが、悪いことばかりではありません。医療用途に限定されたことで、品質管理の重要性がより重視されるようになっています。
現在タイで流通している大麻や製品は、こうした流れの中で、一定の基準に基づいた管理が求められています。
例えば、栽培に関してはGACP認証が一つの目安とされており、農薬や栽培環境などを適切に管理した大麻であることを示します。
また、エディブルや抽出製品については、GMPという製造基準に基づいて、衛生管理や品質の安定性が確保されたものが流通しています。
これらはいずれも国際的な基準であり、タイの大麻市場も徐々に医療品質を前提とした管理へ移行しています。
ただし、すべての店舗でこれらが徹底されているわけではありません。ローカルエリアのディスペンサリーでは、基準を満たしていない製品が販売されているケースもあります。
一方で観光エリアのディスペンサリーでは、こうした基準を満たした製品を扱い、さらに第三者機関による検査結果(COA)を提示している店舗も多く見られます。

今回取材に協力いただいたChoo Choo Hempでは、GACP・GMPといった基準を満たした製品を取り扱っています。
そのため現状では、法令や基準に沿って営業している店舗ほど、品質面での信頼性が高いと考えられます。
タイで大麻を安全に楽しむための3つのポイント
事実として、処方箋を発行せずにローカルの店で大麻を購入する人は多く存在します。現時点ではそういった店舗もあり、そうした運用が続いているのが現実です。
しかし、せっかくタイに来るのであれば、リスク回避は必ず意識すべきです。
具体的には以下の3点です。
- 信頼できる店舗で処方箋を発行する
- 使用する場所を選ぶ
- GACP・GMPなど基準を満たした大麻を選ぶ
この3つを守るだけで、大きなトラブルは避けられます。法律・周囲の人・自分自身を守るためにも、安全に楽しむことを意識しましょう。
個人的にChoo Choo Hempは上記3点を満たしており、なおかつ常時100種類を超えるフレッシュな大麻が揃っています。「選ぶ楽しさ」も含めて、タイでは一度は訪れておきたい店舗です。
なお、Choo Choo Hempには、他店ではあまり見かけない種類のエディブル(食用大麻)専門店「EDIBLELAND」も併設されています。煙が苦手な方や、別の形で大麻を楽しみたい方には、エディブルも一つの選択肢です。
エディブルについては、以下の記事で詳しく解説しています。
>> タイでエディブルを買うなら「Edibleland」バンコク最大級の専門店
Choo Choo Hemp
- 営業時間:10:00〜1:00
- 医療大麻処方箋発行:可(建物2階のクリニックにて)
- 公式WEBサイト:choochoohemp.com
- 店舗SNS:Instagram / X(旧Twitter)/ Facebook / LINE / Youtube
タイで大麻を楽しむための関連記事
タイでの大麻について、さらに理解を深めたい方は以下の記事も参考にしてください。
- タイ大麻旅行完全ガイド
法律、購入方法、喫煙場所までを網羅した総合ガイドです。初めての方はまずこちらを読むことで全体像が把握できます。 - バンコクのおすすめディスペンサリーまとめ
アクセス、品種、価格、品質から厳選。店舗ごとの特徴を比較しながら選びたい方におすすめです。 - プーケットで拡大するディスペンサリーWeedeNに聞く バンコク市場との違い
バンコクとプーケットで異なる市場の特徴や、観光地ならではの店舗戦略について取材しています。




>>あ さん
こちらは『第212回国会 衆議院 厚生労働委員会』の会議記録ページです。
公式答弁(武見敬三 国務大臣)によると
→ 海外で大麻を吸って帰国しても、その行為自体は日本の法律では裁かれない。
→ 帰国時に尿検査で大麻反応があっても、所持しておらず、国内での使用を裏付ける証拠がなければ、使用罪では立件されない。
→ 所持や譲受けの行為については、国外においても処罰対象となり得るという注意も含まれている。
と記録されています。
日本では大麻は使用も禁止されていますが、日本人がタイで使用するケースを聞いたことがありますが、これが発覚した場合の処罰はどうなりますか?
タイ側と日本側の視点があると思いますが、リアルな現状はどのようなものなんでしょうか?
今年に入って3回くらいタイに行ってますが、やっぱり大麻減ってないですね。。
結構白人観光客が吸ってる感強いので危害加えられると怖い
また来月タイ行くので確認してみます
>>ひで® さん
はじめまして。コメントありがとうございます。
ご指摘の通り、2025年5月の発表以降、タイ国内では「医師の診断書を義務付ける」との方針が示されましたが、現時点(2025年6月中旬)では、診断書なしでも引き続き購入・使用が可能な状態が続いています。
私自身も大麻業界に関わる方々と情報交換をしていますが、現場レベルでも「今後どうなるかはまだ明確でない」という声が多く、関係者の間でも不透明感があります。
もし今後、具体的な省令や新たな動きがあれば、当ブログ記事内で随時アップデートいたします。
年末年始に向けたご旅行とのことですので、また近づいた時期に最新状況をご確認いただければと思います。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
2025年5月21日、ソムサック・テープスティン保健相は記者会見で、今後タイ国内で大麻を使用するには医師の診断書を義務付ける方針を明らかにしました。対象は外国人観光客を含むすべての使用者で、40日以内に省令として発表される見込みです。
この様な記事を見かけました。今年の年末年始に去年に続いて旅行を予定しております。
大麻規制の動きは今現在どうなっており今後どういった方向に向かうのでしょうか?
やはり大麻は楽しみの大きな1つなのて気になります。
よろしくお願いします。