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(エスプラネードの駐車場4階から望めるタラート・ロットファイラチャダーの絶景)
2024年現在、タラートロットファイラチャダーは閉鎖しています。
しかし、2021年12月に、MRT プララム9(Phra Rama 9)目の前にて、同じ会社が管理するナイトマーケット「ジョッドフェアーズナイトマーケット(Google Map)」がオープンしました。
MRTラマ9前にてNEWオープンしたナイトマーケット「ジェッドフェーズ」に来ました。
ラチャダー鉄道市場みたいなカラフルなテントはありませんが、活気は負けてないです。沢山の屋台や雑貨屋、飲食店があって面白い!アメ車の展示もあります。ジョッドフェーズhttps://t.co/RtHR5DrBOJ pic.twitter.com/uqp7wYXkSJ
— リーさん@タイ一択 (@AsiaThailand208) December 25, 2021
今行くなら、こちらのジョッドフェアーズナイトマーケットがおすすめです。
バンコクの各所には、ナイトマーケットと呼ばれる屋台や売店の集合体(いわゆる夜市)がいくつか存在しています。
今回は、その中でも特にアクセスが容易で、タイ人の若者を中心に話題となっているタラートロットファイラチャダー(ラチャダー鉄道市場)を紹介します。
タラートロットファイ・ラチャダーは、買い物や食べ歩きを楽しめるだけでなく、隣接しているショッピングモール「エスプラネード(Esplanade)」の駐車場4階から望める絶景(上写真)も話題となっているナイトマーケットです。
マーケットは月曜〜日曜まで毎日営業しているので、バンコク滞在中は是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
以下で、タラートロットファイ・ラチャダーの特徴や、絶景が見えるビューポイントへの行き方を詳しく記載していきます。
タラートロットファイ・ラチャダーとは
マーケット入り口の360度写真
タラートロットファイ・ラチャダーの入り口 #タラートロットファイ・ラチャダー #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
タラートロットファイ・ラチャダー(Talat rotfai ratchada / ตลาดนัดรถไฟรัชดา)は、バンコクのラチャダーピセーク通り(Ratchadaphisek Rd)沿いに、2015年1月にオープンしたナイトマーケットです。
タラート(Talat)は「市場」を意味し、ロットファイ(Rotfai)は「鉄道」を意味しています。
マーケット内には、特に鉄道を感じさせるものはないけれども、ロットファイという名前がついています。
その理由は、兄弟マーケットであるタラート ロットファイ シーナカリンと同じく、元々チャトゥチャックという地区でタイ国鉄の倉庫を使用して開催されていたナイトマーケットが元祖となるからです。
元々はチャトゥチャックという地区でタイ国鉄の車庫を使用して開催されていたのですが、取り壊しの決定と同時に、2013年に現在の場所へ移転しました。
取り壊しの決定と同時に、タラート ロットファイ シーナカリンとタラートロットファイ・ラチャダー、それぞれ別々の場所に、新たなナイトマーケットが出来たということなのです。
マーケットのコンセプト
その為、マーケットの雰囲気は上述したタラート ロットファイ シーナカリンと非常に似ていて、「アンティーク」「レトロ」「ヴィンテージ」という三つの要素で成り立っています。
いかにも若者や欧米人からウケそうなギミックが、マーケットの随所で見受けられるのが特徴です。
(車を改造したバー)
タラートロットファイ・ラチャダーが観光地としての人気を博しているのは、マーケットのコンセプトもさることながら、駅から徒歩3分でアクセスできるという利便性の良さです。
同じくナイトマーケットとして有名なアジアティークやタラート ロットファイ シーナカリンと比べると、規模こそ劣るものの、タイトなスケジュールの旅行者をはじめ、観光地までの移動に手間をかけたくない人には特におすすめできます。
(屋台の様子。多くの人で賑わっている)
4つのエリアから成り立つマーケット内
マーケット内は、
- 雑貨エリア
- 飲食エリア
- ファッションエリア
- バーエリア
の4つのエリアに分かれています。
全体の大きさは、見て回るだけなら1時間で足りる規模です。また、区画分けは非常にシンプル。
簡易的ですがMAPを作成したので是非参考にして下さい。
雑貨エリア
小型の屋台形式の店舗がずらっと並ぶエリア。露店等で頻繁に見かける時計やアクセサリー、Tシャツが主となるが、可愛いキャラクターグッズやネイルアートの店も見かけました。
小さい子供を含めた家族連れを一番見かけたエリアでもあります。置いてある商品自体に特別珍しい物はありませんでしたが、ほとんどがローカル価格で買えます。
(日本人の学生に人気のタイパンツを扱う店やエスニック柄のバッグを売る店もあり。タイパンツは1着80バーツ前後。バッグは1個250バーツ)
