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(バイヨークスカイホテルの外観)
バンコク随一のショッピング街であるプラトゥーナムという地区に、「バイヨークタワーⅡ」と言う一際目立つ馬鹿高い建物が存在します。
高さ309m。「あべのハルカス」や「横浜ランドマークタワー」以上の高さです。
このバイヨークタワーⅡの17階より上階には、「バイヨークスカイホテル」というホテルが入居しています。
今回の記事はバイヨークスカイホテルの宿泊レポートです。
1泊の宿泊料金は7,000円前後。
- 客室の様子
- ホテル最上階の展望台・スカイバーの様子
- プールやフィットネス施設の様子
- 朝食の内容
- アクセス方法
等、バッチリと取材してきました。宿泊を検討している方は是非参考に。
バイヨークスカイホテル(Baiyoke Sky Hotel)
(バイヨークスカイホテルへの入り口)
バイヨークスカイホテルは、バンコクで3番目の高層ホテルです。
ARL(エアポートレールリンク)のラーチャプラーロップ駅から徒歩たったの5分の場所に位置しています。それでいて、周辺はバンコク随一のショッピング街。
(ホテル周辺は露店やショッピングモールが多くて賑やか)
めちゃくちゃ好立地です。
ホテル最上階には展望台やスカイバー、レストランも併設されています。これだけ良い条件が揃っていながら1泊7,000円前後で宿泊できるのが驚き。
しかも、日本人スタッフもしくは日本語を話せるタイ人スタッフが常駐しています。
施設案内の書類も日本語。海外旅行が初めての人にも優しいです。
筆者もレセプションで朝食追加希望を日本語で対応してもらえたので楽でした。
宿泊料金が安い理由は老朽化が原因だと思う
これだけ条件が揃っているホテルは、バンコクでは1泊1万円はするはず。
であるにも関わらずバイヨークスカイホテルの宿泊料金が安い理由は、筆者は老朽化にあるのでは?と感じました。
バイヨークスカイホテルの開業は1998年。
2010年に一度改築を経ていますが、正直言って客室の雰囲気は「ひと昔前の高級ホテル」に感じられました。
近年開業しているモダンなホテルに比べると、造りが少々古いです。とは言っても、滞在の利便性にはさして影響はない程度。
以下で客室やホテル内設備を詳しくレビューします。
デラックス スカイゾーン(Deluxe Sky Zone)に宿泊!部屋は古いが景色は素晴らしい
今回、筆者が宿泊した客室タイプはデラックス スカイゾーン(Deluxe Sky Zone)。
筆者の部屋階数は54階でした。
部屋の広さは43平米。
この時は、なぜかダブルベッドの他にエキストラベッドが完備されていました。一人での滞在だったんだけどな…
子連れで旅行する人は参考になるかと思います。エキストラベッドを追加すると、上写真のようにダブルベッドの横に1人用のベッドが追加されます。
部屋の広さは43平米なので、子連れでも十分満足できる広さです。
ちょっと古さを感じた
本当に細かい点ですが。エアコンのリモコンが、埋め込みダイヤル式でした。
また、シャワーヘッドが固定式だったり。
カーテンのデザインも古いです。
部屋だけを見ると、ひと昔前のホテルと言った印象。
近年開業しているモダンなホテルに比べると、内装は決してお洒落とは言えません。
とは言え、エアコンはちゃんと稼働します。シャワーはちゃんとお湯が出ます。
あくまでデザインが古いだけ。なのでストレスは感じません。
筆者は「デザインなんで別に古くてもいい!安いなら最高!」という考えなので、大して気になりませんでした。
54階からの景色は素晴らしい
さすが54階からの景色は素敵でした。
下界が全てミニチュアのように小さく見えます。それにしてもバンコクって都会。
バイヨークスカイホテル周辺はバンコク随一のショッピング街。
特に多くの人々が活発的な20:00頃の夜景は素敵でした。
周辺ビル群のネオンが輝き、ライトが灯されたハイウェイには数々の車が走っているのが見て取れます。この素晴らしい景色を独り占めできるのは最高です。
広いバスルーム
バスルームは五つ星ホテル並に広いです。
足を伸ばしてもゆとりがあるバスタブ。
バスタブが大きいと疲れが取れて癒されます。
アメニティ
アメニティは以下内容を完備しています。
- シャワーキャップ
- 耳かき
- 歯ブラシ
- シャンプー
- リンス
- ボディーソープ
- 固形石鹸
残念ながら髭剃りは完備していません。必要な人は持参するか、後述するホテル併設のファミリーマートで購入しましょう。ドライヤーは完備しています。
展望台にスカイバー、コンビニも併設。充実したホテル施設
個人的にバイヨークスカイホテルが面白いなと思ったのは、ホテル施設が充実している点。
展望台やスカイバー、ゴルフレンジまで併設されています。
特に最上階の360度パノラマ展望台は、滞在中に一度は足を運んでおきたいです。
以下で各施設の内容を記載します。
最上階(84階)の360度回転する展望デッキは絶対に行くべし!
