この記事には広告を含む場合があります。広告の場合は、紹介している「商品の購入」「サービスの利用」によって、当サイトに売上の一部が還元されることがあります。
パタヤにも、バンコクのカオサンロードのような安宿が密集するゲストハウス街があります。ゲストハウス街と呼ばれるエリアには、単にゲストハウスが密集しているだけではなく、比較的安い料金でサービスを提供するランドリー、マッサージ、旅行代理店が集まっていて、長期滞在あるいは節約旅行向けの環境が整っています。
パタヤにおいてもこれは例外ではありません。
むしろパタヤのゲストハウス街はカオサンロードほどに観光地化していないだけに、サービスの質の割には物価が高いという経験をする機会は少ないです。バックパッカーや外こもり希望者にとって過ごしやすい環境と言えるでしょう。
これから紹介するゲストハウスは、こうした環境の中で値段の割には客室、施設全体が綺麗でコストパフォーマンスに優れた宿だけをチョイスしたものです。
これからパタヤ滞在を予定している方は是非。
パタヤのゲストハウス街
(パタヤビーチ)
パタヤのゲストハウスは、パタヤ市街中心地にあるソイ・ブッカオ(Soi Buakahao)とソイ・レンキー(Soi Lengkee)に密集しています。
パタヤ市街の地図
地図上、紫の長いラインがソイ ブッカオ、水色のラインがソイ レンキーです。
ウォーキングストリート(赤色のライン)からバイクタクシーで10分程度、ソイLKメトロ(黄色のライン)へは徒歩でアクセスできる距離にあります。
(ソイ ブッカオ)
(ソイ レンキー)
今回紹介する5軒のゲストハウスは、2つの通りがT字路状になっている場所にあります。この辺りはコンビニや屋台、上で述べたような安価なランドリー等も密集しているので、各ゲストハウスの環境的な条件の違いはさほどありません。
この記事で紹介するゲストハウスは上地図のA〜Eマークの場所にあります。
ここでは個人的に感じた雰囲気、主観を元におすすめ順に紹介していきます。各ゲストハウスの客室のクオリティと値段にも大した差はありません。
そのため、紹介する写真を見てなんとなく気に入った場所を選んでみても問題ないでしょう。
ニュー ニコム コート (New Nikom Court)
ニュー ニコム コート(New Nikom Court)は、ソイ レンキー内のほぼソイ ブッカオ寄りの場所に位置するゲストハウスです。建物全体が奥行きがあり、細長い形状をしているのが特徴です。
客室。このゲストハウスは日当たりが良いのが嬉しかった。バルコニー付きなので洗濯物を干すの重宝します。ソンクラーン等の時期にも良い条件です。
2枚目の写真手前に見えるのは小型の冷蔵庫。
バルコニーには流し台がついているので、ここで服を洗ってそのまま干すことができます。
料金の安いゲストハウスですが、一人滞在の部屋としては十分といえる収納やテーブルも設置されています。
バスルーム。アメニティは石鹸のみついています。水周りは割と綺麗。ホットシャワーが出るので、水シャワーが苦手な人でも滞在しやすい。
共用部も清掃は行き届いていました。ゲストハウスに泊まったことない人だと安宿=汚いというイメージがあるかもしれませんが、ニュー ニコム コートを含め今回紹介するゲストハウスはどこも綺麗です。
このゲストハウスを1番のおすすめに選んだのは、上でも述べた抜群の日当たりと清潔感です。
また、部屋もまずまずの広さで収納や小型冷蔵庫も完備されているので、初めてゲストハウスというものに泊まる女性でも気兼ねなく宿泊できるでしょう。
宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
サンビュー プレイス (Sunview Place)
上で紹介したニュー ニコム コート並みの客室条件で、且つプールが付いているゲストハウスに宿泊したい人には、サンビュー プレイスがおすすめです。
このホテルは近隣にバーがあるので夜中は少し騒がしいが、夜に活動する人にとっては全くさしつかえありません。
ベッド。横のソファーには荷物を置ける。
客室には小型冷蔵庫、収納付き。化粧台の付近にコンセント口があるのでパソコン作業をする時に便利。
ホットシャワーが出る。ここも水周りは清潔。
サンビュー プレイスで一番驚いたのは、プールが付いている点。プール付きのゲストハウスはバンコクでは珍しいです(というか、見たことない)。都心部だと4つ星ホテルでも敷地面積の関係上、このくらいの大きさのプールを持てないホテルもあります。
そう考えるとこのプールは本当にありがたい。
ゲストハウス等の安宿に泊まる人は、ホテルのプールでリラックスすることを諦めている人も多いかと思います。なので、サンビュー プレイスには「プール付きでパソコン作業がやりやすいゲストハウス」を求めてる人に向いているでしょう。
客室以外の共用部分ももちろん清潔。
宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
サタス コート 1 (Sutus Court 1)
キャンプ場のような入り口をしたゲストハウス、サタス コート 1。ゲストハウス名に「1」と付いています。自分が確認したところ、周辺に同名のゲストハウスが「5」まであるようです。
