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カンボジアの治安・意識すべき安全対策【麻薬や夜の女性事情についても】

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カンボジアの国旗

カンボジアは、日本に比べると決して治安が良いとは言えない国です。

長期にわたる内戦の影響で劣悪な治安状況のイメージを持っている人も少なくないでしょう。

ただ、現在では政治情勢が安定していることもあり、観光地においては思ったより治安が良いというのが実際に旅行してみた感想です。

近年ではカンボジアの観光省が観光客誘致に力を入れていることもあり、社会的インフラも整っています。

最低限の注意と対策にさえ気を使えば、カンボジアは女性一人でも安全に旅できる国です。

外務省の海外安全ホームページにおいても、現在は全域でレベル1)

実際、ツアーを使わず自由に旅する個人旅行者の女性も多いです。大学生など比較的若い女性の個人旅行者とゲストハウス等で会った経験が多々あります。

 

とは言え、日本より治安が悪い以上、旅行者が気をつけるべき点は多々あります。

2017年のデータですが、カンボジア日本国大使館によれば、カンボジアでの邦人(在住者含む)の犯罪被害件数は把握しているだけでも114件とのこと。


参考
邦人の犯罪被害状況カンボジア日本国大使館

被害の多くはひったくりなどの軽犯罪ですが、中には強盗(4件)も発生しています。

ただでさえ現地人の間では「日本人 = お金持ち」というイメージが定着しています。滞在する以上は、現地でどのような犯罪が発生しているのかを踏まえて各種対策を立てておくべきと言えるでしょう。

 

今回の記事では、これからカンボジア旅行を予定している人に向けて

  • 旅行中に遭いやすい軽犯罪
  • ボッタクリ・賄賂
  • トゥクトゥクドライバーとの付き合い方
  • 地雷
  • 国境付近での領土問題
  • 感染症

上記6項目の発生状況と各種対策に加えて

2019年3月17日に起きた、日本人によるカンボジア人殺害事件の影響」についても記載しています。

旅行中に遭いやすい軽犯罪と対策

カンボジアでは、10年以上前からガイドブックや日本国大使館のホームページ等で散々注意されている古い手口の軽犯罪がいまだに蔓延しています。

具体的には以下の4種類です。

  • スリ・ひったくり
  • いかさま賭博詐欺
  • 睡眠薬強盗
  • 大麻

被害に遭った人は可哀想ですが、正直言って「未だにそんな被害に遭うなんて意識が低すぎる」と呆れられてもしょうがない手口です。

アンコール遺跡があるシェムリアップよりも、首都プノンペンでの発生件数が圧倒的に多いので注意しておきましょう。

スリ・ひったくり

ひったくりの注意書き

カンボジアでのスリ・ひったくり被害は以下状況による発生が殆どです。

  • 人が多い市場等でバッグ内の貴重品やヒップポケット(尻ポケット)に入れていた財布をすられた
  • トゥクトゥクまたはバイクタクシーで移動中、後方から忍び寄ってきたバイクに荷物を引ったくられた
  • 徒歩中に同じく後方から忍び寄ってきたバイクに引ったくられた

カンボジアは市内に近距離移動の公共交通機関が殆ど走っていません。

そのため、バイクは地元民にとっての生活必需品です。街中では常にバイクがぶんぶんと走っています。

最初こそ警戒してバッグを抱えるように持って歩いたり歩道側に持っていても、慣れてくると車道側に持って歩いたり警戒心が弱くなりがちです。

歩道側に荷物を持っている人

こうした人はターゲットにされやすいので要注意。

 

また、トゥクトゥクのシート上にバッグを置いている人も危ないです。

カンボジアのトゥクトゥク

トゥクトゥクの側面は開放されています。

そのため、並走して手を伸ばせばあっさりと荷物を取られてしまうのです。

自分は引ったくられたことはないですが、引ったくろうとしているであろうバイクが気がついたら並走していたことは何度もありました。

トゥクトゥクは荷台部分がガシャガシャと音を立てるので、忍び寄るバイクの存在に中々気づきません。トゥクトゥクに乗っている時も、バッグは膝の上に置くなどして取られないように注意しておきましょう。