84階にある展望デッキは、バイヨークスカイホテルの魅力です。
この展望デッキ、円形になっていて360度ホテル周辺の景色を眺められます。
また、なんと床が回転する仕様になっているため、歩かずとも360度の景色を満遍なく楽しめるのです。
さすがに客室から見る景色より迫力があります。風も感じられて気持ち良いです。
展望デッキの利用は無料なので、滞在時には是非行ってみましょう。
- 月〜金/10:00〜22:30
- 土日/9:30〜22:30
- 最終入場時刻/21:30
83階のスカイバー(The Roof Top Bar)。カップルでの滞在はココへ!
83階にはスカイバーを併設しています。
バンコクにあるその他のルーフトップバーに比べると、椅子やテーブルが光り輝いて派手です。若者向けな雰囲気。
最新のEDMが流れていて、クラブのような感じ。
↓スカイバーを360度見渡せるパノラマ写真。
youtubeチャンネル登録(subscuribe)→ https://goo.gl/pTxlGW バイヨーク スカイ ホテル (Baiyoke Sky Hotel) ★★★★☆ http://www.agoda.com/ja-jp/baiyoke-sky-hotel/hotel/bangkok-th.html?cid=1728977 blog → http://runbkk.net #BaiyokeSkyHotel #rooftopbar #bangkok #thailand #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
全面に窓ガラスがはめ込まれているため、風はありません。
しかし、ここでお酒を飲みながら見る夜景は、展望台や部屋から見る景色と違って、よりロマンチック。
(スカイバーから見えるバンコクの夜景)
カジュアルな雰囲気なので、「試しに1杯飲むだけ」と言った具合で気軽に行けます。
ビール1本150バーツ程度です。予算は低めでOK。1,000バーツもあれば事足ります。カップルで滞在する人は是非行ってみましょう。
毎日17:00〜1:00
入場の際は以下のドレスコード3点に注意して下さい。
- ハーフパンツ禁止
- サンダル禁止
- 過度に肌を露出した服装禁止
ホテル内レストランは団体客が多いので利用価値は低い
ホテル内上層階には複数のレストランが併設されています。が、中国人と思われる団体客があまりにも多いため、わざわざ利用しなくていいでしょう。
筆者が足を運んだ時も、座る場所がないくらい大勢の中国人観光客がいました。
レストランの造りも安っぽい上に、バイヨークスカイホテル周辺にはいくらでも食事できる場所があります。
20階にはプールとフィットネスジム
大きなホテルですが、意外にもプールは小さめ。
雰囲気も何だか安っぽいです。プールにはあまり期待しない方が良いでしょう。”一応ある”という感じです。
フィットネスジムには筋トレマシンやジョギングマシーン、ダンベルやシートがあります。街中の有料ジムほどではありませんが、全然満足できるレベル。
17階にはファミリーマート(24時間営業)とゴルフレンジ
滞在中、何度も本当に便利だなと思ったのが、17階に併設されているファミリーマート。
24時間営業なのはもちろん、アルコール類やタバコ、日用品など全て売られています。
バイヨークスカイホテルのような大きなホテルにコンビニを併設しているのは本当に正解。買い忘れがあってもコンビニに行くのが面倒ではありません。
17階にはゴルフレンジも併設。料金は以下の通り。
ゴルフレンジ料金 | |
40級 | 40バーツ |
80級 | 80バーツ |
120級 | 120バーツ |
ゴルフクラブは右利き用・左利き用の両方あります。
ゴルフクラブの利用は無料です。
毎日9:00〜23:00
朝食は世界各国の料理を揃えたビュッフェ。日本食も若干あり
朝食は、以下に記載する2ヶ所にて食べられます。
- 78階/6:00〜10:00
- 81階/7:00〜9:30
今回、筆者が食べたのは78階。
朝食終了時間ギリギリの9:30頃に到着しましたが、料理はちゃんと補充されていて売り切れになっていませんでした。
早起きせずのんびりとご飯を食べたい人は、朝食終了の30分前に行っても大丈夫です。
ビュッフェの料理種類はかなり多いです。
インド料理、アメリカンブレックファースト、中華、タイ料理、日本食など。
日本食は味噌汁や卵焼き、茶碗蒸し、日本の米などがあります。
さすがに日系のホテルより日本食の種類は少ないですが、とりあえず味噌汁があるのはありがたい。
筆者は日本食の他、オムレツやインド料理など色々つまんで楽しみました。
朝から各国の料理を楽しめます。
朝から爽快な景色も楽しめます。
バンコクの空港からバイヨークスカイホテルへの行き方
スワンナプーム国際空港からホテルへの行き方
バイヨークスカイホテルの最寄り駅は、ARL(エアポートレールリンク)のラーチャプラロップ駅(Ratchaprarop)です。
ラーチャプラロップ駅からホテルへの距離は300m、徒歩5分程度。
スーツケースを持っていても歩いていける距離です。
ラーチャプラロップ駅へは、スワンナプーム国際空港からARL(エアポートレールリンク)1本で行けます。