同じ商品でも、スクンビット界隈の外国人目当ての露店の半額というものも見かけました。
外国人観光客がそれほど多くないエリアならではの値ごろ感ですね。
飲食エリア
自分が来たのが20時頃だったからか、一番盛り上がりを見せていたのがこのエリアに思えました。海鮮系の食べ物を中心に、ジョーク(タイのお粥)のお店や、日系ラーメン店があります。
タイの朝ご飯として有名なジョーク(お粥)を、鍋のようにつつきあって食べる店「ジョークジョンパラン」。
2人前で200バーツから食べることができます。友達同士で来た際は、是非食べてみたい。
超こってりスープで有名な鶏そば七星。トンローだけではなくタラートロットファイ・ラチャダーにも進出しています。
鶏そばスペシャル。140バーツ。
鶏ガラを普通のラーメンの10倍も使用している為、超濃厚。しかし、このトロみは脂分によるものではなくコラーゲンによるものだという。うるおいの宝石箱やー。
ちょっとした料理も低価格で食べられるので、歩きながらつまむのも良い。
屋台の6割は海鮮系の料理なので、好きな人にはたまらないはず。
アユタヤ名物のお菓子サイマイもある。
男性に大人気。美人お姉さんがいるフルーツシェイクの店
飲食エリアの中でも、取り分けて男性客が多い(列をなしていた)店を発見。
一見、何の変哲もないフルーツシェイクの店(1杯130バーツ)ですが、どうやら男性陣が興味を持っているのはフルーツシェイクではなく、店頭に立つ美しい女性の店員さん。
こちらの店員さん、元々はタイの有名な俳優さんとお付き合いをされていたそうで、
「とにかく容姿が美人で器量も愛想も良い!」ということもあり、タラートロットファイラチャダーの名物店員さんになりました。
タラートロットファイラチャダーには数々のフルーツシェイク店が存在するのですが、この店だけ本当に多くの男性が群がっています。
筆者が言えたことではありませんが、悲しいかな男とは何と単純な生き物なのでしょう…
しかし、せっかくなら美人に作ってもらったフルーツシェイクの方が美味しいのは、男なら理解できるはず。これも男の性。
と言うわけで、タラートロットファイラチャダーでフルーツシェイクを飲むなら、美人お姉さんがいる店に行ってみましょう。
美人店員さんがいるフルーツシェイクの店の場所
美人店員さんがいるフルーツシェイク店の場所は、以下地図に記している通り。
タラートロットファイラチャダーの入り口から飲食エリアを見て、右から2列目の通りに入ります。
二列目の通りの中で、左手に美人店員さんがいるフルーツシェイクの店があります。
左手を見ながら二列目の通りを歩きましょう。タイミングによっては多くの男性が群がっているので、すぐに分かるでしょう。
ファッションエリア
洋服や雑貨を中心としたエリア。
マーケット内の一番端にずらっと店舗が並んでいます。このエリアは、屋台形式ではなく屋根付きの店舗で構えているのが特徴。
コストがかかるせいか、売られている物の値段はやや高め。お気に入りの物が見つかれば値段交渉をしてみましょう。
シンプルなTシャツ。200バーツ。
値段は高めですが、安物と違い質はかなり良く、長年着れそう。
Gパンの店。屋根上にあるオブジェが面白い。こうした雰囲気作りにこだわっている店舗が多く見られます。
その他、ヘルメットの専門店やナンバープレートの専門店、アメコミヒーローのマスク専門店などもありました。
大人でもこだわりを持って楽しめる、遊び心のある店が多いので見ているだけでも飽きないエリアです。
変な日本語Tシャツでお馴染み!オールドスカルの店
『オールドスカル(OLDSKULL)』は、タイ発のファッションブランドです。
所謂「なんちゃって日本語」がてんこ盛りのデザインなのですが、これがタイ人に大人気。
日本のビンテージスタイルに強く影響を受けたブランドということで、最先端なんだけど、どこか昭和の匂いがするデザイン。
所謂「ダサかっこいい」を上手く表現しているTシャツです。お土産や普段着用に購入してみては、いかがでしょうか。
Tシャツは1着250バーツです。
オールドスカルの場所
オールドスカルのTシャツ店の場所は、上地図に記している通り。
衣類の購入を目的としている人は、是非覗いてみましょう。
バーエリア
タラートロットファイ・ラチャダーのコンセプトが最も随所に現れているのがバーエリアです。
ここにあるバーのほとんどは、車を改造して造られたものや、車に関連するオブジェを使用しています。
バスや小型トラック、アメ車などの車種を改造して造られたバーが多い。
ついつい腰を下ろして一杯飲みたくなるのは、こうしたオブジェがより高揚感を高めてくれるからでしょうか。
友達同士での楽しい雰囲気にも合うし、カップル同士での甘い雰囲気にも合う。一人酒の耽りたい気分にも合う。そしてどこか男らしい。
そんな不思議な空間を演出している演出です。
シンハービールは一本100バーツ。
バーにあるレトロなオブジェにも注目したい。車に興味がない人でもそそられる。
バーエリアの360写真。
タラートロットファイ・ラチャダーのバーエリア #タラートロットファイ・ラチャダー #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
