この記事には広告を含む場合があります。広告の場合は、紹介している「商品の購入」「サービスの利用」によって、当サイトに売上の一部が還元されることがあります。
※取材協力 / タイ国政府観光庁
アユタヤ旧市街の遺跡「ワット・チャイワッタナーラーム(วัดไชยวัฒนาราม)」の前には、タイの民族衣装をレンタルできるお店が複数軒並んでいます。
近年、アユタヤでは民族衣装をレンタル着用して遺跡を観光することがタイ人や外国人観光客の間で人気です。日本で言えば、訪日外国人が浅草で着物をレンタルするような感覚でしょうか。
その国独自の風土、歴史や美意識によって作られた民族衣装には惹かれるものがありますよね。
タイの民族衣装はメイク込みで1人200〜300バーツと手頃な値段で程度でレンタルできます。また、小さな子供用の衣装もあるので子連れ旅行でも楽しめます。
アユタヤ観光の際は是非、タイの民族衣装を着てタイムスリップした気持ちで遺跡を観光してみましょう。
今回の記事では、アユタヤで民族衣装をレンタルできる場所、タイ民族衣装について解説しています。
アユタヤのタイ民族衣装レンタル店の場所
タイの民族衣装をレンタルできる店は、アユタヤ旧市街の遺跡「ワット・チャイワッタナーラーム(วัดไชยวัฒนาราม)」の入り口前に並んでいます。
ワット・チャイワッタナーラーム(วัดไชยวัฒนาราม)の場所↓↓
遺跡前には上写真のようなお店が複数並んでいます。いずれの店舗も店頭に民族衣装をディスプレイしているので、すぐに見つかるでしょう。
ちなみに、どの店もレンタル料金は同じです。なのでどの店に入ってもOKです。
営業時間は店舗によって若干の違いはありますが、いずれも7:00〜19:00くらいまで。日中に行けば、まず開いています。
民族衣装を着るとエキゾチックな気持ちになれる
店に入ると、こんな感じで沢山の衣装の中から気に入ったものを選べます。
メイク台。希望があればタイ人スタッフが髪型や王冠をセットしてくれます。
アクセサリーも沢山。衣装に合う物をタイ人スタッフが選んでくれます。
そもそもタイの民族衣装ってどんなもの?
日本の民族衣装と言えば着物ですが、タイの民族衣装ってそもそもどんなものなのでしょう。
一般に、タイの民族衣装は、男性物を「スア・プララーチャターン」、女性物を「シワーライ」と呼びます。
いずれも街中で着用している人は、まず見かけません(日本の街中で着物を着ている人をほぼ見かけないのと同じですね)。
ただ、結婚式などの儀式、または観光客向けのタイ伝統ダンスショーが見られるレストランなどでは、民族衣装を着用したタイ人を見られます。
(女性は綿やシルクで作られた布「サバイ」と筒のような形のスカート「パ・ヌン」を着用して、肩からシルクをかける。男性は立ち襟のジャケットとタイパンツを着用する)
異国情緒たっぷりの衣装ですが、これが意外と日本人にも似合います。
こう見ると、日本の着物は季節感を表現したシンプルな服である一方、タイの民族衣装はゴージャス感が凄いですね。日本のお寺とタイのお寺の違いにも共通していますね。
まずは店内で記念撮影
いざタイの民族衣装を着ると、これが不思議なもので高揚感が増します。やはりこのゴージャスな色合いが気分を上げてくれるのでしょうか。
民族衣装を着用したら、タイ人スタッフがポーズの取り方を教えてくれながら写真を撮影してくれます。
「手を置く場所が違う!」「足の角度はこう!」と、指示が色々と細かかったのが何気に面白かったです。
子供も衣装をレンタルできる
子供用のレンタル衣装は100バーツです。子連れの人も親子で民族衣装を着て楽しめます。それにしても、子供が着るとまあ可愛らしい。
民族衣装を着てワット・チャイワッタナーラームへ
ここからがハイライト。衣装を着て目の前に鎮座する巨大な遺跡「ワット・チャイワッタナーラーム」へ行きます。
タイのドラマのロケ地になり人気になった
