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先月、大阪市内での約3ヵ月間のリゾートバイト生活を終え、地元福岡に帰ってきました。
筆者がこれまで経験したリゾバの場所は、沖縄や草津、北海道各地(ニセコやトマム)と言った、所謂「リゾート地・温泉地・山リゾート・スキー場」が中心でした。
大阪のような都会の中心地で働いたのは初めて。
基本的にリゾートバイトでは、若年層の労働人口が減少しつつある上記のような地方行楽地での求人募集が一般的です。
そのため、大阪市内での仕事は結構レアです。
今回、大阪市内で働くことになった理由は、現在筆者が利用しているリゾートバイトダイブの担当者よりオファーを受けたのがキッカケ。
リゾートバイトダイブは、数あるリゾートバイト派遣会社の中では珍しく、大阪市内や東京都内など、都心での求人もそこそこにあります。
他の派遣会社だと、大阪と言っても能勢町など市内から小一時間離れた田舎だったり、東京と言っても東久留米市などの23区外だったりするのが普通です。
筆者は大阪市内や東京23区内のような大都会で働いた経験が無かったため、「これは面白い経験になるかもしれない」と思って、今回のオファーを承諾しました。
受けた仕事の内容は以下の通り。
- 仕事内容 = 裏方業務(客室清掃)
- 勤務場所 = 大阪市なんば駅から徒歩5分のシティホテル
- 給料 = 時給1,050円
- 勤務時間 = 8:00〜22:00の中で8時間程度(週に2〜3日間中抜けあり)
- 週5日〜6日勤務
- 寮形態 = 1R個室(広さ約20平米)
- 賄い = 休日含め昼・夕の2食あり
- 水道光熱費・寮費無料
コレと言って特別良いわけでもありませんが、悪くない内容です。
時給1,050円って大阪にしては低くないか?とも思いましたが、大阪府市区の平均時給相場を見る限り、時給1,050円は相場通りと言ったところ。
うん、これで賄いが休日含め1日2食あるなら全然良いです。しかも、勤務地はなんば駅近く。あの道頓堀がある大阪の中心地です。
二つ返事で承諾しました。
実際に大阪で働いてみて分かった、都会の中心地で働くメリットとデメリットは以下の通り。
- 観光地が多いので休日に暇しない
- 人間関係がサバサバしてる(村社会じゃないから気楽)
- 美味しい物がたくさんある(これはある意味デメリット。詳細は後述)
- 外国人が多い(英語を使いたい人には良い)
- 外国人が多いのでチップを貰えることがある
- コンビニやスーパーが多い
- リゾートバイト派遣社員が少ない(ちょっと孤独を感じた)
- 美味しい物がたくさんある(賄いに飽きると外食して無駄にお金を使ってしまう)
- ついつい観光やお土産買いしてしまうと、お金が貯まりにくい
と言ったところ。
全体的にはメリットの方が多く、観光色の強いリゾバ体験となったので、思い出としては濃いです。
沖縄や北海道などのリゾート等では絶対にできない体験をできました。ただし、逆に沖縄や北海道にはないデメリットも存在したのは確か。
そこで今回は、大阪や東京と言った都会でリゾートバイトを体験してみたい人に向けて、上記のメリット・デメリットを深掘りして解説します。
個人的には初めてのリゾートバイトでも都会で働くのは全然あり。
都会の生活を体験してみたい人は、是非応募してみましょう。
また、リゾートバイトダイブは、『2024年のリゾートバイトおすすめ派遣会社【厳選7社】リゾバ歴5年以上の専門家が徹底比較。』にも記載したように、リゾバ業界で最も英語を使える求人に特化した派遣会社。
外国人を相手に都会で働きながら英語力を高めたい人は、利用価値ありです。
大阪リゾバで分かった都会で働くメリット
まず、今回筆者が働いた「裏方業務(客室清掃)」という職種を簡単に説明すると、所謂ハウスキーピングです。
宿泊客が外出中、各客室を2人1組で回りながら、1部屋を20分〜30分かけて掃除する仕事。
具体的な仕事内容については、『リゾートバイトで一番楽な仕事「裏方業務(清掃)」は人間関係も楽だった。』に詳しく記載しているため、この記事では省略させて頂きます。
数あるリゾバ職種において、個人的には最も楽だと思っている仕事です。特別な能力は必要ないため、リゾートバイト初心者におすすめ。
では、都会で働いて分かった各々のメリットを解説していきます。
メリットその1:観光地が多いので休日に暇しない
まず何と言っても、暇さえあれば観光地巡りできるのが嬉しいです。
大阪や東京は電車に乗りさえすればどこへでも行けるため、休日に暇を感じたら、すぐに外出できます。
加えて、当然ですが地方の田舎より圧倒的に見どころが多いです。
沖縄の那覇市で働いていた時も那覇市内をモノレールで移動できたのですが、那覇市って国際通り以外にフラフラと町歩きを楽しめる場所が少ないんですよね。カップル向けのスポットは多いですが。トマムやニセコも然り。
一方、大阪は一人でも楽しめる場所が多い!
