この記事には広告を含む場合があります。広告の場合は、紹介している「商品の購入」「サービスの利用」によって、当サイトに売上の一部が還元されることがあります。
先日、ハングオーバー2という映画を見ました。
内容は、巨大都市バンコクの裏の部分を全うに表現しながらも(ちょっと誇張もしている)、はちゃめちゃなストーリー展開と馬鹿男達の友情が笑わせてくれるという痛快なアクションコメディでした。
作中では度々、有名な観光名所やバンコクならではの「あるある」な光景をかいま見ることができたので、タイ好きな人ならより楽しめる内容になっていると思います。
今回は、そんなハングオーバー2に登場した世界一高いルーフトップバー、スカイバーの「シロッコ(Sirocco)」を紹介します。
スカイバー「シロッコ(Sirocco)」の魅力
スカイバーは、バンコクにあるLebua at State Tower(通称:ルブアホテル)という高層ホテルの屋上に位置するバーです。
世界一高い場所にあるバーとも言われています。
その高さは約247メートル。
東京都庁第一本庁舎の高さが約243メートルなので、更に4メートルも高い場所にバーがあるということになります。
(東京都庁第一本庁舎)
なので肌感覚で言わせてもらうと、とんでもない高さです。
他のブログ等でもスカイバーの紹介については「ロマンティック」とか「夜景が綺麗」とか色々表現されていますが、一言で言うと恐ろしく高いです。
やっぱり夜景が綺麗
(スカイバーから見た夜景)
スカイバーから見るバンコクの夜の顔は本当に美しくて、バンコクが巨大な国際都市だということを改めて気づかされました。
どこの大都市でも夜景が綺麗なのは一緒ですが、バンコクには150メートル以上の高層ビルが50棟以上もあります。
その為、より一層美しさを際立たせているのでしょう。
ちなみに、日本で150メートル以上の高層ビルが50棟以上もある都市は東京だけです。
さらに、150メートル以上の構想ビルが50棟以上ある都市を持つ国というのは、日本、アメリカ、中国、韓国、シンガポール、ドバイ、インド、パナマ、そしてタイの10ヶ国だけなのです。
高層ビルの多さ=経済発展というわけではないのですが、地理的にASEANの中心としてもこれからの経済発展に期待が持たれるバンコクは絶対に一望しておきたいですね。
(小さいながらもアジアティーク ザ リバー フロントの観覧車も見えました。)
そこで飲むお酒はやっぱり美味い
お酒というのは特定の銘柄や種類を除いては、その時の心境や環境で美味しさが変わると思います。
想像してみて下さい。上で書いたような超高層ビルの屋上で飲む酒ってのは格別に美味しいですよね。
夜景とアルコールほど良い組み合わせはないと断言できます。
屋根がない開放感
(バーカウンター。SF映画に出てきそうな作りをしている。)
屋根がない為、風通りがよくかなり涼しかったです。
しかもタイは一年中暑い国なので、季節を気にせず飲みに行けます。
寒がりな方は上に一枚羽織る物があってもいいかもしれませんね。
余談ですが、自分は昔、上で挙げた東京都庁第一庁舎の屋上から、ゴンドラに乗って窓ガラスを清掃する仕事をしていたことがあります。
しかし、冬は地獄のような寒さでした。とても楽しく飲みながらお喋りなんてできたものではありません。
そう考えると、一年中暑いバンコクにはベストなバーでしょう。
バーの様子を360度見渡せるパノラマ写真。
Lebua At State Tower Bangkok #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
Lebua At State Tower Bangkok Thailand #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
ホテルとしても有名
バーだけではなくホテルとして営業していることでも有名です。
ファーストクラス感のある素敵な客室は、非日常感を味わいたい人向け。
その上、宿泊料金は安めなので、バンコクのおすすめホテルランキングには毎回TOP5に入るほどです。
