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バーン ティエ ワン ホテル(Baan Tye Wang Hotel)は、アユタヤ旧市街の西側に位置する古民家風のホテルです。
複数のホテル予約サイトを眺めていたら、日本人からのクチコミ評判が非常に高かったので、気になって泊まってみました。
ホテルは、アユタヤ旧市街の見所で有名な巨大涅槃仏「ワットロカヤスタ」へは徒歩わずか7分(距離約700m)、エレファントキャンプへは徒歩13分程度の場所に位置しています。
アユタヤ遺跡観光を、徒歩でも自転車でも不便なく楽しめる立地です。
古民家風ホテルですが、内装はとても綺麗。また、ホテル敷地内の中庭には緑が広がっていて雰囲気が良いです。
(手入れされた中庭。緑が多く、のんびりできて快適)
近代的なホテルよりも、風情を感じられるホテルが好きな人に強くおすすめします。
また、このホテルは子連れ旅行にもおすすめです。筆者は大人2人で宿泊しましたが、インスタグラムでフォローさせて頂いてる@sunnyside_bkkさんによれば、家族4人での宿泊でも十分楽しめたとのこと。
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子連れでのアユタヤ旅行の滞在先としても申し分ありません。今回の記事では、筆者が実際に宿泊したスイートルームや朝食、ホテル設備等について詳しくレポートします。
- 駐車場あり(ただし車2〜3台分のスペース)
- 宿泊者は自転車を無料レンタルできる
- ホテルで遺跡見学ツアー(300バーツ)申込可能
- チェックイン時に見所の遺跡をまとめた地図をくれる
- バルコニーで喫煙可能
- プールやフィットネスジムは無い
バーン ティエ ワン ホテル(Baan Tye Wang Hotel)
ホテルは、非常に感じの良い老夫婦が営んでいます。家族で経営しているようで、ホームステイのような温かさを感じられます。
ホテルの敷地内に一歩入ると、手入れされた中庭が広がり、木にはリスが登っていたり、とても雰囲気が良い…!どこを見ても手入れが行き届いているのがわかります。
(敷地内は子供が走り回って遊べるくらいの広さがある。ベンチも設置されているので座ってゆったりできる)
(敷地内には蓮池もある。あいにく筆者が宿泊した時は蓮が咲いていなかったが)
どこを見てもゴミ一つ、枯葉一枚も落ちていません。清掃も行き届いています。
(レセプション兼朝食会場)
ウェルカムドリンク。
チェックインを済ませると、オーナーのおばちゃんが見所(アユタヤ日帰り観光で紹介している定番スポット)にチェックを入れたアユタヤの地図をくれました。
また、嬉しいことにホテルに置いてある自転車は無料で使用できます。
筆者達は車で来ていましたが、せっかくなのでホテルから近い遺跡は自転車で回りました。
少々古い自転車でしたが、ちゃんと空気は入れてあってブレーキも効きます。足がない人は自転車をレンタルして遺跡を巡ると良いでしょう。
ちなみに、レセプションでは1時間300バーツで複数の遺跡を回ってくれるトゥクトゥクサービスも利用できます。
自転車での移動が面倒な人は、トゥクトゥクを利用しましょう。街中のトゥクトゥクは1時間400バーツなので、ホテルで頼む方が100バーツ安いです。
めちゃくちゃ居心地が良いスイート。古都らしくゆったり過ごせる
今回、筆者が宿泊した客室タイプはスイート(Suite)。広さは50平米です。とても広いので子連れ旅行ならスイートがおすすめ。1泊10,000円前後でした。
この、部屋の窓から緑がたっぷり見えるガーデンビュー…!これが良い。古民家風ホテルならでは。朝は小鳥の囀りで目が覚めます。
家具や調度品、部屋のデザインも、シティホテルにはない風情あふれる雰囲気が素晴らしいです。
家具や調度品は、オーナーのおばちゃんが自ら揃えたとのこと。こうした小規模な古民家風ホテルは、オーナーのセンスがもろに反映されるから面白いです。
センスが良いです。派手派手しさはなく、温もりを感じられるデザイン。古都らしいですね。落ち着けます。
枕元にはコンセントあり。
ガウン、室内スリッパ、セーフティボックス、冷蔵庫、湯沸ポッド、無料のコーヒー等は全て完備。
バルコニーもあります。喫煙可能なので、愛煙家の筆者には嬉しかったです。
屋外シャワーあり!