タイの民族衣装を着たら、ワット・チャイワッタナーラームで写真を撮影するのが定番になっています。
その理由は、ワット・チャイワッタナーラームが2018年にタイ国内でヒットしたアユタヤ時代をモデルにしたドラマ「ブッペーサンニワート / บุพเพสันนิวาส(Love Destiny / 運命のふたり)」のロケ地になったからです。
関連記事タイ大人気ドラマ『ブッペーサンニワート/บุพเพสันนิวาส(Love Destiny/運命のふたり)』概要
ワット・チャイワッタナーラームは元々、タイ人にも外国人にも定番の観光スポットとして知られていた寺院だったのですが、ドラマの影響で聖地巡礼を目的としたタイ人からの人気が急上昇。
そして観光客目当ての民族衣装レンタル店が立ち並び、衣装を着て遺跡を回るのが定番コースになったわけです。
なので、遺跡には外国人のみならず多くのタイ人も民族衣装を着て観光を楽しんでいます。
民族衣装を着て遺跡で写真撮影。より異国情緒が感じられます。
写真を撮影したらワット・チャイワッタナーラームを見学します。見た目のインパクトが大きな寺院なので、見どころ満載です。
ワット・チャイワッタナーラームの概要については、以下を参考に。
1630年、第24代王プラサート・トーンが、亡くなった母を偲んでチャオプラヤー川の西側に建設した寺院。
建築様式はカンボジアのアンコール・ワットに似ていることから、カンボジアとの戦争に勝利を収めたことを記念して建てたとの説もあります。
寺院の四角い境内の中央には35mの主塔がそびえ立ち、四方に4基の塔堂(プラーン)を従えて、その回りには回廊が取り巻くというアンコール・ワット様式で、八方には須弥山を表現する塔も設けられています。
また、建立の1630年からアユタヤ王朝の滅亡まで、王の法事を執り行う王室寺院でもありました。
ここも他の寺院と同様1767年のビルマ軍によって焼かれ廃寺と化しましたが、1987年になって改修され、現在ではアユタヤでもっとも美しい寺院遺跡のひとつとなっています。
この寺院遺跡は、夕暮れの名スポットとしてもよく知られています。
まるでアユタヤ時代にタイムスリップしたかのような楽しい時間を過ごせました。
アユタヤに来たら、是非タイ民族衣装を着てワット・チャイワッタナーラームを観光してみてください。
アユタヤの民族衣装レンタル店の情報まとめ
- GoogleMapでお店の場所を確認する
(周辺にも複数のレンタル店あり) - 営業時間 / 店にもよるが毎日7:00〜19:00くらいまで
- レンタル料金 / 衣装200バーツ
化粧100バーツ / 髪の毛セット100バーツ / 眉毛50バーツ
子供は100バーツ
民族衣装を着てアユタヤを観光できる日帰りツアー
タイ旅行や海外旅行自体が初めての人は、自力で行くのも良いですが日帰りのツアーを利用するのもおすすめです。ツアーであれば、バンコクからアユタヤまで安心快適に送迎車で移動できます。
また、ガイドは写真係にもなってくれます。
その他、タイ民族衣装のレンタルはバンコクでも可能です。
下記ツアーでは、バンコクの日本語対応可能のフォトスタジオで、一流のメイクアップアーティストとフォトグラファー協力のもと、フォトスタジオでタイ民族衣装の撮影ができます。タイ旅行の思い出に是非。
バンコクからアユタヤへの行き方については、以下の記事を参考にどうぞ。
バンコクからアユタヤへ自力での日帰り観光を計画している人は、以下の記事も参考にどうぞ。アユタヤのマストスポットをまとめています。
アユタヤのおすすめホテルまとめ。格安から高級まで、アユタヤ”ならでは”の美しいホテルを紹介しています。泊まりでアユタヤ旅行を計画している人は是非。
アユタヤ遺跡ライトアップツアー体験談。夜のアユタヤでしか味わえない幻想的な世界を楽しもう。
アユタヤの遺跡以外の楽しみ方。珍スポットの地獄寺や美しい宮殿など。アユタヤには沢山の魅力が詰まっています。