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ピンクのガネーシャとは、バンコクの東隣チャチュンサオ県に位置する「ワット サマーン ラッタナーラーム(Wat Saman Rattanaram / วัดสมานรัตนาราม)」という寺院の境内にある巨大なガネーシャ像です。
このガネーシャ像、今やバンコク旅行では鉄板と言えるほどの人気観光地として知られています。その理由は、風変わりな見た目と、とてつもないご利益にあります。
インパクトのある巨大な全長、神様という威厳のある立場でありながら優しいピンク色で、どこか可愛らしいギャップのある見た目…。
この可愛らしい見た目とは裏腹に、授かれるご利益が強烈。
なんと願いごとを通常の3倍のスピードで叶えてくれるのです。この凄まじいご利益が話題を呼び、2015年頃からタイ人のみならず日本人からもパワースポットとして人気を博しています。
また、観光客が押し寄せる鉄板観光地でありながら、境内はB級スポット感満載で「まさにタイの田舎にある寺院」な雰囲気なのも面白いところ。
ピンクのガネーシャへは、バンコクから公共交通機関を使って1時間30分ほどでアクセスできます。
今回の記事では、ピンクのガネーシャを参拝する前に知っておきたい、観光がより面白くなる予備知識として
- ピンクのガネーシャの概要・歴史
- 参拝方法
- バンコクからの行き方方法・帰り方
を詳しく解説しています。
タイのピンクガネーシャ像とは?
ピンクのガネーシャは、上述した寺院「ワット サマーン ラッタナーラーム」の境内にて、故プミポン国王の83歳の誕生日を記念し、2011年に作られた像です。
境内の中心にある巨大な台座の上に鎮座していて、台座の周りにはカラフルな複数のネズミの像が配置されています。
横16メートル x 高さ22メートルの巨大な全長
(後ろから見たピンクのガネーシャ。襟足が個性的)
ピンクのガネーシャの全長は、横16メートル x 高さ22メートル。かなり大きいです。
バンコクの有名寺院ワット・ポーにある涅槃仏が横46メートル x 高さ15メートル。高さだけならワット・ポーの涅槃仏以上の大きさです。
(ワット・ポーの涅槃仏)
ワット・ポーに訪れたことのある人なら、涅槃仏のインパクトはご存知かと思います。
ピンクのガネーシャは、寺院敷地内の屋根もない場所にデンと鎮座しているので、そのインパクトはワット・ポーの涅槃仏並みもしくはそれ以上です。
遠目からでも「おお!あれがピンクのガネーシャか!」とすぐに分かります。
ピンク色である理由
同行したタイ人ガイドに説明してもらったところ、故プミポン国王の「健康の象徴」を表す色であるピンクを採用したとのこと。
2007年、タイでは脳虚血発作のため入院していたプミポン国王が、退院時にピンク色のブレザーを着用されていたことで、ピンク色の服が一時大流行しました。
当時のタイにおいてピンクという色は、プミポン国王の健康を保つパワーを持つ色として認識されていたのです。
そしてこのガネーシャ像にもピンク色が採用されました。当時、プミポン国王がいかに国民から愛されていたのかが分かりますね。
どうしてヒンドゥー教の神ガネーシャがタイで崇拝されているのか
なぜ仏教徒が多い国タイで、ガネーシャ像が崇拝されているのか?
