シータ(THETA)におすすめの自撮り棒と三脚を使った撮影テクニックを紹介。

シータ 撮影 4場面

最近、シータ(THETA)を活用しての写真撮影にハマっています。

元々、シータ自体は初代のm15から愛用していたのですが、自分がシータを使う時は、タイをはじめとする海外へ旅行した時だけでした。

なぜなら、海外の風景は普段見慣れないだけに、適当に撮影しても絵になるからです。

 

でも、シータだったら普段見慣れている日本の風景でも、見る人が魅力的に思えるような写真が撮れるんじゃないか。

そういう思いから、ここ最近は自撮り棒と三脚を駆使して、通常ではありえないポジションからの撮影を試みるようになりました。

単純に360度を記録する活用方法から、360度で撮影するとどう写るのかを考えながら活用するようになったんですね。

 

これが中々面白いです。自分が想像した構図を良い意味で裏切る撮影ができた時の楽しさといったら、病みつきになります。

普段目にしている何気ない風景でも、「ここにシータを立てて撮影したら面白いものが撮れるんじゃないかな」なんてプロカメラマンのごとくアイデアが湯水のように湧き出てくるようになりました

そこで今回は、自分が愛用している自撮り棒と三脚を使った、シータならではの撮影方法を紹介します。

普段、手持ちスタイルでしか撮影していない人は是非。

自撮り棒を使って人の目線では不可能な場所から撮影する

シータと自撮り棒

自撮り棒とシータの相性は抜群です。

従来のように、刀のように持ち構えて撮影するのも良いのですが、高低差を活かした大胆なアングルでの撮影も面白いです

まずは、自撮り棒を使った3つの撮影方法を紹介します。

浮遊感のある位置から撮影

シータ 池の上から鯉を撮影

シータを自撮り棒にセットしたら、橋の上や高所の窓などから棒を突き出すようにして撮影をします。

こうして撮影することにより、例えば水面スレスレの位置からの360度撮影が可能となります。

こうした撮影を可能にしてくれているのが、シータが備えているどんな角度で撮影しても天地をキープしてくれる機能です

その為、上写真みたく上下逆さの状態で撮影しても、逆さまになっていない写真ができあがります。

上写真とは別の場所ですが、同じようなアングルで撮影した写真がこちら。

太宰府天満宮の主と呼ばれる鯉。この大きさはまるで化け物。 #太宰府天満宮 #鯉 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

上から撮影するよりも、主役となる鯉が大きく写りますね。

また、池を囲んでいる岩や建物もしっかり写り込むので臨場感が溢れています。

それにしても大きな鯉です。食べ過ぎではないでしょうか。

ハイポジションで鳥の目線になって撮影

シータ 自撮り棒で撮影

次は、上記撮影方法とは真逆で、できるだけ高く上げて撮影する方法です。

この撮影は、山頂などの最高所となる場所や、逆に上写真のようにシータを囲い込むようにして生い茂る木々などにグッと近づいて撮影すると、対象の存在感が増します。

上写真とは時間帯が異なりますが、同じアングルで撮影した写真がこちらです。

福岡城の夜桜。満開なり♪ #桜 #福岡城 #SAKURA #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

被写体となる桜の木の巨大さがよく伝わってきます。

満開になった桜って、どうしてこうも綺麗なのでしょうか。そんな惚れ惚れしてしまう写真の出来上がりです。

同時に、見物にきている多くの人達も写り込んでいるのがアクセントになっています。

賑やかな夜桜見物の思い出です。

地面すれすれまで下げてローポジションからダイナミックな撮影

シータ ローポジション撮影

最後は、地面から見上げるローポジションでの撮影です。

自撮り棒を上写真のように下向きに傾けると、いつも見慣れた風景がダイナミックに映り込みます。

猫や犬の世界ってこんな感じで見えているのかな、なんて思います。

出来上がった写真がこちら。

太宰府天満宮の門。 #太宰府天満宮 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

これも、シータでしか撮影できないならではな写真ですよね。

どうでしょうか?普段何気なく見えている世界がここまでダイナミックに撮影できるのはシータと自撮り棒の組み合わせだからこそです。

写真に自撮り棒が写りこまないようにするには?

