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パタヤのエレファントビレッジ。600バーツから楽しめるハラハラの象乗り体験

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パタヤエレファントビレッジのアイキャッチ画像

エレファントビレッジパタヤ(Elephant Village Pattaya)とは、パタヤビーチから東へ約10km、車で片道30分前後の場所にある観光地です。

パタヤで象乗り、エレファントライドを楽しめる場所としては一番有名であり、パタヤのツアー会社やタクシー運転手に象乗りをしたいむねを伝えると真っ先に勧められます。

このエレファントビレッジ。実際に足を運んでみて抱いた感想は「料金の割には結構充実して面白い!」というもの。

パタヤエレファントビレッジでのエレファントトレッキング料金は、以下のとおり。

  • 10〜15分のトレッキングで700バーツ〜
  • その他、30分トレッキングコースと、45分トレッキングコースもあり

このトレッキングの中には各30分程のタイ舞踏ショーとエレファントショーの見学、そしてフルーツのサービス(ホテルの朝食デザート程度)も含まれています。

700バーツで上記の内容を楽しめると考えると、とてもリーズナブルな観光地と言えるでしょう。

パタヤエレファントビレッジのタイダンスショー

(タイダンスショー。孔雀などの動物にふんして求愛ダンスなどを行う)

パタヤエレファントビレッジのエレファントショー2

(エレファントショー。象が観客から指定された数量だけバナナを食べるという賢い芸を見せてくれる)

また、パタヤエレファントビレッジ内には、2020年8月に「モンチャーンカフェ」という、象と遊べるカフェが出来たことから、最近はインスタ映えを狙った観光客にも大人気です。

モンチャーンカフェ(Mongchang Cafe)

(モンチャーンカフェ。撮影スポットが多いインスタ映えカフェ。目の前の川からトレッキング中の象が来て餌をあげたりできる)

以前は象トレッキングがメインの観光地というイメージでしたが、このモンチャーンカフェのおかげで、象に乗らなくても(カフェ利用だけでも)楽しめる面白い観光スポットになりました。

また、エレファントビレッジが有名な理由には、1973年に開設されて以降、40年以上の歴史を誇るという老舗の象乗りスポットであることも挙げられます。

老舗の象乗りスポットであるがゆえ、象使いの質や安全性についても安心して楽しめるでしょう。

この記事では、実際にパタヤエレファントビレッジに足を運んでみて感じた感想を記載しているので、是非パタヤ旅行スケジュール組み立ての参考にして頂ければと思います。

パタヤエレファントビレッジで楽しめること

パタヤエレファントビレッジの入り口

(パタヤエレファントビレッジの入り口)

パタヤエレファントビレッジでは象乗りを含めた700バーツのトレッキングプランと、さらにいくつかのアクティビティを加えたコンボ・トレッキングプランが用意されています。

各トレッキングプランの内容

700バーツのプラン(2人で乗る場合は600バーツ)では

  • エレファントライド(10分〜15分の象乗り。30分コース、45分コースもあり)
  • シルク工房見学
  • タイダンスショー(30分程度)
  • フルーツのサービス

が楽しめます。また、2,000バーツのプランであれば、上記に加えて

  • ハイキング
  • イカダ乗り体験
  • 水牛車乗車体験
  • ランチビュッフェ

が楽しめます。2,000バーツのプランは内容が盛りだくさんなので半日は楽しめるでしょう。

小規模の動物園もある

また、エレファントビレッジ内にはちょっとした動物園も併設されています(動物の種類は少ないが)。

パタヤエレファントビレッジの動物園

(パタヤエレファントビレッジ内の動物園)

パタヤエレファントビレッジの動物園2

パタヤエレファントビレッジの動物園3

パタヤエレファントヴィレッジの動物園4

(動物園には数種類の小動物がいる。餌やりも体験できる)

パタヤエレファントヴィレッジの動物園5

動物園内は草木が生い茂っていて雰囲気が出ています。

45分の象乗りを体験!川に入るスリルは中々

パタヤエレファントビレッジの象乗り1

今回、筆者は45分の象乗りに挑戦してみました。

パタヤエレファントビレッジのエレファントライドでは、45分〜50分かけてビレッジ内の川、ビレッジ外の林の中をトレッキングします。

象に乗るのは意外とバランスを保つため、45分も乗るのは少々疲れますが(本当は15分〜30分くらいが丁度良い)。

ただ、川の中に入る時やビレッジ外で公道を歩くのは中々面白いです。

 

パタヤエレファントビレッジの象乗り2

パタヤエレファントビレッジの象乗り3

(象の体が殆ど浸かるくらい深い川の中を進んでいくのはスリル満点)

 

