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シェムリアップ市内には、1泊1,000円台で宿泊できるバックパッカー向けの格安ホテルから、国際水準の高級ホテルまで、幅広い宿泊施設が揃っています。多くのホテルで家具や家電設備がしっかりと整えられており、一部の格安ホテルを除けばセーフティボックスなどの必需品も備えているため、予想以上に快適に過ごせるでしょう。
しかし、市内中心部から少し離れると、赤土の道路や街灯の少ない田舎道が広がるエリアもあり、まだまだ発展途上であることを実感します。こうした立地のホテルに宿泊すると、観光に不慣れな方にとっては不便を感じる場面もあるかもしれません。
そこで本記事では、観光に便利で立地条件の良いホテルを、以下のようなカテゴリーに分けてご紹介します。
- 格安
- 中級
- 高級
- 子連れ向け
さらに、各ホテルが位置するエリアについても地図を用いて詳しく解説しますので、旅の計画にぜひお役立てください。
シェムリアップの滞在に最適な場所を徹底ガイド
以下に、旅行者が安全かつ快適に過ごせるシェムリアップのツーリストエリアを示す地図をご用意しました。
シェムリアップのツーリストエリアは非常にコンパクトで、徒歩で半日ほどあれば市内全体を巡ることができます。端から端まで歩いても約2km程度の距離です。そのため、滞在場所の立地によって行動のしやすさが大きく変わることはなく、どこに宿泊しても比較的利便性が高いのが特徴です。
多くの旅行ガイドブックやインターネット上の情報でも、「シェムリアップ」とは基本的にこのエリア内を指すことが一般的です。
紹介するホテルとエリアの地図
- 左上の 地図上の全項目をリスト表示します。
- でお気に入り登録、 で各SNSやメールで共有できます。
- 右上ので拡大地図を表示します。
- 格安ホテル ❶〜❹
- パブストリートの中にある格安ホテル❶,❷
- 中級ホテル ❶〜❻
- 子連れ向けホテル❶,❷
- 高級ホテル ❶〜❹
- ホテルライフ向け高級ホテル2軒 / 地図範囲外
MAP左下の + と − で拡大・縮小して見ると、より分かりやすく位置を把握できます。
以下は、紹介する各ホテルの名前とおおよその1泊料金をまとめた表です。料金は2025年1月時点の平均的な価格を基にしていますが、季節や予約状況により変動する場合がありますので、最新情報は公式サイトや予約サイトでご確認ください。
番号 | ホテル名 | 1泊料金(目安) |
---|---|---|
❶ | パークレーン ホテル | 約3,000円 |
❷ | ビッグ K アンコール レジデンス | 約3,500円 |
❸ | メゾン モデル ダンコール | 約4,000円 |
❹ | チャイラ アンコール ホテル | 約4,500円 |
❶ | パリーズ レジデンス | 約5,000円 |
❷ | ビバ ホテル | 約5,500円 |
❶ | メコン アンコール パレスホテル | 約6,000円 |
❷ | アライアンス ブティックビラ | 約6,500円 |
❸ | ページズ ルームズ ホテル | 約7,000円 |
❹ | ラダ キリ ブティック ホテル | 約7,500円 |
❺ | アプサラ レジデンス ホテル | 約8,000円 |
❻ | ドリーム バタフライガーデン ブティック ヴィラ | 約8,500円 |
❶ | クーレン ホテル | 約13,000円 |
❷ | ソカ シェムリアップ リゾート アンド コンベンション センター | 約14,000円 |
❶ | アンコール パラダイス ホテル | 約9,000円 |
❷ | J7 ホテル | 約10,000円 |
❸ | ゴールデン テンプル ブティック | 約11,000円 |
❹ | クメール マンション レジデンス | 約12,000円 |
なお、これらの料金は目安であり、宿泊時期やプランによって異なる可能性があります。ご予約の際は、各ホテルの最新情報をご確認いただくことをおすすめします。
コスパ抜群!シェムリアップのおすすめ格安ホテル4選
シーズンにもよりますが、1泊1,000円〜2,000円で泊まれる格安ホテル4軒。
❶ パークレーン ホテル(Parklane Hotel)
タプール通りに位置する、シェムリアップで最もレビュー評価が高い格安ホテルの一つです。
客室にはバスタブと作業デスクが備わっており、1泊1,000〜3,000円台(シーズンによって異なる)の料金でこれだけの設備を提供しているため、非常に高いコストパフォーマンスが魅力です。
一方で、設備の老朽化が見受けられる点には注意が必要です。建物全体は清潔に保たれていますが、バスタブの蛇口ハンドルが外れることや、洗面台のひび割れなどが見られます。このような点を「格安ならではのご愛嬌」と考えられる方には問題なく利用できるでしょう。
客室は、見た目には老朽化をさほど感じさせないほど整っており、電気やコンセント、WiFiも問題なく利用できます。清掃も行き届いており、滞在中に不快感を感じることはありませんでした。
作業デスク周りにはコンセントがあり、PC作業にも便利です。電子ポッドや無料のコーヒー類も揃っており、ちょっとしたリラックスタイムにも適しています。クローゼットも設置されていますが、セーフティボックスがないため、貴重品は鍵付きのスーツケースに保管するか、持ち歩くことをお勧めします。
特に印象的だったのは、バスタブの大きさです。足を伸ばしてゆっくりと浸かれるほど広く、1,000〜3,000円台のホテルでは驚きの快適さを提供しています。お湯も熱々で、十分な清潔感が保たれています。
レセプションのスタッフは非常に愛想が良く、自転車で遺跡を巡る方法についても丁寧に案内してくれるなど、心温まるサービスが特徴です。
この料金でこのクオリティを提供するホテルはなかなかありません。バックパッカーや節約志向の旅行者にとって、間違いなくおすすめの一軒です。
宿泊料金・予約はこちらから確認できます。
❷ ビッグ K アンコール レジデンス(Big K Angkor Residence)
こぢんまりとしたミニホテルで、斜め向かいには地元住民や観光客が集まる大型スーパー「Asia Super Market」があります。買い物にも便利な立地です。
