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チェンマイは巨大な観光都市ですが、バンコクとは異なりBTSやMRTといった電車が走っていません。
そのため、土地勘のない旅行者はツーリストエリアと呼ばれる、旅行者用の施設が連なっているエリアに宿泊するのがおすすめです。
- チェンマイ旧市街
- ナイトバザール周辺
- ニマンヘミン通り
- リバーサイド
ツーリストエリアにはマッサージやお洒落なカフェ、レストランなど街歩き中に立ち寄る店が多いです。
また、トゥクトゥクやソンテウなど、移動に使う乗り物が頻繁に走っています。ツーリストポリスの詰め所もあるため、比較的治安も良いです。
今回の記事ではチェンマイのおすすめホテルとあわせて、各エリアの特徴も解説します。
五つ星でも1泊1万円前後で宿泊できる(シーズンにもよりますが)、コスパが高いホテルを中心に紹介しています。格安に旅費を抑えてチェンマイ観光を楽しみたい人の参考になれば幸いです。
おすすめの滞在エリア4ヶ所の特徴
冒頭で述べた通り、チェンマイの滞在で最も便利なツーリストエリアは以下の4ヶ所です。
- 旧市街
チェンマイ観光のメインとなる寺院が連なるエリア。レンタカー、レンタルバイク、レンタル自転車店や現地ツアー会社が多い。寺院観光に便利。 - ナイトバザール周辺
ナイトマーケットやバービアなどと言った、主にナイトライフを楽しめる賑やかな店が多いエリア。欧米系の観光客をよく見かける。 - ニマンヘミン通り
お洒落な雑貨屋やカフェが多い通り。
代官山のような落ちついた雰囲気がある。昼間の街歩きに最適なエリア。 - リバーサイド
高級ホテルが多いエリア。ホテルステイを楽しみたい人向け。
最もチェンマイらしさを味わえる「旧市街」の特徴
個人的には、チェンマイ旅行が初めての人には「旧市街」での滞在を強くおすすめします。
旧市街は、かつてランナータイ王国という独立国家が都を築いていたエリアです。チェンマイのメイン観光地であるため、上述しているようにレンタルバイク・レンタカー・レンタル自転車の店や、現地ツアー会社が多々点在しています。
もし、現地に到着してからレンタカー(またはバイク、自転車)や現地ツアーを利用する可能性が少しでもある人は、旧市街に滞在した方が便利です。
また、チェンマイ旧市街にはチェンマイ観光のハイライトとも言える、風情あふれる寺院が多々点在しています。
旧市街は最もチェンマイを満喫できるエリアと言えます。
(観光客向けエリアでありながら、郷土料理を提供する地元民向けのローカル飲食店も多くて楽しい)
その他のエリアも決して不便ではありません(コンビニやATM等は不足なく存在している)。バーや飲食店等が多く、街歩きを楽しめます。
しかし、旧市街に比べると見劣りします。他エリアは旧市街より都会的ではあるものの、その他タイ国内都市の繁華街と似たような光景が広がっている印象です。また、レンタカー店や現地ツアー会社は旧市街に比べると少ないです。
せっかくチェンマイを旅行するのであれば、旧市街でチェンマイらしさを堪能した方が楽しめるでしょう。ホテルの内装デザインやコンセプトに関しても、チェンマイ旧市街は古都をイメージした趣あるホテルが多いです(写真映えもする)。
一方、他のエリアは全部が全部ではありませんが、タイのその他都市でも見かけるような近代的なホテルが比較的多いです。
チェンマイで一番賑やかな「ナイトバザール周辺」の特徴
(チェンマイナイトバザール)
ナイトバザール周辺は、チェンマイで最も都会的で賑やかなエリアです。
チェンマイナイトバザールと呼ばれる700店舗近くもの露店が営業する通りを中心に、ファーストフードのチェーン店や、カフェ、バーが軒を連ねています。タイに慣れていない外国人にとっては利便性の高いエリアです。
営業している露店でお土産選びもできるのが、ナイトバザールエリアに滞在するメリット。
(バーガーキングやマクドナルド、スターバックスなどのチェーン店はナイトバザール周辺に密集している)
山岳民族衣装の色合いをイメージした衣類や、雑貨やアクセサリー、また手作りの伝統工芸品など、あらゆる店舗が並んでいます。
最も万人受けするエリアです。一人旅でも寂しさを感じることがありません。賑やかな場所が好きな人はナイトバザール周辺のホテルがおすすめ。
チェンマイのお洒落エリア「ニマンヘミン通り」の特徴
ニマンヘミン通りは、チェンマイの原宿・代官山とも呼ばれる、お洒落な雑貨屋やカフェが目を引く通りです。
ニマンヘミン通りは、チェンマイナイトバザールとは対極的です。1店舗1店舗が店の外壁から内装、店内のオブジェにまでこだわりが感じられます。チェンマイ随一のお洒落エリアです。
(やよい軒や富士レストランなど、日本食チェーン店が入居しているショッピングモールもある)
ただ、飲食店を除いて殆どの店が夜に閉まってしまうため、夜はそこまで賑やかではありません。夜に飲み歩きたい人にとっては、やや物足りない場所に感じられるでしょう。
どちらかと言えば、昼間のカフェ散策や買い物を楽しみたい人におすすめのエリアです。カップルや子連れ旅行に人気。
ホテルステイを楽しみたい人向け「リバーサイド」
リバーサイドはチェンマイ旧市街の東側を流れる「ピン川」沿いを指します。ピン川自体は綺麗でもなければ特徴があるわけでもありませんが、川沿いに観光客向けレストランなどが連なり良い雰囲気です。
ただ、その他エリアに比べるとコンビニや飲食店の数は少なく、滞在には若干不便。ホテルから外出する際はグラブタクシー(使い方)など、なにかしらの移動手段を利用する機会が多くなるでしょう。
そのためか、大型でホテルステイを楽しめる高級ホテルが多く、ゆったりホテルで過ごしたい人や子連れ旅行におすすめです。
チェンマイおすすめホテルの地図
チェンマイには格安〜高級ホテルまで、数多くのホテルが連なっています。
以下では、上述した4エリアに位置する3つ星〜5つ星のホテルを合計20軒紹介しています。
以下は紹介するホテルの場所を記した地図。
- 左上の 地図上の全項目をリスト表示します。
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- 右上ので拡大地図を表示します。
