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スワンナプーム国際空港からバンコク市内へ向かう際、エアポートレールリンクやタクシーが一般的な移動手段として知られています。しかし、実はスワンナプームバスターミナルからBTSオンヌット(On Nut)まで直行するロットゥー(ミニバス)が利用できることをご存知でしょうか?
ロットゥーとは、タイ国内で中・長距離移動に使われる12〜13人乗りのミニバスのことで、乗り場で直接乗車するシンプルなシステムが特徴です。予約不要で、料金もタクシーよりはるかに安い30バーツ(2025年1月現在)と、コストパフォーマンスに優れています。
さらに、エアポートレールリンクのように乗り換えの手間がなく、オンヌットまでの所要時間はわずか約45分。スワンナプーム国際空港からオンヌットへ移動する人には、非常に便利な選択肢となります。
ただし、ロットゥー乗り場は空港内ではなく、空港から約4km離れたスワンナプームバスターミナルにあります。そのため、利用には以下の手順をふむ必要があります。
- 空港から無料シャトルバスでスワンナプームバスターミナルに移動する
- ターミナル内のオンヌット行きロットゥーに乗車する
本記事では、この移動方法を分かりやすく解説するとともに、ロットゥーの運行時間や注意点についても詳しく紹介します。スワンナプーム国際空港からオンヌットへ向かう際の参考に、ぜひご活用ください!
スワンナプーム空港からスワンナプームバスターミナルへ|無料シャトルバスの乗り方
オンヌット行きロットゥーが発着するエアポートバスターミナルに向かうには、スワンナプーム空港とバスターミナルを結ぶ無料シャトルバスを利用します。
所要時間はわずか7〜8分程度と短く、空港から簡単にアクセスできます。
シャトルバス乗り場の場所
シャトルバス乗り場は、スワンナプーム空港2階(到着フロア:Arrivals)4番出口付近にあります。

2FL(Arrivals)」と書かれたフロア案内図
まず、空港2階の4番出口を出ます。
出口を出たら右手側に進みます。
「Shuttle Bus Stop」と書かれた標識が見えるので、その場所が乗り場です。

無料シャトルバス乗り場
シャトルバスは、15〜20分間隔で運行しています。運賃は完全に無料です。

白い車体のシャトルバス
シャトルバスは約10分弱でエアポートバスターミナルに到着します。ターミナルは終点なので、途中で降りる必要はありません。ほとんどの乗客がここで降車しますので、迷う心配もありません。
参考リンクスワンナプーム空港のシャトルバス公式ページ(英語サイト)
スワンナプームバスターミナルからオンヌット行きロットゥーに乗る方法

スワンナプーム バスターミナル
オンヌット行きロットゥーは、スワンナプームバスターミナル内の552番乗り場から出発します。 各乗り場の案内板を見て「552番乗り場」を探しましょう。バスターミナル内は広いですが、案内板が整備されているため、迷うことは少ないでしょう。

オンヌット行きミニバスの乗り場「552番」
552番乗り場に着いたら、係員に確認してからロットゥーに乗車するのがおすすめです。
乗り場近くにはロットゥーが複数台停まっているので、どの車両がオンヌット行きロットゥーか分かりにくいからです。
オンヌット行きのロットゥーには、車体に 「สุวรรณภูมิ โฮมโปร อ่อนนุช」 (Suvarnabhumi – HomePro – On Nut)と記載されています。この記載を見つけて乗り込むようにしましょう。

ロットゥー車内の様子
ロットゥーは乗客が満員になり次第出発します。通常は、10分程度で人数が揃い出発します。
出発まで少し待つ場合もありますが、運賃が安く利便性が高いため、時間がある場合はおすすめの移動手段です。
バスターミナルを出て40〜50分程走るとBTS オンヌット前に到着します。駅前の「Tesco Lotus」 (テスコロータス)前にて停車します。