本記事で紹介する格安ホテルの中で唯一、プールが付いているのが特長です。チェックイン時にはウェルカムドリンクと冷たいおしぼりを提供してくれるなど、スタッフの丁寧な対応も印象的です。
客室は広さこそ控えめですが、寝る場所としての利用には十分です。ベッド両脇にコンセントが設置されており、寝ながらスマホの充電をするのにも便利です。
家具や家電は基本的な設備が整っています。小型冷蔵庫、テレビ、作業デスク、電子ポッド、そしてセーフティボックスも完備されています。手頃な価格帯でこれらの設備が揃っているのは魅力的です。
シャワールーム
プールは大きくはありませんが、ビーチチェアが10台ほど設置されており、他の旅行者が少なければゆったりと過ごすことができます。特に、1泊1,000〜3,000円台でプール付きという点は格別な価値を感じられるでしょう。
実際に宿泊した印象としては、「少し豪華なゲストハウス」といった雰囲気ですが、手頃な価格でプールを楽しみたい方にはぴったりの選択肢です。
宿泊料金・予約確認はこちらから可能です。(エクスペディアでは4,000円以上する場合があるので、アゴダを利用するのがおすすめです)
❸ メゾン モデル ダンコール (Maison Model d’ Angkor)
国道6号線沿いに位置するワット・ケサララーム(Wat Kesararam)寺院の敷地内にある格安ホテルです。一軒家を改装したような作りで、ゲストハウスに近い雰囲気を持っています。
このホテルは寺院の敷地内にあるため、初めて訪れる際は少し場所が分かりづらいですが、シェムリアップに土地勘のあるリピーターにとっては魅力的な隠れ家のような存在です。
客室には清潔感があり、クローゼットにはカンボジア民族衣装風のパジャマが用意されています。格安ながら、こうしたユニークな体験を楽しむことができます。
ホテルの入口は国道6号線に面しており、敷地内に入り正面のパゴダ右脇道を進むと、約100m先にホテルが見えてきます。
(ワット・ケサララームの入り口)
(ワット・ケサララーム内のパゴダ)
客室はコンパクトで、アゴダの表示では30平米とされていますが、実際には15平米ほどの広さと感じられるシンプルな設計です。寝るだけであれば十分なスペースで、ベッドスペースとシャワールーム手前のクローゼットスペースが備わっています。
クローゼットにはカンボジア伝統衣装風のパジャマがあり、スタッフからも「ぜひ着用してみてください」と勧められるほど。肌触りが良く、快適に過ごせました。
小型冷蔵庫内には豊富なミニバーが揃っており、レセプションではピザやハンバーガーのデリバリーサービスも利用できます。
シャワールームには竹があしらわれ、和風テイストを感じさせる落ち着いた空間が演出されています。
初心者には少し難しい立地かもしれませんが、今回紹介する格安ホテルの中で最も設備が整っている印象です。ファミリースイートの部屋でも3,000円程度と、家族旅行者にもおすすめの選択肢です。
宿泊料金・予約はこちらから確認できます。
❹ チャイラ アンコール ホテル (Chayra Angkor Hotel)
ワットボー通り(Wat Bo Rd)沿いにある浅築の格安ホテルです。このエリアは格安のゲストハウスや地元向けのローカル飲食店が多い一方で、最近ではお洒落なカフェも増え、盛り上がりを見せています。
30平米のツインベッドルームが1泊2,000円程度で利用可能。広めの客室は清潔に保たれており、友人同士の旅行に最適です。
ロビーには長距離バス会社が併設されており、プノンペンやシアヌークビル、ホーチミンへのバスチケットを購入できます。プノンペン行きのバスはAM7:30から翌AM1:30まで運行しており、利便性も抜群です。
注意点として、ホテルにはエレベーターがありません。荷物が多い方や高齢の同行者がいる場合は不便を感じる可能性があります。
写真の客室は、一番安いスタンダード ツインルーム(Standard Twin Room)。宿泊したのが8月の雨季シーズンだったため、料金は1泊1,967円。
作業デスク、ガウン、無料のコーヒー、室内スリッパ、セーフティボックスなど、基本的な設備も整っています。格安ホテルとは思えない充実ぶりで、コストパフォーマンスの高さが際立ちます。
シャワールーム。やや小さめ。一人で浴びる分には問題ないですが、便座は水浸しになります。
歯ブラシやシャンプー、リンスー、ボディソープ、ドライヤーは全て完備。
各フロアにはテラスが設けられており、朝や夜に風を感じながらくつろぐことができます。プールやジムこそありませんが、この価格帯としては十分な設備です。
ちなみに、ホテルの斜め向かいにはコンビニエンスストアもあるので、滞在中に不便を感じることはありません。
友達同士の旅行で同じ部屋に泊まりたい人は是非。1部屋約2,000円なら、1人頭約1,000円の宿泊料金で済みます。新築であることを考えるとコスパは高いです。
宿泊料金・予約確認は以下より可能です(エクスペディアの方が安いです)。
夜遊び好きにおすすめ!パブストリート内のホテル2選
以下でご紹介する2軒の格安ホテルは、シェムリアップ最大の繁華街であるパブストリートに位置しています。これらのホテルの最大の特長は、「飲み歩きに非常に便利」である一方、「夜中の2時頃まで騒音が響く」という点です。
そのため、シェムリアップ滞在が初めての方にはあまりおすすめできませんが、飲み歩きが好きな方や、すでにパブストリートの賑やかな雰囲気を体験しているリピーターであれば、立地を重視しての宿泊も検討する価値があります。真夜中にパブストリートを散策しながら、観光とは異なる一面を楽しむことができるでしょう。
❶ パリーズ レジデンス (Phally’s Residence)
このホテルは、パブストリートのシヴォタ通り側、アーリーウエスト(Alley W)内に位置する格安ホテルです。アーリーウエストはお洒落なレストランや可愛い雑貨店、ジェラート屋が立ち並び、お土産探しにも最適な場所です。
(ホテル目の前の通り)
1階にレストランが併設されているため、入り口が少し分かりづらい点には注意が必要です。
チェックインロビーは、客室がある2階以上へ続く階段の手前にあります。ホテルにはエレベーターがないため、大きな荷物を持つ方や足腰が弱い方は事前に考慮することをおすすめします。