- アイコンをクリックすると場所の写真を表示します
- ❶〜❼ = 旧市街のおすすめホテル
- ❶〜❻ = ナイトバザール周辺のおすすめホテル
- ❶〜❹ = ニマンヘミン通りのおすすめホテル
- ❶〜❸=リバーサイドのおすすめホテル
古都の観光を楽しむ。旧市街のおすすめホテル7軒
チェンマイで最もおすすめの滞在エリア。旧市街は景観の観点から高層ビルがありません。ホテルは低層階構造のブティックホテルが多いです。
チェンマイの古都をイメージした趣のあるホテルが多く、滞在すれば思い出になること間違いなし。
❶ ホテル M チェンマイ (Hotel M Chiang Mai)
チェンマイ旧市街の入り口となるターペー門の目の前にある中級ホテル。旧市街の観光に一番便利な立地です。
(ホテル目の前には立派なターペー門がそびえ立つ)
旧市街はナイトバザールやニマンヘミン通りに比べると夜の人通りは少ないですが、ホテル M チェンマイは旧市街の入り口付近に位置しているので、他のホテルよりかは夜も人通りが多いです。飲食店も多いので結構賑やか。
GoogleMapで見ても分かる通り、ホテル周辺にはカフェやレストラン、マッサージ店が沢山あります。ホテルから徒歩1分の場所にはセブンイレブンもあって便利。
(ホテル1階には24時間営業のバーガーキングもある)
ホテルの内容自体はビジネスホテルレベル(広さは24平米)なので、一人旅の人におすすめ。1泊の宿泊料金は3,000〜4,000円前後と、立地の良さの割には格安です。
スーペリアルーム。部屋の広さは24平米です。今回、筆者は彼女との2人滞在だったので、荷物を広げるとやや狭く感じる広さでした。
ただ、清潔感はありますし、冷蔵庫やセーフティボックス、テレビ、作業机など一通りの物は揃っているので、一人旅ならストレスは感じません。
作業机
シャワールーム。スーペリアはシャワーのみです。
バスタブが欲しい人は、ワンランク上のデラックス ダブル ベッドルームに宿泊するのが良いです。バスタブがついています。
アメニティについて。歯ブラシはありませんが、シャワーキャップ、ボディソープ、シャンプーの基本セットは完備しています。
無料の水やコーヒー類
ホテルレセプションでは自転車の貸し出しも行っています。
ママチャリのみなので、トレックなどのスピードの出る自転車に乗りたい人は、近辺にあるレンタサイクルショップで借りましょう。
ホテル M チェンマイのメリットは、チェンマイ旧市街目の前のため旧市街内の観光をしやすいという点です。
また、日曜日になるとホテル目の前でサンデーマーケット(地図上ピンクのライン)と呼ばれる週末限定の夜市が開催されます。
(サンデーマーケット。旧市街の一部を歩行者天国にして開催される大規模なナイトマーケット)
上記を含めると、観光・街歩きを効率良く楽しめる立地です。ホテル自体に豪華さはないものの、値段が手頃で清潔感があるので、トータルで見てバランスがいいと思えるでしょう。
- 旧市街観光がメインの人
- サンデーマーケットへ行く人
におすすめです。
ホテル M チェンマイの詳細については、以下の宿泊レビューも参考にどうぞ。
❷ ヴィラ クラン ウィアン(Villa Klang Wiang)
旧市街の南側、有名な寺院「ワットチェディルアン」から徒歩10分の場所に位置する、こぢんまりとしたブティックホテル。客室数はわずか19室。
また、夜はホテル周辺の人通りが少なくちょっと寂しげなのが欠点ですが、それ以外は完璧。最寄りのコンビニまでは徒歩5分程度。また、客室数が少ないため、他の宿泊客と出くわすことが少なく静かにすごせます。
それでいて、ホテル敷地内は緑が多く、北タイ風建築様式やインテリアで設備されていてお洒落。写真好きな人も楽しめます。
1泊の宿泊料金は10,000円前後。
ホテル内の通路。チェーンホテルにはない独特のデザインがお洒落。
写真の客室タイプは「デラックス キングサイズベッド1台付(Deluxe 1 King Bed)」広さは38平米。
白基調の清潔感のある部屋、洒落たバスタブ完備のバスルーム、そして山岳民族柄の洒落たクッションを置いてあるバルコニー。これで1泊10,000円くらいなら全然OK。ベッドがほどよく固く、快眠できたのも良かったです。
プールは広くはありませんが、そもそも客室数が少ないホテルなので利用者も少なく、貸切状態の時が多かったです。なので伸び伸び泳げます。ビーチベッドの数は多く、夜も良い雰囲気。
そして朝食はボリューム満点!しかも美味しい。特にオムレツは、ふわふわトロトロで美味しすぎて、おかわりしてしましました。
これで1泊10,000円くらいなら文句なし!良ホテルです。かなり楽しく滞在できました。
チェンマイらしさのあるブティックホテルに泊まりたい人にはおすすめです。
❸ ラミン ロッジ (Raming Lodge Hotel)
旧市街の目の前、バービアやタトゥーショップが多く、夜も賑やかなロイクロ通りに位置する中級ホテル。
(ホテルから徒歩5分の場所にはチェンマイ随一のバービア街(GoogleMap)もある。そのため、夜遊びも楽しみたい旅行者向けホテル)
正確には旧市街の外側に位置していますが、徒歩1分で旧市街に入れる近さです。こちらのホテルも旧市街観光に便利な立地です。
ロイクロ通りは西洋人こそ多いものの、中国人団体客が少ないので、基本的にホテル滞在で不快な思いをすることは少ないです。ホテル目の前にはマッサージ屋や両替所もあるので立地的にも便利。
(宿泊客は西洋人が多い)
(広いプールを完備。西洋人が好みそう)
旧市街をメインで観光しつつ、夜は西洋人ばりにバービアで飲み歩きたい人におすすめのホテルです。
写真はスーペリアダブルルーム。客室の広さは32平米です。
2人滞在でも割りとゆったりできるサイズ。作りは新しくないですが、清掃は行き届いていたし、1泊約4,000円だったのでコスパは良いです。
作業机。テーブルの上には無料の水とコーヒー類が置いてありました。
テレビ
シャワールーム。シャワーのみでバスタブは付いていません。
バスタブ付きの部屋が良い方は、グランドデラックスダブルに宿泊するとバスタブがついています。
