ご存知の方も多いと思いますが、パタヤは夜遊びスポットとして知られています。
実際、自分は男だけで何度かパタヤに滞在したことがありますが、滞在中に行ったことと言えば夕方に起きて夜に繁華街に繰り出すだけでした。
つまり夜遊びの記憶しかないんですね。
確かに夜遊びも十分パタヤの魅力として挙げられますが、ではカップルや家族連れにとってはまったく魅力のない場所かと聞かれると、そんなことはありません。
観光地こそ少ないものの、ビーチリゾートということだけあってアクティビティを楽しみたい人、リゾート地の雰囲気そのものを楽しみながら休暇を過ごしたい人にも十分おすすめできる地です。
自分は男だけの旅行ではなく、彼女とも数回パタヤへ旅行に行ったことがあります。
彼女がいると、もちろん夜遊びに精を出すことはできません。
そのため、男だけの時はウォーキングストリートから近いホテルをピックアップして選びますが、彼女と一緒の時は全く別の視点を用いて決めています。
それは
- ビーチに近い
- ホテルの雰囲気が良い
この2点です。
ビーチが近いといつでも散歩に出られるし、ロマンティックな気持ちを味わえます。また、パタヤはビーチ沿いに発展している街なので利便性も高いです。
ホテルの雰囲気は、せっかくビーチリゾートに滞在するのだから彼女が喜んでくれそうな”特別な”雰囲気を持った場所を選んでいます。
今回は、上記を踏まえて自分がこれまでにパタヤで彼女と宿泊したホテルの中から、特に雰囲気がよくてビーチに近いおすすめのホテルを紹介します。
これからカップルでパタヤに行かれる方に、是非参考にしていただけたらと思います。
もくじ
カップルでのパタヤ滞在。ここだけは行きたい!
観光地の中でとりわけて有名なのは、「ウォーキングストリート」と「ティファニーズショー」です。
(ウォーキングストリート)
ウォキングストリートは、パタヤ市内南西部のビーチ沿いにある450mほどの通りです。
ゴーゴーバーと呼ばれる男性向けのお店やディスコ、バーやレストランが道の両端に連なっています。
日が暮れてからは歩行者天国になり、パタヤに滞在している観光客の殆どがウォーキングストリートに集まります。
海外特有の雑多な雰囲気を味わいながら夜を過ごせる場所です。
(ウォーキングストリート内にあるディスコ「インソムニア」。カップルでお酒を飲みに行こう)
ウォーキングストリートでカップルが楽しめるおすすめのディスコについては、以下の記事も参考にどうぞ。

(ティファニーズショーのニューハーフショー)
アルカザールは、パタヤ中心部の北側にあるニューハーフショーの劇場です。
“元”男性に見えない美しい女性達のショーを楽しめます。
パタヤに住んでいないタイ人でも知っているほど有名な劇場なのでカップル滞在の時は、是非とも一度は足を運びたい場所です。

パタヤでカップル向けの滞在先
紹介するホテルの場所は、全て以下の地図上に記載しています。
地図上A〜Dのマークが紹介するホテルです。アルファベット順がおすすめ順位でもあります。
その他のアイコンはパタヤ市内にある有名観光地です。
上で紹介したウォーキングストリートは赤色ライン。アルカザールは紺色の星マークです。
パタヤ市内での移動は、市内を巡回するソンテウ、もしくはモタサイ(バイクタクシー)やタクシーを利用すると便利です。
では、カップル向けホテルをおすすめ順に紹介していきます。
<地図上A>バラクーダ パタヤ Mギャラリー バイ ソフィテル (BARAQUDA PATTAYA MGALLERY BY SOFITEL)
バラクーダ パタヤ Mギャラリー バイ ソフィティルは、ウォーキングストリートから800m。徒歩10分の場所にあるデザインホテルです。
ホテル全体のコンセプトは「マリン」。コンセプト通り、ホテルの随所にビーチリゾートらしい青々とした雰囲気を出しているのが特徴です。
個性が強く遊び心があるけれども決してうるさくない客室のデザインが、女性にも男性にも受けること間違いなしです。
まずは客室を360度見渡せるパノラマ写真をどうぞ。
