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タイへ旅行に来た人であれば、日本へ帰る前に何か”タイらしい”お土産を買っておきたいと思うはずでしょう。
ただ、食文化やファッション感覚が日本とは大きく異なるタイで、日本人に喜んで貰えるお土産を選ぶのは意外にも頭を悩ませます。
そこで今回は、タイを知らない日本人でもとっつきやすく、タイに興味を持ってもらえるキッカケとなりうるお土産を、食べ物と服を中心に紹介します。
どれも1000円以下で買える物ですので、お土産選びに困った時は是非参考にして頂けたらと思います。
記事の後半では、お土産を買うのに最適な場所も紹介しています。是非参考に。
前提として「実用性のあるもの」が喜ばれる
タイや東南アジアへの関心が強い人へなら別ですが、そうでない人にお土産を選ぶ場合。
例えば上写真のような置物などは、以外と喜ばれません。実用性がないからです。相手はお土産としてもらった以上は、ぞんざいに扱えません。かと言って、興味がない文化の置物なんて飾りたい気持ちにもならないでしょう。
なので、お土産を選ぶのであれば、食品や服、雑貨などの「せめて日常で使えるもの・消費できるもの」を選ぶべきと言えるでしょう。
タイオリジナルの食品
食品は最もポピュラーなお土産。
ただ、中には日本人の味覚からすると「とんでもなく不味い物」もあります。せめて一度は自分が食べて美味しいと思ったものを選びたいですね。また、調理に手間がかかりすぎるものを選ぶのもNG。例えばパッタイの素など。
それだったら、レトルトのマッサマンカレーみたいな気軽に作れて食べられるものが良いでしょう。
お土産とは言え、外国の美味しいか不味いか分からない食べ物をわざわざ調理してまで食べたいと思う人は少ないです。
MAMA(ママー)のカップヌードル
タイで圧倒的なシェアを誇るメーカー、MAMA(ママー)。
コンビニやスーパーなど、どこでも買える手軽なお土産の代表です。
MAMAのカップヌードルは、3個入りで35バーツ(約110円)と安価なので、迷った時のお土産として最適。
味は代表的なトムヤムクン風味を1番おすすめしたいところですが、タイ料理が苦手な人にはチーズ味やminced pork(豚ひき肉入り)などが良いかもしれません。
口に合うけど、なんか外国っぽい…ほんのり辛い味付けがタイらしさを感じさせてくれます。
日本にありそうでない食感と風味です。
MAMAのカップヌードルは全国のセブンイレブン、もしくはBIG Cというスーパーで購入できます。
(ビッグC)
調理が必要なインスタントヌードルはウケが良くない
インスタントヌードルでも、上写真のように自分で具材を買って調理するタイプの物は受けが良くないです。
こうした物をばらまき用に買う人もいますが、安っぽいインスタントに時間を使って、調理してまで食べようと思う人は少ない為、せっかくあげても放置したままになりがちです。
なので、買うのであればカップヌードルの方がおすすめ。
レイのポテトチップス
同じく、セブンイレブンやBIG C等のスーパーで買えるお土産、「レイ」のポテトチップス。パッケージの見える位置にタイ語が書かれています。
味はバーベキューやチーズなど日本人にも馴染みのあるバリエーションです。
塩っ気が効いて抜群に美味しい。外国のポテトチップスに対して、あまり美味しそうなイメージを抱かない方が多いので、そのギャップを狙って渡せば「タイのポテチって美味しいじゃん!」と驚いて貰えるはず。
価格は20バーツ程度なので、ふところにも優しい。
ペットボトルのお茶
タイ人と日本人の概念の違いが、思い切り現れているのがお茶です。
自分がタイに来て驚いた事の一つが「タイはお茶の種類が多い」ということです。
しかも、どれも甘いです。
日本でお茶と言えば、緑茶やウーロン茶のように甘みのない飲み物ですが、タイにおいてはリプトンのようなジュースの一種です。
どれもコンビニで16〜20TB(約55〜70円)で買えます。