サタス コート 1にも大きめのプールが付いているので、プール遊びをしたい人は満足できるでしょう。
プール。ゲストハウスにしてはかなり大きめ。貸切状態だとベターですが、他の宿泊客が遊んでいても気を使わずに済む大きさ。
客室は他ゲストハウス同様に一人滞在に十分な広さです。中型の冷蔵庫が完備されているので、長期滞在中に飲み物をたくさん買い込んでおけるのは便利でした。
ただ、テーブル付近にコンセントがないです。
滞在中にパソコン作業をする予定の人は、上で紹介したニュー ニコム コートに滞在する方が良いかと思います。
サタス コート 1は、今回紹介するプール付きゲストハウスの中でソイLKメトロ(地図上黄色のライン)に最も近いので、ソイLKメトロに近いプール付きのゲストハウスに宿泊したいと考えている旅行者におすすめです。
シャワールームは他ゲストハウスよりやや大きい。ただ、こちらは水シャワーのみ。
バルコニーからはソイ ブッカオがよく見える。ソイLKメトロ好きの滞在拠点としては申し分ないかと思います。
宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
ドゥアンナミン ホテル パタヤ (Duannaming Hotel Pattaya)
4軒目のゲストハウスは「ドゥアンナミン ホテル パタヤ」。
ここはスタッフのノリが良くて親切だったので、滞在中の時間が楽しかった場所です。自分が宿泊した時に居たスタッフは20代前半のちょっとポッチャリした若い女性。
ゲストハウスに着いて早々「部屋を見せてほしい」とお願いしたところ、「いいわよ〜。私の部屋を見たいのねぇ?おいで!んふっ(英語だったので若干の脳内変換あり)」と言ったノリでした。
緊張の多い一人旅でこういう面白い人と巡り合わせると何故か安心できます。そんなある安心感を得られる、感じの良いスタッフがいるゲストハウスです。
きちんと清掃が行き届いた部屋を見渡すと、決してスタッフの良さはノリだけでないことがわかります。きちんと仕事をしているようです。
化粧台の椅子には背もたれがないのでパソコン作業をしたい人には向いていませんが、そうでない人にはそこそこ広さもあるし不便を感じない客室でしょう。
やや大きめの中型冷蔵庫が完備。
日当たりの良いプール。ここで洗濯物を干すこともできます。ただし、万が一洗濯物の盗難にあっても自己責任ですが。
まずまずの広さのシャワールーム。こちらはしっかりホットシャワーが出るので水シャワーが苦手な人でも安心。
上記3ゲストハウスに比べると、特別秀でている部分はないです。
ただ、先ほど述べたようにノリが良くて仕事をきちんとしているスタッフがいるので、ゲストハウスにスタッフの質を求めている人にとっては良い滞在場所になります。
宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
トラベラーズ レスト スポーツ バー(Traveller’s Rest Sports Bar)
トラベラーズ レスト スポーツ バーは、宿泊した感想としては良い印象を受けましたが、レビューを見る限り評価が割れているようなので一番最後に紹介します。
レビューの内容としては清潔感に問題があったようです。自分が宿泊した部屋は清潔だったのでそのようなことは感じませんでしたが。
客室。写真で見返してもまずまず綺麗。テレビ、収納、冷蔵庫も完備してある。
シャワールームは特別狭いということはありませんでした。
バルコニーは景色はありませんが、風はそこそこ入ってくるので、ビール片手に涼むには良い。
個人的な感想としては不快感は一切感じませんでしたが、その他の人のレビューも参考にするのであれば上記4ホテルのいずれかに宿泊する方が良いでしょう。
トラベラーズ レスト スポーツ バーはソイ レンキーのど真ん中に位置しています。
もし、他のゲストハウスに数日滞在してみてソイ レンキーの雰囲気が気に入ったのならトラベラーズ レスト スポーツ バーに滞在してみるのもありかと思います。
まとめ
パタヤには今回紹介したソイ ブッカオ、ソイ レンキー以外の場所にも数件のゲストハウスが点在しています。
ただ、上述したようにゲストハウスの質だけでなく周りの環境も考えた場合、今回紹介したエリアのゲストハウスに滞在するのが旅費を抑えるための得策になるでしょう。
ゲストハウスの中には、半日もいたくないような低質な宿も多々見受けられます。
今回紹介した上記5軒に関しては写真からわかる通り、広さと清潔感は十分にクリアできています。パタヤでのゲストハウス宿泊経験がない人が後悔しない宿だけを選んだつもりです。
パタヤのゲストハウスを探すなら、まずは上記5軒のうちいずれかに滞在してみてはいかがでしょうか。
格安〜高級まで、パタヤの全エリアにあるおすすめホテルについては、以下の記事を参考にどうぞ。
バンコクからパタヤへの行き方については、以下の記事を参考にどうぞ。
パタヤのおすすめ日本食。コスパ高すぎの「エミさん食堂」訪問レポート。
パタヤ・ソイブッカオで絶対に行くべき「名無し食堂」のガパオライスは絶品です。