パタヤエレファントビレッジの象乗り4

パタヤエレファントビレッジの象乗り5

バイクや車が普通に走る公道や民家の脇を歩きます。この辺りに住む人々は、象が近所を歩き回る日常を過ごしているわけです。

 

パタヤエレファントビレッジの象乗り6

民家脇の貯水を飲み始める象さん。

 

パタヤエレファントビレッジの象乗り7

パタヤエレファントビレッジの象乗り8

トレッキング中は大きなイグアナが出現したり、空気が美味しい林の中を歩き回ったりで視覚的にとても楽しめました。

ただ、45分も象の背中に乗っているのは疲れます(子供が一緒なら終盤は間違いなく駄々をこねる)。

とは言え、公道や民家脇を象乗りできるのはとても新鮮!他の象乗りスポットではできないことなので、その点は良かったです。

 

エレファントトレッキング終了後は、ジープに乗ってシルク工房を案内してもらいます。

パタヤエレファントビレッジのシルク工房1

(シルク工房)

エレファントビレッジのシルク工房2

パタヤエレファントビレッジのシルク工房3

養蚕の様子やシルクを作る過程を見学できます。工房で作られたシルクの購入も可能(1枚300バーツ)。

エレファントショー

パタヤエレファントビレッジのエレファントショー3

それほど大きな見所がなくて残念だったエレファントショー。

というのは、エレファントビレッジならではの、観客をヒヤヒヤさせるコーナーがなかったからです。

他のエレファントビレッジだと、大抵はショーの最中に観客を参加させてダーツをしたり寝転んだ観客を象が跨ぐコーナーが存在します。しかし、パタヤエレファントビレッジでは皆無でした。

ただ、他のエレファントビレッジにはない「観客が指定した数だけバナナを食べる」という、かなり知的なパフォーマンスが見られます

パタヤエレファントビレッジのエレファントショー4

今まで数々のエレファントショーを見てきましたが、初めて見た芸だったので驚きでした。

衣装が綺麗なタイダンスショー

パタヤエレファントビレッジのタイダンスショー2

こちらもイマイチぱっとしなかったですが、衣装は綺麗だったタイダンスショー。ダンサーが孔雀などの動物に扮して求愛ダンスを披露します。

タイ楽器の演奏もあり終始賑やかなダンスショーでした。

パタヤエレファントビレッジのショー3

ショーの最後では観客も参加してみんなで踊ります。

エレファントトレッキング、エレファントショー、タイダンスショーの時間

パタヤエレファントビレッジでのトレッキング、エレファントショー、タイダンスはそれぞれ開催時間が以下のように定められています。

・象乗りトレッキング(エレファントライド)