タイのお茶は種類が多く、中には我々日本人の味覚からすると”考えられない物”もあるので、お土産として購入するのであれば、まず自分が飲んでみて美味しいと思えた物を選ぶと良いでしょう。
各種類の味に関しては下記事が参考になります。
ペットボトルを預け手荷物にする時の注意点
ご存知の方も多いと思いますが、ペットボトルに入った飲料水は原則的に飛行機内への持ち込みができません。
上画像は成田空港のガイドですが、基本的にほとんどの日本国内、タイ国内の空港にも同じ条件が当てはまります。
従って、タイでお土産として買ったお茶は、預け手荷物内に収納する必要があります。
この時に注意すべきが
- 手荷物受託料金が発生する航空会社(LCCなど)を利用している人。
預け手荷物なしの航空券を予約している場合は、別途料金を支払わなければならない - 殆どの航空会社は、荷物の扱いが雑なので、ペットボトルはタオル等クッション性のある物に巻いておく
という点です。
スーツケースなど頑丈な物であれば敏感になる必要はありませんが、旅行用バックパックを使用している人は注意して下さい。
ドリアンチップス
実物のイメージとは異なり、「意外と美味しくてびっくりした」という声があがるのが、ドリアンチップスです。
チップスはドリアン独特の臭みがなく、日本人の口に合う味をしています。
タイの果物と言えばドリアンというのは有名ですよね。知っている人は多いはずです。タイらしい、且つ美味しく、どこでも買えます。
まあ、定番すぎるので自分は買っていませんが、無難という意味ではおすすめ。
マッサージの後に出されるお茶「マトゥーム茶(น้ำมะตูม)/ベールフルーツ」
マッサージを受けた後に出される、ほんのり甘くて飲むとリラックスできるお茶。タイで飲んで「このお茶は何なんだろう?」と思った方は多いでしょう。
タイ語ではナム・マトゥーム(น้ำมะตูม)、英語では「ベールフルーツ(Bael Fruit)」と呼ばれている、ミカン科の実を乾燥させてお湯に浸けて作るお茶です。
マトゥーム茶は香りと味にリラックス効果があるだけでなく、古くから消化機能促進やむくみ改善の効果をもたらすことで知られています。
自分は日本でもマトゥーム茶を飲んでリラックスしたいと思い、大量購入しました。
マトゥーム茶の作り方は至って簡単。スライスされた果実を1枚〜2枚ちぎってディーポットに入れ、熱湯を入れたら3分待つだけ。ヤカンで作るときは3枚〜4枚程度を入れて、4分〜5分ほど待ちましょう。
(自分はいつも2枚ちぎって入れています。マッサージ店と同じの丁度良い濃さになる)
(お湯を入れて3分ほど待つだけ)
更に、飲む前にグラスに砂糖を小さじ一杯入れるのがコツ。よりマッサージ店で出されるお茶の味に近づきます。甘みもあって美味しく飲めるでしょう。
マトゥーム茶は大型のデパートであればどこでも買えます。値段は1袋100バーツ程度。ナム・マトゥームと言っても発音の違いから通じないこともあるので、タイ語表記「น้ำมะตูม」を見せて探してみましょう。
(テスコ・ロータス等の大型スーパーにも置いている)
タイオリジナルの服
服のお土産としておすすめしたいのは、タイのオリジナルブランドの服です。
逆に、おすすめできないのは「I love Thailand Tシャツ」や「ムエタイパンツ」など、ステレオタイプな”タイらしさ”が出過ぎている物です。タイに興味のない人からすれば、こうした日常生活において活用方法がない物を貰っても全く嬉しくないですよね。
自分もこの手のTシャツなどを友人に渡して、あまり喜ばれなかった経験があります。また、友人がそのTシャツを着ているところを一度も見たことがありません。
ここでは、ファッション性が高いタイのオリジナルブランドを紹介するので、是非お土産選びの参考にして下さい。
amp bkk
ampbkkはタイオリジナルのストリートブランドです。
比較的若いタイ人や白人男性に人気です。写真の通りTシャツの種類が豊富ですが、探せばきっと相手の好みに合ったTシャツが見つかるはず。
(筆者が購入したTシャツ)
Tシャツ一枚の値段は300バーツ前後とかなり安め。路上で売られているバッタもんの服と違い、耐久性もファッション性も高く、20代〜30代の人にはおすすめ。