ホテル前のロイクロ通り(地図上抹茶色のエリア)。昼間は閑散としていますが、日が落ちると店の看板が点灯して賑やかな雰囲気になります。ナイトライフを中心に楽しみたい人には、満足いく立地のホテルです。
シーズンによっては、1泊3,000円台で宿泊できるコスパの高さも魅力。
❹ チャラナンバー6(Chala Number 6)
チェンマイ旧市街の観光名所「ワット チェディ ルアン」目の前に位置する五つ星ホテル。
旧市街のホテルらしく、ランタン風の照明が設置されていたりタイ北部の伝統衣装を着たスタッフがいたりと、内装や雰囲気に趣向を凝らしているのが特徴です。
(ホテル内には清涼感溢れる竹林の道の他、手入れされた綺麗な中庭もある)
1泊の宿泊料金は、シーズンにもよりますが6,000円前後。旧市街の主要観光地ワットチェディルアン目の前という好立地でありながら、1泊6,000円前後は安すぎます。
2018年にオープンしたホテルなので、比較的新しいのもおすすめのポイント。こちらも旧市街の寺院散策中心に楽しみたい人なら満足度の高いホテルです。
チェックインロビー。熊の人形が山岳民族風のエスニック柄衣装を着ていて可愛い。
写真の客室タイプはデラックス ダブル ルーム(Deluxe Double Room)。広さは33平米です。
広くはないですが、比較的新しいホテルだけあって全体的に綺麗。33平米とはいえ2人滞在までなら十分な広さです。これで1泊6,000円前後なら十分コスパが高いです。
広くはないですがバルコニー付き。喫煙可能です。バルコニーから見える中庭の景色も良いです。
バスルーム。シャワーブースは独立しているタイプ。バスタブは足を伸ばして浸かれる大きさです。デザインが洒落ているのもGOOD。
驚いたことに、トイレにはウォシュレット機能を完備。これは日本人にとってはありがたいです。
ホテル内はどこを見回しても、チェンマイにちなんだ装飾で溢れています。敷地内を散策しているだけで楽しい気持ちになれるホテルです。
- 比較的新しい
- 旧市街の観光名所が目の前
- 五つ星ホテル
- 雰囲気良し
- それでいて1泊6,000円前後
という旧市街ではパーフェクトな要素を備えたホテルです。雰囲気重視でホテルを探している人は是非。
チャラナンバー6の「朝食」や「アフタヌーンティー」の様子も含めた詳しい宿泊レビューについては、以下の記事を参考にどうぞ。
❺ ユー チェンマイ(U Chiang Mai)
上述したチャラナンバー6の近く、ワットチェディルアンから徒歩3分の場所に位置する4つ星ブティックホテル。
ホテル敷地内にあるプールを囲むように客室棟が建っています。
4つ星ホテルなので上述したチャラナンバー6に比べると施設の良さは劣るものの、スタッフのホスピタリティは5つ星ホテルそのもの。また、古都らしい洒落たデザインなのも魅力です。
日本人からのレビュー評価もかなり高いです。評判どおり素晴らしいホテルでした。
宿泊料金はシーズンにもよりますが1泊6,000円前後。
ワットチェディルアン周辺ホテルの中では安くて綺麗、ホスピタリティ抜群と、こちらもコスパが高いです。
レセプションロビー。風通しが良いです。クッションなどの家具もこだわりがあって洒落ています。ロビーに入ると、すぐにスタッフが荷物を預かってくれてチェックインの手続きをしてくれました。
プール。5つ星ホテルと比べると少々狭いです。
しかし、Uチェンマイは客室数41部屋のみの小規模ホテルだからか、筆者が滞在した時にプールを使用している人は2人くらいしか見かけませんでした。タイミングが良ければ貸切で利用できます。
写真の客室タイプはデラックスルーム(Deluxe)。広さは43平米です。さすが評判の良い4つ星ホテル。部屋だけに関しては5つ星ホテルと比べても遜色ありません。
枕元の読書灯はランタン風で洒落たデザイン。
ソファーやクッションなどが全て紫基調です。ちょっとエキゾチックな感じが良い。古都のホテルらしいデザインです。
バスルーム。バスタブは熱々のお湯が出ます。独立したシャワーブースもあります。
広々としたバルコニーも完備。バルコニーにはクッションがある他、天井に扇風機も設置されています。風呂上がりに、バルコニーから敷地内の景色を眺めゆったり過ごせました。
夜は敷地全体がライトアップされて、よりエキゾチックな雰囲気になります。
ワットチェディルアンは目と鼻の先。夜、ライトアップされた幻想的な姿を見に行けます。
そこそこの料金で、立地、ホスピタリティ、施設が優れたホテルです。かなりコスパは高いです。古都らしいエキゾチックなデザインのホテルが好きな人におすすめ。
Uチェンマイの詳細については、以下の宿泊レビューも参考にどうぞ。
❻ ザ チェンマイ オールドタウン ホテル(The Chiang Mai Old Town Hotel)
チェンマイ旧市街のほぼ西端、旧市街では比較的交通量が多いアラックロード(Arak Rd.)というお堀沿い近くに位置しているデザイナーズホテル。
かつてチェンマイ旧市街で繁栄したランナー王朝時代の文化にインスピレーションを受けた面白いデザインが施されています。北タイ文化に興味がある人なら楽しめるホテルです。
1泊の宿泊料金は8,000円前後。
最寄りのコンビニが距離600m程度離れているのが若干のデメリット(暗い道を歩かなければいけない)ですが、それ以外は非の打ち所無しです。
2019年に開業したホテルなので比較的新しく、どこを見ても綺麗です。また、五つ星ホテルなのでスタッフの質や設備も良いです。
ホテル敷地内には井戸や田園を模したオブジェがあります。
ランナー王朝の「ランナー」とは、「百万の田」を意味しています。昔からチェンマイには田園が広がっていて、こういったチェンマイの素朴な一面をデザインに取り入れています。
素朴ですが細部の作り込みはしっかりとしていて、安っぽくないです。洒落ています。
レセプションや客室棟など、ホテル内の建物はランナー建築様式を思わせる2層や3層の屋根が構えられています。
レセプションもモダンなデザイン。
プール