プノンペン国際空港から乗ったトゥクトゥクの座席

(プノンペンのトゥクトゥクには「ひったくり防止」用の網が張られるようになった)

 

ナイトマーケットや市場内など、バイクが走っていない場所でも警戒は怠らないようにしておきたいです。

シェムリアップのオールドマーケット

混雑が発生しやすい状況で財布を尻ポケットに入れていたり、バッグの口が背面を向いているとターゲットにされやすいです。

現地人ですら、こうした場所ではバッグを前掛けにしている人を見かけます。財布は街歩きバッグに入れて、バッグは必ず前掛けにしておきましょう。

街歩きにおすすめの防犯性が高いバッグについては、以下の記事を参考にどうぞ。

いかさま賭博詐欺

いかさま賭博詐欺とは、いかさまのトランプ賭博で金持ち相手に一儲けしようという話をもちかけ、いざゲームを開始したら実は騙されていたのは自分。

大金を取られるという詐欺。

カンボジアに限らず隣国タイなどでも散々注意喚起が促されている手口。

プノンペンのセントラルマーケット内では、「そのTシャツかっこいいね。どこで買ったの?」などと話しかけて、いかさま賭博に巻きこもうとする自称マレーシア人やフィリピン人がいます。

プノンペンのセントラルマーケット

(セントラルマーケット)

自分も何度か話しかけられたことがありますが、彼らはこちらの英語力に合わせて会話を盛り上げるのが上手です。

「いかさま賭博のカモにされるかも」という意識がなければ、確かに気を良くしてしまい仲良くなりそう。

基本的に、海外では向こうから話かけてくる輩は全て疑ってかかるべきです。何かしらの魂胆があるのは間違いないので適当にあしらいましょう。

睡眠薬強盗


参考
カンボジアで睡眠強盗!睡眠薬を盛られ起きた場所〜俺みたいになるな!しくじり談〜WALKING on the EARTH

睡眠薬強盗とは、バーなどで旅行者を装って仲良くなり、一緒に飲んでいる内に自分の酒に睡眠薬を入れられるというもの。

起きた時には貴重品は全て取られています。20代前半くらいの海外旅行経験が少ない若者がターゲットにされがちです。

外国では気分が開放的になり、話かけてくる人間と仲良くしてしまいがちですが、いかさま賭博詐欺同様に話しかけてくる輩は信用してはいけません。

また、他人が差し出した食べ物や飲み物を口にしないよう意識しておきたいです。

大麻

大麻

日本ではありえないですが、カンボジアでは道を歩いていると、突然売人が大麻を見せてきて「20ダラー、OK?」と大麻を売ってくることがあります。

また、ゲストハウスのスタッフが奥の冷蔵庫から大麻を取り出して「匂ってみて。いくらで買う?」などと持ちかけてくることも珍しくありません。

カンボジアにいると日本と比べて大麻がとても緩いことが実感できます。

しかし、カンボジアでは大麻は違法です。

捕まっても数十ドル〜数百ドルの賄賂を支払えば見逃してもらえるという確証のない話もあります。

しかし、カンボジアの薬物規制法では

  • 誰であっても2年から5年の禁固に処する。
  • 禁固に加え、違反者には400万リエル(約11万円)から1,000万リエル(約27万円)の罰金を処することができる

と定められているので、軽い気持ちで手を出したくはないものです。

大麻を合法的に吸いたい人は、お隣のタイへ行くのがおすすめです。タイは医療大麻が解禁していて、実質観光客でも好きに吸えます。

ぼったくり・賄賂

ぼったくりは街中での買い物や両替時に遭うこが多いです。

賄賂はカンボジア⇔タイや、カンボジア⇔ベトナムなど陸路で国境を越える際に、イミグレーションやビザ取得時に要求されることが多いです。

ぼったくり

大した問題ではありませんが、ナイトマーケットや市場で物を購入する際は、間違いなく相場より2ドル〜3ドル高い値段を最初に提示されます

全ての商品には値札が付いていないので、購入時には必ず値切ることを心がけたいです。

シェムリアップのナイトマーケット

また、自分が納得した金額で購入した物が後から実は相場よりも高かったことを知っても腹を立てないようにしたいです。

「購入時に自分が納得したのであれば、それでいいじゃないか」という大らかな気持ちを持ちましょう。

 