バラクーダ パタヤ Mギャラリー バイ ソフィテル (BARAQUDA PATTAYA ? MGALLERY BY SOFITEL)の客室 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
カーペットやクッションなど、所々に使っている青や水色がアクセントになっているお洒落な部屋。
ウッドフローリングとの相性が良く、程度な高級感はあるけれども決して”お高い雰囲気”ではないので、若いカップルに人気なんだとか。
ベッド。奥に見えるガラス張りの部屋はシャワールームです。中のカーテンを開けると部屋からシャワーの様子が見えるという少しエッチな設計。
シャワールームを360度見渡せるパノラマ写真。カーテンは開けています。
バラクーダ パタヤ Mギャラリー バイ ソフィテル (BARAQUDA PATTAYA ? MGALLERY BY SOFITEL)のシャワールーム #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
円形の洗面台や鏡はまるで宇宙船のよう。こうした非日常の演出が少しあると「海外に羽を伸ばしにきたな」という気分になれます。
クローゼットの中にはガウンやセーフティボックス。横には無料のコーヒーも完備。
ホテルとして当たり前のサービスもついているので滞在においての不満は全くありませんでした。
シャワールーム側から部屋を見渡すとこんな感じ。
ちなみに、作業机はベッドの後ろにあります。冷蔵庫は作業机の足元に。
バラクーダ パタヤ Mギャラリー バイ ソフィテルのプールは、宿泊客が最も好感を示すホテル施設の一部でしょう。
綺麗に透き通った水や十分な数のビーチチェアー。騒音もなくゆったりとした時間を過ごせます。
夜になると光が反射して幻想的な雰囲気に。カップルでビーチチェアーに腰を下ろして語り合うと最高の気分。
五つ星ホテルということだけあって、スタッフの対応も良く概ね満足できました。
スタッフの制服がマリン系統に統一されているのも優しい雰囲気があって良いです。
適度にお洒落で、且つカップルで楽しめる要素が満載なので、パタヤへ行く男女に是非ともおすすめしたいホテルです。
宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
<地図上B>LK ザ エンプレス (LK The Empress)
LK ザ エンプレス (LK The Empress)は、その名の通り「女帝」をイメージさせるヨーロッパデザインの客室が特徴のホテルです。
完全に女性好みの客室なので、男性が合わせてあげられるかがポイントになりますが、個人的な感想を言わせてもらうと男の自分でも滞在しやすかったです。
こういったデザインのホテルに泊まる機会は日本ではまずないので、彼女と一緒なら楽しいし思い出になります。
まずは客室を360度見渡せるパノラマ写真をどうぞ。
LK ザ エンプレス 客室 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
数時間も客室にいたらすぐに慣れますが、初めて部屋に入った時のインパクトは大きかったです。
彼女と同時に思わず「おお〜!」という声が出ました。
デザインこそ奇抜ですが、椅子の数が多かったり、ベッドに弾力性があったりで過ごしやすさは高級ホテルそのもの。
鏡や家具など全てのデザインが中世ヨーロッパ風にデザインされています。
冷蔵庫周りは意外に普通のホテルと同じ作り。
バスルームを360度見渡せるパノラマ写真。
LK ザ エンプレス バスルーム #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
客室のデザインは男性にとってはそこまで心踊るものではありませんが、バスルームは男性にも嬉しい作りです。
というのは、ジャグジーユニットが搭載されているからです。
やっぱりホテルと言ったらジャグジーでゆっくりと日頃の疲れを癒したい!
