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(上:ワットプラケオ、左下:ワットポー、右下:ワットアルン)
バンコクの三大寺院(ワットプラケオ、ワットアルン、ワットポー)は、タイを代表する観光名所です。
これら三大寺院の観光をなくして、タイ旅行はありえないと言っても過言ではありません。
三大寺院への行き方は至ってシンプルです。
2019年9月29日より正式運行開始したMRTサナームチャイ(Sanam Chai)駅を降りるだけ。駅を出ると、ワットポーは目の前です。
(ピンク色の四角で囲んでいる駅がMRTサナームチャイ)
MRTサナームチャイからワットポーへは、駅を出て一直線へ約300m歩くだけです。
また、バンコク三大寺院はそれぞれ近くに隣接しています。そのため、寺院個々への行き方というよりも、三大寺院周辺の行き方をわかっていれば良いです。
各寺院から寺院へは、徒歩なり渡し船でアクセスできます。
(渡し船についても詳細を後述しています)
その他のアクセス方法は、以下表にまとめているとおりです。
スクンビット界隈 から | カオサン通り から | |
タクシー |
|
|
トゥクトゥク |
|
|
チャオプラヤー エクスプレス |
| × |
バス |
|
|
徒歩 | ×:不可 |
|
ただ、繰り返しになりますがMRTサナームチャイからのアクセスが一番簡単です。
スクンビット界隈から三大寺院へは、タクシーやトゥクトゥクを拾ってアクセスすることもできますが、おすすめはしません。なぜなら、スクビット界隈は渋滞が酷いからです。
また、「三大寺院へ行く=観光客」と認識している運転手は、メーターを使わず高額な運賃を要求してくる可能性が高いです。
(スクンビット通りの渋滞。土日は特にすさまじく、自転車に乗った方が早いのでは?とすら感じる)
路線バスを利用する場合も渋滞に巻き込まれる可能性があります。加えて、路線バスは種類によってはエアコンがないため、とても長時間乗れた物ではありません。選択肢に入れる必要はないでしょう。
カオサン通り周辺に滞在する人は、徒歩でアクセスするのがおすすめです。カオサンから三大寺院への距離はわずか2km程度です。
わざわざタクシーやトゥクトゥクを使う必要はないでしょう。バスも然り。
(カオサン通りとバンコク三大寺院の位置関係)
今回の記事では、上記のおすすめアクセス方法
- MRTサナームチャイから三大寺院への行き方
- チャオプラヤーエクスプレス利用でのアクセス
- カオサン通りから徒歩でのアクセス方法
- 三大寺院の営業時間
- 日本語ガイド + 送迎付きのツアー
を中心に、バンコク三大寺院への行き方を紹介していきます。
一番簡単!MRTサナームチャイから三大寺院への行き方
(MRTサナームチャイ駅)
上述したように、MRTサナームチャイ(Sanam Chai)はワットポーの目の前に位置しています。
MRTサナームチャイの1番出口を出ましょう。駅を出た後、左手に約300m進むとワットポーが見えます。
(駅を出て矢印の方向へ進む)
ワット・プラケオの入り口は1ヶ所のみなので要注意
ワットプラケオは敷地が広い上に、周りを白い城壁で囲まれているため、すぐに発見できます。
しかし、ワットプラケオの入り口は、上地図に記している1ヶ所のみなので要注意。
MRTサナームチャイから歩いてアクセスする場合、約850mほど直進した後、城壁の角を左折します。
(ワットプラケオを囲む白い城壁)
(城壁の角を左折する)
城壁の角を左折すると、ワットプラケオの入り口が見えます。
ワットプラケオの入り口。大勢の観光客が並んでいるので、すぐに分かります。
三大寺院巡りでは、帽子や日傘などの熱中症対策を忘れずに!
MRTサナームチャイからワットプラケオへの距離は、わずか900m(徒歩10分)程度です。
しかし、三大寺院周辺は都心部とは異なり、日陰になるような高い建物や木々は少ないです。そのため、わずか徒歩10分程度とは言え、常に直射日光を浴びることになります。
この直射日光の威力は凄まじく、熱中症対策を何をしていなかった筆者は、まだ31歳ですが「もう歩きたくない」と思うほどヘトヘトになりました。
高齢者であれば倒れてもおかしくない暑さです。
そのため、三大寺院を巡る際は、必ず日傘や帽子などの熱中症対策を忘れずに!
