【結果発表】タイのホテル・ベスト10【2020年版】

コロナの影響でバックパッカーの思い出の場所が次々と廃業、閉鎖、ゴーストタウン化。withコロナ時代の旅はどうなるのか?

2021年のパタヤ・ウォーキングストリート

(人がいない21時頃のパタヤ・ウォーキングストリート。2021年1月、感染者拡大の影響により、各事業の閉鎖命令を受けたパタヤは再びゴーストタウンと化した)

 

タイの主要産業である観光業が、壊滅的なダメージを受けています。

2020年、タイ政府は内向きの観光促進策として『EXPAT TRAVEL BONUS』なる、タイ国内に住む外国人を対象とした『タイ版Go To トラベル』を実施しました。

また、多くの高級ホテルも国内客を狙った格安プランを実施しています。

しかし、外国人観光客に大きく依存していたタイの観光業は、依然として壊滅的な状態にあります。

筆者はパタヤに住みながらタイ国内を旅行していますが、多くのホテルが開店休業状態です。一時休業中のホテルも少なくありません。

 

観光促進による経済効果は、大手の事業者に偏っています。価格競争に太刀打ちできない安宿や旅行代理店は、大手以上に壊滅的な状態に陥っているのです。

顕著けんちょに現れているのが、カオサン通りをはじめとしたバックパッカーが集う歓楽街です。

また、隣国カンボジアでも、バックパッカーの思い出の場所が、次々と廃業に追い込まれています。

サワディーアンコールツアーの休業

サワディーアンコールツアー

多くの人がバックパッカーのデビュー地として訪れるタイのカオサン通りで、激安ツアーを提供していた『サワディーアンコールツアー』

お世話になった人は多いのではないでしょうか。

筆者も昔、サワディーアンコールツアー主催のアユタヤ日帰り観光ツアー(確かたったの450バーツくらいだったと思う)に参加した記憶があります。

サワディーアンコールツアーは、2020年の中旬〜下旬にかけ一時閉鎖したようです。GoogleMap上でも「閉鎖」と記載されています。

また、公式のホームページもドメインが失効している模様。

シェムリアップの安宿「シティゲストハウス」も閉業

筆者が初めてのバックパッカーでカンボジアを訪れた時にお世話になった宿。

公式のツイッターアカウントより、2021年1月をもって閉鎖するとのツイートがありました。

シティゲストハウスに初めて泊まったのは2015年頃だったと思います。その後2019年頃にも再訪問しました。

多くの大学生バックパッカーが集い、繁忙期になるとバーベキューが開催されるアットホームな宿でした。

空港からの無料送迎があり、ゲストハウス内では悪くないレートでドルの両替ができて、可愛い猫がいて癒されて。

5ドルくらいで居心地の良いドミトリーに泊まれて、1ドル以下でビールが飲めました。

バックパッカーにめちゃくちゃ優しい宿です。閉業は本当に悲しい。

オーナーさんは、2022年に再出発できるよう図っているとのこと。応援しています。

タイ各観光都市の歓楽街・繁華街の様子

バンコクのカオサンとパッポン

カオサン通りへは2020年の8月頃に訪れましたが、驚愕でした。筆者が訪れたのは平日でしたが、それでも22時だというのにゴーストタウンのような有様。

コロナの影響で人がいなくなったカオサン通り1

コロナの影響で人がいなくなったカオサン通り2

(数人の客引きと若いタイ人グループが歩いていただけ)

コロナ以前のカオサン通りの22時頃は、下写真のような状態でした。

コロナ以前のカオサン通り

(またこんなに人が集う光景を見られる日が来るのだろうか…?)

コロナの影響で人がいなくなったカオサン通り3

(ちなみに寺裏ことランブットリー通りも、無人に近い状態)

週末や祝日になると、多少はタイ人の若者がグループで遊びに来ているようですが、それでもコロナ以前のカオサンに比べると天と地の差があります。

カオサンにある雑貨店なども多くが外国人向けなので経営は厳しいでしょう。

タイ人向け観光地に完全移行しなければ生き残れないのは明白なわけですが、それが楽しみに感じる反面、悲しくもあるのは筆者だけではないでしょう。

 

東洋のソドムと言われたパッポン通りも、現在は人影がありません。2020年の11月に訪れた時は、パッポンナイトマーケットが消滅していました。

パタヤのウォーキングストリート

ウォーキングストリートも最も大きなダメージを受けている歓楽街の一つ。

2020年の6月に規制緩和の第3段が適用されて以降、ラン島はタイ人の観光客で賑わってはいましたが、ウォーキングストリートは相変わらずゴーストタウン状態でした。

その後、ディスコやライブハウスの営業再開を皮切りに、徐々に活気を取り戻してきました。

ディスコやゴーゴーバーの営業再開当時は、「もしかしたら、この勢いでパタヤは復活するのでは?」と思いましたが、人気は徐々に下降しました。

そして2020年末、タイ国内における感染者拡大により各事業の閉鎖命令が出された後、再びゴーストタウン化。

2021年のパタヤ・ウォーキングストリート

この記事を書いている2021年1月18日にも訪れましたが、無人でした。多くの観光客に愛された「キング シーフード(King Seafood)」や「ビアガーデン」もすでに閉鎖済み。

復活のきざしが見えない状態です。

チェンマイのナイトバザール

2020年12月に訪れたチェンマイのナイトバザールは、目も当てられない状態でした。

チェンマイナイトバザール周辺は、安宿が多くバックパッカーにとって最も便利な滞在エリアでした。

現在はナイトバザール自体は復活しているようですが、チェンマイにおいて最も外国人観光客に依存していたエリアです。

カオサン同様に早く現地のタイ人向けに移行しなければ、いっそう冷え込むことになるでしょう。

プーケット・バングラ通り

プーケットのバングラ通りも惨憺さんたんたる状況。

パトンビーチは、まだタイ人や在住外国人で若干の盛り上がりを見せていましたが、パトンビーチではバーなどの酒場を利用している人はいませんでした。

ただ、外国人観光客が減ったからか、ビーチは人がいなくて穴場のような雰囲気になっています。

外国人旅行者が戻るのは早くても2022年と言われています。それまで、この灯だけがついたバーやディスコが持っているとは到底思えないのが正直なところです。

バックパッカーに優しい観光状況には戻らない

筆者も上ツイートの方と同じ考えで、格安旅行は消滅するのでは?と危惧きぐしています。

LCCは大手エアラインより苦しい状況にあり、旅人同士での時間や空間の共有を醍醐味とする安宿やゲストハウスがそう簡単に復活するとは到底思えません。

旅ジャンキーとしては残念な話ですが、一方で「旅できないことに早々に慣れる」気もしています。

無理なものは無理なので、さっさと見切りをつけて新しい楽しみを探すだけです。コントロールできないことをジタバタしても不幸になるだけです。

人生は切り替えが大切。旅行できなきゃ死んじゃうと言っている人も、意外と慣れると思います。

とは言え、思い出の場所がなくなるのは悲しいですが。

またバックパック背負って旅がしたいなあとも思う今日この頃です。

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