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リコーのシータ S(RICOH THETA S)で綺麗な風景を撮ってみた。全天球の360度カメラはやっぱりすごい。

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シータS 本体(ブラック)

近年話題になっているカメラと言えば、ワンショットで360度の風景を記録できるリコー社(RICOH)のシータ (THETA)。

ご存知の方も多いと思います。

2014年の11月に登場したばかりで、まだまだ歴史が浅いカメラですが、今までにない手軽さでプロ顔負けの360度撮影ができるということで、既にSNSやブログ等で多くの愛用者を見かけています。

以前、当ブログではシータを紹介しており、撮影した写真をたくさんの記事で活用しています。

今回は、そんなシータm15の画質力を、はるかにパワーアップさせた最新作、シータ S(THETA S)を購入したので、さっそくレビューしたいと思います。

そもそもシータとは?全天球360度カメラって?

リコー シータ s 撮影

シータは、日本の光学機器会社リコー(RICOH)より販売されているパノラマカメラです。

カメラ本体に付いている魚の眼のような全天球が、撮影者を中心に360度の風景を撮影します。

シータ レンズ

シータで撮影した写真と動画

下はシータで撮影した写真です。

写真をグリグリしてみて下さい。上下左右に動かしたり、+−で拡大や縮小ができます。

福岡城の夜桜。満開なり♪ #桜 #福岡城 #SAKURA #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

従来のカメラよりも、被写体の雰囲気をよりリアリティに再現できるのが360度カメラです。

閲覧者に写真をグリグリしていじってもらうことにより、撮影者自身が感じた被写体の魅力を何倍もにして感じてもらえるのがシータ最大の魅力と言えます。

また、前回の記事では触れませんでしたが、Google chromeブラウザ上で見るのであれば、写真と同じようにグリグリできる動画も撮れます。

https://www.youtube.com/watch?v=Bf-FeGo9az0

こういう動画は、自転車に乗るだけで誰でも撮影できるし、音楽を付け足すだけでクリエイティブに見えます。

この場所で撮影したら面白そう!なんて考えながら色んな場所で撮ってみると面白いです。

自分は常に持ち歩いて、少しでも魅力を感じる風景に出会ったらすぐに撮影しています。

シータの撮影方法

(撮影方法は、本体のシャッターボタンを押すか、スマートフォンのシータ専用の無料アプリ画面にてシャッターボタンを押すだけ)

シータの基本的な撮影方法については以下記事を参考にどうぞ。シータ初心者に役立つ撮影までのセットアップ方法をまとめています。

twitterやfacebookですぐに共有できる

https://twitter.com/AsiaThailand208/status/715156667097165824

良い写真が撮れたら、共有してみんなに見てもらいたいものです。

シータで撮影した写真は、上のようにSNSで簡単にシェアできるので、バシバシ投稿しましょう。飲み会や、友人と出かけた時に撮影した写真は喜ばれますよ。

世界一手軽な全天球カメラ

以上がシータの基本的な紹介です。

以前の記事でも紹介した通り、電源を入れて気になった場所で撮影するだけの世界一手軽な全天球カメラです。小さい子供でも使えますね。

唯一の欠点といえば、デジカメのようにプリントに焼くことができない点でしょう。

360度を撮影するという性質上、閲覧はどうしても画面上のみになってしまいます。

しかし、現在ではSNSやブログ等、写真はプリントよりも画面上で見ることの方が多いように感じるので、さほど支障はないでしょう。

前作と比べて夜景が綺麗に撮れるようになった!

前作のシータm15とシータ Sの比較は以下表の通りです。

シータm15とシータsの違い

内臓メモリーや電池寿命の容量が増えたことも嬉しいですが、何より素晴らしい変化はレンズとイメージセンサーの性能が上がったことですね。

これにより、出力画素数が600万から1400万にアップしました。

どのくらい画質が向上したかというと、

THETA m15の画像

バンコクの各所では、それぞれ特色を持った大規模なナイトマーケットが夜な夜な開催されている。続きは・・・ http://runbkk.net/talat-rotfai-srinakarin/ #タイ #Thailand #バンコク #Bangkok #タロートロッファイ シーナカリン#talat-rotfai-srinakarin #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

続いて、THETA Sの画像

夜の博多駅。 #博多駅 #HAKATA STATION #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

どちらも夜に撮った写真ですが、明るい部分のキレが全く違います

暗い部分も、きちんと引き締まってメリハリが出ています。

THETA m15では、こうした夜の写真の照明付近がぼんやりとしていたのですが、高感度が圧倒的に強くなったTHETA Sだと、夜であっても上写真のような、ノイズを抑えた高いクオリティーの写真を残せます。

Milky Way from an Norikura Observatory in Mt. Marishiten-dake, Japan – Spherical Image – RICOH THETA

星まで映り込むんだから大した物です。通常のカメラでは表現できない壮大さを、シャッターを押すだけで記録できるようになったのは革命的です。

写真が好きな人であれば、いろんな場所で撮るアイデアが出てくるのではないでしょうか。

表現の幅が広すぎて病みつきになる

シータでの撮影

THETAの面白さは、撮影者を中心に360度の風景が撮れるところだと思います。

なので、あえて生い茂っている草むらの中心地で撮影してみたり、自撮り棒を付けて高所から鳥の目線になって撮影してみる楽しさなんかもあります。

高所ビルや人混みで囲まれている場所も絵になりやすいから面白いですよね。

Katia – Spherical Image – RICOH THETA

個人的に一番良いなあと思うのは、下のような友人同士で集まった時の写真。

nrjmobile – Spherical Image – RICOH THETA

みんなでTHETAを囲むようにして撮れば、楽しさが凄く伝わってきます。天気の良い日に野外で撮った写真であればなおさらです。

その時の場所がどんな環境にあるのか、周りにどんなものがあったのか、みんなの服装はどうなだったのか、などが一発でわかります。

従来の写真や動画といった記録方法にはない、新しい思い出の保管方法だと思います。

また、自撮り棒や三脚を使ってシータならではな面白い撮影も可能です。詳細は以下記事を参考にどうぞ。

雑感

シータは、撮影ポイントにこだわって「どう写るか」を考えて撮影もできるし、上の友達同士で撮った写真のようにパーティーグッズ的な使い方もできるのが、すごく新鮮です。

本気を出してプロ志向な写真を撮ったり、家族で囲んで思い出の記念撮影ができたりと、表現の幅が限りなく広い為、使ってて全然飽きがきません。

とは言え、シータはまだ開発されて間もない発展途上のアイテムです。今後、多くの人が手にして、様々な使い方や撮影方法のコツを公開されていくでしょう。それが、すごく楽しみでなりません。

自分もまだまだ使いきれていない部分が多々あります。

そこで、今後はこれまでの記事では紹介しきれていない、アプリの使用方法や画像のアップロード方法、撮影者の姿を消す方法などの機能面についても、備忘録の意味も含め細かく紹介していこうと思います。

シータの、これまでにない記録方法に興味を持った方は、是非使用して使いこなしてみてください。

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撮った写真はシータ本体がなくても管理できるので、まずは一度使ってみて購入を検討するのも良いでしょう。

I phone 6シリーズ専用の360度カメラ「insta 360 nano」のレビューについては、以下の記事を参考にどうぞ。

海外旅行の便利グッズまとめ。「持ってきて良かった!」と思えるものだけを厳選してまとめました。

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