この記事には広告を含む場合があります。広告の場合は、紹介している「商品の購入」「サービスの利用」によって、当サイトに売上の一部が還元されることがあります。
アユタヤはバンコクからわずか1時間30分でアクセスできる、壮大な世界遺産遺跡が点在する人気の観光地です。
多くの旅行者がタイ訪問中にアユタヤ観光を予定していますが、日中の観光が一般的です。しかし、アユタヤには夜だけの魅力、ライトアップされた遺跡があり、これがまた別の美しさを見せてくれるのです。
夜のアユタヤは、昼間とは一味違った魅力があります。ただし、夜は周辺が暗くなり野良犬も多く危険なため、タイに慣れていない人が自力で観光するのはおすすめしません。そこで、バンコク発の日帰りツアーを利用が、安全かつ快適に夜のアユタヤを楽しむ方法としておすすめです。
今回、筆者はKKdayの「バンコク発アユタヤ遺跡ライトアップツアー」に参加してきたので、その体験をシェアします。
この投稿をInstagramで見る
このツアーは、昼過ぎの出発で朝のんびりと過ごせ、夕方の涼しい時間帯に観光できるため、日中のツアーよりも格段に快適でした。日本語ガイドとドライバーもいるため、安心安全かつライトアップされた遺跡の美しさを間近で体験できる感動があります。
この記事では、ライトアップされるアユタヤの遺跡と、それらを訪れる最適な時間、さらに筆者のツアー体験と感想を詳しくお伝えします。
夜のアユタヤ遺跡の魅力に興味がある方は、ぜひこのツアーの参加を検討してみてください。
アユタヤでライトアップされる遺跡と入場可能時間
アユタヤの遺跡群は、そのほとんどが朝8時から夕方18時まで公開されています。閉門時間になると、遺跡の中には入れなくなります。
ライトアップは18時以降に行われますが、遺跡群は閉門後も外側からであれば観賞できることが多く、遺跡の敷地外からライトアップされた姿を見学するのが一般的です。
アユタヤ旧市街に点在する有名遺跡の中では、以下6基の遺跡がライトアップされることで知られています。
アユタヤでライトアップされる遺跡 | |
ワット・プラ・シー・サンペット 英:Wat Phra Si Sanphet タイ語:วัดพระศรีสรรเพชญ์ | GoogleMap |
ワット・マハタート 英:Wat Mahathat タイ語:วัดมหาธาตุ | GoogleMap |
ワット・ラーチャブラナ 英:Wat Ratchaburana タイ語:วัดราชบูรณะ | GoogleMap |
ワット・ヤイ・チャイ・モンコン 英:Wat Yai Chai Mongkhon タイ語:วัดใหญ่ชัยมงคล | GoogleMap |
ワット・プラ・ラーム 英:Wat Phra Ram タイ語:วัดพระราม | GoogleMap |
ワット・チャイワッタナラーム 英:Wat Chaiwatthanaram タイ語:วัดไชยวัฒนาราม | GoogleMap |
18時以降も入場できるライトアップ遺跡
せっかく遺跡がライトアップされるのに、見学できるのは敷地の外からだけなの…?とがっかりされた方もいるのではないでしょうか。筆者も最初、この事実を知った時はがっかりしました。
しかし、以下2基の遺跡に限り、18時〜22時までの夜間の入場も可能です。
- ワット・チャイワッタナラーム(วัดไชยวัฒนาราม)
- ワット・ラーチャブラナ(วัดราชบูรณะ)
夜間入場の際は、外国人は50バーツの入場チケットを購入する必要があります。
また、夜間の入場は平日は不可で、金土日と祝日(2024年のタイ祝日はこちら)のみ可能です。
自力でライトアップされた遺跡を間近で見学したい人は、上記2基への訪問をおすすめします。
18時以降も入れる遺跡は、アユタヤの地域イベント「Ayutthaya Sundown 2024」によって開放されています。このイベントは期間限定のものであり(2024年2月2日から4月30日までの間)、期間終了後は上記2基の遺跡は18時以降に閉門する可能性があります。
詳細はこちらAyutthaya night tour of temples reopens from Feb 2 to April 30(英語サイト)
ただ、上の記事タイトルにも”reopens”と書かれているように、これまでにもこうしたイベントは頻繁に行われていました。また、イベント期間が延長されることも多く、期間終了後に行ってみたら入場できたなんてことも珍しくありません。
正確な情報については、タイ国政府観光庁のような公式ソースへ問い合わせすることをおすすめします。
KKdayと歩く、夜のアユタヤ遺跡ライトアップツアー
今回、筆者が参加したKkdayのツアーでは、以下の日程でアユタヤを観光しました。
大まかな流れとしては、以下のとおり。
- 昼過ぎ集合
- アユタヤ到着後、夕方のアユタヤ遺跡を観光
- 川沿いレストランで川海老の夕食
- ライトアップされた遺跡3基を観光
- バンコクへ戻る
今回は、筆者を含め日本人5人が参加。アユタヤへの道中の車内では、日本語ガイドさんがマイクを使い、アユタヤや遺跡に関連する歴史をわかりやすく解説してくれました。
アユタヤ王朝27代目の王「プラーサートトーン王」によって、1630年に建築された寺院。カンボジアのアンコールワット遺跡群のクメール式塔堂(プラサート)に影響を受け、タイ式に変化させたトウモロコシ型の塔堂が特徴的。後ほどライトアップされてからも、再度見学に来ます。
ちなみに、ワット・チャイワッタナラームではタイ伝統の民族衣装をレンタルして遺跡を見学するのがタイ人に人気。
ガイドブックでお馴染み、菩提樹の根に侵食された仏陀の顔がある遺跡です。ビルマ軍の侵攻により破壊された多くの仏像が安置されています。 頭だけが出た仏像を見ると時の流れを感じられます。神秘的な場所。アユタヤ観光のマストスポット。
アユタヤ名物、川海老のディナー。川沿いのレストランにて、目の前の川で獲れたエビを食べます。
身がぷりっぷりで美味しい!
