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パタヤのボーイズタウンには、男のシンボルがむき出しの像があります。
パタヤのボーイズタウン
パタヤ全土にはボーイズタウンあるいはボーイズストリート、ゲイストリートなどと呼ばれる、外国人男性旅行者がタイ人男性と楽しむためのエリアが数ヶ所存在します。
日本にも新宿2丁目のようなゲイバーが集まるストリートは存在しますが、パタヤのボーイズタウンとの決定的な違いは、ボーイズタウンではお金さえ払えば気に入った男性と一晩を過ごせるという点でしょう。
日本にも表立たない店を含めれば、こうした店・エリアは存在するでしょうが、パタヤのそれは一緒に一晩を過ごせることを表立って強調しています。
(ボーイズタウンには上写真のような店がいくつも連なり、店先では美男子達が客引きをしている)
タイ人女性を目当てにタイへの渡航を繰り返す日本人旅行者が大勢いるのは周知の事実でしょう。
しかし、中にはタイ人男性目当てに渡航を繰り返す日本人男性もいます。意外と知られていませんが、その数は決して少なくありません。
また、こうしたエリアには女性観光客の姿も少なからず見受けられます。日本におけるオカマバーやゲイバーでは、女性に対してはアタリが強かったり、遊びに行く女性もある種冷やかしのような意識で向かう人も多いでしょう。
ただ、ボーイズタウンでは、ホストのように女性をもてなす要素も含まれているため、遊びに来ている人の中には本気の女性もいます。
2015年10月、パタヤで開催されたPattaya Gay Festival(パタヤ・ゲイ・フェスティバル)というゲイやオカマによるパレード。世界のエイズデー促進を目的として開催されました。
パタヤにおけるボーイズタウンの始まりは、1980年代後半からと意外にもその歴史は長く、今では世界各国からゲイやオカマが集まり独自のコミュニティを形成しています。
こうしたコミュニティは、エイズチャリティー基金への寄付などのポジティブな活動も行っています。
ビーチロード Soi 13/4
(ボーイズタウンの入り口)
パタヤにある複数のボーイズタウンの中で、最も観光客がアクセスしやすいのがビーチロード Soi13/4にあるボーイズタウンです。
15軒以上ものゲイバー、ゲイ向けマッサージなどが連なっています。
(ボーイズタウンへの入り口:Google Map)
奥に「BOYZ TOWN」と書かれた看板が見えます。昼間は閑散としていますが、夜は騒がしくなります。
ビーチロード Soi13/4は、ウォーキングストリートから近いため、観光にも便利な場所です。
MAP上、L字の紫色ラインがボーイズタウン。横のピンク色のラインがビーチロードSoi 13/4。
MAPは+で拡大したほうが見やすいです(星マークが重なっているあたりを拡大するとわかります)。
ボーイズタウンは、ウォーキングストリート(黄色のライン)から徒歩で5分程度の場所に位置しています。
パタヤのノースバスターミナル(MAP上茶色のバスマーク)からの距離は、ソンテウで15分程度。
ソンテウの料金は約150バーツ程度です。
バンコクからパタヤのノースバスターミナルへの行き方については、以下の記事を参考にどうぞ。
アンビアンス パタヤ ホテル (Ambiance Pattaya Hotel)
アンビアンス パタヤ ホテル (Ambiance Pattaya Hotel)は、ボーイズタウンのど真ん中に位置する中級ホテルです(場所は上のMAP上青色の家マーク)。
徒歩でウォーキングストリートへアクセスできるので利便性が良いです。また、シーズンにもよりますが1泊3,000円前後で宿泊できます。ボーイズタウンでの夜遊びを目的とした方におすすめです。
自分はゲイではないので、ボーイズタウンで遊ぶ予定はありませんでした。
ただ、パタヤ自体には何度も滞在しているため、たまには面白い場所に泊まってみようと思い宿泊しました。
ボーイズタウンの中心地にあるだけに、深夜の2時くらいまで騒音が聞こえますが、パタヤ滞在の目的が夜遊びであればまだ寝ない時間かと思うので、それほど気にはならないでしょう。
写真の客室はスーペリア (Superior)。広さは24平米。客室内には、ダブルベッド1台にソファー、テレビ、冷蔵庫などの家具が一通り揃っています。
湯沸かし機や無料のコーヒー類の備え付けもあります。ソファーが結構フカフカなので、それなりにくつろげます。3,000円台の安ホテルでソファーが備え付けられている所は数少ないので、ありがたいです。
シーリングファン付き
セーフティボックスも完備