ガネーシャといえば、ヒンドゥー教の神として有名です。ガネーシャ = ヒンドゥー教 = インドというイメージを持っている人は少なくないでしょう。
しかし、タイにおいてガネーシャは、とても身近な神様なのです。
東南アジアでは古来よりインドと盛んに交易を行っていた歴史があり、その影響でインドの文化が色濃く残っているからなのです。日本に中国の文化が根付いているのと同じ感覚ですね。
上記の理由により、タイでは仏教とヒンドゥー教が混同していて、街中では多数のヒンドゥー教施設を見かけます。仏教徒であるタイ人もヒンドゥー教の施設でお参りしている姿を頻繁に見かけます。
(フアイクワンナイトマーケット前にて祀られているガネーシャ)
(エラワン廟にて祀られているブラフマー神像)
タイ旅行の際は是非上記のヒンドゥー教施設にも訪れてみてはいかがでしょうか。タイ寺院とは雰囲気が全く異なっていて面白いです。
B級感満載のワットサマーンラッタナーラーム境内も面白い
ピンクのガネーシャが位置する、ワットサマーンラッタナーラーム(Wat Saman Rattanaram)の境内も、色々な意味でインパクトがあって面白いです。ピンクのガネーシャ参拝後に散策してみましょう。
ちなみに、境内にはは屋台やレストランもあるので、食べ歩きや散策が可能です。
境内の屋台。ほぼタイ語表記のみで英語は通じにくいですが、指差しで色々買えます。タイ風ラーメン(クイッティアオ)などをその場で食べられます。
日本のアニメキャラクター?!なんでもありの境内
まず境内で目に付くのが、祀られている大木や(ちょっとショボい)ゴールデンロック。ちょっとしたテーマパークのような雰囲気。しかし、まだまだこれくらいは序の口。
なんと日本の某アニメキャラクターの像までいます。え、ここって寺院だったよね…?もちろん許可は取っていないでしょう。なんともタイらしい。
大きな龍や阿修羅など、スケールの大きな像も沢山立っています。
なんとヤギや羊に餌をあげられる動物飼育エリアまで…!
実はピンクのガネーシャ以外にも、こうした写真撮影を楽しめるスポット満載なのも観光地として人気の理由です。
境内はそれほど広くはないので、1時間も滞在すれば敷地内は殆ど見て回れます。
ピンクのガネーシャの参拝方法
せっかくピンクのガネーシャを見に行くのであれば、写真に収めるだけでなく、しっかりと参拝しておきましょう。上述したように、きっとご利益に預かれます。
ピンクのガネーシャの参拝方法は以下のとおりです。
❶ お供え物のセットを購入する
最初に、ガネーシャ像の横にある販売所にて、参拝に必要なお供え物のセットを購入します。
販売所を正面に見て、右手にある窓口(上写真)にて、以下の4点セット(20バーツ)を購入します。
- マリーゴールド
- ろうそく
- 線香
- 金箔
参拝セットの購入料金20バーツは、窓口の人に手渡すのではなく、窓口前に並ぶ寄付箱に入れます。
(参拝セット。花はマリーゴールド以外に蘭もある。どちらでもOK)
金箔は上写真のように、各々が包み紙に包まれています。5枚1組がビニールパケに入っています。
❷ ガネーシャ像の向かいにある参拝所でお参り
お参りセットを持って、ガネーシャの向かいに立つ参拝所の中へ入りましょう。
中に入ったら、以下手順で参拝します。
① 参拝所の中にある灯篭で線香に火をつける
灯篭の中に灯っている火を使って、自身の線香に火をつけます。
② 大きなろうそくの火を使い、自身のろうそくにも火をつけます。
火をつけたろうそくは、横にあるろうそく立て(上写真にてピンク色の丸で囲んでいる部分)に立てましょう。
マリーゴールドの花と線香を持って、祈願します。
③ 参拝所の表にある線香立てと花入に、線香と花を添えます。
④ 最後に、参拝所内にある像に5枚の金箔を貼りましょう。
貼る場所に決まりはありません。どこでも良いので、ペタペタと貼っていきましょう。
③ ガネーシャの周りに立っているネズミの耳に願い事を囁く
