タリンチャン水上マーケット。バンコクからの週末日帰り観光を楽しもう。

タリンチャン水上マーケット

バンコクから日帰りで観光できる郊外の水上マーケットといえば、以下3つの場所が有名です。

1つ目は、観光用に整備された大規模なマーケット「ダムヌンサドゥアック水上マーケット」。

2つ目は、古き良きタイの趣が残るタイ人に人気な大規模マーケット「アンパワー水上マーケット」。

そして3つ目が、今回紹介する観光客向けに開設された中規模マーケット「タリンチャン水上マーケット」です。

 

タイ旅行が初めての人であれば、多くは大規模でインパクトの強いダヌムンサドゥアクかアンパワーのどちらかに観光へ行くかと思います。

タリンチャン水上マーケットは、3つの水上マーケットの中では一番規模が小さく、2つの水上マーケットに比べると見劣りするのは否めないので、観光の優先順位は3番目に回すのがいいかと思います。

しかし、ダヌムンサドゥアクほど観光地化していないので、しつこい物売りは寄ってきませんし、アンパワーのように大規模ではないので人混みに鬱陶しさを感じることもありません。

また、上記2つの水上マーケットよりもバンコクから近い立地にあり、路線バスで30分程度でアクセスできます。

開催されているのは週末のみですが、バンコクから手軽にアクセスできて静かなにのんびりと楽しみたい人にはうってつけの場所です。

この記事を見て興味がわいたら足を運んでみてはいかがでしょうか。

タリンチャン水上マーケット

商船

www.flickr.com

タリンチャン水上マーケットは、バンコクの西側にある行政地区「タリンチャン区」にある水上マーケットです。

名前にある「タリンチャン」は、このタリンチャン区に由来しています。

タリンチャン区

(赤の枠で囲まれている場所がタリンチャン区。バンコク中心街からは王宮やカオサンエリアよりも西側にある)

タリンチャンには、チャオプラヤー川(王宮近くにある大きな川)から運河のような狭い水路がいくつも伸びています。

この辺りの住む人々は昔から、周辺地域との物品交換や農業品の輸出入の際は、ボートに乗りこれらの水路を利用していたとされています。

その名残あってか、実際に水路を周るボートツアー(後述)中には、今もなお水路沿いで生活する人々の家屋を拝見することができます。

水路沿いにある家屋

(水路沿いに建てられている家)

個人宅用の手漕ぎボート

(個人用の手漕ぎボート。水路沿いでは一家に一台?)

バンコクがタイの首都として機能し始める以前より、当時からバンコクに住む人々はチャオプラヤー川に沿って家を建て、整備されていない陸地の代わりにこうした水路を交通手段に利用していました。

 

タリンチャン水上マーケットでは、こうしたタイの伝統的文化が現代でも残る区画をボートで周りながら見学したり、川沿いにあるレストランや屋台で日本では見られない商船を目にしながら食事を楽しめます。

まずは入り口前のマーケットを散策

入り口前のマーケット

水上マーケットの入り口へは、アーケード商店街のようなマーケットを通っていきます。

ここでは、近隣の農村部から獲れた果物や野菜、また観葉植物などが売られています。

入り口前のマーケット

(果物を食べている外国人観光客も)

入り口前のマーケットの長さは200mほど。

屋台などもありちょっとした腹ごしらえも可能ですが、ここで何かを食べるのはまだ我慢しておいてほしいです

というのは、後述する水上レストランで腹ごしらえする方が水上マーケットらしい雰囲気を味わえるので楽しいからです

入り口前のマーケットは帰りも通ることになるので、ここで何かを食べるなら帰りが良いかと思います。

入り口前のマーケット

(観葉植物も並んでいる。地元の買い物客が多い)

見所その1:水上レストラン

タリンチャン水上マーケットのレストラン

アーケードを抜けて水上マーケット入り口を入ると、いよいよ水上マーケットらしい雰囲気が広がっています。

タリンチャン水上マーケットは、上で紹介した2つの水上マーケットよりもコンパクトな作りになっています。

マーケット敷地内には、運河を催した小さめのエリアに数台の屋台船が停船していて、その隣には50人くらいが座れる水上のレストランがあります。

上から見たタリンチャン水上マーケット

(上から見たタリンチャン水上マーケット。右側の藁ぶき屋根がレストラン。周辺には数台の屋台船が停まっている)

