(ヒルトン パタヤの外観)
世界的ビーチリゾートであるパタヤには、世界各国の観光客に向け格安〜高級まで多種多様なホテルが軒を連ねています。
その中で、「立地」「ホテル施設の充実度」においてヒルトン パタヤ (Hilton Pattaya)の右に出るホテルは存在しないと言っても過言ではないでしょう。
ヒルトン パタヤは、ヒルトン ホテルズ&リゾート運営のホテルです。パタヤ観光において一等地とも言えるパタヤビーチ沿いに位置しています。ウォーキングストリートからの距離は約1.2km。徒歩にして15分程度。
(ウォーキングストリートからヒルトン パタヤまでの地図)
ビーチ沿いに位置しているだけあって、全室オーシャンビューなのが特徴です。プールやスカイバー、エグゼクティブラウンジ、レストランなど全てのホテル施設からも爽快なパタヤビーチが望めます。
(ラウンジから見えるパタヤビーチ)
ヒルトン パタヤは宿泊料金こそ高い(1番安い部屋で1泊19,000円程)ですが、それだけに施設が充実しています。特にプールの開放感はパタヤで一番。
ホテルには日本人スタッフも常駐しています。海外旅行に慣れていない人でも安心して滞在できるでしょう。
今回の記事ではヒルトン パタヤ ホテルの宿泊レポートとして、客室やホテル施設の様子を詳しく紹介します。
ヒルトン パタヤ ホテル (Hilton Pattaya)
(入り口)
ヒルトン パタヤには、上述した一番安い部屋(1泊19,000円程)〜一番上のグレードの部屋グランド オーシャンビュー スイート キングベッド(1泊約8万円)まで、約10種類の客室グレードが存在します。
個人的に、ヒルトン パタヤに宿泊するのであれば
- ヒルトン エグゼクティブプラスルーム キングベッド(1泊3万〜4万)
- キング デラックス オーシャン スイート(1泊3万〜4万)
- グランド オーシャンビュー スイート キングベッド(約8万円)
の3客室いずれかの宿泊がおすすめ。なぜなら、上記3部屋はバルコニーにバスタブが設置されていて、他グレードの客室よりもリゾート感が圧倒的に高いからです。
(バルコニーのバスタブ。海を見ながら浸かる湯船は最高に気持ち良い)
加えて、後述するホテル33階にあるエグゼクティブラウンジを無料で利用できます。
その他のグレードだと、客室だけを見るとアヴァニ リゾート&スパやザ ベイビューホテル パタヤと言った他の五つ星ホテルと同等に感じるのが正直なところ。
宿泊料金を考えると、余程ヒルトンブランドに愛着がある方でない限り、コストパフォーマンスが悪いと感じるでしょう。
そのため、自分もキング デラックス オーシャン スイートに宿泊しました。
チェックインとフロアガイド
(16階のチェックインロビー)
ヒルトン パタヤのフロアガイドは以下の通り。
- 34階 ホライゾンルーフトップバー(詳細は後述)
- 33階 エグゼクティブラウンジ
- 32〜18階 客室
- 17階 スパ
- 16階 チェックインロビー、プール、フィットネスジム、ドリフトカフェ
- 15階 エッジ(edge)などの多国籍レストラン(詳細は後述)
通常、チェックインは16階で済ませます。
しかし、エグゼクティブラウンジを使える上記3部屋を予約している方であれば
日本人スタッフ案内の下、33階のエグゼクティブラウンジでのんびりとコーヒーを飲みながらチェックインさせてくれます。
(ホテル内の通路。お洒落な装飾やオブジェに囲まれている)
(33階のエグゼクティブラウンジ。利用客が少なくて静か。居心地が良い)
ウェルカムドリンクはバタフライピーのハーブティー。綺麗な色合い。
チェックインを待っている間は軽食も無料で食べられます。オーダーすればコーヒーも飲めます。やはりエグゼクティブラウンジ利用者だと待遇が違いますね。これぞ、高級ホテルのおもてなしです。
客室の設備。オーシャンビューが素敵
写真の客室はキング デラックス オーシャン スイート(King Deluxe Ocean Suite)。広さは78平米です。
入り口からリビングルーム、奥にベッドルームと別れています。
リビングルームを360度見渡せるパノラマ写真
ヒルトン パタヤ (Hilton Pattaya)のリビングルーム #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
ヒルトンらしい気品と落ち着きのある客室。特にソファーが程よく大きくて便利でした。一人で寝転がってもスペースが余るくらいの大きさです。
無料のコーヒーは飲みきれないくらい豊富。コーヒーメーカーもあります。
ベッドルーム
ベッドルームの広さは20平米といったところでしょうか。
足元がパタヤビーチの方を向いていて、陽の当たりが良いです。
夜になると部屋からでもパタヤ市街の輝く景色が見えます。景色が良いホテルというのは朝・昼・晩で街の異なる表情を楽しめるのが素敵なところ。
ヒルトン パタヤの客室は、昼は爽やかで夜はロマンティックな雰囲気になります。
ベッドルームを360度見渡せるパノラマ写真
ヒルトン パタヤ (Hilton Pattaya)のベッドルーム #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
ベッドルームにもテレビが設置されています。化粧台もあり。
シャワールームはベッドルームの奥にあります。
クローゼットにはアイロン台、アイロン、ガウン、ドライヤー、洗面台には歯ブラシ含めアメニティは全て完備。
バス用品周りを忘れても不足ありません。
バルコニーからパタヤビーチを望もう!