店舗詳細は下記事よりどうぞ。現在はチャトゥチャックウィークエンドマーケットで購入できます。
ブラッディバニー
TBSラジオ「きゃりーぱみゅぱみゅのウェイウェイレディオ」の企画でコラボレーションしたことにより、日本でも一躍知名度が上がったタイ発の大人気キャラクター「ブラッディーバニー」。
タイで生まれた異常な身体能力を持つアホなウサギ
その名も「BLOODYBUNNY(ブラッディー・バニー)」。何故か高額の賞金がかけられており、ゆく先々で刺客に狙われるが、持ち前の身体能力で目の前に現れる刺客を倒していく。
タイの動物と言えば真っ先に象が思い浮かびますが、うさぎの主人公なんです。鋭い目をしているけれども、大きな耳と短い足が可愛らしいです。
ターミナル21の3Fにブラッディーバニーの専門店があるので、是非行ってみてください。
服の他にもマグカップやストラップなど、お土産になりそうな物がたくさん売っています。
(ターミナル21)
(ターミナル21の最寄り駅BTSアソーク)
ターミナル21の行き方や営業時間、ブラッディバニー以外のおすすめショップなどを含めた詳細は、以下の記事を参考にどうぞ。
RUN BKKのTシャツ
いわずと知れたHIPHOPグループ「RUN DMC」のパロディTシャツ。DMCの部分をBKK(バンコクの略)に変えています。
タイを全面にアピールしているにも関わらず、カジュアルなデザインなので普段着としても使いやすいです。
文字の部分をよく見てみると、バンコクにある地名やショッピングモール、観光地の名前で構成されているのもポイント。
値段は200バーツ以下で非常に安いのも魅力です。お洒落好きな方へのお土産にいかがでしょうか。
RUN BKKのTシャツは、チャトゥチャック・ウィークエンドマーケットで購入可能です。
詳細は以下の記事を参考にどうぞ。
その他のお土産(雑貨など)
以外と安くて、コンビニなんかでも気軽に購入できる日用品など。
パロットボタニカルズ(Parrot Botanicals)の石鹸
タイの定番中の定番浴用石鹸。BIG Cで、4個入りが50バーツ程度で売られています。
タイ国内でロングベストセラーを誇る石鹸だけあり、香り良し、泡立ち良し、爽快感良し。1番 庶民派でスタンダートな石鹸です。若い女の子でも結構使ってます。
上写真以外にも紫や黄色の種類があり、それぞれ香りが異なります。
自分はいつもばらまき用土産で買ってきますが、今のところ緑が1番ウケがいいです。
ヤードム
全てのタイ人が持っていると言っても過言ではないアイテム。
鼻に入れて吸うとメンソールのフレイバーが広がり、気分が目覚めます。吸った直後は、メントールシャンプーで頭を洗った頭皮の感覚が鼻にきます。決して舐めたり、塗ったりする物ではなく、あくまで吸う物です。
実は日本のドンキホーテでも売っています。が、せっかくなら本場タイのヤードムをお土産に買ってみるのも良いでしょう。
ヤードムもコンビニやスーパー、どこに行っても購入可能です。
一度、自身でも試しに購入して使ってみましょう。スースーして気持ちが良いです。
タイらしい装飾のコップなど
実用性が高く、それでいてタイらいし装飾があってお洒落なコップ。
こういったお土産は結構喜ばれます。
ポーチ
ポーチは用途の幅が広いので喜ばれやすいです。しかも1個40バーツ(約150円)、3個買えば100バーツ(約350円)など、とにかく安い。
鍵やイヤホン、薬入れ、なんにでも使えますね。なるべくお洒落な物を選んであげましょう。
唯一喜ばれやすい置物は「ガネーシャ」
冒頭で置物系はあまり喜ばれないと記載しましたが、唯一タイにそこまで関心のない人でも喜んでくれる確率が高いのが「ピンクのガネーシャ」の置物。
ピンクのガネーシャはタイから日帰りで観光できるチャチュンサオに位置する「3倍速で願いごとを叶えてくれる」と言われるパワースポットです。
メディアで取り上げられることが多く、タイに行ったことがない人でも知っている人が多いです。