このツアーのハイライト。ライトアップされた遺跡(ワットプラシーサンペット、ワットマハタート、ワット・チャイワッタナラーム)を見学します。
夜に輝くアユタヤの歴史。幻想的なライトアップ体験
筆者は日中のアユタヤ遺跡は5回以上は観光したことありますが、ライトアップされた遺跡を間近で見学するのは今回のツアーが初めて。
実際にライトアップされた遺跡を見てみた感想は…凄いっ!!!
日中とは雰囲気が全然異なります。アユタヤ遺跡のイメージは、筆者の中では重厚で威厳のある印象しかありませんでしたが、ライトアップされると雰囲気が一変。
とても幻想的で美しい表情が姿を表します。
まずはワットプラシーサンペットを敷地外から見学。ガイドさんが教えてくれた絶好の写真スポットから一枚。夜の静寂に輝く3基の仏塔は、遠い昔に栄えた王国の遺跡が、夜のライトアップによって鮮やかに生き返る瞬間を思わせてくれます。
続いてワットマハタート。こちらも敷地外からの見学。夜の静けさの中、星のように輝く巨大仏塔の威厳ある姿がなんとも壮大です。
そしてハイライト中のハイライト。ライトアップされたワットチャイワッタナラームの敷地内へ。幻想的な光に包まれたワットチャイワッタナラームは、別世界の門が開かれるかのような神秘的な雰囲気を漂わせます。
これ、面白いのが、ツアー序盤で日中のワットチャイワッタナラームをすでに見学しているので、日中と夜でどれほどの違いがあるのかを強く実感できるところ。
同じ遺跡なのにこれほどに雰囲気が変わるの?!と驚かされました。
このライトアップされたワットチャイワッタナラームだけでも見る価値は十分にあります。
本当に神秘的でしばらく立ち止まってしまいました。この美しさは一見の価値あり。
アユタヤ夜間ライトアップツアーの準備ガイド。必見のヒントとアドバイス
ここでは、ツアー参加にあたり筆者自身も疑問に思っていた点を、QA形式で記載しています。
必要な持ち物は?
熱中症対策(帽子など)、虫除けスプレーは必須です。夜の散策が中心となりますが、序盤はまだ日が照っているうちに観光するので日差しが強いです。
自力で観光するよりツアーに参加した方が良い??
タイ旅行の日程が3泊や4泊など短いのであればツアー参加を推奨します。夜のアユタヤを自力で見学するなら、アユタヤに1泊は必須になります。しかし、アユタヤの夜はライトアップされた遺跡以外の見どころがありません。また、アユタヤ1泊だけのために荷物を持ち運び、ホテルを探すのは少々面倒に感じるでしょう。であれば、バンコクからの日帰りツアーがベストです。
日中のアユタヤ日帰り観光ツアーとどちらがおすすめ?
だんぜんライトアップツアーです。まず、朝ゆっくりできるのが良いです。日中のアユタヤ観光ツアーは集合時間が朝8時や9時などで早いです。しかも日中の観光なので滝のように汗をかきます。あまりにも暑くて「もう遺跡巡りはいいから帰りたい…」なんて思う人もいるくらいです。その点、ライトアップツアーは後半からは涼しいですし、なにより神秘的な姿の遺跡により感動できます。
アユタヤのライトアップツアー。夜が明かす遺跡の美しさ
アユタヤのライトアップツアーは、非日常の体験を提供してくれます。夜になると、遺跡は幻想的な光に包まれ、昼間とは全く異なる美しさを見せてくれます。
KKdayのツアーでは、安全かつ快適にライトアップされた遺跡群の美しい景色を楽しむことができ、ガイドの解説により深い歴史的背景も学べます。
ツアーなので、自力で訪問するよりは高くつくのは間違いありません。しかし、利便性や安全性、そして日程を考慮すると、少ない日数でのタイ旅行中にライトアップされたアユタヤ遺跡を見学するのであればKKdayのツアーがベストです。
夜間にライトアップされるアユタヤの遺跡は、訪れるすべての人に忘れがたい記憶を刻むでしょう。
夜のアユタヤ遺跡ライトアップツアー。現在アユタヤではワット チャイワッタナラームとワット ラーチャブラナのみ、18時以降夜間の入場が可能です
今回はKKday(@KKdayJP )のツアーを利用して夜のアユタヤ遺跡を散策してきました。昼間とは異なり幻想的な姿が見られます
詳細⇒ https://t.co/OsZOav0Shz pic.twitter.com/qSVtHGoEr7— リーさん🇹🇭WEBライター (@AsiaThailand208) March 18, 2024
催行会社への問い合わせや緊急の連絡も日本語で可能なので、何から何まで安心と言えるでしょう。
(予約後は上写真のバウチャーがメールアドレスに届きます。バウチャーをプリントアウトするかスマホに保存して持参しましょう)
その他、アユタヤ日帰り観光のおすすめルートに関しては、以下の記事を参考にどうぞ。
バンコクからアユタヤへの行き方については、以下の記事を参考にどうぞ。
タイ人の間で話題沸騰中!アユタヤのインスタ映え寺院「ワット クラーンクロン」
アユタヤに1泊以上する人におすすめ!遺跡以外の面白スポット
アユタヤ名物!ロティサイマイの名店
アユタヤのおすすめホテル・ゲストハウスについては、以下の記事を参考にどうぞ。
その他、タイ全土にある美しい寺院の特集・まとめについては、以下の記事も参考にどうぞ。