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バンコクからアユタヤへ行くには、主に以下4つの方法があります。
交通機関 | 料金 | 乗り場 |
鉄道 | 20バーツ | バンスー中央駅 (GoogleMap) |
ミニバン | 70バーツ | チャトゥチャック ミニバスステーション (GoogleMap) |
タクシー | 約950バーツ | 指定場所 |
ツアー | 商品によって異なる | 商品によって異なる |
いずれの交通手段も、アユタヤまでの所要時間は約1時間30分を見ておくと良いです。
個人的に、最もおすすめのアクセス方法は鉄道です。20バーツと安い金額で乗れるというのも理由の一つですが、やはり異国の地での鉄道旅は心が躍ります。
アユタヤ駅の古い駅舎、車窓からの景色(都市の喧騒から田舎の道ののどかさまで)、そして他の交通機関では感じられない鉄道ならではのリズムによって、ゆったりした流れやワクワクを同時に感じられるでしょう。
下記では、それぞれの交通機関(およびツアー)乗り場、時刻表、アユタヤでの到着場所等の詳細を記載しています。
バンコクから行ける世界遺産アユタヤのアクセス方法を、どのサイトよりもわかりやすく解説している完全ガイドです。
鉄道での行き方
アユタヤ行きの列車には、クルンテープ・アピワット中央駅(別名:バンスー中央駅 / 英:Krung Thep Aphiwat Central Terminal / タイ語:สถานีกลางกรุงเทพอภิวัฒน์)から乗車できます。
クルンテープ・アピワット中央駅は、MRTバンスー(Bang Sue)と接続しています。MRTバンスーからクルンテープ・アピワット中央駅への乗り換えが可能なので、まずはMRTバンスーを目指しましょう。
MRTバンスーに到着したら、案内板に従い「Bang Sue Grand Station(クルンテープ・アピワット中央駅のこと)」を目指しましょう。
連絡通路を3〜4分も歩けばクルンテープ・アピワット中央駅に到着します。
クルンテープ・アピワット中央駅には、上写真のようなチケットカウンターが複数存在します。
カウンターにて「アユタヤ」と告げると、駅員が最も早く出発する列車のチケットを手配してくれます。
そしてチケット料金20バーツを支払うだけです。
鉄道チケット購入時、駅員は乗り場についても案内してくれます。筆者が訪れた時は、B乗り場からの乗車でした。
アユタヤ行き鉄道の時刻表
アユタヤ行きの列車は、早朝6時頃から夜23時頃まで、1日に20本前後が出発しています。
正確な時刻表については、以下のタイ国有鉄道公式サイトより確認できます。
タイ語表記になっている場合は英語表記に変更して、検索窓の”departure”に”Krung Thep Aphiwat”、”arrival”に”Ayutthaya”を入力して検索しましょう。
列車の旅を楽しむ
アユタヤ行き列車内。エアコンはなし。扇風機のみです。ですが、風通しがとても良いので暑さを感じません。うたた寝してしまうくらい涼しいです。
バンコクを離れ、アユタヤへ向かう道中の景色を楽しみましょう。
到着場所:アユタヤ駅
到着場所はアユタヤ駅です。
アユタヤ駅到着後、遺跡などの各観光地までのアクセスには以下の交通手段を利用できます。
- トゥクトゥク
- レンタルバイク
- レンタル自転車
駅目の前には複数のトゥクトゥクが客待ちしています。また、駅向かいの道に入ると、レンタルバイクやレンタル自転車の店が複数並んでいます。
ここで自転車やバイクをレンタルして遺跡巡りを楽しむも良しです。
- 自転車 / 1日60バーツ
- バイク / 1日250バーツ
レンタルの際には、デポジットとして2,000バーツもしくはパスポートを預けます。
レンタル時に運転免許証を確認されることはありませんが、一応海外でバイクを運転する際は国際免許証が必要なのでお忘れなく。
ミニバン(ロットゥー)での行き方
ロットゥーとは、12〜13人乗りくらいの乗り合いバンです。タイでは近距離〜中距離程度の移動時に頻繁に利用されています。
正直言って、ロットゥーは乗り心地があまりよくありません。
車内は決して広くなく、それでいて隣の人の距離が近いです。基本的に筆者はロットゥーの利用はおすすめしていませんが、アユタヤへ行く際の利用はありだと思っています。理由は以下のとおりです。
- アユタヤ到着までの1時間ちょっとくらいなら別に耐えられるから
- ロットゥー到着場所は周辺に遺跡があって観光に最適な立地
- 到着場所周辺にレンタル自転車・バイクの店あり
まあアユタヤ行きの1時間と少しくらいの乗車なら、たとえ車内が狭かろうが、隣の人との距離が近かろうが耐えられます。それに、エアコンが効いているので、そこまで乗り心地は悪くないです。
アユタヤ行きのロットゥーには、以下の地図にて記している「チャトゥチャック ミニバスステーション(Mochit New Van Terminal)」から乗車できます。
最寄駅はBTSモーチット(Mochit)です。
BTSモーチットからチャトゥチャック ミニバンステーションへは、タクシーで35バーツくらいでアクセスできます。気合いを入れたら歩ける距離でもあります。