最後に、ガネーシャ像が横たわる台座周りに立つネズミに願い事を囁きます。
この行為が非常に重要。ネズミに囁くことで3倍速で願い事が叶うと言われているからです。
神話によれば、台座周りに立つネズミ達は、ガネーシャの乗り物でもあり使いでもあるとのこと。
ガネーシャ神はネズミを乗り物にしています。いつも何かを恐れ、せわしなく動くネズミは、私たちの心の象徴です。
一番大きな動物である象の頭を持つガネーシャ神が小さな動物に乗ることの意味は、小さくて落ち着かない心を英知(ガネーシャ神)がコントロールしているという象徴です。
私たちも、感情で揺れ動く心に対し、内側にある英知をいつも忘れなければ、それをコントロールすることができるということです。
(台座の周りに立っているネズミ)
台座の周りには、色違いのネズミが数体立っています。
ガネーシャへの参拝方法として、自分が生まれた曜日の色のネズミの耳に願いごとを囁くという決まりがあります。
タイでは自分が生まれた曜日にちなんだ色が決められています。ピンクのガネーシャに限らずあらゆる寺院で、自分が生まれた曜日にちなんだ仏陀を拝みます。
自分が生まれた曜日を知る方法と、曜日ごとの色については以下を参考に。
>>>生まれた曜日を調べる(生年月日を打ち込むだけで生まれた日の曜日が分かる)
- 日曜:赤色
- 月曜:黄色
- 火曜:ピンク
- 水曜:緑色
- 木曜:オレンジ
- 金曜:青色
- 土曜:紫色
例えば日曜日生まれの人なら、台座周りに立つ赤色のネズミの耳に願い事を囁くというわけです。
願いごとを囁くときは、反対側の耳を塞ぐ
これは行なっているタイ人もいれば行なっていないタイ人もいましたが、ネズミにお願いを囁く際は、反対側の耳を塞ぐのが参拝方法です。
囁いた願い事が反対側の耳から逃げないようにするためです。
最もご利益がある2体の黄色のネズミ
多くのタイ人は、ガネーシャ正面に立つ2体の薄黄色のネズミのみに願い事を囁いています。
(ガネーシャの正面に立つネズミ。ちなみにこのネズミには「ムシカ(タイ語:หนูมุสิกะ)」という名前が付けられている)
同行したタイ人によれば、薄黄色の2体のネズミは「最も金運や仕事運に強い」との言い伝えがあるとのこと。
なので、薄黄色のネズミにお願い事を囁いた方が良いと言われました。
ん?だったら、曜日ごとのネズミに願い事云々〜という話はどうなるんだ?と思いますが、まあこうした観光名所での参拝方法は人それぞれ。
丁寧な作法と神を敬う気持ちがあれば、細かいルールを気にする必要はないでしょう。
本当に3倍速で願いが叶うの?
ピンクのガネーシャが人気を博している大きな理由である、「3倍で願いを叶えてくれる」という話。
タイ人の友人なり知り合いがいる人であれば、一度は聞いたことがあるでしょう。「ピンクのガネーシャって、3倍速で願いを叶えてくれるんでしょ?」と。
しかし、タイ人に上記の質問を投げても「知らない」と答えられた経験がある人は多いはず。
実際、筆者もタイ人ガイドと訪れた際に聞きましたが、ガイドですら「知らない」と言っていました。
実は、この「3倍速で願いを叶えてくれる」という噂。日本人の間だけで流れている都市伝説のようなものなのです。
そこで、確認のため日本語通訳をしているタイ人の方にタイ語Googleでピンクのガネーシャにまつわる記事を検索して頂きましたが、「3倍速」あるいは「高速」で願いを叶えてくれるという記述は存在しませんでした。
英語で検索しても(日本の会社が運営しているサイトを除いて)3倍速の記述は見当たりませんでした。
現地へ行った際も、タイ人ガイドの方を通じてワットサマーンラッタナーラームの僧侶にまで直接聞きましたが「3倍速」という話は存在しないと言われました…。
やはり「3倍速で願いが叶う」という話は、日本人が作り上げた都市伝説の可能性が非常に高いです。