写真の客室タイプはデラックスキング(Deluxe King)です。広さは40平米。2人滞在までなら十分すぎる広さ。五つ星ホテルだけあって高級感のある部屋です。シンプルかつモダンです。ソファーもあり寛げる空間。
バルコニー付き。景観はありませんが、喫煙者にとってはありがたいスペース。
朝食では一般的なブレックファーストやタイ料理の他、ゲーンハンレーなどを中心とした北タイ料理セットを食べられるので是非食べてみてはいかがでしょうか。外国人向けの味付けで、一流レストランみたいに美味しかったですよ。
このホテルは、こうして一貫とした北タイ文化をコンセプトとしているため、普通のホテルよりも楽しく滞在できます。
また、観光にも便利。ホテルから徒歩6分の場所には、旧市街の見どころ「ワットプラシン」などの寺院が点在しています。
合わせて行きたい!チェンマイ旧市街で絶対に行くべき寺院。知っておくと楽しい歴史も紹介。
1泊8,000円前後ならコスパが高すぎるホテルです。
ザ チェンマイ オールドタウン ホテルの詳細については、以下の宿泊レポートも参考にどうぞ。
❼ タマリンド ビレッジ(Tamarind Village)
チェンマイ旧市街・ターペー門から徒歩約5分の場所に位置する老舗の有名4つ星ホテル。
1泊の宿泊料金は、オンシーズンだと25,000円前後とかなり高めですが、年中満室になるくらい人気。
人気の理由はスタッフのホスピタリティや料理の美味しさなど様々ありますが、実際に泊まってみて思ったのは「雰囲気が良い」の一言に尽きる。
「大人の隠れ家リゾート」と言う表現が一番合っています。客室数46部屋のみの小ぢんまりした敷地内は、北タイ文化を思う存分感じられる美しい装飾がほどこされています。
ホテルの入り口。清涼感ある竹林の道がお出迎え。
ホテル敷地内中央に立つタマリンドの木。樹齢200年以上。ホテルのシンボルツリーとして知られている。
チェンマイの有名寺院にインスパイアされてデザインされた回廊。この回廊を通るとレセプションロビーに辿り着く。
ホテル内の全てのクッションは北タイ山岳民族お手製のオリジナル。色合いが可愛らしい。
上写真のとおり、ホテル敷地内のどこからでも緑沢山の中庭がのぞめるのも良いです。素晴らしい雰囲気。
写真の客室タイプはランナ スイート(Lanna Suite)。広さは50平米。
リビング、ベッドルーム、広いバスタブを設備。シティホテルにはないブティックホテル独特の強い個性があります。
静けさがあり、中庭や部屋の装飾など細部までこだわりがある素敵なホテルです。
チェンマイ旧市街のオアシスと言ってよいかもしれません。
タマリンド ビレッジの詳細については、以下の宿泊レポートも参考にどうぞ。
賑やかなエリアが好きな人向け!ナイトバザール周辺のおすすめホテル6軒
ファーストフードなどのチェーン店や外国人向けのお店、バーなどへ気軽に行きたい人向けのエリアです。
❶ デュシットD2 チェンマイ(Dusit D2 Chiang Mai Hotel)
ナイトバザール周辺の中でも、最も安定したブティックホテル。
1泊の宿泊料金は10,000円前後。外観はいたって普通のホテルに見えますが、客室やホテル施設の設備は抜群。ホテルスタッフの質も良いです。
清潔感もあるため、日本人も安心して宿泊できます。個人的に料金や設備、立地、全てのバランスを考慮するとナイトバザール周辺では一番おすすめのホテルです。
チェンマイはナイトバザール目の前の「デュシットD2 チェンマイ (dusitD2 Chiang Mai)」に泊まってます
ここは立地がとても便利な上に、スタジオスイート(広さ64㎡)でも1万ちょっとで泊まれるから好き
チェンマイには良いホテルが沢山あるが、ここは間違いなく五本の指に入るおすすめホテルです pic.twitter.com/UkAgBHG1j9
— リーさん🇹🇭WEBライター (@AsiaThailand208) March 5, 2020
老舗ホテルのような重厚感は皆無です。カジュアルな雰囲気なので、五つ星とはいえ、ホテル内では服装に気を使う必要はありません。筆者はサンダルと短パンで歩いました。
ホテルの敷地はナイトバザールに面していますが、建物自体は通り沿いではなく敷地の奥にあります。そのため、騒音は届きません。
また、敷地内にはレンタルサイクルショップやランドリーショップも揃っています。観光もホテルライフも快適です。
(ホテル裏手にあるレンタルサイクルショップ。バイクのレンタルも行っている)
客室
写真の客室タイプは、スタジオスイート キングベッド(Studio Suite with King Bed)。広さは64平米です。
リビングルームとベッドルームに別れている広々とした部屋。それだけ広い部屋で、筆者が宿泊した時の料金は1泊10,000円前後。コスパ高すぎる。
客室内の床は全面カーペットなので、埃が舞い上がりません。隣室からの足音など騒音も皆無です。
書斎やソファー、バゲージラックなど日本人の感覚で必要だと思われる家具家電は全て設備されています。不便に感じる要素も皆無です。
リビングルームでの喫煙に限りますが、喫煙可能でした。喫煙を希望する人は、予約の際にリクエストを出しておきましょう。
ベッドルーム。ベッドから手が届く範囲にコンセントがあるので、横になって充電しながらスマホをいじれます。
シャワーブースは独立していてガラスで仕切られているタイプです。バスタブにもシャワーヘッドが付いているのが嬉しい!お湯に浸かりながら体や髪を洗えます。
ちなみに一番下のグレードの部屋(デラックスキングベッド)だと、シャワーのみでバスタブは無いので要注意。バスタブが必要な人は、スタジオスイートキングベッド以上の部屋に宿泊しましょう。
アメニティとドライヤーは完備しています。
- 歯ブラシ
- 髭剃りキット
- コットンパッドと綿棒
- シャワーキャップ
- 固形石鹸
- シャンプー
- コンディショナー
- ボディソープ
ホテル内施設
エントランスにはお洒落なバーカウンターが併設されています。ホテル周辺にはいくらでもライブバーなどがありますが、しっぽりと飲みたい人にはホテル併設のバーを利用するのも良いです。
プールやジムの他、ホテル内にはサウナやスパも設備されています。ただ、プールは小さいので、ホテルでのんびり過ごすよりも、観光など外でアクティブに動く人向けです。