ただ、タクシーを利用する際、「チャトゥチャック ミニバスステーション」と言っても発音の違いからかタクシー運転手が理解してくれない可能性があります。
その場合は、以下のチャトゥチャック ミニバスステーションのタイ語表記あるいは写真を見せてみましょう。
- タイ語表記『รถโดยสารขนาดเล็ก จตุจักร』
- カタカナ読みすると⇒『ロッ ドイサーン カナー レッグ(チャトゥチャック)』
チャトゥチャック ミニバスステーションには、アルファベット順に複数のチケット売り場が存在しています。アユタヤ行きのロットゥーチケット売り場はBの4番カウンターにあります。
アユタヤ行きのロットゥーは、AM6:00から30分間隔で出発しています。
ロットゥーチケットは1人70バーツです。ロットゥー乗り場に09:00〜09:15くらいに到着できれば、アユタヤには10:30頃に到着できます。
ロットゥー到着場所
ロットゥーは、以下の地図で記している場所近くに到着します。
上地図画像にて記している通りに行きましょう。複数のホテルやホステルが並んでいて、自転車やバイクをレンタルできます。
レンタル自転車は60バーツ(日)、レンタルバイクは250バーツ(日)。デポジットとして要パスポート預け。
また、周辺には客待ちしているトゥクトゥクもいます。トゥクトゥクを利用しての遺跡観光も可能。
ちなみにロットゥー到着場所は、上述したようにアユタヤ旧市街の中心地にあり、遺跡観光に抜群のロケーションです。例えば下記地図のように、様々な遺跡を巡りやすいです。
そういうわけで、筆者はアユタヤ観光に関してはロットゥーを利用するのもありだと考えています。
ロットゥーを利用しての、日帰りアユタヤ観光モデルコースについては、以下の記事を参考にどうぞ。
タクシーでアユタヤに行く
タクシーでアユタヤに行くという手段もあり。料金は950〜1,000バーツくらいしますが、複数人で割り勘して乗るなら1人あたりの金額は安くなります。
それにタクシーはなんと言ってもプライベートという最大のメリットがあります。乗り心地に関して言えば、列車よりもロットゥーよりもダントツで上。
グループ旅行でタイに来ている人など、割り勘できる環境にある人はタクシーの利用を検討してみるのもおすすめです。
タクシーは配車アプリを使おう
流しのタクシーや客待ちしているタクシーを捕まえるのもありですが、基本的にふっかけられます。
アユタヤは世界遺産で有名な観光地。そこに行きたい観光客の日本人が来るわけです、最初は1,500バーツなどの高い金額を提示され、交渉して少しだけ安くなるというパターンがほとんどでしょう。
しかし配車アプリであれば、料金は配車前に表示される額のみです。ぼったくりもなければ、値段交渉をする必要もなし。
加えて、配車アプリなので指定場所に迎えに来てくれます。本当に便利。
アユタヤへタクシー行く際には絶対に配車アプリ(グラブ)を利用しましょう。
上画像での料金は948バーツでした。
グラブの使い方については、以下の記事を参考にどうぞ。
初めてのタイ旅行ならツアー利用もおすすめ
タイ旅行や海外旅行自体に慣れていない人は、現地ツアーを利用するのもおすすめです。
ツアーをおすすめする理由は以下のとおり。
- 遺跡に関する知識をガイドから教えてもらえる
- アユタヤ+どこかを回るツアーなら効率的に時間を使える
- 食事なども含めて包括的にアユタヤを楽しめる
- 子連れでも安心
現地ツアーを利用するメリットは、まず遺跡に関する知識を日本語ガイドから教えてもらえることです。
正直、アユタヤには数多くの遺跡が点在するため、予備知識なしで行くと、後半くらいから「どれも似たような場所ばかりで飽きたわ」と思う人もいます。
しかしガイドがいるツアーであれば、視覚インパクトが強い面白い遺跡中心で回ってもらえたり、一見なんの変哲もない遺跡でもガイドの説明を受けることで見え方が異なることもあります。
要は素人だけで旅するより、やはりプロと一緒の方が楽しいということです。
また、ツアー商品の中にはアユタヤと水上マーケットやメークロン市場をセットで回ったりと、自力では1日で回れない旅程を組んでいる商品もあります。こうした商品に参加すれば、短いタイ滞在でも効率よく観光できます。
そして、子連れ旅行者であれば、なにかあった時にガイドや運転手などの助けになってくれる人が周りにいる環境の方が安心して観光できるでしょう。タイ旅行や海外旅行自体に慣れていない人であればなおさらです。
上記の理由から、現地ツアーを利用することは個人的にも大いにおすすめします。
催行会社への問い合わせや緊急の連絡も日本語で可能なので、何から何まで安心と言えるでしょう。
(予約後は上写真のバウチャーがメールアドレスに届きます。バウチャーをプリントアウトするかスマホに保存して持参しましょう)
アユタヤに1泊以上の滞在を検討している人は、以下の記事も参考にどうぞ。おすすめホテルとおすすめゲストハウスをまとめています。
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また、遺跡以外の楽しみ方もあります。以下の記事では、ミシュラン掲載のアユタヤ名物料理のお店や面白い寺院、象乗りなどについても紹介しています。アユタヤ旅行を検討している人は必見です。