写真に示す客室はスーペリア ダブルルーム(Superior Double Room)で、アゴダでは広さ32平米とされていますが、実際には約24平米程度に感じられました。1人での滞在であれば十分な広さです。
繁華街にあるホテルとしては、薄暗さや湿気が気になるケースも多いですが、内装は非常にさわやかで清潔です。日中は陽が差し込み、夜中の騒音を除けば快適に過ごせる環境です。アメニティやドライヤー、セーフティボックスも一通り完備されていますが、セーフティボックスは電池式の韓国製品で少し不安があるため、貴重品の管理には注意が必要です。
水回りも清潔で、シャワーはお湯が出るまで少し時間がかかりますが、一度出始めればしっかりと熱いお湯が供給されます。スタッフの接客も好評で、蚊取り線香を用意してくれるなど、心配りが感じられました。日本人からのレビュー評価も概ね良好です。
宿泊料金・予約はこちらから確認できます。
エクスペディアやHotels.comでは、ホテル名が「セントラル ポイント ブティック シェムリアップ」と記載されている場合があります。
❷ ビバ ホテル (Viva Hotel (Be VIP))
このホテルは『Viva Restaurant』というメキシコ料理店の上階に客室がある、パブストリート内に位置する宿泊施設です。立地は申し分なく、飲み歩きや観光を楽しむには最高の場所ですが、客室はホテルというよりも簡素なゲストハウスのような雰囲気です。建物にはやや古びた印象がありますが、1泊の宿泊料金が非常に安く、8月の宿泊時は1,024円と驚きの価格でした。パブストリートでの滞在を重視するバックパッカーには特におすすめです。
チェックインロビーでは、予約なしの場合は1泊15USドルの料金が適用されるため、事前予約がお得です。
ロビーの奥には上階の客室へと続く階段がありますが、エレベーターがないため荷物の持ち運びには注意が必要です。
写真に示す客室はスタンダード ルーム(Standard Room)で、アゴダ上では広さが30平米とされていますが、実際には20平米程度と考えておいた方が良いでしょう。ベッドとシンプルな家具が置かれた簡素な部屋ですが、枕元にはコンセントが設置されており、スマホを充電しながら横になれる便利さがあります。
鍵にプレートが付いており、これを差し込むと通電するタイプの仕組みです。外出時にプレートを差したままにしておけば、エアコンをつけて部屋を冷やしておくことも可能です。
格安とはいえ、基本的なアメニティが揃っており、シャワーもお湯がしっかり出ます。ただし、ドライヤーは設置されていないため、必要な場合は持参することをお勧めします。
パブストリート内という抜群のロケーションで、節約志向のバックパッカーに適した宿泊施設です。もう少し予算に余裕がある場合は、上で紹介した「セントラル プレステージ ダアンコール」のような施設を選ぶのも良いでしょう。ビバ ホテルは立地と料金面で文句なしの選択肢です。
おすすめの中級ホテル6選|広々とした快適空間をお手頃価格で!
1泊5,000円~10,000円前後で利用できる中級ホテルを6軒ご紹介します。中級クラスになると、客室は十分な広さが確保され、設備の差はホテルによって異なるものの、平均的な感覚を持つ方であればほとんどの場合満足できるでしょう。快適な滞在を求めつつ、コストを抑えたい方に最適な選択肢です。
❶ メコン アンコール パレス ホテル (Mekong Angkor Palace Hotel)
シヴォタ通り沿いの中心に位置する、1泊3,000円を切る宿泊料金(シーズンによって異なる)で利用できるホテルです。客室にはバスタブとバルコニーが備わり、広々としたスペースが特徴です。立地も申し分なく、中級クラスのホテルとしては最もおすすめの一軒です。
広さ36平米の客室には、雰囲気の良い天蓋カーテン付きのベッドが設置されています。客室に足を踏み入れた瞬間、「これは当たりだ!」と思えるほどの高いクオリティを感じました。
特に、広々としたバルコニーは個人的にお気に入りで、テーブルと椅子2脚を置いても余裕があるため、夜風に当たりながらのびのびとビールを楽しむことができます。
バスルームも石造りのスタイリッシュなバスタブが備わり、シャワーブースとバスタブが別々に設置されているため、快適に利用できます。
朝食はクメール料理(カンボジア料理)と洋食が中心で、種類はそれほど多くありませんが、3泊程度の滞在であれば飽きることなく楽しめるラインナップです。プールはそれほど大きくありませんが、ビーチチェアが多く、子供用エリアも設けられており、十分満足できる設備です。
宿泊料金を考えると非の打ち所がない素晴らしいホテルであり、シーズンによっては5,000円を超えることもありますが、料金が5,000円を切るタイミングであれば即決しても良い価値があります。
宿泊料金・予約はこちらから確認できます。
❷ アライアンス ブティック ビラ(Alliance Boutique Villa)
名前の通り、各客室が独立したヴィラ風の造りをしており、まるで別荘に滞在するかのような居心地の良さを提供するホテルです。レセプション付近にはレストランと小さなバーが併設されており、夜に外出することなくホテル内で食事を楽しむことができます。
各客室にはシーリングファン付きのテラスが設置されており、朝のコーヒーをテラスでゆったりと楽しむことができる快適な環境です。
ベッドを含む家具もデザイン性にこだわりが感じられ、ダークブラウンのフローリングが落ち着いた雰囲気を醸し出しています。まさに「ヴィラ」の名にふさわしい空間です。セーフティボックス、ガウン、大きめのクローゼットも備えられており、滞在中の不便さは感じません。
特に印象的だったのがシャワールームです。お湯が落ちる場所に椅子のような段差が設けられており、座りながらゆっくりとシャワーを浴びることができます。これは斬新なアイデアで、心地よくリラックスできるひとときでした。もちろん、お湯の量もしっかり確保されています。
朝食はクメール料理(カンボジア料理)または洋食から選べ、デザートにはヨーグルトと果物も用意されていました。盛り付けも可愛らしく、朝から食欲をそそる美味しそうなセットで、遺跡観光前に気分が高まりました。