 

タリンチャン水上マーケットのレストラン2

レストランの横には材料を乗せた船が停船しています。

レストランでの注文はメニューを見てのオーダー制ですが、停船している船でもつまめる物を売っているので、ここで何かを買って食べるのも雰囲気が出ていて面白いです。

 

タリンチャン水上マーケットのレストランでオーダーしたもの

レストランの料理は1品70バーツ前後。メニューにはタイ語以外に英語表記、また料理の写真もついているので注文しやすいです。

 

魚に餌をあげている少年

レストラン周りの水路に放流されている魚に餌をあげることもできます。

 

タリンチャン水上マーケットにいる商船

ところ狭しと並んでいる商船達は中々見応えがあります。

見所その2:ボートツアー

ボート乗り場

(ボート乗り場)

水上レストランの奥にあるボート乗り場より、1時間程度のボートツアーに参加することができます。

ボートツアーの開催時間は、9:45〜18:00までの間、約1時間に1回ほど開催されます。

事前にチケットを購入しておく必要があるので、ボートに乗りたい人は水上マーケット入り口にあるチケット売り場で買いましょう。

料金は1人60バーツです。

チケット売り場

(チケット売り場。緑の案内板に赤色の字で「13:30」と書かれている。これが次のボートツアーの出発時間)

 

ボートの出発時間までしばらく時間がある場合は、上述したレストランで腹ごしらえをしたり、チケット売り場近辺にある青空マッサージで施術を受けるのも良い。

マッサージ

 

タリンチャン水上マーケット自体の営業は18:00となっているので、最終のボートツアーは17:00頃でしょうか。

しかし、人が少なかったり天候が悪いと早めに切り上げる可能性も考えられます。

そのため、基本的には昼間の時間に行くつもりでスケジュールを立てておくのがおすすめです。

 

チケット購入後、時間がきたらいよいよボートツアー開始です。

1時間の船旅を楽しむ

タリンチャン水上マーケットのボート

25人ほどの乗客とガイドが乗ったらいよいよボートツアーが始まります。

英語と少しだけ日本語を話せるガイドが周辺を説明してくれるので楽しめます。

ちなみに、このボートツアーですが、雨が降っても決行します

自分が乗った時は、船が動き出して5分後くらいに突然大雨が降り出したので、さすがに中止になるかな?と思ったのですが、1時間しっかり周りました。

屋根があるのでずぶ濡れにはならなかったのですが、さすがにお尻や靴周りは濡れたので、雨季に来る方はカッパを用意していおいた方が良いかと思います。

 

水浴びしている地元の子供達

雨が降ろうがお構いなしに水浴びしている地元の子供達。

 

水路

まるで道路のように広がる水路。大通りからはたくさんの小道が伸びています。

この水路はどこに繋がっているのだろうか。

 

途中で寄ったお寺

土砂降りでしたが、途中でお寺には寄ります。

自分はさすがにボートで待機していました。

 

魚の餌売り

ボートツアー途中では、魚の餌を買ってあげる時間もあります。

 

魚の餌 魚に餌をあげている様子

すごい勢いで食らいつく魚達。

 

タリンチャン水上マーケットのボートツアーで周る水路は、地元民も道路代わりに利用している場所です。

そのため、水路自体は観光用の派手な催しなどはなく、基本的には似た風景が続きます。

しかし、上写真のように水路で遊ぶ地元の子供達の様子を見られたり、途中でお寺に寄ったり魚に餌をあげたりで、1時間はあっという間にすぎるので、アトラクション視点で見ても中々面白いです。