上記の360度写真を見て、人によっては写り込んでいる自撮り棒が気になる方もいると思います。

明らかに「自撮り棒を使って撮影しました」という写真ではなく、もっと自然な写真を撮りたい。

その方法は非常に簡単です。

実はこれ、自撮り棒で撮影しましたよというのが分かるように、あえて自撮り棒を写り込ませているんです

では、写りこまないようにするにはどうするのか。その方法は、雲台に角度をつけずに撮影するだけです。

シータ 自撮り棒 装着

そうすれば、どんな持ち方をして撮影しても、下のようにロッド部分が消えた自然な写真が出来上がります。

シータ 自撮り棒が映らない

上でも述べたように、シータにはどんな角度で撮影しても天地をキープする機能が装備されています

ですので、雲台には角度をつけずにシータを装着しましょう。

自撮り棒は他製品より長くて軽いエツミ製品がおすすめ

自撮り棒は全長が長い物ほど、撮影可能アングルの範囲が広がります。

ただ、長い自撮り棒で気になるのは重量です。

持ち運びを前提とするアイテムですから、できるだけ軽いものでなければなりません。

なので、全長が108cmもあるのに重量わずか120gのエツミの自撮りが、一番使い勝手が良くおすすめです。

2,000円台で買える自撮り棒の中では、機能面が一番充実しています。

シータ本体をガッチリ止めるネジ式のストッパーがあるので、上記のような浮遊感ある写真の撮影も安心です。

自撮り棒 本体を止めるストッパー

三脚を使って風景だけの撮影やキレのある夜景を撮影をする

シータを三脚に装着

三脚を使った撮影テクニックで紹介するのは、主に

  • 撮影者を除いた風景だけの撮影
  • キレのある夜景撮影

の2つの方法です。

これらは、360度撮影できるからこそ風景だけを記録したい場合や、手持ちや自撮り棒だとブレてしまいやすいシータのデメリットをカバーする為のテクニックです。

リモート撮影で風景だけを撮影。ホテルレビューにもうってつけ

リコー シータ s 撮影

シータをお持ちの方は、手持ち以外で撮影する場合は、スマートフォンのアプリでリモート撮影をしなければならないのはご存知だと思います。

ただ、自撮り棒と手持ち撮影は必ず撮影者が写り込んでしまいます

風景だけを写したい場合はどうするか。

撮影者が物陰に隠れる。これだけです。

ただ、シータ本体とスマートフォンの接続可能範囲は5m程度です。

離れていない位置に撮影者が隠れられる場所を見つけましょう。

自分の場合、タイのホテル等をレビューする際にも、物陰に隠れてリモート撮影を行っています。

出来上がった写真はこちら。

バイヨーク スカイ ホテル (Baiyoke Sky Hotel) ★★★★☆ http://www.agoda.com/ja-jp/baiyoke-sky-hotel/hotel/bangkok-th.html?cid=1728977 blog → https://runbkk.net youtube → https://goo.gl/pTxlGW #BaiyokeSkyHotel #rooftopbar #bangkok #thailand #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

まるで、旅行会社が用意した写真のようですね。レビューする際はこうした人の気配を感じさせない写真がうってつけです。

こうした、ある程度の高さを保って風景だけを撮影できるのは、三脚とシータの組み合わせでしか実現できません。

 

ちなみに、上写真のホテルは、タイのバンコクで一番おすすめのホテルなので、バンコクへ旅行予定のある人は是非泊まってみて下さい。

バンコクのバイヨークスカイ ホテル。宿泊完全レポート。
バイヨーク スカイ ホテル (Baiyoke Sky Hotel)バンコクで一番存在感のある建物といえば、バイヨークスカイ ホテルを挙げる人は多いと思います。バイヨークスカイ ホテルは1998年に建造されたホテルで、建物の高さはアンテナを加えると343.35mに及びます(ちなみに東京タワーは...

キレのある夜景を撮影する

シータ 博多駅を撮影

シータに限らずデジカメ全般に言えることですが、キレのある綺麗な夜景を撮影するには

  • シャッター速度を遅くして光を多く取り込む
  • 取り込んだ光の量を増減調整する「ISO感度」を下げる
  • レンズを通る光の量を調整する絞り値で適正な露出を得る

この3つの調整が需要な要素となります。

ただ、シータは絞り値が固定されており、調整できない仕様になっています。

その為、シータに限ってはISO感度を下げてシャッタースピードを遅くする、という2つの設定のみをする必要があります。

ISO感度とシャッタースピードの設定はマニュアルモードで

シータ ISOとシャッタースピードの調整

シータSには4つ、前作のシータm15には3つの撮影モードが搭載されています。

それら撮影モードの中で、ISO感度とシャッタースピードの両方を同時に調整できるのはマニュアルモードのみです。

従って、夜景撮影時にはマニュアルモードを使用することになります。

もちろん、調整にあたっての値は撮影時のシチュエーションによって異なりますが、目安としてはISO感度を100シャッタースピードを1/3で撮影してみましょう。

上記値の設定で撮れた写真がこちら。

夜の博多駅。 #博多駅 #HAKATA STATION #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

ノイズをしっかりと抑えて、暗部と明部のメリハリがついたキレのある写真が撮れました。

この値の設定で満足のいかない場合は、それぞれの値を少しづつずらしながら適正な値を探してみて下さい。

ちなみにここは、自分のホームタウンである博多駅付近です。

手持ちや自撮り棒では手ぶれを起こしやすい

上記設定での撮影方法ですが、実は非常に手ぶれが起きやすくなります

下は実際に手に持って撮影した写真です。

Lebua At State Tower Bangkok #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