周辺環境
ホテルの敷地を一歩出ると、目の前はチェンマイナイトバザールです。レストランやお土産などが多数並んでいるので、街歩きに退屈しません。
観光における立地はチェンマイ一と言えるうえに、11歳までの子供は添い寝であれば無料なので家族連れにも優しいホテルです。
また、日本人から人気でスタッフが日本人慣れしていることもあり、分かりやすい英語で話してくれるので海外旅行に慣れていない人でも安心して滞在できます。ナイトバザール周辺で安定したホテルに滞在したい人は是非。
デュシットD2チェンマイの詳細については、以下の宿泊レビューも参考にどうぞ。クラブラウンジの内容についても記載しています。
1泊10,000円前後が少々高いと感じる人は、以下のドゥシット プリンス チェンマイ ホテルがおすすめです。
客室はコンパクトですが、料金を考えると十分コスパが高いと言えるホテルです。
❷ ドゥシット プリンセス チェンマイ ホテル(Dusit Princess Chiang Mai Hotel)
見た目には小ぢんまりとしているものの、内装は五つ星ホテルそのもの。
加えて、シーズンによっては1泊4,000円台で泊まれるという、ナイトバザールでも屈指のコスパが高いホテル。小綺麗でコンパクトな部屋を求めている人におすすめ。
スタッフは親近感の持てる人が多く、日本の文化を理解しているのか自分の名前を”さん付け”で呼んでくれて微笑ましかったです。
ぼったくらない観光タクシーがホテルの前に待機しているので、郊外への観光にも便利です。こちらもバランスの取れたホテルです。
写真の客室はデラックスルーム(Deluxe Room)。広さは32平米です。
近代的な家具家電がコンパクトに設備されているシンプルな部屋。カーペットや家具の色合いが派手派手しくなくて落ち着きのある雰囲気です。
広くない高級ホテルの部屋といった印象。清掃は行き届いていて綺麗でした。
全ての照明スイッチはベッド横にまとまっています。
ガウンやセーフティボックス、ドライヤーなどホテル滞在に必要な物は全て完備。
宿泊料金が安いのにも関わらず、特に老朽化している部分もなければ故障している部分もなし。
非日常的な演出こそありませんが、落ち着きのある高級感が感じられるので、平均的な金銭感覚を持っている日本人であれば十分満足できるホテルです。レビューを見る限りでは、日本人宿泊者からの評価は総じて高いです。
客室からはナイトバザールが見えます。テント型店舗の光がキラキラしてます。
豪華な作りのエントランスロビー
プールは縦8m × 横4mくらいの広さ。中級ホテルにありがちな普通のプールです。3日間泊まりましたが、利用者が少なかったので、プールサイドでゆったり過ごせました。
宿泊料金にそこまでの予算をかげずに、準高級感のあるホテルに泊まるのであれば、間違いなくコスパNo.1でしょう。宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
❸ ロイヤル ランナ ホテル (Royal Lanna Hotel)
チェンマイナイトバザールの中にある大きめのホテル。
建物の作りが少々古く中国人団体客が多いので、朝食会場などの共用部では遭遇することもあります。
しかし、スーペリアルームであれば4,000円弱という値段で宿泊でき、且つホテル目の前がナイトバザールという立地なので、個人的には許容範囲内でした。中国人団体客が気にならない人なら、高いコストパフォーマンスを感じられるでしょう。
ちなみに上階の部屋からの景色が良いので、宿泊予約時には高層階希望にチェックを入れておくのがおすすめです。
写真の客室はデラックスルーム。広さは38平米です。
テレビがブラウン管だったり、ホテル全体に老朽化が進んでいるなどは確かに否めませんが、4,000円弱でこの広さの客室はまずまずではないでしょうか。
ベッドは広々として清潔があったので快適に寝れました。
無料の水・コーヒー、セーフティーボックの完備はもちろん、足置き付きチェアーもあるので、客室滞在時も中々快適に過ごせます。
バスルーム。浴槽と便器の位置が少し近いですが、浴槽自体は広々していて足を伸ばして浸かれます。
ロイヤル ランナ ホテルは、一番安いスーペリアでもバスタブ付きなので嬉しいですね。(但し、スタンダートルームにはついていないので注意)
高層階から見えるチェンマイ市街。こうして見ると、都会だなあと感心しました。
昔ながらのシティホテルという感じですが、ナイトバザールに近い点と、安い部屋でもバスタブがついている点がメリットになるかと思います。予約の際は「高層階希望」にチェックを入れるのを忘れずに!
❹ メリア チェンマイ(Melia Chiangmai)
2022年4月、チェンマイナイトバザールから徒歩約5分の場所にて開業した5つ星ホテル。
1泊の宿泊料金は、一番安い部屋でも10,000円前後と、チェンマイにしては決して安い金額ではありませんが、開業そうそう「絵のように美しい」と言われるモダンなデザインが人気を博しています。
チェンマイナイトバザール周辺では最もデザインに優れているモダンなホテル。また、デザインに優れているだけでなく居心地も良いです。
ホテル内のインテリア全てにも高級感があふれているのが見てとれます。椅子1つとっても、他のホテルと違いフカフカで座り心地が抜群です。
- 新築ホテル
- 写真映えするホテル
が好きな人におすすめです。客室によってはリバービューが望めるのもおすすめポイント。プールの雰囲気も良い。
(ホテル内の通路。洒落ている)
写真の客室タイプは「メリア ルーム(Melia Room)」。一番安いスタンダードな部屋です。広さは30平米。
シンプルなデザインで、大手チェーンホテルのような万人受けする内装。筆者が宿泊した2022年10月は開業したばかりということもあり、部屋のどこを見てもピカピカでした。
また、さすが5つ星ホテルだなと思ったのが、ベッドの柔らかさ。見た目以上にふかふかしています。寝心地抜群でした。
今回、筆者が宿泊した客室は11階だったのですが、なんとリバービュー(ピン川)が望めました。これは嬉しいサプライズ…!
