この記事には広告を含む場合があります。広告の場合は、紹介している「商品の購入」「サービスの利用」によって、当サイトに売上の一部が還元されることがあります。
(テパシットナイトマーケットのピーク時間。19時〜21時は人で溢れかえる)
パタヤ中心街を少し離れると地元の人達が集まるエリアが多々存在しています。
その代表的な存在が、今回の記事で紹介するテパシットナイトマーケット(Thepprasit Nightmarket)です。
テパシットナイトマーケットとは、パタヤビーチから南東に約4.5km離れたテパシットロード(Thepprasit Rd)にて、金土日の週末のみ開催されているウィークエンドナイトマーケットです。
ウィークエンドマーケットと言っても、バンコクのチャトゥチャック・ウィークエンドマーケットのような大規模なものではなく、体感的な規模はサッカーフィールド2.5倍くらいの大きさ。
売っている物はパタヤビーチエリアの雑貨屋でも見かける服や雑貨が中心です。
(客層はタイ人7:外国人3くらいの割合。簡単な買い物英語は十分通じる)
開催されているのが週末限定ということもあり、人で溢れかえって賑わっています。
マーケット内には食べ歩きできる飲食店も数多く出店しているので、お祭り気分を味わいながら散策する分には面白い場所です。
今回の記事では、テパシットナイトマーケット内で売られている物やマーケットのMAP、パタヤビーチからのソンテウでのアクセス方法を紹介していきます。興味が湧いた人は足を運んでみてはいかがでしょうか。
テパシットナイトマーケット(Thepprasit Nightmarket)
(テパシットナイトマーケットの入り口)
テパシットナイトマーケットは開催されている場所が特殊で、上写真にも見えるマンションのような住居の敷地内一画に多数のテナントが並びます。
マーケット自体には特化した特定のジャンルは存在せず、主に売られている物は
- 服(タイ人女性に人気の物やパチモノ、パタヤビーチエリアでも見かける物、Tシャツなど)
- 靴(サンダルやスニーカー)
- 雑貨(コスメ類やスマホケース、スピーカー、香水など)
- ペット用品
- 飲食店
の5種類です。値段はパタヤビーチに点在する雑貨屋と同等か、物によっては少し安いと言ったところ。
女性向け衣類の店舗。服は1着180バーツから。
香水の店舗。一つ100バーツから。種類は多いです。
可愛いサンダルの店。1足150バーツから。
東南アジアらしいエスニックな雑貨の店もある。小さいバッグで1つ290バーツから。
中古靴の叩き売りなどもあって面白い。この時はなぜか大勢の白人女性が群がっていました。
飲食店の数も豊富(タイ料理が中心。寿司やたこ焼き屋なんかもある)。マーケット内でガッツリと食事することもできるし、串物(1本20バーツくらい)を買って食べ歩きすることも可能です。
マーケット内はきちんと舗装されていて歩きやすいです。また、夕方〜夜間に開催されるだけあって、熱中症対策などの心配をする必要もないでしょう。
トイレや両替所(レートはかなり悪いが)、コンビニ、駐車場も設置されています。
人は多いですが、バンコクのナイトマーケットのように爆音で音楽を流している店舗はないので、割と静かでやかましくないです。
テパシットナイトマーケットの地図
上述したように、テパシットナイトマーケットの規模はサッカーフィールド2.5倍くらいと言ったところで、それほど大きくありません。
MAPがなくても適当に歩いているだけで、大抵の位置感覚は掴めるでしょう。
ただ、マーケット内は一応大雑把にジャンルごとにエリア分けされているので、訪れる前に以下の簡易MAPも参考にして頂けたらと思います。
個人的に面白いと思ったのが、上MAPにて深緑色で記している「靴の露店が並ぶエリア」と薄紫色で記している「ややハイセンスな店が並ぶエリア」です。日本でも普段使いできそうな商品がリーズナブルな値段で売られています。