唯一気になったのは、各客室が独立したヴィラ風のため、共用部でハウスキーピングスタッフの姿を見かけることが少なかった点です。外出中にきちんと清掃されるのか少し不安でしたが、レセプションに清掃を依頼すると、帰宅時にはしっかりと整えられていました。各客室に「清掃してください」のプレートはありますが、気になる方は念のため外出前にスタッフに依頼するのが安心です。
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❸ ページズ ルームズ ホテル(Pages-Rooms Hotel)
欧米人観光客から非常に高い評価を受けているホテルで、各客室がヴィラのように独立しているため、静かで落ち着いた環境が特長です。周辺にレストランや商業施設が少ないため、都会の喧騒を離れてリラックスした時間を過ごせます。
「シェムリアップのオアシス」と称されるほど、静かで安らげる空間が魅力的です。小さめのプールは、はしゃぐ宿泊客が少なく、穏やかな雰囲気を保っています。レトロな雰囲気のカフェ兼レセプションも魅力的で、スタッフは丁度良い距離感で対応してくれるため、快適に滞在できます。
客室では、絶妙な照明の明るさとアロマの香りがリラックス効果を高め、心地よい滞在をサポートしてくれます。プールは小規模で手入れが行き届いていない印象もありますが、静かに過ごすには十分です。
ホテル内のプール
朝食は洋食またはクメール料理(カンボジア料理)の5種類から選択でき、シンプルながらも満足感のある内容です。特にアメリカンブレックファーストが人気で、リラックスした朝を過ごすことができます。
大きな特徴は少ないものの、静かに過ごすには最適なホテルで、多くの外国人観光客に支持されています。スタッフの対応も非常に丁寧で、柔らかな物腰が安心感を与えてくれます。
自身が宿泊した際、チェックアウト日にプノンペン行きのバス会社がホテルまで迎えに来る予定でしたが、遅れて不安を感じたところ、スタッフが親切にバス会社へ連絡し、場所を伝えてくれました。一人旅の方でも安心して宿泊できる温かいホスピタリティを感じられます。
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❹ ラダ キリ ブティック ホテル(La Da Kiri Boutique Hotel)
シヴォタ通りからソクサン通りに入り、約300mの場所に位置するホテルです。シーズンによっては1泊3,000円以下で宿泊できるため、非常に高いコストパフォーマンスを感じられます。しかし、多くのレビューが指摘しているように、清掃の品質にはムラがあり、担当者によって差がある点が見受けられます。
自身が宿泊した際も、2日目はきれいに清掃されていましたが、3日目にはアメニティの交換が行われず、使用した石鹸の包み紙がそのまま残っているなど、細かい部分での不備がありました。ただし、3,000円前後の料金でこれだけの設備が揃っている点は大いに満足できます。ソクサン通りには激安の飲食店も多く、食事代を節約することも可能です。細かいことを気にしない方には特におすすめです。
客室内には過不足なく家具や家電が揃っており、バルコニーも完備されています。リラックスできるマッサージチェアもあり、快適に過ごせる設備が整っています。ただし、ベッドサイドのライトが切れたまま交換されなかったりと、メンテナンスの質に課題が見られるのは惜しい点です。とはいえ、清潔感は保たれており、全体として大きな不快感はありません。
クローゼット内にはガウンやセーフティボックスも設置されています。
シャワールームではお湯の量やトイレの流れなど、設備面での問題はなく、快適に利用できます。
プールもきちんと清掃されており、清潔な水が保たれています。
朝食会場のスタッフは愛想が良く、料理の提供もスピーディーです。全体的には満足度の高いホテルで、毎日の清掃が行き届いていれば、さらに評価が上がることでしょう。小さな点にこだわらない方にとっては、この設備と料金のバランスは非常に魅力的です。特に、東南アジア旅行に慣れた方であれば問題なく楽しめるでしょう。
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❺ アプサラ レジデンス ホテル(Apsara Residence Hotel)
ワット・ダムナックエリアに位置する、若者に人気のありそうなお洒落な高級ホテルです。1泊の宿泊料金はシーズンにより異なりますが、8,000〜10,000円の範囲で利用できます。
2015年に開業したため、他のホテルと比べて設備が新しく、神経質な方でも快適に過ごせる清潔感があります。エレベーターは設置されていませんが、チェックイン時にはベルボーイが荷物を部屋まで運んでくれるため安心です。
客室はシンプルで派手さはないものの、フローリングや水回りがピカピカで、新築のような感覚で滞在できます。バルコニーからはシェムリアップ川と周囲の緑が見え、リラックスした気分に浸れます。
部屋に入った瞬間、ほのかに香るアロマが焚かれており、快適な滞在をサポートしてくれます。
クローゼットにはガウン、セーフティボックス、室内スリッパが揃っています。
朝食は併設のバーレストランで提供され、洋食またはクメール料理の5種類から選べます。特に外国人旅行者に人気のイエローヌードルは、量も多く味も抜群で、他のレストランと比べても美味しいと感じられました。朝から大満足の食事が楽しめます。
ホテル内のプールはそれほど広くはありませんが、清掃が行き届いており、水面に浮く葉もこまめに取り除かれています。清潔な環境でゆったりと過ごすことができます。
宿泊料金は通常8,000円〜10,000円程度ですが、シーズンによっては7,000円台まで下がることもあります。10,000円以上ではやや高く感じることもありますが、7,000円台であれば十分に価値がある選択肢と言えるでしょう。日本人宿泊客からの評価も概ね高く、特にカップルでの滞在に適した小綺麗なホテルです。
宿泊料金・予約はこちらから確認できます。
❻ ドリーム バタフライ ガーデン ブティック ヴィラ(Dream Butterfly Garden Boutique Villa)
シェムリアップ中心街からやや外れた場所に位置する、こぢんまりとしたヴィラです。繁華街「パブストリート」から約1.3km離れており、若干不便な立地ではありますが、そのデメリットを補って余りある魅力を持っています。