予約の際は是非とも「高層階希望」のリクエストを出しておきましょう。客室からピン川が望めるのは、チェンマイらしさを感じられて、旅行がより楽しくなるはず。
プール
最上階には雰囲気が良いレストランとルーフトップバーも設備されています。
今のところナイトバザール周辺では、新しいだけあって一番モダンなホテルです。1泊1万円前後の予算で宿泊費を考えている人におすすめです。
メリア チェンマイの詳細については、以下の宿泊レポートも参考にどうぞ。
❺ C H ホテル (C H Hotel)
チェンマイナイトバザールから一本奥に入った場所の中級ホテル。
中国人団体客が少なく、またホテル周りは閑散としているため静かに過ごせます。
チェンマイナイトバザールには徒歩3分でアクセスできますが、少し暗い道を通らなければならないのが難点。
ホテル自体の雰囲気は、客室も共用部も落ち着きがあって平穏です。
日本のビジネスホテルのような感じですが、3,000円程度で宿泊できますしバスタブも付いているのでコスパはよし。穴場的なホテルです。
写真はスーペリアルーム。広さは22平米です。
スーペリアルームは全て2シングルベッドです。ベッドは一台でいいという方は、デラックスルームであれば1ダブルベッドの部屋に宿泊できます。カップルの宿泊だと2シングルベッドはきついですが、友達同士の宿泊なら丁度良いです。
作業机はありませんが、クローゼットや椅子などはあります。
格安ホテルなのにバスタブ付きで嬉しいです。お湯の出具合もよく、ゆっくりと浸かれました。
共用部とエントランス。静けさがあって落ち着いています。
ホテル目の前には夜の12時まで営業しているマッサージ屋があります。
ナイトバザール等で歩き疲れた後は、ホテルに帰る前にここでマッサージを受けるのがおすすめ。フットマッサージ1時間200バーツで受けられます。
客室清掃サービスやWifiの使用環境もこれと言って問題はなかったので、極力ホテル費用を浮かしたい方や友達同士での宿泊にもおすすめです。
ナイトバザールへ行くまでに一本だけ暗い道を通りますが、治安は悪くないですし野犬もいなかったので特に問題はないでしょう。
日中はホテル前にタクシーが常に停車しているので、郊外への観光にも便利。
ビジネスホテルクラスのホテルを探している人におすすめ。
❻ スリドンチャイ ヘリテージ ナイト バザール チェンマイ(Sridonchai Heritage Night Bazaar Chiang Mai)
ナイトバザールから徒歩約500mの場所に位置する格安ホテル。ホテルというよりも、ちょっとお洒落な高級ゲストハウスといった雰囲気です。
エントランスなどの共用部にモン族柄のクッションやこだわりの家具が置かれていたり、客室のデザインやインテリアがユニークなのが特徴的。可愛らしいホテルなので、女性のひとり旅におすすめです。チェンマイらしさがあるホテルデザインなのでテンションが上がります。
1泊の宿泊料金は2,500〜3,000円前後。オフシーズンだと1,500円前後まで下がります。
(ただしホテル内にエレベーター無し。階段のみ)
客室前の共用部分。
客室
写真の客室タイプはスーペリア(バルコニー付き)。広さは29平米です。
壁や床が個性的な柄。
カントークディナーショーで使われてそうな座椅子にテーブルがあります。従来のホテルとは異なり座椅子でくつろぐスタイル。個性的です。
バゲージラックやハンガーは完備していましたが、セキュリティボックスはありませんでした。貴重品はスーツケース等の鍵がかけられる物の中に入れておきましょう。
シャワールームは、カーテンで仕切るタイプ。
アメニティは固形石鹸、シャンプー、ボティソープのみ。ドライヤーは完備しています。
喫煙はバルコニーで可能です。景観はありませんが、この価格帯のホテルならバルコニーがあるだけお得に感じます。
個性のある格安ホテルを探している人におすすめです。
利便性は悪くありません。ゲストハウスに慣れている人なら問題なく過ごせます。ホテルから距離100以内にはmini BigC(コンビニ)あり。立地も良いです。
チェンマイのお洒落エリア「ニマンヘミン通り」のおすすめホテル4軒
カフェ巡りやショッピング目的のチェンマイ旅行におすすめの滞在エリア。ニマンヘミン通りは日本食の飲食店も多いので、タイ料理を受け付けない人にもおすすめです。
❶ ニマン マイ デザイン ホテル チェンマイ バイ コンパス ホスピタリティ(Nimman Mai Design Hotel Chiang Mai by Compass Hospitality)
チェンマイのお洒落ストリートニマンヘミン通りに位置する、若者受けしそうなデザインホテル。
カップルや友達同士での宿泊におすすめ。
プールやジムなどの設備は乏しいですが、1泊の宿泊料金が6,000円前後とお手頃な上に、客室内が女性受けしそうな可愛らしいデザインなので清々しく過ごせます。
写真の客室タイプはスタジオ マイ (Studio Mai)。広さは25平米です。
ちょっと変わったデザインのクッションやソファー、椅子が並べられていて新鮮感がありました。
また、ベッドが超高級ホテル並みにフカフカで朝までぐっすり寝られたのも好印象。
ダブルベッド。ベッドランプや鏡のデザインもこだわりがあって素敵です。こういったデザインのホテルを好む女性は多いかと思います。
ガウン・セーフティボックス、無料のボトルウォーターやコーヒ類完備。
歯ブラシやシャンプー、ボディソープなどのアメニティは一通り完備。
スタジオ マイルームはシャワーのみですが、一段上グレードのグランド マイ (Grand Mai)ルームであればバスタブ完備しています。
プールはエントランスにあります。あまり大きくはありませんが、他に宿泊客がいなくて貸切状態ならゆっくりできるかと思います。
ニマンヘミン通りに位置しているだけあって、ホテル周辺にはお洒落なカフェや雑貨屋がいくつも点在しています。
ニマンヘミン通りのお洒落さや清々しさを満喫できるでしょう。
宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
❷ ザ・エンパイヤ レシデンス ニンマン (The Empire Residence Nimman)