バルコニーに出ると、奥にはなんとシャワーブースがあります。屋外シャワーです。開放感があって気持ち良い。
観光後、屋外シャワーで外からの気持ち良い風を感じながら、開放感の中で汗を流せます。子供は喜ぶでしょう。
「屋外シャワーは嫌い」という人でもご心配なく。室内にも別途シャワーがあります。
筆者はせっかくなので屋外のシャワーを使いました。夜、外の草木のざわめきや虫の鳴き声を聞きながら浴びるシャワーは気持ち良かったです。開放感MAX。
ジャグジー付きバスタブ
スイートルームには嬉しいジャグジーバスタブ付きです。ただ…ただ、バスタブの位置が変なんです。なんとベッドの真裏に設置されています。
そういうわけで、カップルや気心知れた友人同士での宿泊でないと、バスタブの利用を躊躇してしまうだろうなと思いました。
ただ、冒頭で紹介したご家族で宿泊された@sunnyside_bkkさんによれば、親がゴロゴロしながら子供達の入浴を眺められ、楽しく滞在できたようです。
なので子連れでの宿泊にもおすすめできます。
筆者達はカップルで宿泊したので、なんのためらいもなく、ゆったりとジャグジーバスタブを楽しませて頂きました。
日中、自転車で遺跡巡りをした疲れが取れてさっぱり。入浴の後はもちろんビールを飲んでまったり過ごしました。
中庭を見ながらゆったりと朝食
朝食は、タイ料理やアメリカンブレックファーストなど4種類の中から選ぶスタイルです。種類は豊富ではありません。ただ、早朝の清々しい中庭の空気を感じながら食べる朝食は最高でした。本当に気分が良い。
筆者がチョイスしたのはアメリカンブレックファースト。ご覧のとおり、ごくごく普通の朝食。特筆すべきことはないかな。3つ星ホテルなので朝食はこんなものでしょう。
1〜2人滞在ならキャナルビュー(Canal View)の部屋がおすすめ!
実は筆者、バーン ティエ ワン ホテルの滞在は2回目。
今回は彼女と一緒だったので奮発してスイートに宿泊しましたが、以前は1人での滞在だったため、1人用に丁度良いキャナルビューの部屋に宿泊しました。このキャナルビューの部屋も中々良い。
部屋の広さは36平米。ごくごく普通。1〜2人滞在なら十分な広さ。1泊7,000円前後でした。
この客室の何が良いのかと言うと、1階にあるので、ガーデンを見渡せるバルコニーが設置されている点。
バルコニーのクッションに腰掛け、静かに中庭を眺められます。癒される空間です。ホテルから出ずに、ここでゆったりしたい…。そう思わせてくれる景色でした。小鳥の囀りだけが響いて癒されます。
シャワーは屋外ブースのみ。開放感の中、汗を流しましょう。シャンプー、コンディショナー、ボディソープは完備しています。
子連れやカップルでゆったり過ごすのにおすすめ
確かにプールやジムと言った高級ホテルに期待する施設はありません。
しかし、逆に高級ホテルにはない、アットホームで自然にあふれた「癒される空間」があります。
システマティックな高級ホテルに飽きた人こそ、こうしたアットホームな古民家系ホテルに泊まると、より新鮮感を味わえるでしょう。
実際、筆者を含め宿泊した日本人からの評価は総じて高く、「また泊まりたい」とコメントしている人がほとんどです。
のんびりとしたアユタヤ旅行の拠点に、是非いかがでしょうか。
その他、アユタヤにある全てのおすすめホテルについては、以下の記事を参考にどうぞ。
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