この記事には広告を含む場合があります。広告の場合は、紹介している「商品の購入」「サービスの利用」によって、当サイトに売上の一部が還元されることがあります。
観光大国であるタイの首都バンコクには、世界的に有名な高級ホテルがいくつかあります。
これから紹介するルブア アット ステートタワー(lebua at State Tower)も、バンコクを代表する高級ホテルであり、映画の舞台にもなったことで一躍世界中で有名になりました。
これからバンコクへ行く人の中には、ルブア アット ステートタワーへの宿泊を検討している人も多いかと思います。
しかし、日本より物価が安いタイとはいえ、このクラスのホテルになると1泊の宿泊料金は1万円を超えます。
また、ホテルの予約会社が掲載している写真やレビューだけでは、宿泊料金に見合うだけの満足が得られるかは、実際のところ中々わかりにくいものです。
そのため、宿泊を検討している人は、予約すべきか慎重になるはずです。
そこで今回は、実際にルブア アット ステートタワーに宿泊してきたので、ホテルの客室や設備・サービス、ホテル周辺情報も合わせて、詳細を記載していきます。
個人的には、今回の旅をルブア アット ステートタワーで過ごして、大満足と言える気持ちで終えることができました。
一般的な金銭感覚を持つ日本人であれば、大きな満足感を得られるホテルでしょう。
宿泊料金は旅行シーズンによって上下することもあるので、先に料金をチェックしておきたい方は、以下より日付を入力して確認できます。
- 喫煙部屋あり。希望する人は予約時にリクエストしておきましょう。
- JF無料。夜遊びで使う人は「大人二人」滞在予定で予約しましょう。
ルブア アット ステートタワー(lebua at State Tower)
(ルブア アット ステートタワーの正面玄関)
ルブア アット ステートタワーは、2006年にバンコクのシーロム通り沿いにてオープンした五つ星ホテルです。
建物の全長は244.3メートル。これは現在バンコク内に建つ全ての高層ビルの中で4番目の高さです(ちなみに2015年までは、高さ304メートルのバイヨークスカイ ホテルが1位でした)。
ホテルの階層は、全66階。
ホテル客室は、59階〜51階の高層階と25階〜21階までの低層階に分けられています。
予約時に注意しておきたいのは、ホテル予約サイトでは
- 高層階をタワークラブ アット ルブアホテル(Tower Club at Lebua Hotel)
- 低層階をルブア アット ステートタワー(lebua at State Tower)
と分けて表記しています。
また、各予約ページもなぜか別々に作られています。
【高層階】タワー クラブ アット ルブア ホテル (Tower Club at Lebua Hotel)
【低層階】ルブア アット ステート タワー (lebua at State Tower)
利用できる施設や客室のグレードに大きな違いはありませんが、高層階と低層階では部屋から見える景色が全く異なります。多くの人が期待している絶景は、高層階の客室から眺められるものです。
もし低層階に泊まると、一番高くても25階の部屋です。なので、特別感動のある景色を眺めることはできません。
(57階の客室バルコニーから見えた景色は、圧倒的感動だった。)
高層階と低層階では、シーズンにもよりますが宿泊料金の違いは3,000円程度です。そのため、せっかく宿泊するのであれば、高層階の客室での滞在を強くおすすめします。
ただ、高層階であっても低層階であっても、通常は「ルブア アット ステートタワー」と一括りに呼ばれています(本記事のタイトルもそういう理由であえてルブア アット ステートタワーと記載しました)。
そのため、高層階希望の人が、間違って低層階の客室を予約することが多いそうです。
そのことをホテル側が知ってか知らずか、低層階を予約していても、部屋が空いていれば無料で高層階の客室にグレードアップしてくれることもあります。
とはいえ、無料のグレードアップは絶対にしてもらえるわけではありません。最初から高層階の客室を予約しておく方が無難です。
客室の設備
今回宿泊した客室グレードは、タワークラブ リバービュースイート(リバービュー)。写真は2シングルベッドのベッドルーム。
客室全体の広さは66平米。細長い形をしています。
入り口手前からリビングルーム、キッチン、バスルーム、奥に上写真のベッドルームがあり、バルコニーがチャオプラヤー川を向いて設置されています。
リビングルーム。ベッドルームとの間に引き戸式の仕切りがあります。仕切りは全身鏡になっていました。
リビングルームを360度見渡せるパノラマ写真
ルブア アット ステート タワー (lebua at State Tower)のリビングルーム #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
客室内は喫煙可なので、喫煙者でもゆったりとくつろげます。わざわざタバコを吸うたびに、バルコニーに出る必要がありません。