  • 9:00
  • 10:30
  • 12:30
  • 16:00

・エレファントショー

正確な時間は不明だが、トレッキング終わってエレファントビレッジに戻ってから丁度始まる

・タイダンスショー

  • 12:30
  • 13:30
  • 17:30
  • 18:30

エレファントトレッキングが終わり次第、連続してエレファントショーとタイダンスショーを見られるようになっているので、特にショー開催時間を気にする必要はないです。

象乗りトレッキングの時間が決まっていますが、時間外に訪問したとしても恐らく待つことなく乗せてくれるでしょう。

自分がパタヤエレファントビレッジに到着したのも、時間外である12:45頃でしたが16:00まで待つことなくすぐに乗せてくれました。

象が遊びに来るカフェが面白い

モンチャーンカフェ(Mongchang Cafe)2

モンチャーンカフェ(Mongchang Cafe)3

冒頭で紹介した象が遊びに来るカフェ「モンチャーンカフェ(Mong Chang Cafe)」は、象乗りトレッキング参加者以外も利用できます

MEMO

象乗りトレッキングを体験すると、モンチャーンカフェで飲み物と交換出来るチケットが貰えます

コーヒー等が有りますが、パイナップルスムージー、スイカスムージーにもチケットが使えます。

このモンチャーンカフェに来るだけでも面白いです。

筆者はオープン当初に行きましたが、象乗りトレッキング目的の人よりも、モンチャーンカフェ利用目的の人が圧倒的に多かったくらい。

ツイッターでカフェの存在をツイートした後は、日本人観光客の数も増えたようです。

モンチャーンカフェ(Mongchang Cafe)の席から見える自然

モンチャーンカフェ(Mongchang Cafe)のソファー席

モンチャーンカフェ(Mongchang Cafe)の写真撮影スポット3

カフェ内には沢山の植物が植えられていて、ジャングルのような雰囲気。

そして鳥の巣を模したオブジェなど、様々な撮影スポットが用意されています。

ハイライトは、このカフェにトレッキング中の象が遊びに来てくれること。

これは斬新。パタヤには様々なインスタ映えカフェが存在しますが、象が遊びに来るカフェなんてのはモンチャーンカフェくらいです。

今後は、象乗りトレッキングを楽しむ場所と言うより、このカフェ目的で遊びに行く場所になりそうな予感。

そのくらい面白いカフェでした。

エレファントビレッジへ行く人は、モンチャーンカフェも一緒に楽しみましょう。

カフェの営業時間

無料の駐車場あり。

その他、パタヤには沢山の絶景インスタ映えカフェがあります。パタヤの面白い観光地を探している人は、以下の記事も参考にどうぞ。

パタヤエレファントビレッジへの行き方

パタヤエレファントビレッジは、パタヤビーチから距離約11km、車で約20分ほど離れています。

パタヤビーチ周辺から、エレファントビレッジへ行く方法は以下の2つです。

  • タクシー(もしくはグラブ)を利用する
  • ツアーを利用する

タクシー(もしくはグラブ)を利用する

パタヤビーチ周辺には、以下の写真のようなタクシーを往復チャーターできるタクシーカウンターもしくは旅行代理店がいくつも存在します。

パタヤの旅行代理店

パタヤで旅行者が歩く場所には、探すまでもなく見つかるほどの数があります。

こうしたカウンターでは、自力で交渉するよりも安くタクシーを手配してくれるので、パタヤエレファントビレッジへ行く際は旅行代理店を利用するのがおすすめです。

パタヤビーチ周辺からパタヤエレファントビレッジまでであれば、片道200バーツ程度で手配してくれます。

店舗によっては多少値段が上下するでしょうが、流しのタクシーやソンテウに依頼するより明らかに安いです。

自家用車やレンタルバイクなどの移動手段がない人は、こうしたカウンターでタクシーを往復チャーターしましょう。

もしくは、グラブタクシー(使い方についてはこちら)を利用すると良いです。

ツアーを利用する

パタヤ市内のホテルから往復送迎付きの現地ツアーを利用することも可能です。

>>>パタヤ・エレファントビレッジツアー【ホテル送迎付き】

ただし、日本語ガイドは付きません。現地でのドライバーとのやり取りは英語になります。

とは言え、ツアーであれば宿泊ホテルまで送迎してくれるのでかなり楽です。

パタヤエレファントビレッジの公式サイト

充実した象との触れ合いを求めるならここ!

パタヤエレファントビレッジの象

とても面白い象乗りトレッキング観光地でした。

パタヤにも他にも象乗り体験できるスポットがいくつも存在していますが、象との触れ合いという点では、エレファントビレッジが一番楽しめます。

特にモンチャーンカフェは本当におすすめ。面白いです。モンチャーンカフェ利用目的だけで行くのもありですね。

パタヤで象乗りを体験したい人は是非!

エレファントビレッジを含めた、パタヤのおすすめ観光地については、以下の記事を参考にどうぞ。

パタヤ旅行で絶対に行きたい!海が透き通るほど綺麗な離島「ラン島」の魅力を解説。

パタヤのおすすめホテルまとめ。エリアごとの解説とあわせてコスパの高いホテルを紹介しています。

1 COMMENT

m.naito

この記事を見て2024年4月3日に行ってきました。
1.入場料込みの象乗りは10~15分700バーツ、30分コース、45コースと
  あります。2人で象に乗る場合は600バーツ/人でした。
  それでも記事に有る水の中を通って散歩するのでアユタヤの象乗りと比べても
  面白かったです。尚、記事に有ったタイシルク工場は案内されませんでした。

2.ショーは室内では無く、屋外になっています。11時30分~、13時30分~、
  15時30分~とありますが、何故か行った時は10時からも行われており
  11時30分のショーは何も案内無く15分遅れでスタートしました。
  ショーは30分程度。中国人を意識した内容も有りますが、まぁギリギリ
  終わりまで見ていられます。最後にダンサー達と写真を撮る場合は、100バーツ
  の寄付を求められますので注意下さい。

3.象乗りコースで入場するとモンチャンカフェで飲み物と交換出来るチケットが
  貰えます。コーヒー等が有りますが、パイナップルスムージー、スイカスムージー
  にもチケットが使えます。但し、注文してから20分程度時間が掛かりますので
  注意下さい。

4.平日でしたが、結構人は居ます。2時間チョイ居ましたが、日本人は自分達しか
  居らず、タイ人、中国人(台湾人?)、ベトナム人が殆どです。帰り際にフロント
  で日本人とすれ違う位でした。

5.モータークロスカーも有ります。30分1200バーツでした。

以上です。パタヤに行った際にはお勧め出来る所でしたよ。

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