両替する際も要注意。カンボジアの両替所にはレート表が存在しません。

そのため、レートの相場を知らないと本来1万円 = 89ドルであるはずが「1万円 = 70ドル」などと、とんでもない額を言われることもあります。

両替前にはCurrencyアプリ等でしっかりとレートを確認しておきたいです。

Currency

Jeffrey Grossman無料posted withアプリーチ

シェムリアップでレートの良い両替所については、以下の記事を参考にどうぞ。

プノンペンでレートの良い両替所については、以下の記事を参考にどうぞ。

賄賂

カンボジアの入国審査場

隣国から陸路(国際バスなど)でカンボジア入国しようとする際に、度々被害者が出るのが賄賂。

イミグレーションでの観光ビザ取得料金が40ドル(通常は30ドル)だったり、入国時によく分からないお金(10ドル〜20ドルほど)を要求されることがあります。

 

観光ビザについては、代行で取得する手数料だとか「あなたがビザ申請している間、他の乗客を待たせることになるから代行で取得してやる」だとか、断れない理由を言ってきます。

上手くかわす自信がない人は、入国時にビザを取得するのではなく、予め取得しておくのがベター。

例えば、バンコクであれば、バンコクにあるカンボジア大使館で日本人でも観光ビザを取得できます。

 

入国時の賄賂については、きっぱりと「払わない」という意思表示をするしかないです。他国の旅行者を見てもキレ気味に断っている人は多いです。

トゥクトゥクのドライバーとは距離感を保つ

3人の若いトゥクトゥクドライバー

カンボジアでは移動手段にトゥクトゥクを使う機会が多々あります。

特にアンコールワットがあるシェムリアップでは、トゥクトゥクを数日間チャーターして遺跡巡りにのぞむ人も多いです。

そのため、トゥクトゥクドライバーとは短期間で親密な関係になりがちですが、距離感だけは保っておきましょう。

トゥクトゥクのドライバーは「夜から一緒に飲まないか?」「家に来ないか?」などと誘ってくることがあります。自分は一度、トゥクトゥクドライバーとその仲間2人と自分の4人で一緒に飲んだのですが、やはりと言うべきか、いかさま賭博詐欺への誘いや大麻を勧められました。

これが女性だったら何をされるか分かったものではありません。誘われても曖昧な返事をせずに、笑顔で「No!」と言いましょう。

言い方は悪いですが、トゥクトゥクドライバーと親密になって良い事は一つもありません

 

しつこい誘いに腹を立てて喧嘩するのも絶対ダメです。トゥクトゥクドライバーは横との繫がりを大事にしているので、すぐに仲間が飛んできます。

地雷は概ね安心

シェムリアップの地雷注意を促す看板

地雷のイメージが強いカンボジアですが、ガイドブックやインターネット等で紹介されている観光地においては観光ルートがしっかりと整備されています。

そのため、基本的に地雷の心配は不要です。

確かに遺跡によっては周辺にて一部地雷が撤去されていない部分はありますが、一般の旅行者が立ち入るような場所ではありません。

普通に観光していたら、地雷の注意マーク(上写真)を見ることすらないくらいです。

 

とは言っても、カンボジアでは内戦後、地雷被害に遭っている民間人が毎年100人近くいるのも事実。

被害の多くは鉱山地帯などで発生しているため、やはり一般の観光客が心配する必要は殆どありません。しかし、バイクで遺跡観光する人は一般の観光ルートを外れる可能性もあります。

十分に注意しておく必要があると言えるでしょう。地雷がある場所には上写真の看板(Danger!!Mines!!と書かれてある)が立てられています。

万が一、この看板を見かけたら、即その場から引き返しましょう。

国境付近での領土問題は心配なし

プレアビヒアを警備するカンボジア軍

www.sinodefenceforum.com

カンボジアは2013年までプレアビヒアという寺院を巡って隣国タイと国境紛争を行ってきました。

当時は寺院周辺に両国の軍隊が派遣され軍事衝突が勃発することもありました。

しかし2024年現在、国際的にプレアビヒアはカンボジア領であることが認められたため、両国の軍隊は撤退しています。

2018年に実際に足を運びましたが、現在ではごくごく平穏な観光地といった雰囲気です。

プレアビヒアの石段

(プレアビヒア寺院。観光客は多い)

