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ミレニアム ヒルトン バンコク(Millennium Hilton Bangkok)とは、バンコクの中心地を貫くように流れる「チャオプラヤー川」のほとりにたたずむ五つ星ホテルです。
チャオプラヤー川沿いには、ヒルトン以外にも名だたる第一級の高級ホテルやレストランが並んでいます。
川沿い一帯は、バンコクにおけるリバーサイドとして観光客にはお馴染みのエリアです。
(四角で囲んである部分がリバーサイド)
自分はいつもスクンビット界隈のホテルに泊まることが多いのですが、たまにはホテルでゆっくりと滞在したり、優雅に船で各所への移動を試みてみようと思いリバーサイドに滞在してみました。
リバーサイドにあるホテルの中でヒルトンを選んだ理由は、ずばり言うとブランド力。「世界のヒルトン」とはよく言ったもので、自分にとってヒルトンは、もはや外資系とは思えない親近感があります。
“超”がつくほどではありませんが高級感を手頃な価格で味わえる上に、サービスレベルやホテル内施設の評判も上々。実際に泊まってみた感想としても、「絶対にまた泊まりたい」と思いました。
客室の窓は大きくて、広くチャオプラヤー川を見渡せます。また、ホテル屋上にはスカイバーが併設されていたり、プールからの眺めも最高です。
バンコク旅行の際には是非泊まってみて欲しいおすすめのホテルです。
今回の記事では、ミレニアム ヒルトン バンコクの
- 客室・施設特徴
- ホテル周辺の環境
- ホテル⇔観光地へのアクセス方法
を詳しく記載していきます。
1泊の宿泊料金は10,000円程度(シーズンによって異なる場合もあり)で、ヒルトンにしては安いのもポイント。満足感の高いバンコク旅行になるでしょう。宿泊料金の詳細は以下より確認可能です。
ミレニアム ヒルトン バンコク(Millennium Hilton Bangkok)
チャロンナコーン通り(Charoen Nakhon Rd)から見たミレニアム ヒルトン バンコク
ミレニアム ヒルトン バンコクの入り口は川沿いと反対の道路(チャロンナコーン通り)沿いとで2つあります。そのため、観光地各所へ移動する際、ホテルの無料送迎ボートとタクシーどちらも利用可能です。
(ホテル内のタクシー乗り場。24時間手配可能)
チェックインロビー。チェックイン時には2,000バーツのデポジットもしくはクレジットカードの提示を求められます。宿泊客には欧米人が多いだけあって、フロントスタッフは英語が堪能。
残念ながらアーリーチェックインはできませんでしたが(部屋の空き具合によっては可能の日もあるとのこと)、ロビーに多数あるフカフカのソファでゆったりとチェックイン時間の14時まで待てました。
雨が降った日にはロビーにタオルとおしぼりが用意されます。さすがヒルトン。
ロビーでは子供相手のマジックショーが開催されていました。
客室(キング デラックス リバービュー)
写真の客室タイプはキング デラックス リバービュー(King Deluxe River View)。広さは34平米です。
今回はオフシーズン(4月上旬でソンクラーン前)に宿泊したためか、宿泊料金は9,100円程度でした(朝食なし)。1万円を切る金額でヒルトンに泊まれるなんて、それだけでもテンションが上がります。
荷物を置いて早々に堪能したのが、客室の大きな窓から見えるチャオプラヤー川の眺め。
以前泊まったルブア アット ステートタワーからのチャオプラヤー川も、超高層階だけあって素晴らしかったのですが、ヒルトンは川沿いに建てられているだけあって、より眺めがダイレクト。
船の汽笛が今にも聞こえてきそうな距離感です。
夜景もバッチリ。うっとりするほど綺麗です。キラキラと輝くクルーズ船も良い味を出しています。この眺めをいつでも客室の窓から堪能できるなんて、それだけで満足。
客室には無料のコーヒー、2本の水、電子ポッドの他に有料のボトルウォーターや酒類も備えられていました。
有料の飲料水は全て高額なので飲まない方が良いでしょう。ホテルの向かい側にあるセブンイレブンで買うのがベターです。
(小型冷蔵庫の中にも有料の飲料水あり)
テレビで日本番組はNHKのみ視聴可能です。
クローゼットの中には、ガウンや室内スリッパ、アイロン台、セーフティーボックスが備えられています。
客室を360度見渡せるパノラマ写真
ミレニアム ヒルトン バンコクの客室 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
床は絨毯張りで高級感あり。当然、清掃も隅々まで行き届いていました。さらに良かったのが、フカフカどころか”ふんわり”と表現できるくらい柔らかなベッド。
客室から夜景を眺めながらビールを飲み、ほんの少しだけ横になったつもりが朝まで熟睡するほど気持ちよく寝られました。
バスルーム
バスルームはシャワーブースが独立しているタイプ。バスタブにもシャワーヘッドが備えられていて、湯温量ともに好調です。
足を伸ばしてゆったりと浸かれる大きさのバスタブ。
アメニティ類はシャンプー、リンスー、ボディソープ、ボディローションの4種類。