(ピンク色の四角で囲んでいるのがラーチャプラロップ駅。スワンナプーム空港からは6駅)
ラーチャプラロップ駅から300mも歩くのが大変という人は、空港からはタクシーで行きましょう。
以下の記事にて、スワンナプーム国際空港からのタクシーの乗り方・エアポートレールリンク乗り場について詳しく記載しています。
参考にどうぞ。
ラーチャプラロップ駅からバイヨークスカイホテルへの行き方
以下は、ラーチャプラロップ駅からバイヨークスカイホテルまでの地図。
まず、ラーチャプラロップ駅の1番出口を降ります。
1番出口の階段を降りたらUターンします。
階段を降りてUターン後、50mほど歩くと右手に踏切が見えます。
踏切を渡り、右側の歩道を120mほど直進すると、「Soi Ratchaprarop 3」という通りが見えます。
看板もあるのですぐに分かるでしょう。
「Soi Ratchaprarop 3」の看板がある通りを右折します。
「Soi Ratchaprarop 3」の通りを150mほど直進すると、右手にバイヨークスカイホテルの入り口が見えます。
ホテルの入り口。
ドンムアン空港からホテルへはタクシーを利用しよう
ドンムアン空港からバイヨークスカイホテルへは、直通の公共交通機関が存在するものの、最寄りのラーチャプラロップ駅まで3回も乗り換えをしなければいけません。
(ドンムアン空港からラーチャプラロップ駅までの路線図)
飛行機疲れをしていて、かつ重い荷物を持って電車を3回も乗り変えてのアクセスは正直言ってしんどいです。
そのため、荷物を持ってのアクセスはタクシーがベター。
空港からホテルへのタクシー料金は、高速道路利用料を入れて350バーツ程度です。
以下の記事ではドンムアン空港から市内ホテルへのアクセス方法として電車を使った移動方法も記載していますが、個人的にはタクシーでサクッとアクセスするのがおすすめです。
バイヨークスカイホテルでのチェックイン注意事項。JF、喫煙、デポジットについて
(ホテルのチェックインロビーは17階にある)
バイヨークスカイホテルでは
- JFは有料(宿泊部屋にタイ人女性を連れ込むのは1,000バーツ。ただし、ロビーが広いのでコッソリ連れ込める場合もあり)
- デポジットは3,000バーツもしくは日本円で1万円
- 喫煙部屋あり。予約時にリクエストを出しておくと尚良い
上記の通り、JFやデポジットにルールがあります。大型ホテルにしては珍しく喫煙部屋もあり。
JF(ジョイナーフィー)は有料
JFについてはブログ読者からもたまに問い合わせがありますが、基本的に1,000バーツ発生します。
とは言え、大きなホテルゆえに普通にロビーを通り過ごしても、何も言われない時もあります。
こればかりは絶対に通り過ごせるとは言えないので、夜遊び目的で泊まる人は、JFは1,000バーツ発生すると認識しておいた方が良いです。
一応、予約時には滞在人数を2人にして予約しておきましょう。
客室グレードによって階層が異なる
以下は、各客室グレードのフロアガイド
- 64〜74階:客室 デラックススペースゾーン・ジュニアスイートスペースゾーン・スーペリアスイートスペースゾーン
- 46〜63階:客室 デラックススカイゾーン・ジュニアスイートスカイゾーン
- 22〜45階:客室 スーペリアスタンダードゾーン・ジュニアスイートスタンダードゾーン・スーペリアスイートスタンダードゾーン
- 20階:プールとフィットネスジム
- 17階:チェックインカウンター
- 15〜16階:オフィス
- 1〜14階:駐車場
景色を優先したい人は、グレードが上の部屋を予約しましょう。
チェックイン時間は12:00・チェックアウト時間は11:00
客室に空きがあればアーリーチェックイン可能です。
チェックイン・チェックアウト前後には、17階(チェックインカウンターがあるフロア)にて、無料で荷物の預けも可能です。
景色を優先したい人にはおすすめのホテル
上述した通り、客室にはやや古さが感じられるものの、やはり立地・ホテル建物設備・宿泊料金を考えると、おすすめのホテルです。
これで1泊7,000円前後なら安い安い。
最近はこうしたコスパの高いホテルは中国人団体客が増えている一面もあります。
しかし、エレベーターガールやチェックインカウンターなどでスタッフの配置人数を増やしています。
そのため、団体客がいても誘導がスムーズ。
初めてのバンコク旅行にも自信を持っておすすめできるホテルと言えます。
その他、バンコクにある全てのおすすめホテルについては、以下の記事も参考にどうぞ。各エリアの特徴についても、詳しく解説しています。
バイヨークスカイホテル周辺のおすすめショッピングモール「プラチナムファッションモール」はお土産や買い物におすすめです。
バンコクで一番高い展望台。人気の観光スポット「マハナコンタワー」については、以下の記事を参考にどうぞ。
バンコク観光の完全ガイド。初めての旅行で行きたいマストスポットを厳選して紹介しています。
バイヨークスカイホテルに宿泊を考えています。4泊×3部屋です。デポジットは3,000バーツとの事でしたが4泊×3部屋の場合はデポジットの発生金額は幾らになりますか?
>>>Shinさん
1部屋に対してのデポジットが3,000バーツでしたので、9,000バーツになると思います!