誰かがネットに「3倍速で願いが叶う」と記載したところ、その記事を見た他の誰かが同じように「3倍速で願いが叶う」と書き、それを見た他の誰かが…という流れです。
かくいう筆者も「3倍速で願いが叶う」という書かれてある記事を見て信じていました。そのため当記事タイトルでもそのように記載しています。
(以下記事の著者は、タイ国政府観光庁にまで問い合わせて確認したようですが、「あくまでそういった評判である」というだけで、根拠は示してもらえなかったそうです)
参考
けっして3倍でも高速でも願いが叶わない タイ ワット・サマーンのピンクガネーシャについて泉美咲月の開運は一日にして成らず
根拠がない以上、これは日本人の間だけで流れている誤った情報と考えて良いでしょう。
しかし、多数の願いが叶ったという声も
ただ、「実際に願いが叶った」という声が多いのは確か。ご利益にあずかれるのは間違いないはず。以下は本記事を見てガネーシャ像を参拝した人からのコメント。
夢を叶えるゾウを読んでピンクのガネーシャに逢いに行きたいと思って行ってきました。
神様がポップでピンクなんて!厳かさとはちがうけど懐の深さは感じました。
今回は初めて彼に逢いにバンコクに行きました。
また12月年末年始に来れますように。と、お願いしたら12月の始めと年末に2回逢いに行けることになりました。
ガネーシャありがとう
肝心なのは速さではなく、謙遜に祈りを捧げ、こうした場以外でも神様との縁を大切にする(日々感謝の気持ちを忘れない)ことでしょう。
筆者は、願いが叶うかどうかは神様と己の共同行為による結果だと思ってます。努力の量が多ければ願いが叶うスピードも早くなるし、怠慢を働けば当然遅くなる。それどころか叶わない。
なので謙遜的に願いを捧げましょう!という気持ちが大切なのですね。
お土産はガネーシャ像の台座下にある店で買える
ピンクのガネーシャが横たわっている台座の下はお土産屋になっています。
家庭に置けるサイズの像やガネーシャ柄のボールペンなどが揃っているので、日本へのお土産にいかがでしょうか。何かご利益があるかもしれません。
(ピンクのガネーシャの置物は小さい物で1,600バーツ程度。大きな置物で3,000バーツ、高価な物だと3万バーツ以上の置物もある)
バンコクからワットサマーンラッタナーラームへの行き方
以下はワットサマーンラッタナーラームの場所を記したGoogleMap。
- タイ語 / วัดสมานรัตนาราม หมู่ 11 ตำบลบางแก้ว อำเภอเมืองฉะเชิงเทรา จังหวัดฉะเชิงเทรา 24000
- 英語 / Wat Saman Ratanaram, Moo 11, Bang Kaew Subdistrict, Mueang Chachoengsao District, Chachoengsao Province 24000
バンコクからワットサマーンラッタナーラームへの距離は約90km。車で行くと片道1時間30〜40分かかります。実は意外と遠いのです。
旅行者にとってワットサマーンラッタナーラームへの一番簡単なアクセス方法は、以下の3つ。
- ロットゥーとソンテウを乗り継いで自力で行く
(片道約1時間30分。運賃合計139バーツ) - タクシーを利用する
(片道約800〜1,200バーツ。要往復チャーター) - 送迎付きのツアーを利用する
(旅慣れていない人に一番おすすめ)
タイや海外旅行自体に慣れていない人、滞在時間が短くいため他の観光地も合わせて回りたい人は、ツアーを利用するのがおすすめです。
ある程度海外旅行経験がある人やバックパッカーなどの旅慣れている人は、ロットゥー(ミニバス)とソンテウ、あるいはタクシーを利用すると良いでしょう。
以下で各アクセス方法を詳しく解説しています。
ロットゥーとソンテウを乗り継いで自力で行く
バンコクから自力でワットサマーンラッタナーラームへ行く方法は、以下手順です。