歯ブラシは備えられていませんでしたが、予約サイトのレビューにて「フロントに言えば貰える」と書いてあったので電話したところ、部屋まで持って来てもらえました。
バスルームを360度見渡せるパノラマ写真
ミレニアム ヒルトン バンコクのバスルーム #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
プールとスカイバーが特に凄い
ホテル滞在の時間を充実させやすいリゾートホテルでは、ホテル内施設が充実しています。
ミレニアム ヒルトン バンコクでも
- 4軒のレストラン
- スカイバー
- プール
- スパ
- フィットネスジム
- お土産ショップ
が併設されていて、確かにホテルを出ずとも旅行を楽しめてしまう規模。
1階のレストラン「フロー(FLOW)」がおすすめ
4軒あるレストランの内、特におすすめなのが1階(レセプションフロア)にあるテラス席ありのレストラン「フロー(FLOW)」。朝食会場にもなっています。
洋食、日本食、インドカレー、タイ料理、中華など多国籍な料理が並んでいるビュッフェメインのレストランです。ラム肉のスペアリブ、ホタテ、寿司や天ぷら、デザート系も種類が豊富。
外にはテラス席があり、チャオプラヤー川を眺めながら食事できます。
宿泊客以外もランチやディナー目当てでくるくらい人気のレストランです。
ミレニアム ヒルトン バンコクに宿泊したら、是非お試しあれ。
種類 | 時間 | 料金 |
ランチ | 11:30~14:30 | 1,000バーツ |
ディナー | 18:00~23:00 | 1,800バーツ |
チャオプラヤー川が目の前。夜景が美しいスカイバー
高級ホテルに欠かせないのが屋上のスカイバー。ミレニアム ヒルトン バンコクにも屋上31階にチャオプラヤー川の夜景をダイレクトに楽しめるスカイバーが併設されています。
スカイバーの飲み物代はビール100バーツ〜、カクテル類250バーツ〜なので、そこまで高くありません。
スカイバーからはチャオプラヤー川だけでなく、街の夜景もバッチリ見えます。
いつもより美味しいお酒が飲める空間です。
良い演出のプール
プールもリバービューになっていて、朝から気持ちよく泳げます。凄く広いというわけではありませんが、他観光客グループが少しいても気にならない程度のスペースはあります。
ビーチチェアーが水面にあったり、砂浜とコテージ風のビーチチェアもあったりと、演出が面白いです。ここのプールはこうした演出のためか、かなり評判が良いです。楽しめるでしょう。
スパはちょっと高額
1階に併設されているスパ。値段は2,899バーツとかなり高額なので利用している人は少ない印象でした。マッサージであればホテル周辺に数軒並んでいるので、マッサージを求める人はホテル外へ行くのがベターです。
フィットネスジム
フィットネスジム。マシンの台数はそれなりにあります。ホテルのフィットネスジムは利用者が多くないので、混み合うことはないでしょう。
奥にはサーキット・トレーニングスペースもあり。
お土産ショップ
ホテル内にはブティックやシルク屋など複数のお土産もあり。雨が降った時やチェックイン待ちの間に時間潰しに見て回れます。
ショッピングモールもBTSもあって便利な立地
以前まで、ミレニアムヒルトンバンコク周辺は、ローカルなマッサージ屋、コンビニが複数軒、飲食店が複数軒あるだけの閑散としたエリアでした。
しかし、2018年11月に開業した大型の複合施設「アイコンサイアム(ICON SIAM)」が出来たことによって盛り上がりを見せています。
(アイコンサイアム。世界中のグルメを集めたレストランや、タイ初進出の高島屋をはじめ、あらゆる店が入居する複合施設)
食事や買い物に便利な環境です。
- 毎日10:00〜22:00
- 公式サイト
一方で、昔ながらのタイを感じられるローカルなマーケットも存在します。
ホテル横にある地元民向けのローカルマーケット。
タイ料理中心ですが、1食40バーツ程度で食事できます。タイらしさを味わうために、あえてローカルマーケットで食事してみるのも面白いです。
アイコンサイアムを含め、ミレニアムヒルトン周辺にある観光地については、以下の記事を参考にどうぞ。
BTSも利用できる
ホテルから徒歩4分(距離約300m)の場所には、BTSゴールドラインのチャルンナコーン駅(Charoen Nakorn)があります。
この位置にBTSがあるのはかなり便利。例えば、人気観光地「ワットパクナム」の最寄りBTSタラートプルー(Talat Phlu)まで、わずか4駅(乗り換えは1回だけ)。
バンコクで一番高い展望台「マハナコンタワー」があるBTSチョンノンシーへも5駅のみです。
その他にも乗り換えしながらであれば、バンコク中のメイン観光地ならどこへでも行けます。
ミレニアムヒルトンバンコクの最寄り駅から、各駅までの距離、乗り換え案内については、以下のバンコク路線図アプリを利用すると便利です。
バンコックメトロ
Federico Zanetello無料posted withアプリーチ
ホテルの無料送迎ボートも使える