そして、ピンクのガネーシャの置物は「ご利益を授かれる」「パワーを与えてくれる」ということでも評判です。
ただの置物ではなく、こうした付加価値のある置物であれば喜ばれやすいです。
ピンクのガネーシャの置物は、ピンクのガネーシャがある寺院「ワット サマーン ラッタナーラーム(Wat Saman Rattanaram)」で購入できます。
ピンクのガネーシャや寺院の詳細、寺院内でガネーシャの置物が買える場所については、以下の記事を参考にどうぞ。
お土産を買うのにおすすめの場所
バンコクでお土産を買うのに絶対おすすめの場所が、以下の2ヶ所。
- プラチナムファッションモール
- カオサン通り
上記3ヶ所は外国人向けの繁華街・歓楽街であるため、比較的英語が通じやすく、それでいて売られている物のジャンルの幅が広いです。周辺にはレストランや食堂、マッサージなどもあるため、お土産選びがてら休憩することも可能です。
グループ旅行の時、何手かに別れてお土産を選んだり、友達が買い物している間、自分はマッサージしながら待つことも可能。お土産選びには一番最適なエリアと言えるでしょう。
プラチナムファッションモール
プラチナムファッションモールは、BTSチットロム(Chit Lom)から徒歩約10分の場所に位置する若者向けショッピングモールです。
女性のファッションアイテムを中心に、メンズファッション、子供服、雑貨屋など合計で1,300もの店舗が入居しています。メインはファッションなので、服系のお土産を購入したい人は、特にプラチナムファッションモールがおすすめ。
しかも、どれも安価。例えばサンダルは1足190バーツ、バッグは200バーツ前後など。
モール内なのでエアコンが効いているのもGood。歩き疲れません。モール内にはフードコートもあります。食事もしながら涼しい環境でお土産選びができます。
また、プラチナムファッションモールが位置するエリアは、バンコク随一のショッピングエリアでもあります。
プラチナムファッションモール以外にもお土産を買える場所が軒を連ねているのです。お土産とは言わず、自分用の買い物にもおすすめの場所です。
プラチナムファッションモールの詳細については、以下の記事も参考にどうぞ。
カオサン通り
どこでお土産を買うか迷ったら、絶対におすすめしたいのがカオサン通り。
カオサン通りは「外国人専用のエリア」と言えるくらい外国人だらけです。もちろん、外国人観光客を目当てにしたお土産の数もバンコクで一番多いです。
雑貨屋、服、よく分からないパチモン商品、ウケ狙いお土産など様々な店が軒を連ねています。
筆者達は、カオサン通りでタイ柄のグラスや、日本では見かけないプリントTシャツ、エスニック柄のポーチなどを購入しました。
その他にも雑貨やバッグ、ポスター、小物、トゥクトゥクの置物、アクセサリーなど、なんでもござれです。本当に店の数が多く、売られている物も玉石混交なので選ぶのも楽しいです。
絶対になにかしら買いたい物が見つかります。
カオサン通りへの行き方については、以下の記事を参考にどうぞ。
ばらまき土産を買い忘れてしまった。そんな時は通販サイトで
自分は何度か経験があるのですが、会社員時代に同僚へのばらまき土産を買い忘れてしまったことがあります。
または、荷物の容量を考慮するとばらまき土産を入れるスペースがなくて購入を見送ったり。
しかし、同僚達に旅行したことを知られている以上、お土産くらいは渡したいもの。
そんな時に便利なのがタイのお土産を買える通販サイトです。
>>>かわいいお菓子と雑貨のセレクトショップ(タイ)|Mikke
現地で購入するよりは、さすがに少々値段は高いものの、1,000円台からクッキーやチョコなどのばらまきに最適な土産を購入できます。購入後は輸入シールさえ剥がせば、どう見ても現地で買ったお土産です。
荷造り後にお土産を入れるスペースがない人などは、最初から現地で買わずに通販サイトで購入することを検討してみても良いでしょう。
バンコク旅行で絶対に行くべきおすすめ観光地については、以下の記事を参考にどうぞ。
バンコクのおすすめホテルまとめ。観光に便利な滞在エリアについても解説しています。