- BTS エカマイ最寄りの東バスターミナルからチャチュンサオバスターミナル行きのロットゥーに乗る
- チャチュンサオバスターミナルからワットサマーンラッタナーラーム行きのソンテウに乗る
① BTS エカマイ最寄りの東バスターミナルからチャチュンサオバスターミナル行きのロットゥーに乗る
(東バスターミナル)
東バスターミナルは、BTS エカマイ(Ekkamai)の2番出口を降りてすぐUターン、直進して3分程度の場所にあります。
チャチュンサオバスターミナル行きのチケットは、東バスターミナル内の18番窓口で買えます。
18番窓口。カタカナで「ガネーシュ(ャ)ピンク」と書かれています。
チャチュンサオバスターミナル行きのチケットは99バーツです。20分〜30分ごとに発車しています。
チャチュンサオバスターミナルまでの所要時間は約1時間です。
② チャチュンサオバスターミナル到着後、ワットサマーンラッタナーラーム行きのソンテウに乗る
(チャチュンサオバスターミナル)
チャチュンサオバスターミナルに到着したら、ワットサマーンラッタナーラーム行きのソンテウに乗り換えます。
ソンテウはバスターミナルの6番乗り口の向かいに停車しています。ソンテウの前にピンクのガネーシャの看板が立っているのですぐにわかるでしょう。
もしソンテウが見つからない場合は、近くの係員にピンクのガネーシャの写真を見せるか、ワットサマーンラッタナーラームのタイ語表記『วัดสมานรัตนาราม』を見せましょう。
ソンテウ乗り場の場所を教えてくれます。
(ワットサマーンラッタナーラーム行きのソンテウ。隣にピンクのガネーシャが書かれた看板がある)
ソンテウの乗車料金は40バーツです。ある程度乗車人数が集まり次第発車します。
ワットサマーンラッタナーラームまでの所要時間は20分〜30分程度です。
ソンテウはワットサマーンラッタナーラーム寺院敷地内のほぼ中心地に到着します。
ソンテウ到着場所。帰りのチャチュンサオバスターミナル行きソンテウも同じ場所から発車するので、場所を忘れないようにしておきましょう。
タクシーでアクセスする(グラブがおすすめ)
一番手っ取り早くて簡単なアクセス方法はタクシー利用です。
ただ、バンコク市街からピンクのガネーシャがあるワットサマーンラッタナーラームまでは、上述したように片道約1時間30分(距離約85km)も離れています。
街中を走る流しのタクシーを停めても乗車拒否される可能性があります(バンコクのドライバーは遠距離走行を嫌がる人が多い)。
また、バンコクのドライバーの中には、バンコク以外の地理に詳しくない人も多いです。
そのため、タクシーで行きたい人はグラブを利用するのがおすすめです。
例えばMRTシーロム周辺からワットサマーンラッタナーラームまでは、グラブであれば800〜1,200バーツ程度。
言うまでもなく日本と比べると激安です。予算がある人ならタクシー利用も良いでしょう。
グラブなら予約前に運賃が確定しているので、流しのタクシーと違って料金交渉やぼったくられる心配はありません。
また、ドライバーの身元が分かっているため、タイに慣れていない人でも安心です。
タクシーでアクセスしたい人はグラブ一択です。
グラブの登録・利用方法については、以下の記事を参考にどうぞ。
【最新版】タイでのグラブ(Grab)徹底ガイド!登録から簡単利用方法まで解説
タクシーは必ず往復チャーターすること
タクシーを捕まえたら、ワット サマーン ラッタナーラームへ行く前に、必ず往復チャーターの交渉をしてください。
なぜなら、ワット サマーン ラッタナーラーム周辺は流しのタクシーがほとんど走っていません。また、グラブタクシー圏外であるため(走っていても台数が少ないため中々捕まらない)、往復チャーターしておかないとタクシーで帰れません。
万が一往復チャーターできなくても、後述しているソンテウとバスでバンコクへ帰れますが、確実にタクシーで帰りたい人は往復チャーターを忘れずに!