客室から見えるパタヤビーチ。角度、見え具合もバッチリです。爽快としか言い様がありません。
ヒルトン パタヤは一部屋一部屋が広い上に、客室同士の距離が近くないです。なので、バルコニーにいても隣室の話声が聞こえてきたり、タバコの煙が漂ってくることがありません。
この綺麗な景色を独り占め出来ているようで最高の気分。
楽しみにしていたバスタブの時間。
露天風呂のような開放感と海からの生暖かい風の組み合わせ。そして眼下に広がるパタヤビーチ。
これ以上の贅沢はありません。ビール片手に至福の一時。これぞ、ビーチリゾートでの過ごし方じゃありませんか。
インフィニティプールが凄い
ヒルトンパタヤ内には
- 34階 スカイバー『ホライゾン』/入場無料。ドリンク代別
- 33階 エグゼクティブラウンジ/全て無料
- 16階 プール/無料。ドリンク代別
- 15階 Edge(多国籍レストラン)/ビュッフェランチ。平日580バーツ、金土650バーツ、日曜1,500バーツ
といった施設が併設されています。
さすがヒルトンと言った豪華施設で、もうホテルから出なくとも滞在を満喫できるほどのクオリティ。特に16階のプールは最高です。必ず足を運んでみましょう。
レビューを見る限りでも評判が良く、個人的にも素晴らしい思い出となったのが16階のプール。
所謂インフィニティプールになっていて、水平線に溶け込んでいるように見えます。
日中に入るのも良いですが、おすすめは夕暮れ時。美しい夕日のグラデーションも堪能できます。
ビーチチェアの数も豊富。ちなみにプールサイドにはバーがあってドリンクやビールを注文できます。
ただ、シンハービール1杯190バーツ(小さいコップ)、フルーツシェイク180バーツなど、プールサイドのバーにしては高いので、飲み物は持参する方が良いでしょう。
プールにはジャグジーもあり。楽しすぎて2時間くらい泳いでいました。
ホテル内のレストランとカフェ
15階には多国籍レストラン、16階にはインスタ映えで有名なカフェがあります。
15階の多国籍レストラン「エッジ(edge)」
エッジ(edge)は日替わりメニューで世界各国の料理をビュッフェ形式で食べられるレストランです。
ヒルトン パタヤ宿泊客以外も利用できます。テラス席からパタヤビーチを望めるため、パタヤでは人気レストランの一つ。
(テラス席でパタヤビーチを眺めながらの食事も良し。室内で涼しい中食事するも良し)
エッジの魅力の一つは、日替わりでメニューが変わる点。各国・地域の料理を以下曜日ごとに楽しめます(料金も曜日によって変わるので要注意)。
曜日 | メニュー | 料金(一人) |
月曜日 | メキシコ料理 | 580バーツ |
火曜日 | 地中海地域の料理 | 580バーツ |
水曜日 | ハンバーガー料理 | 580バーツ |
木曜日 | アジア料理 | 580バーツ |
金曜日 | シーフード料理 | 650バーツ |
土曜日 | バーベキュー | 650バーツ |
日曜日 | ブランチ (ワイン飲み放題) | 1,500バーツ |
詳しくはヒルトンパタヤ公式のPDFも参考に。
ちなみに、自分は木曜日のアジア料理を食べてきました。寿司や定番タイ料理、中華、インド料理など馴染みやすい料理ばかりで食べやすかったです。
デザートもあります。味は外国人観光客向けなので食べやすいです。ランチは是非エッジへ。
ちなみにドリンクは別料金です。
ジュース1杯120バーツ、フルーツシェイク1杯180バーツ、シンハビール190バーツなど。
ランチ利用可能時間は12:00PM〜14:30PM(日曜は12:00〜15:00)。
16階のインスタ映えカフェ「ドリフト(Drift)」
16階にあるカフェ「ドリフト(Drift)」はインスタ映えカフェとしてパタヤで一番有名な場所です。
どの席からでも海がバッチリ見えます。全席オーシャンビュー。
ふかふかのソファーに座り、夕日を見ながらまったり過ごすのは最高の贅沢。雰囲気もお洒落で、ヒルトンパタヤ内で最も写真映えする場所です。
小ぢんまりとしたカフェなので混みやすいのが欠点ですが、宿泊中は一度は訪れたいです。