オンヌットのロットゥー停車場所。BTSオンヌット駅前
オンヌット行きロットゥーの運行時間・乗車料金・乗車時の注意
運行時間
オンヌット行きロットゥーの運行時間は、午前5:00〜午後22:00です。おおよそ20分間隔で発車しています。
もし、ロットゥーの運行時間外にスワンナプーム国際空港に到着した場合は、タクシーやエアポートレールリンクを利用してオンヌットへ向かうと良いでしょう。
関連記事スワンナプーム空港からタクシー・エアポートレールリンクの利用方法はこちら
乗車料金
乗車料金は30バーツ(2025年1月現在)。料金は降車時に運転手へ直接支払います。
運行ルート
運行ルート名:ต.552B(Route 552B)
スワンナプーム空港を出発したロットゥーは、以下の主要なポイントを通りながらオンヌットへ向かいます。途中で降車する場合は、事前に運転手に目的地を伝えておきましょう。
- スワンナプーム空港
- セントラルビレッジ(Central Village)
- キングモンクット工科大学
- ルアンクポートー寺院(วัดหลวงพ่อโต)
- ホームプロ バンプリー / マーケットビレッジ
- メガバンナー(Mega Bangna)
- セントラルバンナー / ナショナルタワー / BITECバンナー
- BTS各駅(ウドムスック、プンナウィティ、バーンチャーク、オンヌット)
最終停車地点はBTSオンヌット駅前(テスコロータス前)です。
乗車時の注意点
ロットゥー利用時の注意点として、大きな荷物を持っている場合は注意が必要です。
ロットゥーの車内は小型で収納スペースがほとんどありません。そのため、スーツケースや大型バックパックを持っている場合は、追加料金として1席分(30バーツ)を支払い、荷物用の座席を確保する必要があります。
例えば、大きな荷物を1つ持っている場合は、自分の座席に加えて荷物用の座席分を購入するため、計60バーツになることを想定しておきましょう。
車内スペースに限りがあるため、混雑時は荷物が大きい場合に乗車を断られる可能性もあるため、事前に確認しておくと安心です。
参考リンク
詳しい情報は、公式Facebookページでも確認できます:
552 สุวรรณภูมิ – BTS อ่อนนุช(552 Suvarnabhumi – BTS On Nut)|Facebookページ
タクシーより安く、エアポートレールリンクより手間いらず
スワンナプーム空港からバンコク市内へ移動する場合、最も便利でストレスフリーなのはタクシーです。ただし、オンヌットまでのタクシー料金は350バーツほどかかります。コストを抑えたい旅行者には、少し負担が大きいかもしれません。
一方、エアポートレールリンクを利用する場合は、マッカサン駅まで電車で移動し、その後MRTペッチャブリ駅に乗り換え、さらにMRTスクンビット駅からBTSアソーク駅へと2回の乗り換えが必要です。このルートは、慣れていないと少々煩雑に感じられるでしょう。
そんな中、オンヌット行きのロットゥーは、スワンナプームエアポートバスターミナルから出発し、乗り換えなしでオンヌット駅に直行します。空港からターミナルへ行く必要はあるものの、タクシーより安価で、エアポートレールリンクよりスムーズに移動できるため、コストと手間のバランスが優れています。
オンヌットはタイ旅行滞在拠点の穴場スポット
オンヌットはバンコク市内の滞在地として、まだ観光客にとってはメジャーではないエリアですが、その分下町の風情を感じられる魅力があります。さらに、コストパフォーマンスに優れたホテルも多く、リーズナブルに快適な滞在ができるのも大きなポイントです。
もし今後、オンヌットを滞在拠点に選ぶ予定があるなら、ロットゥーの利用をぜひ検討してみてください。安さと手軽さを両立した移動手段として、特におすすめです。
オンヌットエリアでの滞在を考えている方には、こちらの記事が参考になります。
- オンヌット周辺のおすすめホテル
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バスターミナルまでの行き方の更新をお願いします。 この説明の通りに行ったらなにもなく、(テントはあったけれど、空港職員とフライトクルーのバスばかり)
2階に登ってドンムアン行きのカウンターで聞いたら「そこ、」って言われました。 三番を出て右にドンムアン行きの受け付けカウンターと乗り場。左側に「シャトルバス」と路上に書かれた場所と椅子が並んでいました。 そのまま来たバスに確認して乗り、今オンヌット行きのロットゥーに乗ってむかっています。
>>よしを さん
情報ありがとうございます。ちょうどスワンナプーム空港を利用する機会があったので、自分の目でも確かめてきました。記事は最新の情報に更新しました。