(バンコク・アソークのディスペンサリーショップ)
周知のとおり、タイでは2022年6月9日から大麻が「解禁」となりました。
2023年1月現在、タイでは大麻を販売するディスペンサリーショップが怒涛の勢いで増え、都市部では探さずとも見つかるくらいのディスペンサリーショップがあふれています。
筆者は解禁直後の2022年6月以降、バンコク、パタヤ、チェンマイ、チェンライ、イサーン地方とタイの都市を巡り、各都市にあるディスペンサリーショップを覗いてきました。
(ディスペンサリーショップの外観。かなり分かりやすい。チェンカーンやナコンパノムなどの田舎にもあって驚いた)
基本的にタイのディスペンサリーショップでは、大麻はグラム売りされています(店によっては紙で巻いたタバコ状(ジョイント)でも売られている)。
店舗や大麻の品種によって多少の違いはありますが、ディスペンサリーショップで販売されている大麻の値段は概ね「1g500〜900バーツくらい(日本円にして約1,930〜3,470円)」です。
(ディスペンサリーショップの大麻メニュー)
また、乾燥大麻の他にも、大麻を使用した飲食物や日本でも広く流通している「CBD製品」などが売られています。
以下では、こうした大麻製品の価格をざっくりと記載しています。
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ディスペンサリーショップで売られているマリファナの値段
(購入した大麻は、スケールできちんと量を測って渡される)
ディスペンサリーショップによって販売している品種は様々です。また、店舗によって価格に若干の違いがあります。
同じ品種でも店によって100〜150バーツ(約380〜580円)くらいの違いがあったりもします。
筆者が見た限りでは、都市部か田舎かでそこまで価格に違いはない印象です。一般に「良い(物凄いハイになる)」と言われている品種は、都会でも田舎でも1g600〜700バーツ以上で販売されています。
質の良くない大麻だと、1g80〜100バーツ(約300〜380円)程度で売られています。
店舗によっては「◯g以上購入すると、◯%ディスカウント」と表記されている店もありました。
また、グランドオープンした店では「ハイグレード製品が500バーツ」「10g購入で400バーツ/g」になるといったセールも行っている模様。
ハイグレード製品が500THBで購入出来るSALEは今日までやってます。
10g購入で400B/gになります!
21時まで店頭に居ます。
🗺 PuffPuff/BKK TongLo(Cannabis Shop)https://t.co/9xdTeYfVsX pic.twitter.com/658y84NyTW— ルル🇹🇭バンコクの大麻屋さん (@lulu_cbd) October 14, 2022
SNSを眺めていると、こうした情報が多々流れてきます。
喫煙具
大抵のディスペンサリーショップではパイプ、ペーパーなどの喫煙具も販売されています。
喫煙具の値段も、店舗によって若干の違いがあります。
一例として、筆者が住む場所の近所にあるディスペンサリーショップでは
- モンキーパイプ / 300バーツ
- パイプ(種類は色々) / 600〜1,000バーツくらい
- ボング / 1,500〜2,000バーツくらい
- プラスチック水パイプ / 500バーツくらい
です。日本のマリファナ・ヘンプ専門店で売られている価格とそこまで大きな違いはない印象。
ペーパーやクラッチも日本で売られてる価格と大差ありません。
CBD製品の値段
日本同様に、タイでもCBD製品が広く流通しています。
CBDバッズ
日本では所持を違法としていますが、タイのディスペンサリーショップではCBDのバッズが売られています。
CBDバッズもTHCバッズ同様、品種や店舗によって値段が異なります。
ある店舗で販売されていた安物のCBDバッズは1g80バーツ程度。上写真のCBDバッズは1g650バーツでした。
CBDバッズには多少のTHCが含まれています。
CBDオイル
近所のディスペンサリーショップで販売されているCBDオイル。
1000mgで1,750バーツ(約6,700円)。
大麻食品の値段
大麻食品は幅が広いです。
コンビニで売られているカンナビスウォーター、道端の自販機で売られている大麻コーヒー、レストランで食べられる大麻入りのピザ。なんでもござれです。
全てを取り上げることはできないので、筆者が見た大麻食品の一例を紹介します。
カンナビスウォーター
セブンイレブンでも販売されているカンナビスウォーター。25バーツ(約95円)。
大麻茶
CBD入りの麻茶。健康食品店で売られています。5パック入りで150バーツ(約580円)。
大麻葉の天ぷら
大麻葉の天ぷら。1皿79バーツ(約300円)。
カンナビスドリンク
カフェで売られているカンナビスドリンク。95バーツ(約370円)。
大麻入りのピザ
大麻入りのピザ。値段は失念しましたが、確か300バーツ(約1,160円)だったと思います。
その他、大麻入りブラウニーやフライドポテトなど、大麻食品は沢山あります。
ちなみに日本で流行しているTHCOやらHHCOと言った製品は見かけませんでした(興味がないので探しもしていない)。
現在のタイは本当に右も左も大麻だらけです。
しかし、冒頭に記載したように、あくまで医療等を目的とする使用を認めているだけであり、娯楽目的での使用は認められていません。
タイで大麻を吸える場所の解説については、以下の記事を参考にどうぞ。
バンコクでおすすめの店内喫煙できるディスペンサリーショップについては、以下の記事を参考にどうぞ。
バンコクで激安かつ、そこそこに品質も良い大麻を探している人は、以下の店がおすすめ。種類も多くバンコクでナンバーワンのディスペンサリーです。
タイ・チェンマイにある超絶雰囲気が良いおすすめ大麻カフェについては、以下の記事を参考にどうぞ。店内で一服できます。
バンコクの「喫煙可能ホテル」「バルコニー付きホテル」のまとめ。購入した大麻をホテルで吸いたい人は、以下の記事も参考にどうぞ。