キッチン。シャープ製の電子レンジやサムスンの冷蔵庫など、名の通ったメーカーの家電製品を置いているところはさすが五つ星ホテル。
ベッドルームから見たリビングルーム側。左手にキッチン、右手にバスルームへの扉があります。
バスルームも広々していて心地良かったです。
バスアメニティは「シャンハイタン」という香港ブランドで統一しています。シャンハイタンはどちらかというと、日本人より欧米セレブなどに愛用されているブランドです。
アメニティは、歯ブラシやくしなどを含め一通り揃っています。高級ブランドのアメニティは、余ったら宿泊後に持って帰って使うという楽しみ方もできますね。
バスルームを360度見渡せるパノラマ写真
ルブア アット ステート タワー (lebua at State Tower) 浴室01 #ルブアアットステートタワー #lebuaatStateTower #bangkok #thailand #バンコク #タイ #taroimopanda #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
ベッド
作業机
客室を360度見渡せるパノラマ写真
ルブア アット ステート タワー (lebua at State Tower) 客室03 #ルブアアットステートタワー #lebuaatStateTower #bangkok #thailand #バンコク #タイ #taroimopanda #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
バルコニーから見える景色。おすすめはリバービュー
(リバービューの景色)
タワー クラブ アット ルブア ホテルとルブア アット ステートタワーのどちらも、客室を選ぶ際の「眺望」欄に、「リバー」か「シティ」のいずれかが記載されています。
これは、バルコニーから見える景色の選択です。個人的にはチャオプラヤー側を見晴らせるリバービューの方がおすすめです。
もちろんシティビューも魅力的ですが、バンコクのシンボルとも言えるチャオプラヤー川を高層階から見晴らせる方が、バンコクに来たという感覚になれます。
リバービューからも、もちろん大都会のビル群が眺められますし、夜景も非常に綺麗です。
せっかく宿泊するのであれば、客室からチャオプラヤー川を眺めてみてはいかがでしょうか。
ホテル内の設備
(プール)
ホテル内にあるプールやフィットネスジム、レストランといった設備も、五つ星ホテルらしく落ち着いて高級な雰囲気が出ていました。滞在中はホテルライフも満喫したいという人でも、満足できる設備でしょう。
プールサイドにはレストランもあります。涼しみながら食事ができます。
フィットネスジム。サウナも併設されています。
世界一高いルーフトップバー「シロッコ」から絶景を楽しもう
ルブア アット ステートタワーの名が世界で有名となるキッカケになったのが、屋上に併設されている世界一高いルーフトップバーのシロッコ(Sirocco)です。
映画「ハングオーバー2」の撮影ロケ地として使われたことで一躍有名となり、宿泊客以外もスカイバーから見える夜景を目的に訪れます。
247メートルの高さから見るバンコクの夜景はまさに絶景。ルブア アット ステートタワーに宿泊したら是非とも行きたいバーです。
ルーフトップバーの入場料は無料です。また、宿泊客でなくても利用できます。
ただし、バーで売られているカクテルは地上の数倍という値段であることに加え、入場の際はドレスコードのチェックがあります。
シロッコ(Sirocco)に関しては、注意事項も含め以下の記事に詳細を記載しているので、興味のある方は是非参考にどうぞ。
ホテル周辺の観光地
ルブア アット ステートタワーの場所は、上地図の通り、シーロム・パッポン・タニヤエリアの近くです。
チットロム・プラトゥーナム・サイアムエリアやアソーク・ナナエリア、シーロム・パッポン・タニヤエリアなど、ホテルから右側のエリアへは、ホテルから徒歩5分の場所にあるBTS サパーンタクシン駅(Saphan Taksin)より電車でアクセスできます。
また、ホテルから左側にあるチャイナタウン・ヤワラートエリアへも電車でのアクセスが可能です。
ただ、王宮エリアとカオサンロードには電車が走っていないため、タクシーもしくはチャオプラヤーエクスプレスボートを使ってアクセスします。
いずれのエリアへも、公共の交通機関を使ってアクセスできるので、観光における利便性は悪くありません。
ホテル周り(徒歩圏)のMAP
ルブア アット ステートタワー周辺(徒歩圏)のMAP。赤い星マークの場所がルブア アット ステートタワー。
BTS サパーンタクシンは水色の電車マーク。
ホテル徒歩圏の範囲には、レストランや寺院などの観光地もあるので、ホテル周辺の街歩きも十分に楽しめます。
ルブア アット ステートタワー徒歩圏の観光スポットについては、下の記事でまとめているので、是非参考にして頂ければと思います。
ホテルから2kmの場所にあるアジアティーク ザ リバーフロントも要チェック!!