(テレビでしか見たことない、くいだおれ太郎にも会えて大興奮)
都会は人が多くて、そもそも一人で歩いている人も多いので、リゾートバイト中も一人でどこへでも行けて暇を感じませんでした。
メリットその2:人間関係がサバサバしている(村社会じゃない)
田舎の温泉旅館などで働いていて嫌だったのが、職場全体の村社会。
田舎って人間関係が職場くらいしかなかったりするので、なぜだか知りませんが社員がお互いのプライベート事情まで知り尽くしていたりします。
我々リゾートバイト派遣社員はとやかく言われることはないのですが、社員同士の陰口が激しい職場もあります。
陰口聞いてると嫌な気分になりますよね。
しかし、大阪のような都会では、各々が職場以外の人間関係も豊富なので、職場の人同士の陰口を聞く機会がありませんでした。
気持ち良く働けます。
メリットその3:美味しい物がたくさんある!
食べ物って本当に大事だな〜と思いました。
やはり、人間美味しい物を食べると活力が湧きます。
もちろん、寮で食べる賄いも美味しいです。しかし、コンビニ弁当を1週間も連続で食べれば飽きるように、賄いも「飽きたな…」と思う時はあります。
そんな時、ネットで美味しい物を検索して、ちょいと食べにいくだけで心がリフレッシュされます。
「いやー美味しかった!大阪に来て良かった!よし頑張ろう!」と。
都会は安くて美味しい物が、様々なバリエーション揃っています。
たまに息抜きで美味しい物を食べられるのは本当に大きなメリット。
メリットその4:外国人が多い(英語を使いたい人にはメリット)
筆者が働いていたのはビジネスホテルに毛が生えたようなレベルの小さなシティホテルでした。
これまで筆者は、外国人は高級ホテルにばかり泊まるものと思っていましたが、物価が安い国からも旅行者が多いため、小さなホテルにも外国人宿泊客がたくさんいます。
ざっと見た感じですが、筆者が働いていたホテルでも6割近くは外国人でした(およそ半数は中国人、半数はヨーロッパ系)。
裏方業務は宿泊客と接する機会は少ないため英語は使いませんが、ホテルフロントなどの仕事に就けば、大げさでなく四六時中英語を使う機会に恵まれるでしょう。
言わずもがな大阪や東京は外国人に人気の都市なので、語学力を使いたい人にはメリットばかり。
英語を使えるリゾートバイトについては、以下の記事も参考にどうぞ。
メリットその5:外国人からチップを貰える機会も多い
働いていたホテルの宿泊客(外国人の方)に聞いたのですが、外国人が持っている日本の観光ガイドブックには「日本はチップ文化のない国だから、チップを渡す必要はない」と書かれているそうです。
しかし、外国人の旅行者の方々は、日本人の仕事ぶりにめちゃくちゃ感動するんだとか。
筆者としては当たり前に客室清掃を行なっていただけなのですが、例えばベッドシーツを「ピーン!」と新品同様に綺麗に張ったりするのは、外国では超高級ホテル以外ありえないとのこと。
その他にも、チリ一つ落ちていない清掃具合に感動を覚えてくれるようです。
筆者もしょっちゅうタイへ行くので「外国は100%安かろう悪かろう、高かろう良かろう」なのは何となく分かりますが。
とは言え、綺麗に清潔に完璧な仕事をするのは日本人からすると当たり前なんですけどね。
こうした日本人の真面目さに感動したのか、客室清掃時にはチップを貰えることが多々ありました。
チップは大体500円くらいです。多い時で1,000円札を貰いました。
ハッキリ言ってめちゃくちゃテンション上がります。
「日本もチップ文化を導入すべきだ」と他の社員の方と話し合っていたくらいです。
チップはあくまで心付けなので必ず貰えるとは限りません。しかし、外国人が多い場所では貰える機会が多いのは確か。チップも都会で働くメリットです。
メリットその6:コンビニやスーパーが多い
生活用品などを購入したい時、ちょっとした飲食物を買いたい時に、コンビニやスーパーが多いと便利。
田舎だと、コンビニやスーパーへ行くにも自転車に乗ったり、歩いて15分以上離れているのはザラです。
コンビニやスーパーがあるだけで、リゾートバイト中の生活は本当に便利です。
その気がなくても雑誌や本などの暇潰しアイテムに出会えますし、なんならお酒やつまみも購入できます。
この辺りは日常生活と一緒です。コンビニやスーパーが近くにあるに越したことはありません。
大阪みたいな大都会でリゾバを経験して分かった3つのデメリット
では、大阪で働いて感じたデメリットとは?
以下で詳しく記載します。
デメリットその1:リゾートバイト派遣社員が少ないから孤独を感じやすい
一番大きなデメリットがこれ!