ニマンヘミン通りの中間にあたるSoi6にある、ホテル兼サービスアパートメントです。
シンプルなデザインながらも清潔感と清楚感があり、静かな環境でゆっくりと過ごしたい人向けのホテルかと思います。
客層は40代〜50代くらいの人が多かったです。
写真はスーペリアダブル。部屋の広さは34平米です。
縦に長いのが客室の特徴です。変わった形ですが、特別使いづらいということはありませんでした。
むしろ、シンプルなデザインがコンドミニアムのようですので、落ち着きがあって逆にリラックスできました。
ダブルベッド
薄型テレビ、電子レンジ、冷蔵庫を完備。
シャワールーム。ザ・エンパイヤ レシデンス ニンマンも部屋のグレードに関わらず、バスタブはついていないのでシャワーのみでも良いという方におすすめのホテルです。
シャワールームの水回りなどは清潔感が保たれていたので、滞在中に不快な思いをすることはありませんでした。
バルコニー。景色は良いわけではありませんが、ゆっくり座れるので風呂上がりに彼女とビールを飲むのは気持ち良かったです。
エントランス
ニマンヘミン通りの丁度中間にあるので、街歩きに便利ですし、部屋が広い割には1泊4,000円程度という価格なのでコスパは高いと感じました。
ホテル周りにはコンビニやマッサージ、レストランなども連なっているので、利便性も高いです。
「安い・広い・シンプル」のキーワードにピンときた人におすすめです。
宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
❸ ステイ ウィズ ニンマン(Stay with Nimman Chiang Mai)
ニマンヘミン通りSoi 5にて2017年に開業した比較的新しいエコノミーホテル。
徒歩圏内に日本食(忍者ラーメン)やセブンイレブン、カフェ等がある便利な場所に位置しています。
ニマンヘミン通りSoi5の奥まった場所にありますが、多くの店が集中しているエリアなので人通りは多いです。治安的にも良好な立地。1泊の宿泊料金は7,500円前後。
写真の客室はスーペリア キング(Sperior King)。広さは22平米です。
客室の造り自体は、ごくごく普通の中級ホテルと言ったところ。景観はありませんが、窓ガラスが大きいのが清々しくて良かったです。
また、窓ガラスや作業机、テレビなど、どこを見てもピカピカ。反射しています。清掃が良く行き届いているのが伺えました。
これでもう1,500円くらい宿泊費が安ければ最高のホテルです。
クローゼット内にはガウン、セーフティボックス、室内スリッパ完備。
冷蔵庫にあるジュースやお菓子は全て無料です。
シャワールーム。ドライヤーや各種アメニティ(シャンプー、リンス、ボディソープ、歯ブラシ、くし、シャワーキャップ)は全て完備。
屋上プールはやや小さめ。他グループがいると気になるので期待はしない方がいいです。ただ、屋上から山が見えるので清々しいプールではありました。
アゴダでは一応五つ星とランク付けされていましたが、価格的にも設備的にも3.5星といったところです。あくまで中級と認識して宿泊したいホテルです。
宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
❹ カンタリー ヒルズ ホテル(Kantary Hills Hotel)
ニマンヘミン通りSoi12に位置する日本人向けのサービスアパートメント兼ホテル。
1泊の宿泊料金は10,000円前後。
五つ星ホテルだけあってそれなりの料金ですが、それだけに客室やプール、エントランスロビーなどの空間が広々と作られていて快適です。
(エントランスロビー。チェンマイ発の日本語情報誌「ちゃ〜お」が無料で置かれている)
また、長期滞在の日本人も多いサービスアパートメントだけあって
- 日本語のテレビ番組視聴可能(NHK・フジ・朝日・TBS・日本テレビ・テレビ東京)
- 朝食に日本食あり
といった特徴もあります。
サービスアパートメントなので非日常的な装飾こそありませんが、日本人が安心して過ごせるホテルです。
写真の客室タイプは1ベッドルームスイート。広さは61平米です。長期滞在向けのアパートだけあって、シンプルですが必要な物が全て揃っている造り。
ゆったりしたソファー、バルコニーもあり、滞在拠点としては申し分ありません。また、日本人宿泊客が多いだけあって、客室内は清掃が行き届いていて綺麗。
何気に嬉しいのが食器が一通り完備されていること。
屋台でビニール袋入りのローカルフードを購入した際、食器があれば部屋でじっくりと食べられます。
そういうわけで、筆者もカンタリーヒルズホテルに宿泊した時は、ニマンヘミン通りで屋台を沢山購入して、食器に盛り付けて食べました。
こうした楽しみ方もできるのがサービスアパートメント系ホテルの良いところ。
客室にはバルコニーもあり。喫煙可能です。
広々としたプール。ジャグジーも完備しています。日中のポカポカ陽気の中、ジャグジーでくつろぐ時間は最高です。
朝食にはチェンマイ名物「カオソーイ」の他、日本食(味噌汁・たくあん・カレー・日本米など)もあります。
日本人なら絶対に快適に過ごせるホテルです。レビュー評価も総じて高いです。ニマンヘミン通りに滞在するのであれば、第一候補に入れて良いホテルと言えるでしょう。
高級ホテルステイを楽しむ!リバーサイドのおすすめホテル3軒
どちらかといえばホテルでゆったり過ごしたい人向け。子連れ旅行にもおすすめです。ただ、他エリアのホテルよりも宿泊料金は若干高いです。
❶ ナ ニランド ロマンティック ブティック リゾート(Na Nirand Romantic Boutique Resort)
チェンマイナイトバザールから徒歩約10分のピン川沿いに佇む高級リゾート。コロニアル様式とランナー様式を組み合わせた独自のデザインが特徴的。ホテル敷地内は広く、リゾート感あふれる大きなプールがある他、リバービューのレストランも併設。
リバーサイドとはいえナイトバザールから遠くないので、実は観光にも便利なのがおすすめのポイント。ただ、宿泊料金は若干高いかな〜…。安い部屋でも1泊15,000円前後。プライベートプール付きの最高級クラスの部屋だと1泊10万円になることも…!