このヴィラが特に評価される理由は以下の通りです。
- 親切でフレンドリーなスタッフ
- 中庭に飛び交うアゲハ蝶が楽しめる
- 1泊約8,500円(シーズンにより変動)
- バスタブ付きの客室
- 広々としたプライベートバルコニー
ヴィラ敷地内に足を踏み入れると、手入れの行き届いた植物が並ぶ中庭が広がり、清々しい空間が広がります。中庭は安全ネットで囲まれており、複数のアゲハ蝶が飛び交う姿を楽しむことができます。この情景が「ドリーム バタフライ」というホテル名の由来となっています。
客室はキングスイート(King Suite)で、ベッドルームとバスルームを合わせた広さは約25平米。セーフティボックス、作業用デスク、ガウンなどの設備が揃い、1~2人での滞在に十分な広さです。WiFiの接続も快適で、快適な滞在が可能です。
特に気に入ったポイントは、広々としたプライベートバルコニーです。写真のバルコニーは宿泊者専用で、他の宿泊客に邪魔されることなく、完全にプライベートな空間を楽しめます。
朝食をバルコニーで楽しむことも可能です。朝日を眺めながらの食事は特別なひとときを演出します。朝食は5種類以上から選べるため、短期の滞在では飽きることがありません。
バスルームも充実しており、シャワーブースとバスタブが別に設置されています。快適に過ごせる設備が整っています。
また、支配人である親切なおじさんも、このヴィラの魅力の一つです。夜遅くに到着した際にも、ビールやカップヌードルを無料で提供してくれ、観光地へのトゥクトゥク手配も相場より安い価格で対応してくれました。親切で温かいサービスが滞在の印象をさらに良いものにしてくれます。
プライベートで広いバルコニー、バスタブ付きの快適な客室、そしてフレンドリーなスタッフ。この魅力で1泊3,500円はお得と言えるでしょう。レビューにも「誰にも教えたくない」との声があるほどの穴場的なホテルです。ヴィラ風の宿泊施設を楽しみたい方には特におすすめです。
宿泊料金・予約はこちらから確認できます。
子連れ旅行に最適!広い客室やプールが魅力のおすすめホテル2軒
❶ クーレン ホテル (Koulen Hotel)
2018年3月にオープンした子連れ旅行に最適なホテルで、特に広々とした客室が魅力です。最もグレードの低い客室でも80平米の広さがあり、まるで富裕層向けのコンドミニアムのような内装が特徴です。
1泊の宿泊料金はオンシーズンで12,000〜15,000円前後ですが、オフシーズンには9,000円前後に下がることもあり、この広さと設備でのコストパフォーマンスは驚きです。
写真の客室はラグジュアリー スイート(Luxury Suite)で、80平米の広さを誇ります。リビングルームとベッドルームに分かれており、リビングルームにはダイニングテーブルやキッチン、調理器具まで完備されています。茶色を基調とした落ち着いた配色で、派手さが抑えられた空間が広がり、子どもがゆったりと遊べるスペースも十分に確保されています。子連れ旅行者には特におすすめのホテルです。
「こんな場所に住みたい!」と思わせる理想的な部屋で、大きな窓から差し込む光も清々しい雰囲気を演出しています。
広々としたバルコニーからは、大きなプールと手入れの行き届いた中庭が見えます。喧騒を忘れるようなオアシスのような空間で、熱帯植物が生い茂る中庭を散策するだけでもリフレッシュできます。プールも広く、子どもたちが楽しく遊べる環境が整っています。
ベッドルーム
これまで宿泊したシェムリアップのホテルの中でも、驚きの連続を味わえる一軒です。「新築」「広い」「立地が良い」という三拍子が揃い、1万円前後の宿泊料金は驚くほどの価値を提供します。家族旅行だけでなく、1人旅で贅沢感を味わいたい方にもおすすめです。
宿泊料金・予約はこちらから確認できます。
クーレン ホテルの詳細については、以下の宿泊レポートも参考にどうぞ。
❷ ソカ シェムリアップ リゾート アンド コンベンション センター (Sokha Siem Reap Resort and Convention Center)
広大な敷地を誇り、絵に描いたような五つ星ホテルです。巨大なプール、スパ、複数のレストランやカフェ、日本食レストランまで揃っており、充実した滞在が楽しめます。さらに日本人スタッフが常駐しているため、シェムリアップ内でも特に高い評価を受けています。
ホテルは2016年に開業したホテルなので、設備はまだまだ綺麗で清潔感があります。唯一の欠点は、シェムリアップ中心部から約5km離れている点です。移動はトゥクトゥクで、片道3USドル程度かかります。しかし、この距離を除けば、五つ星ホテルとして申し分のない環境です。初めてのカンボジア旅行や、海外旅行に不安を感じる方には特におすすめです。
ホテル向かいでは「パーム コンテナ ナイトマーケット(Palm Container Night Market)」が開催されており、夜の楽しみも充実。コンテナを店舗に改装したこのナイトマーケットでは、飲食店や雑貨店が並び、ローカル価格で楽しむことができます。営業時間は毎日17:00〜23:00頃です。ホテル滞在中の一興としてぜひ足を運んでみてください。
客室はデラックス ガーデンビュー(Deluxe Garden View)で、広さは40平米。大きなベッド、作業用デスク、クローゼット、バルコニー、ソファが備わり、五つ星ホテルらしい上質な空間が広がります。日本人スタッフが常駐していることもあり、清潔感に配慮された客室で、特に日本人宿泊客が多いのも特徴です。
バスルームはバスタブとシャワーブースが分かれており、豪華な五つ星ホテルらしい設計がなされています。
(エントランスロビー)
(ホテル内レストラン)
エントランスロビーにはヤシの木が植えられ、レストランには青と紫のライトが灯され、大人の雰囲気を演出しています。
特筆すべきは巨大なプール。普通の五つ星ホテルの3倍はある規模で、団体客が利用していても気にならないほどの広さを誇ります。ビーチチェアも多く設置されており、くつろげる空間が広がります。
シェムリアップ中心部へのアクセスはやや不便ですが、ホテル内の施設が充実しているため、滞在中は十分楽しむことができます。特に、海外旅行初心者や家族連れにとって、安心して過ごせる環境が整っているバランスの取れたホテルです。