ツアーを利用する
ツアーであれば、バンコク市内ホテルからの送迎に加えて、日本語ガイドもいます。
海外旅行に慣れていない人にとっては、最も安心感があるでしょう。
加えて、ツアーではピンクのガネーシャ近辺の観光スポットも回ってくれて、夕方には終わります。
夜からの時間も有意義に使えるので、3泊や4泊などの滞在時間が短い人にはうってつけです。
上記ツアーでは、ピンクのガネーシャに加えて、同じくチャチュンサオにある人気観光地『百年市場』と『ワットソートン』も回ります。
チャチュンサオの巨大な寺院「ワット・ソートン(Wat Sothon Wararam Worawihan)」へ来ました
淡灰色と金色のお堂。他の寺院とは対照的。中も大理石の壁なんかがあって豪華
この寺院では、ゆで卵を奉納するという面白い習慣がありました
バスターミナから黄色のソンテウ8バーツで行けます pic.twitter.com/OcFIqSTj53
? ri-(リー)@タイ一択 (@AsiaThailand208) October 29, 2019
(ワットソートン。チャチュンサオでもっとご利益があると言われる有名寺院)
もし、観光を土日に予定しているのであれば、人気観光地であるタラートロットファイ・ラチャダーとワットパクナムも1日で同時に周るツアーもおすすめです。
催行会社への問い合わせや緊急の連絡も日本語で可能なので、何から何まで安心と言えるでしょう。
(予約後は上写真のバウチャーがメールアドレスに届きます。バウチャーをプリントアウトするかスマホに保存して持参しましょう)
バンコクへの帰り方
ワットサマーンラッタナーラームからバンコクへ帰るには、行きと逆の順序です。
- ワットサマーンラッタナーラームからチャチュンサオバスターミナル行きのソンテウに乗る
- チャチュンサオバスターミナルからバンコク行きのバスに乗る
ワットサマーンラッタナーラームからチャチュンサオ行きのソンテウは、行きのソンテウ到着場所と同じ場所にやってきます。
帰りのソンテウは11:20〜16:50の間、30分おきにワットサマーンラッタナーラームに来ます。最終便は16:50なので要注意。
中にはチャチュンサオバスターミナル行きではなく、チャチュンサオ鉄道駅行きのソンテウも来ます。
乗車前に運転手に「チャチュンサオバスターミナル?」と確認してから乗りましょう。
もしくは、チャチュンサオ鉄道駅に行ってしまい、鉄道でバンコクのファランポーン駅まで帰るのもあり。
ソンテウの乗車料金は、行きと同じで40バーツです。
チャチュンサオバスターミナルのバンコク行きチケット売り場
チャチュンサオバスターミナルに到着したら、15番窓口でバンコク行きロットゥーのチケットを買えます。
15番窓口。
「モーチット」「チャトゥチャック」「東バスターミナル」行きいずれかのチケットが購入可能です。
窓口のタイ語には「หมอชิต(モーチット)」「จตุจักร(チャトゥチャック)」の記載しかありませんが、東バスターミナル行きのチケットも購入できます。
帰りのチケット料金は100バーツです。所要時間は1時間程度を見ておけば良いです。
ワットサマーンラッタナーラームの営業時間
- 毎日8:00〜17:00まで。
- 公式Facebook
一見の価値あり。おすすめ日帰り観光スポット
タイには様々な寺院が存在しますが、ピンクのガネーシャは『面白さ(コミカル)』と『威厳さ』が組み合わさった唯一無二のスポットと言えます。
神と聞くと、どうしても孤高の存在をイメージして遠い存在に感じられますが、ピンクのガネーシャは別です。
神様ですが、すごく親近感を抱けるのが面白いです。
また、参拝者が分かりやすいご利益を授かるという意味でも、一度足を運んで見るべきでしょう。
『夢を叶える象』を読んでから行くと、更に思い入れを持って参拝できます。
(日本でのガネーシャ人気に火をつけた自己啓発本。関西弁を話すガネーシャと主人公のコントみたいなやりとりが面白い)