タリンチャン水上マーケットに来たら必ず体験しておきたい見所の一つと言えるでしょう。

タリンチャン水上マーケットへの行き方と営業時間

行き方

バンコク市内からタリンチャン水上マーケットへ行くには、以下3つの方法いずれかを利用します。

  • 路線バス
  • タクシー
  • バンコク発のツアーを使う

いずれの交通機関を利用してもバンコクからのアクセスは30分程度と見ておくと良いでしょう。

路線バスで行く

路線バスは片道18バーツで行けるため最も安い交通手段です。

多くの旅行者が利用しているアクセス手段もバスです。

バンコクからのバス乗り場に行くには、まずBTS チットロム(Chit Lom)にあるセントラルワールド(Centre World)へ行きます。

セントラルワールドへはBTS チットロムの1番6番出口方向を目指します。

チットロム1、6番出口

出口方面の通路の右手に広がるラチャダムリ通りの左側にセントラルワールドがあります。

チットロムのセントラルワールド チットロムのセントラルワールド

(セントラルワールド)

 

セントラルワールド正面の道路沿いにバス乗り場があるので、ここでバスに乗ります。

セントラルワールド前のバス乗り場

ここで注意しておきたいのが、必ず79番のオレンジ色のバスに乗ることです。

タリンチャン水上マーケット行きのバスは79番のオレンジ色のバスのみです。

79番のバスが来たら、車掌に「タリンチャンフローリングマーケット」と告げてチケットを買います。

チケットは18バーツです。

バスの降り場所

バスはタリンチャン水上マーケットの前まで行きますが、風景だけでは本当にタリンチャン水上マーケットに来たのかはわかりづらいです。

GPS付きのスマートフォンを使っている方であればGoogle Mapを見ながらタリンチャン水上マーケット近くまできたらブザーを押して降りると良いでしょう。

(タリンチャン水上マーケットの場所)

タイでスマートフォンを使う方法については以下記事を参考にどうぞ。

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降り場所の目印になるのは、バスに乗って25分ほどしたら見えてくるT字路です。

T字路の突き当たり手前右側にはセブンイレブン、突き当たりに茶色の看板が見えます。

バスの降り場所

このあたりに来たらブザーを鳴らして降りましょう。

T字路を左折すると水上マーケットが見えます。

多くの観光客が同じ場所で降りるので、わかりやすいかとは思います。

もし、心配であれば周りのタイ人に「タリンチャンマーケット?」と聞いてみると良いでしょう。

 

また、帰りのバスはこのセブンイレブン前あたりに停車します。同じく79番です。車掌には「イセタン」と告げて切符を買います。

料金は行きと同じで18バーツです。

タクシーで行く

タクシーで行く場合は、運転手に「タラート ナーム タリンチャン」と伝えます。

バンコク市内からであれば大体片道200バーツ前後でアクセスできます。

タリンチャン水上マーケットの近くでは、多くはないですがタクシーが通っているので帰りも捕まえることはできます。

バンコク発のツアーを使う

タイ旅行に慣れていない方や、こうしたローカル交通機関を使って現地に行くのが心配な人は、バンコク発のツアーを利用するという手もあります。

ツアーであれば、宿泊ホテルまでの送迎があり、また日本語ガイドも付いてくるので安心感がある上に、自力で行くことでは中々知ることのできない予備知識を解説してくれます。

予算と見合わせて、余すことなくタリンチャン水上マーケットを堪能したい人は、バンコク発のツアーを利用すると良いでしょう。

>>>タリンチャン水上マーケットツアー。宿泊ホテル送迎 + 日本語ガイド付き

営業時間

営業は土日のみの08:00〜18:00までです。(ボートツアーは1人60バーツ)

但し、上でも述べたように、乗客が少なかったり天候によっては早く閉める可能性もあります。

繰り返しになりますが、昼間に着くようにスケジュールを立てておくのがおすすめです。

まとめ

タリンチャン水上マーケットは、バンコクからアクセスできる3つの水上マーケットの中では、規模こそ小さく見劣りするのは否めません。

しかし、アクセスが非常に簡単で時間もかからないため、旅行の予定に組み込みやすい観光地の一つです。

すでにダヌムンサドゥアクとアムパワーを見たことがある人、またあまり遠出したくないという人は是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

観光地ではありますが、鬱陶しい客引きなどは全くいません。ローカルな雰囲気の中、タイの伝統文化を楽しめるタイでおすすめの観光地です。

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