宿泊料金・予約はこちらから確認できます。
ホテルの詳細については、以下の宿泊レビューも参考にどうぞ。
贅沢を手頃に楽しむ!シェムリアップのおすすめ高級ホテル4軒
1泊10,000円〜15,000円程度で宿泊できる、高級ホテルを4軒ご紹介します。これらのホテルは、リーズナブルな価格ながらも、客室設備やスタッフの対応が非常に高評価です。特別な滞在を演出し、シェムリアップ旅行の良い思い出作りに貢献してくれることでしょう。
❶ アンコール パラダイス ホテル(Angkor Paradise Hotel)
国道6号線沿いに位置する大型の高級ホテルです。ホテル内にはレストランや小さめのバーが併設されており、夜にはカンボジア人歌手によるライブパフォーマンスショーが楽しめます。トゥクトゥクドライバーをはじめ、多くのカンボジア人が場所を知っている有名なホテルで、アクセスの利便性も抜群です。また、覚えやすいホテル名も魅力です。
1泊の宿泊料金はシーズンによりますが、9,000円前後で利用可能で、シェムリアップの高級ホテルの中でも特におすすめです。レセプションの入り口では、気の利いたドアマンが出迎えてくれ、高級ホテルらしいおもてなしを感じられます。
併設のレストランでは、夜間にライブパフォーマンスが行われ、フカフカのソファでカクテルを片手にゆったりと楽しむことができます。
客室は茶色を基調とした落ち着いた色合いで、ホテル内外から騒音が一切響かないため、リラックスした時間を過ごせます。バルコニー付きの客室も用意されています。
客室内には、クローゼット内にセーフティボックス、室内スリッパ、ガウンが備え付けられています。
バスルームは清潔で広く、バスタブもゆったりしているため、観光で疲れた体を癒すことができます。
プールも大きめで、他の旅行者がいても混雑を感じることなく、存分にリゾート気分を味わえます。1泊9,000円前後でこれほどのリゾート感を楽しめるホテルは貴重で、予算に余裕がある場合にはぜひ宿泊をおすすめします。
また、ホテル周辺には飲食店やコンビニも充実しており、不便を感じることはありません。アンコールワットでの朝日鑑賞の際には、朝食弁当サービスも提供されるため、観光中も安心です。
宿泊料金・予約はこちらから確認できます。
❷ J7 ホテル (J7 Hotel)
2016年に開業した、豪華な五つ星ホテルです。規模はそこまで大きくないため、団体客が少なく、静かに過ごせるのが特長です。ホテルスタッフの中には日本語を勉強中の方もいるため(1名)、日本人観光客にとって安心感があります。
スタッフの対応や客室設備は「さすが五つ星」といえるほどクオリティが高く、他の五つ星ホテルと比べても遜色ありません。特に目を引く特徴は以下の2点です。
- プールを中心に、カンボジア遺跡の様式を取り入れた独特な設計
- 60平米以上の広い客室で、快適な滞在を実現
プールを囲む中庭には、レリーフ風のオブジェが設置され、宮殿の沐浴地のような雰囲気を感じさせる設計が魅力です。夜はライトアップされ、ロマンチックな雰囲気に包まれ、非日常の時間を楽しむことができます。
客室はクラシック シティビュー(Classic CityView)で、広さは60平米。広々とした空間で、荷物が多くても窮屈に感じることなく、快適に過ごせます。ウッド調の内装が清潔感と落ち着きを醸し出しており、窓からの眺めも心地よいです。
バスルームは横長で、バスタブが備わっており、ドライヤーやアメニティも充実しています。少々狭さを感じることはあるものの、2人で利用しても不便を感じることはありません。
エントランスロビーは、西洋風デザインをベースに、クメール遺跡風のレリーフがあしらわれており、独特の雰囲気を演出しています。デザインが秀逸な上、スタッフの対応も迅速で丁寧です。テレビの操作方法に困った際も、すぐに部屋に来て丁寧に教えてくれるなど、親切なサービスが印象的です。
ホテル前には「ザ ヘリテージ」があり、立地も便利です。1泊10,000円前後(シーズンによって変動あり)で空港送迎も無料で利用できるため、価格的にも納得のいく滞在が期待できます。ユニークなデザインのホテルに興味がある方には特におすすめです。
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❸ ゴールデン テンプル ブティック (Golden Temple Boutique)
1品1USドルで楽しめる食堂が並ぶことで知られるソクサンロード(Sok San Rd)に位置する、お洒落なブティックホテルです。ホテル内はクメール文化をモチーフにした独創的なオブジェで飾られており、雰囲気が抜群。特にカップルでの滞在におすすめのホテルです。
このホテルの最大の魅力は、きめ細やかなホスピタリティです。
- ウェルカムドリンク、フルーツ、スナックの提供
- 無料のスパサービス(1回のみ)
- 朝日や夕日鑑賞のための天気予報の案内
スタッフは笑顔で対応し、思わずチップを渡したくなるほどの親切さ。多くの日本人旅行者からも高い評価を受けており、思い出に残る滞在が期待できます。
1泊の宿泊料金は12,000〜15,000円前後で、オフシーズンには10,000円前後になることもあります。コストパフォーマンスも高く、特別な滞在に最適です。
客室はデラックス スイート(Deluxe Suite)で、広さは48平米。程よくお洒落なデザインでありながら落ち着いた雰囲気が特徴です。清掃も行き届いており、快適な滞在が期待できます。
バルコニーには蚊対策としてキンチョーリキッドが設置されており、細かな配慮が感じられます。バルコニーからはシェムリアップ市街の眺めが楽しめます。
プールと朝食もホテルの特長の一つ。朝食はビュッフェ形式で、クメール料理や洋食が中心。種類は豊富ではありませんが、毎日メニューが変わるため、飽きずに楽しめます。また、ホテルでは信頼できるトゥクトゥク、タクシー、バン、日本語ガイドの手配も可能で、頼りがいのあるサービスが揃っています。
海外旅行初心者でも安心して過ごせるホスピタリティの高さが、このホテルの魅力です。
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ホテルの詳細については、以下の宿泊レビューも参考にどうぞ。