チャオプラヤー川側の出口には「ホテル⇔BTS サパーンタクシン」「ホテル ⇔ アジアティーク ザ リバー フロント」間を送迎する無料ボート乗り場があります。
BTS サパーンタクシンへ行けばチャオプラヤー・エクスプレス・ボートに乗り換えて、ワットプラケオをはじめとしたバンコク三大寺院へ行くことも可能です。
またBTSサパーンタクシンからバンコク主要観光エリアの最寄りBTSへもアクセスできます。
BTS サパーンタクシンにあるチャオプラヤー・エクスプレス・ボートでバンコク三大寺院にアクセスする方法は、以下の記事を参考にどうぞ。
アジアティーク ザ リバーフロントへは直行してくれます。
アジアティークはバンコク最大のエンターテイメント性あふれるナイトマーケットなので、家族やカップルで来ている方は一度行ってみるのがおすすめ。
ホテルからの無料送迎ボートは下表のとおりです。
行き先 | 運行時間 |
BTS サパーンタクシン行き | 06:30~24:05 20分毎に1本 |
アジアティーク行き | 18:00~22:00 40分毎に1本 |
(無料の送迎ボート)
バンコク市内からホテルへのアクセス
ホテルへのアクセスは
- タクシー
- BTS サパーンタクシンから専用の送迎ボートに乗る
- チャルンナコーン駅(Charoen Nakorn)から徒歩
上記3つの方法があります。
空港からはタクシーが良い
バンコクの空港からアクセスする場合は、タクシーを利用するのがベターです。
エアポートレールリンクとBTSを乗り換えながらBTSチャルンナコーンへ行く、という手段も取れます。
しかし、飛行機疲れが残る中、重い荷物を持って乗り換え等で歩き回るのは疲れるでしょう。
そのため、空港からホテルへはタクシー利用がおすすめ。
バンコクにある二つの空港「スワンナプーム国際空港」と「ドンムアン国際空港」でタクシーに乗る方法については、以下の記事を参考にどうぞ。
観光を終えてホテルに帰る際や、アジアティークからホテルへ帰る際は、無料の送迎ボートやBTSを積極的に活用しましょう。ボートからの景色はバンコクならではの風情を感じられて面白いです。
BTS サパーンタクシンのミレニアム ヒルトン バンコク行き送迎ボート乗り場
BTS サパーンタクシンにある送迎ボート乗り場は、駅の外にある「サートーン船着き場」内にあります。
(ピンク色の四角で囲んでいる駅がBTSサパーンタクシン)
まず、BTS サパーンタクシンの2番出口を降ります。
(BTS サパーンタクシンの2番出口。案内板に「Millenium Hilton Bangkok Hotel」との記載がある)
2番出口を降りて道なりに進むと、サートーン船着き場に到着します。
(サートーン船着き場)
サートーン船着き場ではヒルトン専用ボート以外にも、上述したチャオプラヤー・エクスプレス・ボートも発着しているので、乗り間違えないよう要注意。
ヒルトン専用の送迎ボートは船着き場に入って右手、「SHUTTLE BOAT SERVICE」と書かれた場所から乗ります。
専用送迎ボート乗り場で待っていると、ヒルトンの船がやってきます。
BTS サパーンタクシン発のヒルトン行き無料送迎ボートは6:40〜0:05の間、約20分に1本出航します。
チャルンナコーン駅からは徒歩3分
BTSチャルンナコーン(Charoen Nakorn)からは、BTSを降りて、ほぼ一直線に歩くだけです。
アジアティーク内のにもヒルトン行き無料送迎ボート乗り場がある
アジアティークからヒルトンへ無料の送迎ボートで帰るには、アジアティーク内のウォーターフロント地区にある船着き場からボートに乗ります。
ヒルトンからアジアティークへ送迎ボートで来た場合、到着場所の横に出航場所があるので、すぐに分かるでしょう。
(MAP上水色の場所がウォーターフロント地区。出航場所は到着場所の横にある)
シャトルボート乗り場。ここからヒルトンの送迎ボートに乗れます。
アジアティークからヒルトン行きの無料送迎ボートは18:15〜22:15の間、40分に一回出航しています。
リバーサイドの魅力を存分に味わえるおすすめホテル
今回、ヒルトンに泊まってみて、とにかくリバーサイドの魅力を思う存分味わえました。
客室からの景色、プールからの景色、スカイバーからの景色、レストランテラスからの景色、送迎ボートからの景色。
ヒルトンにはチャオプラヤー川の素晴らしい眺望を満喫できる機会にあふれています。
都心部での滞在も悪くないですが、こうしたバンコクならではの立地を活かしたホテルに泊まってみるのも素晴らしいです。
眺望やホテル内での快適な時間を求める方は、是非ヒルトンに泊まってみてはいかがでしょうか。
ミレニアム ヒルトン バンコクの宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
ミレニアム ヒルトン バンコクを含め、バンコクリバーサイドにある全てのおすすめホテルについては、以下の記事を参考にどうぞ。
バンコク・リバーサイドで最もコスパの高いホテル「チャトリウム・バンコク」宿泊レポート。
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