靴の露店エリア
靴の露店が並ぶエリア。ナイキやプーマ、アディダスの靴(本物か偽物かは不明)が、たくさん並んでいます。
種類が多く、よく見ると日本でも普段使いできるセンスの良いデザインの物も。触った感じ、質は悪くないでした。ごくごく普通の靴といった感じです。
値段は1足890バーツ。ただし、これは言い値なので、交渉次第ではもう少し安く購入できるでしょう。
ハイセンスエリア
ややハイセンスな店が並ぶエリア。Yシャツやベルトの専門店。エスニック雑貨の専門店など、他のエリアでは見られない種類の服・雑貨の店が並んでいます。
それなりに安い値段かつ日本でも問題なく普段使いできるデザインの物が多いため、見て回るのが面白いエリアです。
衣類・雑貨エリア
衣類・雑貨店舗中心のエリア(MAP上ピンクで記しているエリア)では、タイの露店でよく見かけるキャラクターTシャツやスポーツ系ブランドのTシャツ(恐らく偽物)をよく見かけます。
飲食店エリア
お腹が空いたら飲食店エリア(MAP上青色で記しているエリア)へ。エアコンは効いていませんが、タイ料理をローカル価格で食べられます(1品50バーツ前後から)。
マーケット内の両替所はレートが悪い
ちなみに、マーケット内には両替所が設置されていますが(MAP上茶色のマークで記している場所)、レートが非常に悪いです。
この時は、街中の両替所が1万円に対して2,920バーツだったのに対して、マーケット内の両替所は2,390バーツという驚きの安さでした。
買い物予定の人は、言うまでもありませんが街中で両替を済ませておきましょう。
また、ごくごく少数ですがマーケット内の店舗では「No Change(お釣りなし)」を掲げている店もあったので、ガッツリと買い物・食べ歩きを楽しみたい人は、小額紙幣を多く持っていくと良いです。
テパシットナイトマーケットへの行き方
パタヤビーチ周辺からテパシットナイトマーケットへ行くには、以下3つの方法があります。
- ソンテウを乗り継いでアクセスする(片道20バーツ)
- モタサイやタクシーを利用する(片道200バーツ〜300バーツ)
- レンタルバイクでアクセスする
バイクを運転できる人はバイクをレンタルして行くと良いでしょう。
上のMAPにも記載しているように、マーケット内には駐車場が設置されています。
(マーケット内の駐車場)
パタヤビーチからテパシットナイトマーケットのルートを記したGoogle Map
バイクを運転できない人は、タクシーかソンテウを利用することになりますが、タクシーは高いので断然ソンテウでアクセスするのがおすすめです。
ソンテウであれば片道20バーツです。また、行き・帰り両方共利用できるので往復40バーツで済みます。
パタヤビーチからソンテウを使ってテパシットナイトマーケットへアクセスする方法は、以下を参考にどうぞ。
ソンテウでの行き方(片道20バーツ)
パタヤビーチからテパシットナイトマーケットへは直通のソンテウが出ていません。そのため、途中で一度ソンテウを乗り換える必要があります。
- ウォーキングストリート近くの乗り場からジョムティエンビーチ方面行きソンテウに乗る(料金10バーツ)
- タップラヤーロード(Thappraya Rd)とテパシットロード(Thepprasit Rd)の交差点で降りる
- テパシットロードからテパシットナイトマーケット行きのソンテウに乗る(料金10バーツ)
途中のタップラヤーロードとテパシットロードの交差点では、自分で位置を確認して降車する必要があるため、パタヤの地理に慣れていない人はスマートフォンのGPS機能とGoogle Mapで現在地を確認しながら乗り降りするのがベターです。
タイでスマートフォンを使う方法については、以下の記事を参考にどうぞ。
ウォーキングストリート近くのジョムティエン方面行きソンテウ乗り場