プレアビヒアはアンコールワットに次ぐカンボジア第二の世界遺産なので、観光を予定している人も多いでしょう。

現時点では、観光するにあたって全くと言っていいほど治安の心配はありません。不安なく遺跡観光を楽しめます。

感染症は蔓延しているので要注意

カンボジアでは主に以下6種類の感染症が蔓延しています。

感染症感染経路
HIV性交渉
狂犬病野生動物
デング熱
マラリア
A型肝炎食べ物
B型肝炎血液・体液感染

特に注意しておきたいのはデング熱とマラリア。蚊から感染する病気です。

その他の感染症は防ぐのが容易ですが、蚊は見えにくいのでしっかりと虫除けスプレーをふっておく必要があります。

HIV

UNAIDS(国連合同エイズ計画)によれば、カンボジアのエイズ感染者数は7万人を超えるとのこと。

カンボジア人口(約1,576万人)の実に0.4%がエイズに感染しています。

男性旅行者であれば個室マッサージやバーに行った際、”そんな気”がなくても夜を共にすることを求められるでしょう。

注意しておきたいのは、エイズに感染してようがカンボジア女性は夜のお店で働きますし、誘ってきます。「店だから安心」と思って誘いに乗ったら、後々大変なことになるかもしれません。一時の快楽のために人生を棒にふることがないよう要注意。

狂犬病

それほど多くは見かけませんが、街中には野良犬がいます。

昼間は車の下などでグッタリしていますが、夜になると活発になるので、夜中歩く人は噛まれないよう注意。

デング熱とマラリア

マラリアは都市部で発生することは稀ですが、デング熱は頻繁に発生しています。

カンボジアは一年中蚊がいるため、観光中はできるだけ虫除けスプレーをふる等して予防しておくべきです。

高級ホテルであっても窓等から部屋に蚊が侵入してくるので、押すだけベープも持参しておきたいです。

A型・B型肝炎

A型肝炎は主に食べ物から感染します。

ただ、これは気にするとキリがないので、心配であれば屋台などの食事は避け、ホテルやレストランのみで食事するよう意識するだけで良いかと思います。

自分は毎回のように屋台でも食事していますが、今のところ感染した経験はありません。そこまで心配しなくてもいいのでは?というのが個人的な意見。

 

B型肝炎は性交渉やタトゥーの針使い回しなどで感染します。観光客が集まる街中には少なからずタトゥーショップがあります。

カンボジア旅行中にタトゥーを入れたい人は少ないかと思いますが、針の使い回しで感染するケースがある以上、入れるなら信頼できるショップで入れましょう。

カンボジア旅行に予防接種は必要か?

注射器

カンボジアでは入国にあたって予防接種を要求されることはありません。
(アフリカなどの一部の黄熱流行国から入国する場合は黄熱の国際予防接種証明書が必要。日本から来る場合は必要なし)

ただ、上で紹介したA型・B型肝炎、狂犬病(狂犬病の場合は噛まれたら追加摂取が必要)、マラリア、デング熱に関して、外務省では予防接種を受けることを推奨しています。

 

とは言え、予防接種の必要有無は旅行者によって意見が様々。確かに途上国では先進国に比べて感染のリスクが高いです。

しかし、短期間の旅行でいくつもの予防接種を皆が皆受けているかと言われれば、実際には受けていない人の方が多いです(全部受けたら5万円以上はかかります)。

(ただ、バックパッカーのような長期旅行や仕事等で滞在する人は別。受けた方が良い)

個人的にも、いずれの感染症も自身の行動や対策で防げるものと思っているので、自分はカンボジア渡航にあたって予防接種を受けたことはありません。

  • 虫除けスプレーを使う
  • 野生動物に近づかない
  • 現地人と性交渉しない
  • 現地でタトゥーを入れない
  • 心配なら食事はホテルやレストランのみにする
  • 水道水は飲まない