都会のリゾートバイトには、自分達と同じようなリゾートバイト派遣社員が少ないです。
筆者が働いていたシティホテルには、筆者ともう一人の合計2人しかリゾートバイト派遣社員がいませんでした。
他は全員、社員や地元に住むアルバイトの方々です。
リゾートバイト派遣社員が少ないのが何か問題?と思われる方もいるでしょう。
リゾートバイト派遣社員が多いと、同じ派遣社員という境遇なので仲良くなりやすいです。
皆さんも、アルバイトを経験した時に社員とアルバイト達の間に、何か見えない壁を感じたことはないでしょうか。
同じアルバイト同士だからこそ腹を割って話せる愚痴、心許せて協力しあったり助け合えることがなかったでしょうか。
ところが、都会のリゾートバイトにはリゾバ派遣社員が少ないので、仲間意識を持てる人も少ないです。
他の社員や地元のアルバイトさんが決して悪い人ばかりというわけではありませんが、やはり同じリゾバ派遣社員が多い方が楽しく働けるのは確かです。
リゾバに関する情報交換出来たり、リゾバ派遣社員同士で仲良くなって、時には恋愛にまで発展するのもリゾートバイトの魅力。
都会のリゾートバイトには、こうしたデメリットが存在します。
リゾバ派遣社員が少ないから大変・辛いというわけではありませんが、「いたらもっと楽しいのにな〜」とは思います。
デメリットその2:美味しい物がたくさんある(無駄に外食してお金を使いがち)
上写真は、筆者が夜の賄いを食べずに、とある有名で食べた串焼きとビールです。
賄いを食べればこの日の食費を0円に抑えられたものの、わざわざ串焼きを食べた(どうしても食べたかった)ため、夕食に1,500円近く使いました。
皆さんも実家住まいの時に、晩御飯があるのに外食した経験はないでしょうか。
リゾートバイト中も、美味しい物が周辺にたくさんあると、こうして賄いを食べずに外食してしまうことがあります。
特に都会は美味しい物で溢れているため、こうした誘惑に負けてしまうのがデメリット。
ストイックにお金を貯められる人であれば問題ありませんが、筆者は何度かこの誘惑に負けてしまいました。
思い出にもなったので、良かったと言えば良かったですが。
デメリットその3:ついつい観光やお土産買いしてしまい、お金を使いがち
筆者はお酒を飲んで機嫌を良くした後、ついつい占いを受けたりもしてお金を使ってしまいました。
娯楽に興じることは決して悪いことではありません。
人間、息抜きや娯楽がないと仕事なんてしていられないです。
しかし、リゾートバイトを始める多くの人の目的は、「短期で一気に稼ぎたい・貯金したい」と言ったもののはず。
であれば、リゾートバイト期間中はなるべく誘惑に負けないよう、自分を制御するべきではあります。
もちろん、筆者もそんなことは始める前から意識はしていたのですが…やはり都会のような娯楽が溢れている町だと誘惑に負けることがあります。
観光しかりお土産選びしかり。
都会でリゾートバイトするのであれば、「なぜ自分がリゾートバイトを始めようと思ったのか」目的を忘れないようにしましょう。
元々の目的が遊びの人ならOKです。とことん遊び尽くしましょう。
結論:都会のリゾートバイトは初心者にも十分おすすめできる。しかも楽しい。ただし、誘惑に負けないように!
大阪でのリゾートバイトは、結論を言うとめちゃくちゃ楽しかったです。
毎日が新鮮で、暇を感じなくて、仕事ではチップを貰えて。
リゾートバイトを始めたい人の中には、大阪や東京などの都会へ行ってみたい人もいるでしょう。
迷わずに行ってみるべきです。
都会での生活を「寮費や光熱費無料で」「賄いが出て」「仕事しながら」味わえるのはリゾートバイトだけです。
本当にリゾートバイトやってて良かったなと思えました。
大阪や東京などの都会でのリゾートバイトは、冒頭でも述べたように以下のリゾートバイト専門の派遣会社から検索可能です。
リゾートバイトダイブは、数あるリゾートバイト派遣会社の中でも、「英語力を活かせる求人」が最も多い会社です。
待遇条件に納得できる求人が見つかるでしょう。
リゾートバイトダイブ含め、その他のおすすめ派遣会社などについては、以下の記事も参考にどうぞ。
- 時給が高い派遣会社
- 30代向けの派遣会社
- 温泉地の求人に特化した派遣会社
など、リゾートバイト初心者に向けて、おすすめの派遣会社を全て解説しています。
逆に群馬県のど田舎で働いた時のリゾートバイト体験談については、以下の記事を参考にどうぞ。やはり田舎ならではのメリットとデメリットがありました。
新潟県でスキーと温泉三昧!寮はきつかったけど楽しいリゾートバイト生活を送った時の体験談は以下をどうぞ。
1ヶ月のリゾートバイト体験談。派遣会社登録から就労の流れ、仕事の様子を写真付きで詳しく紹介しています。
リゾートバイトのおすすめ職種一覧。楽な仕事、きつい仕事を紹介しています。