スクンビット界隈からチャオプラヤーエクスプレスを使ったアクセス方法
チャオプラヤーエクスプレスを利用してバンコク三大寺院へアクセスする方法は、以下の手順です。
- BTS サパーンタクシン(Saphan Taksin)へ行く
- BTS サパーンタクシンに隣接しているチャオプラヤーエクスプレスに乗って<N9>THA MAHARAJ(ターマハラート)船着場で降りる
- 船着場から徒歩(所要時間3分程度)
下記で詳しく説明していきます。
BTS サパーンタクシン(Saphan Taksin)へ
BTS サパーンタクシンの場所は、以下バンコクの路線MAPを参考に。
(BTS サパーンタクシンの場所)
アソークやナナ、チットロムなどの繁華街周辺に滞在している人であれば、一度BTS サイアム(Siam)まで行き、BTS シーロム線(バーンワー<Bang Wa>方面)に乗り換えます。
BTS サイアムからBTS サパーンタクシンまでは5駅です。
チャオプラヤーエクスプレスに乗る
BTS サパーンタクシンの2番出口を降りて直進すると、チャオプラヤーエクスプレスの上流方面(三大寺院の方向)行き乗り場があります。
(上流方面行き船乗り場)
チャオプラヤーエクスプレスボートは、ボートが掲げる旗の色によって、運行区間や運行時間が異なります。
ただ、旅行者専用とも言える青色の旗を掲げるチャオプラヤー・ツーリストボートであれば、毎日9:30〜21:30までと長い時間運行している上に、三大寺院へ必ず到着します。
初めての方は青色のチャオプラヤー・ツーリストボートに乗るのが良いでしょう。チャオプラヤー・ツーリストボートのチケット売り場は、船乗り場所に入って奥に進むとあります。
(チケット売り場。上に大きく「CHAO PHRAYA TOURIST BOAT」と書いてある)
チケットの料金は50バーツ。カウンターには、以下の絵付きのルートマップが置いてあるので、行きたいところを指させば、係員がチケットを渡してくれます。
(N9の「THA MAHARAJ(ターマハラート)」へ行く。料金は一律50バーツ。ちなみに、180バーツで1日券も買える)
チケットを購入したら係員がどこで待つかを指示してくれるので、ボート出発時間まで待ちます。
(ボートが到着したら好きな席に座る。景色を楽しめるよう、なるべく窓際に座りたい)
N9の「THA MAHARAJ」までの所要時間は20分〜25分程度。そこまで長い時間ではないですし、大して揺れないので船酔いを心配する必要はないでしょう。
N9の「THA MAHARAJ(ターマハラート)」から歩いて三大寺院へ
チャオプラヤーツーリストボートでは、次の到着地点のアナウンスが流れるので、THA MAHARAJ(ターマハラート)にいつ到着するかはすぐにわかります。
また、殆どの観光客もターマハラートで降ります。
ターマハラートとは、2015年にオープンしたショッピングモールです。船着き場と隣接していて、周辺にはお土産や小腹を満たせそうな出店があるので、ちょっと休憩するのにも良い場所。
(ターマハラート。スターバックスなども入っているので休憩できる)
ターマハラートから三大寺院への距離は400m程度。徒歩にして5分程度です。
まず、ターマハラート船着き場を降りて直進、ターマハラートを出て右折します。
右折後、あらゆる場所にワットプラケオへの方角を示す案内板があります。ワットプラケオまでは、案内板に沿ってほぼ直進するだけです。
(ワットプラケオの場所を示す案内板。近くまで来るとワットプラケオの外壁が見えてくるのですぐにわかる)
カオサン通りから徒歩でアクセスする
(カオサン通り)
カオサン通りと三大寺院は2km弱と近い場所にあります。
徒歩にして10分〜15分程度なので、わざわざタクシーやトゥクトゥクを利用するより徒歩で行くのがおすすめ。
それに、カオサン通りに滞在する人の多くは、バックパッカーなどの節約旅行者になるかと思うので、少しでも旅費を浮かせた方が良いでしょう。
カオサン通りから一番近い寺院もワットプラケオです。
(カオサンからワットプラケオへの地図)
まず、カオサン通りの丁度真ん中あたりにある「KAWIN PLACE」というゲストハウスの敷地内に入ります。
敷地内を突き当たりまで直進したら左折します。
左折して直進後、最初の十字路を右折します。
右折するとラチャダムヌン・クラン(Ratchadamnoen Klang Rd)という大通りに出ます。
ラチャダムヌン・クラン通りに出たら、更に右折して160mほど直進します。
