アフターコロナの海外旅行はどう変わる?起こりうる4つの変化。

アフターコロナのアイキャッチ画像

新型コロナウイルスの影響で、社会が大きく変わりつつあります。

日常生活においては、リモートワークが当たり前になった人がいるでしょう。飲食店のデリバリー需要が拡大しているのも見て取れます。

コロナウイルスがいつ「収束」するかについては様々な意見がありますが、確実に言えることは、緊急事態宣言が解かれても、ただちに元の日常に戻ることはないという事です。

誰にでも平等にコロナが降りかかる恐れがある以上、継続して「三密」を避け続けなければいけません。

 

コロナの「完全なる終息」には、「集団免疫の獲得」と「ワクチンの普及」が欠かせません。

しかし、終息に必要な時間は2〜3年かかるというのが、多くの専門家の見解です。

 

では、コロナ終息以前に海外旅行が解禁されることは一切ないのでしょうか。

いいえ。筆者は、コロナ終息以前に海外旅行自体は可能になると考えています。

実際、コロナの封じ込めに比較的成功している台湾では、依然いぜんとして出入国は厳格であるものの、国内旅行はすでに再開されています。

参考 清明節の4連休、中・南部への旅行が人気 予約率9割超のホテルも/台湾フォーカス台湾

日本含め、その他の国でも厳格に都市封鎖の措置そちを取っています。

各国は台湾を模範に封じ込めを継続して、経済活動を徐々に緩和させるでしょう。もちろん、経済活動の中には海外旅行も含まれます。

しかし、渡航・来航は国内旅行よりもリスクが高いです。

そのため、コロナが完全に終息するまで、海外旅行の在り方には以下の変化が起こるのではないでしょうか。

  • 厳しい出入国審査が行われる
  • 団体・混載ツアーの廃止
  • 非接触型のレジャー・アウトドア人気が高まる
  • レンタカー・バイクの需要が高まる

厳しい出入国審査が行われる

空港の出入国管理所

日本のパスポートは、ビザ無しでも渡航可能な国・地域が191もある「最強のパスポート」です。

しかし、今後はパスポートのみでの海外への入国は不可能になるかもしれません。外国へ入国する際には「健康証明書」と「健康保険の加入証明書」の提出を必須とするべきです。

東南アジアのタイでは、3月26日の緊急事態宣言の発令以前、上記証明書を提示することによって入国を可としていた期間があります。

(健康証明書は、医療機関が発行する英文の健康証明書。健康保険は海外旅行中の医療費の全額をカバーする10万米ドル相当かそれ以上の物と定めていた)

当時はコロナウイルス診断とあわせて健康証明書発行をできる病院が殆ど無かったため、上記期間中にタイに入国できた日本人はごくわずかでしたが。

今後検査が普及すれば、普及に伴い健康証明書の発行は以前よりも容易にはなるでしょう。

そうなれば、まずは海外旅行再開の展望が開けます。

 

周知のように、新型コロナウイルスは無症状感染者による拡散力が強いウイルスです。

検温や自己申告書の記入だけで入国を認めるのには無理があります。

しかし、最低でも上記証明書の提出を義務化してくれれば、観光客の迎え入れも少しは安心できるでしょう。入国以前に、飛行機等への搭乗前に上記種類の提出を義務化して欲しいです。

ワクチン開発後も、抗体証明書・ワクチン摂取証明書の提示が義務付けられる可能性もあります。

完全なる終息が見えるまで、こうした出入国にあたっての厳しい審査は実施するべきでしょう。

団体・混載ツアーの廃止

団体ツアー客

他の旅行者と移動・観光・宿泊を共にする団体ツアー・混載ツアーの催行さいこうは難しくなるでしょう。

団体ツアーを催行することにより、日本人が他国で感染源になる可能性が高まります。

逆に、外国人の団体ツアー観光客受け入れに賛同できる人は少ないでしょう。インバウンド需要が大きな経済効果をもたらすとは言え。

プライベートツアーは継続できる

しかし、現地ガイド同伴でしか観光できない場所や、公共交通機関ではアクセスできない観光名所は多々存在します。

上記スポットへの観光は、他の旅行客と混載しないプライベートツアーあるいはレンタカー利用で解決できます。

 