❹ クメール マンション レジデンス(Khmer Mansion Residence)
2018年にアンコールナイトマーケットの裏手に開業した、新しい五つ星ホテルです。1泊7,000円前後という驚きの価格設定で、筆者も2023年7月のシェムリアップ旅行で宿泊しました。パブストリートから徒歩約10分(約800m)という立地も魅力の一つですが、その価格以上に素晴らしいサービスが提供される点が印象的です。
このホテルの特長は、以下の通りです。
- パブストリートへの無料トゥクトゥク送迎サービス
- 毎日のハウスキーピングに加え、夕方のターンダウンサービス付き
- 優しいスタッフが、ホテル帰りに冷たいおしぼりを用意してくれる
- 五つ星クオリティで1泊7,500円という圧倒的なコスパ
これまでシェムリアップのホテルを30軒以上宿泊した筆者にとっても、ターンダウンサービスを提供しているのはクメール マンション レジデンスだけでした。中級ホテル並みの料金で五つ星のサービスを受けられる、稀に見る素晴らしいホテルです。
唯一の欠点を挙げるとすれば、パブストリートまでの道がやや薄暗い点。特に夜間はトゥクトゥクの利用が推奨されますが、ホテルからパブストリートへの無料送迎があるため、実費は帰路のトゥクトゥク(約2USドル)のみで済みます。移動面でのサポートも充実しており、安心です。
(お洒落で豪華なエントランスロビー)
チェックイン時には、マネージャーが丁寧に自己紹介を行い、ウェルカムドリンクとスナックを提供してくれました。その際の対応は外資系五つ星ホテル並みで、カンボジアでこのレベルのホスピタリティに驚かされました。
プールや敷地内にはアンコール遺跡風のオブジェが並び、雰囲気も抜群です。
客室には、バルコニーや広い浴槽が完備され、ベッドスローには「WELCOME ◯◯」と筆者の名前がフラワーアレンジで施されるなど、細やかな心配りも感じられます。
広々としたバルコニーと、足を伸ばして浸かれる大きな浴槽を完備。
朝食は20種類以上のメニューに加え、デザートスープやパン類のビュッフェも用意されており、長期滞在でも飽きることがありません。
驚くべきことに、この高クオリティで1泊7,500円前後という破格の料金。移動時には次のホテルまで送迎車で移動を手伝ってくれるなど、至れり尽くせりの対応で滞在が一層快適です。
シェムリアップ滞在でコストパフォーマンスを求めるなら、間違いなくナンバーワンの選択肢です。レビューの高評価も納得できる、安くて良質なホテルをお探しの方にぜひおすすめします。
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ホテルの詳細については、以下の宿泊レポートも参考にどうぞ。
ホテルライフを楽しむ!非日常なラグジュアリーホテル2軒
観光はそこそこにホテルステイを楽しみたい!という人に強くおすすめできるホテル2軒。シェムリアップ市内からは若干の距離があるものの(トゥクトゥクで10分以上)、「シェムリアップにこんな非日常を味わえるホテルがあったのか!」と驚くほど素敵です。
❶ プライベートプールヴィラでまったり過ごす。「アンコール ランデブー(Angkor Rendezvous)」
シェムリアップ随一のプライベートプールヴィラ「アンコールランデブー」は、シェムリアップ中心部から車で約11分の場所に位置しています。
このプールヴィラ、まるで高級別荘のような佇まいで、全く人目を気にせず100%プライベートが確保された環境で思い切りホテルステイを楽しめます。
ホテルの敷地内。それぞれのヴィラは、ちゃんと目隠し塀で囲われている造りなので、ヴィラ内を裸で走り回っても大丈夫。そのくらいプライベートです。
しかも一軒一軒の距離が離れているため、少々騒いでも迷惑になりません。子連れにも最適な環境です。
日当たり抜群のプール。ビーチチェアで日光浴を楽しむも良し、プールにダイブして騒ぐも良し。誰にも邪魔されません。プール周辺の植物も手入れされていて、とても癒される空間です。
ヴィラはリビングルームとベッドルームに分かれています。リビングにはダイニングテーブルやソファー、足置きなどもあり、ハワイの別荘地のような雰囲気。リビングだけでも40平米くらいの広さがあるのではないでしょうか。
うーん、こんな別荘が本当に欲しい…と思えるくらい素敵。
夜は、こんな感じでカーテンを閉めてくつろげます。意外と分厚いカーテンなので虫が入ってこないのがイイ!!万が一入ってきても、ちゃんと殺虫剤を完備しているので心配不要です。
ベッドルームも広々。部屋のガラスからプールが見えるので、ベッドでくつろぎながら子供の様子を見守れます。
朝食と夕食はフロントへ電話一本で部屋まで持ってきてくれます。もちろんスタッフがダイニングテーブルに料理を並べてくれます。
いやあ、至れり尽くせり。心も体もリラックスできる最高のプライベートヴィラです。
フロントではトゥクトゥクの手配もしてもらえるため、遺跡観光の移動手段にも困りません。子連れでのんびりシェムリアップ旅行を楽しみたい人は是非。
アンコール ランデブーの詳細については、以下の宿泊レポートも参考にどうぞ。
❷ 世界一非日常を味わえるグランピングリゾート「ザ ベージュ(THE BEIGE)」
ザ ベージュ(THE BEIGE)は、シェムリアップ中心部から車で約30分離れた奥地の村内に位置するグランピングリゾートです。これまでシェムリアップでは格安〜高級まで数々のホテルを泊まり歩いた筆者が、一番非日常を感じられたホテル。
このホテル、グランピングとしてのクオリティが高いのはもちろんのこと、ホテルが有する広大な敷地で象乗りやキャンプファイヤーを楽しめたり、さらにはホテル宿泊者だけしか行けない穴場の遺跡でピクニックまで楽しめます。
もはや遺跡観光よりもホテルでの体験が旅行のメイン…!と言っても過言ではないくらい素晴らしい体験ができるホテルです。
巨大な象がお出まし。一緒に広大な敷地内を散歩します。
遺跡に到着したらピクニックを楽しみます。フルーツやデザート、コーヒーや水も用意してもらい至れり尽くせり。他の遺跡と違って観光客はいません。プライベート遺跡ピクニックツアー!(しかも象乗り体験付き)。なんとまあ贅沢な内容…!
