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プノンペンの観光客が歩くエリアには、探さずとも見つかるくらいの両替所が存在しています。
取り分け、リバーサイドやマーケット周辺、ホテルが連なるエリア、ショッピングや食事できる場所に多いです。
空港やホテル内、ショッピングモール内にも両替所は存在しますが、諸外国同様にこうした場所でのレートは低めです。
参考に、自分がこの記事を書いている2019年12月現在、空港での両替は1万円に対して82USドルでした。
街中ならレートが低い場所でも1万円 = 84USドルというのに、これでは低すぎると言えるでしょう。
空港での両替は必要最低限(1万円も両替すれば十分)で良いです。
街中での両替は
- 最もレートの良い場所で1万円が88USドル
- 平均は、1万円が86USドル
- ホテル内やショッピングモール内など、レートの低い両替所で1万円が84USドル
と言ったところです。
今回の記事では、プノンペンで円からUSドルの両替を考えている人に向けて
- 高レート両替所
- レートは平均だが立地が良い両替所エリア
- レートは低いが立地が良くて夜遅くまで営業している両替所
を紹介していきます。
プノンペンでおすすめの両替所
以下は、プノンペンのおすすめ両替所の場所を記した地図
- 左上の 地図上の全項目をリスト表示します。
- でお気に入り登録、 で各SNSやメールで共有できます。
- 右上ので拡大地図を表示します。
- オレンジ色の両替所 = 最もレートが良い
- 茶色と黒色の両替所 = 次にレートの良い両替所
- 青色の両替所 = レートはそこそこだが立地が良い両替所
- 緑色の両替所 = レートは悪いが夜遅くまで営業している
上MAPで記している場所以外にも、両替所は無数に点在しています。
殆どの両替所で、1万円に対して86USドル(2019年12月時点)。この記事で紹介する最も良いレートの両替所が1万円に対して88USドルだったので、差額は2USドル。
なので、両替が数万円程度であれば、わざわざトゥクトゥク等を利用してまでレートの良い両替所に行く必要はないでしょう。
紹介する両替所は、「現在地の近くであれば行く」程度のものと考えておいて良いかと思います。
緑色の¥マーク両替所以外は、いずれも18:00頃には閉店するので要注意。
ちなみに、全ての両替所で「円」以外に「タイバーツ」や「ベトナムドン」の両替も可能です。
プノンペンの両替所は、店によってレート表示の有無が異なります。レート表示のない両替所では「本当に妥当なレートか」を疑った方が良いです。
例えば、その日のレートが本当は1万円 = 88USドルだったとしても、もしかしたら84USドルだと言われる可能性が絶対にないとは言い切れません。
そのため、両替前にはレート確認アプリ「Currency」でその日のレートを事前に確認しておきましょう。
Currency
Jeffrey Grossman無料posted withアプリーチ
Currencyの詳しい使い方については、以下記事を参考にどうぞ。
(オレンジ色の¥マーク)LAY TY EXCHANGE MONEY
プノンペンで最もレートの良い両替所。
このLAY TY EXCHANGE MONEY周辺には、他にも「True Money」や「Ly Hour Exchange」といったレートの良い両替所が複数店並んでいます。
この辺り一帯は両替所エリアです。その中で最もレートが高かったのがLAY TY EXCHANGE MONEY。
周辺両替所との差は0.2USドル〜0.3USドル程度ですが、どうせ両替するなら少しでも高い場所で変えましょう。
オルセーマーケットからの距離は約450m、徒歩約6分程度。オルセーマーケットでの買い物ついでに寄ると良いです。
- 営業時間/毎日6:30〜18:00まで
- 周辺の両替所の営業時間も同じようなもの
- レート表示なし
- 公式サイト
(茶色の¥マーク)オルセーマーケット前両替所
オルセーマーケット目の前にある両替所(緑色の看板)。この両替所付近にもいくつかの両替所が並んでいます。
残念ながらクメール語が読めないので店名は不明。
オルセーマーケット周辺の両替所は1万円に対して86USドルが殆どですが、この両替所だけは何故か1万円に対して87USドル。
差額たったの1USドルですが、高いものは高いので紹介しておきます。
スタッフが親日みたいで、日本出身だというと「どこの大学に行っているの?」など、色々と聞かれて(自分は30歳ですが)、なぜか世間話が盛り上がりました。
人柄の良いカンボジア人が働いているので、オルセーマーケットに来た際には是非。
- 営業時間/毎日7:00〜17:00まで
- レート表示なし