ジョムティエン方面行きのソンテウ乗り場は、(ビーチロードから見て)ウォーキングストリート入り口の手前、セカンドロードへ渡った場所に位置しています。
ジョムティエン方面行きソンテウ乗り場の場所
ソンテウ乗り場に到着すると、客待ちをしているソンテウが数台並んでいます。
ソンテウはある程度の乗客が集まると出発します。夜は利用者が多いので5分も待つことはないでしょう。
タップラヤーロードとテパシットロードの交差点で降車する
ソンテウは10分弱でタップラヤーロードとテパシットロードの交差点に到着します。
以下MAPにて、黒色で記している場所が降車場所であるタップラヤーロードとテパシットロードの交差点です。近づいたらソンテウ車内のブザーを押して降車しましょう。
(青色で記している場所はテパシットナイトマーケット)
進行方向から見て右手に大きなスクリーンが見えます。このスクリーンが交差点の目印。
降車して交差点を左折、そのまま50mほど直進するとテパシットナイトマーケット行きソンテウ乗り場があります。
テパシットナイトマーケット行きソンテウ
テパシットナイトマーケット行きソンテウ乗り場の前では、スタッフが「ナイトマーケット!」と声を出しているので分かりやすいです。
ナイトマーケット行きソンテウも、ジョムティエン方面行きソンテウ同様に乗客が集まり次第出発します。料金は10バーツ。
ソンテウは約5分でテパシットナイトマーケットに到着します。右手にテパシットナイトマーケットの中心に建つ住宅が見えるので、すぐに分かるでしょう。
(住宅建物の下にいくつものテントが並んできらびやかになっている)
テパシットナイトマーケットからパタヤビーチへの帰り方
テパシットナイトマーケットからソンテウでパタヤビーチ方面に帰るには、行きと逆の順序で
- テパシットナイトマーケット前のテパシットロード x タップラヤーロード交差点行きソンテウに乗る(料金10バーツ)
- タップラヤーロードにてパタヤビーチ方面行きソンテウを捕まえる(料金10バーツ)
という流れになります。
ナイトマーケット前の交差点行きソンテウ乗り場は、以下MAPに記している場所にあります。
ソンテウ乗り場
ソンテウ乗り場周辺には、”タクシーとして”客待ちをしているソンテウもあります。
見た目からは判断がつかないので、他の観光客が複数乗り合わせているソンテウに乗りましょう。
ナイトマーケットから乗ったソンテウは、行きの時に乗ったテパシットナイトマーケット行きソンテウ乗り場の向かいで停車します。
ソンテウを降りたら、パタヤビーチ方向の車線を渡り、ソンテウを捕まえます。
パタヤビーチ行きソンテウには特定の乗り場がありません。タクシーを捕まえる要領で、パタヤビーチ方向行きのソンテウを捕まえましょう。
ソンテウはパタヤビーチのセカンドロードまで行きます。料金は10バーツ。
テパシットナイトマーケットの営業時間
- 営業時間は金土日の17:00〜24:00まで
- 店舗によって18:00頃から開店したり22:00頃には閉店準備を始める場合もある
- 一番盛り上がるピークは19:00〜21:00の間。この時間に訪れるのがベスト
パタヤの週末限定市場
(ペットコーナーのペット)
テパシットナイトマーケットは、バンコクにあるナイトマーケットのようなエンターテイメント性やチャトゥチャックのような商品の豊富さは皆無です。
しかし、週末限定だけあって人で賑わい、静かなお祭りといった感じの楽しい雰囲気ではあります。
期待が大きいと肩透かしを食らうのは否めませんが、暇つぶしがてらフラフラと歩き回る分には楽しいです。
ナイトマーケット好きやパタヤリピーターの方は、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
テパシットナイトマーケットを含め、パタヤで行くべきおすすめの観光地については、以下の記事も参考にどうぞ。
パタヤのおすすめホテルまとめ。エリアごとの解説とあわせてコスパの高いホテルを厳選して紹介しています。