空気は美味しいし最高の体験を味わえます。
たっぷり遊んだあとは、大自然に囲まれた天空のプールでリラックス。もう言うことなしです。自然の素晴らしさを120%満喫できます。
もちろん、ご飯も五つ星ホテル並みに美味しいです。外国人向けの辛くない味付け。
ディナーはキャンプファイヤーを見ながら食べるもよし、フロントに電話すれば部屋に持ってきてくれます。
ホテル敷地はとても広いうえに綺麗に手入れされています。散歩するだけでも楽しいです。本当に自然と一体となれる素晴らしいホテルです。
シェムリアップ中心街から少々距離があるため、旅行全日ザ・ベージュに宿泊するよりも、旅行最終日に1泊か2泊するという使い方が最適かと思います。
なんにせよ非日常なホテルが好きな人には是非とも泊まってみてほしいです。
ホテルの詳細については、以下の宿泊レポートも参考にどうぞ。
シェムリアップのおすすめホテルまとめ
冒頭でも述べたように、シェムリアップ旅行ではツーリストエリア内に宿泊することが、快適な滞在の鍵となります。このエリア内であれば、ランクによって設備やスタッフのサービスレベルに違いはあるものの、基本的に快適に過ごせるでしょう。
今回紹介したホテルは、筆者がシェムリアップ旅行を繰り返す中で、立地、宿泊料金、設備などを総合的に評価して厳選したものばかりです。高級ホテルはもちろん、格安や中級ホテルでも十分に快適で充実したホテルライフを楽しめます。
これからシェムリアップ旅行を計画している方の参考になれば幸いです。ぜひ、ご自身に合ったホテルを見つけて、素敵な滞在をお楽しみください。
カンボジアではホテルのランクに関わらず蚊が侵入しやすいです。
そのため、シェムリアップ旅行時には押すだけベープ等の虫除けスプレーを必ず持参しましょう(現地のコンビニでも購入可能)。
関連記事『シェムリアップ旅行の持ち物と必需品』
シェムリアップ旅行のホテル代や予算、カンボジアの物価に関する情報は、こちらの記事をご参考にどうぞ。
シェムリアップで訪れたいおすすめ観光地については、こちらの記事をチェックしてみてください。
シェムリアップ空港から市内へのアクセス方法についての情報は、こちらの記事をご覧ください。
シェムリアップ旅行を4泊5日で満喫するモデルプランについてはこちらで詳しく紹介しています。
今月ベトナムとカンボジアへ行くので記事を大変参考にさせていただいています。
空港ピックアップについてお尋ねしたいことがあります。記事で紹介のあったパークレーンホテルをagodaから予約し、予約確定のメールには空港ピックアップのサービスが料金に含まれている旨の記載があります。しかし具体的に空港でホテルの方とどのように合流すればいいのでしょうか?お返事いただけると幸いです。
>>> レオ様。こんばんは
空港ピックアップのドライバーですが、空港の到着ロビーを出た場所目の前にて、宿泊者氏名を記載したボードを持って待っています。
具体的に言うと、以下地図で記している場所です。
空港の到着ロビー出口は上地図で記している一ヶ所しか存在しないので、ドライバーと出会えないことはないです。
自分は確認されたことはないですが、念のため予約バウチャーをいつでも見せられる状態にしておくといいかもしれないです。
参考になれば幸いです。
写真まで載せていただきありがとうございます!
参考にさせていただきます。
りー様 こんばんは。ブログの情報を大変参考にさせて頂いています!
2月にタイプーケットからバンコク、シェムリアップを9日間で回る予定です。
LCC香港エキスプレスのお安いエアで、鹿児島ー香港、香港ープーケット、シェムリアップー香港、香港ー鹿児島を予約済みです。
プーケットとバンコクの移動と、バンコクからシェムリアップの移動は悩み中ですが、オススメがあれば教えて下さい。
バンコクからシェムリアップはバスでの国境越えも良いかなと思っています。
>>>いのともさん
こんにちは。ブログが参考になって何よりです。
個人的にはプーケットからバンコクは飛行機移動、バンコクからシェムリアップはバスでの移動が良いと思います。
仰る通り、バンコク⇒シェムリアップ間の移動は、陸路国境越えの楽しみもあるのでバスの方が楽しめると思います。
時間があればプーケット⇒バンコクも陸路もありかなと思いますが、日数が9日間のみということであれば、時間節約の意味でも飛行機の方が良さそうだなと思いました。
それに、プーケットからバンコクのバス移動は恐らく14〜15時間かかるので、バスだと精神的にもかなりハードになりそうです。
りー様
ご返信有難うございます。
同意頂いた通り、バンコク→シェムリアップはバスでの陸路国境越えにチャレンジしてみます。
今後とも宜しくお願いします。
アンコールワットの観光を計画中でこちらのブログを拝見させて頂いています。ありがとうございます。
ラッキースーパーマーケットやアジアマーケットに近いホテルがいいなと思っているのですが、お薦めにプリンス アンコール ホテル & スパが入っていません。メコンアンコールパレスホテルの方がいいでしょうか?
50代後半の夫婦二人旅です。あんまり高級なホテルは望んでなくて、でも、食べ物が外国のものが苦手です。特に主人は朝食など日本のホテルの朝食のようなソーセージやベーコン、卵料理等があった方ががありがたい人です。
Googlemapで検索して、どちらのホテルの口コミを見ているのですが、メコンアンコールを悪く書かれていたり、朝食はプリンスアンコールよりもメコンアンコールの方が良いと書かれていて、迷っています。
プリンスアンコールがお薦めに上がらなかった理由を教えてください。
よろしくお願いします。
>>rhubarbさん
プリンス アンコール ホテル & スパ含め、ほとんどのホテルが朝食にソーセージやベーコン、卵料理などの洋食があるので、朝食に関しては心配不要かと思います!私は単純にプリンス アンコール ホテルに宿泊したことがないのでこの記事に載せていませんが、口コミ評価等を見る限りではかなり良いホテルだと思います。メコン アンコール パレスは安い割に施設もそこそこに良いというコストパフォーマンスが高いためおすすめに挙げています。でも予算がOKであれば、絶対プリンス アンコールの方が良いと思いますよ。
早々にお返事頂きありがとうございました。
昨夜、Expediaで検索したら、メコンアンコールパレスもプリンスアンコールも11月は空室がありませんでした。
当初9月のツアー旅行を検討していたのですが、こちらのブログ等いろいろ調べていたら、自分達で行けそうだな~と思い計画しています。
気候を調べたら、9月10月は雨季で雷マークもあって、雨で足元も滑りやすくなっているらしく、また、蚊も多いと書かれていたので、やはり11月の方がいいでしょうか?
>>>rhubarbさん
はい、カンボジアはツアーを利用せずご自身でも簡単に旅行できると思います。そうですね、時期はやはり乾季の11月がベストシーズンかと思います。
アンコールワットの朝日鑑賞なども雨の心配が少なくなるので、雨季明けがベストです!
ご丁寧にお返事くださりありがとうございました。
もう一度Expediaで検索したら、11月後半は空室がありました。
これからいろいろと計画していこうと思います。
ありがとうございました。これからも情報発信を楽しみにしています。