バンコク最新のナイトマーケット「アジアティーク ザ リバーフロント」も近場にあるので、是非足を運んでみてほしいです。
BTS サパーンタクシンから出ている、無料のシャトルボートを使ってアクセスできます。
アジアティークは、バンコクにあるナイトマーケットの中で、最も規模が大きくエンターテイメント性に溢れている話題のナイトマーケットです。
ニューハーフショーで有名なカリプソキャバレーもあり、その規模や安全性から老若男女関わらず楽しめる観光地の一つと言えます。
アジアティーク ザ リバーフロントの詳細や行き方については、以下記事で詳しく書いているので、こちらも是非参考にどうぞ。
BTS サパーンタクシンからルブア アット ステートタワーへの行き方
BTS サパーンタクシンからルブア アット ステートタワーへ行くには、まず駅の3番出口を降ります。
駅を降りると目の前に通り(チャルンクルン通り)があるので左折します。
左折すると右正面にルブア アット ステートタワーが見えます。
そのまま右側の歩道を直進すると、ルブア アット ステートタワーの入り口に到着します。
入り口。貫禄がある。
スワンナプーム空港、もしくはドンムアン空港からアクセスする際は、タクシーを使って直接ホテルへ行くか、エアポートレールリンクを乗り継ぎしてBTS サパーンタクシンまでアクセスします。
両空港のタクシー乗り場等は以下の2つの記事で詳細を記載しているので、参考にどうぞ。
バンコクでおすすめの高層ホテル
海外旅行では、高層ホテルに宿泊して、客室から眺められる都市の景色を楽しみたい人も多いと思います。
上階から見える大都市の景色は、街歩きだけでは気づかない都市の表情を見ることができます。また、その場でもSNSなどのインターネット上でも、大都市の素晴らしい景色を誰かと共有すると、思い出はより深まります。忘れられない光景となるでしょう。
是非とも宿泊しなければ見ることのできない素晴らしい景色と、快適な客室でのホテルライフを同時に堪能してみてはいかがでしょうか。
自分自身、バンコクへの訪問は30回以上にもなりますが、やっと泊まれて良かった、今まで見ることのできなかった新しいバンコクの表情を見られて満足です。
ホテル設備やスタッフの対応もさすが五つ星ホテルということで、特に不満点はありませんでした。
ちなみに、JF(ジョイナーフィー)は無料です。夜遊び目的の人でも、お気に入りの女の子と一緒にうっとりする夜景を楽しんでみてほしいです。女の子はとても喜んでくれるし、最高の気分と雰囲気を味わえます。
ルブア アット ステートタワーは、有名映画のロケ地にもなったこともあり、名実ともにバンコクでおすすめの高層ホテルと言えるでしょう。
ルブア アット ステートタワーを含め、バンコクにある全てのおすすめホテルやエリア特徴の違いについては、以下の記事を参考にどうぞ。
写真好きにおすすめ!バンコクのインスタ映えスポットのまとめ。
バンコクで一番高い展望台「マハナコンタワー」もバンコク観光におすすめです。
バンコク観光のモデルコース。2泊や3泊などの旅行を計画している人は、こちらも是非参考に。