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チットロム(Chit lom)は、ハイソなタイ人や外国人観光客向けに、大型のショッピングモールや高級ホテルが連なっているエリアです。
日本の大都市にも劣らない程利便性に富んでいながら、観光地価格とは言えタイの物価で滞在することができる為、自分を含めタイ旅行の滞在先にしている日本人が多い場所です。
タイであるけれども、他エリアとは一線を画すバンコク屈指の繁華街。
高層ビルに囲まれたコンクリートジャングルの間を多くの外国人が行き交う様子は、”タイらしい素朴さ”とは無縁ですが、ギャップに感じるカルチャーショックと、熱気を同時に肌で感じてみればタイの魅力に一気に引き込まれるはず。
今回はそんなチットロムの特徴と、そこにある一万円以下で宿泊できるおすすめの4〜5星ホテルを紹介します。
日本では中々泊まれない豪華なホテルを拠点に、街歩きを思う存分楽しんでみてはいかがでしょうか?
チットロム(Chit lom)
(BTS チットロム駅の階段)
チットロムとは、バンコクの中心街を走る高架式の鉄道BTSスクンビット線上にある駅の一つ、BTS チットロム(Chit lom)駅周辺のことを指します。
駅周辺のことを、別名でプラトゥーナム地区と呼ぶ人もいますが、自分はわかりやすいように、駅名にちなんでチットロムとも呼んでいます。
(ピンク色の四角で囲んでいる駅がBTS チットロム)
スワンナプーム国際空港からの距離はおよそ30km。タクシーであれば時間にして30〜40分程度。電車は乗り継ぎをして5駅です。
健全なナイトライフと観光客向けのイベントを楽しめる
周辺のレストランバーやマッサージ店は、滞在する多くの外国人観光客のナイトライフに備え、深夜まで営業しています。
また、レストランバーの中には、高層ビルの上階にて営業している店も多く、大都会ならではの夜景を存分に楽しめるのも魅力の一つです。
(夜景に魅入りすぎると日本に帰りたくなくなるので要注意。)
年越しの時は、セントラルワールド前で町を挙げてのカウントダウンイベントが行われました。こうした観光客を意識した催し物は常に大入りです。
カウントダウンが行われたセントラルワールド前広場。チットロム駅からは徒歩5分。
(昼間はタイ人アーティストのLIVEを行っている時もある)
また、駅構内には突如パントマイムパフォーマーが登場したりと、朝から晩までせわしなく賑やかな町です。
前回の滞在中には、トゥクトゥクを改造したタイならではの売店を発見しました。
街歩きの際には、都会の華やかさと同時に、街中にちりばめられたタイカルチャーにも注目してみると面白いです。
チットロムの一万円以下で泊まれる4〜5つ星ホテル
チットロム周辺のホテルは4〜5星のものが多いです。
日本であれば、宿泊料金が一泊2〜3万円はするクオリティなのに、嬉しいことにタイでは一万円を切ります。
その為、自分がチットロム周辺に滞在する時は、少しでも日本では味わえない非日常感と快適さを求め、1日くらいはこうしたホテルに泊まるようにしています。
下の地図はおすすめのホテルをまとめたものです。
- 左上の 地図上の全項目をリスト表示します。
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- 右上ので拡大地図を表示します。
- ホテルは A,B,C,D,E,F,G のアイコンです。
各ホテルの宿泊料金は、基本的に一泊一万円以下ですが、予約状況や客室のランクによっては一万円以上の場合もあります。
宿泊料金含め、ホテルの詳細は下記リンクからも確認可能です。
B. バイヨーク スカイ ホテル(Baiyoke Sky Hotel)
上記ホテルの中でも、特に知名度が高く、リピーターの多いホテルがバイヨーク スカイ ホテルです。
バイヨークスカイホテルはバンコクで一番高い高層ビルでもある為、ランドマークとしても知られています。
客室内を360度見渡せるパノラマ写真。
バイヨーク スカイ ホテル (Baiyoke Sky Hotel) ★★★★☆ http://www.agoda.com/ja-jp/baiyoke-sky-hotel/hotel/bangkok-th.html?cid=1728977 blog → http://runbkk.net youtube → https://goo.gl/pTxlGW #BaiyokeSkyHotel #rooftopbar #bangkok #thailand #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
ベッドから部屋を見渡すとこんな感じです。
非常に高級感のあるバスルームとトイレ。アメニティも一通り揃っています。