日中は日があたって暑いので、夕方から夜にかけて行くのがおすすめ。
料理は1品300バーツ前後。結構高いので、ドリフトでは飲み物だけ注文する方が良いです。食事は上で紹介したエッジで。
コーヒー1杯各160バーツ。お茶は210バーツ、スムージー各220バーツなど。その他、メニュー詳細は公式サイトのPDFも参考にどうぞ。
毎日9:00〜23:00。
宿泊者以外も利用可能です。
33階 エグゼクティブラウンジ
ラウンジ利用可能の部屋に宿泊していれば、以下の時間内にて全て無料でラウンジを利用できます。
- 朝食 6:30〜10:30(週末及び祝祭日は11:00まで)
- アフタヌーンティー 15:00〜17:00
- イブニングカクテル 17:30〜19:30
このラウンジ、中々使い勝手が良いです。特に朝食とイブニングカクテルは利用すべき。
まず、朝食は通常であれば16階のレストランで取りますが、シーズンによっては人が多くてゴミゴミしています。
しかし、ラウンジには人が少ないので朝からのんびりとできます。
マンゴースムージーなど朝食らしい飲み物メニューも飲み放題。
夜は軽食に加えて各種アルコールも飲み放題。
軽食と言っても、寿司や焼き魚なども置いてあって、ここで夕食を済ませられるくらいです。
更にアルコール類は全てスタッフが作ってくれます。これが全て無料とは。さすがエグゼクティブラウンジ。夜景も素晴らしいし言う事なし。
ラウンジは入場にドレスコードを設けているので要注意。
ホットパンツやスリッパ姿、バスローブや水着での入場はできません。
34階のルーフトップバーで更に飲む
34階には宿泊客以外からも人気のルーフトップバー(スカイバー)のホライゾンがあります。
スカイバーと言えばバンコクのシロッコが有名で、とてつもなくドリンク代が高いというイメージを持っている人もいるでしょう。
しかし、ホライゾンではビール1杯190バーツ、カクテル400バーツ、ソフトドリンク120バーツ前後と意外とリーズナブルな値段。
スカイバーにはDJもいて雰囲気が良いです。音楽の音量は小さめでディスコのような雰囲気ではありません。大人が楽しめる場所です。
スカイバーもエグゼクティブラウンジ同様にノースリーブや水着、極端に肌を露出した服装では入れないので注意。
スカイバーの営業時間は毎日17:00〜1:00までです。
詳細は以下記事も参考にどうぞ。
ホテル併設のショッピングモール『セントラルフェスティバル パタヤ(Central Festival Pattaya)」
更にヒルトンパタヤには、これまたパタヤ随一の巨大ショッピングモールであるセントラルフェスティバル パタヤが併設されています。
セントラルフェスティバルには安く食べられるフードコートや、やよい軒などをはじめとした日本食レストランが入っていて、日本人には便利なショッピングモール。
滞在中に日本食が食べたくなったら足を運んでみましょう。
パタヤ旅行で絶対におすすめのホテル
これまで何度もパタヤに滞在しましたが、遂に念願のヒルトン パタヤに泊まれて大満足です。
ヒルトン パタヤは確かに他ホテルに比べて宿泊料金が高いです。自分も最初は躊躇していました。
しかし、泊まって大正解です。他のホテルよりも快適度が圧倒的に高いです。
ラウンジ良し、プール良し、スカイバー良し、立地良し、レストラン良し、ショッピングモールも併設、日本人スタッフもいる。
ここまで全てが揃ったホテルはヒルトン パタヤだけ。
思い出に残る最高のパタヤ旅行に間違いなく一役買ってくれるホテルと言えるでしょう。是非、パタヤに滞在予定の方はヒルトン パタヤに宿泊してみて欲しいです。
宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
その他、パタヤにある全てのおすすめホテルについては、以下の記事も参考にどうぞ。エリアごとに分かりやすくまとめています。
パタヤ観光の完全ガイド。初めての旅行で行きたいマストスポットをまとめました。
バンコクからパタヤへの行き方については、以下の記事を参考にどうぞ。