その他、チャチュンサオにある全てのおすすめ観光地については、以下の記事を参考にどうぞ。
チャチュンサオのおすすめ観光地7スポット。三大ガネーシャに王室寺院。パワースポットだらけの穴場都市。
タイ最大級のガネーシャ像や黄金の寺院、豪華絢爛な王室寺院など、チャチュンサオには見所が多いです。
バンコク旅行で行きたいおすすめ観光地まとめについては、以下の記事も参考にどうぞ。
初めてのバンコクにおすすめの観光地まとめ。市内・郊外どちらも紹介。
バンコクから日帰りで行けるおすすめ観光地のまとめ。
【22選】バンコクからの日帰り旅行おすすめスポット。自力で行ける場所、自家用車が必要な場所に分けて紹介。
神秘的でご利益が授かれるパワースポットが好きな人は、以下の2か所もおすすめ。どちらもバンコク市内にあります。
ワットパクナム観光ガイド。バンコクで訪れるべき美しい仏塔と黄金大仏、行き方と服装も紹介
【割引チケットあり】エラワンミュージアムはバンコク屈指の幻想的な博物館。
バンコクのおすすめホテルまとめ。エリアごとにコスパの良いホテルだけを紹介しています。バンコク旅行を計画している人は是非参考に。
夢を叶えるゾウを読んでピンクのガネーシャに逢いに行きたいと思って行ってきました。
神様がポップでピンクなんて!厳かさとはちがうけど懐の深さは感じました。今回は初めて彼に逢いにバンコクに行きました。また12月年末年始に来れますように。と、お願いしたら12月の始めと年末に2回逢いに行けることになりました。
ガネーシャありがとう
こんにちは
コメント欄に失礼致します。
来年タイへ行こうと思うのですが
お伺いしたいことがあります。
お土産コーナーにあった大きな像の置物の値段は分かりますでしょうか?
もしタイに行った際に購入したいと思っております。
覚えてないですねー。小さい物で1,500バーツだったので、大きい物だと3,000バーツくらいじゃないでしょうか。
こんにちは、先日バンコクに行き、こちらのブログを参考にピンクのガネーシャ見ることができました。ありがとうございます。
現地でのやり取り書いておきます。
ブログを参考に東バスターミナルに到着し、窓口でチケットを購入すると、
受付のおばちゃんがバスチケットに何かメッセージ的なことを記入して渡されタイ語で説明を受ける。
よく話がわからなかったけど
『帰りのバスのチケット売り場は13番か14番だよ』
と親切におしえてくれたみたいです。
ブログでは帰り道のチャチュンサオバスターミナルでの東ターミナル行きバスのチケットの購入窓口は1番2番でしたが、
おそらくターミナルチケット売り場の建物が新築されて、窓口が変更になっていたため、教えてくれたみたいです。
>>>えんぞー様
コメントと情報ありがとうございます。
今後、このブログを見て東バスターミナルから自力でワットサマンラッタナーラームへ行く人のために、帰りのバスチケット購入窓口の情報を変更しておきます。
ありがとうございます。
はじめまして。突然のコメント失礼します。
パタヤからバンコクへの移動途中で寄れたらと考えているのですが、パタヤからチャチュンサオにいく方法をご存じだったりしますでしょうか?
調べてもそのような情報がなく、もし可能であれば教えていただけると嬉しいです!
>>ふーさん
はじめまして。
鉄道でパタヤ駅(GoogleMap)からチャチュンサオ・ジャンクション駅(GoogleMap)まで行くのはどうでしょうか?
タイ国有鉄道のサイトで時刻表を調べると、14:21と16:26パタヤ駅発→16:12と17:36チャチュンサオジャンクション駅着の列車があります。
チャチュンサオジャンクション駅はチャチュンサオバスターミナルから近いです。
なので駅からバスターミナルに行けば、ピンクのガネーシャはじめ、チャチュンサオの名所へはソンテウやトゥクトゥクで大体アクセスできますよ。