バイヨーク スカイ ホテル (Baiyoke Sky Hotel) ★★★★☆ http://www.agoda.com/ja-jp/baiyoke-sky-hotel/hotel/bangkok-th.html?cid=1728977 blog → http://runbkk.net youtube → https://goo.gl/pTxlGW #BaiyokeSkyHotel #rooftopbar #bangkok #thailand #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
部屋から見える景色は申し分なし。朝日がとても綺麗。
ホテル内ではレストランやカフェはもちろん、ゴルフの打ちっ放しも利用できます。
ホテル内の広場ではアコースティックギターの弾き語り演奏なども時折開催されていて、夜8時くらいまでは賑やかです。
朝食会場です。朝食の種類はとても豊富です。
大分類では洋風・和食・タイ料理の3種類ですが、小分類ではパン一つとっても15種類以上もあります。
味は周辺のレストランに負けじ劣らずの美味しさでした。
朝食時から良い景色を眺めて、とても清々しい1日をスタートできるでしょう。
宿泊した感想としては「とにかく清々しい」です。
部屋の眺めが良いとチェックイン時から気分が盛り上がりますし、朝起きてからすぐに眺めの良い景色を見ると1日の行動力が増します。
何より至れりつくせりのサービスと設備なので、贅沢している気分になれるのが気持ち良いです。
リピーターが1番多いホテルというのも納得できます。
以下記事でバイヨークスカイホテルの詳細を確認できるので、合わせて参考にどうぞ。
A. ザ バークレイ ホテル プラトゥーナム (The Berkeley Hotel Pratunam)
もう一つの、特に知名度が高く評判の良いホテルは、豪華な玄関が特徴的なザ バークレイ ホテル プラトゥーナムです。
客室内の特徴は、可愛らしい色合いと雰囲気です。
ザ バークレイ ホテル プラトゥーナム (The Berkeley Hotel Pratunam) ★★★★★ http://www.agoda.com/ja-jp/the-berkeley-hotel-pratunam/hotel/bangkok-th.html?cid=1728977 室内02(Luxury Main Tower) #タイ #バンコク #バークレイ #ホテル #thailand #bangkok #berkeley #hotel #pratunam #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
女性の方が喜びそうな作りです。五つ星ホテルというもあり、客室の作りに高級感があります。
ザ バークレイ ホテル プラトゥーナム (The Berkeley Hotel Pratunam) ★★★★★ http://www.agoda.com/ja-jp/the-berkeley-hotel-pratunam/hotel/bangkok-th.html?cid=1728977 浴室02(Luxury Main Tower) #タイ #バンコク #バークレイ #ホテル #thailand #bangkok #berkeley #hotel #pratunam #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
置いてあるアメニティですら、高級ブランドに見えてしまうほどの豪華さ。
思わず持って帰ってしまいました。
クローゼットの中には無料で使えるガウンも。ホテルによっては有料の場所もあるだけに、これは嬉しい。
ホテルのレセプションには、利用者からの口コミ評判が良かったホテルだけに贈られる「アゴダ ゴールド サークル アワード」の賞も飾ってありました。
宿泊した感想は「女性なら絶対嬉しいホテルでしょう」です。
もちろん、男性である自分もすごく快適に過ごせたのですが、連れてきた彼女の喜ぶ顔を見られたのはプライスレスです。
スタッフの対応もとても親切丁寧だった為、ますます快適な気分で過ごせました。
さすが五つ星ホテルです。
以下記事ではザ バークレイ ホテル プラトゥーナムの詳細を確認できるので、合わせて参考にどうぞ。
チットロムのその他のホテル
チットロム周辺には、その他にも多数のホテルが点在しています。
予算や旅程によっては今回紹介した以外のホテルの方が都合の良い方もいると思います。
下リンクより、チットロム周辺のホテル一覧を確認できるので、参考になるでしょう。
ちょっと高級。1泊20,000円前後の新築おすすめホテル
BTSチットロム周辺には、上述した1万円前後で宿泊できるホテル以外にも、1泊20,000円前後のラグジュアリーホテルもいくつか存在します。
中でも一際注目を浴びているのが、2020年10月に開業した五つ星ホテル「キンプトン マーライ バンコク(Kimpton Maa-Lai Bangkok)」 です。