(店によってはスピーカーからクラブミュージックが大爆音で流れており、カオサンロードのような雰囲気をしている。)
エスプラネードの駐車場4階。絶景が望めるビューポイント
タラートロットファイ・ラチャダーへと訪れる外国人観光客の間で、最も話題となっているのが隣接しているショッピングモール「エスプラネード(Esplanade)」の駐車場4階から望める絶景です。
(4階駐車場で撮影を行っている観光客)
ショッピングモールの駐車場からは、偶然にもマーケットの全景を見晴らせるようになっています。
テントとテントの間を血流のように行き交う人々、上から見て初めて気づく色鮮やかなテント型店舗群、そして夏祭りや縁日のような安堵感とノスタルジーを感じる賑やかな雰囲気。
動き、音、雰囲気の要素もバッチリ。思わず声を上げてしまう、この美しい光景は是非とも目に焼き付けておきたいです。
エスプラネードの駐車場4階への行き方
エスプラネードの駐車場へは、ナイトマーケットの入り口から入るか、あるいはファッションエリアに駐車場へ突き抜けられる道が存在します。
マーケット入り口から入る場合は、入り口に見えるタラートロットファイ・ラチャダーの看板を目印に、右側の道へと入りましょう。
(看板から左がナイトマーケットへ続く。右がエスプラネードの駐車場へ続く道)
右側の道を100m弱直進すると、右手に駐車場の入り口が見えます。
(エスプラネードの駐車場1階)
マーケット内から駐車場へ入るには、上に載せた地図に記しているように、ファッションエリアの奥、丁度L時に曲がる手前あたりに駐車場へ続く道があります。
駐車場に入ったら、階段を使って4階まで上がりましょう。
(エスプラネード駐車場の4階)
4階まで上がりきると、目の前には絶景が広がっています。
駐車場の階段を登るのは結構大変です。なので、エスプラネードの正面入り口から中へ入り、エレベーターを使って4階まで上がって駐車場へ出るのがおすすめ。
エスプラネードの営業時間内(22:00まで)であれば、エスプラネード内のエスカレーターを利用できます。
(エスプラネード)
(中に入ってエスカレーターで4階へ)
(案内板を見ながら駐車場へ行こう)
タラートロットファイ・ラチャダーの行き方
アクセスは非常に簡単です。
まず、MRT タイランド・カルチュラルセンター(Thailand Cultural centre)駅の3番出口を出ます。
(ピンク色の四角で囲んでいる駅がMRTタイランド・カルチャーセンター)
駅を出たら左に進みます。
20メートルほど進むとエスプラネード(Esplanade)が見えます。
(エスプラネード)
マーケットへは、エスプラネードの手前の道を左折します。
そのまま道沿いに歩けば、マーケットの入り口に到着します。
タラートロットファイ・ラチャダー入り口の看板
地図上、赤の部分がタラートロットファイ・ラチャダー
緑がMRTタイランドカルチャーセンター
黄色がエスプラネード。
ツアーを利用して効率良く回ろう
土曜日もしくは日曜日にタラートロットファイ・ラチャダーへ行く予定を立てている人は、同じくバンコク内の人気観光地であるピンクのガネーシャとワットパクナムも1日で同時に周るツアーを利用するのもおすすめです。
催行会社への問い合わせや緊急の連絡も日本語で可能なので、何から何まで安心と言えるでしょう。
(予約後は上写真のバウチャーがメールアドレスに届きます。バウチャーをプリントアウトするかスマホに保存して持参しましょう)
各観光地は離れているため、通常は1日でいっぺんに周るのは難しいです。
しかし、ツアーであれば送迎バンに乗れるので、タイ滞在が3泊や4泊などの短い人はツアーを利用した方が効率良く観光地を周れます。
日本語ガイドが付いているので、タイ旅行が初めての人でも安心して参加できるでしょう。
営業時間
- 営業時間/毎日17:00〜01:00まで。
- 公式Facebook
一番盛り上がるのは20時から22時の間です。この時間に行くのがおすすめです。
雑感
タラートロットファイ・ラチャダーは、これまで紹介したナイトマーケットの中では、一番アクセスが容易です。
また、規模がそこまで大きくない為、歩き疲れることがありません。
観光地として成り立つレベルのマーケットの中では一番手軽ですね。
今後、外国人の観光客もどんどん増えていくでしょうから、他マーケットとの差別化が進んで行き、より面白い場所になるといいですね。
とにかくこの手軽さ、初めてナイトマーケットへ行く人にはおすすめです。
友達同士でも、デートでも一人でも、ふらっと遊びに行ってみてはいかがでしょうか?
タラートロットファイ・ラチャダーを含め、バンコクにある全てのナイトマーケットについては、以下の記事を参考にどうぞ。
バンコク観光の完全ガイド。初めての旅行で行きたいマストスポットをまとめました。
バンコク観光のモデルコース。2泊や3泊の旅行を計画している人はこちらも是非参考に。
バンコクのインスタ映えスポットに行きたい人はこちらも是非参考に!
バンコクのおすすめホテルまとめ。エリアごとの解説とあわせてコスパの高いホテルを厳選して紹介しています。
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