昼観光のメインとなる王宮等へはタクシーで20分程度、夜観光のメインとなるアソーク、ナナへは15分程度なので利便性も非常に高いです。
ホテルの詳細は以下の記事に記載しているので、是非バンコク滞在時のホテル選びの参考にして頂ければと思います。
スカイバーの注意点
スカイバーで注意するべきはドレスコードとドリンクの値段です。ちなみに入場料は一切ありません。
考えるのはオーダーした物だけの料金のみです。
ドレスコード
ドレスコードは以下の3点にさえ注意すれば心配はいりません。
- サンダル禁止
- ハーフパンツ禁止
- 女性のミニスカートも禁止
この3点に気をつけておけば、あとは普段の私服でOKです。
自分はTシャツに長ズボンにスニーカーという普通の格好で行きました。
女性の方でホットパンツを着ていた人もいましたが、ドレスコードをチェックする係員の中には肌を露出しすぎている服装は入場拒否する人もいるので注意が必要です。
ドレスを着ている女性は結構見かけました。女性のドレス姿がまた似合う場所なので最高でしたね。
自分の彼女もドレスを着ていたので、ここぞとばかりに「君のドレス姿はこの夜景によく似合う」とジェントルメンなフレーズを言ってやりました。
返ってきた言葉が「知ってる。てか、カクテル頼んできてくれない?」だったのは良い思い出ですが。
ドリンクの値段
ドリンクは結構高いです。地上の何倍もします。
一杯のビールで400バーツ(約 1,400円)。
カクテルも300バーツ(約1,050円)ほどするので要注意。
値段が書かれてないメニューもあります。
3,000バーツとかするシャンパンとかもあるのではないでしょうか。
自分は彼女に「私がさっき頼んだお酒、値段書いてなかったね♪ニコッ」と言われた時は戦慄が走りました。
幸い700バーツ(約2,450円)だったので大事には至らずに済みましたが。
とにかく予算は多めに用意しておきたいです。
メニューについては、公式サイトも参考にどうぞ。バカ高いです。
予約の有無と席
利用に関して予約は必要ありません。
また、基本的にはスタンディングのみです。ただ、ソファーがいくつか置いてあるので、そちらは空いていたら自由に座って良いです。
スカイバーへの行き方
スカイバーの最寄り駅はBTS サパーンタクシン(Saphan Taksin)です。
(ピンク色の四角で囲んでいる駅がBTSサパーンタクシン)
サパーンタクシン駅周辺の地図
(地図上の赤の星がスカイバーです。拡大して見るとわかりやすいです。アイコンをクリックすると各施設の詳細が出てきます。)
駅からはおおよそ徒歩15分です。3番出口を出て下さい。駅からジャルンクルン通りを歩いて、シーロム通りを目指すと右手にルブアホテルの入り口が見えます。
(地図上、電車のアイコンマークから赤のラインを通って、青のラインまで行く感じです。)
ルブアホテルの入り口。
入ったあとは人の流れにそってエレベーターまで行きましょう。
64階行きのエレベーター。
営業時間
- 毎日16:00〜1:00
- 公式サイト
まとめ
スカイバーはどうだったでしょうか?
結構興味深い場所ですよね。旅行の際は是非足を運んでみてください。
それから、行く前にハングオーバー2を是非ご覧になって下さい。よりスカイバーを楽しめることでしょう。
ハングオーバー以外も面白い!タイが舞台のおすすめ映画については、以下の記事も参考にどうぞ。
バンコクのバイヨークスカイホテルにあるスカイバーについては以下記事も参考にどうぞ。
バイヨークスカイホテルのスカイバー
その他、2020年に開業した「トロピカル」をテーマにした可愛いスカイバー「バーヤード」もおすすめです。バンコク在住者を中心に話題となっています。
また、スカイバーではありませんが、バンコクで最も高い展望台「マハナコンタワー」からの夜景も素晴らしいです。夜景が好きな人、写真を撮るのが好きな人は一見の価値ありの場所です。
スカイバーを含め、バンコクにある全てのおすすめ観光地については、以下の記事を参考にどうぞ。
写真好き必見!バンコクのおすすめインスタ映えスポットを全て紹介。