BTSチットロムからの距離は、徒歩で約10分。
少々歩くのが難ですが、それでもこのキンプトン マーライ バンコクは、今ままでのホテルにない以下の要素を備えているため、チットロム周辺での滞在を考えている人にはおすすめです。
- ペットフレンドリー(ペットと宿泊可能)
- 40階に「南国・トロピカル」をテーマにしたスカイバーを併設
(ホテル1階のガーデンには、ペットを連れた多くのタイ人観光客の姿が)
ペットフレンドリーと言っても、日本から来る人でわざわざペットを連れてくる人はいないでしょう。
そのため、一見なんの関係もないように思えます。
しかし、実はこれが結構一般の宿泊者にとっても癒しとなります。
1階のガーデンは多くのペットを連れた多くのタイ人観光客がいるわけですが、そのペットが可愛いのなんの。
ただでさえ手入れされて美しい緑が広がるガーデン、そして可愛い子犬なんかも歩いているため、ガーデンにいるだけで癒されます。これは結構面白いです。
(緑あふれるガーデン。広々としていて、くつろげる椅子やテーブルも用意されている)
話題のスカイバーにも注目したい
キンプトンマーライバンコクが取り分けて注目されている理由は、40階に併設されているスカイバー「バー ヤード(Bar.Yard)」の存在です。
バンコクにスカイバーは数多く存在します。しかし、バーヤードのように「南国」「トロピカル」をテーマにしたスカイバーは初。
南国らしい赤や黄色の派手な色を貴重とした、まさにトロピカルな雰囲気のバーです。
食事はメキシカンとタイ料理のフュージョンが主。
大都会に位置しているのに、ここだけはサメット島のようなビーチリゾートにいる気分です。
これまで、スカイバーと言えば割とハイソな雰囲気を売りにしている場所が多かったのですが、バーヤードは従来のバーとは確実に一線を画します。
もちろん、夜景の見え具合もバッチリ。
新しい且つお洒落なバーなので、平日でも予約をしないと入れないほど人が多いのがネック。
しかし、スカイバーが好きな人であれば絶対に足を運ぶ価値があります。
バーヤードの予約は公式ホームページ(日本語)よりどうぞ。
- 火曜日〜日曜 / 16:00〜深夜まで
- 月曜日は定休日
客室も素晴らしい
今回、筆者が宿泊した客室タイプは、1ベッドルーム レジデンス(One Bed Room Residence)。
広さは55平米です。
キンプトンマーライバンコクは、レジデンス(長期滞在用)としても運営されているため、ホテル客室以外にレジデンス客室も用意されています(レジデンス客室でも1泊からの滞在が可能)。
通常はホテル客室をレビューすべきかと思いますが、個人的にはレジデンス客室の方がおすすめ。
もともとは長期滞在用として作られている客室なので、なんと言っても部屋が広いです。リビングとベッドルームに別れている上にバルコニーまで完備しているので、数字よりも広く感じます。
ただし、バルコニーでの喫煙は不可…(全館禁煙。喫煙は1階にある所定の場所のみ)。
とは言え、長期滞在用の部屋なのでキッチンの他に洗濯機(乾燥機能付き)まで完備されているのがポイント。
年中暑いバンコクで洗濯機付きの客室は本当にありがたいです。
例えばLCCなどの手荷物制限がある飛行機でタイに来る人なら、洗濯する前提でいれば少ない荷物で旅行できます。
ベッドルーム
バスルームも広々。また、シャンプー・コンディショナー・ボディソープがタイの高級スパブランド「ハーン(HARNN)」で統一されているのも嬉しいです。さすが高級ホテル。
(客室から見える夜景も素晴らしい。予約の際は「高層階希望」リクエストしておくのがおすすめ)
- 新築
- 駅近(徒歩10分ですが)
- 外資系ブランド
- キッチンや洗濯機も設備しているレジデンス客室
- スカイバーなどの施設も充実
上記の要素を備えていて1泊20,000円前後で宿泊できるホテルはそうないです。
チットロム周辺でラグジュアリーホテルに滞在したいと思っている人には、特におすすめのホテルです。
その他、レジデンス客室以外の従来のホテル客室の様子、スイミングプール・フィットネスジムなどの詳しい様子については、以下の記事にて記載しています。
参考にどうぞ。
雑感
今回はチットロムというエリアの特徴と、おすすめのホテルを紹介しました。
個人的に、チットロムはバンコクの中で1番外国人観光客が過ごしやすいエリアだと思います。
タイ旅行を計画している人は、是非一度チットロムでの宿泊を検討してみてはいかがでしょうか。
ASEAN経済の中心地であるタイの首都バンコク、そのバンコク屈指の繁華街ということで、これからますます目が離せない場所ですね。
チットロムを含め、バンコクの全エリアにあるおすすめのホテルについては、以下の記事を参考にどうぞ。
バンコクにある2つの空港「スワンナプーム」と「ドンムアン」から市内のホテルへアクセスする方法については、以下の記事を参考にどうぞ。