団体・混載ツアーのメリットは、1人参加でも他参加者と仲良くなれたり、混載ゆえにツアー料金が安いことです。しかし、今後はこうしたメリットを受けることができません。

人によっては、海外旅行は今までより費用と手間がかかる娯楽になります。

非接触型のレジャー・アウトドア需要が高まる

キャンプ

海外旅行規制が解禁されても、継続して「三密」を避ける必要があります。

たとえ緊急事態宣言が解除されても、完全に終息するまでは都市部や歓楽街での行動には依然いぜん変わりなくリスクが付きまとうからです。

そこで、非接触型レジャーの人気が、これまで以上に高まるのではないでしょうか。

ララ ムクハ テンティッド リゾート カオヤイ(Lala Mukha Tented Resort Khao Yai)のエコサファリテント外観

具体的にはキャンプ・サイクリング・登山など。

各レジャースポットは受け入れ組数に制限をかけるなどの対策を取ります。そうすれば、より三密を排除して安全に楽しめます。

 

また、レジャーの需要増加に伴い、宿泊においてはグランピングのような気軽にアウトドアを楽しめる施設の需要も高まるでしょう。

ララ ムクハ テンティッド リゾート カオヤイ(Lala Mukha Tented Resort Khao Yai)のテント内1

ララ ムクハ テンティッド リゾート カオヤイ(Lala Mukha Tented Resort Khao Yai)のテント

(タイのカオヤイにあるグランピングリゾート。「ララ ムクハ テンティッド リゾート カオヤイ」)

 

また、日本では「野外は風通しが良く飛沫感染を予防しやすい」という理由から、キッチンカーを派遣するオープンエアパーティのサービスが開始されています。

参考 企業の屋外イベントにキッチンカー派遣。自宅や会社で気軽に出来る『オープンエアパーティー』 中部経済新聞

今後は渡航先で日本人も楽しめる上記のようなサービスが発達するかもしれません。

レンタカー・バイクの需要が高まる

レンタカー

現地でのレンタカー・バイク需要も高まるでしょう。

多くの人は、これまで現地で鉄道や地下鉄、バス等の公共交通機関を利用して移動していたでしょう。

しかし、上述したようにワクチンあるいは特効薬が普及しない限り、これら公共交通機関は、依然いぜんとして感染のリスクが高い場所です。

バンコクの鉄道車内

(タイ・バンコクの鉄道。マスク着用率は高いが、密閉した空間に多くの人が密集している)

そのため、現地での移動手段にレンタカー・バイクを利用する人は増えるでしょう。

幸いにも、日本での国際免許取得は非常に簡単です。地域の運転免許センター等へ出向きお金を払うだけで即日発行して貰えます。

参考 国際免許の取得方法および、日本の国際免許で運転できる国一覧MOBY(モビー)

筆者もタイで頻繁に車を運転しています。

タイの運転マナーは日本より酷いです(しょっちゅう煽られるし、猛スピードで走る車は多い)。

しかし、日本で頻繁に運転している人であれば、早い段階で順応できます(国によって独自のマナーや交通ルールが存在するので要注意)。

海外での運転は、日本より危険とは言え運転慣れしている人であれば不可能ではありません。

 

また、海外でのレンタカーは簡単です。

日本語でのカスタマーサービスを設けているレンタカー比較&予約サイトは多々存在します。

そして、スマホとネット環境さえあれば、GoogleMapという高性能なNAVIも使用できます。

見知らぬ土地でも迷うことなく運転できれば、旅行はより充実するでしょう。

レンタカー・バイクで自由に海外現地を自由に動き回る旅行者は、今後増えていくのではないでしょうか。

海外旅行は生活に必須

アフターコロナの世界では、リモートやビデオ会議はじめ、日常の全てにおいて急激なオンライン化が進むでしょう。

しかし、誰が何と言おうと旅行はリアルに限ります。動画や写真だけで満足できる旅人はいません。

自身の足でその場の空気感や景色を味わい、五感全てで現地の魅力を体感するのが旅行です。

なので、今後も旅行を求める人が減ることはないでしょう。しかし、旅行の在り方は変わります。

金と手間がこれまで以上にかかることは確かですが、再び海外旅行を楽しみましょう。

サメット島のサンセットスポットから見える夕日

1日も早くコロナが終息することを切に願います。

【関連記事】

筆者が滞在するタイのビーチリゾート「パタヤ」の様子。

非常事態宣言下にあるパタヤ・ビーチロードの様子
コロナによる非常事態宣言下のパタヤの様子。まだビーチロードにはポツポツと人がいる。

コメントを残す

メールアドレスの入力は任意です。(未入力でもコメントできます。)
※コメントは管理者が承認後、掲載されます。