浴槽は彼女と二人でも浸かれる広さなので二人で仲良くどうぞ。
アメニティも完備。
客室からはパタヤビーチが良く見えます。ホテルを出て目の前がビーチロードなのでいつでも散歩に出られる。
朝食会場。朝食はタイ料理と欧米食の2種類ですが、種類は豊富。
また、そこそこに味も良く周辺のレストランへ食べに出るよりも良いです。
朝食会場では、意外にも年配の夫婦の宿泊客の姿も見受けられました。いずれも欧米人と思われる方々でしたが、あちらでは年を取ってもこうしたホテルを好きな人が多いのでしょうか。
エントランス。客室同じくヨーロッパ風のデザインだった。
ホテル内にはファミリーマートが併設されていたりと、利便性も高いです。
奇抜なデザインのホテルが好きという人であれば思い出に残る旅になるでしょう。
男性も彼女が泊まりたそうであれば、合わせて泊まってあげるのも意外と良いですよ。
自分も最初は抵抗があるかと思いましたが、利便性が高く立地も良いのですぐに気に入りました。
宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
<地図上C>ザ パタヤ ディスカバリー ビーチ ホテル (Pattaya Discovery Beach Hotel)
ザ パタヤ ディスカバリー ビーチ ホテル (Pattaya Discovery Beach Hotel)は、ニューハーフショーで有名なアルカザールから500m、徒歩6分の場所にあるホテルです。
上記2ホテルとは打って変わってスタンダートなデザインなので、派手さの落ち着いた部屋に泊まりたいカップル向けです。
広々した部屋と大きめのソファーがあり、部屋からはパタヤビーチが一望できるという立地の良いホテルに泊まりたい人は是非。
まずは客室を360度見渡せるパノラマ写真をどうぞ。
ザ パタヤ ディスカバリー ビーチ ホテル (Pattaya Discovery Beach Hotel)の客室 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
部屋は広々している。上記2ホテルに比べるとインパクトは少ないが、滞在してみるとすごしやすさは負けず劣らず。
落ち着いた雰囲気の部屋なので30代や40代の人も過ごしやすいかと思います。
部屋の手前側にはソファーやテレビなどのくつろぎスペースもある。
テレビの下にはミュージックコンポもある。
パタヤにはCDを売っている露店が多いので、気に入ったCDを買って部屋で流して雰囲気作りを楽しめました(但し、売っているCDはコピー商品が多いので注意)。
バスルームを360度見渡せるパノラマ写真。
ザ パタヤ ディスカバリー ビーチ ホテル (Pattaya Discovery Beach Hotel)のバスルーム #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
バスルームも広々。中に化粧台(鏡はないが)やクローゼットまで完備されている。
浴槽は深くて彼女と二人で浸かれます。
クローゼットの中にはガウンや代えの枕、ドライヤーなどが完備。
バルコニーには程よく日が差し込みます。朝や夕方はここでビールを飲むのが気持ち良いです。
共用部を含めホテル全体に静けさがあって良い。宿泊客層も年配の方が多かったように思えます。
派手さやデザインに売りはないですが、落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと過ごしたい人向けのホテルでしょう。
宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
<地図上D>A ワン パタヤ ビーチリゾート (A-One Pattaya Beach Resort)
A ワン パタヤ ビーチリゾートは、アルカザールから約650m、徒歩8分の場所にあるホテルです。
このホテルは最初の2つのホテルと3つ目のザ パタヤ ディスカバリー ビーチ ホテルの、丁度間をいくようなデザインのホテルです。
程よくリゾート感が出ていて程よく落ち着きがあります。
また、今回紹介するホテルの中では比較的宿泊料金が安いので、予算をおさえながらも雰囲気の良い場所に泊まりたいカップル向けホテルです。
客室を360度見渡せるパノラマ写真。
タイのパタヤのAワンパタヤビーチリゾート #A-One #Pattaya #Beach #Resort #hotel #エーワン #パタヤ #ビーチ #リゾート #ホテル #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
茶色を基調としたモダンなデザインの客室。
3つ目に紹介したザ パタヤ ディスカバリー ビーチ ホテルもそうでしたが、どうしてこうも両ホテルは落ち着きがあるのかなあと思い、色と心理作用の関係を調べたところ、茶色には人間の心を落ち着かせる作用があるそうですね。
バスルームを360度見渡せるパノラマ写真。
タイのパタヤのAワンパタヤビーチリゾート 02 #A-One #Pattaya #Beach #Resort #hotel #エーワン #パタヤ #ビーチ #リゾート #ホテル #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
コンパクトですがバスユニットもあるので申し分ない設備です。
もちろんこちらも彼女と二人で浴槽に浸かれます。
エントランスロビー
大きくはないですがプールも。パタヤの海は決して綺麗ではないので、水浴びをするならプールの方が良いです。
ホテル周辺にはマッサージ屋、両替、コンビニなどが密集しているので滞在中は何かと便利。
不便さやストレスを感じることは一切ありませんでした。
比較的安い宿泊料金で良い環境のホテルに泊まりたいカップルにおすすめです。
宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
紹介したカップル向けホテルのまとめ
今回紹介した4つのホテルをまとめると
ということでした。
是非、カップルでのパタヤ旅行の参考にして頂けたらと思います。
バンコクからパタヤへの行き方は、以下記事を参考にどうぞ。

パタヤ全てのエリアのホテルをまとめました。以下の記事もホテル探しの参考になるかと思います。
