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ザ チェンマイ オールド タウン ホテル(The Chiang Mai Old Town Hotel)は、チェンマイ旧市街内に位置する五つ星ホテルです。場所はチェンマイ旧市街のほぼ西端。
(青色のベッドマークがホテル。その他のアイコンは寺院など)
ワットプラシン(Map上❸)へは徒歩6分程度。ワットチェディルアン(❷)へは徒歩約15分の距離。旧市街のおすすめ寺院から近いです。
ホテル内の各所には、ランナータイ王国(百万の田)時代の素朴な街並みにインスピレーションを受けたデザインが施されています。
田園のオブジェがあり、レセプションやレストランなどの建物は、ランナー建築様式を思わせる2層や3層の屋根が構えられています。
お洒落かつ、田舎特有の素朴で癒される雰囲気です。
(内装はとても綺麗。古臭さは一切感じさせないモダンなデザインです)
個人的に、旧市街のホテルはチャラナンバー6が一番素晴らしいと思っています(コスパ最強)。
とは言え、ザ チェンマイ オールドタウン ホテルも五つ星ホテルでありながら、1泊8,000円前後(シーズンによって変動あり)で宿泊できるため、旧市街ではかなりおすすめできるホテルです。
2019年に開業したので、比較的新しく綺麗なのも嬉しい。
今回の記事では客室や朝食、プール設備などの様子を詳しくレビューしています。旧市街を拠点に、寺院巡りを楽しみたい人は是非。
部屋のバルコニーでも禁煙です。
ザ チェンマイ オールドタウン ホテル(The Chiang Mai Old Town Hotel)
五つ星にしては小ぢんまりとしているホテルです。ちょっと大きめの一軒家の敷地と同じくらいの広さでしょうか。敷地内だけを見ると、アユタヤあたりにある古民家を改装したゲストハウスのようです。
とは言え、やはり五つ星ホテルです。敷地内は綺麗です。清掃しているスタッフの姿を何度も見かけましたし、敷地内を細部まで見ると造りが丁寧です。
水田や、井戸や水牛のオブジェもあります。
これらオブジェや建物のデザインは、ランナー王朝(13〜16世紀頃にチェンマイを起源に繁栄した)時代の文化や、当時の人々の暮らしぶりにインスピレーションを受けているとのこと。
「ランナー」とは「百万の田」を意味しています。昔からチェンマイには田園が広がっていて、こういったチェンマイの素朴な一面をデザインに取り入れています。
五つ星ホテルらしからぬ、凄く長閑なホテルです。ビーチリゾートや都会には絶対ない、チェンマイならではな雰囲気です。
ウェルカムドリンクとスナック
小綺麗でシンプルな客室
筆者が宿泊した客室のタイプはデラックスキング(Deluxe King)です。広さは40平米。シンプルで小綺麗な部屋です。広さも十分。
ベッド横にはマスタースイッチの他、コンセントがあり、読書灯もあります。
コーヒーメーカーやグラス類、大きめの冷蔵庫も完備。
非日常的なデザインではないので、4〜5つ星ホテルに泊まり慣れている人からすれば普通な部屋に感じるかと思います。
筆者は、このシンプルかつ茶色基調で落ち着きのあるデザインと雰囲気が気に入りました。シンプルなだけに人を選ばない部屋です。誰が泊まっても満足できるでしょう。
シャワールーム
筆者が宿泊したデラックスキングの部屋にはバスタブが完備されていません。これはちょっと残念。チェンマイ旧市街で寺院散策すると疲れるし汗もかくので、出来ればバスタブが欲しかったです。
バスタブ付きが必要な人は「デラックス バスタブ付(Deluxe With Bathtub)」と表記されている部屋に泊まりましょう。
- クシ
- 歯ブラシキット
- 髭剃りキット
- シャワーキャップ
- 綿棒
ドライヤー・バスローブ・室内スリッパも完備しています。
シャワーブース。蛇口やシャワーヘッドがヴィンテージデザイン。洒落てます。水周りもピカピカで、排水や湯温量の調節も問題なしです。
バルコニー。景観はありません。筆者は喫煙者なので喫煙できると、ありがたかったのですが。
まあ喫煙しない人にとっては全館禁煙の方が良いですよね。隣室からの副流煙は皆無です。
プールは小さいが雰囲気は良い
プールはやや小さめ。ビーチベッドに横たわってのんびりするためのプールですね。本気で泳げる設備ではないです。
ジャグジー完備。狭さを除けば良いプールです。プールはホテル敷地内奥にあるので、敷地外からの騒音は聞こえません。
ビーチベッドでのんびり過ごせます。
つる植物を壁面緑化に用いているのも洒落てます。
フィットネスジムは、おまけ程度の設備です。有酸素運動マシーンのみを完備。
朝食のランナータイ料理セットが美味しい
(朝食会場)
朝食は以下のメニューから選ぶスタイルです。
- アメリカンブレックファースト
- カオトム中心のタイ料理セット
- ランナー料理セット
- ベジタリアンメニュー
毎日違うものを注文すれば、3泊4日までの滞在なら飽きないですね。ちなみに筆者はランナー料理セットを食べてみました。せっかくのチェンマイなので。
これがまあボリュームたっぷり。さすがに全ては食べきれませんでした。しかし美味しいです。
特に小鉢に入ったゲーンハンレー(タイ北部のカレー)は、外国人向けの辛さ控えめで食べやすかったです。
ミートソースみたいなナムプリックオーンも、まろやかなトマトの酸味が効いて美味しいです。
ムーピン(豚の串焼き)も美味しかった。ハズレない料理です。
日本食に比べると少々重いですが、せっかくのチェンマイなのでランナー料理の朝食はおすすめです。
ホテル周辺の雰囲気
ホテルはアラックロード(Arak Rd.)というお堀沿い近くに位置しています。チェンマイ旧市街においては比較的交通量も人通りも多い場所です。
ただ、最寄りのコンビニへ行くのには、人通りが少ない通りを600mほど歩かないといけないのが、ちょっと不便でした。
チェンマイ旧市街は人通りが少なくて薄暗い通りが多いです。また、場所によっては野良犬もそこそこいます。
なので、軽食やアルコールなどコンビニで買える必要な物は、昼間のうちに買っておくと良いです。
飲食店は、比較的人通りと交通量が多いお堀沿いに複数存在します。なので夕食を食べる場所には困りませんでした。
寺院観光に関しては非常に便利な立地です。上述したようにワットプラシンやワットチェディルアンが近いほか、ホテル周辺にはマイナーな寺院も多々存在します。
(ワットプラシン)
コンビニ以外に不便に感じる点はありませんでした。チェンマイ旅行が初めての人にも十分おすすめできる立地のホテルです。
その他、チェンマイにある全てのおすすめホテルについては、以下の記事を参考にどうぞ。
チェンマイ観光の完全ガイド。初めての旅行で行きたいマストスポットをまとめて紹介しています。
チェンマイ空港から市内ホテルへの行き方については、以下の記事を参考にどうぞ。