この記事には広告を含む場合があります。広告の場合は、紹介している「商品の購入」「サービスの利用」によって、当サイトに売上の一部が還元されることがあります。
近年、LCCの普及率が爆発的に伸びてきました。そのため、スーツケース選びにおいて「機内持ち込みできるサイズかどうか」は、無視できないポイントになったと言えるでしょう。
多くの方がご存知の通り、殆どのLCCでは受託手荷物に追加料金が発生します。
また、「キャスターの滑らかさ、ボディの丈夫さ、収納性」も、スーツケース選びにおいて重要なポイントです。
今回の記事で紹介する「シフレ(Siffler)のゼロシステム(ZERO SYSTEM)」というスーツケースは
- 機内持ち込み可能サイズ
(三辺合計:115cm/高さ:54cm/横:36cm/深さ:25cm) - 重量がわずか2.1kg
- ハードケース(ポリカーボネートとABS樹脂配合)
- 耐久性が高い(従来の強度試験を上回る基準に合格)
- キャスターの旋回性が抜群
という特徴を兼ね揃えたスーツケースです。容量は40Lなので、3泊4日分の荷物なら問題なく入ります。
前回のタイ旅行で使用してみましたが、凸凹が多いタイの道路でも問題なくスイスイ進み、階段しかない場所では他のバッグより軽々と持ち上げられました。
とても便利だったので、今後は旅のメインバッグとなりそうです。
下記で使用感をレビューしているので、機内持ち込み可能のスーツケースを現在探している方は、使用してみてはいかがでしょうか。
超軽量。重量たったの2.1kg
(鍵はジッパータイプのTSAロック)
最初、家に届いた時びっくりしたのが、スーツケース本体の軽さ。本体重量がわずか2.1kg。同じく40Lのスーツケースでもフレームタイプだと、重量は4kg〜5kgが平均なので、約半分の軽さです。
3泊4日分なら最大限詰めてもLCCの機内持ち込み重量制限をクリア
LCCの機内持ち込みには、サイズの他に「7kgまで(Peachと春秋航空は10kgまで)」の重量制限もあります。
従来のスーツケースだと本体重量だけで4kg〜5kgあるので、サイズはクリアできても荷物を詰めれば重量オーバーするのが普通です。
しかし、このスーツケースは以下写真の3泊4日分の荷物を入れても7kg(正確には6.9kg)で収まりました。
- ジャケット x 1枚
- 長ズボン x 1枚
- Tシャツ x 4枚
- 下着 x 4枚
- 靴下 x 4足
- ガイドブック x 2冊
- ドライヤー x 1台
- 歯ブラシ・洗顔セット
- パスポート
- ノートパソコン x 1台
- 充電コード類
お土産などを入れるためのスペースを考慮すると、衣類は圧縮袋で圧縮してから収納する方が良いです。
(2024/10/08 16:47:15時点 Amazon調べ-詳細)
所感としては、ポケットがあればもっと良かったのですが、3泊程度の荷物なら自分で小分けするなどの工夫は楽です。
何にせよ、3泊分の荷物を詰め込んでもLCCの機内持ち込み重要をクリアできて、且つ7kg程度なので街中を歩くときも軽やかなのは助かります。
(内部構造。左側がファスナー式なので細かい荷物を入れる。右側はサスペンダーなので衣類などを。ポケットはない)
丁度良い高さのキャリーバー
スーツケースを引いて歩く時の快適さの決め手となるのが、「キャリバー(持ち手)の位置」と「キャスターの硬度と遊び」です。
ゼロシステムのキャリーバーは、長すぎず短すぎずで、ちょっと腰より高いくらいの高さ(97cm)。
通常、キャリーバーは短すぎると重量を感じやすく、長すぎると旋回性に欠けますが、97cmだと腰の上くらいなので丁度良い高さです。
キャリバーを最大限伸ばした時の全長は97cm
自分の身長は172cmなので、キャリーバーを全開にした時、ちょうど持ち手が腰上くらいの高さに来ます。
引いて歩く時はこんな感じ。
長すぎず短すぎないので、曲線を描くような動きにも軽々と反応できます。また、引いている時に踵にぶつからないくらいの距離も保てています。
人によっては高低の感じ方が違うと思いますが、キャリーバーの高さは3段階に調整できるので子供でも丁度良い長さにして運べるでしょう。
軽量キャスターでスイスイ進める
キャスターは、硬度がやわらかめで遊びが少ないので、方向転換や前後切り替えがスムーズ。タイヤに硬さがないので、途上国の凸凹道でも違和感なく移動できます。
硬いタイヤだと凸凹道を歩く時に地面を噛まず挙動が安定しません。
このスーツケースのタイヤは、指で力強く押すと微妙に凹むくらいの柔らかさを持っています。そのため、凸凹を道を歩いてもタイヤが引っかかるようなストレスを感じることなくスイスイ滑りました。
また、キャスターハウジング(タイヤを取り付けている部分)の軽量化に成功したモデルとのことで、しっかりタイヤがついてくる感覚で歩けます。
「コロコロ転がす」というよりは、まさに「スイスイ滑っていく」という表現がぴったりです。
衝撃耐性に優れた素材
近年開発されているスーツケースボディ素材の標準となっているのが、このポリカーボネート。
ポリカーボネートとは、簡単に言うと耐衝撃性の高いプラスチックで、耐熱性、可燃性にも優れています。
どのくらい耐衝撃性が高いかと言うと、重さ10kgの砂袋を入れて高さ5mから落としても目立たない傷しかつかないという強さ。
日常生活ではありえないシチュエーションですが、それほど耐衝撃性に強いので、外国の空港職員がちょっとやそっと乱雑に扱ったくらいで破損を心配する必要はありません。
丁寧に扱えば10年は持つ
ポリカーボネートの唯一の弱みは耐候性や紫外線です。
長時間日光にさらされていると、どうしても劣化は間逃れないので、出来るだけ日光の当たる場所に放置しないよう使用すれば10年近くは使えるかと思います。
実際、自分が以前使っていたポリカーボネートのスーツケースも10年以上持っていたので、このスーツケースに関しても問題ないでしょう。
スーツケースは消耗品ですが、決して安くはないので出来るだけ長く愛用しましょう。
3泊4日程度の旅行・出張におすすめ
シフレ(Shiffler)のゼロシステム(ZERO SYSTEM)の利点をまとめると
- 重量がたったの2.1kgだから荷物を詰めてもLCC機内持ち込み制限をクリアできる
- キャリーバーが長すぎず短すぎず丁度良い
- キャスターの動きが滑らかで凸凹道でもスイスイ動く
- 高さ5mの場所から落としても目立った傷がつかないほど頑丈
ということでした。
また、仕事とプライベートのどちらでも使える当たり障りのないデザインも、人を選ばないので使いやすいかと思います。
これまではバックパックを愛用していた自分ですら、一瞬で虜になりました。そのくらい快適です。
LCCに機内持ち込みできるスーツケースを探している方は、是非。
現在、シフレのゼロシステムは販売されていないため、購入するなら以下のニューモデル「ゼログラ」がおすすめ。
容量は同じく40Lで、こちらも機内持ち込み可能です。
スーツケースにお金をかけたくないという方は、スーツケースのレンタルもおすすめ。
大手DMMでのスーツケースレンタル方法やレビューについては、以下の記事を参考にどうぞ。
その他、海外旅行に持って行くと便利なグッズについては、以下の記事を参考にどうぞ。
収納クローゼット付きで、世界一簡単にパッキングできるスーツケース「ソルガード」のレビューについてはこちら。