(黒色の¥マーク)POLOEU PICH EXCHANGE
プノンペンのお洒落エリア「ボンケンコン」近くにある両替所。
少々不便な場所にあるので行く機会は少ないかもですが、レートはそこそこ良い。1万円に対して87USドルでした。
また、この両替所はプノンペンでは珍しくレート表示があります。
ボッタクられたりする可能性は皆無なので安心して両替できます。
- 営業時間/7:00〜17:00まで
- レート表示あり
(青色の¥マーク)カンダルマーケット周辺の両替所
カンダルマーケット(Phsar Kandal Market)というローカルマーケットの西側通りに複数の両替所が並んでいます。
いずれの両替所も、レートは1万円に対して86USドル程度。
特筆すべきほどレートが高いわけではない(平均程度)ですが、立地が良いです。
両替所が並ぶカンダルマーケット周辺はプノンペンの繁華街。王宮や博物館などの観光地に近く、レストランや観光客用のホテルも多々並んでいます。
リバーサイドのホテルに滞在予定の人にとっては最も近い両替所エリアです。その他の両替所エリアまで行くのが面倒な人はカンダルマーケット周辺でどうぞ。
- 営業時間/店舗によって異なるが7:00〜17:00くらいまで
- 殆どの店でレート表示なし
(緑色の¥マーク)インドシナホテル前の両替所
インドシナホテル(INDOCHINE HOTEL)というホテル目の前にある両替所。
レートこそ低いですが、プノンペンで数少ない夜まで営業している両替所(20時くらいまで営業している)。
ただし、レートは1万円に対して84USドルでした。
レートこそ悪いですが、この辺りで20時まで営業している両替所はここだけ。
リバーサイドにはガールズバーやレストランがたくさんあるので、繁華街に繰り出す前にドルへの両替が必要な人はこちらへ行くと良いでしょう。
- 営業時間/8:00〜20:00くらいまで
- レート表示無し。最初は82USドルや81USドルなど低い金額で交渉してくるので要注意
プノンペンで両替する時の注意
プノンペンに限らず、シェムリアップなど他の都市にも共通することですが、両替時にパスポートの提示は必要ありません。
また、以下2点の注意点は必ず意識しておきましょう。
- 偽札が出回っている
- 50USドル以上の札は極力受け取らない
偽札が出回っている
何度もカンボジアに来ている人にとっては常識ですが、カンボジアでは偽札が蔓延しています。
また、自分は見たことありませんがイベントや式典で演出・お供えに使う偽札が束で売られているとのこと。
参考
日本じゃ完全に違法でしょ?カンボジアの偽100ドル札が精巧すぎる人生は宇宙だ!
こうした偽札を購入した日本人が、偽札を持ったまま他国へ入国し、「偽造紙幣所持」として治安当局に身柄を拘束されたケースもあるので要注意。
逮捕された邦人旅行者は、カンボジアの市場でお供え用の紙幣(偽100ドル札90枚)を1ドルで購入した後、陸路でラオスに入国し、その後バンコクへ出国するためルアンパバーン空港で出国手続きをしていたところ、手荷物検査の段階で偽造紙幣所持が発覚して治安当局に身柄を拘束されました。
売られている偽札を購入しないのはもちろん、両替所で交換したドル紙幣も透かしなどを見て偽札でないか確認しておきましょう。
少額紙幣に偽札は少ないですが、50USドルや100USドルなどの高額紙幣は要注意。
50USドル以上の札は極力受け取らない
カンボジアは物価が安いです。そのため、50USドル以上の高額紙幣を出すと「お釣りがない」と受け取り拒否されることがあります。
実際、トゥクトゥクなんか余程長距離を乗らない限り2USドル〜3USドルしかかかりません。
両替の際は出来るだけ10USドル、5USドル、最大でも20USドル程度の紙幣にしておきましょう。
まとめ
プノンペンのどこに滞在するかによって利用する両替所は異なるかと思いますが、多くの人がリバーサイドエリアのホテルに泊まるのではないでしょうか。
そう考えると、レートは平均的ではあるものの、カンダルマーケット周辺の両替所が一番便利でしょう。自分もカンダルマーケット周辺の両替所を一番利用していました。
オルセーマーケットへ行く予定の人であれば、オルセーマーケットへ行った際に最ものレートの良いLAY TY EXCHANGE MONEYでいっぺんに両替してしまうというのもありですね。
なんにせよ、空港やホテル、ショッピングモール内の両替所は例外なくレートが悪いので要注意です。
プノンペンで絶対に行くべきおすすめ観光地については、以下の記事を参考にどうぞ。
プノンペンのおすすめホテルについては、以下の記事を参考にどうぞ。エリアごとにコスパの高いホテルだけを紹介しています。
プノンペン空港から市内ホテルへのアクセス方法については、以下の記事を参考にどうぞ。