シャワールーム内は、トイレとシャワーブースが仕切りで分けられているタイプです。お湯は問題なく出ます。
アメニティはボディソープとシャンプーのみ。近くにコンビニがあるので、足りないものは買うか持参すると良いです。
立地が良くて、部屋の設備もパタヤの安ホテルの中では良いです。宿泊料金をおさえて夜遊びに専念したい人にとっては良い滞在先となるでしょう。
宿泊料金・予約確認は、以下より可能です。
ちなみに、JF無料(ジョイナーフィー ※宿泊客以外の人間を部屋に泊まらせる際にかかる手数料は無料)です。
あとはボーイズタウンの中心地にあるという環境を受け入れられるかどうかかと思います。
自分はゲイではありませんが、興味があったので泊まれました。しかし、ボーイズタウン自体に用のない人が無理して泊まるホテルではないと思います。
パタヤにあるその他のホテルについては、以下の記事にまとめています。ボーイズタウンに興味のない人は、下記事の方がホテル選びの参考になるでしょう。
タイ旅行とHIV
夜遊び目的でのタイ旅行とHIVは、言うまでもなく切っても切り離せないテーマです。HIVの感染経路は性交渉によるものが圧倒的に多いからです。
自分もご多分に漏れず、夜遊び目的も含めてタイへ渡航しているので、HIVには敏感になっています。
なんと、タイにおけるHIV感染率は東南アジアで最も高く、毎年約14,000人もの人が新たに感染しているとのことです。また、HIV感染者全体において、24%の感染者がゲイであるとの報告も出ています。
タイでは、毎年約14,000人が新たにHIVに感染していますが、タイ保健省によりますと、ゲイの占める割合は全体の24%を占めます。
そして、タイでの夜遊び後「自分はHIVに感染したのではないか」と、HIVノイローゼになっている日本人旅行者が少なからずいるのも事実です。
エイズ感染が心配でノイローゼ気味です。
あまりに軽率だったことを深く深く反省しています。
(中略)
なんであんなことをしてしまったのか、ホテルに戻って深く罪悪感を感じて、それとエイズ感染の心配からノイローゼ気味です。
バンコクの売春婦は、かなりエイズ感染率が高いといことをネットでみましたが、やはり、今回の場合だと、かなりエイズに感染する可能性は高いでしょうか。
皆さんのご意見を仰ぎたく存じます。宜しくお願いします。
エイズ感染が心配でノイローゼ気味です。
海外の非日常的な雰囲気の中、さらにアルコールが入ると、後先考えずに行動を起こしがちになるものです。
自分も、周囲からは「考えすぎだ」と言われましたが、何度かHIVの感染を疑ったことがあり、ノイローゼ気味になった経験があります。
HIVの感染を疑っている間は、本当に生きた心地がしません。HIVは感染率が低いと言え、コンドームをしていても100%防げるわけではありません。海外で夜遊びをする方は、定期的にHIVの検査へ行くことをおすすめします。
(先月あまりにも心配になってきたので、検査に行ってきました。結果は陰性でしたが、もう二度とこのような思いはしたくないです)
HIVの検査は、最寄りの保健福祉センターであれば無料で検査してもらえます。
センターによっては、その日のうちに結果を出してくれます。少しでも心当たりのある方は、早めに検査して心配事をなくしておいた方が良いでしょう。
保健福祉センターでの検査は匿名で行えますが、採血や検査結果発表の際は、看護師さんと顔を合わせて話をします。
もし、検査の際に人と顔をあわせるのが嫌という方は、検査研究所より市販されている検査キットを使用するという手段もあります。
検査キットを使用した場合、検査結果は申し込みから5日〜7日営業日で出ます。万が一陽性反応が出た場合は、業務提携医院を紹介してもらえます。
結果を知るのが怖くて検査をしない人が多いですが、検査しなければ絶対に結果はわかりません。
また、いくら考えても解決はしません。心当たりがある方は、勇気を出して一歩を踏み出すべきです。
雑感
海外での刹那的な出会いは楽しいですが危険がたくさんあるなと、この記事を書いていて改めて思いました。
たとえその場が楽しくても、いざ感染したら後悔しか残りません。楽しみながらも気をつけるべきところは絶対に気を緩めずに遊びたいものですね。
バンコクにあるコンドームをモチーフにしたレストラン。エイズ防止をテーマにしている面白い場所についての詳細。
パタヤで夜遊びにおすすめのホテル。ウォーキングストリート近くでコスパの高いホテルのみをまとめて紹介します。
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