これだけで、上記感染症にかかる確率はグッと減ります。

海外旅行保険には入っておくべき

万が一、感染症にかかったり、携行品等を盗まれた時に備えて、海外旅行保険には必ず入っておくべきと言えます。

海外旅行保険に加入していれば、事故や損害、病気の際に日本語での案内のもと、適切な治療を受けられます。

また、多くの保険でキャッシュレス診療(医療費を自分で立て替える必要がない)を受けられるので安心と言えるでしょう。

海外旅行保険に入っていないと本当に危険です。

海外では「医療もビジネス」なので、保険に入ってない上にお金もなければまともな治療を受けられません。

ただでさえカンボジアの医療環境は日本に比べて良くないので、保険に入っていないと最悪の場合死に至る可能性も十分に考慮しておくべきと言えるでしょう。

もし、まだ海外旅行保険に加入していないのであれば、発行費と年会費が無料で海外旅行保険が自動付帯のエポスカードに加入するのがおすすめ。

>>>エポスカード

カンボジアに持参するだけで、日本語案内のもとキャッシュレス診療を受けられます。

詳細は以下記事を参考にどうぞ。

2019年3月17日に起きた日本人によるカンボジア人殺害事件の影響

カンボジアでのタクシードライバー殺害事件の犯人

(カンボジアでタクシードライバーを殺害した2人の日本人)

2019年3月17日に、24歳の日本人男性2人がカンボジアで現地のタクシー運転手を殺害するという事件が起こりました。


参考
カンボジアでタクシー運転手殺害か、日本人の男2人逮捕YAHOO!ニュース

上記ニュースを受けて、多くのカンボジア人も「先進国であるはずの日本人が、わざわざカンボジアで強盗を働くなんて信じられない」という感想を述べています。

 

ただ、これまでカンボジアを訪問した多くの真っ当な日本人のおかげで、カンボジア人が日本人に抱くイメージは概ね「親切」「礼儀正しい」というポジティブなものです。

また、現地の日本人会はじめ在住者などが、被害者遺族に対する募金活動に取り組んでいます。


参考
カンボジアで日本人が運転手を殺害した事件 日本人が遺族に寄付へLivedoor News

そのため、今回の事件を境に対日感情が一変して悪くなるようなことは無いです。

「日本人だから」という理由で標的にされることはないでしょう。ただ、今回のニュースは現地カンボジア人の間でも大きな話題となっています。

そのため、カンボジア人の中には「身なりの汚い日本人」など、一般的に怪しいと思われる人への警戒を強めた人は少なからずいるでしょう。

誤解を招くような言動や身なりを慎み、疑われるような物は所有せずにカンボジアへ行くべきと言えます。

海外で知り合う日本人には注意すべき

また、今回の事件で改めて認識したことは、「人は見かけで判断できない」ということ。

ニュース映像から分かるように、犯人達は「どこにでもいそうな普通の見た目の青年」です。

 

旅慣れている人であれば、安宿や街中で日本人旅行者と意気投合して、行動を共にすることもあるでしょう。

自分自身、旅中に知り合った日本人と、人が少ない遺跡や国立公園へタクシーをシェアして行った経験があります。

日本人というだけで心を開きやすいのは確かですが、確実に信用できる相手でない限り、行動を共にするのは控える方が良いでしょう。

万が一、今回の事件の犯人のような人と行動を共にしていたら、被害に遭っていたのは自分だったかもしれません。

カンボジアは女性一人でも旅できる

アンコールワットを観光している女性

色々と日本に比べて確かに心配ごとはありますが、カンボジアは女性一人でも十分に旅できる国です。

この記事で述べたことや「夜中に出歩かない」など、日本でも基本とされていることさえ意識すれば、問題はありません。

あまり神経質になりすぎても素直に旅を楽しめないので、節度を持って楽しんで頂ければと思います。

 

カンボジア旅行の必需品や持っておくと便利なアイテムに関しては、以下の記事を参考にどうぞ。

世界遺産アンコールワットがあるシェムリアップのおすすめ観光地については、以下の記事を参考にどうぞ。

カンボジアの首都、プノンペンのおすすめ観光地については、以下の記事を参考にどうぞ。

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