(場所はタイのバンコクにある世界一高いスカイバー

せっかくインパクトある風景なのに、魅力が減ってしまっています。

従って、綺麗な夜景を撮影するには手ぶれを防ぐ為に、三脚が必ず必要となるのです。

正確な撮影に欠かせない水平器搭載。HAKUBAの4段式軽量三脚。

シータ 三脚1

三脚に関しても自撮り棒同様、選ぶ上で重要なポイントとなるのは、高さと軽さ。

そしてもう一つ、水平器が搭載しているか否かです。

高さを40.5cm〜128cmまで調整可能重量が730gという軽さのHAKUBAの三脚であれば、自撮り棒と合わせて持ち運んでも大した荷物になりません。

シータ 三脚の高さ

(三脚の足は4段式になっている)

高さ調整はストッパーを開いて、適当な高さに合わせたら閉じるだけで非常に簡単です。

わずか30秒ほどで調整できるので、撮影準備に手間がかかりません。

三脚 ストッパー02

(ストッパーを外す)

三脚 ストッパー03

(高さを調整したらストッパーを閉じるだけ)

重量に関しては、片手で持ち上げられる程度の重さな上、収納袋も付属しているので、単体はもちろん旅行カバン等にもまとめやすいです。

三脚 450g

(片手でひょいと持ち上げられる)

シータ 三脚 収納袋

(収納袋付き)

また、非常にありがたいのが搭載されている水平器です。

別売りの三脚が多い為、リーズナブルに感じます。

三脚の水平器

(水平器搭載。魅力的な風景を撮る時には欠かせない)

こちらも1000円台で購入できる三脚の中では、かなり充実したスペックを兼ね備えています。

軽量ゆえに耐久度が低いのではないかと心配でしたが、飛行機の預け手荷物にしても破損等は一切ありませんでした。

かなり乱暴な扱いさえしなければ、壊れることなく使用できます。

ミニ三脚を使って狭い場所でも固定して撮影する

シータ ミニ三脚で撮影

ミニ三脚の魅力は何と言っても、開脚時に場所を取らないところです。

その為、上写真のような狭い場所でも固定して撮影することが可能です。

完成した写真はこちら。

太宰府天満宮の池。心が落ち着く。 #太宰府天満宮 #池 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

庭園の飛び石上で撮影するなんて、我ながら中々面白いアイデアだと思います。

こういったアイデアを現実にできるのもミニ三脚ならでは。

高さがないからこそ生み出せる臨場感も感じます。

高さを稼ぐなら自撮り棒と組み合わせる

ミニ三脚と自撮り棒の組み合わせ

ミニ三脚は、自撮り棒を装着することで高さを稼ぐこともできるので、汎用性はかなり高いです。

高さを稼げる上に開脚時に場所を取らないので非常に便利ですが、安定性がないのが弱点です

自撮り棒を組み合わせて高さを稼ぐ場合、60cm程度までに留めておいた方が良いでしょう。

でないと、強風が吹いた時に転倒し、シータのレンズを傷つけてしまうことになりかねません。

ただ、自撮り棒との組み合わせは、風の心配がいらず、且つ幅を取らないミニ三脚でないと撮影できない車の中などでは、非常に役に立ちます。

車の中 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

(車内での撮影。家族で楽しく撮影したい)

倒れる心配のない場所で有効に活用したいですね。

自撮り棒にもなるHAKUBAのミニ三脚

シータs ミニ三脚

ミニ三脚としてはもちろん、最長で140cmまで伸びる自撮り棒にもなるHAKUBAのミニ三脚は非常に使い勝手が良いです。

というのも、この三脚は足の部分が伸びるんです。

HAKUBA ミニ三脚

しかも最長で140cmまで伸縮可能です。

最長140cmまで調整可能

また、シータ本体を止める場合、シータと接触部分がコルクでできている為、ガッチリ回して止めることができます。

HAKUBA コルク部分

結果、水辺の上などで浮遊感のある撮影をする場合でも、シータが外れおちる心配をせず、撮影に集中できます。

さすがHAKUBAです。細部までこだわって開発されています。

ただ、伸縮する部分は三脚の足の部分から下に下に伸びていくので、自撮り棒として使うか三脚として使うかのどちらかしかできません

あくまで三脚使用時に高さをかせぎたいなら、別途自撮り棒が必要になるのです

しかし、こちらは2000円代で購入できますし、別途自撮り棒と合わせて購入しても3000円程度です。

どちらも低価格なので、迷わず両方購入しました。

雑感

いかがでしたか?

きっとシータを使い始めたばかりの人や、これから購入予定の人には、撮影アイデアが広がったのではないでしょうか。

シータを持っていると、こうした撮影のアイデアやテクニックを考えるのも楽しくてたまりません。

是非、みなさんも今回紹介した方法を試して、自分なりの魅力的な写真を生み出してみて下さい。

素敵な写真ができた時は、是非是非、自分にも見せて下さいね。

 

とりあえず、試しでシータを使ってみたいという人はレンタルしてみるのがおすすめ。

>>>THETA S(シータ S)のレンタル

撮った写真は本体がなくても管理できるので、まずは一度使ってみて購入を検討するのもいいかと思います。

シータの基本的な撮影方法や撮影までのセットアップ方法、シャッター撮影時(手押し撮影)のコツについては以下記事も参考になると思います。

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【関連記事】

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シータ 自撮り棒 三脚

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