しかしそれだけにホテルのクオリティは抜群。
なんといっても素晴らしいのがプール。敷地中央に縦長のプールが鎮座しています。周りにはヤシの木などの手入れされた植物があり、チェンマイでありながら、まるでプーケットみたいな南国リゾートの雰囲気。
ピン川沿いのリバービューレストラン。ここで川を眺めながら食べるアフタヌーンティーは至福の時間です。
高級リゾートだけあって、客室のクオリティは桁違いに凄い…。バスルームだけでも中級ホテルの客室くらいの広さがあります。もちろん子連れ客の利便性も考えて、洗面台は2台完備。
ベッドもふかふかで寝心地最高。言うことなしのホテルです。
また、客室タイプによっては大きなプライベートプールも完備しています。
広い敷地とプールで遊び、ピン川を見ながらアフタヌーンティーとディナーをゆったり楽しむ。最高のホテルライフを送れるでしょう。立地が良いので観光にも繰り出せます。
予算に余裕がある人は、是非滞在を検討してみてはいかがでしょうか。
他の部屋タイプの様子も含め、詳細については、以下の宿泊レビューも参考にどうぞ。
❷ ラヤヘリテージ(Raya Heritage)
チェンマイ旧市街から車で約20分離れた場所に位置する、デザイナーズリゾートホテル。チェンマイで5本の指に入ると言われるほどのお洒落なホテルで、主に子連れや女子旅で人気。
また、ホテル周辺は川や自然に囲まれていて、タイ国内の他都市では味わえない、自然と一体化した優雅な時間を過ごせます。ホテル周辺にはなにもありませんが、ホテル内だけでも十分楽しめるでしょう。
ただ、そうは言ってもやはり観光も楽しみたいので、個人的には旅行最終日の1泊だけ宿泊する、といった利用方法がおすすめ。
大自然に囲まれたプールで泳ぐのが気持ち良い!横にはピン川が流れ落ち着いた雰囲気をかもしだしています。隠れ家のようなホテルです。
意外とこうした自然に囲まれたプールは、山奥のリゾートにでも行かなければないもの。市街からそう遠くない距離で自然に囲まれた時間を過ごせるのは得した気分になれます。
ホテル内通路やレストラン内では、チェンマイ山地に住む職人さん達が作ったお手製のインテリアやオブジェをふんだんに使っています。なんともチェンマイらしい。そしてお洒落なんです。
そして滞在中に是非とも利用してほしいのが、上写真の絶景レストラン。ピン川と大自然を眺めながら、朝食や夕食を楽しめます。もちろんアフタヌーンティーも。自然にたっぷり癒されましょう。
ラヤヘリテージが素晴らしいのはホテル設備にとどまりません。部屋もめちゃくちゃお洒落で、ほれぼれしてしまいます。
白基調で清潔感があり、それでいて非日常も感じられるお洒落な部屋。広さは75平米もあるので子連れ旅行にも最適。また、客室内にも山地民族お手製のオブジェが飾ってあり、またまたチェンマイらしさを感じられます。
筆者が特に気に入ったのが、広すぎるバルコニー。大人一人が横になれるくらいのクッションソファー、テーブル、さらには紅茶(15種類くらい)まで完備されています。
ここで紅茶を飲みながら、ゆったりとチェンマイの大自然を堪能します。
立地こそ少々悪いですが、ホテルステイを100%満喫できるホテルです。「チェンマイらしさ」にこだわった体験をしたいのであれば是非宿泊してみてはいかがでしょうか。
ラヤヘリテージの詳細については、以下の宿泊レポートも参考にどうぞ。
❸ ザ チェンマイ リバーサイド(The Chiang Mai Riverside)
チェンマイ旧市街から南へ約7km、車で約15分の場所に位置する子連れ旅行者向けホテル。2015年に家族向けのコンドミニアムをホテルに改装して開業しました。
元々が家族向けコンドミニアムであるため、客室の間取りは家そのもの。家族でゆったり過ごせます。
ただ、元コンドミニアムだからといって、内装は質素ではありません。そこはやはり五つ星ホテル。きちんと非日常を感じられるデザインが施されています。
見るからに高級そうな家具家電で設備された部屋。そしてこの広さ!2ベッドルームに加え、バスルームも2部屋あります。子連れどころか、場合によっては2世帯で滞在できます。
もちろんベッドルームからはピン川が見えるのもGOOD。このホテルは「いつかこんな所に住みたい…」と思わせてくれるほど、素晴らしいホテルでした。
広いバルコニーからは、青空とピン川がしっかり見えます。朝一番、バルコニー出て美味しい空気を吸いながら眺めるピン川の景色は最高です。
子連れ向けホテルなので、プールは子供用の浅いエリアもあります。
ただ、プール全体は少々小さいかな…。がっつり遊ぶというよりかは、ちょっとの時間水浴びする程度の場所。しかし日当たりが良いのでビーチチェアでくつろぐだけでも気持ち良いです。
ホテル敷地内の川沿いには広い中庭があるので、子供が走り回ったり遊んだりできます。大人はプールのビーチチェアや中庭のソファーに座ってゆったりくつろげます。良い休日ではありませんか。
プールと中庭で思い切り遊んだあとは、部屋でゆったりアフタヌーンティー。これもまた至福の時間。
夜はホテル併設のイタリアンレストラン・バーでワインを飲みながら、しっぽりとパスタを食べました。
最高。文句なしの滞在でした。筆者は今回、彼女と2人で滞在しましたが、子連れならもっと賑やかに楽しく滞在できるでしょう。
チェンマイ・リバーサイド沿いのホテルを探している子連れ旅行者は是非。
ザ チェンマイ リバーサイドの詳細については、以下の宿泊レポートも参考にどうぞ。
チェンマイのおすすめホテルまとめ
今回紹介したホテルは、いずれも3星〜5星クラスで1泊3,000円〜10,000円前後のものでした。
予算の関係でもっとグレードの高いホテルあるいは、もっと安いホテルに泊まりたいという人も中にはいると思います。
今回紹介したホテルが合わないという人は各ホテル予約サイトから検索して頂ければと思います。
ただ、立地については上述したように「ナイトバザール周辺」「旧市街」「ニマンヘミン通り」「リバーサイド」いずれかが絶対に利便性は高いです。
立地も考慮した上でホテルを探して、より快適にチェンマイ旅行を楽しみましょう。
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チェンマイ旧市街から徒歩約9分の場所に位置する和風の温泉・サウナ付きホテル。
少々「なんちゃって日本」みたいな感じで残念な点もありますが、タイでは珍しい温泉とサウナを完備しています。
日本風のホテルでゆっくりしたい人は、このハイキン旅館もおすすめです。
ホテル詳細については、以下の宿泊レビューを参考にどうぞ。
チェンマイ旅行はホテル選びが重要
チェンマイに限った話ではありませんが、やはり海外旅行においてのホテル選びは重要です。
日本であれば多少立地が悪くグレードが低くても、勝手がわかっているし大抵サービスが良いので不満に感じることは少ないでしょう。
しかし、言語が通じにくい海外においては、とりわけて立地に気をつけてホテルを選ぶべきだと考えています。
立地を間違えると、滞在中の移動全てに不便に感じてしまいます。タクシーやソンテウを使えば問題はありませんが、毎回余分なお金を払うのはやはり気が引けるでしょう。
チェンマイにおいては、今回紹介した「ナイトバザール周辺」「旧市街」「ニマンヘミン通り」「リバーサイド」が、旅行者にとって最も快適なエリアになります。是非いいホテルに泊まって、チェンマイ旅行を楽しんで頂ければと思います。
チェンマイ旅行で絶対に行くべきおすすめ観光地については、以下の記事を参考にどうぞ。
チェンマイ空港からホテルへのアクセス方法。タクシーや乗合バスなど全ての交通方法を解説しています。
チェンマイで絶対食べるべき郷土料理「カオソーイ」の名店特集。
チェンマイ旅行中に両替する人は以下の記事も参考にどうぞ。レートの良い両替所をまとめました。
格安の宿を探している人は、以下の記事も参考にどうぞ。チェンマイのおすすめゲストハウスをまとめました。