(ラチャダムヌン・クラン通り。ツーリストの姿も多い)
ラチャダムヌン・クラン通りを直進していると、左手に象の頭がついた塔が見えます。この塔が目印。
信号を渡って、塔のある敷地を超えます。
象の塔がある敷地を超えると「Phan Phiphop Lila」と書かれた看板が立つ通りがあります。
この通りを直進すると、ワットプラケオに到着します。
ワットアルンへの行き方(渡し舟に乗る)
冒頭に記載したように、ワットプラケオ・ワットポーがある場所と、ワットアルンがある場所の間にはチャオプラヤー川が流れているので、渡し舟に乗って行き来します。
渡し舟乗り場の名前はターティアン(Tha Tien)です。
渡し船の料金は片道4バーツ。対岸へ渡る所要時間は5分程度です。
(ター・ティアン船着場の場所。丁度、ワットプラケオとワットポーの間の道を進むと船着場がある)
(ター・ティアン船着場。4バーツ支払って船に乗り込む)
船に乗って対岸を渡ったら、ワットアルンは目の前にあります。
帰りは同じ場所からワットプラケオ、ワットポーがある対岸へ渡るので、ワットアルン周辺を散策する方は、船着場の場所を忘れないよう注意しておきましょう。
高齢者や子供が一緒の人は【日本語ガイド + 送迎付きのツアー】がおすすめ
タイが初めての人や海外旅行に慣れていない人の中には、自力でのアクセスに不安を感じる人もいるでしょう。
特に高齢者や小さな子供を同伴する人など。
上記に当てはまる人は、日本語ガイドと送迎が付いて、三大寺院を効率良く回るツアーへの参加がおすすめです。
催行会社への問い合わせや緊急の連絡も日本語で可能なので、何から何まで安心と言えるでしょう。
(予約後は上写真のバウチャーがメールアドレスに届きます。バウチャーをプリントアウトするかスマホに保存して持参しましょう)
ツアーであれば送迎バンで移動するので、アクセス方法を考えなくて良いです。
タイが初めての人でも安心して回れるでしょう。
また、日本語ガイドがいるため、三大寺院の歴史や建築構造の意味など、視覚情報からだけでは分からない予備知識を教えてもらえます。
こうした歴史的建築物の観光は、視覚のインパクトを楽しむのも大事ですが、建築物が建てられた背景や意味を理解する方が、間違いなく楽しめます。
ガイドは写真係にもなってくれます。
海外旅行に慣れていない人は是非ツアーの参加を検討してみてはいかがでしょうか。
三大寺院の開館時間と服装等の注意点
三大寺院の開館時間と入場料金
ワットプラケオ
料金 | 時間 | 休寺日 |
400バーツ | 08:30〜15:30 | 不定休 |
ワットポー
料金 | 時間 | 休寺日 |
100バーツ | 08:00〜16:30 | 年中無休 |
ワットアルン
料金 | 時間 | 休寺日 |
100バーツ | 08:30〜17:00 | 年中無休 |
ワットプラケオを観光する際の服装
ワットプラケオでは、ノースリーブやタンクトップ、短パンやスカートなどの肌を露出する服装での入場を禁止しています。
入り口で服装チェックを行っていて、禁止の服装をしている人は、有料でタイパンツやTシャツ等を購入させられます。
(筆者はハーフパンツで来院したため、タイパンツを200バーツ購入させられた。ナイトマーケットなら100バーツ程度で購入できるので損した気分)
ちなみに、Tシャツは250バーツ、膝下まで隠れるスカートは180バーツ。いずれも街中やナイトマーケットならもっと安い値段で購入できる物です。単純に損するだけなので、服装には気を使って来院しましょう。
バンコク旅行の拠点におすすめ。ライトアップされたワットアルンが望めるホテルについては、以下の記事を参考にどうぞ。
三大寺院を含め、バンコク市内・郊外にある全てのおすすめ観光地については、以下の記事を参考にどうぞ。
バンコク観光のモデルコース。3泊や4泊の旅行を計画している人は、こちらも是非参考にどうぞ。
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今は、ターティアン船着場から、ワット・アルンへの渡し船がないそうです。ターティアン船着場が改装工事をしているそうです。
ワット・ポー側から、ワット・アルンへはどう行ったらいいでしょう?
>>はなえ様
渡し船がないとすれば、タクシーまたはトゥクトゥク等で、ワットアルンの南北に架かるピンカオロードかプラポック橋(phra pok klao)を渡って行くしかないです。
所要時間は15分前後です。