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カンチャナブリーの巨大な龍の寺「ワット バーンタム」。洞窟から707の階段を上がり絶景ビューポイントへ。

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ワット バーンタム(Wat Ban Tham)のアイキャッチ画像

ワット バーンタム(Wat Ban Tham / วัดบ้านถ้ำ)は、カンチャナブリー駅から車で約20分の場所に位置する古い寺院です。

カンチャナブリーと言えば戦場にかける橋が有名ですが、市内中心部の観光では、このワット バーンタムも見た目のインパクトが凄くて面白い寺院でした。

車などの移動手段がなくても、レンタルバイクやソンテウをタクシー代わりに使って簡単にアクセスできます。是非行ってみてはいかがでしょうか。

ワット バーンタム(Wat Ban Tham / วัดบ้านถ้ำ)

ワットバーンタムの龍

境内に入ると巨大な龍が見える

ワットバーンタムは、スコータイ王朝時代(1240年頃 – 1438年)に発見されたと言われる洞窟寺院です。

巨大な龍の胎内を抜けた先には洞窟があり、洞窟内にはチンナラート仏(スコータイ様式の仏)が祀られています。

洞窟内の上部には日光が差し込む開口部があり、風通しがよく雰囲気が良いです。

洞窟からは石段を登り山の頂へと目指せます。頂上はビューポイントがある他、仏舎利が安置されています。

仏が安置された洞窟寺院自体はタイではあまり珍しい存在ではないでしょう。しかし、この巨大なドラゴンのインパクトはかなり凄い!圧倒されます。

巨大な龍の胎内をとおり洞窟へ

ワット バーンタムの龍の入り口

境内に入ると、巨大な龍の口がお出迎え。この龍が地上と礼拝所(洞窟)を繋ぐ入り口になっています。

まず地上から龍の入り口まで270段の階段を登り、龍の胎内を通って洞窟へと行きます。

ちなみに、礼拝所がある洞窟自体はスコータイ王朝時代からすでに存在していましたが、この巨大な龍は1995年頃に作られたであるとのこと。割と近年ですね。

龍の胎内にはタイの古典文学が描かれている

ワット バーンタムの龍の胎内

龍の胎内

龍の胎内に入ると、壁にはなにやら絵物語が描かれています。これらは「クンチャーン・クンペーン」というタイ古典文学において最も有名な物語です。

クンチャーン・クンペーンはタイで人気だったドラマ「ワントーン」の原作になったとのことで、タイドラマ好きの日本人だと割と知っている人もいます。

筆者も同行したタイドラマ好き日本人から、クンチャーン・クンペーンの存在を教えてもらいました。

クンチャーン・クンペーンの簡単な内容は、まあ要は男と女の三角関係物語で、昨今のタイドラマでよく見るドロドロとした恋愛物語みたいな内容。

「それにしても、タイ人ってほんとそういうドロドロ三角関係ドラマ好きだよね〜」なんてことをタイドラマ好きの同行者と話ながら、龍の胎内を登ります。

洞窟の礼拝所から707の階段を上がりビューポイントへ

ワット バーンタムの洞窟の礼拝所

龍の胎内を抜けると洞窟に到着。ここが礼拝所。上述したスコータイ仏・チンナラート仏が祀られています。

ワット バーンタムの洞窟の礼拝所の開口部

開口部もある。風が気持ち良い

ひとしきり洞窟を探索してタンブンもしたら、いよいよここからがワット バーンタムの後半戦。いや、これからが本番と言ってもいいかもしれません。

洞窟から頂上のビューポイントを目指し、707段の階段を上がっていきます。

めちゃくちゃ疲れるが行く価値あり!

ワット バーンタムの頂上へと続く石段

頂上へ続く階段。階段と言っても、ちゃんと整備された階段ではありません。上写真を見てわかるとおり、石段に手すりが付けられただけです。

足場が悪く、割と勾配がきつい…。700段くらい楽勝でしょ!と思っていたのが大間違い。

炎天下で暑かったのもあり、途中で何度も休憩しながら「ぜーはーぜーはー」言って頂上を目指しました。

 

いよいよ頂上に到着。

ワットバーンタムの頂上に安置されている仏舎利塔

頂上には仏舎利塔が安置されています。

ワットバーンタムの頂上にあるビューポイント

そして頂上のビューポイントから、クウェー川を見晴らします。ああ、良い景色。

頂上まで来るのは大変でしたが、この景色には癒されます。来て良かった。

 

カンチャナブリーの寺院と言えばワットタムスアが一番有名ですが、このワットバーンタムも本当に面白い。見た目のインパクトが凄いですし、写真映えもします。

カンチャナブリー観光のマストスポットと言っていいでしょう。

ワットバーンタムの場所

カンチャナブリー駅から車で20分くらいの場所に位置しています。戦場にかける橋周辺にいるバイクタクシーやソンテウを往復チャーターして行くか、街の中心部にあるレンタルバイク屋(GoogleMap)でバイクをレンタルして行くと良いです。

筆者はバイクをレンタルして行きました。

開放時間

 

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